JP5946702B2 - 連結箱 - Google Patents

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Description

本発明は、連結箱に関し、特に、2個の包装箱の一側面同士を突き合わせて連結してなる連結箱に関する。
製品の輸送や保管に際して、外装段ボールなどの包装箱に対し、高い圧縮強度が求められる場合がある。例えば、柔軟なフィルムで構成される軟包装材(いわゆるフレキシブルパッケージ)を用いた製品の輸送や保管では、製品自体の耐荷重性が低いため、圧縮強度の高い包装箱を用いて製品を保護する必要がある。
このように、高い圧縮強度が包装箱に求められる場合、包装箱の構成材料に強度の高い材料を使用すれば、容易に圧縮強度を高めることができる。しかし、構成材料に強度の高い材料を使用すると、強度を高めた分、資材コストが単に高くなる。このため、資材コストをできるだけ上げずに、包装箱の圧縮強度を高めることが望まれる。従来、包装箱の断面形状を工夫することで、包装箱の圧縮強度を高める技術が各種提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、八角形のマンドレルと、このマンドレルに合わさる加圧プレートとを用い、薄板材をマンドレルと加圧プレートの間に挟んで八角形に折り曲げることによって、水平断面が八角形に形成されたケースを製造する技術が記載されている。この八角形に形成されたケースでは、面取り状の補強部によって四隅が補強されるため、水平断面を矩形に形成したケースに比べ、高い圧縮強度を得ることができる。
ところで、特許文献1に記載されるケースでは、面取り状の補強部が形成されることによって、ケースの内容積が減る。このため、ケースに収納できる製品の個数が矩形のケースに比べて減ってしまい、輸送効率が悪い。
この輸送効率の問題を解消するには、2個の包装箱を連結して輸送することが有効である。2個の包装箱を連結した連結箱では、収納できる製品の個数が倍増できることに加え、1個の荷箱として取り扱われるため、輸送コストの削減を図ることもできる。しかし、いわゆるPPバンドなどの副資材を用いて2個の包装箱を連結すると、資材コストが嵩む。資材コストを低く抑えるには、副資材を使用せずに、2個の包装箱同士を連結することが好適である。
そこで、特許文献2には、2個の箱体を並立させて側面を互いに突き合わせ、一方の箱体に設けた欠除部に、他方の箱体に設けた接続片を嵌め合わせることで、2個の箱体を連結させる技術が開示されている。この特許文献2の連結技術によれば、副資材を使用せずに2個の箱体同士を連結することができる。
ここで、特許文献2の技術に代表される従来の連結構造を用いて、水平断面が八角形の包装箱を連結する場合について検討する。
図7は、従来の連結構造を用いて連結した連結箱の水平断面図である。
図7に示すように、2個の包装箱100は、各々、対向する2組の側壁101,102と、隣り合う側壁101,102の間に設けられる合計4個の面取り状の補強部103とからなり、水平断面が八角形に形成される。側壁102には、連結相手の側壁102に沿って延びる接続片104が設けられる。2個の包装箱100は、各々、側壁101同士を突き合わせた状態で、接続片104が連結相手の側壁102に接着される。これにより、水平断面が八角形の包装箱100を2個連結してなる連結箱200を得ることができる。
特開平11−263330号公報 特開平7−285539号公報
しかしながら、連結箱200においては、補強部103の大きさに応じた隙間201が接続片104の内側に形成されるため、接続片104が大型化するという問題が生じる。すなわち、隙間201が形成されるため、水平断面が矩形の包装箱を連結する場合に比べて、接続片104を余計に延ばす必要があり、資材コストが高くなる。
したがって、資材コストを低く抑えつつ、補強部を有する包装箱を連結できる技術が望まれる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、資材コストを低く抑えることができる共に圧縮強度を高めることができ、しかも高い輸送効率が得られる連結箱を提供することにある。
本発明の連結箱は、2個の包装箱の一側面同士を突き合わせて連結してなる連結箱において、前記包装箱は、周壁と、前記周壁の下端を塞ぐ底壁と、前記周壁の上端を塞ぐ上壁と、を有し、前記周壁は、前記一側面を形成する前壁と、前記前壁に対向する後壁と、一端が前記前壁に略直角に連なり他端が前記後壁に連なる1対の側壁と、前記連結箱の対角線上に位置して前記周壁の圧縮強度を高める補強部と、前記側壁の一端に切り取り線を介して設けられ連結相手の側壁に重なるように延びて固定される接続部と、を有し、前記補強部は、面取り状に折り曲げられる壁であることを特徴とする。
この構成により、側壁の一端が前壁に略直角に連なるため、接続部の内側には、隙間が形成されない。これにより、小さい接続部であっても2個の包装箱をしっかりと連結することができ、資材コストを低く抑えることができる。一方、側壁の他端(連結箱の対角線上)に補強部を設けたので、この補強部によって周壁の圧縮強度を高めることができる。すなわち、本発明の連結箱では、側壁の一端では、補強部を設けずに連結し易い構造を採用する一方、側壁の他端では、補強部を設けて圧縮強度を高める構造を採用した。
また、側壁の一端に補強部を設けない分、従来の八角形の包装箱に比べて、包装箱に収納できる製品の個数が増える。これにより、輸送効率を一層高めることができる。
上記発明の連結箱では、前記接続部は、前記上壁の上面から下方に離間して設けられることを特徴とする。
この構成により、複数の連結箱を上下方向に積み付けて輸送あるいは保管する際、上壁には荷重が加わるが、接続部には荷重が加わらない。
仮に、接続部が上壁と同じ高さ位置にある場合、接続部にも荷重が加わってしまう。接続部に荷重が加わると、本来、開梱時に切断される切り取り線が切断されるおそれがある。
この点、上記発明の連結箱では、接続部に荷重が加わらないため、切り取り線の切断を防ぐことができ、輸送時あるいは保管時において、連結箱の連結強度を良好に維持することができる。
上記発明の連結箱では、前記上壁および前記底壁のそれぞれには、前記補強部の上端および下端に合わさって前記補強部の折り曲げ角を正規の角度に規制する角度規制部が設けられることを特徴とする。
この構成により、補強部の上端および下端に角度規制部が合わさることで、補強部の折り曲げ角が正規の角度に規制されるようになる。
これに対し、従来は、補強部の折り曲げ角度を正規の角度にするために、型を用いて、段ボールシートを折り曲げるようにしていた。この場合、型の費用に加え、製造工程も増えるため、製造コストが高くなる。
この点、上記発明の連結箱では、補強部の折り曲げ角を正規の角度に容易に規制できるので、補強部を折り曲げるための専用の型および工程が不要になる。したがって、製造コストを低く抑えることができる。
本発明によれば、資材コストを低く抑えることができる共に圧縮強度を高めることができ、しかも高い輸送効率が得られる連結箱を提供することができる。
本発明に係る実施形態の連結箱の斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 図1に示される連結箱を構成する包装箱の斜視図である。 包装箱を構成する段ボールシートの平面図である。 連結箱の作用説明図である。 (a)は図3に示される包装箱の水平断面図、(b)は第1変形例の包装箱の水平断面図、(c)は第2変形例の包装箱の水平断面図である。 従来の技術を用いて連結した連結箱の基本構成を説明する図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。また、図面は、符号の向きに見るものとする。また、実施形態において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、一方の包装箱から、連結相手である他方の包装箱を見たときの方向を示す。
図1に示すように、実施形態の連結箱10は、2個の包装箱20の一側面21(図2参照)同士を突き合わせて連結したものである。2個の包装箱20は、略同一形態に形成され、各々、連結相手の包装箱20に対して鉛直軸を中心に180°反転させた方向を向いている。
包装箱20の構成を図2、図3に基づいて説明する。
図2に示すように、2個の包装箱20の各々は、周壁30と、周壁30の下端を塞ぐ底壁22と、周壁30の上端を塞ぐ上壁23(図1参照)とを有する。周壁30は、前壁25、後壁26、左右1対の側壁27および左右1対の補強部28によって構成される。
図3に示すように、前壁25は、前記一側面21を形成する壁である。前壁25は、例えば、正面視で略長方形あるいは略正方形に形成される。
後壁26は、前壁25に対向する壁であり、後壁26の左右方向の幅は、前壁25の幅よりも小さい。後壁26は、例えば、背面視で略長方形あるいは略正方形に形成される。
1対の側壁27の各々は、例えば、側面視で略長方形あるいは略正方形に形成され、前端が前壁25に略直角に連なり、後端が補強部28を介して後壁26に連なる。さらに、1対の側壁27のうち一方の側壁27の前端には、接続部31が突出して設けられる。
この接続部31は、上下方向に延びる切り取り線32を介して側壁27の前端に連なる。接続部31は、切り取り線32から連結相手の側壁27に向けて延び、ホットメルトなどの接着剤で固定される。接続部31の形状は、任意であるが、ここでは、上下方向に細長い略長方形に形成される。また、接続部31は、上壁23の上面から下方に距離Lだけ離間して設けられる。
1対の補強部28の各々は、連結箱の対角線P1,P2(図2参照)上に位置しており、周壁30の圧縮強度を高める作用をなす。ここでは、補強部28は、面取り状の壁であって、上下方向に細長い略長方形に形成される。この補強部28と側壁27、後壁26とがなす内角θ(図2参照)は、例えば、約135°に設定される。
周壁30は、前壁25、後壁26、1対の側壁27および1対の補強部28によって、水平断面が略六角形に形成される。
次に、包装箱20を構成する段ボールシート40を図4に基づいて説明する。
図4に示すように、段ボールシート40は、前壁25、側壁27、補強部28、後壁26、補強部28、側壁27を帯状に順次連ねたシートである。段ボールシート40は、波形の中芯41と、中芯41の表裏両面のうち少なくとも一方の面に設けられるライナ42とによって構成される。段ボールシート40は、片面段ボールシート、両面段ボールシート、複両面段ボールシート、複々両面段ボールシートなど各種のシートから選択可能である。
前壁25および後壁26のそれぞれの上下両端には、第1フラップ43Fおよび第1フラップ43Rが設けられる。また、1対の側壁27のそれぞれの上下両端には、第2フラップ45が設けられる。また、前壁25の開放した側端には、継ぎしろ46が設けられる。また、側壁27の開放した側端には、接続部31が設けられる。
後壁26に連なる第1フラップ43Rは、後壁26よりも大きな幅で形成される。第1フラップ43Rの基部の左右両端には、略正三角形の切り欠きが設けられる。この切り欠きを形成することによって、第1フラップ43Rの基部の左右両端には、包装箱20(図3参照)を組み立てるときに補強部28の上端あるいは下端に合わさる角度規制部47が形成される。
なお、図4において、符号48a,48bで示す破線は、折り曲げ線(いわゆる罫線)であり、段ボールシート40の各部は、折り曲げ線48a,48bに沿って折り曲げられる。折り曲げ線48a,48bは、上下方向に沿った折り曲げ線48aと、水平方向に沿った折り曲げ線48bとからなる。また、段ボールシート40では、中芯41の山と谷が水平方向に並ぶように設定される。
包装箱20(図3参照)の組み立て方法について説明する。
まず、折り曲げ線48aに沿って段ボールシート40を環状に折り曲げると共に、継ぎしろ46を側壁27の裏面にホットメルトなどの接着剤で接着する。これにより、前壁25、1対の側壁27、後壁26および1対の補強部28によって、周壁30(図3参照)を形成する。また、下側の第1フラップ43Rの角度規制部47に補強部28の下端を合わせながら、下側の折り曲げ線48bに沿って下側の第1フラップ43F,43Rおよび下側の第2フラップ45を折り曲げて、底壁22(図3参照)を形成する。このとき、先に第2フラップ45を折り曲げ、後から第1フラップ43F,43Rを折り曲げるようにして、第1フラップ43F,43Rを第2フラップ45の底面にホットメルトなどの接着剤で接着する。これで、上方に開放した包装箱が得られる。
そして、この上方に開放した包装箱の中に製品(例えば、軟包装材に充填された食品など)を装填した後、上側の第1フラップ43Rの角度規制部47に補強部28の上端を合わせながら、上側の第1フラップ43F,43Rおよび上側の第2フラップ45を上側の折り曲げ線48bに沿って折り曲げることにより、上壁23(図3参照)を形成して、包装箱の上端を閉じる。このとき、先に第2フラップ45を折り曲げ、後から第1フラップ43F,43Rを折り曲げるようにして、第1フラップ43F,43Rを第2フラップ45の上面にホットメルトなどの接着剤で接着する。これで、水平断面が略六角形の包装箱20(図3参照)の組み立てが完了する。
このようにして組み立てた包装箱20(図3参照)を2個対向させ、各々の接続部31を連結相手の側壁27にホットメルトなどの接着剤を用いて固定する。すると、水平断面が略六角形に形成された包装箱20(図3参照)を2個連結した連結箱10(図1参照)が完成する。
この連結箱10(図1参照)は、接続部31で連結された形態で、輸送されたり保管されたりするが、開梱される際には、例えば、店員などにより切り取り線32に沿って接続部31が切断される。接続部31が切断されると、2個の包装箱20(図1参照)は、分離可能となり、それぞれ個別に開梱される。
なお、いわゆるカットテープを周壁30(図3参照)の内面に周方向に沿って貼るなどして、包装箱20(図3参照)を上下に分割させるジッパーを設けてもよい。このようなジッパーを設けることにより、開梱時にジッパーを周方向に取り除いて上側の分割体のみを包装箱20(図3参照)から外し、下側の分割体を陳列用のトレーとして、そのまま使用することができる。
以上に述べた連結箱10の作用・効果を図5に基づいて説明する。
図5に示すように、連結箱10によれば、側壁27の前端が前壁25に略直角に連なるため、接続部31の内側には、隙間が形成されない。このため、小さい接続部31であっても、2個の包装箱20をしっかりと連結することができる。よって、資材コストを低く抑えることができる。一方、側壁27の後端に補強部28を設けることで、水平断面が略六角形の周壁30が得られるため、周壁30の圧縮強度を高めることができる。このように、実施形態においては、側壁27の前端では、補強部28を設けずに連結し易い構造を採用し、側壁27の後端では、補強部28を設けて圧縮強度を高める構造を採用した。これにより、接続部31を小さくでき、しかも高い耐圧縮性を確保できるようにした。本実施形態に係る連結箱10の圧縮強度について、水平断面が四角形のA−1式(いわゆるみかん箱タイプ)包装箱を2個連結したもの及び水平断面が八角形の包装箱を2個連結したものと対比した試験結果を表1に示す。
Figure 0005946702
ここで、Aは水平断面が四角形のA−1式包装箱を2個連結したものを、Bは本実施形態に係る連結箱10を、Cは水平断面が八角形の包装箱を2個連結したものである。試験に用いた段ボール箱の材質は、ライナ及び中芯がK210/S160/K210で、フルートはAFである。表1に示すように、本実施形態に係る連結箱10は、水平断面が四角形のA−1式包装箱を2個連結したものよりも約1.2倍の圧縮強度を有し、水平断面が八角形の包装箱を2個連結したものの圧縮強度と比べても遜色がない。
また、側壁27の前端に補強部を設けない分、従来の八角形の包装箱に比べて、包装箱20に収納できる製品の個数が増える。結果、輸送効率をより一層高めることができる。
また、接続部31を上壁23の上面から下方に距離Lだけ離間して設けたので、複数の連結箱10を上下方向に積み付けて輸送あるいは保管する際、上壁23や側壁27には、白抜きの矢印で示す荷重が加わるが、接続部31には、この荷重が加わらない。
仮に、接続部31が上壁23と同じ高さ位置にある場合、接続部31にも荷重が加わる。接続部31に荷重が加わると、本来、開梱時に切断される切り取り線32が切断されるおそれがある。
この点、実施形態の連結箱10では、二点鎖線で示すように荷重を受けて上壁23が沈み込んだとしても、接続部31には荷重が加わらないため、切り取り線32の切断を防ぐことができ、輸送時あるいは保管時において、連結箱10の連結強度を良好に維持することができる。
さらに、補強部28の上端および下端を角度規制部47に合わせることで、補強部28の折り曲げ角(図2に示される内角θ)を正規の角度(例えば、約135°)に規制することができる。
これに対して、従来は、補強部の折り曲げ角を正規の角度にするために、型(例えば、特許文献1に記載されるマンドレルや加圧プレートなど)を用いて、段ボールシートを折り曲げるようにしていた。この場合、型の費用に加え、製造工程も増えるため、製造コストが高くなる。
この点、実施形態の連結箱10では、補強部28の折り曲げ角θ(図2参照)を容易に正規の角度に規制できるので、補強部28を折り曲げるための専用の型および工程が不要である。これにより、製造コストを低く抑えることができる。
したがって、本実施形態によれば、資材コストおよび製造コストを低く抑えることができる共に圧縮強度を高めることができ、しかも高い輸送効率が得られる連結箱10を提供することができる。
(包装箱の変形例)
続いて、包装箱20の第1変形例及び第2変形例を図6に基づいて説明する。なお、前述した包装箱20と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
(第1及び第2変形例)
前述した実施形態においては、図6(a)に示すように、2つの対角線P1,P2上に左右1対の補強部28を設け、周壁30の水平断面を略六角形に形成したが、周壁30の形態は、格別に限定されるものではなく、任意の形態から選択可能である。
例えば、図6(b)に示すように、第1変形例の包装箱20Bでは、1つの対角線P1上にのみ補強部28を設け、周壁30の水平断面を略五角形に形成した。また、図6(c)に示すように、第2変形例の包装箱20Cでは、2つの対角線P1,P2上に外側に膨らむ曲面状の補強部28を設けた。このように対角線P1,P2上に設ける補強部28の個数や形態は、包装箱に求められる仕様に応じて任意に変更可能である。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、前述した実施形態並びに第1及び第2変形例では、包装箱20,20B,20Cを示したが、本発明に係る包装箱は、これらの包装箱20,20B,20Cを適宜組み合わせたものであってもよい。
また、本発明の連結箱は、軟包装材を用いた製品の外装箱に好適であるが、軟包装材以外の容器包装を用いた製品の外装箱としても利用可能であり、格別に梱包対象を限定するものではない。
10 連結箱
20,20B,20C 包装箱
21 一側面
22 底壁
23 上壁
25 前壁
26 後壁
27 側壁
28 補強部
30 周壁
31 接続部
32 切り取り線
47 角度規制部
P1,P2 対角線
θ 折り曲げ角

Claims (3)

  1. 2個の包装箱の一側面同士を突き合わせて連結してなる連結箱において、
    前記包装箱は、周壁と、前記周壁の下端を塞ぐ底壁と、前記周壁の上端を塞ぐ上壁と、を有し、
    前記周壁は、前記一側面を形成する前壁と、前記前壁に対向する後壁と、一端が前記前壁に略直角に連なり他端が前記後壁に連なる1対の側壁と、前記連結箱の対角線上に位置して前記周壁の圧縮強度を高める補強部と、前記側壁の一端に切り取り線を介して設けられ連結相手の側壁に重なるように延びて固定される接続部と、を有し、
    前記補強部は、面取り状に折り曲げられる壁であることを特徴とする連結箱。
  2. 前記接続部は、前記上壁の上面から下方に離間して設けられることを特徴とする請求項1に記載の連結箱。
  3. 前記上壁および前記底壁のそれぞれには、前記補強部の上端および下端に合わさって前記補強部の折り曲げ角を正規の角度に規制する角度規制部が設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の連結箱。
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