JP5951947B2 - 複数の歯を具備する機械コンポーネントのブランク、および、機械コンポーネントの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の歯を具備する機械コンポーネントのブランク(独語:Rohling、英語:blank、未完成金属品または未加工鍛造品または未加工鋳造品または未刻片)に関しており、そのブランクは、複数の歯の外側面の端部領域を構成するように提供された表面を有する。
さらに、本発明は、当該ブランクに対応する機械コンポーネントを製造する方法に関する。その機械コンポーネントは、特に、歯車であり得る
複数の歯を具備する機械コンポーネントを製造する目的のためには、知られているように、まず、その機械コンポーネントのブランクを製造し、その後、ミリング(平削り)加工(処理)またはグラインディング(研磨)操作(処によって、複数の歯を得る。この場合には、一般に、ミリング処理またはグラインディング処理、複数の歯の外側面の端部領域形成される、バリ・ストランド(burr strand)、または、鋭角化される遷移部を形成する原因になるという問題があり、形成されたバリ・ストランドは、さらなる処理により除去されなければならない。
図10は、この例を図解しているここに示されているのは、クラウン歯車の形態において、対応する機械コンポーネントである。2つの円でマークされた位置では、一例として、バリ(独語:Gratbildung、英語:burring)が、目立て(または、歯きり、または、かみあい、または、ツーシング、独語;Verzahnung、英語:toothing)のミリング処理の結果として生じる。一般に、そのようなバリが形成されることは、それぞれのミリング・ツールまたはグラインディング・ツールの出口位置または出口表面の場合において、特に、断言されるそれにより、形成されたバリ・ストランドは、その後、除去されなければならない。先行技術によれば、この除去は、バリ取り、または、チャンファリング(面取り)によって、達成される
2つの平歯車が、図11に示されており、そこでは、そのようなバリ40、または、バリ・ストランドが、左側に示された平歯車の場合に、視認可能である。右側に示されている平歯車については、チャンファ(面取り)面42が観察でき、そのチャンファ面は、材料の除去によって製造される。
本発明は、機械コンポーネントをより容易に製造可能にするため、機械コンポーネントに対応するブランクを特定する対象物、および、機械コンポーネントの製造方法に基づいている。
その目的、独立請求項で述べられた主題による本発明に従って、実現される。本発明の特定の実施態様は、従属請求項において特定される。
本発明によれば、複数の歯を具備する機械コンポーネントのブランクが提供され、そのブランクは、複数の歯の外側面の端部領域を構成するように提供される表面を有する。そのブランクは、凹み(窪み、または、へこみ、独語;Einbuchtungen、英語:indentation)を有し、当該凹みは、好ましくは、成形加工またはプレス加工によって実現され、当該凹みの境界が、その表面のエッジ領域を構成する。当該凹みは、当該凹みが形成される部分の材料の除去によって製造される。
成品の機械コンポーネントを実現する目的のためのブランクの変形態様において、複数の歯は、凹みの表面領域が、複数の歯についての歯の側面のチャンファを構成する方法で、実現される。さらなる操作において除去されなければならない、バリ・ストランド形成は、それゆえ、回避される。チャンファ、または、チャンファ面は、表面構成の精度に関して、複数の歯、または、それらの歯の側面のような厳しい要件に制約されない。利益的には、製造に関して、凹みは、ブランクの製造の一部、特に、対応する鍛造プロセスの一部として製造される。特に、凹みは、成形操作処理またはプレス操作(処理)、または、当該部の材料の除去によって製造される。さらに当該ブランクのデザイン(設計)は、比較的少ないが、材料節約することを可能にする
好ましくは、ブランクの表面は、円筒型の表面、または、円錐状の表面、または、平坦な表面を規定する。歯車、または、歯状のラックの形をした機械コンポーネントは、それによって、特に容易に、当該ブランクから作られる。
さらに利益的には、複数の凹みは、均一な方法で実現されて配置される。このことは当該ブランクから製造される機械コンポーネントが、運動するギア(独語:Laufverzahnung)の目立てを有するとき、特に有利である。
好ましくは、ブランクの表面のエッジ領域は、それぞれ、U字型、または、V字型を有する。U字型またはV字型の2つの縁のそれぞれは歯の側面のチャンファ面のエッジ領域としての機能を果たす。
好ましくは、ブランクは、上記第1表面に加えて、前記複数の歯(4)の歯の側面(18)を実現するために、少なくとも部分的に除去可能に提供された、さらなる第2表面(24)を付加的に有し、前記複数の第1凹み(12)の前記境界(14)が、それぞれ、前記さらなる第2表面(24)の第2エッジ領域(26)の形で、前記さらなる第2エッジ領域(26)を構成する。
凹みの一つのセンタを通り、表面に関して垂直に見られる断面において、一方ではエッジ領域で互いに隣接する一の凹みの端部領域と、他方で、その表面とによって含まれる角度は、100°と170°との間、好ましくは、115°と155°との間、特に好ましくは、130°と140°との間である。結果として、凹みは、対応する歯の側面のためのチャンファの形成に、特に好適に適応される。
好ましくは、複数の歯は、走行するギアの目立ての複数の歯である。機械コンポーネントは、歯車、または、ノコギリ歯状のラックである。たとえば、機械コンポーネントは、平歯車、または、クラウン歯車、または、かさ歯車である。
ランクが、環状のブランクであるときには、凹みは、好ましくは、環状のブランクの内側および/または外側に作られる。
本発明のさらなる観点によれば、製造方法が、複数の歯を有する機械コンポーネントを製造するために提供される。
その製造方法は、次のステップを具備する。
(a)機械コンポーネントのためのブランクを製造するステップであって、当該ブランクが、複数の歯の外側面の端部領域を構成するように提供される表面を有するように、ブランクを製造するステップ
(b)好ましくは、成形処理またはプレス処理によって、当該ブランクに複数の凹みを作るステップであって、その凹みの境界をブランクの表面のエッジ領域に構成させるステップ
(c)ミリング処理またはグラインディング処理によって、複数の歯についての歯の側面を形成するステップであって、その歯の側面の外側面の端部領域を、ミリング処理後に残る凹みの領域に直接的に隣接させるステップ
らなる加工処理で除去される必要がある、ミリング処理またはグラインディング処理によって形成されるバリの形成は、このようにして回避できる
利益的には、この場合には、ステップ(c)において、ミリング処理またはグラインディング処理は、歯の側面と表面との間のチャンファ面を、残りの領域が構成するような方法で達成される。このようにして、対応するチャンファ面は、特に容易に製造される。
好ましくは、この場合には、ステップ(a)および(b)は、一のワーク・プロセスの一部として、特に、同時に、実行される。
ステップ(a)においては、ブランクを鍛造(独語:Schmieden:英語:forging)処理によって製造する。
当該ブランクは、好ましくは、本発明に係るブランクである。
図1はクラウン歯車の本発明に従ったブランクの代表的な実施形態を示す。 図2は、ブランクから作られるクラウン歯車を示す。 図3は、図1の一部を示す。 図4は、図2の一部を示す。 図5は、複数の凹みの一つを貫いた断面図を示す。 図6は、図1で示された代表的な実施形態の変形例を示す。 図7は、図6のブランクから作られるクラウン歯車を示す。 図8は、図6の一部を示す。 図9は、図7の一部を示す。 図10は、先行技術によるクラウン歯車を示す。 図11は、平歯車の場合において本発明の実施形態に関する概要を示す。 図12は、本発明に従った平歯車のブランクの代表的な実施形態を示す。 図13は、図12のブランクから作られる平歯車を示す。 図14は、本発明に従った平歯車のブランクのさらに代表的な実施形態を示す。 図15は、図14の実施の形態から作られる平歯車を示す。
本発明は、下記において、代表的な実施形態に基づくと共に、添付図を参照することで、より完全に説明される。
図1および図2は、本発明におけるブランク(または未完成金属品または未加工鍛造品または未加工鋳造品または未刻片独語:Rohling、英語:blank)6から作られる機械コンポーネント2と共に、機械コンポーネントのためのブランク6の第1実施形態を、一例として示す。
機械コンポーネント2は、複数の歯4または目立て(または、歯きり、または、かみあい、または、ツーシング、独語;Verzahnung、英語:toothing)を具備する。複数の歯4は、特に、走行する目立て(独語:Laufverzahnung、英語:running toothing)の複数の歯である。
図1および図2は、クラウン歯車2のブランク6、および、対応するクラウン歯車2のそれぞれを一例として示す。次の記述は、クラウン歯車2の場合に関するが、当業者にとっては、目立てを有する、対応する他の機械コンポーネントへ明確に適用され得ることが理解される。ここで例示したクラウン歯車に加えて、機械コンポーネントは、特に、歯車、たとえば、平歯車、または、かさ歯車、または、たとえば、ノコギリ歯状のラックの形をとった歯車である。
ランクは、複数の歯4の外側面の端部領域10を構成するように提供される表面(第1表面)8を有する。さらに、ブランク6は、複数の凹み(窪み、または、へこみ、独語;Einbuchtungen、英語:indentation)12を有し、その凹みは、成形加工またはプレス加工によって作られ得る。これに代わって、複数の凹みは、材料の除去によって製造され得る。
図3は、図1に図解のものを拡大した一部を示す。図3によって一例として示されるように、凹み12の境界14は、表面8のエッジ領域16を構成する。これらのエッジ領域16は、それぞれ、特に、U字型、または、V字型を有することができる。
ミリング・ツールまたはグラインディング・ツールを用いた複数の歯4についての歯の側面のその後の製造において、ブランク6の凹み12は、対応するツールのための入口面または出口面としての役目をする。これにより、凹み12のそれぞれの領域において、さらなる加工処理で除去が必要なバリの形成が無いように、その歯の側面、および、複数の歯4を製造することが可能となる。機械コンポーネントの製造は、それゆえ、この方法で、かなり容易に作られ得る。複数の歯4の歯の側面が製造された後に残る凹み12の領域は、その歯の側面のチャンファを構成し得る。チャンファ面の形成は、歯の側面、または、複数の歯、および、成形加工処理またはプレス加工処理によって十分な精度をもって製造可能なような、厳しい要件に制約されない。
さらに、複数の凹み12は、その凹みの形態によって、広い範囲内において、その後のチャンファ面の幾何学的な特性を、自由に、選択、または、特徴付けることができる。
表面8は、図示の例における場合と同様に、少なくとも最初の近似(first approximation)において、円錐状の表面を規定する方法で、実現され得る。しかしながら、たとえば、円筒型の表面を規定する表面も可能である。機械コンポーネントが、たとえば、平歯車、または、ノコギリ歯状のラックであるとき、表面8は、平坦な表面を規定する表面でも形成可能である。
図4は、図2の図解から拡大した一部を示す。製造されるものが機械コンポーネント2、すなわち、クラウンホイール、または、クラウン歯車の場合に、最初の近似に対して、三角形または台形であり、複数の歯4の外側面の端部領域10を構成する、表面8の領域で構成されることが理解され得る。また、ミリング加工処理またはグラインディング操作後に残る、凹み12の領域22も明らかであり、その領域22は、複数の歯4の歯の側面(flanks)のチャンファまたはチャンファ面を構成する。
図1から理解されるように、複数の凹みが均一な方法で実現されて配置され、提供され得る。たとえば、複数の凹み12が円形のラインに沿って配置された場合、または、ストレイトなライン(直線)に沿ったノコギリ歯状のラックの場合において、複数の凹み12が提供され得る。
一例として、図1と図2の比較から明らかなように、ブランク6は、上記表面(第1表面)8に加えて、さらなる表面(第2表面)24を有することが可能であって、上記において既に述べたように、その表面24は、図4表すように、歯の側面18を得る目的のために、ミリング加工またはグラインディング処理によって除去されるように提供されるものであり、その更なる表面24のエッジ領域26の形態で、それぞれの凹み12の境界14が、さらなるエッジ領域26を構成している。この場合の凹み12は、すでに述べたように、歯の側面18の製造のためのミリング加工またはグラインディング操作において入口表面または出口表面としての役目をする。
図5に概略図解されているのは、断面図、または、要するに、凹み12の一つのセンタZを貫いた断面および表面8に関して垂直な断面図である。
図4に図解の2つの対向する歯の側面18と、その間に位置する歯ベース領域34は、ミリング加工またはグラインディング処理において、対応するツールのための入口表面または出口表面としてこの凹み12が使用されて、製造される。
図4および図5において、参照記号Bは、歯ベース領域34が、凹み12、または、凹み12の残存する領域22、すなわち、特に、それに対応して構成されるチャンファ領域に隣接する点を示している。
ブランク6は、前記の断面図から理解されるように、凹み12の領域22が、表面8の隣接領域と共に、100°と170°との間、好ましくは、115°から155°の間、特に好ましくは、130°と140°との間の角度Wを含む、方法で、有利に得られる。これは特に有利である。なぜなら、このようにして、それぞれの凹み12が、2つの隣接する歯の側面18と、その間に位置する歯ベース領域34とのために、特に適切に成形されたチャンファを実現するように用いられ得るからである。
一例として図1更に示されるように、ブランク6は、環状のブランクであり、凹み12は、その環状のブランクの外側30に作られる。
図6と図7において変形例として更に示されるように、その環状のブランク6’は、凹み12’、または、対応する凹み12’が、それに加えて、または、それに代えて(図では示されていない)、環状のブランク6’の内側32に得る、方法で、実現され得る。
図8および図9は、環状のブランク6’の内側32における凹み12’のために、図3および図4に類似した図解を示す。
さらなる例が、下記に示され、各参照が、上記と同じように、それぞれの場合において、使用される。
図12は、本発明における、平歯車の例となるブランクの実施形態を示し、図13は、そのブランクから作られる平歯車を示す。この場合における表面8は、平坦な表面を規定する表面であり、図解される場合のように、表面8は、ブランクの外側面であることが理解され得る。複数の凹み12は、均一な方法で、再度、実現されて配置され、これが、円形のライン上にある。それぞれのエッジ領域16は、U字型またはV字型である。本発明は、ストレイトな(直線状の)ノコギリ歯状のホイール(歯車)、および、ヘリカル状な(螺旋状の)ノコギリ歯状のホイール(歯車)の両者に適している。
図14は、本発明における、平歯車のさらなる例となるブランクの実施形態を示し、図15は、そのブランクから作られる平歯車を示す。
この例の場合においては、さらなる凹み(第2凹み)40が、その後に続く歯の頂部の上に、さらなるチャンファの実現、または、丸み付け(rounding)40のために、提供される
本発明における、複数の歯4を有する機械コンポーネント2の製造方法は、次のステップを具備する。
(a)機械コンポーネント2のためのブランク6を製造するステップであって、複数の歯4の外側面の端部領域10を構成するように提供される表面8を、そのブランク6が有するように形成するステップ
(b)好ましくは、成形処理またはプレス処理によってブランク6に複数の凹み12を作るステップであって、凹み12の境界14を、表面8のエッジ領域16として構成させるステップ
(c)ミリング処理またはグラインディング処理によって複数の歯4について歯の側面18を作るステップであって、歯の側面18の外側面の端部領域20を、そのミリング処理後に残る凹み12の領域22に直接的に隣接させるステップ
特に、ステップ(c)において、凹み12は、ミリング処理またはグラインディング処理のための入口表面または出口表面としての役目をする。特に利益的には、ステップ(c)においては、ミリング処理またはグラインディング処理は、残りの領域22が、歯の側面18と表面8との間でチャンファ表面を構成する方法で達成される。このようにして、対応するチャンファは、特に容易に製造され得る。
ブランク6は、特に、上記のブランク6であり得る
利益的には、その製造方法については、ステップ(a)および(b)が、一つのワーク・プロセスの一部として、特に、同時に実行される。特に、ステップ(a)において、ブランクを鍛造処理によって製造することが提供される。
2…機械コンポーネント、4…歯、6…ブランク、8…表面(第1表面)、10…歯の外側面の端部領域、12…凹み(凹部、第1凹み)、14…凹み12の境界、16…表面8のエッジ領域(第1エッジ領域)、18…歯の側面、22…凹み12の領域、24…さらなる表面(第2表面)、26…さらなる表面24のエッジ領域(第2エッジ領域)40…さらなる凹み(第1凹み)、Z…センタ。

Claims (15)

  1. 複数の歯(4)を具備する機械コンポーネント(2)のブランクであって、
    前記複数の歯(4)の外側面の端部領域(10)を構成するように提供される第1表面(8)、および、
    複数の第1凹み(12)であって、当該複数の第1凹みの第1境界(14)が前記第1表面(8)の第1エッジ領域(16)を構成する、複数の第1凹み(12)
    を具備し、
    前記複数の第1凹み(12)が、前記複数の歯(4)の歯の側面(18)を形成し、前記複数の第1凹みが前記複数の歯の側面(18)および歯のベース(34)のチャンファを構成する、
    ことを特徴とする、機械コンポーネントのブランク。
  2. 前記第1表面(8)は、円筒型の表面、または、円錐状の表面、または、平坦な表面を規定する、
    請求項1に記載のブランク。
  3. 前記複数の第1凹み(12)は、均一な方法で、実現されて、配置される、
    請求項1または2に記載のブランク。
  4. 前記第1表面(8)の前記第1エッジ領域(16)は、それぞれ、U字型、または、V字型を有する、
    請求項1〜3のいずれかに記載のブランク。
  5. 当該ブランクは、上記第1表面に加えて、前記複数の歯(4)の歯の側面(18)を実現するために、少なくとも部分的に除去可能に提供された、さらなる第2表面(24)を付加的に有し
    記複数の第1凹み(12)の前記境界(14)が、それぞれ、前記さらなる第2表面(24)の第2エッジ領域(26)の形で、前記さらなる第2エッジ領域(26)を構成する、
    請求項1〜4のいずれかに記載のブランク。
  6. 前記複数の第1凹み(12)の一つのセンタ(Z)を通り、前記第1表面(8)に関して垂直に見られる断面において、一方では前記第1エッジ領域(16)で互いに隣接する前記一つの第1凹み(12)の前記第1端部領域と、他方では前記表面とによって含まれる角度(W)は、100°と170°との間である、
    請求項1〜5のいずれかに記載のブランク。
  7. 前記複数の歯(4)は、走行する目立ての複数の歯である、
    請求項1〜6のいずれかに記載のブランク。
  8. 前記機械コンポーネントは、歯車、または、ノコギリ歯状のラックである、
    請求項1〜7のいずれかに記載のブランク。
  9. 前記機械コンポーネントは、平歯車、または、クラウン歯車、または、かさ歯車である、
    請求項1〜8のいずれかに記載のブランク。
  10. 当該ブランクが環状のブランクの形態において、前記複数の第1凹み(12)は、前記環状のブランクの内側および/または外側に作られている、
    請求項1〜9のいずれかに記載のブランク。
  11. 複数の歯(4)を有する機械コンポーネント(2)の製造方法において、
    ステップa、前記機械コンポーネント(2)のブランク(6)を製造するステップであって、前記ブランク(6)が、前記複数の歯(4)の外側面の端部領域(10)を構成するように提供される第1表面(8)を有する、ブランク(6)を製造するステップと、
    ステップb、成形またはプレス処理によって、前記ブランク(6)の複数の第1凹み(12)を形成するステップであって、当該複数の第1凹みの境界(14)が前記第1表面(8)のエッジ領域(16)を構成する、複数の第1凹み(12)を形成するステップと、
    ステップc、ミリング処理またはグラインディング処理によって、前記複数の歯(4)の歯の側面(18)を作るステップであって、前記歯の側面(18)の外側面の端部領域(20)および歯のベース(34)を、ミリング処理またはグラインディング処理の後に残る、複数の歯(4)の歯の側面(18)に直接隣接させるステップ
    を具備する、機械コンポーネントの製造方法。
  12. 前記ステップcにおいて、前記ミリング処理またはグラインディング処理は、歯の側面(18)と前記第1表面(8)との間のチャンファ表面を、残りの領域(22)が構成する方法で、達成される、
    請求項11に記載の機械コンポーネントの製造方法。
  13. 前記ステップaおよびステップbの処理は、一のワーク・プロセスの一部として、同時に、実行される、
    請求項11または12に記載の機械コンポーネントの製造方法。
  14. 前記ステップaにおいて、前記ブランクを鍛造処理によって製造する、
    請求項11から13のいずれかに記載の機械コンポーネントの製造方法。
  15. 前記ブランクが、請求項1から10のいずれかに記載のブランクである、
    請求項11から14のいずれかに記載の機械コンポーネントの製造方法。
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