JP5953133B2 - 面取り機 - Google Patents

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Description

本発明は、板状体の周縁や、板状体等に形成された溝や穴等といった開口部の周縁に面取り加工を施すために使用されるカッター台、面取り用のカッターブレード、及び面取り機に関するものである。
従来、面取り加工時において使用されるハンド型の面取り機は、カッターチップをカッター台に取り付けてなる面取り用のカッターブレードを、電気や圧縮空気で回転駆動する出力軸の先端に装着して構成されている。そして作業者が該面取り機を手に持ち、面取り加工する際にカッターブレードを回転させつつ、カッターチップの先端に設けられた切削刃を対象に押し当てることで、目的とする箇所を切削して面取りする。
上記面取り加工に係る機器や部材に関するものとして、特許文献1や特許文献2に開示されるような構成のものが提案されている。
特許文献1は、菱形平板状のチップ本体を有する面取りカッター用スローアウェイチップを、軸線回りに回転されるカッター本体の先端部に形成されたチップ取付座に取り付けて固定する構成である。特許文献2は、円形の本体と、該本体の周縁部に所定間隔離隔して配置される複数の円弧形の切削刃と、該切削刃の切削方向に対して後方に形成されて、切削余裕角を確保する第1の傾斜面とを備えるインサートチップを使用し、駆動手段によって回転する回転軸と、前記該インサートチップが設置される装着溝が2つ以上形成されて、前記回転軸に組み立てられるホルダとを備える面取り機を構成するものである。
特開2005−28502号公報 特開2009−172761号公報
ところが、上記面取り機においては、カッターチップに形成された穴にネジを挿通し、該ネジをカッター台に形成されたネジ穴に螺入することで、該ネジで該カッターチップを該カッター台に締付け固定するとともに、切削刃の摩耗時等には該ネジを緩めることで該カッター台から該カッターチップを脱着する等して交換可能にする構成としているが、該構成では切削時の振動等によって該ネジが緩みやすいという問題があった。
すなわち、加工効率が損なわれないようにするためカッターチップを複数回に渡って使い回しするべく、カッター台にはカッターチップの周囲に逃げ(隙間)が形成されているが、該逃げ(隙間)によってカッターチップの固定が甘くなっており、切削時の振動や衝撃等によってカッターチップが微細に振動するので、該ネジが緩みやすくなる。特に、作業者が手に持って作業をするハンド型の面取り機においては、色々な角度に傾けて使用したり、振動が不規則に発生したりする環境下で使用することがあるため、とりわけ上記問題点が顕著となる。
他に切削刃が形成される面を表面としてカッターチップの裏面に多角形状のストッパーを形成したうえで該ストッパーが係合される凹部をカッター台に形成したり、あるいはネジを挿通させる穴を偏心させたりして該ネジの緩みを抑制する方法も提案されている。しかし、該カッターチップは超硬合金を材料にしているため加工が難しく、またカッターチップのカッター台への取り付け時にストッパーと凹部の係合が確認できない、偏心された
穴にネジを通しにくい、穴が偏心しているので締付けに力を要するため、硬く締め付けられているように勘違いしてしまう等の不具合が生じる。
そこで本発明は、カッター台へのカッターチップの固定を容易なものとしつつ、作業時におけるカッターチップの固定の緩みを抑制することができるカッター台、面取り用のカッターブレード、及び面取り機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、平面及び曲面のうち少なくとも何れかが3面以上繋がった多面からなる周面を有するカッターチップの複数個をネジによって締付け固定することにより、面取り機に装着して使用する面取り用のカッターブレードを構成するためのカッター台を具備する面取り機であって、カッターチップの周面は、チップ本体の中心に向かって膨らむ円弧状をなす凹みが、周方向で等間隔おきに設けられているとともに、該凹みの両側縁の角部がそれぞれ円弧状をなす切削刃とされており、かつチップ本体の中心から外側へ向かって膨らむ曲面と、チップ本体の中心に向かって膨らむ前記曲面とが交互に3面以上繋がった多面からなり、カッター台は、円柱軸状のシャンクと、該シャンクの先端部に設けられた台状のチップホルダと、を備えており、前記チップホルダには複数のチップポケットが、前記シャンクの軸線を中心とした回転方向で等間隔おきに、且つ該回転方向側を向く平面状の壁面を有する凹状に形成されているとともに、前記チップポケットの壁面には、前記カッターチップを内部に収容する固定座が凹設されており、前記固定座は、前記カッターチップを締付け固定するべく前記ネジを螺入するためのネジ穴を該固定座の平底面上に有しているとともに、該固定座の平底面の周縁から立ち上がる側周面上には、前記切削刃を形成するべく前記チップ本体の周面に設けられた凹みに応じ、該凹みと対応する形状の凸部が複数凸設されており、前記固定座に収容された前記カッターチップの周面に設けられた凹みの少なくとも2面が、凹凸形状に形成された該固定座の側周面上の各凸部と面接触するように構成されたことを特徴とする面取り機である。
上記構成によれば、固定座に収容されたカッターチップの周面の少なくとも2面が、凹凸形状に形成された該固定座の側周面と面接触するように構成されているので、作業時に加わる振動や衝撃等によってカッターチップが固定座の内部で微細に動くことを抑制することができ、ネジによる締付け固定が緩むことを抑制することができる。また固定座の側周面を凹凸形状とし、カッターチップの周面と面接触させる構成としたことで、該面接触の状態を目視しやすく、カッター台へのカッターチップの固定が容易である。
また、上記発明において、前記カッターチップは、板状をなすチップ本体の周縁部に、円弧状をなす複数の切削刃を略多角形状に配して設けることで、多面からなる周面を有するとともに、該周面を挟んで対向する一面と他面とがそれぞれ該周面と直交する平坦面状をなすことで、略多角形板状に形成されており、更に前記カッター台に締付け固定するべく前記ネジが挿通される固定孔が、前記一面の中央と前記他面の中央との間で前記チップ本体を厚み方向に貫通するように形成されていることにより、前記チップ本体の厚み方向の中央を基準として、前記一面側と前記他面側とが対称形状とされていることが好ましい。
上記構成によれば、チップ本体の厚み方向の中央を基準として、一面側と他面側とが対称形状とされているので、カッターチップを該一面から該他面へ裏返して使用することが可能であり、該カッターチップの使い回しの回数を増やすことができ、加工効率の向上を図ることができる。
また、本発明は、上記の面取り用のカッターブレードを使用する面取り機であって、前記面取り用のカッターブレードが端部に装着される回転軸を備えており、該回転軸が高周
波電源からの給電によって回転駆動するように構成されたことを特徴とする面取り機である。
上記構成によれば、高周波電源を用いることでカッターブレードは負荷をかけても回転数が落ちることなく高速回転されるが、該高速回転による振動や衝撃等おいてもカッターチップの固定が緩みにくく、また切削刃の摩耗等によるカッターチップの交換時において、カッター台へのカッターチップの固定を容易に行うことができる。
カッター台へのカッターチップの固定を容易なものとしつつ、作業時におけるカッターチップの固定の緩みを抑制することができるカッター台、面取り用のカッターブレード、及び面取り機を提供することができる。
実施形態のR面取り用のカッターチップを示す(a)は平面図、(b)は縦断面図、(c)は横断面図であり、C面取り用のカッターチップを示す(d)は平面図、(e)は縦断面図。 実施形態のカッター台を示す(a)は側面図、(b)は底面図。 実施形態のカッターブレードを示す(a)は側面図、(b)は底面図。 実施形態の面取り機を示す断面図。 別形態のカッターブレードを示す側面図。
以下に本発明を具体化した一実施形態について、図面を用いて説明する。
〔カッターチップ〕
図1(a)〜(c)に示すカッターチップは、R面取り用のカッターチップ10Rであり、図1(d)〜(e)に示すカッターチップは、C面取り用のカッターチップ10Cである。これらカッターチップ10R,10Cは、板状をなすチップ本体11の周縁部に、直線状又は円弧状をなす複数の切削刃12を略多角形状に配して設けることにより構成されたものである。
前記チップ本体11について説明する。このチップ本体11は、超硬合金を材料に用い、R面取り用のカッターチップ10Rであれば円形板状、C面取り用のカッターチップ10Cであれば正六角形板状に形成されており、それぞれ周面13を有している。該チップ本体11において、周面13を挟んで対向する一面11Rと他面11Lとは、それぞれが該周面13と直交する平坦面状をなしている。そして該チップ本体11には、固定孔14が、一面11Rの中央と、他面11Lの中央との間で該チップ本体11を厚み方向に貫通するように形成されている。
前記固定孔14は、前記カッターチップ10R,10Cを後述するカッター台に固定するためのネジを挿通するべく設けられたものである。該ネジには、該ネジの頭部頂面と前記一面11Rあるいは前記他面11Lとを面一にするために、皿ネジが使用される。そして該皿ネジの頭部を収容するために、該固定孔14の両端部内周面は、一面11Rあるいは他面11Lに近づくに従い拡径するテーパ状に形成されている。
前記R面取り用のカッターチップ10Rの周面13には、チップ本体11の中心に向かって膨らむ円弧状をなす凹みが、周方向で等間隔おきに6つ、つまり略正六角形状に配して設けてあり、該凹みの両側縁(一側縁が一面11R側であり、他側縁が他面11L側)の角部がそれぞれ円弧状をなす前記切削刃12とされる。そして該R面取り用のカッターチップ10Rは、チップ本体11の中心から外側へ向かって膨らむ曲面と、チップ本体1
1の中心に向かって膨らむ曲面とが交互に6つずつ繋がった12面からなる周面13を有している。
また前記C面取り用のカッターチップ10Cでは、周面13の各面における両側縁(一側縁が一面11R側であり、他側縁が他面11L側)の角部がそれぞれ直線状をなす前記切削刃12とされる。そして該C面取り用のカッターチップ10Cは、平面が6つ繋がった6面からなる周面13を有している。
上記したようにカッターチップ10R,10Cは、チップ本体11が円形板状又は正六角形板状に形成され、チップ本体11の一面11Rと他面11Lとが周面13と直交する平坦面状をなし、固定孔14が一面11Rの中央部と他面11Lの中央部とを貫通している。従って、カッターチップ10R,10Cは、チップ本体11の厚み方向の中央(図中に一点鎖線で示す)を基準として、一面11Rと他面11Lとが対称形状とされており、該一面11Rと他面11Lとで表裏の区別無く使用することが可能である。また一面11R又は他面11Lで切削刃12はそれぞれ6つが形成されている。その結果、該カッターチップ10R,10Cは、切削刃12の摩耗等による交換に際し、一面11R又は他面11Lの各面で6回ずつ、さらに表裏を変えることで、一枚で計12回の使い回しを可能としている。
〔カッター台〕
図2(a),(b)に示すように、カッター台20は、円柱軸状のシャンク21と、該シャンク21の先端部に設けられた略円形台状のチップホルダ22と、を備えている。該チップホルダ22には、複数(本実施形態では3つ)のチップポケット23が設けられている。該チップポケット23は、平面視で前記チップホルダ22の先端部を、前記シャンク21の軸線Cを中心とした回転方向Tで等間隔おきとなるように、扇状に切り欠いて形成され、該回転方向T側を向く平面状の壁面24を有する凹状をなしている。なお該チップポケット23は、必ずしも3つに限らず、複数であれば2つ、あるいは4つ以上設けてもよい。
前記チップホルダ22の壁面24には、その内部に上記カッターチップ10R,10Cを収容し、保持するための固定座25が凹設されている。そして、該固定座25の主要部を構成する平底面25A上には、ネジ穴26が形成されている。また、該固定座25の平底面25Aの周縁からは、側周面25Bが起立状に形成されており、この平底面25Aから立ち上がる側周面25Bが、上記カッターチップ10R,10Cの周面の形状と対応する凹凸形状に形成されている。すなわち、該側周面25Bは、略全体が円形板状をなす上記チップ本体11の周面13に応じた形状とされている。具体的には、該側周面25B上には、上記切削刃12を形成するべく上記チップ本体11の周面13に設けられた凹みに応じ、該凹みと対応する形状の凸部27が複数(図2中では、カッターチップ10Rの周面に対応して凸部27が3つ)突設されている。
本実施形態では上記したようにカッターチップ10R,10Cが一面11Rと他面11Lとで表裏の区別無く使用できるように構成されている。このため、切削刃12の刃先の角度は、一面11Rあるいは他面11Lと周面13とがなす角度である90°となる。切削刃12が該構成の場合に、該切削刃12の面取り対象への接触角度を好適なものとするべく、固定座25に固定されたカッターチップ10R,10は、上記シャンク21の軸線Cの延びる方向(図2(a)中に鎖線で示す)から所定角度θだけ回転方向T側へ前傾した状態で取り付けられている。該所定角度θは、切削刃12による面取り量と該切削刃12の摩耗量との兼ね合い等といった加工効率を好適なものにするという観点から、好ましくは5°〜45°であり、より好ましくは5°〜30°であり、さらに好ましくは10°±5°である。またカッターチップ10R,10を傾けて取り付ける場合の所定角度θの
調整は、前記チップポケット23の形成時において、前記壁面24あるいは前記固定座25の平底面25Aの形成角度の設定によって為される。
〔カッターブレード〕
以下、上記カッターチップ10R,10Cのうち、R面取り用のカッターチップ10Rを使用するものとして説明する。
図3(a),(b)に示すように、カッターブレード30は、上記カッター台20に上記カッターチップ10Rが装着されることによって構成されている。ここで、カッター台20へのカッターチップ10Rの装着は、チップ本体11に設けられた固定孔14に、ネジ(図示略)の軸部を挿通したうえで、該ネジを該ネジ穴26に螺入し、締め付けることで行われる。
前記固定座25は、その深さが、前記カッターチップ10Rの厚みよりも浅くなるように形成されている。また該固定座25にあっては、平底面25Aの面積が、前記カッターチップ10Rの一面11R又は他面11Lの面積よりも小さくなるように形成されている。従って、前記固定座25に装着された前記カッターチップ10Rは、切削刃12がチップポケット23の外部へ露出し、またカッターブレード30の回転方向Tにおける回転時に、壁面24等を対象に接触させることなく、該対象を切削刃12によって切削するように配置される。
前記固定座25にあって、凹凸面からなる側周面25Bは、カッター台20へ装着されたカッターチップ10Rの計12面の周面13のうち5面からなる凹凸面と合致している。そして、前記固定座25の側周面25Bに、カッターチップ10Rの凹凸面が面接触される。その結果、前記固定座25の内側に前記カッターチップ10Rが固定されるとともに、互いの凹凸面の面接触によってカッターチップ10Rが固定座25の内部で微細に動くことが抑制されるので、作業時に加わる振動や衝撃等によりネジによるカッターチップ10Rの締付け固定が緩むことが抑制される。
〔面取り機〕
図4に示すように、面取り機50は、ヘッド部51の内側に回転自在に垂直に挿設される回転軸52の下端に、上記カッターブレード30が、案内軸受53が備えられたカッター固定ボルト54により固設され、前記ヘッド部51の下端には、中央に軸挿入孔が貫設された回転マウント55が螺合され、前記回転マウント55の下部には、中央に貫通孔が貫設された円板状の支持案内板56が軸受57を介在して回転自在に設置されるよう構成される。
上記面取り機50において、回転軸52を回転駆動させるための駆動源には、高周波電源を用いることが好ましい。そして該高周波電源からの給電によって回転軸52を回転駆動させることにより、カッターブレード30に負荷をかけても、該カッターブレード30を、回転数を落とすことなく高速回転させることができる。また該カッターブレード30においては、上記のようにカッターチップ10Rの締付け固定の緩みが抑制されているので、好適に切削作業を行うことができる。
なお、面取り機50の内部構造は、図4に示す構造に限定されることはなく、他の構造であっても勿論よい。例えば、カッターブレード30がモーターに直結された構成であってもよい。
〔変更例〕
C面取り用のカッターチップ10Cを使用する場合、カッターブレード30は、例えば図5に示すような構成となる。すなわち、固定座25の側周面25Bは、カッターチップ
10Cの六角形状をなす周面13に応じ、該側周面25B上に2つの凸部27が突設されることで、凹凸面とされている。該凹凸面は、カッターチップ10Cの計6面の周面13のうち2面からなる凹凸面と合致している。そして、前記固定座25の凹凸面に、カッターチップ10Cの凹凸面が面接触される。
上記カッターチップ10R,10Cにおいて切削刃12は、一面11Rあるいは他面11Lと周面13とがなす角度である90°に形成されているが、これに限らず、例えば周面13においてチップ本体11の厚み方向の中央に、V字溝やU字溝等のような凹みを周方向に延びるように設けることで、30°、45°、60°等の90°未満の角度としてもよい。
チップ本体は、上記の形状に限定されず、例えば正三角形板状や正四角形板状や正五角形板状や正七角形板状や正八角形板状等の正多角形板状としたり、あるいは直角三角形板状や二等辺三角形板状や菱形板状や平行四辺形板状等の多角形板状としたりしてもよい。このようにチップ本体を正多角形板状や多角形板状とした場合であっても、R面取り用のものであれば上記のように周面で各面の中央部をそれぞれ円弧状に凹ませたり、あるいはC面取り用のものであれば周面で各面をそのままとしたりすることで、面取り用のカッターチップとして使用可能である。
10R,10C カッターチップ
11 チップ本体
12 切削刃
13 周面
14 固定孔
20 カッター台
21 シャンク
22 チップホルダ
23 チップポケット
24 壁面
25 固定座
25A 平底面
25B 側周面
26 ネジ穴
27 凸部
30 カッターブレード
50 面取り機
52 回転軸

Claims (3)

  1. 平面及び曲面のうち少なくとも何れかが3面以上繋がった多面からなる周面を有するカッターチップの複数個をネジによって締付け固定することにより、面取り機に装着して使用する面取り用のカッターブレードを構成するためのカッター台を具備する面取り機であって、
    カッターチップの周面は、
    チップ本体の中心に向かって膨らむ円弧状をなす凹みが、周方向で等間隔おきに設けられているとともに、該凹みの両側縁の角部がそれぞれ円弧状をなす切削刃とされており、かつチップ本体の中心から外側へ向かって膨らむ曲面と、チップ本体の中心に向かって膨らむ前記曲面とが交互に3面以上繋がった多面からなり、
    カッター台は、円柱軸状のシャンクと、該シャンクの先端部に設けられた台状のチップホルダと、を備えており、
    前記チップホルダには複数のチップポケットが、前記シャンクの軸線を中心とした回転方向で等間隔おきに、且つ該回転方向側を向く平面状の壁面を有する凹状に形成されているとともに、前記チップポケットの壁面には、前記カッターチップを内部に収容する固定座が凹設されており、
    前記固定座は、前記カッターチップを締付け固定するべく前記ネジを螺入するためのネジ穴を該固定座の平底面上に有しているとともに、該固定座の平底面の周縁から立ち上がる側周面上には、前記切削刃を形成するべく前記チップ本体の周面に設けられた凹みに応じ、該凹みと対応する形状の凸部が複数凸設されており、
    前記固定座に収容された前記カッターチップの周面に設けられた凹みの少なくとも2面が、凹凸形状に形成された該固定座の側周面上の各凸部と面接触するように構成された
    ことを特徴とする面取り機
  2. 前記カッターチップは、板状をなすチップ本体の周縁部に、円弧状をなす複数の切削刃を略多角形状に配して設けることで、多面からなる周面を有するとともに、該周面を挟んで対向する一面と他面とがそれぞれ該周面と直交する平坦面状をなすことで、略多角形板状に形成されており、更に前記カッター台に締付け固定するべく前記ネジが挿通される固定孔が、前記一面の中央と前記他面の中央との間で前記チップ本体を厚み方向に貫通するように形成されていることにより、前記チップ本体の厚み方向の中央を基準として、前記一面側と前記他面側とが対称形状とされている
    請求項1に記載の面取り機
  3. 前記面取り用のカッターブレードが端部に装着される回転軸を備えており、該回転軸が高周波電源からの給電によって回転駆動するように構成された
    請求項1又は請求項2に記載の面取り機
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