JP5947597B2 - 吸収性物品の包装体 - Google Patents

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Description

本発明は、吸収性物品を包装シートによって包装した吸収性物品の包装体に関する。
特許文献1には、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、表面シートと裏面シートとの間に配置される吸収体とを有する吸収性物品としての生理用ナプキンを、包装シート上に配置した状態で複数回折り畳むことによって、生理用ナプキンを個別に包装した吸収性物品の包装体が記載されている。
このように構成された吸収性物品の包装体は、包装シート上に配置された生理用ナプキンを、生理用ナプキンの長手方向に沿った2本の長手折り目を基点にして、生理用ナプキンの幅方向両端部を内側に向かって折り返した後、生理用ナプキンの幅方向に沿った2本の幅折り目を基点にして、生理用ナプキンの長手方向両端部を長手方向中央に向かって折り返すことによって、生理用ナプキンを個別に包装する。
特開平3−176376号公報(第2頁の下段から第3ページの上段、図1及び図3)
しかし、上述の吸収性物品の包装体は、以下の問題があった。
生理用ナプキンの長手方向の両端部は、それぞれ幅方向に沿った2本の幅折り目を基点にして長手方向内側に折り畳まれている。よって、吸収性物品の包装体を展開する際は、一方の幅折り目を基点に、包装シートの長手方向の一方の端部を長手方向外側に向かって折り返した後、他方の幅折り目を基点に、包装シートの長手方向の他方の端部を長手方向外側に向かって折り返す。
このように包装シート及び吸収性物品を展開した状態では、一般的に、包装シートに折り癖が残り、包装シートは平滑な状態で維持され難い。よって、包装シートの一方の端部を折り返した状態で、包装シートの他方の端部が一方の幅折り目に近接していると、着用者が包装シートの長手方向端部を掴み難くなり、包装シートを展開し難くなることがあった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、着用者が容易に包装シートを展開でき、装着作業を容易に行うことができる吸収性物品の包装体を提供することを目的とする。
本開示に係る吸収性物品の包装体(吸収性物品の包装体100)は、液透過性の表面シート(表面シート10)、液不透過性の裏面シート(裏面シート20)、及び前記表面シートと前記裏面シートとの間に配置される吸収体(吸収体30)を有する吸収性物品(吸収性物品1)と、前記吸収性物品を個別に包装する包装シート(包装シート70)と、を備え、前記吸収性物品の前後方向に延びる長手方向(長手方向L)と、前記長手方向と直交する幅方向(幅方向W)と、を有し、前記包装シートの後端部(後端部70D)と前記吸収性物品の後端部(後端部1D)とが前記幅方向に沿う第1幅折り目(第1幅折り目FW1)を基点に前方に向かって折り畳まれた後、前記包装シートの前端部(前端部70C)と前記吸収性物品の前端部(前端部1C)が前記幅方向に沿う第2幅折り目(第2幅折り目FW2)を基点に後方に向かって折り畳まれる吸収性物品の包装体であって、前記吸収性物品の後端部及び前記包装シートの後端部のうち、少なくとも前記包装シートの後端部は、前記吸収性物品の前端部及び前記包装シートの前端部とともに、前記第2幅折り目を基点に後方に向かって折り返されていることを要旨とする。
本開示によれば、着用者が容易に包装シートを展開でき、装着作業を容易に行うことができる吸収性物品の包装体を提供することができる。
第1の実施形態に係る吸収性物品の包装体の肌当接面側から見た平面図である。 図1に示す吸収性物品の包装体の背面図である。 図1に示すA−A断面の模式断面図である。 図1に示す吸収性物品の包装体の折り畳み工程を模式的に示した図である。 図1に示す吸収性物品の包装体の折り畳み工程を模式的に示した図である。 図1に示す吸収性物品の包装体を開封している状態を示す図である。 第1の実施形態に係る吸収性物品の包装体の開封状態を示した図である。 第2の実施形態に係る吸収性物品の包装体の肌当接面側から見た平面図である。 第3の実施形態に係る吸収性物品の包装体の肌当接面側から見た平面図である。
(第1の実施形態)
図1から図7を参照して、第1の実施形態に係る吸収性物品の包装体について説明する。図1は、吸収性物品の包装体の肌当接面側から見た平面図であり、図2は、吸収性物品の包装体の背面図である。図3は、図1に示すA−A断面の模式断面図である。吸収性物品の包装体100は、吸収性物品1と、この吸収性物品1を包装する包装シート70と、を有する。本実施形態に係る吸収性物品1は、例えば、生理用ナプキンである。
吸収性物品の包装体100は、包装シート70上に吸収性物品1が配置された状態で包装シート70と吸収性物品1とが折り畳まれることにより、吸収性物品1が個別に包装される。図1及び図2は、包装シート70によって吸収性物品1を個別に包装した後、吸収性物品1を開いた展開状態を示している。この吸収性物品1の包装態様については、後述にて詳細に説明する。
吸収性物品1は、液体を透過する液透過性の表面シート10、液体を透過しない液不透過性の裏面シート20、及び吸収体30を有する吸収性本体1Aと、吸収性本体1Aよりも幅方向外側に延出するフラップ部1Bと、を有する。吸収性本体1Aは、表面シート10、裏面シート20及び吸収体30が積層された部分であり、フラップ部1Bは、吸収体30よりも幅方向外側の部分である。
吸収体30は、表面シート10と裏面シート20との間に配設される。従って、吸収体30は、図1において破線で示される。吸収体30は、吸収性物品1の長手方向L及び幅方向Wにおける中央部分に配設される。
フラップ部1Bは、着用者の排泄口に当接する排泄口当接領域の幅方向外側に配置されたウイングフラップ部43と、ウイングフラップ部43よりも後方に配置されたヒップフラップ部44と、を備える。更に、吸収性物品1は、幅方向Wにおいて吸収体30の外側に設けられるサイドシート41を備える。
なお、排泄口当接領域は、吸収性物品1において着用者の膣口に当接する領域であり、例えば、着用者の下着に吸収性物品1が着用される際に、下着の2つの足回り開口の間に配置される領域である。また、排泄口当接領域の中心とは、着用者の排泄口が当接する領域の長手方向及び幅方向の中心である。例えば、ウイングフラップ部を有する吸収性物品においては、ウイングフラップ部の長手方向の中心が、排泄口当接領域の長手方向の中心となる。また、ウイングフラップ部を有しない吸収性物品においては、吸収体の幅方向の長さ寸法が最も短い位置が、排泄口当接領域の長手方向の中心となる。
表面シート10は、体液等の液体を透過する液透過性のシートである。表面シート10は、少なくとも吸収体30の表面を覆う。表面シート10は、不織布、織布、有孔プラスチックシート、メッシュシート等、液体を透過する構造のシート状の材料であれば、特に限定されない。織布や不織布の素材としては、天然繊維、化学繊維のいずれも使用できる。
表面シート10上の液伝いを抑制するために、表面シート10の肌当接側の面に凹凸加工を施してもよいし、不織布からなる表面シート10の成形時にエアーを当てることによって、不織布に目付のむらを形成してもよい。また、表面シート10と吸収体30との間に、表面シート10側から吸収体30側へ体液を引き込むためのセカンドシートを設けてもよい。
裏面シート20は、表面シート10の長さと略同一の長さを有する。裏面シート20は、ポリエチレン、ポリプロピレン等を主体としたフィルム、通気性の樹脂フィルム、スパンボンド、又はスパンレース等の不織布に通気性の樹脂フィルムが接合されたシートなどを用いることができる。裏面シート20は、着用時の違和感を生じさせない程度の柔軟性を有する材料とすることが好ましい。本実施の形態の裏面シート20は、液不透過性のポリエチレンのフィルムによって構成されている。
吸収体30は、テッシュ又は不織布からなる吸収シート31と、吸収シート31よりも肌当接側に配置され、パルプが積層された吸収コア32と、を含む。吸収コア32は、吸収シート31の肌当接側の面に当接した下側吸収コア32Aと、下側吸収コア32Aよりも肌当接側の面に当接した上側吸収コア32Bと、を有する。
吸収シートは、テッシュ又は不織布によって形成することができる。吸収シートを構成する不織布としては、熱可塑性繊維からなる不織布であって、親水性処理を施した不織布や、親水性繊維からなる不織布を用いることができる。また、吸収シートを構成する不織布として、親水性繊維又は粉体をエアレイド法によってシート状に成形したエアレイドシートを用いることも可能となる。
吸収コア32は、吸収シート31よりも長手方向L及び幅方向Wにおいて小さい。また、上側吸収コア32Bは、下側吸収コア32Aよりも長手方向L及び幅方向Wにおいて小さい。上側吸収コア32Bは、下側吸収コア32Aよりも吸収材料の目付が高く構成されており、排泄口当接領域を含む中央領域に配置されている。上側吸収コア32Bは、図1に示す平面視において、表面シート10と吸収体30とが厚み方向に圧縮された圧搾部22によって囲まれた領域に設けられている。なお、本実施の形態では、上側吸収コア32Bと下側吸収コア32Aとが一体化されている。
上側吸収コア32Bと下側吸収コア32Aは、別個に構成されていてもよいし、一体化されていてもよい。本実施の形態に係る吸収コア32は、上側吸収コア32Bと下側吸収コア32Aとが一体化して形成されている。吸収シート31と吸収コア32とが別体によって構成される場合には、ホットメルト型接着剤等の接着剤によって貼り合わされていてもよい。
表面シート10、吸収体30、裏面シート20は、それぞれの層間分離を防止するためにも接合されていることが好ましい。これらの接合は、エンボス加工、超音波、ホットメルト型接着剤等を単独もしくは組み合わせて使用することが可能である。また、着用時における吸収体の型崩れやヨレを防止したり、吸収体の厚みを調整したりするために、吸収体にエンボス加工を施してもよい。
サイドシート41は、表面シート10の両側に配設される。サイドシート41は、表面シート10と同様の材料から選ぶことができる。但し、サイドシート41を乗り越えて吸収性物品1外方へ経血が流れることを防止するためには、疎水性又は撥水性を有することが好ましい。具体的には、スパンボンド不織布やSMS不織布などが挙げられ、特に、こすれによる肌への刺激を低減するためにはエアースルー不織布が好ましい。
サイドシート41は、吸収体30の側縁の一部及びフラップ部1Bを覆う。サイドシート41の幅方向における内側端部41Eは、後述する第1長手折り目FL1及び第2長手折り目FL2よりも幅方向外側において、第1長手折り目FL1及び第2長手折り目FL2に隣接して配置されている。
吸収性物品1では、表面シート10、サイドシート41及び裏面シート20の周縁が接合されて、吸収体30が内封される。表面シート10と裏面シート20との接合方法としては、ヒートエンボス加工、超音波、又はホットメルト型接着剤のいずれか一つ、又は複数を組み合わせることが可能である。
裏面シート20において下着と接触する表面には、粘着剤が塗布された粘着領域が複数設けられている。粘着領域は、吸収性本体1Aの非肌当接側の面に設けられた本体粘着領域51(図3参照)と、フラップ部1Bの非肌当接側の面に設けられたフラップ粘着領域52(図3参照)と、を有する。なお、本実施の形態に係るフラップ粘着領域52は、ウイングフラップ部43のみに設けられているが、ヒップフラップ部44に設けられていてもよい。
使用前の状態では、本体粘着領域51は、離型シートとしての本体シート61によって覆われ、フラップ粘着領域52は、離型シートとしてのフラップシート62によって覆われている。本体シート61及びフラップシート62によって、使用前に接着剤が劣化するのを防止している。
本体シート61は、本体粘着領域51と包装シート70との間に配置されている。本体シート61の本体粘着領域51側の面には、離型処理が施されており、本体粘着領域51と離間可能に構成されている。フラップシート62のフラップ粘着領域52側の面には、離型処理が施されており、フラップ粘着領域52と離間可能に構成されている。
本体シート61及びフラップシート62は、それぞれ、接着剤を介して包装シート70に接着されている。包装シート70の本体シート及びフラップシート側の面には、本体シート61を接着する接着剤が塗布された本体接着領域65と、フラップシート62を接着する接着剤が塗布されたフラップ接着領域66と、がそれぞれ複数設けられている。
なお、本体シート61は、後述する第1長手折り目FL1及び第2長手折り目FL2よりも幅方向内側に配置されており、内側離型シートとして機能し、フラップシート62は、第1長手折り目FL1及び第2長手折り目FL2よりも幅方向外側に配置されており、外側離型シートとして機能する。
本体接着領域65は、長手方向に延びる筋状であり、本体粘着領域51よりも短い幅で、本体粘着領域51よりも多数並んで配置されている。また、フラップ接着領域66は、フラップ粘着領域52よりも短い幅で、フラップ粘着領域52よりも多数並んで配置されている。
包装シート70は、吸収性物品1を個別に包装する。包装シート70は、吸収性物品1の裏面シート20側において吸収性物品1と対向する対向面71と、吸収性物品1を収容した状態で外側に位置する非対向面72と、を有する。
包装シートの幅方向の端部は、第1長手折り目側に配置された第1幅端部70Aと、第2長手折り目側に配置された第2幅端部70Bと、であり、いずれも長手方向に沿って配置されている。また、包装シートの長手方向の端部は、前側に配置された前端部70Cと、後側に配置された後端部70Dと、であり、いずれも幅方向に沿って配置されている。
なお、包装シート70は、質感向上等の目的のために包装シート70の表面に丸点エンボスや梨地エンボスのような表面加工が施されていてもよい。包装シート70の材質としては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリエステル等のプラスチックフィルムやナイロンフィルムなどの各種フィルム、不織布をラミネートさせたフィルム等が挙げられる。
本体シート61及びフラップシート62は、包装シート70に接着されているため、包装シート70から吸収性物品1を離間させると、包装シート70と吸収性物品1から離間し、本体粘着領域51及びフラップ粘着領域52が露出する。
なお、粘着剤及び接着剤は、例えば、ホットメルト型接着剤を用いることができる。また、本体シート及びフラップシートは、粘着剤の粘着力を低下させることなく剥離可能にする処理離型処理が施された紙,フィルム,不織布によって構成することができる。例えば、ポリエチレンテレフタレート又はポリプロピレンフィルムにシリコーン樹脂塗工したシートや、紙にシリコーン樹脂塗工したポリエチレンフィルムをラミネートしたシートを、本体シート61及びフラップシート62として用いることができる。
このように構成された吸収性物品1及び包装シート70は、幅方向W及び長手方向Lに沿った所定の折り位置において、吸収性物品1の表面シート10を内側にして折り畳まれる。吸収性物品1が折り畳まれた状態で、包装シート70の長手方向Lにおける一方の端部が包装シート70に貼着される。包装シート70の端部は、粘着テープ75によって包装シート70の一部と貼着される。
なお、吸収性物品等の硬さは、例えば、JIS-1096に規定されているガーレー法を用いて測定することができる。また、吸収体の目付及び密度は、例えば、以下の測定方法によって測定することができる。包装体によって包装された吸収性物品においては包装体を開封し、折り畳まれた吸収性物品を展開して、目付及び密度を測定する部分の厚み及び面積を測定する。次いで、目付及び密度を測定する部分を吸収性物品から切り出し、切り出した部分の重量を測定する。次いで、切り出した部分から表面シート及び裏面シート等、吸収体以外の部分を取り除き、吸収体の重量を測定する。吸収体の重量と、目付及び密度を測定する部分の面積とに基づいて目付を算出する。目付及び厚みに基づいて、密度を算出する。
なお、厚みは、以下のような測定方法によって測定することができる。具体的には、サンプルの吸収性物品を、液体窒素に含浸させて凍結させた後、剃刀でカットし、常温に戻した後、電子顕微鏡(例えば、キーエンス社VE7800)を用いて、50倍の倍率で測定する。ここで、サンプルの吸収性物品を凍結させる理由は、カット時の圧縮により厚みが変動するのを防ぐためである。
次に、このように構成された吸収性物品1の製造方法の一部について説明する。なお、説明しない方法については、既存の方法を用いることができる。吸収性物品の製造方法は、第1ステップとして、表面シート生成工程を行う。具体的には、表面シートとサイドシート41とを、例えば熱溶着によって接着する。
次いで、第2ステップとして、吸収シート成形工程を行う。
第3ステップとして、吸収体成型工程を行う。具体的には、成型ドラムによって吸収体の材料となるパルプを成型して吸収コア32を成型する。なお、第1ステップから第3ステップの製造工程は、異なる順序であってもよい。
第4ステップにおいて、接合工程を行う。具体的には、第1ステップにおいて接合した表面シート及びサイドシートと、第2ステップにおいて成型した吸収シート31と、第3ステップにおいて成型した吸収コア32と、を接合する接合工程を行う。
第5ステップにおいて、圧搾工程を行う。具体的には、吸収体30と表面シート10とを厚み方向に圧縮し、圧搾部22を形成する。
第6ステップにおいて、裏面シート接合工程を行う。具体的には、圧搾部を形成した吸収体及び表面シート等と、裏面シートとを接合する。裏面シートを接合した後、接着剤を塗布する工程を備える。上記の工程により、本実施の形態に係る吸収性物品を製造することができる。
次いで、図4及び図5に基づいて、吸収性物品の包装体100の折り畳み方法を説明する。図4は、吸収性物品の包装体100の折り畳み工程を模式的に示した図である。図5は、吸収性物品の包装体の折り畳み態様を模式的に示す斜視図である。吸収性物品の包装体100の折り畳み工程は、吸収性物品載置工程と、第1折り工程と、第2折り工程と、切断工程と、第3折り工程と、第4折り工程と、テープ貼付工程と、を有する。
吸収性物品載置工程S101では、包装シート70上に、吸収性物品1、本体シート61及びフラップシート62が配置される。なお、1個の吸収性物品1を個別に包装する寸法の包装シート70上に吸収性物品1を配置してもよいし、例えば、搬送方向に沿って連続する包装シート上に、所定間隔を空けて複数の吸収性物品を配置するように構成してもよい。
第1折り工程S102では、包装シート70と吸収性物品1とが、幅方向における吸収性物品1の一方の端部側を含む端部領域側から、長手方向Lに沿った第1長手折り目FL1(図1参照)を基点に内側に折り返される。図5(a)は、第1折り工程によって折り畳まれた状態の吸収性物品の包装体を示している。
第2折り工程S103では、包装シート70と吸収性物品1とが、幅方向Wにおける吸収性物品1の他方の端部側を含む端部領域側から、長手方向Lに沿った第2長手折り目FL2(図1参照)を基点に内側に折り返される。図5(b)は、第2折り工程によって折り畳まれた状態の吸収性物品の包装体を示している。
次いで、切断工程S104では、第2長手折り目FL2を基点に折り返された吸収性物品1及び包装シート70の連続体が、幅方向に沿った切断線に沿って切断される。包装シート70及び吸収性物品1は、切断されることによって、個々の製品長となる。
また、図5(b)に示す状態で、包装シート70の前端部70C及び後端部70Dは、対向して配置された包装シート70同士が熱溶着によって接合されている。この接合領域90を図6に斜線を付して示す。接合領域90は、包装シート70の後端部70Dの幅方向全域と、包装シートの前端部の幅方向中央域と、に設けられている。
第3折り工程S105では、包装シート70と吸収性物品1とが、幅方向Wに沿った第1幅折り目FW1を基点に折り返される。具体的には、包装シートの後端部70Dと吸収性物品の後端部1Dとが幅方向に沿う第1幅折り目FW1を基点に前方に向かって折り畳まれる。この状態で、包装シートの後端部70Dは、第2幅折り目FW2よりも前方に延出している。第3折り工程S105は、搬送される吸収性物品1及び包装シート70が、折り畳みプレートPによって上方から押圧されることによって折り畳まれる。
第4折り工程S106では、包装シート70と吸収性物品1とが、幅方向Wに沿った第2幅折り目FW2を基点に折り返される。具体的には、包装シートの前端部70Cと、吸収性物品の前端部1Cと、包装シートの後端部70Dと、が第2幅折り目FW2を基点に後方に向かって折り畳まれる。第4折り工程S106は、搬送される吸収性物品1及び包装シート70が、折り畳みプレートPによって側方から押圧されることによって折り畳まれる。
このとき、包装シート70の前端部70Cの接合領域90は、幅方向全域に設けられなく、幅方向中央のみに設けられており、包装シート70の前端部70Cの幅方向両端部には、包装シート同士が接合されていない非接合領域91が設けられている。
例えば、第4折り工程S106において包装シートが折り畳まれる状態で、包装シートの前端部70Cの幅方向全域と後端部70Dの幅方向全域とに接合領域90が設けられていると、第4折り工程S106で折り畳まれる際に、包装シート70の内部の空気が押圧されて包装シートが破れてしまうことがある。また、包装シートが破れない場合であっても、包装シートの内部の空気が抜け難く、吸収性物品の包装体100をコンパクトにできないことがある。
しかし、包装シート70の前端部70Cの幅方向両端部には、包装シート同士が接合されていない非接合領域91が設けられているため、第4折り工程S106において包装シートが折り畳まれる際に、包装シート内部の空気が抜けやすくなり、折り畳み時の包装シートの破れを防止し、かつ吸収性物品の包装体をコンパクトにすることができる。
なお、本実施の形態の吸収性物品の包装体は、包装シート70の前端部70Cに非接合領域91が設けられているが、この構成に限られない。例えば、包装シート70の前端部70Cに非接合領域91が設けられていてもよいし、包装シート70の前端部70Cと後端部70Dの両方に非接合領域91が設けられていてもよい。
テープ貼付工程S107では、粘着テープ75によって包装シートの長手方向の前端部が、包装シートの表面に貼付される。図5(c)は、粘着テープ75が貼付された状態の吸収性物品の包装体を示している。粘着テープ75は、一端が包装シートの長手方向の前端部に接合され、他端が第2幅折り目FW2を基点として折り返された状態で包装シートの表面に剥離可能に貼付される。
このような折り畳み方法によれば、吸収性物品1を包装シート70によってコンパクトに包装することができる。具体的には、吸収性物品及び包装シートの平面面積を広げた場合と比べて約1/9にすることができるため、吸収性物品をコンパクトにすることができる。吸収性物品1を小型化することにより、小物入れ、ポシェット等のバッグに収納する場合、バッグの収納スペースを大きく占有する事がなく、簡便な携帯を可能とする。また、吸収性物品1をコンパクトに包装することにより、使用時にトイレ等に携帯する際に、折り返さない状態でも手の中に配置し、他人から見えないように保持する事が可能となる。
次いで、このように折り畳まれた吸収性物品の包装体100の開封態様について、図6に基づいて詳細に説明する。図6は、包装シート70によって個別に包装された吸収性物品1を開封する状態を模式的に示した図である。吸収体物品の包装体100を開封する際は、例えば、一方の手で包装シート70の長手方向の端部と吸収性物品1の長手方向の端部を抑えた状態で他方の粘着テープ75を把持し、一方の手によって抑えた包装シート70から離間する方向に粘着テープ75を引っ張る。
粘着テープ75を引っ張ることにより、粘着テープ75が付されている包装シート70の前端部70Cが粘着テープ75と共に引っ張られ、第2幅折り目FW2を基点に展開される。図5(d)に示す状態で、包装シートの後端部70Dは、吸収性物品の前端部1C及び包装シートの前端部1Cとともに、第2幅折り目FW2を基点に後方に向かって折り返されていたため、図6に示す展開状態で、包装シートの後端部70Dは、表面シート側から裏面シート側に向かう山折り目が形成されており、包装シートの後端部70Dが立ち上がる。
吸収性物品の包装体100の開封作業は、次いで、包装シート70の後端部70Dを把持して、第1幅折り目FW1を基点に展開する。このとき、包装シートの後端部70Dが立ち上がっているため、包装シートの後端部70Dが掴み易くなり、装着時の操作性を向上させることができる。
また、図7は、吸収性物品の包装体の展開状態における折り目を模式的に示した図である。図7において、表面シート側から裏面シート側に向かう折り目である、山折り目MFを一点鎖線で示し、裏面シート側から表面シート側に向かう折り目である、谷折り目VFを二点鎖線で示す。
図7に示すように、第1長手折り目FL1と第2長手折り目FL2との間において、吸収性物品の前端部1Cは、展開状態で第2幅折り目FW2によって裏面シート側から表面シート側に向かって折り返されている。また、第1長手折り目FL1と第2長手折り目FL2との間において、吸収性物品の前端部と後端部との間の中央部も、展開状態で第1幅折り目FW1によって裏面シート側から表面シート側に向かって折り返されている。
吸収性物品の前端部と中央部とが谷折りであるため、中央部よりも前側及び後側が表面シート側に立ち上がり易くなり、着用者の腹側から背側に沿って吸収性物品を配置し易くなる。
また、第1幅折り目によって形成される折り目は、第1長手折り目FL1と第2長手折り目FL2との間において谷折り目であり、第1長手折り目よりも幅方向外側及び第2長手折り目よりも幅方向外側において山折り目である。
上述のように、第1長手折り目FL1と第2長手折り目FL2との間において谷折り目であることにより、前後方向において身体に沿って吸収性物品の包装体を配置できる。しかし、第1長手折り目FL1と第2長手折り目FL2との間において谷折り目が幅方向外側まで延出していると、谷折り目による隙間が吸収性物品の幅方向端部まで形成され、却って身体に沿って吸収性物品が配置されないおそれがある。しかし、第1長手折り目よりも幅方向外側及び第2長手折り目よりも幅方向外側において山折り目であるため、フラップ部が身体側に向かうように変形し、隙間を埋めることができる。
ウイングフラップ部の衣服当接面には、衣服に吸収性物品を貼付するための粘着剤が付されたフラップ接着領域66と、粘着剤が付されていない非接着領域67と、が設けられている。第1幅折り目FW1によって表面シート側から裏面シート側に向かって折り返されるウイングフラップ部及びヒップフラップ部の衣服当接面には、非接着領域67が設けられている(図2参照)。すなわち、第1幅折り目は、フラップ接着領域66に重なって配置されていない。
例えば、第1幅折り目がフラップ接着領域66に重なって配置されている場合には、下着に吸収性物品1を装着した際に、第1幅折り目が形成されている部分が粘着剤によって下着に固定され、折り癖による効果を発揮できないおそれがある。しかし、当該部分が粘着部によって下着に接着されないため、第1幅折り目FW1による折り癖の効果を発揮し易くできる。
また、図5及び図6に示すように、吸収性物品の包装体100を折り畳んだ状態で厚み方向における最も内側には、包装シート70の後端部に形成される第2幅折り目が位置する。よって、吸収性物品の包装体の折り癖は、包装シート70の後端部に形成される第2幅折り目が最も厚み方向内側に位置するため強くなり、他の折り目は、包装シート70の後端部に形成される第2幅折り目よりも厚み方向外側に位置するため弱くなる。よって、吸収性物品自体に残る折り癖を低減することができる。
(第2の実施形態)
次いで、図8に基づいて、第2の実施形態に係る吸収性物品の包装体101について説明する。なお、以下の説明においては、第1の実施形態と同様の構成について、同符号を用いて説明を省略する。
第2の実施形態に係る吸収性物品の包装体101は、包装シート70の後端部70Dと吸収性物品1の後端部1Dとが、包装シート70の前端部70Cと吸収性物品1の前端部1Cとともに、第2幅折り目FW2を基点に折り畳まれるように構成されている。
よって、第2幅折り目FW2を基点に展開した状態で、包装シート70の後端部70Dと吸収性物品1の後端部1Dとは、山折り目によって裏面シート側に折り返されている。
一般的に、吸収性物品を装着する際は、下着のクロッチ部に吸収性物品を装着した後、下着を引き上げて装着する。このとき、吸収性物品1の後端部70Dが立ち上がった状態の吸収性物品を装着しようとすると、下着を引き上げる際に、吸収性物品の後端部を巻き込み、吸収性物品が折れ曲がってしまうおそれがある。
特に、吸収性物品の後端部1Dは、着用者の臀部が膨らんでおり、かつ着用時に視認しにくいため、装着時に巻き込まれ易い。吸収性物品の後端部が一旦巻き込まれると、吸収性物品を下着に装着するための粘着剤が身体や吸収性物品の他の部分にくっついたり、吸収性物品が折れ曲がったりして、吸収性物品を適切に装着できないおそれがある。
しかし、吸収性物品の後端部1Dが下着側に折り返されているため、吸収性物品を下着に貼り付けた後に装着する際に、吸収性物品の後端部の巻き込みを防止できる。
また、図8に示す展開状態において、吸収性物品の後端部の幅方向中央は、第2幅折り目FW2によって表面シート側から裏面シート側に向かって折り返され、吸収性物品の後端部の幅方向両端部は、第2幅折り目FW2によって裏面シート側から表面シート側に向かって折り返されている。
吸収性物品の後端部の幅方向中央が山折りで、幅方向両端部が谷折りであるため、吸収性物品の後端部が幅方向中央を中心に着用者側に立ち上がるため、吸収性物品の後端部を着用者の臀部の丸みに沿って配置し易くなる。
第1幅折り目FW1は、ウイングフラップ部43の幅方向長さが最も長い最大幅位置43Mと、ウイングフラップ部の長手方向端部43Lとの長手方向における間の傾斜領域に形成されている。第1長手折り目FL1及び第2長手折り目FL2よりも幅方向外側のウイングフラップ部は、第1幅折り目FW1によって表面シート側から裏面シート側に向かって折り返されている。
ウイングフラップ部は、幅方向長さが最も長い最大幅位置よりも長手方向外側に向かって除々に幅方向の長さが短くなっており、幅方向及び長手方向に対して傾斜する傾斜領域を有する。また、ウイングフラップ部は、吸収体が配置された領域と比べて厚さが薄く、下着に対してフラットな状態を保ちにくい。また、ウイングフラップ部の裏面には、フラップ接着領域66が設けられており、ウイングフラップ部を下着の非当接面側に折り返す際に接着剤同士がくっついてしまう不具合が生じることがある。
しかし、第1幅折り目FW1を傾斜領域に設けることにより、第1幅折り目FW1によってウイングフラップ部には、山折り目が形成され、この山折り目の間には、谷折り目が形成される。山折り目と谷折り目とが交互にウイングフラップ部に形成されているため、ウイングフラップ部が水平な状態を維持し易くなる。よって、第1幅折り目FW1の作用によって、ウイングフラップ部が水平に保たれやすくなり、ウイングフラップ部の両端部を巻き込んだり、粘着剤同士がくっついたりする不具合を抑制できる。
裏面シートの衣服当接面には、衣服に吸収性物品を貼付するための粘着剤が付された本体接着領域65が設けられている。本体接着領域65は、後方に位置する第2幅折り目FW2よりも前方に配置されている。第2幅折り目FW2によって折り返された部分に粘着剤があると、下着に装着する前に粘着剤が裏面シートにくっついてしまう不具合が生じるおそれがある。しかし、裏面シート側に折り返された部分に粘着剤が付されていないため上記不具合を解消できる。
(第3の実施形態)
次いで、図9に基づいて、第3の実施形態に係る吸収性物品の包装体102について説明する。第3の実施形態に係る吸収性物品の包装体102は、第1長手折り目及び第2長手折り目を基点に折り畳まれず、第1幅折り目及び第2幅折り目を基点にのみ折り畳まれるように構成されている。
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
例えば、吸収性物品の包装体は、第1長手折り目FL1及び第2長手折り目FL2を基点に折り畳まれた後、第2幅折り目FW2及び第2幅折り目FW2を基点に折り畳まれるように構成されていてもよいし、第1長手折り目FL1及び第2長手折り目FL2を基点に折り畳まれずに、第2幅折り目FW2及び第2幅折り目FW2のみを基点に折り畳まれるように構成されていてもよい。
更に、吸収性物品は、ウイングフラップ部を備えていない構成であってもよい。また、吸収性物品は、離型シートとしての本体シート及び/又はフラップシートを備えていなくてもよい。
本開示係る吸収性物品は、生理用ナプキン以外に、パンティライナー(おりものシート)、失禁パッド等であってもよい。本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1…吸収性物品
1A…吸収性本体
1B…フラップ部
1C…吸収性物品の前端部
1D…吸収性物品の前端部
10…表面シート
20…裏面シート
22…圧搾部
30…吸収体
31…吸収シート
32…吸収コア
32A…下側吸収コア
32B…上側吸収コア
41…サイドシード
43…ウイングフラップ部
43L…長手方向端部
43M…最大幅位置
44…ヒップフラップ部
51…本体粘着領域
52…フラップ粘着領域
61…本体シート
62…フラップシート
65…本体接着領域
66…フラップ接着領域
67…非接着領域
70…包装シート
70A…包装シートの第1幅端部
70B…包装シートの第1幅端部
70C…包装シートの前端部
70D…包装シートの前端部
71…対向面
72…非対向面
75…粘着テープ
90…接合領域
91…非接合領域
100、101、102…吸収性物品の包装体
FL1…第1長手折り目
FL2…第2長手折り目
FW1…第1幅折り目
FW2…第2幅折り目
L…長手方向
T…厚み方向
W…幅方向

Claims (6)

  1. 液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート、及び前記表面シートと前記裏面シートとの間に配置される吸収体を有する吸収性物品と、前記吸収性物品を個別に包装する包装シートと、を備え、
    前記吸収性物品の前後方向に延びる長手方向と、前記長手方向と直交する幅方向と、を有し、
    前記包装シートに前記吸収性物品が配置された状態で、前記幅方向に沿う第1幅折り目を基点に前方に向かって折り畳まれた前記包装シートの後端部及び前記吸収性物品の後端部上に、前記幅方向に沿う第2幅折り目を基点に後方に向かって折り畳まれた前記包装シートの前端部及び前記吸収性物品の前端部が配置されるように構成されている吸収性物品の包装体であって、
    前記吸収性物品の後端部及び前記包装シートの後端部のうち、少なくとも前記包装シートの後端部は、前記吸収性物品の前端部及び前記包装シートの前端部とともに、前記第2幅折り目を基点に後方に向かって折り返されている、吸収性物品の包装体。
  2. 前記吸収性物品の後端部は、前記吸収性物品の前端部及び前記包装シートの前端部とともに、前記第2幅折り目を基点に後方に向かって折り返されており、展開状態で前記第2幅折り目によって前記表面シート側から前記裏面シート側に向かって折り返されている、請求項1に記載の吸収性物品の包装体。
  3. 前記吸収性物品の前端部は、展開状態で前記第2幅折り目によって前記裏面シート側から前記表面シート側に向かって折り返されており、
    前記吸収性物品の前端部と後端部との間の中央部は、展開状態で前記第1幅折り目によって前記裏面シート側から前記表面シート側に向かって折り返されている、請求項1又は請求項に記載の吸収性物品の包装体。
  4. 前記吸収性物品は、前記吸収体の幅方向両端部から幅方向外側に延出するウイングフラップ部を更に備えており、
    前記第1幅折り目は、ウイングフラップ部の幅方向長さが最も長い最大幅位置と、該ウイングフラップ部の長手方向端部との長手方向における間の領域に形成されており、
    前記第1長手折り目及び前記第2長手折り目よりも幅方向外側の前記ウイングフラップ部は、前記第1幅折り目によって前記表面シート側から前記裏面シート側に向かって折り返されている、請求項に記載の吸収性物品の包装体。
  5. 前記ウイングフラップ部の衣服当接面には、衣服に吸収性物品を貼付するための粘着剤が付されたフラップ接着部と、前記粘着剤が付されていない非接着部と、が設けられており、
    前記第1幅折り目によって前記表面シート側から前記裏面シート側に向かって折り返されるウイングフラップ部の衣服当接面には、前記非接着部が設けられている、請求項に記載の吸収性物品の包装体。
  6. 前記裏面シートの衣服当接面には、衣服に吸収性物品を貼付するための粘着剤が付された粘着部が設けられており、
    前記粘着部は、前記包装シートの後端部側に位置する前記第2幅折り目よりも前方に配置されている、請求項1から請求項のいずれかに記載の吸収性物品の包装体。
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