JP5948152B2 - 塗布容器 - Google Patents
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Description
本発明に係る塗布容器は、内容物が収容されるとともに、口部を閉塞する閉塞板を有する容器体と、下端部に前記容器体に装着される装着部が形成されるとともに、上端部に塗布ボールが該上端部から外側に突出した状態で該上端部から外側に離脱不能に、且つ回転自在に嵌合された支持筒体と、を備える塗布容器であって、前記支持筒体には、前記装着部から上方に向けて延びる保持筒が設けられ、前記塗布ボールは、前記保持筒の下端部側から着脱自在に嵌合されていることを特徴としている。
そして、塗布ボールが支持筒体の装着部が形成されている下端部側から着脱され、上端部側からは離脱不能であるので、塗布ボールが支持筒体から外れることなく本発明の塗布容器を使用することができる。
また、本発明に係る塗布容器では、前記保持筒の上端部における上端半径寸法は、該保持筒の下端部における下端半径寸法よりも小さくなっていることが好ましい。
図1および図2に示すように、本実施形態の塗布容器1は、内容物が収容されるとともに、口部11を閉塞する閉塞板12を有する容器体10と、一端部に容器体10に装着される外筒部21(装着部)が形成されるとともに、他端部に塗布ボール3が他端部から外側に突出した状態で他端部から外側に離脱不能に、且つ回転自在に嵌合された支持筒体2と、前記口部11に着脱可能に装着され塗布ボール3とともに支持筒体2を覆う有頂筒状のキャップ体4と、を備えている。この塗布容器1は、内容物として、例えば液状体などを容器体10内に収容する。
支持筒体2は、外筒部21が容器体10の口部11に着脱自在に装着され、かつ保持筒24に塗布ボール3が支持筒体2の下端部側から着脱自在に嵌合されている。外筒部21の内面には、上口筒14の雄ねじ14aに螺合可能な雌ねじ21aが形成されている。
なお、保持筒24は、図3に示すように、下端部24bを径方向に向けて弾性変形可能に構成されている。つまり、保持筒24の下端部24bを径方向の外側に向けて弾性変形をさせることで、塗布ボール3を下端部24b側から出し入れし易くなり、下端部24bによって塗布ボール3がアンダーカット嵌合される。
ここで、キャップ体4を容器体10の口部11から離脱させた状態で、例えば当該塗布容器1を上下反転させる等し、塗布ボール3において保持筒24から突出する部分を、内容物を塗布する被塗布部に押し当てて、塗布容器1を被塗布部に沿って移動させ、塗布ボール3を回転させる。これにより、容器体10内の内容物は、吐出口16を通して塗布ボール3に付着し、回転によって外方に露出し、塗布ボール3の外面から被塗布部に塗布される。
すなわち、図1に示すように、塗布容器1では、容器体10から塗布ボール3を取り外す際に、キャップ体4を容器体10の口部11から離脱させた状態で、支持筒体2を容器体10の上口筒14から離脱させる。このとき、塗布ボール3は保持筒24のみで支持されており、塗布ボール3を下方から保持する閉塞板12による保持状態が解除される。そして、この離脱した支持筒体2に嵌合されている塗布ボール3を、例えば支持筒体2の保持筒24の上端部24aよりも上方に突出している部分を保持筒24の下端部24b側に向けて押し込むことで、塗布ボール3と保持筒24とのアンダーカット嵌合が解除され、保持筒24の下端部24b側から塗布ボール3を容易に取り外すことができる。
そして、塗布ボール3が支持筒体2の保持筒24の下端部24b側から着脱され、保持筒24の上端部24a側からは離脱不能であるので、塗布ボール3が容器体10に装着された支持筒体2から外れることなく塗布容器1を使用することができる。
図4及び図5に示すように、本実施形態による塗布容器1Aは、容器体10の口部11と支持筒体2の形状を代えた構成となっている。すなわち、閉塞板12は、口部11の上口筒14において容器軸O方向の中間部分に連設されている。支持筒体2は、図6に示すように、外筒部21の上端と保持筒24の上下方向の中間部分とが連結部23によって連結されており、保持筒24の下半部24dと外筒部21との間に口部11の上口筒14の上端部14cに係合する環状凹部2bが形成されている。保持筒24の下半部24dは、容器軸Oに同軸で全周にわたって設けられ、弾性変形可能に設けられている。
図7乃至図10に示すように、本実施形態による塗布容器1Bは、塗布ボール3を複数(ここでは3個)設けたものである。これら塗布ボール3は、周方向に均等な間隔をもって配置されており、閉塞板12および支持筒体2の保持筒24も各塗布ボール3に対応する位置に設けられている。
図7に示すように、キャップ体4のリング突条45も、各塗布ボール3に対応する3箇所に設けられている。
図11及び図12に示すように、本実施形態による塗布容器1Cは、容器体10として詰め替え容器を使用したものであり、上述した実施の形態では容器体10に口部11を一体的に構成しているが、容器体10の口部11と容器本体30とにより分割可能な構成としたものである。すなわち、容器体10は、容器本体30と、容器本体30の上端部に螺合により外嵌可能に設けられるとともに、上述した口部11及び閉塞板12を備えた口部材31と、からなる。
また、塗布ボール3の着脱による洗浄が可能となるので、別の内容液が充填された詰め替え容器に対しても塗布ボール3を清潔な状態で繰り返し使用することができる。
例えば、上述の実施形態では塗布ボール3に対してアンダーカット係合する支持筒体2の保持筒24の下端部24bが周方向の全周にわたって設けられているが、これに限らず、周方向に間隔をあけて間欠的に設ける構成であってもよい。また、キャップ体4のリング突条45についても同様に、周方向の全周にわたって設けられることに限定されることはない。
塗布ボール3が上端部24aから外側に突出した状態で、保持筒24から外側に離脱不能に、且つ回転自在に嵌合された構成であればよいのである。
2 支持筒体
3 塗布ボール
4 キャップ体
10、30 容器体
11 口部
12 閉塞板
13 下口筒
14 上口筒
15 上壁筒
17 内環状シール部
21 外筒部(装着部)
22 内筒部
24 保持筒
24a 上端部
24b 下端部
31 口部材
O 容器軸
R 保持筒の上端部の内径
r 保持筒の下端部の内径
Claims (3)
- 内容物が収容されるとともに、口部を閉塞する閉塞板を有する容器体と、
下端部に前記容器体に装着される装着部が形成されるとともに、上端部に塗布ボールが該上端部から外側に突出した状態で該上端部から外側に離脱不能に、且つ回転自在に嵌合された支持筒体と、
を備える塗布容器であって、
前記支持筒体には、前記装着部から上方に向けて延びる保持筒が設けられ、
前記塗布ボールは、前記保持筒の下端部側から着脱自在に嵌合されていることを特徴とする塗布容器。 - 前記保持筒の下端部は、容器軸に直交する径方向に向けて弾性変形可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の塗布容器。
- 前記保持筒の上端部における上端半径寸法は、該保持筒の下端部における下端半径寸法よりも小さくなっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の塗布容器。
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JP2012125086A JP5948152B2 (ja) | 2012-05-31 | 2012-05-31 | 塗布容器 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012125086A JP5948152B2 (ja) | 2012-05-31 | 2012-05-31 | 塗布容器 |
Publications (2)
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ID=49848182
Family Applications (1)
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