JP5949361B2 - 有機el表示装置およびその製造方法 - Google Patents

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本発明は、有機EL(エレクトロルミネッセンス)素子および有機薄膜トランジスタ(以下、有機TFTという)を備えた有機EL表示装置およびその製造方法に関するものである。
従来より、有機EL素子にて有機TFTを駆動する有機EL表示装置がある(例えば、特許文献1参照)。
例えば、従来は、図6に示すように、樹脂基板101の表面に水分バリア膜102が成膜され、その上に有機EL素子103および有機TFT104が形成され、これらが水分バリア膜102の上に形成された配線105を介して電気的に接続された構造とされている。そして、有機EL素子103や有機TFT104および配線105の表面を更に水分バリア膜106を覆うことで、水分等のガスによる有機EL素子103および有機TFT104の劣化の抑制、配線105の高抵抗化の抑制が図れるようにしている。
また、図7に示すように、樹脂基板111の表面に水分バリア膜112が成膜され、その上に有機TFT113、平坦化層114および有機EL素子115が順に積層された構造とされる場合もある。この場合、スルーホール116に配線117を配置することで有機TFT114と有機EL素子115を電気的に接続できる構造とし、更に有機EL素子115上を水分バリア膜118を覆うことで、水分等のガスによる有機EL素子115および有機TFT113の劣化の抑制、配線117の高抵抗化の抑制が図れるようにしている。
なお、図6および図7では、有機EL素子103、115および有機TFT104、113を簡略化して1つの層として図示してあるが、実際にはこれらを構成する複数の層で構成されている。
特許第4733768号公報
しかしながら、図6および図7のような構造の場合、樹脂基板101、111の一面側に有機EL素子103、115および有機TFT104、113の両方が配置された構造となっている。このため、樹脂基板101、111の両面の応力が不均一になり、樹脂基板101、111に反りが発生するという問題がある。
また、図6の構造の場合、同一平面上に有機EL素子103および有機TFT104を配置していることから、有機EL素子103の配置面積が有機TFT104の配置面積の影響を受けることになる。このため、1画素中における開口率、つまり1つの有機EL素子103が発光する面積比率が有機TFT104の配置スペースの犠牲になって小さくなる。
また、図7の構造のように、有機TFT113の上に平坦化層114を介して有機EL素子115を配置する構造の場合、有機EL素子115を印刷形成のような焼成が必要な手法で形成すると、有機TFT115の耐熱性が低いために、有機TFT115が劣化してしまう。
本発明は上記点に鑑みて、樹脂基板の反りを防止でき、開口率が高くできる有機EL表示装置およびその製造方法を提供することを第1の目的とする。また、樹脂基板の反りを防止でき、開口率が高くでき、かつ、焼成しても有機TFTの劣化が生じない構造の有機EL表示装置およびその製造方法を提供することを第2の目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1ないしに記載の発明では、樹脂基板(1)の表面側に有機EL素子(4)を形成すると共に裏面側に有機TFT(5)を形成し、樹脂基板(1)に形成したスルーホール(1a)を通じて、配線(3)にて有機EL素子と有機TFTとを電気的に接続して結線することを特徴としている。
このように、樹脂基板の表面側に有機EL素子を配置すると共に裏面側に有機TFTを配置すると、樹脂基板の両面の応力が均一化され、樹脂基板に反りが発生することを抑制できる。また、有機EL素子と有機TFTの配置面が異なっており、同一平面上に配置していないため、有機EL素子の配置面積が有機TFTの配置面積の影響を受けない。このため、1画素中における開口率、つまり1つの有機EL素子が発光する面積比率が有機TFTの配置スペースの犠牲になって小さくなることを防止でき、開口率を高くすることが可能となる。
請求項ないしに記載の発明では、表面および裏面を有する樹脂基板(1)を用意する工程と、樹脂基板に対して、表面から裏面に貫通するスルーホール(1a)を形成する工程と、樹脂基板に形成されたスルーホールの内壁面および該樹脂基板の表面側および裏面側に配線(3)を形成する工程と、樹脂基板の表面側に、配線に接続される有機EL素子(4)を形成する工程と、有機EL素子を形成した後で、樹脂基板の裏面側に、配線に接続され、有機EL素子の駆動を行う駆動トランジスタを含む有機薄膜トランジスタ(5)を形成する工程と、を含んでいることを特徴としている。
このように、樹脂基板にスルーホールを形成した後、更に配線の形成を行い、その後、有機EL素子を形成してから有機TFTを形成するようにしている。このため、有機EL素子の形成を印刷などで行うことで焼成が行われたとしても、有機TFTの劣化が生じないようにできる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。
本発明の第1実施形態にかかる有機EL表示装置の断面図である。 図1に示す有機EL表示装置の領域R1の部分拡大図である。 図1に示す有機EL表示装置の回路図である。 図1に示す有機EL表示装置の製造工程を示した断面図である。 他の実施形態で説明する有機EL表示装置の断面図である。 従来の有機EL素子の一例を示した断面図である。 従来の有機EL素子の一例を示した断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
図1〜図3を参照して、本実施形態にかかる有機EL表示装置の構成について説明する。図1および図2に示すように、本実施形態の有機EL表示装置は、表面および裏面を有する樹脂基板1を用いて形成されている。樹脂基板1は、例えば PEN(ポリエチレンナフタレート)やPET(ポリエチレンテレフタレート)もしくはポリイミドなどの樹脂材料によって構成されている。
この樹脂基板1には、表面から裏面に貫通するスルーホール1aが形成されており、このスルーホール1aの側面(内壁面)および樹脂基板1の表面全面を覆うように、水分バリア膜(第1の水分バリア膜)2が形成されている。水分バリア膜2は、緻密性を有する水分を通過させない膜であり、この水分バリア膜2により樹脂基板1側からの水分などの通過を防止している。例えば、水分バリア膜2は、アルミナ(酸化アルミニウム)や酸化アルミ−チタン(Al−Ti−O)で構成される。また、水分バリア膜2を無機材料で構成される無機膜で構成することもできるが、無機膜のみでは硬く、柔軟性に乏しいことから、無機膜と柔軟性を有する有機材料で構成される有機膜の積層構造からなる膜などによって構成すると好ましい。例えば、無機材料としては酸化アルミ(Al2O3)など、有機材料としてはフェニル基を持つ化合物、炭化水素系材料、オキシビフェニル系および直鎖化合物などが挙げられる
この水分バリア膜2のうちスルーホール1a内に位置している部分からその外部に至る部分において、水分バリア膜2の表面には配線3が形成されている。配線3は、樹脂基板1の表裏両面においてパターニングされており、例えばAlなどの配線金属によって構成されている。
水分バリア膜2のうち、樹脂基板1の表面側(一面側)に配置された部分の表面には、有機EL素子4が形成されている。図1および図2中では有機EL素子4を簡略化して記載してあるが、実際には、下部電極、正孔輸送層(HTL:Hole Transfer Layer)や発光層を含む有機層によって構成されている有機EL層、上部電極などを備えた構成とされている。そして、有機EL素子4のうちの下部電極もしくは上部電極に対して配線3が電気的接続された状態になっている。
また、水分バリア膜2のうち、樹脂基板1の裏面側(他面側)に配置された部分の表面には、有機TFT5が形成されている。有機TFT5は、有機EL素子4を駆動するための駆動トランジスタを構成するものである。図1および図2中では有機TFT5を簡略化して記載してあるが、実際には、ソース電極もしくはドレイン電極を構成する底部電極層や頂部電極層と、有機半導体層と、ゲート絶縁膜およびゲート電極などを有した構成とされている。そして、有機TFT5のうちの底部電極層もしくは頂部電極層に対して配線3が電気的に接続された状態になっている。
さらに、有機EL素子4や有機TFT5およびスルーホール1a内やその周辺において露出している配線3の表面を覆うように、水分バリア膜(第2の水分バリア膜)6が形成されている。この水分バリア膜6により、外部から有機EL素子子4や有機TFT5および配線3側への水分などの通過を防止している。水分バリア膜6は、水分バリア膜2と同様の材料で構成されている。
なお、図1および図2中には示していないが、有機TFT5が形成される側に、キャパシタなどを形成することもできる。
このような構造により、本実施形態にかかる有機EL表示装置が構成されている。このように構成される有機EL表示装置の1画素分の回路は、例えば図3に示す回路構成とされる。具体的には、ダイオード素子として表される有機EL素子4に接続された第1トランジスタ11と、データ線に接続される第2トランジスタ12およびキャパシタ13とを備えた構成とされる。そして、例えば第1トランジスタ11のドレインに対して有機EL素子4が接続されると共に、第1トランジスタ11のゲート電極に対して第2トランジスタ12のソースが接続され、第1トランジスタ11のゲート−ソース間にキャパシタ13が接続される。第1、第2トランジスタ11、12が有機TFT5にて構成されるものであり、キャパシタ13についても有機TFT5と共に樹脂基板1の裏面側に形成されるようにすることもできる。そして、このような回路構成とされる有機EL表示装置において、有機EL素子4と有機TFT5とがスルーホール1aを通じて配線3にて結線されている。
このような構成とされた有機EL表示装置では、第2トランジスタ12のゲート電極に選択パルスが入力されると、第2トランジスタ12を通じてデータ線よりデータ信号が第1トランジスタ11のゲート電極に入力される。これにより、選択された有機EL素子4については電源ラインを通じて駆動電圧が印加されて発光するという動作を行う。
以上説明した有機EL表示装置によれば、樹脂基板1の表面側に有機EL素子4を配置していると共に裏面側に有機TFT5を配置していることから、樹脂基板1の両面の応力が均一化され、樹脂基板1に反りが発生することを抑制できる。また、有機EL素子4と有機TFT5の配置面が異なっており、同一平面上に配置していないため、有機EL素子4の配置面積が有機TFT5の配置面積の影響を受けない。このため、1画素中における開口率、つまり1つの有機EL素子4が発光する面積比率が有機TFT5の配置スペースの犠牲になって小さくなることを防止でき、開口率を高くすることが可能となる。
さらに、本実施形態の有機EL表示装置では、スルーホール1aが形成されているため、このスルーホール1aを通じて有機EL表示装置の一面側からその反対側を透視することができる。このため、スルーホール1aの部分が透明となる半透明の有機EL表示装置にできる。特に、有機EL表示装置の表示器の各画素中において、各画素面積に対するスルーホール1aの面積の比率が50%以上となるようにすれば、透明な領域を増やすことができ、より有機EL表示装置を通じて一面側から反対側への透視が行い易くなるようにできる。
続いて、上記のように構成された本実施形態にかかる有機EL表示装置の製造方法について、図4に示す有機EL表示装置の製造工程を示した断面図を参照して説明する。
まず、図4(a)に示すように、PENやPETもしくはポリイミドなどの樹脂材料によって構成された樹脂基板1を用意する。そして、図4(b)に示すように、樹脂基板1の所望位置にスルーホール1aを形成する。例えば、レーザー照射やドライエッチング、ウェットエッチング等によってスルーホール1aを形成することができる。レーザー照射やドライエッチングの場合、スルーホール1aの形成時に水分が発生しないため、後工程で形成する配線3や有機EL素子4および有機TFT5などへの水分の影響を抑制する上で有効である。一方、ウェットエッチングの場合、スルーホール1aの形成時に水分が発生するため、後工程で形成する配線3や有機EL素子4および有機TFT5などへの水分の影響を考慮すると好ましくない。しかし、ウェットエッチング後に乾燥工程、例えば真空中において高温乾燥を行うようにすると、発生した水分を除去できるため、ウェットエッチングの場合には、その後に乾燥工程を組み合わせると好ましい。
次に、必要に応じて脱水処理を行う。例えば、真空中において高温乾燥を行う。これにより、製造初期から製造装置内や樹脂基板1の表面などに存在している水分を除去する。スルーホール1aをウェットエッチングにて形成する場合の乾燥工程をこの脱水処理として行っても良い。そして、図4(c)に示すように、スルーホール1aの側面(内壁面)を含め、樹脂基板1の表面全面に、アルミナなどからなる水分バリア膜2を形成する。例えば、ALD(原子層成長)法などによって水分バリア膜2を形成することができる。このようなALD法を用いた水分バリア膜2の形成方法だと、水分バリア膜2の原料ガスが樹脂基板1の周囲全域に回りこむようにして水分バリア膜2を形成できることから、1度の工程で水分バリア膜2を形成できる。また、水分バリア膜2の構成材料の膜を2枚用意し、樹脂基板1の表裏両面に配置することで樹脂基板1を挟み込んだ後、スルーホール1aと対応する部分において水分バリア膜2の構成材料の膜を除去するという方法によっても水分バリア膜2を形成できる。
続いて、図4(d)に示すように、スルーホール1a内を含む水分バリア膜2の表面全面にアルミなどの配線金属材料を成膜したのち、それをパターニングすることで配線3を形成する。これにより、水分バリア膜2のうちスルーホール1a内に位置している部分からその外部に至る部分において、水分バリア膜2の表面に配線3を形成できる。
その後、図4(e)に示すように、樹脂基板1の表面側において、有機EL素子4を形成する。具体的には、下部電極の形成工程、正孔輸送層や発光層を含む有機層によって構成されている有機EL層の形成工程、上部電極の形成工程などを行うことで、有機EL素子4を形成する。このとき、有機EL素子4を形成するときの少なくとも一部の形成工程、例えば有機層を印刷のような塗布型の形成工程によって行う場合、焼成が必要になるため、樹脂基板1などが高温に曝されることになる。しかしながら、この段階ではまだ有機TFT5を形成していないため、焼成による高温が有機TFT5に影響を与えることはない。このため、有機TFT5の劣化の問題が発生しないようにできる。
そして、図4(f)に示すように、樹脂基板1の裏面側において、有機TFT5を形成する。具体的には、ソース電極もしくはドレイン電極を構成する底部電極層や頂部電極層の形成工程、有機半導体層の形成工程、ゲート絶縁膜の形成工程およびゲート電極の形成工程などを行うことで、有機TFT5を形成する。
この後の工程については図示していないが、有機EL素子4や有機TFT5およびスルーホール1a内やその周辺において露出している配線3の表面を覆うように、再び水分バリア膜6を形成することで、図1に示した有機EL表示装置が完成する。
以上説明した有機EL表示装置の製造方法によれば、樹脂基板1にスルーホール1aを形成した後、水分バリア膜2の成膜や配線3の形成を行い、その後、有機EL素子4を形成してから有機TFT5を形成するようにしている。このため、有機EL素子4の形成を印刷などで行うことで焼成が行われたとしても、有機TFT5の劣化が生じないようにできる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、有機EL素子4や有機TFT5が備えられた有機EL表示装置の一例について説明したが、上記実施形態とは異なる構造や材料によって構成される有機EL素子4や有機TFT5が備えられた有機EL装置に対しても、本発明を適用できる。
また、上記実施形態では、スルーホール1a内に配線3や水分バリア膜2、6が配置されてもスルーホール1a内に空間が残り、スルーホール1aを通じて有機EL表示装置の一面側からその反対側を透視することができる半透明の状態となるようにした。しかしながら、これは単なる一例を示したのであり、例えば、図5に示すように、スルーホール1a内が配線3および水分バリア膜2によって埋め込まれるような構造としても良い。この場合には、スルーホール1a内に空間が残らないため、有機EL表示装置は不透明な状態となる。
1 樹脂基板
1a スルーホール
2、6 水分バリア膜
3 配線
4 有機EL素子
5 有機TFT
11、12 第1、第2トランジスタ
13 キャパシタ

Claims (9)

  1. 表面および裏面を有し、前記表面から前記裏面に貫通するスルーホール(1a)が形成された樹脂基板(1)と、
    前記樹脂基板に形成されたスルーホールの内壁面および該樹脂基板の表面側および裏面側に形成された配線(3)と、
    前記樹脂基板の表面側に配置された有機EL素子(4)と、
    前記樹脂基板の裏面側に配置され、前記有機EL素子の駆動を行う駆動トランジスタを含む有機薄膜トランジスタ(5)と、を備え、
    前記スルーホールを介して、前記配線にて前記有機EL素子と前記有機薄膜トランジスタとが電気的に接続されて結線されており、
    前記スルーホールの内壁面を含めて前記樹脂基板の表面および裏面を覆う第1の水分バリア膜(2)を有し、
    前記第1の水分バリア膜の上に、前記配線と前記有機EL素子および前記有機薄膜トランジスタが備えられていることを特徴とする有機EL表示装置。
  2. 前記スルーホール内において、前記有機EL素子と前記有機薄膜トランジスタとを結線している前記配線の表面が第2の水分バリア膜(6)にて覆われていることを特徴とする請求項に記載の有機EL表示装置。
  3. 表示器の各画素面積に対する前記スルーホールの面積の比率が50%以上とされていることを特徴とする請求項1または2に記載の有機EL表示装置。
  4. 前記第1の水分バリア膜と前記第2の水分バリア膜のうちの少なくとも一方が無機材料で構成された無機膜と有機材料で構成された有機膜の積層構造にて構成されていることを特徴とする請求項に記載の有機EL表示装置。
  5. 表面および裏面を有する樹脂基板(1)を用意する工程と、
    前記樹脂基板に対して、前記表面から前記裏面に貫通するスルーホール(1a)を形成する工程と、
    前記樹脂基板に形成されたスルーホールの内壁面および該樹脂基板の表面側および裏面側に配線(3)を形成する工程と、
    前記樹脂基板の表面側に、前記配線に接続される有機EL素子(4)を形成する工程と、
    前記有機EL素子を形成した後で、前記樹脂基板の裏面側に、前記配線に接続され、前記有機EL素子の駆動を行う駆動トランジスタを含む有機薄膜トランジスタ(5)を形成する工程と、
    を含んでいることを特徴とする有機EL表示装置の製造方法。
  6. 前記スルーホールを形成する工程では、前記樹脂基板に対してレーザー照射を行うことにより、前記スルーホールを形成することを特徴とする請求項に記載の有機EL表示装置の製造方法。
  7. 前記スルーホールの内壁面を含めて前記樹脂基板の表面および裏面を覆う第1の水分バリア膜(2)を形成する工程と、
    前記スルーホール内において、前記有機EL素子と前記有機薄膜トランジスタとを結線している前記配線の表面と前記有機EL素子および前記有機薄膜トランジスタの表面を覆う第2の水分バリア膜(6)を形成する工程と、を有し、
    前記第1の水分バリア膜を形成する工程と前記第2の水分バリア膜を形成する工程の少なくとも一方について、原子層成長法にて行うことを特徴とする請求項またはに記載の有機EL表示装置の製造方法。
  8. 前記第1の水分バリア膜を形成する工程の前に、脱水処理を行うことを特徴とする請求項に記載の有機EL表示装置の製造方法。
  9. 前記有機EL素子を形成する工程は、該有機EL素子を形成するときの少なくとも一部を印刷形成することを特徴とする請求項ないしのいずれか1つに記載の有機EL表示装置の製造方法。
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