JP5948079B2 - 販売データ処理装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、客が注文した情報を管理する販売データ処理装置に関する。
飲食店では、売上、客数、客単価という3つの要素を重視して日々営業を行っており、客単価については、例えば、ある居酒屋では、3000円と設定しておき、来店した客の平均単価が3000円を超えることを目標として営業している。そして、その目標を達成すべく、ランダムに客に注文を促すよう店員が聞き回ることが考えられる。
例えば、特許文献1では、宴会の開催時間と参加人数とに基づいて宴会履歴データベースを検索し、該当する履歴情報からおすすめ目録を生成し、該おすすめ目録の品目情報をセルフオーダー端末に表示させて注文を受け付けるシステムが提案されている。
特開2007−287082号公報
しかしながら、例えば、多くの注文を行い、飲食の終わりにさしかかっている客に対して、注文を促したとしても注文を受ける可能性は低い。また、飲食の途中であっても、既に食した料理を再度促しても再注文を得られる可能性は低い。このように、飲食中の客に対して効率良く注文を促すことができず、売り上げを効率良く上げることができないという問題がある。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、商品の注文を受け付け可能な店舗において、客毎により効率よく注文を取ることができ、売り上げを上げることができる販売データ処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、商品の注文を受け付け可能とする販売データ処理装置において、注文可能な商品に関するメニュー情報を記憶するメニュー情報記憶手段と、客を識別する客識別情報毎に、少なくとも未会計の注文済みの商品に関する情報と客単価に関する情報とを対応付けた注文済み情報を記憶する注文済み情報記憶手段と、前記メニュー情報記憶手段に記憶されている前記メニュー情報と前記注文済み情報記憶手段に記憶されている注文済み情報とに基づき、各客への注文を促す商品に関するおすすめ商品情報を出力するおすすめ商品情報出力手段と、を備えていることを特徴とする販売データ処理装置である。
この構成により、メニュー情報と注文済み情報とに基づいて、各客への注文を促す商品に関するおすすめ商品情報を出力する。これにより、店員は、客毎に未注文の商品をおすすめ商品として勧めることができるので、客毎により効率よく注文を取ることができ、結果的に売り上げを上げることができる。また、出力されるおすすめ商品情報の出力の仕方は、例えばメニュー情報を全てあるいは、一定数表示させ、その中のメニューのうち注文していないメニューが一見して分かるように色を変える、あるいは注文済み商品のみに網掛けをする等により、おすすめ商品情報が分かるように出力しても良いし、あるいは、メニュー情報のうち、注文済みのメニューを除いたメニューだけをおすすめメニューとして出力するようにしてもよい。なお、客単価に関する情報とは、当該客が現在までに注文している商品の合計金額をそのテーブルの人数で割った客単価そのもの、あるいは、その客の人数を記憶するようにしてもよい。
また、本発明は、上記販売データ処理装置において、前記おすすめ商品情報出力手段は、前記客識別情報毎の現在までの客単価の低い客を優先して、前記おすすめ商品情報を出力することを特徴とする。
客単価の低い客を優先してとは、例えば、客単価の最も低い客だけのおすすめ商品情報を出力し、次に客単価の低い客のおすすめ商品情報を出力するには、例えばキーや、表示部に表示されるキーを押すことで、順次客単価の低いお客のおすすめ商品情報を出力するようにしてもよい。また、客単価の低い順から順に連続して出力するようにしてもよいし、あるいは一定の客単価を下回っている客だけを抽出し、その抽出された客だけのおすすめリストを抽出するようにしてもよい。
また、本発明は、上記販売データ処理装置において、前記おすすめ商品情報出力手段は、前記客識別情報毎の現在までの客単価が昇順となる客順で、前記おすすめ商品情報を出力することを特徴とする。
この構成により、客単価の低いテーブル順で、そのテーブルに合ったおすすめ商品が出力される。これにより、店員は、客単価の低い客に対して重点的におすすめ商品を勧めることができるので、効率的に客単価を上げることができる。また、客単価の低い客のテーブルに商品を勧め、そのついでに周囲のテーブルにも商品を勧めることができるので、効率的に客単価を上げることができる。
また、本発明は、上記販売データ処理装置において、前記おすすめ商品情報出力手段によって出力される前記おすすめ商品情報の中から商品を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された商品が未注文である客の識別情報を出力する未注文客識別情報出力手段とを備えることを特徴とする。
この構成により、おすすめ商品の中からある商品を特定すると、その商品を未だ注文していない他の客の識別情報が出力される。これにより、その特定のおすすめ商品を該当する客へすすめる為にテーブルを回る際、当該商品を未だ注文していない他の客へもおすすめ商品を勧めることができるので、効率よく注文を取りに行くことができる。
また、本発明は、上記販売データ処理装置において、前記おすすめ商品情報出力手段は、前記おすすめ商品情報に加えて、前記客毎の客単価を出力することを特徴とする。
この構成により、おすすめ商品情報に加えて、客毎の客単価が出力される。これにより、客単価の低い客が実際どのくらいの客単価なのかを把握しながら、当該客に商品を勧めることができる。
また、本発明は、上記販売データ処理装置において、前記おすすめ商品情報出力手段が前記おすすめ商品情報を出力する際、前記メニュー情報から任意に選択した商品群、または過去所定期間の販売実績に基づく注文の多い商品群のいずれかから前記おすすめ商品情報の商品を抽出するかを選択する選択手段を更に備えていることを特徴とする。
この構成により、おすすめ商品情報の商品として、メニュー情報から任意に選択した商品群、または過去所定期間の販売実績に基づく注文の多い商品群のいずれかを選択する。これにより、例えば急遽入荷した商品を販促したい場合には前者を、過去の販売実績に基づき多く仕入れている商品を販促した場合には後者を選択して、おすすめ商品を出力することができるので、店の運営に合った商品の注文を客に促すことができる。
また、本発明は、上記販売データ処理装置において、前記おすすめ商品情報出力手段は、前記おすすめ商品情報を画面に表示すると共に、用紙に印字して発行し、前記未注文客識別情報出力手段は、前記特定手段により特定された商品が未注文である客の識別情報を画面に表示すると共に、用紙に印字して発行することを特徴とする。
この構成により、おすすめ商品情報、及び特定された商品が未注文である客の識別情報が画面に表示されると共に、レシート用紙に印字されて発行される。これにより、店員は、画面で確認するとともに、印字されたレシート用紙を持って客を回ることができるので、確実に正しいおすすめ商品、または、正しい客に対して注文を取りに行くことができる。
また、本発明は、上記販売データ処理装置において、商品の注文を受け付け可能とする販売データ処理装置において、注文可能な商品に関するメニュー情報を記憶するメニュー情報記憶手段と、客を識別する客識別情報毎に、少なくとも未会計の注文済みの商品に関する情報を記憶する注文済み情報記憶手段と、前記メニュー情報記憶手段に記憶されているメニュー情報のうち少なくとも一部をおすすめ商品として表示する表示手段と、前記表示手段に表示されるおすすめ商品のうち一の商品が特定されると、該商品を未注文の客を識別する客識別情報を特定する表示をするよう制御する制御手段を備えることを特徴とする。
この構成により、おすすめ商品が特定されると、その商品を未注文の客の客識別情報が特定される表示されるので、そのお客に対して注文を取りに行くことができるので、効率よく注文を取ることができ、売り上げ向上に寄与することができる。この場合、表示されるおすすめ商品は全てのおすすめ商品を表示してもよいし、あるいは、複数のおすすめ商品に優先度を付け、優先度が高い商品のみの表示し、その表示中から、一の商品を選択できるようにしてもよい。
また、本発明は、上記販売データ処理装置において、前記注文済み情報記憶手段に記憶されている客毎の客識別情報を表示する表示手段を有し、前記制御手段は、該商品が特定されると該商品を未注文である客の客識別情報の表示態様を、他の客識別情報と異なる表示態様で表示することを特徴とする。
この構成により、当該おすすめ商品を注文していない客の識別情報を、他の客の客識別情報と区別して表示するので、一見して、どのお客が注文をしていないかを容易に把握することができるので、迅速にその客に対して注文を取りに行くことができるようになる。
また、本発明は、上記販売データ処理装置において、前記表示手段は、客毎の客識別情報を表示する際、客識別情報毎に現在までに注文している商品の客単価を表示することを特徴とする。
この構成により、客単価も同時に表示されるので、例えば客単価の低いお客に対してより注文してもらうよう注文を促すことができるようになる。
また、本発明は、上記販売データ処理装置において、商品の注文を受け付け可能とする販売データ処理装置において、注文可能な商品に関するメニュー情報のうち少なくとも一部をおすすめ商品として記憶するおすすめ商品メニュー情報記憶手段と、客を識別する客識別情報毎に、未会計の注文済みの商品に関する情報を記憶する注文済み情報記憶手段と、前記注文済み情報記憶手段に記憶される客毎の客識別情報を表示する表示手段と、該表示手段に表示される一の客識別情報が特定されると、前記おすすめ商品メニュー情報記憶手段に記憶されている商品のうち、該特定された客識別情報の客が未注文の商品を特定する表示をするよう制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
この構成により、客識別情報が特定されると、その客が未だ注文していない商品が表示されるので、注文していない商品だけを重点的に注文を促すことができるので、売り上げ向上に寄与することができる。
また、本発明は、上記販売データ処理装置において、前記表示手段は、前記おすすめ商品メニュー記憶手段に記憶するおすすめ商品を表示し、前記制御手段は、一の客識別情報が特定されると、該客が未注文である商品を、前記表示手段で表示されるおすすめ商品中の他の商品と異なる表示態様で、前記表示手段に表示させることを特徴とする。
この構成により、未注文の商品が、他の商品の表示態様と異なる表示態様で表示されるので、未注文の商品をより見つけやすくなる。
また、本発明は、上記販売データ処理装置において、前記制御手段は、前記表示手段に表示される客識別情報毎に、現在までに注文している商品の客単価を、前記表示手段に表示させることを特徴とする。
この構成により、例えば現在までに客単価の低い客を重点的に回るよう、お客を選んで、そのお客が未注文の商品を注文の伺いをすることができるので、効率よく注文を促すことができるので、売り上げ向上に繋がることができる。
本発明によれば、メニュー情報と注文済み情報とに基づいて、各客への注文を促す商品に関するおすすめ商品情報を出力する。
これにより、店員は、客毎に未注文の商品をおすすめ商品として勧めることができるので、客毎により効率よく注文を取ることができ、売り上げを上げることができる。
本発明の一実施形態による販売データ処理装置1の外観斜視図(a)及び側面図(b)である。 本実施形態による販売データ処理装置1に内蔵される電気回路構成を示す系統ブロック図である。 本実施形態による注文済みファイル281のデータ構造及びデータ例を示す概念図である。 本実施形態によるおすすめリストファイル(登録)282aのデータ構造及びデータ例を示す概念図である。 本実施形態によるおすすめリストファイル(実績)282bのデータ構造及びデータ例を示す概念図である。 本実施形態によるメニューファイル283のデータ構造及びデータ例を示す概念図である。 販売データ処理装置1の店員用表示器18に表示される、登録モード時の画面遷移の一例を示す模式図である。 販売データ処理装置1の店員用表示器18に表示される、登録モード時の画面遷移の一例を示す模式図である。 本実施形態による「おすすめリストモード」画面60を示す模式図である。 本実施形態による販売データ処理装置1によって発行されるレシートの例を示す模式図である。 本実施形態による販売データ処理装置1によって発行されるレシートの例を示す模式図である。 本実施形態による販売データ処理装置1の店員用表示器18に表示される、会計モード時の画面遷移の一例を示す模式図である。 本実施形態による販売データ処理装置1の店員用表示器18に表示される、会計モード時の画面遷移の一例を示す模式図である。 本実施形態の販売データ処理装置1のおすすめリストモード時の動作(おすすめリスト発行動作)を説明するためのフローチャートである。 本実施形態による販売データ処理装置1のおすすめリストモード画面の他の例(その1)を示す模式図である。 本実施形態によるおすすめ商品リスト(レシート)100の一例(a)、表示/印字された仮締情報(レシート)101の一例(b)及び表示/印字されたテーブル一覧(レシート)102の一例(c)を示す概念図である。 本実施形態による売上レポート103の一例(a)及びテーブル別おすすめ商品リスト(レシート)104の一例(b)を示す概念図である。 本実施形態による販売データ処理装置1において、おすすめリストモード画面の他の表示例(その2)を示す模式図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施形態による販売データ処理装置1の外観斜視図(a)及び側面図(b)である。図1において、販売データ処理装置1は、来店客が買い上げる商品の登録及び精算を行うための装置であり、追加注文が特に多く発生する居酒屋等の飲食店や小売店などで使用される。また、商品の注文を受け付け可能なこれらの店舗(飲食店や小売店)は、来店した客から店員が注文を受けて、客が帰る際に会計するいわゆる後会計システムでもよい。図1において、店員用表示器18(表示部)は、モード切替、設定、登録等の操作と表示を行う。店員用表示器18の表示面には、透明な接点スイッチであるタッチキーが設けられているタッチパネルが備えられている。メカキーからなる入力キー17は、テンキーや登録用ファンクションキー、小計キー、現計キー等を含む。つまり、新たな客が来店し、テーブルに着席した場合、店員はその客から注文を取り、その注文された商品を販売データ処理装置1での登録モードで、その客を識別するためのテーブル番号を入力した後、画面に表示されるメニューをタッチ選択することで、注文された商品の登録を行う。また、その店員が退店する際、販売データ処理装置1での精算モードで、そのテーブル番号を入力することで、後述の注文済みファイルから、当該客が注文した商品を特定し、その商品の合計金額を算出し、預かり金額をテンキーから入力し、現計キーを押すことで、釣り銭額を算出する。そして、接続さているドロアから釣り銭をお客に渡すよう運用される。
顧客側表示器19は、顧客に対して品名や値段の表示を行う。顧客側表示器19は、LED(発光ダイオード)や液晶ディスプレイ等を用いた発光型の表示デバイスであり、例えば7セグメント表示やドット表示によって数字などをその表面に発光して表示させる。印字部23はレシートを発行して排出させる機能を持ち、その排出部の奥にレシート及びジャーナルプリンタが設けられている。
図2は、本実施形態による販売データ処理装置1に内蔵される電気回路構成を示す系統ブロック図である。この図において、店員用表示器18のタッチパネルは、後述するおすすめ商品情報の中から任意の商品を特定する特定手段181と、店が事前に特定した商品群からなるおすすめリストファイル(登録)と、特定の過去所定期間(例えば1カ月間)で注文の多い商品群からなるおすすめリストファイル(実績)とのいずれかを選択的に表示/印字するかを選択する選択手段182とを実現している。
また、店員用表示器18は、例えば、客単価の昇順で、各客への注文を促すおすすめ商品を表示するおすすめ商品情報出力手段183、上記特定手段181により特定された商品が未注文のテーブル情報を表示する未注文テーブル情報出力手段184を実現している。また、印字部23は、上記店員用表示器18と同様に、おすすめ商品を印字出力するおすすめ商品情報出力手段231、未注文のテーブル情報を印字出力する未注文テーブル情報出力手段232を実現している。なお、本実施形態では、客をテーブルで識別しているので、客が一人でも複数のグループであっても、テーブル番号で識別することが可能となっている。ゆえに、上記未注文テーブル情報出力手段184、232は、言い換えると、未注文客情報出力手段184、232と同義である。
CPU27は、装置全体の制御や演算処理を行う。HDD(ハードディスク)28は、CPU27の実行プログラムや注文済みファイル281、おすすめリストファイル282、メニューファイル283、売上実績ファイル284、未注文テーブルファイル285、客単価ファイル286等の各種ファイルデータを記憶する。なお、HDD28に記憶される各種ファイルデータの詳細については後述する。RAM29は、CPU27が制御、演算を行うためのワークエリアとして使われる。
HDD28に格納された実行プログラムは、商品ファイルやキーファイルとともに販売データ装置処理1(商品登録装置)の起動時にRAM29に書き込まれる。これにより、CPU27は、各部の駆動制御が可能になる。時計部25は、月.日.時.及び分を計時して、CPU27へ供給する。ブザー44は、CPU27からの指示に従ってブザー音を発生させる。通信部30は、LAN(Local Area Network)を介した通信によって外部(例えば、ストアコントローラ)とデータ交換を行う。
なお、CPU27、HDD28、RAM29、店員用表示器18、顧客側表示器19、入力キー17、ブザー44、印字部23、時計部25及び通信部30は、バスを介して接続されており、相互に通信可能となっている。又、不図示のドロアと接続するための接続部を有する。
図3は、本実施形態による注文済みファイル281のデータ構造及びデータ例を示す概念図である。注文済みファイル281は、店のテーブル毎に注文されている商品の一覧からなる情報である。該注文済みファイル281が記憶される領域を注文済み情報記憶手段とする。注文済みファイル281は、テーブルNo.、商品コード、売上、人数、単価、D/T、F/T、入店時刻、退店時刻、滞在時間からなる。テーブルNo.は、テーブルを識別するためのテーブル番号である。商品コードは、注文した商品を識別するために割り当てられた情報である。売上は、そのテーブルの客が注文した商品の合計金額である。人数は、そのテーブルにおける客数である。単価は、客単価であり、売上を人数で割って得られた値である。なお、単価は、そのテーブルで追加注文があり、登録モードで注文を受けた商品の登録が有る毎に売上額が変わり、それに伴い、単価(客単価)もリアルタイムに変更される。また当該テーブルに新たなお客が加わった場合には、そのテーブルにおける人数が「1」追加され、それに応じて単価(客単価)も変更される。D/Tは、ドリンクが最後に注文されてからの経過時間(分)を示し、F/Tは、食べ物が最後に注文されてからの経過時間(分)を示す。入店時刻には、初めの商品が登録(注文)されたときの時刻が記憶され、退店時刻には、会計モードで精算されたときの時刻が記憶される。滞在時間は、そのテーブルの客の店への滞在時間である。注文済みファイル281には、注文されたが未精算の状態である商品が記憶されている。すなわち、会計されるまでの間、追加注文がある度に、該当するテーブル番号に対応付けて新たな追加商品が随時記憶されていく。そして、その都度、売上、客単価、D/T、F/Tが変更される。
図4、及び図5は、本実施形態によるおすすめリストファイル282のデータ構造及びデータ例を示す概念図である。おすすめリストファイル282には、詳細は後述するが、図4に示すおすすめリストファイル(登録)282aと、図5に示すおすすめリストファイル(実績)282bとがある。おすすめリストファイル(登録)282aと、おすすめリストファイル(実績)282bとは、客へ注文を促す、おすすめ商品を示す情報であり、後述するおすすめリスト画面にて提示される。おすすめリストファイル(登録)282aと、おすすめリストファイル(実績)282bとは、各々、商品コード、名称、価格からなる。図4に示す、おすすめリストファイル(登録)282aは、店が事前に特定した商品の一覧からなる。図5に示す、おすすめリストファイル(実績)282bは、例えば過去1ヶ月で注文の多い商品の一覧からなる。
具体的には、図6に示す後述のメニューファイル中の各商品に対しおすすめリストの対象に「する」、あるいは、「しない」という選択可能な項目を設けておく。そして、おすすめリストの対象にする「する」とした場合、当該選択した商品のおすすめリスト上での優先度を設定するようにしてもよい。例えば、ある商品は、一番のおすすめ商品であるので、「1」を割り振り、またある商品は、二番目のおすすめ商品であらるので、「2」を割り振り、順に優先度の番号を割り振るようにしてもよい。そして、割り振った優先度の順に図4のおすすめファイルに記憶され、その順番で後述の図9の下欄(左)60−2におすすめリストとして表示するようにしてもよい。
また、前記割り振った優先度のうち、例えば優先度「1」から「5」を「高」、「6」から「10」を「中」、「11」から「15」を「低」と、「高」、「中」、「低」とのグループ分けができるよう各商品に対して設定するようにしてもよい。そして、おすすめリストに表示される商品は、例えば「高」のグループのみを表示するようにしてもよい。
図5に示す、おすすめリストファイル(実績)282bは、例えば過去1ヶ月で注文の多い商品の一覧からなる。
すなわち、本実施形態では、各商品を商品コードで識別するようになっているので、売上実績ファイルに記憶されている、例えば過去1ヶ月中の実績のうち、注文の多い商品10個を選択し、おすすめリストファイル(実績)282bとして抽出することが可能となっている。
図6は、本実施形態によるメニューファイル283のデータ構造及びデータ例を示す概念図である。メニューファイル283は、当該店で注文できる全ての商品に関する情報であり、商品を識別する商品コード、商品の名称、価格などからなる。該メニューファイル283が記憶される領域をメニュー情報記憶手段とする。
売上実績ファイル284は、売上実績からなる情報であり、テーブル毎の実績、何時から何時まで利用したテーブルではどの商品が、何個注文され飲食されたか、また、そのときの買上合計金額、支払い合計金額、お釣り等からなる情報が記憶されている。未注文テーブルファイル285は、商品毎の未注文のテーブルリストからなる情報である。すなわち、ある商品を注文していないテーブルのリストである。客単価ファイル286は、テーブル毎の客単価からなる情報である。なお、客単価とは、各テーブルにおいて、注文した商品の合計金額を人数で除算した値である。
次に、本実施形態による販売データ処理装置1の動作について説明する。
本実施形態による販売データ処理装置1では、電源立ち上げ後、メインメニューから、所定のキー操作で、登録モード、おすすめリストモード、会計モード、メンテナンスモード等を選択可能になっている。以下、各モードについて説明する。
[登録モード]
図7、及び図8は、販売データ処理装置1の店員用表示器18に表示される、登録モード時の画面遷移の一例を示す模式図である。
新たな客が来店すると、店員は、客から注文を受ける。そして、注文を受けると、店員は、販売データ処理装置1が図7の左側に示す登録モード(画面)50であることを確認し、まず、テーブル番号を入力キー17に配置されている「数字」キーで入力し、登録モード(画面)50の「テーブル選択」キーK50を押下することでテーブルを特定するか、登録モード(画面)50で、「テーブル選択」キーK50を押下することで、図7の右側に示す画面51に移行し、該画面51で、入力するテーブルを選択して「OK」キーK52を押下してテーブルを特定する。
テーブル特定後、定員は、図8の左側に示す画面52で、数字キーK53で客数をタッチし(新規オーダーの場合のみ)、「確定」キーK54を押下する。その後、店員用表示器18(液晶タッチパネル)に表示される、図8の右側に示す画面53で、料理リスト53−1から、注文された料理をタッチして選択し、「仮締」キーK55を押下する。これにより、CPU27は、注文を受けた商品を、入力したテーブル番号に対応付けて、上述した注文済みファイル281に記憶する。これが仮締である。
[おすすめリストモード]
図9は、本実施形態による「おすすめリストモード」画面60を示す模式図である。
図7の左側に示す登録モード(画面)50に表示される「売上サポート」キーK51が押下されることでおすすめリストモードに移行する。おすすめリストモードでは、図9に示すような「おすすめリストモード」画面60が表示されるようプログラムされている。「おすすめリストモード」画面60は、図9に示すように、上欄60−1、下欄(左)60−2、下欄(右)60−3、右欄60−4から構成されている。
(上欄60−1)
「おすすめリストモード」画面60において、注文済みファイル281に記憶されている全てのテーブルにおける客数、売上、客単価、D/T、F/T、滞在時間等が、店員用表示器18の上欄60−1に表示される。D/Tは、ドリンク類の最後の注文を図1における店員用表示器18から登録され受け付けてからの経過時間を示し、F/Tはフード類の最後の注文を前記同様に受け付けてからの経過時間を示し、滞在時間は、お客が来店したとき、店員用表示器18にそのテーブル番号に対して初めてデータを登録した時点からの経過時間を示す。その表示される順序は、客単価の低い順に表示される。(デフォルトで)最上位の「@単価」のタグを選択することで、注文済みファイル281の単価をソートし、降順にすることもできる。また、各タグ「客数」、「売上」等についても、それぞれのタグを選択することで、注文済みファイル281に記憶する該当するデータを基準に降順、昇順に並べ変えできるようにしてもよい。但し、店としては、客単価を上げることが重要な要素であるので、客単価が昇順になるよう表示することで固定であってもよい。
これにより、店員は、どのテーブルが、客単価が低いかを把握することができ、その低いテーブルを優先して、再注文を取りに行くことができることで、効率良く注文を取りに行くことができる。また、D/T、F/Tに示すドリンク類、フード類の時間を示すこと他、例えばデザート類など、他の商品の分類を追加設定可能になっている。なお、図6のメニューファイルの各商品に対し、前記ドリンク類、フード類等を示す識別子が記憶されている。これにより、店員用表示器18から各商品が登録され、ドリンク類、フード類に属するのかを判断し、ドリンク類が登録された場合には、その登録された時点からドリンク類のタイマーがスタートし、時間をカウントし、その間に次のドリンクが登録された場合には、タイマーは0にリセットされ、新たに0からタイマーがスタートするよう構成されている。フード類や、他に設定可能なデザート類も同様である。また、「@単価」は、前記図3での注文済みファイルで説明したように追加注文がある毎に、リアルタイムで単価(客単価)が変更されるものであるので、それに応じて、図9における「@単価」の表示もリアルタイムで更新される。また、図9の表示はリアルタイムで更新されず、例えば図9に「更新」キーを設け、該キーが押下されると、図3の注文済みファイルを参照し、新たな「@単価」の順に表示し直してもよい。
(下欄(左)60−2)
また、「おすすめリストモード」画面60において、注文を聞きに行く際、客に勧める商品(おすすめリスト)が店員用表示器18の下欄(左)60−2に表示される。上欄60−1でテーブルを選択し、上記おすすめリストファイル282中に記憶されている商品コードのうち、注文済みファイル281の当該選択されたテーブルとして記憶されていない商品コードの商品が表示される。この場合、例えば各商品の提供できる数量がゼロになった場合には、仮に未注文としておすすめリストに挙がっても注文できないので、提供できる数量がゼロになったとき、おすすめリストから外す宣言キーを設け、該キーが押されたときには、自動的におすすめリストから外すよう制御してもよい。また、その他、開店時におすすめリストの商品の販売可能数量を各商品毎入力し、販売データ処理装置1での登録モードで、お客からの注文を入力する毎に、前記販売可能数量をダウンカウントとし、ゼロになったら、自動的におすすめリストから外すよう制御するようにしてもよい。
つまり、選択されたテーブルに関し、おすすめ商品のうち、未だ注文していない商品が表示される。よって、店員は、この表示を見て、未だ注文していない商品を当該テーブルの客に勧めることができるので、客毎により有効的に注文を取ることができる。
また、下欄(左)60−2に表示されるおすすめリストは、例えば「登録」キーK60を押下することで、店が事前に特定した商品が記憶された商品群(図4に示すおすすめリストファイル(登録)282a)が対象になり、「実績」キーK61を押下することで、過去所定期間(例えば1ヶ月)で注文の多かった、例えばベスト10の商品群(図5に示すおすすめリストファイル(実績)282b)が対象になる。すなわち、図9に示す「おすすめリストモード」画面60において、「登録」キーK60、「実績」キーK61を押下することで、選択的に切り換え表示することができるようになっている。
これにより、例えば急遽入荷した商品を販促したい場合には、おすすめリストファイル(登録)282aを、過去の販売実績に基づき多く仕入れている商品を販促した場合には、おすすめリストファイル(実績)282bを選択して、おすすめ商品を出力することができるので、店の運営に合った商品の注文を客に促すことができる。
また、下欄(左)60−2に表示させる商品の数は、おすすめリストにうち、未だ注文されていない商品全てを表示するようにしてもよいし、全てでなく、そのうちの予め設定した数だけの商品を表示するようにしてもよい。
(下欄(右)60−3)
また、「おすすめリストモード」画面60において、下欄(左)60−2で選択した商品を、未だ注文していないテーブルに関する情報が店員用表示器18の下欄(右)60−3に表示される。つまり、注文済みファイル281中で、下欄(左)60−2で選択された商品の商品コードが記憶されていないテーブルを抽出し、且つ、記憶されているテーブルの客単価の低い順(昇順)に表示する。図示の例では、下欄(左)60−2の「手羽先から揚げ」が選択されており、該「手羽先から揚げ」を注文していないテーブルのリストが下欄(右)60−3に表示されている。
これにより、図の例では、テーブル115の客は、「手羽先から揚げ」を注文していないことが分かり、テーブル115の他に、テーブル101、111、112、104の客が「手羽先から揚げ」を注文していないことが分る。そこで、テーブル115へ、「手羽先から揚げ」の注文を聞きに行く際に、上記他のテーブル101、111、112、104にも注文を取りにいくことができるので、効率よく注文を取ることができる。
しかも、客単価の低い順(昇順)に表示されるので、客単価を上げる必要のあるテーブルを優先して注文を取りに行くことができる。但し、客単価の低い順(昇順)に表示するだけでなく、テーブル一覧のうち、該当するテーブルをハイライト表示したり、他より大きく表示したり、色別で表示したり、抽出して表示したり、点滅表示するようにしてもよい。
また、同じ客単価のテーブルがあった場合には、滞在時間の短い順で表示するようにしてもよい。これにより、同じ客単価のテーブルがあったとしても、店での滞在時間の短いテーブルが優先して表示されるので、より長く居るであろう客を優先して注文を聞きに行くことができる。逆に、滞在時間の長いテーブルを優先して表示するようにしてよい。これにより、もうすぐ会計を済まし出ていくであろう客を優先して注文を聞きに行くことができる。
(右欄60−4)
また、「おすすめリストモード」画面60において、現在の客数や売上、またその目標値など現況情報が店員用表示器18の右欄60−4に表示される。より具体的には、現在の客数と目標客数、精算済売上と未精算売上、現在売上と目標売上、精算済客数:客単価と未精算客数:客単価、現在客単価と目標客単価、未精算客の目標単価達成での可能売上と目標客単価達成までの未精算客単価が表示される。
[レシート発行]
次に、おすすめリストのレシート発行について説明する。
図10(a)、(b)、及び図11(a)、(b)は、本実施形態による販売データ処理装置1によって発行されるレシートの例を示す模式図である。上述した図9に示す「おすすめリストモード」画面60における、下欄(右)60−3、下欄(左)60−2に表示される内容をそれぞれレシート発行することができる。
定員が下欄(左)60−2中の商品を選択した後、入力キー17の「発行」キーを押下することで、図10(a)、図11(a)に示すように、下欄(左)60−2に表示される内容がレシート70、72として印字される。また、定員が下欄(右)60−3に表示されるいずれかの行を選択して、入力キー17の「発行」キーを押下することで、図10(b)、図11(b)に示すように、下欄(右)60−3に表示される内容がレシート71、73として印字される。
なお、図10(b)、図11(b)に示す例では、レシート71、73に、全てのおすすめリストの商品に対応するテーブルリストが印字される例を示しているが、選択された商品、この例でいう、「手羽先から揚げ」だけについて、注文していないテーブルのリストを印字するようにしてもよい。また、発行する商品の数を決めておいての、その商品の数だけ、注文していないテーブルのリストを印字発行するようにしてもよい。
[会計モード]
次に、会計モードについて説明する。
図12、及び図13は、本実施形態による販売データ処理装置1の店員用表示器18に表示される、会計モード時の画面遷移の一例を示す模式図である。図9に示す、おすすめリストモード(画面)60において、入力キー17の「終了」キーを押下し、メインメニューへ戻り、入力キー17の「小計」キーを押下することで会計モードに移行する。
会計モードでは、定員が、客のテーブル番号を入力キー17に配置されている「数字」キーから入力するか、図12の左側の会計モード画面80で、「テーブル選択」キーK80を押下し、図12の右側の画面81でテーブル番号を確認して「OK」キーK81を押下することでテーブルを特定する。「OK」キーK10が押下されると、次いで、注文済みファイル281中の該当するテーブル番号に記憶されている商品コードに基づき、図13に示す会計モード画面82に移行する。該会計モード画面82では、その上段に、上記テーブル番号で注文された商品の名称とその合計金額とが店員用表示器18と顧客側表示器19とに表示される。
そして、定員が、入力キー17の「小計」キーを押下し、客から預かった預かり金額を置数し、入力キー17の「現/計」キーを押下することで、該預かり金額と上記合計金額とに基づき釣り銭額が算出される。そして、釣り銭があれば、接続されるキャッシュドロアから当該釣り銭額を取り出し、客に釣り銭を渡す。
入力キー17の「現/計」キーが押されることで、注文済みファイル281中の該精算されたテーブル番号の取引の内容が売上実績ファイル284へ書き込まれ、更に、注文済みファイル281から該当するテーブル番号の取引が削除される。
図14は、本実施形態の販売データ処理装置1のおすすめリストモード時の動作(おすすめリスト発行動作)を説明するためのフローチャートである。図7の左側に示す登録モード(画面)50において、「売上サポート」キーK51が押下されると、CPU27は、おすすめリストモードを選択する(ステップS1)。次に、図9に示すように、客単価の低いテーブル順(昇順)にソートして「おすすめリストモード」画面60を表示する(ステップS2)。なお、上述したように、客単価の低い順(昇順)に表示するだけでなく、テーブル一覧のうち、該当するテーブルをハイライト表示したり、他より大きく表示したり、色別で表示したり、抽出して表示したりするようにしてもよい。
次に、図9に示す「おすすめリストモード」画面60において、上欄60−1のいずれかのテーブルが店員により選択されたか否かを判定する(ステップS3)。そして、テーブルが選択されていない場合には(ステップS3のNO)、テーブルが選択されるまで待機する。
一方、いずれかのテーブルが選択されると(ステップS3のYES)、おすすめリスト中で、そのテーブルでの未注文の商品を抽出して「おすすめリストモード」画面60の下欄(左)60−2に表示する(ステップS4)。次に、店員により入力キー17の「発行」キーが押下されたか否かを判別する(ステップS5)。そして、入力キー17の「発行」キーが押下された場合には(ステップS5のYES)、図10(a)や、図11(a)に示すような、おすすめリスト70、72を発行する(ステップS6)。
一方、入力キー17の「発行」キーが押下されない場合には(ステップS5のNO)、図9に示す「おすすめリストモード」画面60において、下欄(左)60−2から未注文の商品が選択されたか否かを判別する(ステップS7)。そして、未注文の商品が選択されない場合には(ステップS7のNO)、ステップS4に戻り、上述した処理を繰り返す。
一方、下欄(左)60−2から未注文の商品が選択された場合には(ステップS7のYES)、選択された商品をまだ注文していないテーブル番号を抽出し、下欄(右)60−3に表示し(ステップS8)、店員により入力キー17の「発行」キーが押下されたか否かを判別する(ステップS9)。そして、入力キー17の「発行」キーが押下されない場合には(ステップS9のNO)、ステップS8に戻り、下欄(右)60−3への未注文テーブル番号の抽出表示を継続する。
一方、入力キー17の「発行」キーが押下された場合には(ステップS9のYES)、図10(b)や、図11(b)に示すような、選択された商品が未注文であるテーブル番号のリスト71、73を発行する(ステップS10)。その後、当該処理を終了する。なお、図10(b)や図11(b)では、未注文の全ての商品に対するリストであるが、上述したように、店員により選択された商品が未注文であるテーブル番号のリストであってもよい。
図15は、本実施形態による販売データ処理装置1のおすすめリストモード画面の他の例(その1)を示す模式図である。図15に示すおすすめリストモード画面90の上欄(左)90−1には、上述した図9に示す「おすすめリストモード」画面における上欄60−1と同様に、注文済みファイル281に記憶されている全てのテーブルにおける客数、売上、客単価、F/LO、D/LO、Stay等が表示される。つまり、現在注文を受けて、店内にいる各テーブルの注文状況が表示され、テーブル数が多い場合は、90−1の右に位置するスクロールバーにて画面表示を上下させることで全てのテーブルの注文状況を画面上で把握することができる。各項目の最上欄(左)90−2に設けられた、キーを押下することで、その項目で昇順/降順で並べ替えが可能になっている。「卓番」はテーブル番号、「客数」は客の人数、「合計」は現在の合計金額、「客単」は、客単価(合計/客数)、「F/LO」は、最後にフードメニューを注文してからの経過時間(分)、「D/LO」は、最後にドリンクメニューを注文してからの経過時間(分)、「Stay」は、ファーストオーダからの滞在時間(分)を表わしている。また、「客単」は、前記図3での注文済みファイルで説明したように追加注文がある毎に、リアルタイムで単価(客単価)が変更されるものであるので、それに応じて、図15における「客単」の表示もリアルタイムで更新される。また、図9の表示はリアルタイムで更新されず、例えば図15「更新」キーを設け、該キーが押下されると、図3の注文済みファイルを参照し、新たな「客単」の順に表示し直してもよい。
また、おすすめリストモード画面90の下欄(左)90−3には、おすすめリストファイル(登録)282aあるいは、過去の販売実績に基づき多く仕入れている商品を販促した場合には、おすすめリストファイル(実績)に記憶されるおすすめの商品全てが表示され、左から順に、商品コード、商品名称、単価が表示される。商品の並び順は、設定にて変更可能である。
また、おすすめリストモード画面90の右欄90−4には、各種のレポートが表示される。「印刷」キーK90を押下することで、右欄90−4に表示されている各種のレポートが印字部23で印字される。図示の例では、おすすめリストモード画面90の右欄90−4には、おすすめ商品リスト(その1)が表示されている。この状態で、「印刷」キーK90を押下すると、該おすすめ商品リストが印字部23で印字される。図16(a)におすすめ商品リスト(レシート)100の一例を示す。図16(a)に示す例では、おすすめ商品リスト(レシート)100には、レベル(高)、レベル(中)に設定されたおすすめ商品リストが印字されている。なお、上記レベル(高)、レベル(中)については後述する。
また、店員により、おすすめリストモード画面90の上欄(左)90−1からいずれかのテーブルが選択されると、下欄(左)90−3における、そのテーブルでの未注文の商品(おすすめ商品)の色を反転し、右欄90−4には、「レポート」として仮締情報が表示される。つまり、上欄(左)90−1に卓番ごとに客単価が表示されるので、最上位欄の「客単」のタグを押すと客単価が昇順となるように、90−1の情報の表示が変わり、その状態により、客単価の最も低いテーブルが選択されると、そのテーブルでおすすめ商品のうちで未だ注文していない商品が、90−3中で反転表示されるようになる。そして、このとき、例えば、各商品の原価率をメニューファイルに記憶させておくことで、90−3に表示される各商品に対応して原価率や原価を表示させるようにしてもよい。このようにすることで、店員は同じ未注文のおすすめ商品があったときでも、原価率や原価の低い商品をお客にすすめることができる。
図16(b)に表示/印字された仮締情報(レシート)101の一例を示す。図16(b)に示す例では、仮締情報(レシート)101には、テーブル番号「016」で注文された品名、数量、金額等が印字される。
また、店員により、おすすめリストモード画面90の下欄(左)90−3からいずれかの注文の商品が選択されると、上欄(左)90−1における、その商品を未注文であるテーブルの色を反転し、右欄90−4には、「レポート」としてテーブル別おすすめ商品リストが表示される。つまり、おすすめ商品のうち、ある商品が選択されたときに、その商品を未注文のテーブルが、そのテーブルの客単価が表示されつつ、反転表示されるようになる。これにより、同じ未注文のテーブルが複数あったとしても、テーブルごとの客単価が表示されることで、客単価の低いテーブルに優先的に注文を促すようにすることができ、結果的に全ての客の客単価を一定以上にするこことができ、店全体として売り上げを上げることができるようになる。このように、全てのテーブルに関する注文状況を示す表示と、おすすめリストの表示が互いにリンクして表示し、且つ、それらが近傍に位置することで、各テーブルのおすすめ商品中の未注文商品と、また、おすすめリスト中の選択された商品を未だ注文していないテーブルの情報とを、容易に確認し合うことができる。
図16(c)に表示/印字されたテーブル別おすすめ商品リスト(レシート)102の一例を示す。図16(c)に示す例では、テーブル別おすすめ商品リスト(レシート)102には、未注文商品毎に、該商品を未だ注文していないテーブル番号、人数、滞在時間、合計金額、単価が表示/印字される。
また、図15に示すおすすめリストモード画面90において、表示/印字されるレポートとしては、上記おすすめ商品リスト100、仮締情報(レシート)101、テーブル別おすすめ商品リスト(レシート)102以外に、図17(a)に示す売上レポート(レシート)103や、図17(b)に示すテーブル別おすすめ商品リスト(レシート)104などがある。図17(a)に示す売上レポート(レシート)103では、時間区分(Lunch、Dinner等)毎に、客数(会計済み、仮締中、目標)、売上高(会計済み、仮締中、目標)、客単価(会計済み、仮締中、目標)、それらの合計、目標などが表示/印字される。
また、図17(b)に示すテーブル別おすすめ商品リスト(レシート)104では、テーブル番号毎に、そのテーブルの客に勧める商品リストが表示/印字される。つまり、テーブル毎に、おすすめ商品のうち、未だ注文していない商品が表示される。よって、店員は、この表示を見て、未だ注文していない商品を当該テーブルの客にすすめることができるので、より有効に客に対して注文を取ることができる。
また、図15に示すおすすめリストモード画面90において、「表示選択」キーK91を押下すると、商品毎に、おすすめ商品リストに表示するか否かを選択/設定するための商品リストの表示選択/設定画面91が表示される。本実施形態では、全商品に商品タイプ(フード、ドリンク等)を設定し、おすすめ商品に管理レベル(高・中・低)を設定する。そして、該管理レベルに基づいて、おすすめ商品リストに表示するか否かを決定する。商品リストの表示選択/設定画面91では、このように、商品タイプ毎に管理レベル(高・中・低)を設定できるようになっている。例えば、管理レベルが高・中の場合には、おすすめ商品リストに表示/印字するが、管理レベルが低の場合には、おすすめ商品リストに表示/印字しないとする。
また、上記90−4に表示されるレポートを印字する例を示したが、これに限らず、90−1に表示される一つの卓番の行が選択され、その卓番のお客が注文していないおすすめリスト中の商品が90−3中で反転表示されるが、そこで反転表示された商品をレシート用紙に印字することを宣言する印刷キーを設けてもよい。
また、同様に、上記90−3に表示されるおすすめリスト中のある商品を選択した際、その商品を選択していない卓番が、90−4中で反転表示されるが、その反転表示した卓番だけをレシート用紙に印字することを宣言する印刷キーを設けてもよい。
図18は、本実施形態による販売データ処理装置1において、おすすめリストモード画面の他の表示例(その2)を示す模式図である。図9に示すおすすめリストモード画面60においては、下欄(左)60−2に未注文の商品のリスト、下欄(右)60−3に下欄(左)60−2で選択した商品を、未だ注文していないテーブルの一覧を表示する例を示した。しかしながら、これに限らず、図18に示すように、テーブル番号毎に、未注文の商品のリストを表示する画面(上段)110−1とし、その未注文の商品のリストの中からいずれかの未注文の商品(図示の例では「AAA」)を選択すると、そのテーブル番号における未注文の商品のリストを表示する画面(中段)110−2に移行し、該画面(中段)110−2で「次」キーK110を押下すると、次のテーブル番号における未注文の商品のリストを表示する画面(下段)110−3に移行するように表示形態を変えるようにしてもよい。
以上のように、商品の注文を受け付け可能とする販売データ処理装置は、注文可能な商品に関するメニューファイル283を記憶するHDD28のメニュー情報記憶手段と、テーブルを識別するテーブル番号毎に、少なくとも注文済みの商品に関する情報と客単価に関する客単価とを対応付けた注文済みファイル281を記憶するHDD28の注文済み情報記憶手段と、前記メニュー情報記憶手段に記憶されている前記メニューファイル283と前記注文済み情報記憶手段に記憶されている注文済みファイル281とに基づき、各テーブルへの注文を促す商品に関するおすすめリストファイル282を出力する店員用表示器18、または印字部23とを備えている。
この構成により、メニューファイル283と注文済みファイル281とに基づいて、各テーブルへの注文を促す商品に関するおすすめリストファイル282を店員用表示器18、または印字部23から出力する。
これにより、店員は、客毎に未注文の商品をおすすめ商品として勧めることができるので、客毎により有効的に注文を取ることができ、客単価を上げることが可能となる。
なお、上述した実施形態では、据え置き型のPOSレジスタで、登録モード、おすすめリストモード、会計モードなどを実行する例で説明したが、これに限らず、例えば店員が移動可能に所持する携帯端末で実行できるようにしてもよい。また、登録モード、おすすめリストモードだけを携帯端末で実行し、登録モードで登録した情報を通信可能な会計装置で読み出し精算するようにしてもよい。
なお、図18に示す、おすすめリストモード画面の他の表示例のように、客単価順に卓番号を表示し、そこから卓番号を選択し、次のステップでリスト表示してもよいし、あるいは、他の表示例のように、ダイレクトにリスト表示してもよい。
また、上述した実施形態において、客とは、一人で来店する客は、その人だけを識別するが、複数人で来店した場合には、そのグループを識別する。上述した実施形態では、卓番号が客を識別する識別情報に相当する。
また、上述した実施形態では、一人でも、複数の客でも、会計が同じならば1つのグループ、すなわち1つのテーブルで識別して取り扱うようにしたが、支払いは各人で行うことが明らかな場合には、それぞれが客となり、各人を識別するようにしてもよい。
また、上述した実施形態において、客単価に関する情報とは、客単価そのものを記憶してもよいし、あるいは、売上と人数とを記憶しておくことで、客単価を算出するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、店員が注文を取り、販売データ処理装置1に入力するようにしたが、これに限らず、テーブル毎に設けられた入力端末から客が自ら入力するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、おすすめリストは、顧客側表示器19に表示されるか、印字部23で印字出力されたが、これに限らず、店員が客から注文を入力するために携帯している携帯端末に無線等で送信し、該携帯端末の画面に表示するようにしてもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
上記実施形態においては、店舗に来店した客から店員が注文を受けて、客が帰る際に会計するいわゆる後会計システムにおける例にて説明したが、これに限らない。
つまり、来店したお客が販売データ処理装置で注文し精算と引換に、飲食物を受け取り、客は指示されたテーブルに座り飲食を行うようなシステムの店舗でも本発明を利用することができる。このようなシステムの店舗でも、注文を受け精算する毎に、どのテーブルを利用する客かと、その客の人数を関連付けて精算しておくことで、現在店舗にいる客で、各テーブルを専有している客の客単価がいくらかを把握することができる。そして、店員はテーブル毎の客単価を把握することで、客単価の低い客に対しては、未注文のおすすめ商品の注文を促すことができる。この場合、客は精算が済んでいるので帰らず店舗に居るということが前提になり、各テーブルの客が退店した場合には、テーブル毎に一時記憶している精算情報をクリアすることで、新たに当該テーブルを使用する客にも対応することができる。
また、上記実施形態での販売データ処理装置1では、商品の注文を受け付ける機能と、精算機能との両方を持つ装置での説明をしたが、商品の注文を受け付ける機能のみを有し、精算機能は例えば離れた位置に位置する別の装置で実行するようにしてもよい。
つまり、注文を取る店員が操作する装置にて、どのお客がおすすめ商品のうち、どの商品を未注文か、あるいは、各おすすめ商品をどのお客が未注文かを把握できればよい。
そして、例えば後会計のシステムの店でお客が帰るときは、前記注文を受け付けた装置でお客が注文した商品の情報が例えばバーコード化され印字されたレシートを発行するようにする。そして、お客は離れた位置(例えば出口付近)に配置される精算装置を操作する店員に該レシートを渡して、該店員がそのレシートに印字されたバーコードをスキャナで読み取ることで当該お客が注文した商品を特定し、精算装置で精算するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、飲食店において繰り返し注文を受ける業態での説明をしたが、これに限らず、お客が店内にいる間に追加注文が可能な他の業態(例えば、エステやマッサージ等)において、本発明を利用してもよい。
本実施形態で示した販売データ処理装置1に関し、以下の付記を開示する。
(付記1)
前記おすすめ商品情報出力手段は、
前記客識別情報毎の現在までの客単価が昇順となる客順で、前記おすすめ商品情報を出力することを特徴とする。
なお、上記に説明した販売データ処理装置1を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、実行処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。
さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1…販売データ処理装置、17…入力キー、18…店員用表示器(表示部)、19…顧客側表示器、23…印字部、25…時計部、27…CPU、28…HDD、29…RAM、30…通信部、44…ブザー、181…特定手段、182…選択手段、183,231…おすすめ商品情報出力手段、184,232…未注文テーブル情報出力手段、281…注文済みファイル、282…おすすめリストファイル、283…メニューファイル、284…売上実績ファイル、285…未注文テーブルファイル、286…客単価ファイル

Claims (11)

  1. 商品の注文を受け付け可能とする販売データ処理装置において、
    注文可能な商品に関するメニュー情報を記憶するメニュー情報記憶手段と、
    客を識別する客識別情報毎に、少なくとも注文済みの商品に関する情報と客単価に関する情報とを対応付けた注文済み情報を記憶する注文済み情報記憶手段と、
    前記メニュー情報記憶手段に記憶されている前記メニュー情報と前記注文済み情報記憶手段に記憶されている注文済み情報とに基づき、各客への注文を促す商品に関するおすすめ商品情報を出力するおすすめ商品情報出力手段と、
    を備え、
    前記おすすめ商品情報出力手段によって出力される前記おすすめ商品情報の中から商品を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された商品が未注文である客の識別情報を出力する未注文客識別情報出力手段と、
    を備えていることを特徴とする販売データ処理装置。
  2. 前記おすすめ商品情報出力手段は、
    前記客識別情報毎の現在までの客単価の低い客を優先して、前記おすすめ商品情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の販売データ処理装置。
  3. 前記おすすめ商品情報出力手段は、
    前記おすすめ商品情報に加えて、前記客の客単価を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の販売データ処理装置。
  4. 前記おすすめ商品情報出力手段が前記おすすめ商品情報を出力する際、前記メニュー情報から任意に選択した商品群、または過去所定期間の販売実績に基づく注文の多い商品群のいずれかから前記おすすめ商品情報の商品を抽出するかを選択する選択手段
    を更に備えていることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の販売データ処理装置。
  5. 前記おすすめ商品情報出力手段は、
    前記おすすめ商品情報を画面に表示すると共に、用紙に印字して発行し、
    前記未注文客識別情報出力手段は、
    前記特定手段により特定された商品が未注文である客の識別情報を画面に表示すると共に、用紙に印字して発行する
    ことを特徴とする請求項からのいずれか一項に記載の販売データ処理装置。
  6. 商品の注文を受け付け可能とする販売データ処理装置のコンピュータに、
    注文可能な商品に関するメニュー情報と、客を識別する客識別情報毎に、少なくとも注文済みの商品に関する情報と客単価に関する情報とを対応付けた注文済み情報と、に基づき、各客への注文を促す商品に関するおすすめ商品情報を出力するおすすめ商品情報出力ステップを、
    を実行させ、
    前記おすすめ商品情報出力ステップによって出力される前記おすすめ商品情報の中から商品を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにより特定された商品が未注文である客の識別情報を出力する未注文客識別情報出力ステップと、
    をさらに実行させるためのコンピュータプログラム。
  7. 商品の注文を受け付け可能とする販売データ処理装置において、
    注文可能な商品に関するメニュー情報を記憶するメニュー情報記憶手段と、
    客を識別する客識別情報毎に、少なくとも未会計の注文済みの商品に関する情報を記憶する注文済み情報記憶手段と、
    前記メニュー情報記憶手段に記憶されているメニュー情報のうち少なくとも一部をおすすめ商品として表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示されるおすすめ商品のうち一の商品が特定されると、該商品を未注文の客を識別する客識別情報を特定する表示をするよう制御する制御手段
    を備えることを特徴とする販売データ処理装置。
  8. 前記注文済み情報記憶手段に記憶されている客毎の客識別情報を表示する表示手段
    を有し、
    前記制御手段は、
    該商品が特定されると該商品を未注文である客の客識別情報の表示態様を、他の客識別情報と異なる表示態様で表示することを特徴とする請求項に記載の販売データ処理装置。
  9. 前記表示手段は、
    客毎の客識別情報を表示する際、客識別情報毎に現在までに注文している商品の客単価を表示することを特徴とする請求項に記載の販売データ処理装置。
  10. 商品の注文を受け付け可能とする販売データ処理装置において、
    注文可能な商品に関するメニュー情報のうち少なくとも一部をおすすめ商品として記憶するおすすめ商品メニュー情報記憶手段と、
    客を識別する客識別情報毎に、未会計の注文済みの商品に関する情報を記憶する注文済み情報記憶手段と、
    前記注文済み情報記憶手段に記憶される客毎の客識別情報を表示する表示手段と、
    該表示手段に表示される一の客識別情報が特定されると、前記おすすめ商品メニュー情報記憶手段に記憶されている商品のうち、該特定された客識別情報の客が未注文の商品を特定する表示を行い、当該商品をおすすめ商品中の他の商品と異なる表示態様で表示するよう制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする販売データ処理装置。
  11. 前記制御手段は、
    前記表示手段に表示される客識別情報毎に、現在までに注文している商品の客単価を、前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項10に記載の販売データ処理装置。
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