JP5948152B2 - 塗布容器 - Google Patents

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本発明は、塗布ボールを有する塗布容器に関するものである。
従来から、例えば下記特許文献1に示されるような塗布容器が知られている。この塗布容器は、内容物が収容される容器体と、容器体の口部に不動に組み付けられ、内周面の略中央部に支持シール条を突周設するとともに、上端部が縮径することで保持部とされた保持筒体と、球体の中央部よりやや下部が支持シール条に支持されるとともに、中央部よりやや上部が保持部に抜け出し不能に保持されて、保持筒体内に離脱不能にかつ回転可能に収容された塗布ボールと、容器体の口部に着脱可能に組み付けられ、口部に組み付けられたときに塗布ボールの上面を押圧し、該塗布ボールの下面を支持シール条に圧着させるキャップと、を備えている。
特開2001−97434号公報
しかしながら、上述した従来の塗布容器では、塗布ボールの外面に汚れや粉塵が付着したり、塗布ボールと保持筒体との間に異物や粉塵が詰って塗布ボールが回転しにくくなることで、容器体内に収容される内容物を良好に塗布できないという不具合があるため、塗布ボールを容易に取り外すことが可能なものが求められており、その点で改善の余地があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、容器体に対して塗布ボールを容易に着脱することができる塗布容器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明に係る塗布容器は、内容物が収容されるとともに、口部を閉塞する閉塞板を有する容器体と、端部に前記容器体に装着される装着部が形成されるとともに、端部に塗布ボールが該端部から外側に突出した状態で該端部から外側に離脱不能に、且つ回転自在に嵌合された支持筒体と、を備える塗布容器であって、前記支持筒体には、前記装着部から上方に向けて延びる保持筒が設けられ、前記塗布ボールは、前記保持筒の下端部側から着脱自在に嵌合されていることを特徴としている。
本発明に係る塗布容器によれば、容器体から塗布ボールを取り外す際に、支持筒体を容器体の口部から離脱させ、この離脱した支持筒体に嵌合されている塗布ボールを、例えば支持筒体の端部よりも外側に突出している部分を支持筒体の端部側に向けて押し込んで移動させることで、支持筒体の端部側から前記塗布ボールを容易に取り外すことができる。また、塗布ボールを塗布容器内に組み付ける場合には、塗布ボールを支持筒体の端部側から嵌合し、その嵌合された塗布ボールとともに支持筒体を容器体の口部に外嵌させることで組み付けることができる。
そして、塗布ボールが支持筒体の装着部が形成されている端部側から着脱され、端部側からは離脱不能であるので、塗布ボールが支持筒体から外れることなく本発明の塗布容器を使用することができる。
また、支持筒体を容器体から離脱させた際に、塗布ボールが支持筒体内に嵌合された状態であり、この状態において塗布ボールに外力を加えることで支持筒体から取り外すことが可能となり、支持筒体の離脱と同時に塗布ボールが支持筒体から外れることがないので、塗布ボールの落下や紛失を防止することができる。
また、本発明に係る塗布容器では、前記保持筒端部は、容器軸に直交する径方向に向けて弾性変形可能に設けられていることが好ましい。
この場合には、支持筒体に対して塗布ボールを着脱させる際に、支持筒体の端部を容器軸に直交する径方向の外側に向けて弾性変形させることで、その端部の嵌合部分を広げることができ、その端部側から塗布ボールを容易に出し入れさせて着脱させることができる。
また、本発明に係る塗布容器では、前記保持筒の上端部における上端半径寸法は、該保持筒の下端部における下端半径寸法よりも小さくなっていることが好ましい。
本発明に係る塗布容器によれば、支持筒体が容器体に対して着脱自在であり、且つ塗布ボールも支持筒体の一端部側から着脱自在であるので、容器体から塗布ボールを容易に取り外すことができ、支持筒体の塗布ボールとの間の嵌合部分や塗布ボールの外面の付着物を取り除くことができる。
本発明の第1の実施形態による塗布容器の要部の半縦断面図である。 図1に示す塗布容器において容器体の口部から支持筒体および塗布ボールを離脱させた状態を示す半縦断面図である。 図2の支持筒体に対する塗布ボールの保持状態の一部を示す拡大縦断面図である。 本発明の第2の実施形態による塗布容器の要部の半縦断面図である。 図4に示す塗布容器において容器体の口部から支持筒体および塗布ボールを離脱させた状態を示す半縦断面図である。 図5の支持筒体に対する塗布ボールの保持状態の一部を示す拡大縦断面図である。 本発明の第3の実施形態による塗布容器の要部の縦断面図である。 図7に示すA−A線矢視図である。 図7に示す塗布容器の要部の半縦断面図であって、キャップ体を省略した図である。 図9の支持筒体に対する塗布ボールの保持状態の一部を示す拡大縦断面図である。 本発明の第4の実施形態による塗布容器の要部の半縦断面図である。 図11に示す塗布容器において容器本体の口部から口部材、支持筒体および塗布ボールを離脱させた状態を示す半縦断面図である。
以下、本発明に係る塗布容器の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1および図2に示すように、本実施形態の塗布容器1は、内容物が収容されるとともに、口部11を閉塞する閉塞板12を有する容器体10と、一端部に容器体10に装着される外筒部21(装着部)が形成されるとともに、他端部に塗布ボール3が他端部から外側に突出した状態で他端部から外側に離脱不能に、且つ回転自在に嵌合された支持筒体2と、前記口部11に着脱可能に装着され塗布ボール3とともに支持筒体2を覆う有頂筒状のキャップ体4と、を備えている。この塗布容器1は、内容物として、例えば液状体などを容器体10内に収容する。
ここで、容器体10、支持筒体2およびキャップ体4の各中心軸線は、共通軸上に位置している。以下、この共通軸を容器軸Oといい、容器軸O方向に沿った容器体10側を下側といい、キャップ体4側を上側といい、容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
容器体10の口部11は、下側に位置する大径の下口筒13と、上側に位置し下口筒13よりも小径の上口筒14と、が連設されてなる。下口筒13および上口筒14には、それぞれの外周面に雄ねじ13a、14aが形成されている。
閉塞板12は、口部11の上口筒14から上方に向けて延びる上壁筒15の上縁内側に連設するとともに、上面12a側が下方に向かうに従い漸次、縮径しており、その上面12aが下方に向けて凸をなす凹球面状に形成されている。閉塞板12には、平面視中央に位置する底部において容器体10の内部と外部とを連通する吐出口16が設けられるとともに、底部の上面において容器軸Oと同軸に配置されて上方に向けて突出する内環状シール部17が設けられている。内環状シール部17は、基端から突端に向かうに従い漸次、狭幅となる先細り形状に形成されている。
図3に示すように、支持筒体2は、下端部が容器体10における口部11の上口筒14に外嵌された外筒部21(装着部)と、口部11の上壁筒15(図1参照)に外嵌された内筒部22と、外筒部21の上端部および内筒部22の上端部を連結する連結部23と、連結部23から上方に向けて延びる保持筒24と、を備えている。
支持筒体2は、外筒部21が容器体10の口部11に着脱自在に装着され、かつ保持筒24に塗布ボール3が支持筒体2の下端部側から着脱自在に嵌合されている。外筒部21の内面には、上口筒14の雄ねじ14aに螺合可能な雌ねじ21aが形成されている。
図1乃至図3に示すように、保持筒24は、内面24c側が径方向の外側に凸となる凹球面状に形成され、下端部24bに塗布ボール3がアンダーカット嵌合するように形成されている。保持筒24の上端部24a(図3)における径方向に沿う容器軸Oからの長さ寸法(上端半径寸法R)は、下端部24bにおける径方向に沿う容器軸Oからの長さ寸法(下端半径寸法r)よりも小さくなっている。下端半径寸法rは塗布ボール3が保持筒24の下方から保持筒24内への出し入れが可能な寸法とされ、上端半径寸法Rは保持筒24によって保持された塗布ボール3の下方から上方に向けた移動が規制される寸法とされる。
内筒部22の下端は、上口筒14よりも上方に位置しており、内筒部22と保持筒24との間には段部2aが形成されている。この段部2aは、内筒部22が外嵌した上壁筒15の上縁部15aに上側から液密に当接している。
なお、保持筒24は、図3に示すように、下端部24bを径方向に向けて弾性変形可能に構成されている。つまり、保持筒24の下端部24bを径方向の外側に向けて弾性変形をさせることで、塗布ボール3を下端部24b側から出し入れし易くなり、下端部24bによって塗布ボール3がアンダーカット嵌合される。
塗布ボール3は、容器体10の閉塞板12の上面12a側と支持筒体2の保持筒24の内面24c側とによって回転可能に保持されている。塗布ボール3の中心は、容器軸O上に位置している。塗布ボール3は、閉塞板12の内環状シール部17上に配置された状態で、保持筒24から上側に向けて突出している。
図1に示すように、キャップ体4は、天壁部41及び周壁部42を備える有頂筒状に形成されている。周壁部42は、大径の下周壁43と小径の上周壁44とが連設されてなる。下周壁43の内周面には、容器体10の口部11における下口筒13の雄ねじ13aに螺着可能な雌ねじ43aが形成されている。キャップ体4は、上周壁44が保持筒24に外挿されるとともに、下周壁43が容器体10の下口筒13に螺着され、上側に向けた移動が規制されている。天壁部41は、塗布ボール3から上方に離間している。天壁部41の下面には、下方に向けて突出し、容器軸Oと同軸に配置されたリング突条45が設けられている。天壁部41は、リング突条45が塗布ボール3を下方に押圧することで、塗布ボール3と内環状シール部17とを液密に当接させ、高いシール性を確保している。
このように塗布容器1では、内容物を塗布するために、キャップ体4を容器体10の口部11から離脱させると、キャップ体4による塗布ボール3の移動の規制が解除される。これにより、塗布ボール3と内環状シール部17との間の液密性が解除される。
ここで、キャップ体4を容器体10の口部11から離脱させた状態で、例えば当該塗布容器1を上下反転させる等し、塗布ボール3において保持筒24から突出する部分を、内容物を塗布する被塗布部に押し当てて、塗布容器1を被塗布部に沿って移動させ、塗布ボール3を回転させる。これにより、容器体10内の内容物は、吐出口16を通して塗布ボール3に付着し、回転によって外方に露出し、塗布ボール3の外面から被塗布部に塗布される。
以上説明した本実施形態による塗布容器1によれば、以下の作用効果を奏する。
すなわち、図1に示すように、塗布容器1では、容器体10から塗布ボール3を取り外す際に、キャップ体4を容器体10の口部11から離脱させた状態で、支持筒体2を容器体10の上口筒14から離脱させる。このとき、塗布ボール3は保持筒24のみで支持されており、塗布ボール3を下方から保持する閉塞板12による保持状態が解除される。そして、この離脱した支持筒体2に嵌合されている塗布ボール3を、例えば支持筒体2の保持筒24の上端部24aよりも上方に突出している部分を保持筒24の下端部24b側に向けて押し込むことで、塗布ボール3と保持筒24とのアンダーカット嵌合が解除され、保持筒24の下端部24b側から塗布ボール3を容易に取り外すことができる。
また、塗布ボール3を塗布容器1内に組み付ける場合には、塗布ボール3を支持筒体2の保持筒24の下端部24b側から嵌合し、その嵌合された塗布ボール3とともに支持筒体2を容器体10の口部11の上口筒14に外嵌させて組み付けることができる。
そして、塗布ボール3が支持筒体2の保持筒24の下端部24b側から着脱され、保持筒24の上端部24a側からは離脱不能であるので、塗布ボール3が容器体10に装着された支持筒体2から外れることなく塗布容器1を使用することができる。
また、支持筒体2を容器体10から離脱させた際に、塗布ボール3が支持筒体2の保持筒24内に嵌合された状態であり、この状態において塗布ボール3に外力を加えることで支持筒体2から取り外すことが可能となり、支持筒体2の離脱と同時に塗布ボール3が支持筒体2から外れることがないので、塗布ボール3の落下や紛失を防止することができる。
なお、支持筒体2に対して塗布ボール3を着脱させる際には、保持筒24の下端部24bを径方向の外側に向けて弾性変形させることで、その下端部24bの嵌合部分を広げてアンダーカット嵌合が解除され、その下端部24b側から塗布ボール3を容易に出し入れさせて着脱することができる。
このように塗布容器1では、支持筒体2が容器体10に対して着脱自在であり、且つ塗布ボール3も支持筒体2の保持筒24の下端部24b側から着脱自在であるので、容器体10から塗布ボール3を容易に取り外すことができ、支持筒体2の塗布ボール3との間の嵌合部分や塗布ボール3の外面の付着物を取り除くことができる。
次に、本発明の塗布容器による他の実施形態について、図面に基づいて説明するが、上述の第1の実施形態と同一又は同様な部材、部分には同一の符号を用いて説明を省略し、異なる構成についてのみ説明する。
(第2の実施形態)
図4及び図5に示すように、本実施形態による塗布容器1Aは、容器体10の口部11と支持筒体2の形状を代えた構成となっている。すなわち、閉塞板12は、口部11の上口筒14において容器軸O方向の中間部分に連設されている。支持筒体2は、図6に示すように、外筒部21の上端と保持筒24の上下方向の中間部分とが連結部23によって連結されており、保持筒24の下半部24dと外筒部21との間に口部11の上口筒14の上端部14cに係合する環状凹部2bが形成されている。保持筒24の下半部24dは、容器軸Oに同軸で全周にわたって設けられ、弾性変形可能に設けられている。
本実施形態の塗布容器1Aでは、図4に示すように、支持筒体2を口部11に外嵌させているときには、環状凹部2bに上口筒14が嵌合しているので、下半部24dが径方向の外側に向けて弾性変形することはない。一方で、支持筒体2が口部11から離脱し、環状凹部2bから上端部14cが外れた状態となるときに、下半部24dは径方向の外側に向けて弾性変形可能となる。すなわち、この下半部24dを弾性変形させることで、保持筒24の下端部24bを広げることができ、この下端部4b側から塗布ボール3を取り外すことができる。
(第3の実施形態)
図7乃至図10に示すように、本実施形態による塗布容器1Bは、塗布ボール3を複数(ここでは3個)設けたものである。これら塗布ボール3は、周方向に均等な間隔をもって配置されており、閉塞板12および支持筒体2の保持筒24も各塗布ボール3に対応する位置に設けられている。
口部11は、上口筒14の外面において上下方向に延びる凸部14bが周方向に沿って所定箇所に形成されている。支持筒体2は、外筒部21の内面において上下方向に延びるとともに前記上口筒14の凸部14bに係合する凹溝21bが形成されている。これら凸部14bと凹溝21bを係合することで、3箇所の閉塞板12の位置に対して保持筒24及び内筒部22が一致し、位置決めされる。
図7に示すように、キャップ体4のリング突条45も、各塗布ボール3に対応する3箇所に設けられている。
本実施形態の塗布容器1Bの場合にも、上述した実施形態と同様に、各塗布ボール3を取り外す際には、キャップ体4を容器体10の口部11から離脱させてから、支持筒体2を3個の塗布ボール3とともに口部11の上口筒14から離脱させ、さらに支持筒体2の各保持筒24の上方から塗布ボール3の上端部分を押し込むことで、それら塗布ボール3を保持筒24から容易に取り外すことができる。
(第4の実施形態)
図11及び図12に示すように、本実施形態による塗布容器1Cは、容器体10として詰め替え容器を使用したものであり、上述した実施の形態では容器体10に口部11を一体的に構成しているが、容器体10の口部11と容器本体30とにより分割可能な構成としたものである。すなわち、容器体10は、容器本体30と、容器本体30の上端部に螺合により外嵌可能に設けられるとともに、上述した口部11及び閉塞板12を備えた口部材31と、からなる。
口部材31は、上述した第1の実施形態と同様の下口筒13、上口筒14、上壁筒15、及び閉塞板12を備えている。下口筒13は、外面に雄ねじ13aが形成されるとともに、内面に容器本体30の上端部30aの外面の雄ねじ30bに螺合可能な雌ねじ13bが形成されている。口部材31には、上口筒14の下端と下口筒13の上端とを連結する連結環32が設けられ、この連結環32の径方向の内側に下口筒13から間隔をあけて垂下筒33が設けられている。垂下筒33と下口筒13との間に容器本体30の上端部30aが嵌合され、さらに雄ねじ30bが螺合されている。このとき連結環32の下面が容器本体30の上端部30aに当接している。
この場合、容器体10を容器本体30のみに分離して離脱させることができるので、内容物が空になった容器本体30を口部材31から離脱させて、内容物が収容されている詰め替え用の容器本体30(詰め替え容器)に交換することができる。
また、塗布ボール3の着脱による洗浄が可能となるので、別の内容液が充填された詰め替え容器に対しても塗布ボール3を清潔な状態で繰り返し使用することができる。
なお、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上述の実施形態では塗布ボール3に対してアンダーカット係合する支持筒体2の保持筒24の下端部24bが周方向の全周にわたって設けられているが、これに限らず、周方向に間隔をあけて間欠的に設ける構成であってもよい。また、キャップ体4のリング突条45についても同様に、周方向の全周にわたって設けられることに限定されることはない。
また、本実施形態では支持筒体2の保持筒24の下端部24bにおける容器軸Oからの径方向に沿う容器軸Oからの長さ寸法(下端半径寸法r)が上端部24aの上端半径寸法Rよりも大きくしているが、これに限定されることはなく、両半径寸法R、rを同じにすることも可能である。
また、支持筒体2の保持筒24における塗布ボール3の保持面積(保持筒24の内面24cの面積)や閉塞板12の上面12aの面積についは適宜設定することが可能である。要は、保持筒24の下端部24bで塗布ボール3を嵌合できる。
塗布ボール3が上端部24aから外側に突出した状態で、保持筒24から外側に離脱不能に、且つ回転自在に嵌合された構成であればよいのである。
また、キャップ体4と容器体10の口部11はねじによる螺着されることとしたが、これに限定されるものではない。すなわち、これら雄ねじや雌ねじを用いる代わりに、例えば容器体10の口部11とにそれぞれ嵌合凸部を形成してこれらをアンダーカット嵌合させることにより、キャップ体4を口部11に装着することとしてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 塗布容器
2 支持筒体
3 塗布ボール
4 キャップ体
10、30 容器体
11 口部
12 閉塞板
13 下口筒
14 上口筒
15 上壁筒
17 内環状シール部
21 外筒部(装着部)
22 内筒部
24 保持筒
24a 上端部
24b 下端部
31 口部材
O 容器軸
R 保持筒の上端部の内径
r 保持筒の下端部の内径

Claims (3)

  1. 内容物が収容されるとともに、口部を閉塞する閉塞板を有する容器体と、
    端部に前記容器体に装着される装着部が形成されるとともに、端部に塗布ボールが該端部から外側に突出した状態で該端部から外側に離脱不能に、且つ回転自在に嵌合された支持筒体と、
    を備える塗布容器であって、
    前記支持筒体には、前記装着部から上方に向けて延びる保持筒が設けられ、
    前記塗布ボールは、前記保持筒の下端部側から着脱自在に嵌合されていることを特徴とする塗布容器。
  2. 前記保持筒端部は、容器軸に直交する径方向に向けて弾性変形可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の塗布容器。
  3. 前記保持筒の上端部における上端半径寸法は、該保持筒の下端部における下端半径寸法よりも小さくなっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の塗布容器。
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