JP5953920B2 - 端子台ブロック - Google Patents

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    • HELECTRICITY
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    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/28Clamped connections, spring connections
    • H01R4/38Clamped connections, spring connections utilising a clamping member acted on by screw or nut

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  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

本発明は端子台ブロック、特に、種々の端子を備えたリード線の全てを接続できる端子台ブロックに関する。
従来、端子台ブロックにリード線を接続する構造としては、例えば、主として欧米で使用されている棒端子を介してリード線を接続する方法(特許文献1参照)、あるいは、主として日本国内で使用されている丸端子を介してリード線を接続する方法(特許文献2参照)、または、撚り線あるいは単線を直接接続する方法が知られている。
US7445487B1 特開2001−85082号公報
しかしながら、従来のいずれの接続方式も、1つの端子台ブロックで全てのリード線を接続できなかった。このため、接続するリード線あるいは端子の形状ごとに端子台ブロックを準備する必要があり、不便であるだけでなく、端子台ブロックの在庫管理に手間がかかるという問題点があった。
本発明は、前記問題点に鑑み、リード線あるいは異なる形状の端子の全てを1台で接続できる端子台ブロックを提供することを課題とする。
本発明に係る端子台ブロックは、前記課題を解決すべく、締め付けネジを介し、固定端子部材と可動端子部材とでリード線の端部を持する子台ブロックにおいて、
第1上面部に嵌合孔を有するともに、前記第1上面部から下方側に延在した第1側面部を介して前記第1上面部と対向する第1下面部を有する第1端子部材と、
ネジ孔を有する第2上面部から下方に延在する第2側面部を介して前記第2上面部と対向する第2下面部を有する第2端子部材と、
前記第1端子部材もしくは第2端子部材と接続された端子部と、
前記第1端子部材の嵌合孔に回動可能に組み付けられ、かつ、前記第2端子部材のネジ孔に螺合可能な締め付けネジとを備え、
前記第1端子部材の前記第1上面部と前記第1下面部との間に、前記第2端子部材の第2上面部を嵌合するとともに、前記第1端子部材の嵌合孔に嵌合した締め付けネジを前記第2端子部材のネジ孔に螺合可能とし
前記締め付けネジを前記ネジ孔に螺合することにより、前記第1端子部材の第1下面部と前記第2端子部材の第2下面部とで、棒端子,撚り線もしくは単線のいずれかを挟持し、または、前記第2端子部材の第2上面部と前記第1端子部材の第1上面部とで、丸端子もしくはY端子のいずれかを挟持する構成としてある。
本発明によれば、可動端子部材の上面部と固定端子部材の上面部とで丸端子,Y端子を持できる一方、可動端子部材の下面部と固定端子部材の下面部とで棒端子、リード線の撚り線、単線を持して電気接続できる。このため、1台の端子台ブロックでリード線および全ての端子を電気接続でき、便利であるとともに、在庫管理が容易になる。
本発明の実施形態としては、前記端子台ブロックが端子台ハウジングを有し、前記端子台ハウジングに、前記リード線,端子を同一方向から挿入できる複数の端子挿入口を設けてもよい。
また、本発明の異なる実施形態としては、前記第2端子部材の第2上面部と前記締め付けネジの下端との間に、端子を挿入可能な間隙を設けておいてもよい。
本発明の他の実施形態としては、前記第1端子部材および前記第2端子部材のいずれか一方が断面コ字形状であり、他方が枠形状であってもよい。
本実施形態によれば、材料取りが容易となり、製造コストの低い端子台ブロックが得られる。
また、本実施形態によれば、端子部材の機械的強度が高く、接続信頼性の高い端子台ブロックが得られる。
本発明の別の実施形態としては、コイルバネで、前記第1端子部材の前記第1上面部を前記第2端子部材の前記第2上面部から引き離すように付勢してもよい。
本実施形態によれば、コイルバネの付勢力で、固定端子部材と可動端子部材および締め付けネジとの間に常に接続スペースが形成されるので、リード線の端子部の挿入が容易となり、作業性の高い端子台ブロックが得られる。
本発明の異なる実施形態としては、前記第1端子部材の前記第1上面部から下方側に延在した突起部を、前記コイルバネに嵌合してもよい。
本実施形態によれば、コイルバネが可動端子部材から脱落しにくくなり、耐振性の高い端子台ブロックが得られるという効果がある。
本発明に係る端子台ブロックの第1実施形態を備えたコネクタ端子台を示す斜視図である。 図1で示したコネクタ端子台の分解斜視図である。 図3A,3Bは図2で示した端子台ブロックの斜視図,分解斜視図である。 図4A,4Bは図3Aで示した端子台ブロックの平面図および右側面図である。 図5A,5Bは図3Aで示した端子台ブロックの左側面図および正面図である。 図6A,6Bは第2実施形態に係る端子台ブロックの斜視図,分解斜視図である。 図7A,7Bは図6Aで示した端子台ブロックの平面図および右側面図である。 図8A,8Bは図6Aで示した端子台ブロックの左側面図および正面図である。 図9Aないし図9Dはリード線の棒端子を接続する方法を説明するための説明図である。特に、図9B、図9Dは図9A、図9Cのネジ部の中心を含む断面図である。 図10Aないし図10Dはリード線の丸端子を接続する方法を説明するための説明図である。特に、図10B、図10Dは図10A、図10Cのネジ部の中心を含む断面図である。 本発明に係る端子台ブロックの第3実施形態を備えたコネクタ端子台を示す斜視図である。 図12A,12Bは図11で示した端子台ブロックの斜視図,分解斜視図である。 図13A,13Bは図12Aで示した端子台ブロックの平面図および右側面図である。 図14A,14Bは図12Aで示した端子台ブロックの左側面図および正面図である。 図15A,15Bは本発明に係る端子台ブロックの第4実施形態を示す斜視図,分解斜視図である。 図16A,16Bは図15Aで示した端子台ブロックの平面図および右側面図である。 図17A,17Bは図15Aで示した端子台ブロックの左側面図および正面図である。 図18Aないし図18Dはリード線の棒端子を接続する方法を説明するための説明図である。特に、図18B、図18Dは図18A、図18Cのネジ部の中心を含む断面図である。 図19Aないし図19Dはリード線の丸端子を接続する方法を説明するための説明図である。特に、図19B、図19Dは図19A、図19Cのネジ部の中心を含む断面図である。
本発明に係る端子台ブロックの実施形態を適用したコネクタ端子台を、図1ないし図19の添付図面に従って説明する。
すなわち、第1実施形態は、図1ないし図5に示すように、DINレール10に沿って、あるいは、直交するように着脱可能なコネクタ端子台20に適用した場合である。
前記DINレール10は、図1に示すように、断面コ字形状の開口縁部から係止用リブ11,12を側方にそれぞれ突出し、後述するコネクタ端子台20を記置可能としたものである。
コネクタ端子台20は、図1および図2に示すように、両端部に端末ブロック27を組み付けて形成したベース21と、前記ベース21の上面開口部を被覆するように組み付けたプリント基板40と、前記プリント基板40に所定の間隔で対向するように立設した側面カバー41,41と、多数本のピン端子43aを突出し、かつ、前記プリント基板40に実装した接続ブロック43と、前記側面カバー41の上端角部に両端部を架け渡し、かつ、回動可能に組み付けられた上面カバー42と、前記プリント基板40に実装され、かつ、前記側面カバー41,41間に隣接するように並設した複数個の端子台ブロック50と、で構成されている。
前記ベース21は、左右対称の階段状の断面を有し、その開口縁部に長手方向に沿って嵌合溝23を有する一方、その底面に不連続な係合溝24を有するとともに、前記嵌合溝23と前記係合溝24との間に連続する係合溝25を平行に設けてある。そして、前記係合溝24,25には、後述する端末ブロック27を抜け止めするための係合凹部24a,25aをそれぞれ設けてある。
また、前記ベース21は、その対向する外側面中央部に、前記DINレール10の係止用リブ11,12に当接可能な接触部22を有するとともに、前記接触部22の両側にガイド溝30を設けてある。そして、前記ベース21は、その下面縁部から前記接触部22に向けて一対の弾性腕部31,31を延在してある。前記弾性腕部31の先端部には、前記ガイド溝30を介して操作可能な操作受け部31aと、前記DINレール10の係止用リブ11,12に係止可能な係止爪部32と、を設けてある。
前記端末ブロック27は、図2に示すように、前記ベース21の端面に突き合わせ可能な正面形状を有し、その両側端面から一対の弾性爪部33を延在してある。また、前記端末ブロック27は、前記ベース21との突き合わせ面に、前記ベース21の係合溝24に挿入され、かつ、係合凹部24aに係合する係合爪部28aと、前記ベース21の係合溝25に挿入され、かつ、係合凹部25aに係合する係合爪部28bと、を側方に突設してある。
端子台ブロック50は、図3ないし図5に示すように、端子台ハウジング51に設けた上下2段で階段状に配置した収納凹部52a,52bに、接点機構部60,70をそれぞれ組み込んだものである。
前記端子台ハウジング51は、その上段平面に操作孔53aを有するとともに、その上段正面に前記収納凹部52aに連通する端子挿入口55a,56aを上下2段に設けてある。また、前記端子台ハウジング51は、その上段平面に操作孔53bを有するとともに、その下段正面に前記収納凹部52bに連通する端子挿入口55b,56bを上下2段に設けてある。また、前記端子台ハウジング51は、前記収納凹部52aに連通する端子溝54aを上下方向に設けてある。
前記接点機構部60は、上面部61a,側面部61bおよび下面部61cからなる枠形状の可動端子部材61と、前記可動端子部材61に嵌合する断面略コ字形状の固定端子部材67と、前記可動端子部材61および固定端子部材67に取り付けられる締め付けネジ65と、で構成されている。
前記可動端子部材61は、その上面部61aに嵌合孔62を設けてあるとともに、舌片63を側方に延在してある。一方、前記固定端子部材67は、その上面部67a,側面部67bおよび下面部67cからなるとともに、前記下面部67cから端子部69を下方側に延在してある。
なお、前記可動端子部材61の嵌合孔62に前記締め付けネジ65の軸部66を挿入した後、プレス加工を加えることにより、前記締め付けネジ65を回動可能に抜け止めしてある。このため、前記締め付けネジ65は空回りするが、前記可動端子部材61と一体に上下動する。そして、前記可動端子部材61に固定端子部材67の上面部67aを嵌合したままの状態で前記収納凹部52aに収納するとともに、前記固定端子部材67の端子部69を端子溝54aに収納する。
前記接点機構部70は、上面部71a,側面部71bおよび下面部71cからなる枠形状の可動端子部材71と、前記可動端子部材71に嵌合する断面略コ字形状の固定端子部材77と、前記可動端子部材71および固定端子部材77に取り付けられる締め付けネジ75と、で構成されている。
前記可動端子部材71は、その上面部71aに嵌合孔72を設けてあるとともに、舌片73を側方に延在してある。一方、前記固定端子部材77は、上面部77a,側面部77bおよび下面部77cからなる断面略コ字形状であり、前記上面部77aに雌ネジ部を形成したネジ孔78を設けてあるとともに、その下面部77cから端子部79を下方側に延在してある。
なお、前記可動端子部材71の嵌合孔72に前記締め付けネジ75の軸部76を挿入した後、プレス加工を加えることにより、前記締め付けネジ75を回動可能に抜け止めする。このため、前記締め付けネジ75は空回りするが、前記可動端子部材71と一体に上下動する。そして、前記可動端子部材71に固定端子部材77の上面部77aを嵌合したままの状態で前記収納凹部52bに収納する。
前記プリント基板40,端子台ブロック50等をベース21に組み付けたコネクタ端子台20を、前記DINレール10に沿って取り付ける場合には、図1に示すように、前記DINレール10に前記ベース21を平行に位置決めする。そして、前記コネクタ端子台20を上方から押し付けることにより、端末ブロック27に設けた前記弾性爪部33が弾性変形する。そして、前記弾性爪部33,33が前記DINレール10の係止用リブ11,12をそれぞれ乗り越えた後、元の形状に弾性復帰し、前記弾性爪部33,33が前記係止用リブ11,12にそれぞれ係止する。
したがって、前記コネクタ端子台20は4本の弾性爪部33で前記DINレール10に支持される。また、前記ベース21の接触部22がDINレール10の係止用リブ11,12に側方から当接可能であるので、より一層確実に脱落を防止できる。
そして、前記DINレール10に沿って取り付けた前記コネクタ端子台20を取り外す場合には、端末ブロック27に設けた一方の弾性爪部33にドライバーの先端を差し込み、捩る。このため、前記弾性爪部33が外方に弾性変形し、前記DINレール10の係止用リブ11,12から外れ、前記コネクタ端子台20をDINレール10から取り外すことができる。
また、前述の第1実施形態の他の使用方法としては、前記DINレール10に直交するように前記コネクタ端子台20を取り付ける方法がある。
すなわち、ベース21の接触部22を前記DINレール10の断面中央に直交するように位置決めし、上方から押し込む。これにより、前記弾性腕部31が弾性変形し、係止爪部32がDINレール10の係止用リブ11,12を乗り越えた後、弾性腕部31が元の形状に弾性復帰する。このため、係止爪部32,32が前記係止用リブ11,12に係止する。
そして、前記DINレール10に前記コネクタ端子台20を直交するように取り付けた場合に、前記コネクタ端子台20を取り外すときは、前記ガイド溝30にドライバーを差し込み、前記弾性腕部31から延在する操作受け部31aを押圧し、前記弾性腕部31を外方に弾性変形させる。このため、係止爪部32,32がDINレール10の係止用リブ11,12から外れ、前記コネクタ端子台20をDINレール10から取り外すことができる。
次に、本実施形態に係るコネクタ端子台20の接点機構部60,70にリード線の端子部を接続する方法について説明する。
例えば、図示しないリード線の棒端子を接続する場合には、下段側に位置する端子挿入口56bに棒端子を挿入し、ついで、操作孔53bを介して締め付けネジ75を固定端子部材77のネジ孔78に螺合する。これにより、可動端子部材71が下降し、可動端子部材71の下面部71cと固定端子部材77の下面部77cとで前記棒端子を持し、電気接続できる。
また、リード線の丸端子を接続する場合には、例えば、下段側の固定端子部材77から操作孔53bを介して締め付けネジ75および可動端子部材71を引き上げた後、下段側の上方に位置する端子挿入口55bに、丸端子を挿入する。ついで、可動端子部材71を下降させた後、締め付けネジ75を固定端子部材77のネジ孔78に螺合することにより、固定端子部材77の上面部77aと可動端子部材71の上面部71aとで前記丸端子を持し、電気接続できる。
本実施形態によれば、可動端子部材61,71が枠形状であるので、機械的強度が高く、接続信頼性の高いコネクタ端子台が得られるという利点がある。
なお、本実施形態では、締め付けネジ75をネジ孔78に螺合することにより、可動端子部材71が可動する例を示したが、前記可動端子部材71を固定し、固定端子部材77が可動するように構成してもよい。
また、端子部79は、必ずしも固定端子部材77から延在する必要はなく、可動端子部材71もしくは固定端子部材77の少なくともいずれか一方と、電気的に接続するように構成してもよい。
第2実施形態に係るコネクタ端子台は、図6ないし図10に示すように、前述の第1実施形態とほぼ同様である。異なる点は、収納凹部52a,52b内に収納したコイルバネ80,80が、可動端子部材61,71の舌片63,73の下面を押し上げ、上方に付勢した点である。
他は前述の第1実施形態と同様であるので、同一部分に同一番号を附して説明を省略する。
本実施形態に係るコネクタ端子台の接点機構部にリード線の端子部を接続する方法について説明する。
例えば、リード線90の棒端子91を接続する場合には、図9A、図9Bに示すように、下段下方側に位置する端子挿入口56bに棒端子91を挿入し、ついで、図9C、図9Dに示すように、操作孔53bを介して締め付けネジ75を固定端子部材77のネジ孔78に螺合する。これにより、可動端子部材71の下面部71cと固定端子部材77の下面部77cとで前記棒端子91を持し、電気接続できる。
また、リード線90の丸端子92を接続する場合には、図10A、図10Bに示すように、下段上方側に位置する端子挿入口55bに、丸端子92を挿入する。ついで、図10C、図10Dに示すように、操作孔53bを介して可動端子部材71を押し下げて下降させた後、締め付けネジ75を固定端子部材77のネジ孔78に螺合する。これにより、固定端子部材77の上面部77aと可動端子部材71の上面部71aとで前記丸端子92を持し、電気接続できる。
本実施形態によれば、可動端子部材61,71が上方に付勢されているので、端子挿入口55a,55b,56a,56bにリード線90の端子部を挿入する場合、可動端子部材61,71および締め付けネジ64,75が固定端子部材67,77から常に浮いた状態にある(図9A,9B,10A,10B)。このため、リード線90が挿入しやすくなり、作業性の高いコネクタ端子台が得られるという利点がある。
第3実施形態に係るコネクタ端子台は、図11ないし図14に示すように、前述の第1実施形態とほぼ同様であり、異なる点は、可動端子部材61,71が断面略コ字形状を有するとともに、その上面部61a,71aから舌片ではなく、突起部61d,71dを下方側に延在した点である。
他は前述の第1実施形態と同様であるので、同一部分に同一番号を附して説明を省略する。
本実施形態によれば、可動端子部材61,71の材料取り,成形が容易となり、生産コストを低減できるという利点がある。
第4実施形態に係るコネクタ端子台は、図15ないし図19に示すように、前述の第3実施形態とほぼ同様である。異なる点は、収納凹部52a,52b内にコイルバネ80,80を収納し、可動端子部材61,71の突起部61d,71dに係合することにより、前記可動端子部材61,71を上方に付勢した点である。
他は前述の第3実施形態と同様であるので、同一部分に同一番号を附して説明を省略する。
本実施形態に係るコネクタ端子台20の接点機構部60,70にリード線を接続方法について説明する。
例えば、リード線90の棒端子91を接続する場合、図18A、図18Bに示すように、下段下方側に位置する端子挿入口56bに前記リード線の棒端子91を挿入する。ついで、図18C、図18Dに示すように、操作孔53bを介して締め付けネジ75を押し下げて固定端子部材77のネジ孔78に螺合すると、可動端子部材71の下面部71cと固定端子部材77の下面部77cとで前記棒端子91を持し、電気接続できる。
また、リード線90の丸端子92を接続する場合、図19A、図19Bに示すように、固定端子部材77から締め付けネジ75が浮き上がっているので、下段上方側に位置する端子挿入口55bに丸端子92を挿入する。ついで、図19C、図19Dに示すように、操作孔53bを介して可動端子部材71を下降させた後、締め付けネジ75を固定端子部材77のネジ孔78に螺合することにより、固定端子部材77の上面部77aと可動端子部材71の上面部71aとで前記丸端子92を持し、電気接続できる。
本実施形態によれば、コイルバネ80が可動端子部材71を上方に付勢しているので、可動端子部材71,締め付けネジ75が固定端子部材77から常に浮いた状態にある(図18)。このため、丸端子92が挿入しやすく、作業性の高いコネクタ端子台20が得られる。
また、コイルバネ80に可動端子部材71の突起部71dが係合しているので、コイルバネ80が脱落しにくくなり、耐振性に優れたコネクタ端子台20が得られるという利点がある。
なお、本実施形態では、例えば、可動端子部材71の下面部71cの外向面および/または固定端子部材77の下面部77cの内向面を、梨地状あるいは突起を設けることにより、接触面積を増大させてもよい。
また、本実施形態では、可動端子部材71の上面部71aの内向面および/または固定端子部材77の上面部77aの外向面を、梨地状あるいは突起を設けることにより、接触面積を増大させてもよい。
前記上段側の端子挿入口55a,56aには、丸端子だけでなく、Y端子を挿入するようにしてもよい。また、下段側の端子挿入口55b,56bには、棒端子だけでなく、撚り線あるいは単線を挿入するようにしてもよい。
したがって、本発明によれば、1台のコネクタ端子台20で、端子部を備えたリード線およびリード線それ自体を全て接続でき、便利であるだけでなく、在庫管理が容易になるという利点がある。
本発明に係るコネクタ端子台は、前述の実施形態に限らず、例えば、支持レールに取り付けないコネクタ端子に適用してもよい。
10:DINレール
11,12:係止用リブ
20:コネクタ端子台
21:ベース
22:接触部
23:嵌合溝
24,25:係合溝
24a,25a:係合凹部
27:端末ブロック
28a,28b:係合爪部
40:プリント基板
41:側面カバー
42:上面カバー
43:接続ブロック
50:端子台ブロック
51:端子台ハウジング
52a,52b:収納凹部
53a,53b:操作孔
54a:端子溝
55a,55b:端子挿入口
56a,56b:端子挿入口
60:接点機構部
61:可動端子部材
61a:上面部
61b:側面部
61c:下面部
61d:突起部
62:嵌合孔
63:舌片
67:固定端子部材
67a:上面部
67b:側面部
67c:下面部
68:ネジ孔
69:端子部
70:接点機構部
71:可動端子部材
71a:上面部
71b:側面部
71c:下面部
71d:突起部
72:嵌合孔
73:舌片
77:固定端子部材
77a:上面部
77b:側面部
77c:下面部
78:ネジ孔
80:コイルバネ
90:リード線
91:棒端子
92:丸端子

Claims (7)

  1. 締め付けネジを介し、固定端子部材と可動端子部材とでリード線の端部を持する子台ブロックにおいて、
    第1上面部に嵌合孔を有するともに、前記第1上面部から下方側に延在した第1側面部を介して前記第1上面部と対向する第1下面部を有する第1端子部材と、
    ネジ孔を有する第2上面部から下方に延在する第2側面部を介して前記第2上面部と対向する第2下面部を有する第2端子部材と、
    前記第1端子部材もしくは第2端子部材と接続された端子部と、
    前記第1端子部材の嵌合孔に回動可能に組み付けられ、かつ、前記第2端子部材のネジ孔に螺合可能な締め付けネジとを備え、
    前記第1端子部材の前記第1上面部と前記第1下面部との間に、前記第2端子部材の第2上面部を嵌合するとともに、前記第1端子部材の嵌合孔に嵌合した締め付けネジを前記第2端子部材のネジ孔に螺合可能とし
    前記締め付けネジを前記ネジ孔に螺合することにより、前記第1端子部材の第1下面部と前記第2端子部材の第2下面部とで、棒端子,撚り線もしくは単線のいずれかを挟持し、または、前記第2端子部材の第2上面部と前記第1端子部材の第1上面部とで、丸端子もしくはY端子のいずれかを挟持することを特徴とする端子台ブロック。
  2. 前記端子台ブロックが端子台ハウジングを有し、
    前記端子台ハウジングに、前記リード線,端子を同一方向から挿入できる複数の端子挿入口を設けたことを特徴とする請求項1に記載の端子台ブロック。
  3. 前記第2端子部材の第2上面部と前記締め付けネジの下端との間に、端子を挿入可能な間隙を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の端子台ブロック。
  4. 前記第1端子部材および前記第2端子部材のいずれか一方が断面コ字形状であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の端子台ブロック。
  5. 前記第1端子部材および前記第2端子部材のいずれか一方が断面コ字形状であり、他方が枠形状であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の端子台ブロック。
  6. コイルバネで、前記第1端子部材の前記第1上面部を前記第2端子部材の前記第2上面部から引き離すように付勢したことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の端子台ブロック。
  7. 前記第1端子部材の前記第1上面部から下方側に延在した突起部を、コイルバネに嵌合したことを特徴とする請求項6に記載の端子台ブロック。
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