JP5954383B2 - 組付け部材 - Google Patents

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Description

本発明は、第1部材と第2部材とが組付けされた組付け部材に関するものであり、例えば、車両用計器のケースおよび導光板の組付けに用いて好適である。
従来の組付け部材として、例えば、特許文献1に示されたものが知られている。特許文献1の組付け部材は、車両用計器の見返しがクラスターケースに嵌合組付けされるものとなっている。即ち、見返しの周囲には、クラスターケース側に延設される延設部と、延設部の先端でフック状に形成された爪部とが設けられている。延設部の先端側は、見返しの周囲の外側に向けて傾斜するように形成されている。
一方、クラスターケースには、爪部が貫通される孔部が形成されている。また、クラスターケースには、孔部から見返し側に延びて、延設部を挟むように配置された内側壁と外側壁とが設けられている。
そして、延設部の先端側は、外側壁側に撓むように作用して、爪部が孔部に係合されるようになっている。
このように組付けされた見返しを取外す際には、平板状で且つへの字状に折り曲げられた脱着冶具が使用されるようになっている。脱着冶具を、見返し側から外側壁と延設部との間に差し込んでいくことで、延設部の先端側における外側壁側への撓みを、内側壁側に戻すようにして、孔部に対する爪部の係合を解除するようになっている。
特開平11−314539号公報
しかしながら、上記の特許文献1では、上記のような嵌合構造となっていることより、孔部に対する爪部の係合を解除するために、平板状で且つへの字状に折り曲げられた専用の脱着冶具を準備する必要がある。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、専用の脱着冶具の設定を不要として、簡素な工具で、爪部の係合を解除可能とする組付け部材を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
本発明では、板状に形成された板状部(111)の板厚方向に貫通された嵌合孔(115)を有する第1部材(110)と、
第1部材(110)の一方の面側に対向配置され、嵌合孔(115)に向けて延設される延設部(122)、および延設部(122)の先端部(122a)でフック状に延びる爪部(123)を有する第2部材(120)とを備え、
延設部(122)が嵌合孔(115)を貫通するように挿入されて、爪部(123)が挿入側とは反対側となる嵌合孔(115)の周囲の一部に係合されることで、第1部材(110)と第2部材(120)とが組付けされる組付け部材であって、
延設部(122)は、第2部材(120)の外周部に設けられ、
爪部(123)は、外周部の外側に向けて延びており、
板厚方向に投影するように見たときの嵌合孔(115)の周囲は、爪部(123)が嵌合孔(115)に係合される領域の一部分において、爪部(123)のフック状に延びた爪先端部(123a)よりも外側に張出す張出し部(115a)を有しており、
張出し部(115a)には、板厚方向に貫通する隙間部(200)が形成されており、
第1部材(110)には、張出し部(115a)の張出す先端側において、隙間部(200)と繋がると共に、板状部(111)の板面方向の縦横に拡がって、板厚方向に貫通する除肉部(117)が設けられたことを特徴としている。
この発明によれば、嵌合孔(115)に張出し部(115a)を設けるようにしており、爪先端部(123a)よりも外側となる張出し部(115a)には、板厚方向に貫通する隙間部(200)が形成されている。よって、この隙間部(200)に細い棒状等の工具を挿入して、棒状の工具の先端部にて、爪先端部(123a)の位置を張出し部(115a)の張出し方向とは逆方向に移動させることで、容易に爪部(123)の係合状態を解除することが可能となる。
そして、除肉部(117)によって、隙間部(200)に連続する広い空間を形成することができるので、使用する細い棒状等の工具の大きさ(例えば、外径寸法)の制約を緩和することができ、取外し作業がより容易になる。
このように、本発明では、従来技術のような専用の脱着冶具の設定を不要として、簡素な工具で、爪部(123)の係合を解除可能とすることができる。
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
第1実施形態におけるケースおよび導光板を示す正面図である。 図1におけるII−II部を示す断面図である。 図1におけるIII部を示す拡大図である。 図3におけるIV−IV部を示す断面図である。 図4におけるV方向から見た斜視図である。 図4におけるVI方向から見た延設部の矢視図である。 工具を用いて爪部の係合状態を解除する際の要領を示す説明図である。 第2実施形態におけるケース、リング部材、および導光リングを示す分解斜視図である。 第3実施形態におけるケース、リング部材、および導光リングを示す分解斜視図である。 図9における延設部と嵌合孔とを示す拡大図である。 図10におけるXI−XI部を示す断面図である。 図11におけるXII方向から見た斜視図である。 隙間部および張出部を拡大させた場合を示す説明図である。 第4実施形態の1における嵌合孔を示す斜視図である。 第4実施形態の2における嵌合孔を示す斜視図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
第1実施形態の組付け部材について、図1〜図7を用いて説明する。第1実施形態における組付け部材は、車両用計器(コンビネーションメータ)100におけるケース110と導光板120に適用したものである。
図1において、車両用計器100は、車両走行時における各種情報(例えば、エンジン回転数、車速、各種走行時の情報等)をユーザに表示するものであり、ケース110および導光板120を備えている。導光板120は、ケース110に組付けされている。
ケース110は、車両用計器100の本体部を形成する箱状の部材であり、本発明の第1部材に対応する。ケース110は、例えば、樹脂材から形成されている。ケース110のユーザ側から見た正面形状は、横長の長方形を基本として、上辺部が上側に滑らかに凸となる形状に設定されている。ケース110のユーザ側の部分は、板状に形成された板状部111となっている。そして、板状部111のユーザ側の面はユーザ側面111aとなっている。ユーザ側面111aは、本発明の一方の面に対応する。以下、ユーザ側に対して反対側となる方向を反ユーザ側と表現することとする。
板状部111の左側には、回転計を形成するためのエリアとして、円形の回転計形成部112が設けられている。尚、板状部111の中央には、速度計を形成するためのエリアとして、回転計形成部112よりも一回り大きな円形に形成された速度計形成部112aが設けられている。更に、板状部111の右側には、車両走行時における各種情報を表示する表示部を形成するためのエリアとして、四角形の表示形成部112bが設けられている。
回転計形成部112は、所定直径を有する円形状に形成されたエリアであり、ユーザ側面111aから反ユーザ側にすり鉢状にへこむように形成された傾斜部113と、すり鉢状の一番奥側で板状部111と平行となる底部114とを有している。底部114の中心部には、回転計用指針の回動軸を挿通させるための指針用孔部114aが形成されている。
また、回転計形成部112の円形の周囲には、板状部111の板厚方向に貫通された複数(ここでは3つ)の嵌合孔115が設けられている。そして、板状部111の裏面側には、反ユーザ側に延びる筒状の筒状部116が、板状部111と一体的に形成されている。ユーザ側から見た筒状部116内の形状は、嵌合孔115の形状と同一となっている。つまり、嵌合孔115は、板状部111と筒状部116とを貫通して形成されている。板状部111の裏面側は、本発明の他方の面側に対応する。
上記嵌合孔115の形状は、導光板120の延設部122、および爪部123の形状と深く関係しており、詳細については後述する。
導光板120は、ケース110内の図示しない光源部からの光をユーザ側に導く部材であり、本発明の第2部材に対応する。導光板120は、例えば、透明な樹脂材から形成されている。導光板120は、回転計形成部112の傾斜部113のユーザ側に装着されるようになっている。導光板120の本体部121は、回転計用指針が回動される領域に対応するように形状設定されており、ユーザ側から見た形状がC字状になっている。そして、本体部121の断面形状は、傾斜部113に沿うようにすり鉢状に形成されている。
本体部121の外周部には、反ユーザ側(ケース110の嵌合孔115)に向けて延設される板状の延設部122が一体的に形成されている。延設部122は、例えば、C字状を成す本体部121の両端部と、中間部とに形成されている。延設部122は、反ユーザ側に向けてまっすぐ延びるように形成されている。上記ケース110における嵌合孔115(板状部111および筒状部116)の軸方向長さは、この延設部122の延設長さに対応するように設定されている。
延設部122の延設された先は、先端部122aとなっている。そして、先端部122aには、フック状を成して、本体部121のアウトラインの外側に向けて延びる爪部123が一体的に形成されている。爪部123の先端部は、爪先端部123aとなっている。
また、延設部122において、爪先端部123aとは反対側となる面の一部には、嵌合孔115の内周面に当接するように突出する突出部124が一体的に形成されている。突出部124は、延設部122の付け根部側から延設部122が延設される方向の途中部位まで細長く延びるように、延設部122の幅方向の中央に配置されている。突出部124の先端部は、なだらかな傾斜を有するテーパ部124aとなっている。
ここで、図3に示すように、ユーザ側から投影するように見たときの嵌合孔115の周囲の形状は、爪部123が嵌合孔115に係合される領域(点bと点gとを結ぶ領域)の一部において、爪先端部123aよりも外側に張出す張出し部115a(点c、d、e、fを結ぶ部位)を有するように形成されている。本実施形態では、張出し部115aは、爪部123が嵌合孔115に係合される領域の真ん中に配置されるようにしている。
つまり、嵌合孔115の全体の周囲形状は、図3中の、点a、b、c、d、e、f、g、hを順に繋いだ、凸字状に形成されている。凸字状の飛び出した部位が張出し部115aに対応する。尚、本実施形態では、図5に示すように、筒状部116において、一部、除肉された切欠き部116aが筒状部116の延設方向に設けられている。切欠き部116aは、筒状部116において、嵌合孔115における張出し部115aに対応する部位を形成している。
よって、張出し部115aには、板状部111の板厚方向に貫通する隙間部200が形成されている。つまり、爪先端部123aと張出し部115aとの間には、図3、図4に示すように、ユーザ側から見たとき、反ユーザ側へまっすぐ繋がる隙間部200が形成されている。
ケース110、および導光板120は、上記のように形成されており、以下、ケース110と導光板120との組付け、取外しの要領について説明する。
1.組付け要領
ケース110に導光板120を組付けする場合は、延設部122が、嵌合孔115(板状部111および筒状部116)を貫通するように挿入される。延設部122が嵌合孔115に挿入される際の途中段階からテーパ部124aによって、突出部124の突出側先端部は、滑らかに嵌合孔115の内周面側に移動される。そして、突出部124の突出側先端部は嵌合孔115の内周面に当接しながら挿入されていく。このとき、延設部122の先端側において、突出部124の形成されていない領域は、嵌合孔115内において、突出部124側に撓んで、爪部123が嵌合孔115内を通過していく。
そして、延設部122が嵌合孔115に完全に挿入された後に、爪部123が嵌合孔115から飛び出し、延設部122の先端側の撓みが戻されて、爪先端部123aが筒状部116の先端部における嵌合孔115の周囲の一部(点bと点gとを結ぶ領域)に係合される。この係合によって、ケース110に導光板120が組付けされる。
嵌合孔115には、張出し部115aが設けられているので、爪先端部123aと張出し部115aとの間には、ユーザ側から見たとき、反ユーザ側へまっすぐ繋がる隙間部200が形成されるものとなる。
2.取外し要領
ケース110から導光板120を取外す場合は、図7に示すように、細い棒状の工具として、例えば、小径の精密ドライバー等の先を隙間部200に挿通させる。そして、棒状の工具の先端部にて、爪先端部123aの位置を、張出し部115aの張出し方向とは逆方向に移動させることで、爪部123の係合状態を解除させる。これによって、導光板120をケース110から容易に取外すことが可能となる。
以上のように、本実施形態では、嵌合孔115の爪部123が係合される領域の一部において、張出し部115aを設け、爪先端部123aよりも外側となる張出し部115aには、板状部111の板厚方向に貫通する隙間部200が形成されるようにしている。よって、上記のように隙間部200にユーザ側から細い棒状の工具等を挿入して、棒状の工具の先端部にて、爪先端部123aの位置を張出し部115aの張出し方向とは逆方向に移動させることで、容易に爪部123の係合状態を解除することが可能となる。
つまり、従来技術のような専用の脱着冶具の設定を不要として、簡素な工具で、爪部123の係合を解除可能とすることができる。
また、嵌合孔115における張出し部115aは、爪部123が嵌合孔115に係合される領域の真ん中に配置されるようにしているので、これにより、嵌合孔115に対して爪部123をバランスよく係合させつつ、係合解除用の隙間部200を形成することができる。
また、嵌合孔115を形成するにあたって、板状部111から一体的に延びる筒状部116を形成して、嵌合孔115が筒状部116内に繋がるようにしている。これにより、板状部111の板厚寸法と筒状部116の延設寸法とによって、嵌合孔115の軸方向長さを設定することが可能となる。よって、延設部122の必要とされる長さに応じて嵌合孔115の軸方向長さを設定するにあたって、単純に板状部111の板厚を全体的に厚くすることなく対応することが可能となる。
また、延設部122に、突出部124を設け、突出部124の突出側先端部が嵌合孔115の内周面に当接するようにしている。これにより、嵌合孔115内において、延設部122が、爪部123が延びる方向とは逆となる内周面側に移動しないように、内周面に対する延設部122の位置を規制することができる。よって、ケース110と導光板120とを組付けた状態で、延設部122が嵌合孔115内で移動して、爪部123の係合が外れてしまうことを防止できる。
(第2実施形態)
第2実施形態を図8に示す。第2実施形態は、ケース110に、導光リング120Aを装着するためのリング部材130が組付けされるものとしている。本実施形態では、ケース110が本発明の第1部材に対応し、リング部材130が本発明の第2部材に対応する。
ケース110の回転計形成部112の周囲には、嵌合孔115が複数設けられている。嵌合孔115は、張出し部115aを有しており、その構造は、上記実施形態と同一である。
導光リング120Aは、透明な樹脂材から形成されて、ケース110内における図示しない光源部からの光を回転計形成部112の周囲に導くものとなっている。導光リング120Aによって、回転計形成部112の周囲が照明されるようになっている。
リング部材130は、導光リング120Aを固定する部材であり、樹脂材から形成されている。リング部材130は、本体部131、延設部132、および爪部133を有している。本体部131は、リング状部の一端側にフランジ部が設けられて形成されている。延設部132は、本体部131の外周部において、反ユーザ側に延びるように複数設けられている。爪部133は、延設部132の先端部で、本体部131の外周部の外側に向けて延びるように形成されている。また、延設部132には、導光板120の突出部124と同様の突出部が設けられている。
延設部132および爪部133の構造は、上記第1実施形態の延設部122および爪部123の構造と同一である。
本実施形態においても、嵌合孔115に設けた張出し部115aにより、隙間部200を形成することができ、上記第1実施形態と同様に、ケース110に組付けしたリング部材130の取外しを容易に行うことができる。
(第3実施形態)
第3実施形態を図9〜図13に示す。本実施形態は、図9に示すように、ケース110の表示形成部112bにおける液晶ディスプレイ140のユーザ側に設けられるリング部材130、および導光リング120Aに適用したものとなっている。液晶ディスプレイ140は、リング部材130の円形形状内に収まるような四角形を成しており、デジタル表示によって外気温度、走行距離、燃費、走行モード(例えば、ECO、POWER、CHARGE)等の各種走行時の情報を表示する表示部となっている。
本実施形態では、ケース110が本発明の第1部材に対応し、リング部材130が本発明の第2部材に対応すると共に、ケース110が本発明の第1部材に対応し、導光リング120Aが本発明の第2部材に対応する。
リング部材130は、上記第2実施形態で説明したものと同様のものである。リング部材130の本体部131には、延設部132、および爪部133が形成されている。延設部132には突出部124と同様の突出部が設けられている。本実施形態では、導光リング120Aにも、リング部材130の延設部132、および爪部133と同様の延設部120A1、および爪部120A2が形成されている。延設部120A1、および爪部120A2は、導光リング120Aの周方向に複数設けられている。延設部120A1には突出部124と同様の突出部が設けられている。
延設部132、120A1は、嵌合孔115に挿入されて、爪部133、120A2が嵌合孔115の周囲の一部に係合されることで、リング部材130および導光リング120Aは、ケース110に組付けされるようになっている。
本実施形態は、図9、図10、図12に示すように、上記第1、第2実施形態に対して、嵌合孔115における張出し部115aの位置を、爪部133、120A2が嵌合孔115に係合される領域の端に配置するようにしたものとなっている。ここでは、嵌合孔115は、ユーザ側から投影して見たときに、L字状に形成されたものとなっている。
本実施形態においては、張出し部115aによる隙間部200、および筒状部116における切欠き部116aは、爪部133、120A2が係合される領域の端の位置となっている。しかしながら、基本的な係合、および係合解除にかかる思想は上記第1、第2実施形態と同一であり、ケース110から導光板120を取外す際に、容易に爪部123の係合を解除することができる。
本実施形態のように、張出し部115aを爪部133、120A2が係合される領域の端の位置とした場合には、以下のメリットが得られる。即ち、図13に示すように、爪部133に必要とされる幅寸法を所定寸法に設定した際に、第1、第2実施形態とは異なり、嵌合孔115および張出し部115aの幅方向の寸法を延設部132から離れる方向(図13中の矢印方向)に自由度をもって拡大設定することが可能となる。これによれば、隙間部200の面積をより大きくすることができるので、ケース110からリング部材130、導光リング120Aを取外す際に使用する細い棒状の工具の大きさ(例えば、外径寸法)の制約を緩和することができ、取外し作業がより容易になる。
(第4実施形態)
第4実施形態の嵌合孔115を図14、図15に示す。本実施形態の嵌合孔115は、上記第1〜第3実施形態における嵌合孔115に除肉部117を追加したものである。
除肉部117は、ケース110の板状部111に形成されており、張出し部115aの張出す先端側において、隙間部200と繋がるように、且つ、板状部111の板面方向の縦横に拡がるようにして、板厚方向に貫通されるものとして形成されている。本実施形態では、除肉部117の幅方向(縦)の寸法は、筒状部116の外側壁面の位置に一致させている。また、除肉部117の幅方向に直交する方向(横)の寸法は使用する工具の外径等を考慮した所定の寸法としている。
これにより、除肉部117によって、隙間部200に連続する広い空間を形成することができる。よって、ケース110から導光板120、リング部材130、あるいは導光リング120A等を取外す際に使用する細い棒状の工具の大きさ(例えば、外径寸法)の制約を更に緩和することができ、取外し作業がより容易になる。
(その他の実施形態)
上記各実施形態では、延設部122、132、120A1の延設長さに応じて、板状部111に筒状部116を設けて、嵌合孔115を形成するようにした。しかしながら、延設部122、132、120A1の設定される長さ、あるいは板状部111の設定される板厚によっては、筒状部116を廃止して、板状部111のみに嵌合孔115を形成するようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、延設部122、132、120A1に、位置規制用の突出部124を設けるようにしたが、ケース110と導光板120(あるいはリング部材130、導光リング120A)との位置決めが、他の構造で行われるようにすれば、突出部124は、廃止しても良い。
また、上記実施形態では、本発明の組付け部材を車両用計器100のケース110と導光板120、ケース110とリング部材130、あるいはケース110と導光リング120Aに適用したものとして説明した。しかしながら、対象とする部材は、これに限定されることなく、2つの部材から成り、嵌合孔と爪部とによって係合されるものであれば、種々の部材に適用することが可能である。
100 車両用計器
110 ケース(第1部材)
111 板状部
115 嵌合孔
115a 張出し部
116 筒状部
120 導光板(第2部材)
122 延設部
122a 先端部
123 爪部
123a 爪先端部
124 突出部
117 除肉部
200 隙間部

Claims (5)

  1. 板状に形成された板状部(111)の板厚方向に貫通された嵌合孔(115)を有する第1部材(110)と、
    前記第1部材(110)の一方の面側に対向配置され、前記嵌合孔(115)に向けて延設される延設部(122)、および前記延設部(122)の先端部(122a)でフック状に延びる爪部(123)を有する第2部材(120)とを備え、
    前記延設部(122)が前記嵌合孔(115)を貫通するように挿入されて、前記爪部(123)が挿入側とは反対側となる前記嵌合孔(115)の周囲の一部に係合されることで、前記第1部材(110)と前記第2部材(120)とが組付けされる組付け部材であって、
    前記延設部(122)は、前記第2部材(120)の外周部に設けられ、
    前記爪部(123)は、前記外周部の外側に向けて延びており、
    前記板厚方向に投影するように見たときの前記嵌合孔(115)の周囲は、前記爪部(123)が前記嵌合孔(115)に係合される領域の一部分において、前記爪部(123)のフック状に延びた爪先端部(123a)よりも外側に張出す張出し部(115a)を有しており、
    前記張出し部(115a)には、前記板厚方向に貫通する隙間部(200)が形成されており、
    前記第1部材(110)には、前記張出し部(115a)の張出す先端側において、前記隙間部(200)と繋がると共に、前記板状部(111)の板面方向の縦横に拡がって、前記板厚方向に貫通する除肉部(117)が設けられたことを特徴とする組付け部材。
  2. 前記張出し部(115a)は、前記爪部(123)が前記嵌合孔(115)に係合される領域の真ん中に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の組付け部材。
  3. 前記第1部材(110)の他方の面側には、前記板状部(111)から一体的に筒状に延びる筒状部(116)が形成されており、前記嵌合孔(115)は、前記筒状部(116)内に繋がるように形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の組付け部材。
  4. 前記延設部(122)の前記爪先端部(123a)とは反対側となる面の一部には、前記嵌合孔(115)の内周面に当接するように突出する突出部(124)が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の組付け部材。
  5. 前記第1部材(110)は、車両用計器のケース(110)であり、
    前記第2部材(120)は、前記ケース(110)内に設けられる光源部からの光をユーザ側に導く導光板(120)であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の組付け部材。
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