JP5947582B2 - 吸収性物品の包装体 - Google Patents

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Description

本発明は、吸収性物品を包装シートによって個別に包装した吸収性物品の包装体に関する。
吸収性物品の包装体は、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート、及び表面シートと裏面シートとの間に配置される吸収体を有する吸収性物品と、吸収性物品を個別に包装する包装シートと、を有する。包装シートと吸収性物品とが折り畳まれた状態で、包装シートの長手方向における一方の端部が、粘着テープによって包装シートの一部と貼着されて、包装シートによって吸収性物品を個別に包装するように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
このように構成された吸収性物品の包装体を使用する際は、着用者は、まず、粘着テープを剥がした後、包装シートを展開する。そして、着用者は、吸収性物品を包装シートから離間して、下着に吸収性物品を装着する。
特許3993452号公報
ところで、吸収性物品を装着する際は、下着を一旦身体から離して、下着に吸収性物品を装着する。この下着を身体から離す作業は、一般的に下着の腰回りを両手で把持して行う。
また、吸収性物品を交換する際は、下着を身体から離して使用後の吸収性物品を取り外した後、新たに使用する吸収性物品の包装体の包装シートから吸収性物品を取り外して下着に装着する必要がある。下着から吸収性物品を取り外す作業は、一方の手で下着を押さえ、他方の手で吸収性物品を下着から引き剥がすため、着用者は両手で作業を行わなければならない。
一般的に、下着を身体から離す作業や下着から吸収性物品を取り外す作業は、両手で行うため、新たに使用する吸収性物品の包装体を把持した状態では、作業がし難くなる。
したがって、例えば、洋式のトイレでは、着用者は、便座に座り、自らの腿等の上に吸収性物品の包装体を置いた状態で装着作業を行い、便座に腰を掛ける部分がない、いわゆる和式トイレでは、着用者は、トイレの個室内の棚等に吸収性物品の包装体を置いた状態で装着作業を行うことが考えられる。
しかし、本出願人が吸収性物品の装着作業の実態を調べた所、吸収性物品の装着作業時に吸収性物品の包装体を置くスペースがなく、装着作業が行い難いことがわかった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、吸収性物品の装着作業を容易に行うことができる吸収性物品の包装体を提供することを目的とする。
本出願人が調査したところによれば、例えば途上国では、腰を掛けるための便座がないトイレが多く、自らの腿等の上に吸収性物品の包装体を置くスペースがないことがわかった。
また、洋式トイレであっても衛生環境が悪いため、着用者は、便座に立った状態や中腰状態で装着作業を行うことがある。よって、洋式トイレであっても、自らの腿等の上に吸収性物品の包装体を置くスペースがないことがわかった。
また、トイレの個室内に吸収性物品の包装体を置く棚等がなく、また棚があった場合であっても、衛生上の問題から吸収性物品の包装体を置かない着用者が多く存在することがわかった。
本開示に係る吸収性物品の包装体は、このような知見に基づいてなされたものであり、液透過性の表面シート(表面シート10)、液不透過性の裏面シート(裏面シート20)、及び前記表面シートと前記裏面シートとの間に配置される吸収体(吸収体30)を有する吸収性物品(吸収性物品1)と、前記吸収性物品が配置された状態で折り畳まれ、前記吸収性物品を個別に包装する包装シート(包装シート70)と、一端が前記包装シートの表面に剥離可能に貼付され、他端が前記包装シートの前記長手方向の端部に接合される粘着テープ(粘着テープ90)と、を有する吸収性物品の包装体(吸収性物品の包装体100)であって、前記粘着テープは、第1粘着層(第1粘着層95)と、第1基材(第1基材91)と、第2粘着層(第2粘着層96)と、第2基材(第2基材92)とがこの順で積層され、前記第1粘着層が前記包装シートの表面(非対向面72)に当接するように構成されており、前記第1基材と前記第2基材とを連結する連結部が設けられており、前記第2粘着層は、前記第2基材に接合され、かつ前記第1基材に剥離可能に貼付されており、前記第2基材と前記第2粘着層とが、前記第1基材と剥離し、かつ前記連結部を基点に折り返されることにより、前記第2粘着層が露出するように構成されていることを要旨とする。
本発明に係る吸収性物品の包装体によれば、第2基材と第2粘着層が、第1基材と剥離し、かつ連結部を基点に折り返されることにより、第2粘着層が露出するように構成されているため、露出した第2粘着層を介して吸収性物品の包装体をトイレの壁や装着者の身体に貼り付けることができる。よって、吸収性物品の包装体を置くスペースがない場合であっても、吸収性物品の包装体を一時的に貼り付けた状態で、両手を使って吸収性物品の装着作業を容易に行うことができる。
また、第2基材と第2粘着層とが第1基材から剥離した状態においても、第1粘着層及び第1基材は、包装シートに接合されているため、包装シートによって吸収性物品を個装した状態を維持できる。よって、吸収性物品を包装シートによって保護した状態で、使用後の吸収性物品の取り外し作業を行うことができる。
第1の実施形態に係る吸収性物品の包装体の折り畳まれた状態を示す平面図である。 第1の実施形態に係る吸収性物品の包装体の展開した状態を示す平面図である。 図1のA−A矢視の断面図である。 第1の実施の形態に係る吸収性物品の包装体において吸収性物品を包装シートから取り外す態様を説明するための図である。 第1の実施の形態に係る吸収性物品の包装体において吸収性物品を包装シートから取り外す態様を説明するための図である。 変形例に係る吸収性物品の包装体の折り畳まれた状態を示す平面図である。 変形例に係る吸収性物品の包装体の展開された状態を示す平面図である。 変形例に係る粘着テープの模式断面図である。 第2の実施形態に係る吸収性物品の包装体を示す図である。 第3の実施形態に係る吸収性物品の包装体を示す図である。
(第1の実施形態)
図1から図5を参照して、第1の実施形態に係る吸収性物品の包装体100について説明する。図1は、吸収性物品の包装体の折り畳まれた状態を示す平面図であり、図2は、吸収性物品の包装体の展開された状態を示す平面図である。図3は、図1のA−A矢視の断面図である。吸収性物品の包装体100は、吸収性物品1と、この吸収性物品1を個装する包装シート70と、包装シートを折り畳み状態で封止する粘着テープ90と、を備える。本実施形態に係る吸収性物品1は、例えば、生理用ナプキンである。
吸収性物品1の包装体100は、包装シート70上に吸収性物品1が配置された状態で包装シート70と吸収性物品1とが折り畳まれることにより、吸収性物品1が個別に包装されている。
吸収性物品1は、着用者の肌に当接する表面シート10と、液体を透過しない液不透過性の裏面シート20と、吸収体30とを有する。吸収体30は、表面シート10と裏面シート20との間に配設される。吸収体30は、吸収性物品1の長手方向L及び幅方向Wにおける略中央部分に配設される。なお、吸収性物品1は、幅方向において吸収体30の外側に設けられるウイング部やヒップフラップ部を備えていてもよい。
表面シート10は、体液等の液体を透過する液透過性のシートである。表面シート10は、少なくとも吸収体30の表面を覆う。表面シート10は、不織布、織布、有孔プラスチックシート、メッシュシート等、液体を透過する構造のシート状の材料であれば、特に限定されない。織布や不織布の素材としては、天然繊維、化学繊維のいずれも使用できる。
裏面シート20は、表面シート10の長さと略同一の長さを有する。裏面シート20は、ポリエチレン、ポリプロピレン等を主体としたフィルム、通気性の樹脂フィルム、スパンボンド、又はスパンレース等の不織布に通気性の樹脂フィルムが接合されたシートなどを用いることができる。裏面シート20は、着用時の違和感を生じさせない程度の柔軟性を有する材料とすることが好ましい。
吸収体30は、親水性繊維、パルプを含む。吸収体30は、親水性繊維又は粉体をエアレイド法によって積層して形成されてもよいし、親水性繊維又は粉体をエアレイド法によってシート状に成形したエアレイドシートでもよい。
吸収性物品1では、表面シート10と裏面シート20の周縁が接合されて、吸収体30が内封される。表面シート10と裏面シート20との接合方法としては、ヒートエンボス加工、超音波、又はホットメルトのいずれか一つ、又は複数を組み合わせることが可能である。
裏面シート20において、ショーツと接触する表面には、裏面シート20の長手方向に沿って、粘着剤(図示せず)がライン状に塗布される。粘着剤は、裏面シート20の長手方向Lに沿って複数ライン状に塗布される。使用前の状態では、粘着剤には粘着性を保持するための保護シート40が接着されている。
保護シート40は、ホットメルト型接着剤(図示せず)を介して包装シート70に接着されている。保護シート40と包装シート70が接着しているため、包装シート70を開封して吸収性物品1と包装シート70とを離間することで、吸収性物品1と保護シート40とが離間する。したがって、着用者が保護シート40を吸収性物品から剥がす作業を意識して行わなくても、粘着剤を裏面シートの表面に露出させて、着用者は、吸収性物品1を容易に装着することができる。
包装シート70は、吸収性物品1を個別に包装する。包装シート70は、吸収性物品1の裏面シート20側において吸収性物品1と対向する対向面71と、吸収性物品1を収容した状態で外側に位置する非対向面72と、を有する。
なお、包装シート70は、質感向上等の目的のために包装シート70の表面に丸点エンボスや梨地エンボスのような表面加工が施されていてもよい。包装シート70の材質としては、例えば、ポリオレフィン、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリエステル等のプラスチックフィルムやナイロンフィルムなどの各種フィルム、硫酸バリウムなどのフィラーを入れて延伸させた通気性フィルム、不織布や、不織布をラミネートさせたフィルム等が挙げられる。
包装シート70の対向面71上に吸収性物品1が配置された状態で、吸収性物品1及び包装シート70は、幅方向Wに沿った第1折り目F1を基点として折り畳まれた後、幅方向に沿った第2折り目を基点として折り畳まれる。このように第1折り目F1及び第2折り目F2を基点として折り畳まれることにより、包装シートの長手方向の端部である前端部70Cが包装シートの第1折り目側の非対向面(表面)72上に配置される。
包装シートの長手方向における両端部のうち、吸収性物品の前側に位置する前端部70Cには、粘着テープ90が接合されており、粘着テープ90によって包装シート70の表面である非対向面72に剥離可能に貼着される。
吸収性物品1と包装シート70とが第1折り目F1及び第2折り目F2を基点として折り畳まれた状態で、包装シートの幅方向における両端部70A及び70Bには、対向する包装シート同士が熱溶着によって接着された第1シート接着部73が設けられている。また、吸収性物品1と包装シート70とが第1折り目及び第2折り目を基点として折り畳まれた状態で、包装シートの前端部70Cよりも包装シートの長手方向内側(折り畳まれた状態における第2折り目側)には、対向する包装シート同士がホットメルト型接着剤によって接着された第2シート接着部74が設けられている。
包装シート70が折り畳まれた状態において、第1シート接着部73と第2シート接着部74とによって包装シート70同士が接着されることにより、包装シート内に吸収性物品が密封される。
次いで、粘着テープ90の構成について詳細に説明する。粘着テープ90は、吸収性物品の厚み方向Tにおいて、第1粘着層95と、第1基材91と、第2粘着層96と、第2基材92とが、積層されている。第1粘着層95は、包装シート70の非対向面72に当接している。
粘着テープ90は、第1折り目F1側に位置し、かつ折り畳まれた状態の包装シートの非対向面72に剥離可能に貼付される第1端部90Aと、第2折り目F2側に位置し、包装シート70の前端部70Cに接合される第2端部90Bとを有する。粘着テープ90は、図1に示す状態において、包装シート70の前端部70Cを跨いで配置されている。
第1の実施形態に係る粘着テープ90は、第1端部90A側に、第1基材91と第2基材92とを連結する連結部が設けられており、第2端部90B側において、第2基材92及び第2粘着96が第1基材91と剥離可能となるように構成されている。
第1粘着層95は、第1折り目F1側に位置する第1端部95Aと、第2折り目F2側に位置する第2端部95Bとを有する。第1粘着層95は、粘着テープ90を包装シート70に貼付するための粘着層である。第1粘着層95は、第1基材91に接合されており、第1基材91と共に包装シート70から剥離可能に構成されている。第1基材91の厚み方向外側(包装シートと反対側の面)には、第2粘着層96が配置されている。
第2粘着層96は、第1折り目F1側に位置する第1端部96Aと、第2折り目F2側に位置する第2端部96Bとを有する。第2粘着層96は、粘着テープ90を介して包装体100を壁や着用者の身体に一時的に貼付するための粘着層である。第2粘着層96は、第2基材92に接合されており、第2基材92と共に第1基材91から剥離可能に構成されている。
第1基材91は、第1折り目F1側に位置する第1端部91Aと、第2折り目F2側に位置する第2端部91Bとを有する。第1基材91は、第1粘着層95よりも第2粘着層96に対して剥離し易く構成されている。
第2基材92は、第1折り目F1側に位置する第1端部92Aと、第2折り目F2側に位置する第2端部92Bとを有する。第2基材の第1端部92Aは、第1基材の第1端部91Aを巻き込むようにして、包装シート側に向かって折り返されている。
包装シート側に折り返された第2基材92と第1基材91とは、第3粘着層97によって接合されている。第1基材91と第2基材92とは、別の基材によって構成されており、第3粘着部97によって接合されることによって連結されている。第2基材92の第1端部92A及び第3粘着部97は、第1基材91と第2基材92を連結する連結部として機能する。
第2基材92と第2粘着層96は、粘着テープ90の第2端部90B側において第1基材91と剥離可能であり、第2基材の折り返し部である第1端部92Aを基点に折り返されるように構成されている。第2基材92と第2粘着層96とが、第1基材91と剥離し、かつ第1端部92Aを基点に折り返されることにより、第2粘着層96が露出するように構成されている。
第2粘着層96が露出するように構成されているため、露出した第2粘着層を介して吸収性物品の包装体をトイレの壁や装着者の身体に貼り付けることができる。よって、吸収性物品の包装体を置くスペースがない場合であっても、吸収性物品の包装体を一時的に貼り付けた状態で、吸収性物品の装着作業を行うことができる。
また、第2基材92と第2粘着層96とが第1基材91から剥離した状態においても、第1粘着層95及び第1基材91は、包装シート70に接合されている。よって、包装シートによって吸収性物品を個装した状態を維持できる。よって、吸収性物品を包装シートによって保護した状態で、使用後の吸収性物品の取り外し作業等の装着作業を行うことができる。
また、第2基材92の第2端部92Bは、第2粘着層96の第2端部96Bよりも第2折り目F2側に延出している。この延出部分は、第2粘着層96が設けられていない非粘着領域であり、第2基材用掴み部92Cとして機能する。
粘着テープ90は、複数の基材が積層されており、第2基材92のみを適切に掴み難いことがある。しかし、第2基材用掴み部92Cを設けることにより、着用者が容易に第2基材のみを掴み易くなり、作業性を向上させることができる。
更に、第1基材91の第2端部91Bは、第2基材92の第2端部92Bよりも粘着テープの第2端部側に延出している。例えば、第1基材91の第2端部91Bと第2基材92の第2端部92Bとが一致していると、複数の基材が積層されていることを着用者が認識できないことがある。しかし、第1基材91と第2基材92とにおいて端部の位置がずれているため、それぞれの基材を着用者が認識し易くなる。
更に、第1基材91の第2端部91Bと、第2基材92の第2端部92Bとがずれて配置されているため、第1基材91の第2端部91Bの位置や第2基材92の第2端部92Bの位置を目立たせることができる。
なお、第1基材91と第2基材92とをそれぞれ認識させ易くするため、第1基材91と第2基材92とを視覚的に異ならせたり、触感を異ならせたりしてもよい。具体的には、模様や絵柄を異ならせたり、色彩を異ならせたり、表面の質感(摩擦係数)を異ならせたり、厚みを異ならせたりする構成を例示できる。
第1基材91の第1端部91Aは、第1粘着層95の第1端部95Aよりも第1折り目F1側に延出している。この延出部分は、第1粘着層が設けられていない非粘着領域であり、第1基材用掴み部91Cとして機能する。
また、粘着テープ90の第1端部90Aでは、第2基材92が厚み方向Tに折り返されている。この折返し部分は、第1粘着層が設けられていない非粘着領域であり、第1基材掴み部91Cとして機能する。このように、第1基材用掴み部を設けることにより、着用者が容易に第1基材を掴み易くなり、作業性を向上させることができる。
次いで、このように構成された吸収性物品の包装体100における吸収性物品を包装シートから取り外す態様について、図4及び図5を参照して説明する。図4は、吸収性物品の包装体の斜視図であり、図5は、図2に示す断面図の粘着テープ部分を拡大した断面図である。
図4(a)及び図5(a)は、吸収性物品の包装体100が折り畳まれた状態であって、粘着テープ90を包装シート70に貼付した状態を示している。着用者は、第2基材用掴み部92Cを把持して、第2基材92の第端部92を基点に第2基材92及び第2粘着層96を第折り目側に折り返す方向に引っ張る。これにより、図4(b)及び図5(b)に示すように、第2粘着層96が第1基材91と剥離して、第2粘着層96が露出する。
このとき、厚み方向において、第1粘着層95は、第1基材91及び第2基材92よりも包装シート70側に位置し、第2粘着層96は、第1基材91及び第2基材92よりも包装シート70と反対側に位置している。よって、粘着テープ90の一方側の面に配置される第1粘着層95によって包装シート70の前端部70Cを接合し、かつ粘着テープ90の他方側の面に配置される第2粘着層96によって吸収性物品の包装体100を壁等に接合することができる。図4(c)は、吸収性物品の包装体100を壁Sに接合した状態を示している。
図1に示すように、包装シートが折り畳まれた状態で包装シートの前端部と第1折り目との距離Lcは、包装シート70の前端部70Cと第2折り目F2との距離Ldよりも短く構成されている。すなわち、包装シートの前端部70C及び粘着テープ90は、第1折り目F1寄りに位置している。包装シート70の前端部70C及び粘着テープ90が第1折り目F1寄りに配置されているため、第2粘着層96を介して吸収性物品の包装体100を壁等に貼り付けた際に、吸収性物品の包装体100の重心よりも上方に第2粘着層96が位置する。よって、仮固定時の安定性を向上させることができる。また、第2粘着層96が比較的上方に位置しているため、壁等から吸収性物品の包装体100を剥がす際に、吸収性物品の包装体を下方に引っ張ることにより容易に引き剥がすことができる。
また、図1に示すように、第2粘着層96の第2端部96Bと第2基材92の折り返し基点である第1端部92Aとの距離Laは、第2基材92の第1端部92Aと第1折り目F1との距離Lbよりも長い。このような構成によれば、第2粘着層96は、露出された状態において包装シート70よりも長手方向外側に延出して配置される。
例えば、第2粘着層96が包装シートよりも長手方向内側に配置されていると、吸収性物品の包装体100を壁等に仮固定する際に、包装シートに粘着テープ90が隠れてしまう。よって、粘着テープの視認性が悪く、適切な場所に固定しにくい。しかし、第2粘着層96が露出された状態において包装シート70よりも長手方向外側に延出しているため、粘着テープの位置を適切に把握でき、操作性が向上する。
また、第2粘着層が露出された状態において包装シート70よりも長手方向外側に延出しているため、吸収性物品の包装体を壁等に固定する際に、粘着テープ90自体を壁等に押圧して、吸収性物品の包装体100を仮固定することができる。
更に、第2粘着層は、露出された状態において包装シート70よりも長手方向外側に延出しており、包装シート70及び吸収性物品1と長手方向において離間している。例えば、第2粘着層96と吸収性物品1等が近接して配置されていると、衛生面から第2粘着層を壁等に押し当てることに抵抗感を感じる着用者もいる。しかし、更に、第2粘着層が露出した際に、第2粘着層が包装シートよりも長手方向外側に延出して配置されていることにより、吸収性物品の包装体を壁等に固定する際に、壁等に接合する第2粘着層と吸収性物品とが離れるため、抵抗感を低減できる。
なお、第2粘着層によってトイレの壁に吸収性物品の包装体を接合してもよいし、着用者の脚等身体の一部や鞄等の持ち物に吸収性物品の包装体を接合してもよい。
また、第2粘着層の接合箇所は、汚れや異物等が付着して、接合しにくいおそれがある。よって、第2粘着層の接合強度は、第1粘着層の接合強度よりも高く構成することが望ましい。
着用者は、吸収性物品の包装体を一時的に貼り付けた状態で、使用後の吸収性物品を取り外す作業を両手で行うことができる。使用後の吸収性物品を取り外す作業を行った後、吸収性物品の包装体を壁等から剥がして、吸収性物品の包装体を展開して、包装シート70から吸収性物品1を取り外す作業を行うことができる。
なお、本実施の形態における接合強度は、第1粘着層及び第2粘着層の接着面との剥がれ難さであり、例えば、以下に示す粘着テープの剥離試験によって測定される。測定試験機は、定速伸長引張試験機を用いる。
まず20℃、60%相対湿度雰囲気中に、吸収性物品の包装体を30分放置する。第1粘着層の接着強度を測定する場合は、第1粘着層を包装シートに貼付した状態、第2粘着層の接着強度を測定する場合は、第2粘着層を包装シートに貼付した状態で、粘着テープの一端に、粘着テープの掴み部としてのセロハンテープを貼付する。次いで、粘着テープの一端から第1折り目側に2mm離間した箇所に、包装シートの掴み部としてガムテープを貼付する。この状態で、ガムテープを下側のチャックに挟み、セロハンテープを上側のチャックに挟み、ピーリングを行う。
剥離条件は、以下の通りである。
チャック間隔:30mm
引張スピード:300mm/min
チャートスピード:300mm/min
このときの引張試験機の最大値を記録する。サンプル数は、5であり、その平均値を接合強度とする。
吸収性物品の包装体を展開する際は、図5(c)に示すように、第2基材及び第2粘着層を包装シートから離間する方向に引っ張ることにより、第1粘着層の第1端部95A側が包装シートから離間し、包装シート70の前端部70Cが、包装シート70の非対向面72から離間する。
なお、吸収性物品の包装体を展開する際は、図5(c)に示すように、第2粘着層96が露出した状態で行ってもよいし、第2粘着層96を第1基材上に貼り付けた後(元の状態にも戻した後)、第1基材用掴み部91Cを把持して行ってもよい。
また、吸収性物品の包装体を壁等に仮固定した状態で、包装シートを展開して、包装シートから吸収性物品を取り外す作業を行ってもよい。図4(d)は、吸収性物品の包装体を壁等に仮固定した状態で、包装シートの一部を展開した状態を示している。吸収性物品の包装体を壁等に仮固定した状態で、包装シートの一部を展開することにより、図4(e)に示すように、吸収性物品の包装体を壁等に貼り付けた状態で、吸収性物品を包装シートから容易に取り外すことができる。
次いで、本実施形態に係る吸収性物品の包装体の製造方法の一部について説明する。なお、本実施の形態において説明しない方法(例えば、吸収性物品の製造方法)については、既存の方法を用いることができる。吸収性物品の包装体の製造方法は、吸収性物品を包装シート上に配置した状態で、吸収性物品及び包装シートを、第1折り目及び第2折り目を基点に折り畳む。この状態で、包装シートの幅方向における両端部70A及び70Bを熱溶着によって接合し、かつ包装シートの前端部70Cを対向する包装シート70の表面に接合する。
次いで、粘着テープ90の第1粘着層が包装シート70の非対向面に当接するように、粘着テープ90を包装シート上に接着する。なお、粘着テープは、予め、第1粘着層、第1基材、第2粘着層、及び第2基材が積層された状態で包装シートに接着されるように構成されていてもよいし、包装シート上に第1粘着層を塗布した後に第1基材を包装シート上に配置し、更に第1基材上に第2粘着層を塗布した後に第2基材を配置するように構成してもよい。
次いで、変形例に係る吸収性物品の包装体について、図6〜図8に基づいて説明する。なお、以下の説明において、実施の形態と同様の構成については、同符号を用いて説明を省略する。
図6は、変形例に係る吸収性物品の包装体の折り畳んだ状態を示す平面図である。図6(a)は、変形例1に係る吸収性物品の包装体101である。変形例1に係る吸収性物品の包装体101は、包装シートの前端部70Cが、長手方向における第1折り目F1と第2折り目F2との間の中央近傍に配置されている。また、図6(b)は、変形例2に係る吸収性物品の包装体102である。変形例2に係る吸収性物品の包装体102は、包装シートの前端部70Cが、第1折り目F1よりも第2折り目F2側に配置されている。
変形例1及び変形例2に係る吸収性物品の包装体によっても、粘着テープ90を展開した状態で、第2粘着層96を介して着用者の身体等に吸収性物品の包装体100を仮固定することができる。
図7は、変形例3に係る吸収性物品の包装体103の展開した状態を示す平面図である。実施の形態に係る吸収性物品の包装体は、第1折り目及び第2折り目を基点に三つ折りされている。これに対して、変形例3に係る吸収性物品の包装体103は、第1折り目及び第2折り目を基点に折り畳まれる前に、第3折り目F3を基点に折り畳まれるように構成されている。したがって、変形例3に係る吸収性物品の包装体103は、第1折り目、第2折り目及び第3折り目を基点に四つ折りされている。
このように構成された吸収性物品の包装体においても、第1折り目を基点として折り畳まれた後、前記幅方向に沿った第2折り目を基点として折り畳まれることにより、包装シートの前端部が包装シートの表面上に配置される。なお、包装シートの前端部が配置される包装シートの表面とは、第1折り目を基点として折り畳まれた包装シートの表面である。
なお、吸収性物品の包装体の折り畳み態様は、三つ折り及び四つ折りに限られず、五つ折り以上であってもよいし、長手方向に沿った折り目を基点に折り畳まれていてもよい。
次いで、図8は、変形例に係る粘着テープの模式断面図である。図8(a)に示す粘着テープ90は、第1基材91と第2基材92とが第3粘着層97によって接合されている。第3粘着層97によって第1基材91と第2基材92とが接合されて、第1基材91と第2基材92とが連結される。また、他の変形例として、第1基材91と第2基材92とを熱溶着や超音波溶着によって接合してもよい。
図8(b)に示す粘着テープ90は、第1基材91と第2基材92とが1枚の基材によって構成されている。1枚の基材は、粘着テープ90の第2端部90B側において折り畳まれている。図8(c)に示す粘着テープ90は、第1基材91の長手方向の長さと第2基材92の長手方向の長さが同じである。
図8(d)に示す粘着テープ90は、第1基材91の第2端部91Bが第1粘着層95の第2端部95Bよりも第2折り目側に延出している。第1基材91の第2端部91Bには、第1粘着層95が設けられていない非粘着領域が設けられている。非粘着領域は、第1基剤用掴み部91Cとして機能する。
図8(e)に示す粘着テープ90は、第2基材92の第2端部92Bが折り畳まれた折り畳み部が形成されている。折り畳み部は、第2基材用掴み部92Cとして機能する。
図8(f)に示す粘着テープ90は、第2基材92の第2端部92Bが第1基材91の第2端部91Bよりも第2折り目側に延出している。第2基材92の第2端部92Bは、第1基材91よりも延出しており、第2基材用掴み部92Cとして機能する。
(第2の実施形態)
次いで、第2の実施形態に係る吸収性物品の包装体について、図9に基づいて説明する。図9は、第2の実施形態に係る吸収性物品の包装体104を示した図である。図9(a)は、斜視図であり、図9(b)は、X−X断面の粘着テープの断面図である。
第2の実施形態に係る吸収性物品の包装体104の粘着テープ90は、第2端部90Bに、第1基材91と第2基材92とを連結する連結部が設けられ、かつ第1端部90A側において、第2基材92及び第2粘着96が第1基材91と剥離可能となるように構成されている。
第1基材の長手方向における長さは、第2基材の長手方向における長さよりも長く、第1基材と第2基材とを着用者が見分けやすく構成されている。また、粘着テープ90の第1端部には、第1基材用掴み部91Cと第2基材掴み部92Cとが設けられており、第1基材と第2基材とを別々に掴むことができるように構成されている。
(第3の実施形態)
次いで、第3の実施形態に係る吸収性物品の包装体について、図10に基づいて説明する。図10は、第3の実施形態に係る吸収性物品の包装体105を示した図である。図10(a)は、斜視図であり、図10(b)は、粘着テープの第1端部の部分拡大図であり、図10(c)は、図10(a)のY−Y断面における粘着テープの展開態様を示す図である。
第3の実施形態に係る吸収性物品の包装体105は、吸収性物品1が包装シート70上に配置された状態で、長手方向に沿った長手折り目と幅方向に沿った幅折り目を基点に折り畳まれるように構成されている。
具体的には、包装シート上に前記吸収性物品が配置された状態で、吸収性物品の長手方向に沿った第1長手折り目FL1及び第2長手折り目FL2を基点にして包装シート70と吸収性物品1とが折り畳まれた後、幅方向に沿った第1幅折り目FW1を基点に折り畳まれる。その後、幅方向に沿った第2幅折り目FW2を基点に折り畳まれ、包装シート70の前端部が粘着テープ90によって包装シート70の表面に貼付される。
粘着テープ90の第1端部90Aは、第1幅折り目側に位置し、包装シートの表面に貼付される。粘着テープ90の第2端部90Bは、第2幅折り目側に位置し、包装シート70の前端部に接着されている。また、粘着テープの長手方向に沿った端部のうち、第2長手折り目FL2側の端部には、第1基材と第2基材とを連結する連結部が位置し、第1長手折り目FL1側の端部において、第2基材92及び第2粘着層96が第1基材から分離可能に構成されている。すなわち、第2基材用掴み部と第1基材掴み部とは、互いに直交する端部に設けられる。
このように構成された吸収性物品の包装体105によれば、吸収性物品の包装体を仮固定する際は、長手方向に沿って配置された連結部を基点に、第2基材92及び第2粘着96を幅方向に展開して、第2粘着層96を露出することができる。図10(c)は、第2粘着層96を第1基材から分離して、第2粘着層を露出する態様を示している。
そして、吸収性物品の包装体105を展開する際は、幅方向に沿って配置された第1基材掴み部91Cを掴んで、粘着テープ90を包装シート70から剥がして、包装シート70を展開することができる。粘着テープ90を展開する際の粘着テープの掴み部(第2基材用掴み部92C)と、吸収性物品の包装体を展開する際の粘着テープの掴み部(第1基材用掴み部91C)とが、直交して配置され、展開方向が異なるため、展開作業の間違いを防止することができる。
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
1…吸収性物品
10…表面シート
20…裏面シート
30…吸収体
40…保護シート
70…包装シート
70A、70B…包装シートの端部
70C…包装シートの前端部
71…対向面
72…非対向面
73…第1シート接着部
74…第2シート接着部
90…粘着テープ
90A…粘着テープの第1端部
90B…粘着テープの第2端部
91…第1基材
91A…第1基材の第1端部
91B…第1基材の第2端部
91C…第1基材用掴み部
92…第2基材
92A…第2基材の第1端部
92B…第2基材の第2端部
92C…第2基材用掴み部
95…第1粘着層
95A…第1粘着層の第1端部
95B…第1粘着層の第2端部
96…第2粘着層
96A…第2粘着層の第1端部
96B…第2粘着層の第2端部
L…長手方向
W…幅方向
T…厚み方向
F1…第1折り目
F2…第2折り目
FL1…第1長手折り目
FL2…第2長手折り目
FW1…第1幅折り目
FW2…第2幅折り目

Claims (12)

  1. 液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート、及び前記表面シートと前記裏面シートとの間に配置される吸収体を有する吸収性物品と、
    前記吸収性物品が配置された状態で折り畳まれ、前記吸収性物品を個別に包装する包装シートと、
    一端が前記包装シートの表面に剥離可能に貼付され、他端が前記包装シートの前記長手方向の端部に接合される粘着テープと、を有する吸収性物品の包装体であって、
    前記粘着テープは、第1粘着層と、第1基材と、第2粘着層と、第2基材とがこの順で積層され、前記第1粘着層が前記包装シートの表面に当接するように構成されており、
    前記第1基材と前記第2基材とを連結する連結部が設けられており、
    前記第2粘着層は、前記第2基材に接合され、かつ前記第1基材に剥離可能に貼付されており、
    前記第2基材と前記第2粘着層とが、前記第1基材と剥離し、かつ前記連結部を基点に折り返されることにより、前記第2粘着層が露出するように構成されている、吸収性物品の包装体。
  2. 前記第2基材の端部のうち前記連結部が設けられた端部と対向して配置された端部には、前記第1基材と離間した第2基材用掴み部が設けられている、請求項1に記載の吸収性物品の包装体。
  3. 前記第2基材用掴み部は、前記第2粘着層が設けられていない非粘着領域である、請求項に記載の吸収性物品の包装体。
  4. 前記第2基材用掴み部は、前記第2基材が折り畳まれた折り畳み部である、請求項に記載の吸収性物品の包装体。
  5. 前記第1基材の端部のうち前記連結部が設けられた端部と対向して配置された端部には、前記包装シートの表面と離間した第1基材用掴み部が設けられている、請求項1から請求項のいずれかに記載の吸収性物品の包装体。
  6. 前記第1基材用掴み部は、前記第1粘着層が設けられていない非粘着領域である、請求項5に記載の吸収性物品の包装体。
  7. 前記第2基材は、前記連結部において前記第1基材の長手方向の端部を巻き込むようにして前記包装シート側に向かって折り返されている、請求項1から請求項のいずれかに記載の吸収性物品の包装体。
  8. 前記第1基材は、前記第2基材よりも、前記粘着テープの端部のうち連結部が設けられた端部と対向して配置された端部側に延出している、請求項1から請求項のいずれかに記載の吸収性物品の包装体。
  9. 前記第1基材と前記第2基材とは、前記連結部において溶着されている、請求項1から請求項のいずれかに記載の吸収性物品の包装体。
  10. 前記粘着テープの前記連結部における前記第1基材と前記第2基材との間には、前記第1基材と前記第2基材とを接合する第3粘着層が設けられている、請求項1から請求項のいずれかに記載の吸収性物品の包装体。
  11. 前記第1基材と前記第2基材とは、前記粘着テープの前記連結部において折り畳まれた1枚の基材によって構成されている、請求項1から請求項のいずれかに記載の吸収性物品の包装体。
  12. 前記第2粘着層の接合強度は、前記第1粘着層の接合強度よりも高い、請求項1から請求項11のいずれかに記載の吸収性物品の包装体。
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