JP5953222B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、湿度センサーを備えた画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置として、感光体ドラムに静電潜像を形成し、感光体ドラムに形成した静電潜像を現像してトナー像を得るようにしたものが知られている。このような画像形成装置は、感光体ドラムの表面を帯電させる帯電ローラーや、感光体ドラムの表面にトナーを供給する現像ローラー、および、トナー像を用紙に転写する転写ローラーなどを含む印刷部を備える。そして、画像形成時には、印刷部の各ローラーに対して帯電バイアスや現像バイアスが印加される。
ここで、帯電ローラーや現像ローラーなどの抵抗値は、画像形成装置の周辺湿度によって変化する。このため、従来では、画像形成装置に湿度センサーを設置するとともに、湿度センサーの出力に基づき画像形成装置の周辺湿度を検知し、検知した湿度に応じた印刷設定値(たとえば、帯電ローラーや現像ローラーなどに印加する電圧値)で印刷ジョブを実行している(たとえば、特許文献1参照)。
特開2008−58527号公報
湿度センサーの出力に基づき得られる湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行する構成では、湿度センサーが故障した場合、現在の湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行することができない。このため、湿度センサーが故障した場合には、たとえば、予め定められた固定的な印刷設定値で印刷ジョブが実行される。
しかし、画像形成装置の設置場所によっては、空調がオンオフされるなどすることにより、低温低湿状態になる時間帯があったり高温高湿状態になる時間帯があったりする。したがって、湿度センサーが故障した場合に予め定められた固定的な印刷設定値で印刷ジョブが実行されるようになっていると、現在の湿度に応じた印刷設定値とは掛け離れた印刷設定値で印刷ジョブが実行されてしまうことがある。この場合には、画質が低下するという不都合が生じる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行する構成において、湿度センサーが故障したとしても、画質の低下を抑制することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、日時を計時する計時部と、湿度を検知するための湿度センサーと、1日を予め定められた時間間隔で複数に分割し、分割した各時間帯に湿度センサーの出力に基づき湿度を検知するとともに、湿度センサーの出力に基づき湿度センサーが故障しているか否かを判断する湿度検知部と、湿度検知部が検知した湿度を検知日時と対応付けて記憶する記憶部と、湿度検知部が検知した湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行する印刷部と、を備える。そして、印刷部は、湿度センサーが故障している場合、湿度センサーが故障した日以前に湿度検知部により検知された湿度のうち、現在時刻と同じ時刻を含む検知時間帯に検知された湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行する。
本発明では、湿度センサーが故障している場合、印刷部は、湿度センサーが故障した日以前に湿度検知部により検知された湿度のうち、現在時刻と同じ時刻を含む検知時間帯に検知された湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行する。これにより、低温低湿状態になる時間帯があったり高温高湿状態になる時間帯があったりする場所に画像形成装置が設置されている場合において、湿度センサーの故障により現在の湿度を検知できなかったとしても、現在の湿度に応じた印刷設定値とは掛け離れた印刷設定値で印刷ジョブが実行されるのを抑制することができる。すなわち、画質の低下を抑制することができる。
以上のように、本発明によれば、画像形成装置の周辺湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行する構成において、湿度センサーが故障したとしても、画質の低下を抑制することができる。
本発明の一実施形態による画像形成装置の全体構成図 図1に示した画像形成装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図 図1に示した画像形成装置に設置される湿度センサーの回路構成を説明するための図 図1に示した画像形成装置に設置される湿度センサーの出力波形を説明するための図 図1に示した画像形成装置において印刷ジョブが実行されるときの動作を説明するためのフローチャート
本発明の一実施形態による画像形成装置について、カラーレーザープリンターを例にとって説明する。
(画像形成装置の全体構成)
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置100は、給紙部101、用紙搬送部102、画像形成部103、中間転写部104および定着部105を備える。なお、給紙部101、用紙搬送部102、画像形成部103、中間転写部104および定着部105の各部は印刷ジョブを実行する部分であり、以下の説明では総じて印刷部106と称する場合がある。
給紙部101は、用紙Pを収容するカセット11を含む。そして、給紙部101は、印刷ジョブが実行されると、カセット11内の用紙Pを用紙搬送部102の用紙搬送路PLに供給する。給紙部101には、カセット11内の用紙Pを1枚ずつ引き出すためのピックアップローラー12が設けられている。また、給紙部101には、カセット11内から引き出される用紙Pの重送を抑制しつつ、用紙Pを用紙搬送路PLに供給するためのローラー対13が設けられている。このローラー対13は、給紙ローラーと分離ローラーとで構成される。
用紙搬送部102は、用紙Pを用紙搬送路PLに沿って搬送し、中間転写部104および定着部105を経由して排紙トレイ21に導く。この用紙搬送部102は、用紙搬送路PLに回転可能に設置された搬送ローラー対22を複数含む。また、用紙搬送部102には、搬送中の用紙Pを中間転写部104の手前で待機させ、タイミングを合わせて中間転写部104に送り出すレジストローラー対23も設けられている。
画像形成部103は、4色分のトナー像形成部30(ブラックのトナー像を形成するためのトナー像形成部30Bk、イエローのトナー像を形成するためのトナー像形成部30Y、シアンのトナー像を形成するためのトナー像形成部30C、および、マゼンタのトナー像を形成するためのトナー像形成部30M)を含む。なお、トナー像形成部30Bk、30Y、30Cおよび30Mは、互いに異なる色のトナー像を形成するためのものであるが、いずれも基本的に同様の構造である。したがって、以下の説明では、各色を表す符号(Bk、Y、CおよびM)を省略する。
各色のトナー像形成部30のそれぞれは、感光体ドラム1、帯電装置2、現像装置3およびドラム清掃装置4を有する。また、画像形成部103は、露光装置5を含む。
中間転写部104は、無端状の中間転写ベルト41と、各トナー像形成部30にそれぞれ1つずつ割り当てられた1次転写ローラー42Bk、42Y、42Cおよび42Mとを含む。これら1次転写ローラー42Bk、42Y、42Cおよび42Mは、対応する感光体ドラム1との間で中間転写ベルト41を挟み込んでいるとともに、後述する高圧電源部130から転写電圧が印加されるようになっている。
また、中間転写部104は、駆動ローラー43および従動ローラー44を含む。駆動ローラー43および従動ローラー44は、1次転写ローラー42Bk、42Y、42Cおよび42Mと共に中間転写ベルト41を張架している。これにより、駆動ローラー43が回転駆動することによって、中間転写ベルト41が主走査方向と直交する方向に周回する。さらに、中間転写部104は、2次転写ローラー45を含む。この2次転写ローラー45は、駆動ローラー43との間で中間転写ベルト41を挟み込んでいるとともに、後述する高圧電源部130から転写電圧が印加されるようになっている。
そして、各トナー像形成部30で形成されたトナー像(感光体ドラム1が担持するトナー像)は、1次転写ローラー42Bk、42Y、42Cおよび42Mに転写電圧が印加されることにより、順次、ずれなく重畳して中間転写ベルト41に1次転写される。すなわち、中間転写ベルト41は、各感光体ドラム1からトナー像の転写を受ける。その後、中間転写ベルト41に1次転写されたトナー像は、2次転写ローラー45に転写電圧が印加されることより、用紙Pに2次転写される。
また、中間転写部104は、ベルト清掃装置46も含む。このベルト清掃装置46は、中間転写ベルト41から用紙Pへのトナー像の2次転写の後、中間転写ベルト41の清掃を行う。
定着部105は、用紙Pに転写されたトナー像を加熱・加圧して定着させる。この定着部105は、加熱ローラー51および加圧ローラー52を含む。加熱ローラー51は、ヒーター53を内蔵する。加圧ローラー52は、加熱ローラー51に圧接する。そして、トナー像が転写された用紙Pは、加熱ローラー51と加圧ローラー52との間に形成される定着ニップを通過することで、加熱・加圧される。これにより、用紙Pにトナー像が定着され、印刷が完了する。その後、印刷済みの用紙Pは、排紙トレイ21に送られる。
また、画像形成装置100は、操作パネル107を備える。この操作パネル107は、たとえば、タッチパネル付きの液晶表示部を含む。そして、操作パネル107は、画像形成装置100の状態を示すメッセージを表示したり、印刷ジョブの設定値などの入力を受け付けるソフトキーを表示したりする。また、操作パネル107には、テンキーやスタートキーなどのハードキーも設けられている。
(画像形成装置のハードウェア構成)
図2に示すように、画像形成装置100は、主制御部110を備える。この主制御部110は、CPU111、画像処理部112、記憶部113およびRTC114(本発明の「計時部」に相当)を含む。
画像処理部112は、画像処理専用のASICやメモリーなどからなっており、画像データに対して各種画像処理(拡大/縮小、濃度変換およびデータ形式変換など)を施す。記憶部113は、ROMやRAMなどからなり、たとえば、印刷ジョブの実行に必要なプログラムおよびデータがROMに記憶され、それらプログラムおよびデータがRAMに展開される。RTC(real−time clock)114は、計時専用のチップであり、主電源が切られている間も内蔵電池から電力供給を受けて動作する。
また、主制御部110は、給紙部101、用紙搬送部102、画像形成部103、中間転写部104、定着部105および操作パネル107と接続される。そして、主制御部110は、記憶部113に記憶されたプログラムおよびデータに基づき、画像形成装置100の各部を制御する。
また、主制御部110は、通信部120と接続される。通信部120は、外部装置200とネットワークNTを介して接続され、主制御部110から指示を受け、外部装置200との間で通信する。これにより、外部装置200から送信される画像データに基づき印刷を行うことができる。外部装置200は、たとえば、ユーザー端末やサーバーなどである。
また、主制御部110は、印刷部106のうち高電圧を用いる各部に電圧を印加するための高圧電源部130と接続される。たとえば、高圧電源部130は、主制御部110から指示を受け、帯電装置2(帯電ローラー2a)に対して、直流電圧に交流電圧を重畳した帯電電圧を印加する。
また、主制御部110は、サーミスターなどの温度センサー140と接続され、温度センサー140の出力に基づき画像形成装置100の周辺の温度を検知する。さらに、主制御部110は、湿度センサー150と接続され、温度センサー140および湿度センサー150の各出力に基づき画像形成装置100の周辺の相対湿度を検知する。すなわち、主制御部110は、本発明の「湿度検知部」に相当する。
そして、主制御部110は、画像形成装置100の周辺の相対湿度に応じた印刷設定値(たとえば、印刷部106の各部に供給する電圧値など)を決定する。一例として、低温低湿の環境下においては、帯電ローラー2aが乾燥するので、帯電ローラー2aの抵抗値が上昇し、感光体ドラム1と帯電ローラー2aとの間で放電が起こり難くなる。一方で、高温高湿の環境下においては、帯電ローラー2aが吸湿するので、帯電ローラー2aの抵抗値が低下し、感光体ドラム1と帯電ローラー2aとの間での放電量が増加し易くなる。すなわち、画像形成装置100の設置場所の環境(画像形成装置100の周辺の相対湿度)によって帯電性能が変化し、画質に影響を与える。
このため、主制御部110は、温度センサー140および湿度センサー150の各出力に基づき画像形成装置100の周辺の相対湿度を検知し、検知した相対湿度に基づき帯電ローラー2aに印加すべき帯電電圧を決定する。たとえば、帯電電圧を決定するための情報(テーブルなど)が記憶部113に記憶され、主制御部110は、検知した相対湿度と記憶部113に記憶された情報とを照合して電圧値を決定する。そして、主制御部110は、高圧電源部130に指示し、画像形成装置100の周辺の相対湿度に応じた帯電電圧を帯電装置2に印加させる。
なお、主制御部110は、現像電圧や転写電圧などについても、画像形成装置100の周辺の相対湿度に応じた電圧値を決定し、印加すべき電圧を高圧電源部130に指示する。すなわち、印刷部106は、主制御部110が検知した相対湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行することになる。
(湿度センサーの出力に基づく湿度検知)
図3に示すように、湿度センサー150は、高分子系の抵抗変化型湿度センサーであって、相対湿度が高くなれば抵抗値が小さくなり、相対湿度が低くなれば抵抗値が大きくなるという特性を有する。すなわち、湿度センサー150は、画像形成装置100の周辺の相対湿度によって出力を変動させる。湿度センサー150の構造としては、基板上に形成された一対の櫛型電極が一定のギャップを介して互いに噛み合うように配置され、感湿材料としての高分子膜が塗布されたものとなっている。このような構造により、相対湿度が高くなると、高分子膜の吸湿が多くなることで湿度センサー150の抵抗値が小さくなり、相対湿度が低くなると、高分子膜の吸湿が少なくなることで湿度センサー150の抵抗値が大きくなる。
湿度センサー150に接続される主制御部110は、湿度センサー150を駆動するための駆動電圧を生成する電圧生成部110a、および、湿度センサー150の出力電圧を検知するための電圧検知部110bを有する。電圧生成部110aは、振幅VccのCLK1信号(図4参照)と、CLK1信号に対して極性を反転させたCLK2信号(図4参照)とを出力する。そして、CLK1信号の出力端には、湿度センサー150の一方端が接続され、CLK2信号の出力端には、抵抗R1を介して湿度センサー150の他方端が接続される。すなわち、CLK1信号の出力端とCLK2信号の出力端との間に湿度センサー150および抵抗R1が直列に接続されている。
また、湿度センサー150と抵抗R1との接続点Pには抵抗R2の一端が接続され、抵抗R2の他端は電圧検知部110bに接続されている。すなわち、湿度センサー150と抵抗R1とで分圧された電圧Vhum(図4参照)が湿度センサー150の出力として主制御部110に入力される。なお、抵抗R2の一端には抵抗R3の一端が接続され、その抵抗R3の他端は接地されている。さらに、抵抗R2の他端にコンデンサCの一端が接続され、そのコンデンサCの他端が接地されていることで、ノイズフィルター回路が構成されている。
湿度センサー150の両端に電圧が印加されると、たとえば、図4に示すような波形の電圧Vhumが湿度センサー150から出力される。湿度センサー150から出力される電圧Vhumは、相対湿度に応じて振幅が変化する。そして、主制御部110は、CLK1信号がHレベルの期間における湿度センサー150の出力(電圧Vhum)に基づき相対湿度を検知する。なお、CLK1信号がLレベルの期間における湿度センサー150の出力(電圧Vhum)に基づき相対湿度を検知してもよい。
ここで、湿度センサー150の抵抗値は、相対湿度の変化だけでなく、温度変化にも依存する(温度が高いほど湿度センサー150の抵抗値が小さくなる)。したがって、湿度センサー150の出力だけでは、相対湿度を正確に検知できない。このため、たとえば、湿度センサー150の出力(電圧Vhum)と相対湿度との対応関係が予め定めた温度範囲毎に規定され、湿度変換情報として記憶部113に記憶されている。そして、主制御部110は、温度センサー140および湿度センサー150の各出力を取得し、温度変換情報と照合して相対湿度を検知する。
(湿度センサーの故障検知)
湿度センサー150が故障すると、湿度センサー150の出力(電圧Vhum)が異常な値を示す。たとえば、湿度センサー150が断線した場合には、湿度センサー150の抵抗値が無限大となり、湿度センサー150の出力により示される相対湿度が0%またはその近傍の値(現実にはありえない値)となる。一方で、湿度センサー150が短絡した場合には、湿度センサー150の出力により示される相対湿度が100%またはその近傍の値(現実にはありえない値)となる。そこで、主制御部110は、湿度センサー150の出力が予め定められた電圧範囲から外れたとき(湿度センサー150の出力が現実にはありえない相対湿度を示す値になったとき)、湿度センサー150が故障していると判断する。あるいは、主制御部110は、湿度センサー150の出力により示される相対湿度が急激に変化したとき(たとえば、相対湿度の変化幅が数十%を超えたとき)、湿度センサー150が故障していると判断する。
ただし、湿度センサー150が故障していないにもかかわらず、ノイズなどに起因して湿度センサー150の出力異常が一時的に発生する場合もある。このため、電圧生成部11aは、湿度センサー150の出力が湿度センサー150の故障を示す値になったとき、確認用電圧を湿度センサー150に印加する。たとえば、電圧生成部110aは、通常の湿度検知時には、CLK1信号およびCLK2信号の周波数を1kHzに設定する。そして、電圧生成部110aは、湿度センサー150の出力が異常値になったときには、CLK1信号およびCLK2信号の周波数を2kHzに変更し、さらに、0.5kHzに変更する(湿度センサー150への印加電圧の周波数を段階的に変更する)。すなわち、確認用電圧というのは、通常の湿度検知時に使用する駆動電圧の周波数とは異なる周波数の電圧である。
そして、主制御部110は、湿度センサー150への印加電圧の周波数(1kHz、2kHzおよび0.5kHz)を段階的に変更したときの湿度センサー150の各出力を確認する。ここで、湿度センサー150が実際に故障していれば、湿度センサー150への印加電圧の周波数を変更したとしても、湿度センサー150の各出力は湿度センサー150の故障を示す値となる。したがって、主制御部110は、湿度センサー150への印加電圧の周波数を段階的に変更したときの湿度センサー150の各出力の全てが湿度センサー150の故障を示す値になっている場合に、湿度センサー150が故障していると判断する。すなわち、主制御部110は、通常の湿度検知時に用いる駆動電圧が印加された湿度センサー150の出力が湿度センサー150の故障を示す値となったことに加えて、確認用電圧が印加された湿度センサー150の出力が湿度センサー150の故障を示す値になった場合に、湿度センサー150が故障していると判断する。
(湿度センサーまたは温度センサーが故障したときの印刷ジョブの実行)
主制御部110は、1日を予め定められた時間間隔(たとえば、30分間隔)で複数に分割し、分割した各時間帯に1回ずつ、温度センサー140および湿度センサー150の各出力に基づき画像形成装置100の周辺の相対湿度を検知する。そして、主制御部110は、検知した相対湿度を検知日時と対応付けて記憶部113に記憶させる。たとえば、記憶部113は、複数日分(たとえば、1か月分)の相対湿度を検知日時と対応付けて記憶する。
そして、主制御部110は、印刷ジョブの実行指示を受けたとき、湿度センサー150の出力に基づき、湿度センサー150が故障しているか否かを判断する。そして、主制御部110は、湿度センサー150が故障していないと判断すれば、温度センサー140および湿度センサー150の各出力に基づき画像形成装置100の周辺の相対湿度を検知し、現在の相対湿度に応じた印刷設定値で印刷部106に印刷ジョブを実行させる。
一方で、主制御部110は、湿度センサー150が故障していると判断すれば、故障モードに移行する。故障モードに移行すると、主制御部110は、湿度センサー150が故障した日以前に検知した相対湿度のうち、現在時刻と同じ時刻を含む検知時間帯に検知した相対湿度を抽出し、その抽出した相対湿度に基づき印刷設定値を決定する。すなわち、印刷部106は、湿度センサー150が故障している場合、湿度センサー150が故障した日以前に主制御部110により検知された相対湿度のうち、現在時刻と同じ時刻を含む検知時間帯に検知された相対湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行する。
具体的には、主制御部110は、湿度センサー150が故障した日の前日に検知した相対湿度のうち、現在時刻と同じ時刻を含む検知時間帯に検知した相対湿度に基づき印刷設定値を決定する。言い換えると、主制御部110は、湿度センサー150が故障した日の前日に検知した相対湿度のうち、現在時刻と同じ時刻に最も近い検知時刻(現在時刻と同じ時刻との時間差が最も小さい検知時刻)に検知した相対湿度に基づき印刷設定値を決定する。一例として、現在時刻が10時20分であれば、主制御部110は、前日の10時20分に最も近い検知時刻(たとえば、10時30分)に検知した相対湿度に基づき印刷設定値を決定する。あるいは、主制御部110は、湿度センサー150が故障した日以前に検知した相対湿度のうち、現在時刻と同じ時刻を含む検知時間帯に検知した複数日分(たとえば、1か月分)の相対湿度を平均した平均湿度に基づき印刷設定値を決定する。
ただし、画像形成装置100の設置場所は常に同じ場所とは限らず、設置場所が変更されることがある。このように、画像形成装置100の設置場所が変更されると、空調などの影響により、従前の設置場所と現在の設置場所とで相対湿度に違いが生じる可能性がある。このため、印刷部106は、湿度センサー150が故障している場合、湿度センサー150が故障した日以前に主制御部110により検知された相対湿度のうち、現在の画像形成装置100の設置場所と同じ場所において検知された相対湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行する。
たとえば、主制御部110は、現在の相対湿度と前日の相対湿度との差の絶対値が予め定められた値よりも大きい場合に、画像形成装置100の設置場所が変更された可能性があるとして、画像形成装置100の設置場所を示す情報の取得を操作パネル107に行わせる。あるいは、主制御部110は、長期間(たとえば、1ヶ月間)にわたって画像形成装置100の主電源が切られた状態から主電源が投入された場合に、画像形成装置100の設置場所が変更された可能性があるとして、画像形成装置100の設置場所を示す情報の取得を操作パネル107に行わせる。主制御部110から指示を受けた操作パネル107は、たとえば、画像形成装置100の設置場所を示す情報の入力を受け付けるための受付画面を表示する。このように、画像形成装置100の設置場所を示す情報の入力受付を操作パネル107に行わせる場合には、操作パネル107が本発明の「取得部」に相当する。
これにより、主制御部110が相対湿度を検知したときに、主制御部110により検知された相対湿度を検知日時および画像形成装置100の設置場所と対応付けて記憶部113に記憶させることができる。そして、主制御部110は、湿度センサー150が故障している場合に印刷ジョブの実行指示を受けたとき、湿度センサー150が故障した日以前に検知した相対湿度のうち、現在の画像形成装置100の設置場所と同じ場所において検知した相対湿度に基づき印刷設定値を決定し、その印刷設定値で印刷部106に印刷ジョブを実行させる。
なお、印刷部106は、現在の画像形成装置100の設置場所が前日と同じである場合には、湿度センサー150が故障した日の前日に主制御部110により検知された相対湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行する。さらに、印刷部106は、現在の画像形成装置100の設置場所において主制御部110により検知された相対湿度が記憶部113に記憶されていない場合(記憶部113に記憶された1か月分の相対湿度が現在の画像形成装置100の設置場所とは異なる場所において主制御部110により検知されたものである場合)にも、湿度センサー150が故障した日の前日に主制御部110により検知された相対湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行する。すなわち、印刷部106は、湿度センサー150が故障した日の前日に主制御部110により検知された相対湿度に応じた印刷設定値を優先する。
また、画像形成装置100の周辺の相対湿度は、検知時の天気によっても左右される。このため、印刷部106は、湿度センサー150が故障している場合、湿度センサー150が故障した日以前に主制御部110により検知された相対湿度のうち、現在の天気と実質的に同じ天気のときに検知された相対湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行する。
たとえば、主制御部110は、通信部120に指示し、天気を示す情報をネットワークNTを介して取得させる。この場合には、通信部120が本発明の「取得部」に相当する。あるいは、主制御部110は、操作パネル107に指示し、天気を示す情報の入力受付を行わせ、天気を示す情報を取得させる。この場合には、操作パネル107が本発明の「取得部」に相当する。なお、天気を示す情報に季節を示す情報が付加されていてもよい。
これにより、主制御部110が相対湿度を検知したときに、主制御部110により検知された相対湿度を検知日時および天気(季節)と対応付けて記憶部113に記憶させることができる。そして、主制御部110は、湿度センサー150が故障している場合に印刷ジョブの実行指示を受けたとき、湿度センサー150が故障した日以前に検知した相対湿度のうち、現在の天気(季節)と実質的に同じ天気のときに検知した相対湿度に基づき印刷設定値を決定し、その印刷設定値で印刷部106に印刷ジョブを実行させる。
なお、印刷部106は、現在の天気が前日と同じである場合には、湿度センサー150が故障した日の前日に主制御部110により検知された相対湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行する。また、湿度センサー150が故障した日以前に主制御部110により検知された相対湿度のうち、現在の画像形成装置100の設置場所と同じ場所で、かつ、現在の天気と実質的に同じ天気のときに検知された相対湿度に応じた印刷設定値で印刷部106が印刷ジョブを実行するようになっていてもよい。
ところで、主制御部110は、温度センサー140および湿度センサー150の各出力に基づき、画像形成装置100の周辺の相対湿度を検知する。言い換えると、湿度センサー150が故障していなかったとしても、温度センサー140が故障していれば、正確な相対湿度を検知することができない。
このため、主制御部110は、湿度センサー150が故障していなかったとしても、温度センサー140が故障している場合(温度センサー140の出力が温度センサー140の故障を示す値になった場合)には、温度センサー140が故障した日以前に検知した相対湿度のうち、現在時刻と同じ時刻を含む検知時間帯に検知された相対湿度に応じた印刷設定値で印刷部106に印刷ジョブを実行させる。
以下に、図5に示すフローチャートに沿って、印刷ジョブを実行するときの動作について説明する。
まず、図5のフローチャートのスタート時点では、主制御部110により検知された相対湿度が記憶部113に記憶されているとする。なお、記憶部113に記憶された相対湿度は、検知日時、画像形成装置100の設置場所および天気と対応付けられている。そして、図5のフローチャートは、印刷ジョブの実行指示を受けたときにスタートする。
ステップS1において、主制御部110は、湿度センサー150の出力に基づき、湿度センサー150が故障しているか否かを判断する。その結果、湿度センサー150が故障していなければ、ステップS2に移行する。ステップS2に移行すると、主制御部110は、現在の相対湿度に応じた印刷設定値で印刷部106に印刷ジョブを実行させる。
一方で、ステップS1において、湿度センサー150が故障していると主制御部110が判断した場合には、ステップS3に移行する。ステップS3に移行すると、主制御部110は、湿度センサー150が故障した日以前に検知した相対湿度のうち、現在時刻と同じ時刻を含む検知時間帯に検知した相対湿度を抽出する。たとえば、主制御部110は、湿度センサー150が故障した日の前日に検知した相対湿度のうち、現在時刻と同じ時刻を含む検知時間帯に検知した相対湿度を抽出する。
そして、ステップS4において、主制御部110は、取得した相対湿度に応じた印刷設定値を取得する。その後、ステップS5において、主制御部110は、取得した印刷設定値で印刷部106に印刷ジョブを実行させる。
本実施形態の画像形成装置100は、上記のように、日時を計時するRTC114(計時部)と、相対湿度(湿度)を検知するための湿度センサー150と、1日を予め定められた時間間隔で複数に分割し、分割した各時間帯に湿度センサー150の出力に基づき相対湿度を検知するとともに、湿度センサー150の出力に基づき湿度センサー150が故障しているか否かを判断する主制御部110(湿度検知部)と、主制御部110が検知した相対湿度を検知日時と対応付けて記憶する記憶部113と、主制御部110が検知した相対湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行する印刷部106と、を備える。そして、印刷部106は、湿度センサー150が故障している場合、湿度センサー150が故障した日以前に主制御部110により検知された相対湿度のうち、現在時刻と同じ時刻を含む検知時間帯に検知された相対湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行する。
本実施形態では、湿度センサー150が故障している場合、印刷部106は、湿度センサー150が故障した日以前に主制御部110により検知された相対湿度のうち、現在時刻と同じ時刻を含む検知時間帯に検知された相対湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行する。これにより、低温低湿状態になる時間帯があったり高温高湿状態になる時間帯があったりする場所に画像形成装置100が設置されている場合において、湿度センサー150の故障により現在の相対湿度を検知できなかったとしても、現在の相対湿度に応じた印刷設定値とは掛け離れた印刷設定値で印刷ジョブが実行されるのを抑制することができる。すなわち、画質の低下を抑制することができる。
ここで、画像形成装置100が常に同じ場所に設置されていたとしても、その設置場所における現在の相対湿度と3〜6ヶ月程度前の相対湿度とが大きく異なっている場合がある。そこで、本実施形態では、上記のように、印刷部106は、湿度センサー150が故障している場合、湿度センサー150が故障した日の前日に主制御部110により検知された相対湿度のうち、現在時刻と同じ時刻を含む検知時間帯に検知された相対湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行する。
また、本実施形態では、上記のように、記憶部113は、主制御部110が検知した複数日分(1か月分)の相対湿度を検知日時と対応付けて記憶する。そして、印刷部106は、湿度センサー150が故障している場合、湿度センサー150が故障した日以前に主制御部110により検知された相対湿度のうち、現在時刻と同じ時刻を含む検知時間帯に検知された複数日分の相対湿度を平均した平均湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行する。これにより、現在日を含む複数日間の相対湿度が大きくばらついていたとしても、現在の相対湿度に近い相対湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行することができる。
また、本実施形態では、上記のように、画像形成装置100の設置場所を示す情報を取得する操作パネル107(取得部)を備える。さらに、記憶部113は、主制御部110が検知した相対湿度を検知日時および画像形成装置100の設置場所と対応付けて記憶する。そして、印刷部106は、湿度センサー150が故障している場合、湿度センサー150が故障した日以前に主制御部110により検知された相対湿度のうち、現在の画像形成装置100の設置場所と同じ場所において検知された相対湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行する。これにより、画像形成装置100の設置場所が変更されていたとしても、現在の相対湿度に近い相対湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行することができる。
また、本実施形態では、上記のように、天気を示す情報を取得する通信部120(取得部)または操作パネル107(取得部)を備える。さらに、記憶部113は、主制御部110が検知した相対湿度を検知日時および湿度検知時の天気と対応付けて記憶する。そして、印刷部106は、湿度センサー150が故障している場合、湿度センサー150が故障した日以前に主制御部110により検知された相対湿度のうち、現在の天気と実質的に同じ天気のときに検知された相対湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行する。これにより、天気に起因する相対湿度の変動が大きい場所に画像形成装置100が設置されていたとしても、現在の相対湿度に近い相対湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行することができる。
また、本実施形態では、上記のように、湿度センサー150を駆動するための駆動電圧を生成して湿度センサー150に印加する電圧生成部110aを備え、その電圧生成部110aは、駆動電圧が印加された湿度センサー150の出力が湿度センサー150の故障を示す値になった場合、駆動電圧とは異なる周波数の確認用電圧を湿度センサー150に印加する。そして、主制御部110は、駆動電圧が印加された湿度センサー150の出力が湿度センサー150の故障を示す値になったことに加えて、確認用電圧が印加された湿度センサー150の出力が湿度センサー150の故障を示す値になった場合に、湿度センサー150が故障していると判断する。このように、駆動電圧印加時の湿度センサー150の出力および確認用電圧印加時の湿度センサー150の出力の両方に基づき湿度センサー150が故障しているか否かの検知を行うことによって、誤検知を低減することができる。
今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
100 画像形成装置
106 印刷部
107 操作パネル(取得部)
110 主制御部(湿度検知部)
110a 電圧生成部
113 記憶部
114 RTC(計時部)
120 通信部(取得部)
150 湿度センサー

Claims (5)

  1. 日時を計時する計時部と、
    温度を検知するための温度センサーと、
    湿度を検知するための湿度センサーと、
    画像形成装置の設置場所を示す情報を取得する第1取得部と、
    1日を予め定められた時間間隔で複数に分割し、分割した各時間帯に前記温度センサーと前記湿度センサーの各出力に基づき相対湿度を検知するとともに、前記湿度センサーの出力に基づき前記湿度センサーが故障しているか否かを判断する湿度検知部と、
    前記湿度検知部が検知した相対湿度を検知日時および画像形成装置の設置場所と対応付けて記憶する記憶部と、
    前記湿度検知部が検知した相対湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行する印刷部と、を備え、
    前記第1取得部は、所定の期間にわたって主電源が切られた状態から主電源が投入された場合、画像形成装置の設置場所を示す情報を取得し、
    前記印刷部は、
    前記湿度センサーと前記温度センサーが故障していない場合には、前記湿度検知部により検知された現在の相対湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行し、
    前記湿度センサーが故障している場合、前記湿度センサーが故障した日以前に、前記湿度検知部により検知された相対湿度のうち、現在の画像形成装置の設置場所と同じ場所において現在時刻と同じ時刻を含む検知時間帯に検知された相対湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行し、
    前記湿度センサーが故障していなくても前記温度センサーが故障している場合には、前記温度センサーが故障した日以前に、前記湿度検知部により検知された相対湿度のうち、現在の画像形成装置の設置場所と同じ場所において現在時刻と同じ時刻を含む検知時間帯に検知された相対湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記印刷部は、
    前記湿度センサーと前記温度センサーが故障していない場合には、前記湿度検知部により検知された現在の相対湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行し、
    前記湿度センサーが故障している場合、前記湿度センサーが故障した日の前日に、前記湿度検知部により検知された相対湿度のうち、現在の画像形成装置の設置場所と同じ場所において現在時刻と同じ時刻を含む検知時間帯に検知された相対湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行し、
    前記湿度センサーが故障していなくても前記温度センサーが故障している場合には、前記温度センサーが故障した日の前日に、前記湿度検知部により検知された相対湿度のうち、現在の画像形成装置の設置場所と同じ場所において現在時刻と同じ時刻を含む検知時間帯に検知された相対湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記記憶部は、前記湿度検知部が検知した複数日分の相対湿度を検知日時と対応付けて記憶し、
    前記印刷部は、
    前記湿度センサーと前記温度センサーが故障していない場合には、前記湿度検知部により検知された現在の相対湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行し、
    前記湿度センサーが故障している場合、前記湿度センサーが故障した日以前に、前記湿度検知部により検知された相対湿度のうち、現在の画像形成装置の設置場所と同じ場所において現在時刻と同じ時刻を含む検知時間帯に検知された複数日分の相対湿度を平均した平均湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行し、
    前記湿度センサーが故障していなくても前記温度センサーが故障している場合には、前記温度センサーが故障した日以前に、前記湿度検知部により検知された相対湿度のうち、現在の画像形成装置の設置場所と同じ場所において現在時刻と同じ時刻を含む検知時間帯に検知された複数日分の相対湿度を平均した平均湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 天気を示す情報を取得する第2取得部を備え、
    前記記憶部は、前記湿度検知部が検知した相対湿度を検知日時および湿度検知時の天気と対応付けて記憶し、
    前記印刷部は、
    前記湿度センサーと前記温度センサーが故障していない場合には、前記湿度検知部により検知された現在の相対湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行し、
    前記湿度センサーが故障している場合、前記湿度センサーが故障した日以前に、前記湿度検知部により検知された相対湿度のうち、現在の画像形成装置の設置場所と同じ場所において現在の天気と実質的に同じ天気のときに検知された相対湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行し、
    前記湿度センサーが故障していなくても前記温度センサーが故障している場合には、前記温度センサーが故障した日以前に、前記湿度検知部により検知された相対湿度のうち、現在の画像形成装置の設置場所と同じ場所において現在の天気と実質的に同じ天気のときに検知された相対湿度に応じた印刷設定値で印刷ジョブを実行することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記湿度センサーを駆動するための駆動電圧を生成して前記湿度センサーに印加する電圧生成部を備え、
    前記電圧生成部は、前記駆動電圧が印加された前記湿度センサーの出力が前記湿度センサーの故障を示す値になった場合、前記駆動電圧とは異なる周波数の確認用電圧を前記湿度センサーに印加し、
    前記湿度検知部は、前記駆動電圧が印加された前記湿度センサーの出力が前記湿度センサーの故障を示す値になったことに加えて、前記確認用電圧が印加された前記湿度センサーの出力が前記湿度センサーの故障を示す値になった場合に、前記湿度センサーが故障していると判断することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
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