JP2009050967A - 研磨機用ブラシ - Google Patents

研磨機用ブラシ Download PDF

Info

Publication number
JP2009050967A
JP2009050967A JP2007220468A JP2007220468A JP2009050967A JP 2009050967 A JP2009050967 A JP 2009050967A JP 2007220468 A JP2007220468 A JP 2007220468A JP 2007220468 A JP2007220468 A JP 2007220468A JP 2009050967 A JP2009050967 A JP 2009050967A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
peripheral wall
holder
wall portion
fixing screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007220468A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4972492B2 (ja
Inventor
Mari Arima
真理 有馬
Takashi Matsushita
俊 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xebec Technology Co Ltd
Taimei Chemicals Co Ltd
Original Assignee
Xebec Technology Co Ltd
Taimei Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=40502512&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2009050967(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Xebec Technology Co Ltd, Taimei Chemicals Co Ltd filed Critical Xebec Technology Co Ltd
Priority to JP2007220468A priority Critical patent/JP4972492B2/ja
Publication of JP2009050967A publication Critical patent/JP2009050967A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4972492B2 publication Critical patent/JP4972492B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

【課題】ブラシケースの小径化を図った場合でも、線状砥材を保持するホルダを確実にブラシケース内に保持でき、かつ、ブラシケースからの線状砥材の突出寸法を容易に調整することができる研磨機用ブラシを提供すること。
【解決手段】研磨機用ブラシ10において、ブラシケース2の円筒状の周壁部21には、軸線方向に延びた長穴状の開口部21aが形成され、線状砥材11を保持するホルダ12には、軸線方向と直交する方向にねじ穴12bが貫通形成されている。固定ねじ3の先端部30が周壁部21の内周面に突き当たるように開口部21aの側から締め込んで、ホルダ12を周壁部21の開口部21a側の内周面に押し付け固定する。周壁部21には、外周面が削れた形状の薄肉部21cが形成されており、ブラシケース2の重心は、周壁部21の中心軸線L上に位置する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、バリ取りならびに研磨加工用の研磨機用ブラシに関するものである。
金属などの成形品、プレス品、機械加工品のバリ取りや研磨に用いられる工具として、線状砥材の基端側をホルダで束ねてブラシ状にしたブラシ状砥石を円筒状のブラシケースにより保持し、ブラシケースの端部から線状砥材の自由端側を所定寸法だけ突出させたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の研磨機用ブラシにおいて、ブラシケースは、周壁部に長穴状の案内穴が形成されているとともに、周壁部の中央に支軸が形成されている。一方、ホルダには、支軸が貫通する軸穴が形成されているとともに、ホルダの外周面から軸穴の内周面に向けてねじ穴が形成されている。従って、ブラシケースの案内穴を介してホルダのねじ穴に固定ねじをねじ込んで固定ねじの先端部を支軸の外周面に突き当てれば、ホルダを支軸に固定することができる。また、固定ねじを緩めれば、ブラシケース内でホルダを軸線方向に移動させることができるので、線状砥材の自由端部のブラシケースからの突出寸法を調整することができる。
特開2003−136413号公報
上記構成の研磨機用ブラシは、ハンディタイプの工具や大型の工作機械等に取り付けて使用するために種々の形状、寸法のものが作製されているが、近年、狭い隙間や細かい加工形状のワークに対するバリ取り作業や研磨加工に対応するために、より小径化した研磨機用ブラシが求められている。
しかしながら、小径の研磨機用ブラシでは、特許文献1に記載の構成のように、ブラシケース内に支軸を設け、ホルダに軸穴を設けることが困難である。また、ブラシケースの周壁部内に支軸を設け、ホルダに軸穴を設けることができたとしても、ホルダに十分な長さのねじ穴を設けることが不可能である。
また、特許文献1に記載の構成では、ブラシケースの中心軸線を中心とする点対称の2箇所に、長穴状の案内穴および固定ねじを配置したため、研磨機用ブラシの重心位置が回転中心軸線上にあるが、小径の研磨機用ブラシでは、1箇所しか案内穴および固定ねじを配置できないことが多く、そのような場合、研磨機用ブラシの重心位置が回転中心軸線上からずれてしまう。それ故、研磨機用ブラシを回転させた際、回転振れが発生しやすいという問題点がある。
さらに、特許文献1に記載の構成では、固定ねじの頭部がブラシケースの外側に突き出ているため、研磨機用ブラシを回転させた際、固定ねじの頭部がワークへ接触したり、風切り音などの異音が発生するという問題点もある。このような場合、例えば、ブラシケースの外周面に座ぐり部を設け、固定ねじの頭部がブラシケースから突出するのを避けた構成が考えられるが、小径で肉薄のブラシケースの場合、かかる座ぐり部を設けるのは困難であるという問題点がある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、ブラシケースの小径化を図った場合でも、線状砥材を保持するホルダを確実にブラシケース内に保持でき、かつ、ブラシケースからの線状砥材の突出寸法を容易に調整することができる研磨機用ブラシを提供することにある。
また、本発明の課題は、研磨機用ブラシにおいて、重心を中心軸線上に位置させることのできる構成を提供することにある。
さらに、本発明の課題は、研磨機用ブラシにおいて、ブラシケースの外周面からの突出部分の発生を防止可能な構成を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明では、線状砥材の基端側がホルダによって保持されたブラシ状砥石と、筒状の周壁部を備えたブラシケースと、前記線状砥材の自由端側が前記周壁部の一端側の開口から外部に突出するように前記ホルダを前記周壁部内に固定する固定ねじと、を有する研磨機用ブラシにおいて、前記周壁部には、前記ブラシケースの軸線方向の所定範囲にわたって開口部が形成され、前記ホルダには、前記軸線方向と直交する方向にねじ穴が貫通形成され、前記固定ねじは、該固定ねじの先端部が前記周壁部の内周面に突き当たるように前記開口部の側から締め込まれて前記ホルダを前記周壁部の前記開口部側の内周面に押し付け固定していることを特徴とする。
本発明に係る研磨機用ブラシでは、筒状の周壁部を有するブラシケース内に、線状砥材を保持するホルダを固定するにあたって、ブラシケースの周壁部に形成した開口部から、ホルダに貫通形成されたねじ穴に固定ねじを締め込み、固定ねじの先端部を周壁部の内周面に突き当てる。その結果、ホルダおよび固定ねじは、ブラシケースの周壁部内において径方向に突っ張った状態となり、ホルダは、周壁部の開口部側の内周面に押し付け固定される。従って、研磨機用ブラシを小径化したためにブラシケース内に支軸を設けることができず、ホルダに軸穴を設けることができなくても、ホルダを好適な姿勢で周壁部内に固定することができる。また、固定ねじを緩めれば、ブラシケース内でホルダを軸線方向に移動させることができるので、ブラシケースにおいて開口部が形成されている範囲において、線状砥材の自由端部のブラシケースからの突出寸法を調整することができる。また、ホルダにねじ穴を貫通形成したため、ねじ穴の長さについては、ホルダの径寸法とすることができ、十分長いので、固定ねじによるブラシケース内へのホルダの固定が確実である。さらに、固定ねじとして六角穴付止めねじなどの止めねじを用いることができ、かかる固定ねじであれば、固定ねじの基端部がねじ穴内まで入り込んだ構成を採用することができる。
本発明において、前記開口部は、前記周壁部の軸線方向に沿って延びた長穴状であることが好ましい。このような構成を採用すると、開口部の軸線方向の寸法が長いので、ブラシケースの端部からの線状砥材の突出寸法を広い範囲にわたって調整することができる。しかも、開口部の軸線方向の寸法を長くした場合でも、開口部の形成範囲を無駄に広くする必要がないので、ホルダを周壁部の開口部側の内周面に押し付け固定した構造を採用した場合でも、ホルダと周壁部の内周面との接触面積が広いため、ホルダを好適な姿勢で確実に固定することができる。
本発明において、前記周壁部の内周面のうち、前記固定ねじの先端部が突き当たっている領域およびその周辺が平坦面になっていることが好ましい。このような構成を採用すると、固定ねじの先端部を円弧面に突き当てた場合と比較して、固定ねじの先端部がブラシケースの内周面にキズを付けても、線状砥材の突き出し長さの調整時にホルダをスムーズに動かすことができる。また、固定ねじの先端部がブラシケースの内周面に広い面積をもって突き当たるので、ホルダを確実に固定することができる。
本発明において、前記平坦面は、前記開口部を前記軸線方向と直交する方向に投影した領域と重なっていることが好ましい。このように構成すると、エンドミル工具を開口部から差し込んで周壁部の内周面を切削して平坦面を形成することができる。また、エンドミル工具によって周壁部に開口部を形成する際、周壁部の内周面を研削して平坦面を形成することもできる。
本発明において、前記固定ねじは、1本で前記ホルダを前記周壁部内に固定していることが好ましい。このような構成を採用すると、ブラシケース内へのブラシ状砥材の固定や、ブラシケース内でのホルダの固定位置を変更して線状砥材の突出寸法を調整する作業を容易かつ迅速に行うことができる。
本発明において、前記周壁部には、外周面が削れた形状の薄肉部が設けられ、当該薄肉部と前記開口部は、前記ブラシケースの重心が前記周壁部の中心軸上に位置するように配置されていることが好ましい。このような構成を採用すると、研磨機用ブラシの重心が回転中心軸線上に位置するので、研磨機用ブラシの回転振れを抑制することができ、研磨動作の安定性を向上することができる。
本発明において、前記固定ねじは、全体が前記ブラシケースの内側に入り込んでいることが好ましい。このような構成を採用すると、固定ねじの端部がブラシケースの外周面よりも外側に突出することがないので、研磨機用ブラシを回転させた際、固定ねじの頭部のワークへの接触や、風切り音などの異音の発生を抑制することができる。また、固定ねじの端部がブラシケースの外周面よりも外側に突出することがないので、安全である。
本発明において、前記ホルダの内周面に凹凸が形成されていることが好ましい。このような構成を採用すると、ホルダに保持された線状砥材の束に外周側から凹凸部分が接触する。よって、凹凸の食い込みや凹凸による摩擦効果の向上によって線状砥材の束の保持効果が高められる。よって、線状砥材の束をよりしっかりと固定することができる。
本発明に係る研磨機用ブラシでは、筒状の周壁部を有するブラシケース内に、線状砥材を保持するホルダを固定するにあたって、ブラシケースの周壁部の開口部から、ホルダに貫通形成されたねじ穴に固定ねじを締め込んで、固定ねじの先端部を周壁部の内周面に突き当てる。その結果、ホルダおよび固定ねじは、ブラシケースの周壁部内において径方向に突っ張った状態となり、ホルダは、周壁部の開口部側の内周面に押し付け固定される。従って、研磨機用ブラシを小径化したためにブラシケース内に支軸を設けることができず、ホルダに軸穴を設けることができなくても、ホルダを好適な姿勢で周壁部内に固定することができる。また、固定ねじを緩めれば、ブラシケース内でホルダを軸線方向に移動させることができるので、ブラシケースにおいて開口部が形成されている範囲において、線状砥材の自由端部のブラシケースからの突出寸法を調整することができる。また、ホルダにおいてねじ穴を貫通形成したため、ねじ穴の長さについては、ホルダの径寸法とすることができ、十分長いので、固定ねじによるブラシケース内へのホルダの固定が確実である。さらに、固定ねじとして六角穴付止めねじなどを用いることができ、かかる固定ねじであれば、固定ねじの基端部がねじ穴内まで入り込んだ構成を採用することができる。それ故、固定ねじ全体がブラシケースの内側に入り込んで固定ねじの端部がブラシケースの外周面から突出していない構造を実現することもできる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る研磨機用ブラシについて説明する。
(研磨機用ブラシの全体構成)
図1は、本発明を適用した研磨機用ブラシの斜視図である。図2(a)、(b)は各々、図1に示す研磨機用ブラシを図1のB−B線に相当する位置で切断したときの断面図、およびA−A線に相当する位置で切断したときの断面図である。
図1および図2(a)、(b)に示すように、本発明を適用した研磨機用ブラシ10は、ブラシ状砥石1と、このブラシ状砥石1を保持するブラシケース2と、ブラシ状砥石1をブラシケース2に固定するための固定ねじ3とを備えている。
ブラシ状砥石1は、多数本の線状砥材11と、これらの線状砥材11の基端側を保持するホルダ12とを備えている。線状砥材11は、アルミナ繊維フィラメント等の無機長繊維の集合体にエポキシ樹脂やシリコーン樹脂などのバインダー樹脂を含浸、硬化させて線状に形成したものである。なお、無機長繊維は、被研磨材に対して相対的に研磨性を有する材料、すなわち、研磨する材料よりも硬くてかつ脆い材料であれば特に限定されるものではなく、例えば、アルミナ繊維の他、炭化ケイ素繊維、ボロン繊維、あるいはガラス繊維を用いることができる。なお、研磨する材料によってはこれらが混合していてもよく、アルミナ繊維、炭化ケイ素繊維は、鉄系、非鉄系金属に対する研磨性が非常によい。
ホルダ12は金属で形成され、その外形は円柱状である。ホルダ12の一端側には、軸線方向に開口する円筒状の砥材保持部12aが形成されており、この砥材保持部12aの内部に線状砥材11の束の基端部を挿入して接着固定することにより、線状砥材11とホルダ12が一体に結合されている。砥材保持部12aの内周面には周方向の溝加工がなされており、細かい凹凸部(周溝)が線状砥材11の束に外周側から接触している。これにより、凹凸の食い込みや凹凸による摩擦効果の向上によって線状砥材11の束の保持効果が高められる。よって、線状砥材11の束をよりしっかりと固定できるようになっている。なお、砥材保持部12aの開口縁をかしめ加工等によって内側に曲げることにより、アンカー効果によって線状砥材の束をさらに強固に固定するように構成してもよい。
ブラシケース2は、有底円筒状の周壁部21と、周壁部21の一端側から、周壁部21の中心軸線L(研磨機用ブラシ10の回転中心軸線)方向に延出された駆動用連結軸22とを備えており、周壁部21の内径寸法は、ホルダ12の外径寸法よりやや大きい。本形態において、ブラシケース2は金属製とされ、本例では、周壁部21及び駆動用連結軸22をステンレス鋼により形成したものが用いられている。駆動用連結軸22は、研磨機用ブラシ10を研磨装置に取り付けるためのものであり、この駆動用連結軸22を介して研磨機用ブラシ10に駆動力が伝達され、研磨動作が行われる。研磨機用ブラシ10は、通常は軸線周りに回転駆動されるが、回転に限らず、往復動作、オシレーション動作、揺動、あるいはこれらの動作を組み合わせた動きが行われることもある。
(ブラシケースに対するブラシ状砥石の固定構造)
図3は、図1に示す研磨機用ブラシに用いたブラシケースの斜視図である。本形態では、ブラシケース2にブラシ状砥石1を固定ねじ3により固定するにあたって、まず、ブラシケース2の周壁部21には、軸方向に沿って延びる長穴状の開口部21aが1箇所形成されている。また、周壁部21の内周面において、中心軸線Lを挟んで開口部21aと対向する領域には、軸方向に沿って延びる平坦面21bが形成されている。平坦面21bは、周壁部21の内周面に対する切削加工により形成されており、周囲よりも凹んだ構造になっている。また、平坦面21bは、開口部21aを中心軸線Lと直交する方向に投影した領域と重なっている。すなわち、本形態では、エンドミル工具によって周壁部21に開口部21aを形成した後、続いて、エンドミル工具によって周壁部21の内周面を切削することにより、平坦面21bが形成される。
また、図3に示すように、周壁部21には、他の部位よりも肉厚が薄い薄肉部21cが形成されている。かかる薄肉部21cは、周壁部21の外周面の一部を軸線方向に沿って所定長さ分だけ細長く平坦に削った形状になっている。本形態において、中心軸線Lを挟んで開口部21aと対向する位置P1の両側に2つの薄肉部21cが形成されており、2つの薄肉部21cは、位置P1を中心とする線対称に形成されている。このため、ブラシケース2は、周壁部21に開口部21aが形成されているが、2つの薄肉部21cの形成、および平坦面21bの形成によって、重心位置が中心軸線L上にある。
一方、ホルダ12の上端側部分には、中心軸線Lを通り、かつ、中心軸線Lに対して直交する方向にねじ穴12bが貫通形成されている。かかるねじ穴12bは、ブラシ状砥石1をブラシケース2に組み付ける際、固定ねじ3を螺着するためのものである。本形態では、固定ねじ3として、六角穴付止めねじが用いられており、固定ねじ3の端部には、六角レンチ5の先端を嵌合するための六角穴31が形成されている。
(研磨機用ブラシの組立方法、線状砥材の突出寸法調整方法)
以下、研磨機用ブラシ10の組立方法、線状砥材11の突出寸法調整方法を説明しながら、本発明を適用した研磨機用ブラシ10の構成を詳述する。
本発明を適用した研磨機用ブラシ10を組み立てるにあたって、ブラシ状砥石1をブラシケース2に組み付けて固定ねじ3で固定する際には、まず、ブラシケース2内にブラシ状砥石1をホルダ12側から挿入する。そして、ブラシ状砥石1をブラシケース2内で軸方向にスライドさせることにより、線状砥材11の自由端側が周壁部21の一端側の開口から必要な長さだけ突き出すように組み付け位置の調整を行う。その際、ブラシケース2に形成された開口部21aからホルダ12のねじ穴12bの開口が見えるように周方向の位置を調整しながら挿入する。これにより、ホルダ12に設けられたねじ穴12bへの開口部21aからのアクセスが可能となる。
次に、開口部21aから固定ねじ3をねじ穴12bに螺入し、開口部21a側からねじ穴12bの奥側に向かって締め込む。固定ねじ3は、六角穴付き止めねじであるため、ねじ穴12bの内部に完全に収容されるまで締め込まれる、その結果、固定ねじ3の先端部30は、ねじ穴12bからわずかに突出してブラシケース2の内周面に形成された平坦面21bに突き当たる。その結果、ブラシケース2の周壁部21内において、固定ねじ3およびホルダ12は径方向に突っ張った状態となり、ホルダ12は、周壁部21の開口部21a側の内周面に押し付け固定される。この状態で、固定ねじ3の基端部は、ねじ穴12b内に入り込んでいるので、固定ねじ3が周壁部21の外周面から一切、突出していない。なお、ブラシ状砥石1をブラシケース2へ挿入する前に固定ねじ3を予めねじ穴12b内に螺入しておき、ブラシ状砥石1をブラシケース2に固定する際、開口部21aから固定ねじ3を締め込んでもよい。
このようにして、ブラシ状砥石1のブラシケース2への固定が完了した研磨機用ブラシ10を研磨に使用していくと、線状砥材11の先端部が磨耗し、線状砥材11の突出寸法が短くなる。このような場合には、固定ねじ3を緩めてからホルダ12を軸線方向に移動させ、線状砥材11の突出寸法を最適な寸法に調整した後、固定ねじ3を再び締め込んでホルダ12をブラシケース2内に固定する。
(本実施形態の主な効果)
以上説明したように、本実施形態の研磨機用ブラシ10は、円筒状の周壁部21を備えたブラシケース2内に、線状砥材11を保持するホルダ12が固定ねじ3によって固定されている。ここで、固定ねじ3は、ブラシケース2の周壁部21に形成した開口部21aを介して、ホルダ12を貫通するねじ穴12bに螺入され、その先端部30がホルダ12の外周面から突出してブラシケース2の内周面に突き当たっている。このため、ホルダ12および固定ねじ3をブラシケース2の周壁部21内において径方向に突っ張った状態にすることができ、ホルダ12をブラシケース2において開口部21aが形成されている側の内周面に押し付け固定することができる。従って、研磨機用ブラシ10を小径化したためにブラシケース2内に支軸を設けることができず、ホルダ12に軸穴を設けることができなくても、1本の固定ねじ3により、ホルダ12を周壁部21内に固定することができる。また、円筒状の周壁部21の内径寸法は、円柱状のホルダ12の外径寸法よりやや大きいだけであるので、ホルダ12をブラシケース2の内周面に押し付け固定した状態で、ホルダ12は、周壁部21に対して同軸状の好適な姿勢で固定される。
また、固定ねじ3を緩めれば、ブラシケース2内でホルダ12を軸線方向に移動させることができるので、ブラシケース2において開口部21aが形成されている範囲において、線状砥材11の自由端部のブラシケース2からの突出寸法を調整することができる。しかも、開口部21aは、周壁部21の軸線方向に沿って延びた長穴状であるため、線状砥材11の突出寸法を広い範囲にわたって調整することができる。特に、線状砥材11として、アルミナや炭化ケイ素の無機長繊維の集合体にエポキシ樹脂やシリコーン樹脂などのバインダー樹脂を含浸、硬化させて線状に形成したものを用いた場合、線状砥材11の突出寸法により、研磨条件が大きく変動するので、線状砥材11の突出寸法を調整すれば、適度な弾性を付与することもできるため、線状砥材11にアルミナ繊維や炭化ケイ素繊維を用いたことによる特長を最大限、発揮することができる。
さらに、開口部21aは、周壁部21の軸線方向に沿って延びた長穴状であるため、開口部21aの軸線方向の寸法を長くした場合でも、開口部21aの形成範囲を無駄に広くする必要がないので、ホルダ12を周壁部21の開口部21a側の内周面に押し付け固定した構造を採用した場合でも、ホルダ12と周壁部21の内周面との接触面積が広いため、ホルダ12を好適な姿勢で確実に固定することができる。
また、1本の固定ねじ3でホルダ12をブラシケース2の内部に固定できるので、ブラシケース2内へのホルダ12の固定作業や、ブラシケース2内でのホルダ12の固定位置を変更して線状砥材11の突出寸法を調整する作業を容易かつ迅速に行うことができる。
さらに、ホルダ12にねじ穴12bを貫通形成したため、ねじ穴12bの長さについては、ホルダ12の径寸法とすることができ、十分長いので、固定ねじ3によるブラシケース2内へのホルダ12の固定が確実である。さらに、固定ねじ3として六角穴付止めねじを用いることができ、かかる固定ねじ3であれば、固定ねじ3の基端部がねじ穴12b内まで入り込んだ構成を採用することができる。それ故、固定ねじ3全体がブラシケース2の内側に入り込んで固定ねじ3の端部がブラシケース2の外周面から突出していない構造を実現することができるので、研磨機用ブラシ10を回転させた際の固定ねじの頭部のワークへの接触や風切り音などの異音の発生を抑制することができるとともに、安全である。
また、ブラシケース2の重心が周壁部21の軸線上に位置しているので、研磨機用ブラシ10の重心位置とその回転中心軸線Lとを一致させることができるので、研磨機用ブラシ10の回転振れを抑制することができ、研磨動作の安定性を向上させることができる。
また、本実施形態では、固定ねじ3の先端部30を平坦面21bに突き当てているので、固定ねじ3の先端部30とブラシケース2の内周面とを安定して接触させることができ、ホルダ12を確実に固定することができる。
(改変例)
上記実施形態では、ブラシケース2の周壁部21に、軸方向に沿って長穴状の開口部21aを設けていたが、開口部21aの形状はこのようなものに限定されない。例えば、周壁部21に軸方向に沿って一定間隔で並んだ複数の開口を設けてもよい。このようにすれば、線状砥材の突出寸法を一定のピッチで調整することが可能である。本発明では、固定ねじ3の頭部を完全にねじ穴12bの内部に収容することができるので、開口部21aが不連続な形状であっても、ホルダ12のブラシケース2内におけるスライド動作が固定ねじ3によって妨げられることがない。
本発明を適用した研磨機用ブラシの斜視図である。 (a)、(b)は各々、図1に示す研磨機用ブラシを図1のB−B線に相当する位置で切断したときの断面図、およびA−A線に相当する位置で切断したときの断面図である。 図1に示す研磨機用ブラシに用いたブラシケースの斜視図である。
符号の説明
1 ブラシ状砥石
2 ブラシケース
3 固定ねじ
10 研磨機用ブラシ
11 線状砥材
12 ホルダ
12a 砥材保持部
12b ねじ穴
21 周壁部
21a 開口部
21b 平坦面
21c 薄肉部
22 駆動用連結軸
30 先端部
31 六角穴
L 中心軸線

Claims (8)

  1. 線状砥材の基端側がホルダによって保持されたブラシ状砥石と、筒状の周壁部を備えたブラシケースと、前記線状砥材の自由端側が前記周壁部の一端側の開口から外部に突出するように前記ホルダを前記周壁部内に固定する固定ねじと、を有する研磨機用ブラシにおいて、
    前記周壁部には、前記ブラシケースの軸線方向の所定範囲にわたって開口部が形成され、
    前記ホルダには、前記軸線方向と直交する方向にねじ穴が貫通形成され、
    前記固定ねじは、該固定ねじの先端部が前記周壁部の内周面に突き当たるように前記開口部の側から締め込まれて前記ホルダを前記周壁部の前記開口部側の内周面に押し付け固定していることを特徴とする研磨機用ブラシ。
  2. 前記開口部は、前記周壁部の軸線方向に沿って延びた長穴状であることを特徴とする請求項1に記載の研磨機用ブラシ。
  3. 前記周壁部の内周面のうち、前記固定ねじの先端部が突き当たっている領域およびその周辺が平坦面になっていることを特徴とする請求項1または2に記載の研磨機用ブラシ。
  4. 前記平坦面は、前記開口部を前記軸線方向と直交する方向に投影した領域と重なっていることを特徴とする請求項3に記載の研磨機用ブラシ。
  5. 前記固定ねじは、1本で前記ホルダを前記周壁部内に固定していることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の研磨機用ブラシ。
  6. 前記周壁部には、外周面が削れた形状の薄肉部が設けられ、
    当該薄肉部と前記開口部は、前記ブラシケースの重心が前記周壁部の中心軸線上に位置するように配置されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の研磨機用ブラシ。
  7. 前記固定ねじは、全体が前記ブラシケースの内側に入り込んでいることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の研磨機用ブラシ。
  8. 前記ホルダの内周面に凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の研磨機用ブラシ。
JP2007220468A 2007-08-28 2007-08-28 研磨機用ブラシ Active JP4972492B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007220468A JP4972492B2 (ja) 2007-08-28 2007-08-28 研磨機用ブラシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007220468A JP4972492B2 (ja) 2007-08-28 2007-08-28 研磨機用ブラシ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009050967A true JP2009050967A (ja) 2009-03-12
JP4972492B2 JP4972492B2 (ja) 2012-07-11

Family

ID=40502512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007220468A Active JP4972492B2 (ja) 2007-08-28 2007-08-28 研磨機用ブラシ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4972492B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015178273A1 (ja) * 2014-05-22 2015-11-26 株式会社ジーベックテクノロジー 工具ホルダ、研磨工具、研磨工具ユニットおよび砥材突き出し量調整方法
JP2017007041A (ja) * 2015-06-23 2017-01-12 株式会社Ihi 基準面倣い治具とこれを用いる仕上げ加工装置及び方法
JPWO2016067345A1 (ja) * 2014-10-27 2017-08-10 大明化学工業株式会社 研磨ブラシ
WO2018180834A1 (ja) * 2017-03-29 2018-10-04 日東工器株式会社 手持ち式バリ取り機
US10322488B2 (en) 2014-05-01 2019-06-18 Taimei Chemicals Co., Ltd. Rotating tool, and polishing tool
WO2019138595A1 (ja) 2018-01-10 2019-07-18 株式会社ジーベックテクノロジー 研磨具ホルダおよび研磨工具
JP2019130648A (ja) * 2018-02-02 2019-08-08 双和化成株式会社 ブラシホルダ及び研磨ブラシセット
RU2727394C2 (ru) * 2016-05-03 2020-07-21 Гф Машининг Солюшнз Аг Щёточное чистящее устройство для обработки заготовок

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56146020U (ja) * 1980-04-02 1981-11-04
JPS62199365A (ja) * 1986-02-26 1987-09-03 Shintou Bureetaa Kk バリ取り研摩機用回転ブラシ
JPS641863U (ja) * 1987-06-22 1989-01-09
JPH0868972A (ja) * 1994-08-29 1996-03-12 Ishiyama Gankyo Kk 眼鏡の丁番構造
JP2003136413A (ja) * 2001-11-01 2003-05-14 Xebec Technology Co Ltd 研磨機用ブラシ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56146020U (ja) * 1980-04-02 1981-11-04
JPS62199365A (ja) * 1986-02-26 1987-09-03 Shintou Bureetaa Kk バリ取り研摩機用回転ブラシ
JPS641863U (ja) * 1987-06-22 1989-01-09
JPH0868972A (ja) * 1994-08-29 1996-03-12 Ishiyama Gankyo Kk 眼鏡の丁番構造
JP2003136413A (ja) * 2001-11-01 2003-05-14 Xebec Technology Co Ltd 研磨機用ブラシ

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10322488B2 (en) 2014-05-01 2019-06-18 Taimei Chemicals Co., Ltd. Rotating tool, and polishing tool
US10414024B2 (en) 2014-05-22 2019-09-17 Xebec Technology Co., Ltd. Tool holder, polishing tool, polishing tool unit, and method of adjusting protruding amount of grinding member
JPWO2015178273A1 (ja) * 2014-05-22 2017-04-20 株式会社ジーベックテクノロジー 工具ホルダ、研磨工具、研磨工具ユニットおよび砥材突き出し量調整方法
WO2015178273A1 (ja) * 2014-05-22 2015-11-26 株式会社ジーベックテクノロジー 工具ホルダ、研磨工具、研磨工具ユニットおよび砥材突き出し量調整方法
JPWO2016067345A1 (ja) * 2014-10-27 2017-08-10 大明化学工業株式会社 研磨ブラシ
US10399207B2 (en) 2014-10-27 2019-09-03 Taimei Chemicals Co., Ltd. Polishing brush
JP2017007041A (ja) * 2015-06-23 2017-01-12 株式会社Ihi 基準面倣い治具とこれを用いる仕上げ加工装置及び方法
RU2727394C2 (ru) * 2016-05-03 2020-07-21 Гф Машининг Солюшнз Аг Щёточное чистящее устройство для обработки заготовок
WO2018180834A1 (ja) * 2017-03-29 2018-10-04 日東工器株式会社 手持ち式バリ取り機
JPWO2018180834A1 (ja) * 2017-03-29 2020-01-16 日東工器株式会社 手持ち式バリ取り機
WO2019138595A1 (ja) 2018-01-10 2019-07-18 株式会社ジーベックテクノロジー 研磨具ホルダおよび研磨工具
KR20200098587A (ko) 2018-01-10 2020-08-20 가부시키가이샤 지벡크 테크놀로지 연마구 홀더 및 연마 공구
US11559873B2 (en) 2018-01-10 2023-01-24 Xebec Technology Co., Ltd. Polishing tool holder and polishing device
JP2019130648A (ja) * 2018-02-02 2019-08-08 双和化成株式会社 ブラシホルダ及び研磨ブラシセット
JP7142890B2 (ja) 2018-02-02 2022-09-28 双和化成株式会社 ブラシホルダ及び研磨ブラシセット

Also Published As

Publication number Publication date
JP4972492B2 (ja) 2012-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4972492B2 (ja) 研磨機用ブラシ
JP4421476B2 (ja) 研磨機用ブラシの製造方法および研磨機用ブラシ
JP6421291B2 (ja) 研摩ブラシ
JP4472705B2 (ja) ツールホルダとの係合を改良すべく構成されたカッティングツール
US10414024B2 (en) Tool holder, polishing tool, polishing tool unit, and method of adjusting protruding amount of grinding member
JP6722748B2 (ja) ブラシ状砥石および研磨ブラシ
KR102360853B1 (ko) 기계 공구
US20100041324A1 (en) Brush-like Grindstone
WO2014136954A1 (ja) 線状砥材、ブラシ状砥石および線状砥材の製造方法
US20140363251A1 (en) Beveling / chamfering tool - router head for metal
JP2007038362A (ja) 切削工具
JP6432989B2 (ja) らせん状のとがった刃および排出溝を有する面取りカッター
US7972199B2 (en) Hand-held power tool with locking nut
US20100329805A1 (en) Diamond tool
JP2004136436A (ja) ねじフライスツール又はねじ切りバイト及びその製造方法
JP2013255948A (ja) カッター台、面取り用のカッターブレード、及び面取り機
JP5959284B2 (ja) 曲面研磨方法および研磨装置
KR101555040B1 (ko) 면취용 공구
JP6621529B2 (ja) 研磨ブラシユニットおよび研磨ブラシ
JP5150194B2 (ja) 研磨工具および加工方法
KR102291638B1 (ko) 연마패드 장착용 그라인더 홀더
KR100238634B1 (ko) 연마장치
WO2016067346A1 (ja) 研磨ブラシ
WO2016063349A1 (ja) ブラシ状砥石および研磨ブラシ
JP2019130648A (ja) ブラシホルダ及び研磨ブラシセット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120319

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120403

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120409

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150413

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4972492

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250