JP5945453B2 - 保育器 - Google Patents

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Description

本発明は、児を収容する児収容室内の温度環境を制御する機能を有する保育器に関するものである。
児を外気から隔離して最適な環境で保護育成するために、保育器では、空調機構の作動により外気を濾過して保育器内部に取り込んで児収容室内の換気を行うとともに、ヒータ機構で空気を温めながら循環させて児収容室内の温度環境を維持するようにしている。また、その空調機構の作動は、児にストレスを与えないように、静かでなければならない。
ところで、保育器においては、児収容室内を衛生的に保つために、児収容室内だけでなくヒータ機構も含めて衛生に保たなくてはならない。そのため、児収容室内の清拭及び消毒を行うとともに、ヒータ機構も清拭及び消毒を行う必要があるが、ヒータ機構は保育器に取り付けられているため、保育器内の構造が複雑になり清拭及び消毒が行い難く、清拭及び消毒にかかるオペレータの負担が大きい。
特許文献1には、清拭及び消毒やメンテナンスの際に、ヒータ機構を保育器から容易に取り外すことができるように、ユニット化されたヒータ機構(ヒータ組立て品)が提案されている。しかし、特許文献1に開示されているようにヒータ機構をユニット化したとしても、ヒータ機構を取り外した状態で清拭及び消毒を行う必要があり、依然としてオペレータの負担が大きい。
そこで、特許文献2には、ヒータ線がコイル状に巻回されて形成されたヒータ(加温器)の基端部を底板に対して回動可能に支持した機構が提案されている。
特開平10‐165461号公報 特開2001‐70368号公報
特許文献2のヒータ機構では、ヒータを稼働位置から回動させることにより非稼働位置に移動させることができ、ヒータ機構を取り外すことなく保育器内の清拭及び消毒を容易に行うことができるが、オペレータの負担軽減のために、さらなる作業性向上が望まれている。また、空調機構の作動により児にストレスを与えることがないように、静音化も望まれている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、児収容室内の衛生を維持するための清拭及び消毒が容易に行え、作業性を向上させることができるとともに、静音化を図ることができる保育器を提供することを目的とする。
本発明は、児を収容するための児収容室が基台の上に設けられるとともに、前記基台に、前記児収容室内へ供給される供給空気の通路が設けられており、前記通路に、該供給空気を温めるヒータ機構を備える保育器であって、前記ヒータ機構は、前記基台の上面に取付けられる取付台座と、前記通路内に配置した状態と通路外に配置した状態との間で前記取付台座に回動可能に支持されるヒータとを有し、該ヒータは、その基端部が前記取付台座に回動可能に支持される支持部とされ、先端部が前記供給空気を温める発熱部とされており、該発熱部は、発熱線がコイル状に巻回されてなり、該発熱線のコイル軸線方向が、前記通路内を通過する供給空気の流れと直交するように配置され、前記支持部が前記供給空気の下流側に配置され、前記発熱部は前記通路内に配置された状態では前記基台の上面よりも深い位置で前記供給空気の上流側に配置されていることを特徴とする。
ヒータの基端部が、取付台座に対して回動可能に支持されているので、ヒータ機構の稼働時のヒータの発熱部を通路内に配置した状態から、清拭及び消毒の際(非稼働時)には、ヒータを回動させて通路外に配置することができる。したがって、ヒータ機構を保育器に取り付けた状態でも、通路内及びヒータ機構の清拭及び消毒を容易に行うことができる。
また、ヒータの発熱部は、その発熱線のコイル軸線方向が供給空気の流れと直交するように配置されているため、供給空気の流れに対面する部分の表面積を小さくすることができる。したがって、供給空気を発熱線どうしの隙間を通して流通させることができ、抵抗を小さくすることができるので、静音化を図ることができる。
また、コイル状に形成された発熱線の先端円弧部分が上流に向けられるので、この円弧部分の凸状外面が最も供給空気の流れを受ける部分となり、特許文献2のように、コイル状部分の端部からコイルの内部を通すように流れを受ける場合と比べて清拭及び消毒を容易に行うことができる。また、ヒータの支持部及び取付台座が下流側に配置されることにより供給空気の流れが阻害されることがないので、さらに静音化に寄与することができる。
本発明の保育器において、前記発熱部は、前記発熱線のコイル状部分が、偏平な長円状に形成され、前記供給空気の流れに沿う方向の長さが大きくなるように形成されているとよい。
発熱部の供給空気の流れに対面する部分の表面積を小さくする一方で、供給空気の流れに沿う部分の表面積を大きくしているので、静音化を図ることができるとともに、加温機能を十分に確保することができる。
本発明の保育器によれば、ヒータ機構を保育器に取り付けた状態においても、清拭及び消毒を容易に行うことができる。また、ヒータの配置を供給空気の流れを阻害することがないよう、供給空気の流れに沿った配置としたので、静音化を図ることができる。
本発明の一実施形態の保育器におけるヒータ機構を説明する斜視図であり、(a)が通路を露出させた状態であり、(b)が中床を被せた状態である。 図1(b)のA‐A線に沿う断面図である。 ヒータ機構の構成を説明する斜視図である。 ヒータ機構を説明する要部拡大断面図であり、(a)がヒータ機構の稼働時、(b)がヒータ機構の非稼働時を示す。 ヒータ機構の非稼働時における上面図であり、図4(b)のB矢視図である。 ヒータ機構を保育器から取り外した状態を説明する斜視図である。 保育器の全体斜視図である。 保育器の左側処置扉を正面視した正面図である。 図8に対する右側面図である。 図8に示す状態から左側処置扉を開けた状態を示す正面図である。 図7に示す状態からキャノピー及び加熱器を上昇させた状態を示す斜視図である。
以下、本発明の保育器の一実施形態について説明する。
[保育器の全体構成]
保育器1は、図7〜図10に全体を示したように、キャスター2により移動自在な架台3と、この架台3の上に垂直に立設された支柱4と、この支柱4の上端に設けられたフレーム5と、このフレーム5の上に設置された基台6と、この基台6の上に設けられ児収容室7を囲むフード8と、フレーム5の一端部でフード8の側方位置に垂直に設けられた2本のガイド柱9,10と、これらガイド柱の一方(ガイド柱10)の上端に設けられた加熱器11とを備えており、ガイド柱の他方(ガイド柱9)の上端には、フード8の天井を構成するキャノピー(天蓋)12が取り付けられている。
支柱4は内部にフレーム5を上下移動する昇降機構を内蔵しており、架台3の側部に、昇降機構を操作するためのペダル13が設けられている。
フード8は、児を寝かせる臥床台15が設置される床板16と、児の左右側に配置される左側処置扉17及び右側処置扉18と、児の足側に配置される足側処置扉19と、児の頭側に配置される頭側処置扉20と、これら左右側処置扉17,18、足側処置扉19及び頭側処置扉20により囲まれた児収容室7の上方を閉塞するキャノピー12とにより、ほぼ直方体状に構成される。左側処置扉17、右側処置扉18、足側処置扉19、頭側処置扉20及びキャノピー12は、ほぼ全体が透明樹脂によって構成されており、外部から児収容室7内の児を目視確認できる。
また、図7〜図10ではキャノピー12を下降させてフード8を閉じた状態、図11はキャノピー12を上昇させて児収容室7の上方を開放した状態を示している。また、この図11においては、加熱器11も上昇させ、児収容室7を加熱した状態を示している。
このように、この保育器1は、図7〜図10に示す閉鎖型保育器、及び図11に示す開放型保育器の両方の形態の機能を有している。
各処置扉17〜20のうち、頭側処置扉20は、児収容室7の頭側に立設した垂直姿勢に維持される。これに対して、左右側処置扉17,18及び足側処置扉19は、その下端部が基台6に対して水平な軸(図示略)を中心に揺動自在に取り付けられている。閉鎖型保育器として使用する場合は、各処置扉17〜19とも閉鎖した状態とされ、児のケアのために左右側処置扉17,18を開閉する。図9は閉鎖時に左側処置扉17を回動させて、児収容室7の一側方を開放状態としている。開放型保育器として使用する場合は、左側処置扉17、右側処置扉18及び足側処置扉19の三方を開閉することができる。
さらに、左側処置扉17、右側処置扉18及び足側処置扉19には手入れ窓ユニット25,26が設けられ、閉鎖型保育器として使用する際に、処置扉17〜19を起立させた状態のまま手入れ窓27を手入れ扉28,29により開閉することができるようになっている。頭側処置扉20には、ケーブルやチューブ等を挿通させるためのスリットを有するグロメット部材30が取り付けられている。
また、児収容室7内の床板16の上には、児を載せる臥床台15が設けられている。この臥床台15は、長さ方向の中央部が水平な軸(図示略)により揺動自在に支持されるとともに、頭側の一端部が昇降機構31に支持され、この一端部を持ち上げることにより、水平方向に対して傾斜した姿勢に保持できるようになっている。その昇降機構31は、フード8の外側に設けられる。
ガイド柱9,10は、同軸上にロッド32が収容され、このロッド32を上下移動させる昇降機構が内蔵されている。キャノピー12は、ガイド柱9のロッド32の上端に取り付けられており、その下降位置で各処置扉17〜20の上端に当接して児収容室7を閉鎖し、上昇位置では、図11に示すように、処置扉17〜20から児の処置のための十分な間隔を明けて退避できるようになっている。加熱器11は、他方のガイド柱10のロッド(図には見えないが、図11のガイド柱9と同様に設けられる)の上端に水平な軸33を中心に回動可能に取り付けられており、その下降位置では、図7等に示すように、ガイド柱10とほぼ平行な垂直方向に折り畳まれた収納姿勢とされ、上昇位置では、垂直方向に対して所定の角度に起こされて児収容室7に上方から熱線を供給する加熱姿勢とされる。
[ヒータ機構の構成]
図1及び図2は、基台6に取り付けられたヒータ機構41を示している。ヒータ機構41は、児収容室7内への供給空気を温めることにより、児収容室7内の温度環境を制御するものである。なお、図1(a)は、図1(b)に示す中床65及びファンカバー67を取り外して通路61の上方を開放し、ヒータ機構41を露出させた状態を示している。
供給空気の通路61は、図1(a)に示すように、基台6の中央付近に、その基台6の上面62よりも深く形成されている。そして、ヒータ機構41は、供給空気の通路61内に配置され、実線矢印で示すように、通路61内に流れる供給空気を温める構成とされている。また、供給空気は、外気取入口(図示略)から流入口66を経由して保育器1の内部に取り込まれた外気(図に示す破線矢印)、及び児収容室7内からの循環空気(図に示す実線矢印)が混合されて児収容室7内に供給されるようになっている。
ヒータ機構41は、基台6の上面62に取り付けられる取付台座42と、その取付台座42に回動可能に支持されるヒータ43とから構成される。
取付台座42は、図5に示すように、基台6の上面62に固定される台座部44の両側部に、一対の軸受部45がパッキンを介して取り付けられた構成とされている。また、台座部44は、両軸受部45との間が切欠かれた形状とされており、この切欠き部分に加湿槽51から放出される水蒸気を通路61内に取り込む連通口52が配置されるようになっている。そして、この連通口52から水蒸気が通路61内に供給されることにより加湿空気が生成され、この加湿空気が児収容室7に供給されるようになっている。
なお、基台6の上面62が中床65で覆われた状態では、この上面62と中床65との間には隙間が設けられ、通路61内を通過した供給空気は、図1(a)に示す実線矢印のように児収容室7の左右側に送風される。そして、児収容室7の左側処置扉17及び右側処置扉18は、二重壁構造の内壁と外壁とを備える構成とされており、これら内壁と外壁との間に、通路61内から送風される供給空気を下方から上方に向けて流して児収容室7内に供給するようになっている。
ヒータ43は、その基端部に配置される取付台座42に回動可能に支持される支持部46と、先端部に配置されるシーズヒータ等からなる発熱部47とから構成される。
発熱部47は、図3に示すように、発熱線48を、一定間隔の隙間t(例えば、発熱線48の直径と同寸法の隙間)を設けてコイル状に巻回すことにより形成したものであり、発熱線48の両端部は、コイル状部分から引き出されて、支持部46に接続されている。また、発熱部47は、そのコイル状部分のコイル軸線方向が通路61内の供給空気の流れと直交するように配置されている。そして、そのコイル状部分は、両端部が半円弧状に形成され、その半円弧部48aを繋ぐ中間部48bが直線状に形成されており、全体として偏平な長円状に形成され、通路61内の供給空気の流れに沿う方向の長さが大きく形成されている。
ヒータ43の支持部46は、カバー部材49を発熱線48の両端部にパッキンを介して取り付けた構造とされ、このカバー部材49により、取付台座42に回動可能に支持されている。そして、ヒータ43は、通路61内に設けられたストッパー55の上面に当接状態に配置することにより、通路61内の所定の位置に配置することができる。
また、ヒータ43は、通路61内において、その支持部46が供給空気の下流側に配置され、発熱部47が上流側に配置される。そして、ヒータ43の前方位置(上流位置)には、シロッコファン71が取り付けられており、このシロッコファン71によって、供給空気がヒータ43の発熱部47側から支持部46側に向けて送風されるようになっている。
ヒータ機構41の取付台座42は、図2に示すように、ヒータ43よりも供給空気の流れの下流位置に固定され、ヒータ43は、回動によって図4に示すように、稼働位置である通路61内に収容された状態(図4(a))から、非稼働位置である通路61外に配置された状態(図4(b))に移動させることができるようになっている。
このように、ヒータ43の支持部46が、取付台座42に対して回動可能に支持されているので、ヒータ43の発熱部47を通路61内に配置した状態から、清拭及び消毒の際(非稼働時)には、ヒータ43を回動させて通路61外に配置することができる。したがって、ヒータ機構41を保育器1に取り付けた状態でも、通路61内及びヒータ機構41の清拭及び消毒を容易に行うことができる。
また、ヒータ43の発熱部47を、発熱線48のコイル軸線方向が供給空気の流れと直交するように配置するとともに、そのコイル状部分を偏平な長円状に設けて供給空気の流れに沿う方向の長さが大きくなるように形成したので、コイル状に形成された発熱線48どうしの隙間tを通して供給空気を流通させることができ、供給空気の流れに対面する部分の発熱線48の表面積を小さくすることができる。さらに、コイル状に形成された発熱線48の半円弧部48aが上流に向けられているので、半円弧部48aの凸状外面が最も供給空気の流れを受ける部分となり、供給空気の流れに対する抵抗を小さくすることができ、静音化を図ることができる。また、隙間tが設けられてコイル状に形成された発熱線48は、清拭及び消毒を容易に行うことができる。なお、長円状に形成された発熱部47は、供給空気の流れに沿う部分の表面積が大きく形成されているので、加温機能を十分に確保することができる。
また、ヒータ機構41は、ヒータ43の支持部46を供給空気の下流側に配置し、発熱部47を上流側に配置する構成としたので、ヒータ43の支持部46及び取付台座42により供給空気の流れが阻害されることがなく、さらに静音化に寄与することができる。
なお、ヒータ機構41は、取付台座42により基台6に取り付けられる構成とされている。そのため、ヒータ機構41のメンテナンス時やユニット交換が必要となった際には、図6に示すように、取付台座42を取り外すだけで、容易にヒータ機構41を取り外すことができ、ユニット交換の取り付けも容易に行うことができるため、作業性を向上させることができる。
なお、本発明は前記実施形態の構成のものに限定されるものではなく、細部構成においては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
1 保育器
2 キャスター
3 架台
4 支柱
5 フレーム
6 基台
7 児収容室
8 フード
9,10 ガイド柱
11 加熱器
12 キャノピー
13 ペダル
15 臥床台
16 床板
17 左側処置扉
18 右側処置扉
19 足側処置扉
20 頭側処置扉
25,26 手入れ窓ユニット
27 手入れ窓
28,29 手入れ扉
30 グロメット部材
31 昇降機構
32 ロッド
33 軸
41 ヒータ機構
42 取付台座
43 ヒータ
44 台座部
45 軸受部
46 支持部
47 発熱部
48 発熱線
49 カバー部材
51 加湿槽
52 連通口
55 ストッパー
61 通路
62 上面
65 中床
66 外気流入口
67 ファンカバー
71 シロッコファン

Claims (2)

  1. 児を収容するための児収容室が基台の上に設けられるとともに、前記基台に、前記児収容室内へ供給される供給空気の通路が設けられており、前記通路に、該供給空気を温めるヒータ機構を備える保育器であって、前記ヒータ機構は、前記基台の上面に取付けられる取付台座と、前記通路内に配置した状態と通路外に配置した状態との間で前記取付台座に回動可能に支持されるヒータとを有し、該ヒータは、その基端部が前記取付台座に回動可能に支持される支持部とされ、先端部が前記供給空気を温める発熱部とされており、該発熱部は、発熱線がコイル状に巻回されてなり、該発熱線のコイル軸線方向が、前記通路内を通過する供給空気の流れと直交するように配置され、前記支持部が前記供給空気の下流側に配置され、前記発熱部は前記通路内に配置された状態では前記基台の上面よりも深い位置で前記供給空気の上流側に配置されていることを特徴とする保育器。
  2. 前記発熱部は、前記発熱線のコイル状部分が、偏平な長円状に形成され、前記供給空気の流れに沿う方向の長さが大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の保育器。
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