JP6255293B2 - 吐出部材 - Google Patents
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Description
(1)本発明に係る吐出部材は、頂壁部、及び前記頂壁部の外周縁から下方に向けて延びる周壁部を有する有頂筒状に形成され、内容液が収容された容器本体の口部に装着される本体筒を備え、前記頂壁部には、下方に向けて窪む窪み部が形成され、前記窪み部の底部には、前記内容液を吐出する吐出孔が上端に形成された吐出筒が上方に向けて突設され、前記周壁部の外周面には、径方向の外側に向けて膨らむ膨出部が全周に亘って連続して延びるように形成されていることを特徴とする。
このように、内容液の少量吐出及び多量吐出をそれぞれ任意に行うことができると共に、吐出筒の姿勢を変化させるだけの簡便な操作で、少量吐出と多量吐出との切り替えを容易に行うことができる。
(吐出容器の構成)
図1及び図2に示すように、吐出容器1は、内容液W(図3参照)が収容される容器本体2と、容器本体2の口部11に装着される吐出部材3と、吐出部材3を覆うオーバーキャップ4と、を備えている。
また、内容液Wとしては、例えば目薬等の薬液や、食品用或いは工業用の液体等が挙げられるが、特定のものに限定されるものではない。
上記シール筒23は、フランジ部24から下方に向けて延びるように形成され、容器本体2の口部11の内側に例えば液密に嵌合されている。よって、吐出部材3は、シール筒23及びフランジ部24を介して容器本体2の口部11に対して高いシール性で装着されている。
なお、窪み部25の底部の中央部分に吐出筒26が形成されているので、吐出筒26と周壁部21との間には全周に亘って隙間が確保されている。
なお、板部材27の横幅(径方向の長さ)は、周壁部21の内側に接しない程度の長さとされている。なお、図示の例では、板部材27は容器軸Oを挟んで径方向に対向するように2つ配置されている。
なお、オーバーキャップ4は、螺着ではなく、例えばアンダーカット嵌合により容器本体2の口部11に対して着脱自在に装着されていても構わない。
また、天壁部31の中央部分には、吐出部材3の窪み部25内に嵌合する嵌合突起33が下方に向けて突出するように形成されている。この嵌合突起33によって、オーバーキャップ4の装着時、窪み部25内はシールされている。
次に、上述したように構成された吐出容器1を使用して、内容液Wを図示しない吐出対象物に吐出する場合について説明する。
この場合には、オーバーキャップ4を取り外した後、図3に示すように、容器本体2及び吐出筒26を斜め下向きに傾けた状態で、容器本体2の胴部10を容器内側に押圧して弾性変形させる。なお、容器本体2を斜め下向きに傾けることで、吐出容器1における上下が反転することとなり、容器軸O方向に沿った容器本体2側が上側となり、その反対側が下側となる。
この場合には、図4に示すように、吐出孔26aを真下に向けた状態で容器本体2の胴部10を容器内側に押圧して弾性変形させ、吐出孔26aを通じて内容液Wを吐出筒26の外部に吐出させる。このとき、吐出孔26aの下方には周壁部21が位置していないので、吐出孔26aから吐出された内容液Wは周壁部21に伝わり難い。しかも、吐出筒26と周壁部21との間には隙間が形成されているので、より一層内容液Wが周壁部21に伝わり難い。
従って、吐出孔26aの出口位置で内容液Wを液滴状にすることができ、吐出対象物に滴下によって吐出することができる。特に、この場合における表面張力は、表面積の大きい膨出部28を利用する場合に比べて小さいので液滴を小さくすることができる。従って、内容液Wの少量吐出を行える。
また、吐出筒26の肉厚が吐出孔26aに向かうに従い漸次薄くなっているので、内容液Wの吐出を停止した際の液切れをよくすることができ、使い易い。
例えば、図5に示すように、周壁部21の外周面から径方向の外側に向けて、周リブのように膨らんだ膨出部40としても良い。この場合であっても、図6に示すように、膨出部40を利用して内容液Wの液滴サイズを大きくすることができ、多量吐出を行うことができる。
2…容器本体
3…吐出部材
11…容器本体の口部
20…頂壁部
21…周壁部
22…本体筒
25…窪み部
26…吐出筒
26a…吐出孔
28、40…膨出部
41…粗面
Claims (3)
- 頂壁部、及び前記頂壁部の外周縁から下方に向けて延びる周壁部を有する有頂筒状に形成され、内容液が収容された容器本体の口部に装着される本体筒を備え、
前記頂壁部には、下方に向けて窪む窪み部が形成され、
前記窪み部の底部には、前記内容液を吐出する吐出孔が上端に形成された吐出筒が上方に向けて突設され、
前記周壁部の外周面には、径方向の外側に向けて膨らむ膨出部が全周に亘って連続して延びるように形成されていることを特徴とする吐出部材。 - 請求項1に記載の吐出部材において、
前記吐出筒は、肉厚が下方から上方に向かうに従い漸次薄くなっていることを特徴とする吐出部材。 - 請求項1又は2に記載の吐出部材において、
前記膨出部は、他の部分よりも粗面であることを特徴とする吐出部材。
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- 2014-03-31 JP JP2014070728A patent/JP6255293B2/ja active Active
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