JP2009228954A - 浴室換気暖房装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】送風手段としてクロスフローファンを採用した場合でも、シーズヒータの信頼性低下を防ぐことが可能な浴室換気暖房装置を提供すること。
【解決手段】浴室換気暖房装置1は、吸込口7と吹出口8とを連通する循環風路10と、循環風路10内に設けられ、吸込口7から吸引した空気を吹出口8から吹き出すよう回転駆動されるクロスフローファン20と、クロスフローファン20より下流の循環風路10内に設けられ、クロスフローファン20からの空気を加熱するシーズヒータ30と、ケーシング本体3内と連通している換気ケーシング40と、換気ケーシング40内に設けられ、浴室内の空気をケーシング本体3及び換気ケーシング40を通して屋外へ排出するよう回転駆動される換気ファン60と、クロスフローファン20、シーズヒータ30、及び換気ファン60の作動を制御する制御ユニット70と、を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、浴室内を暖房及び換気する浴室換気暖房装置に関する。
浴室暖房装置として、シーズヒータと、このシーズヒータによって加熱された空気を浴室内に吹き出させるための送風手段と、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−84994号公報
送風手段として、クロスフローファンを採用することが検討されている。クロスフローファンは、低い回転数であっても大きな送風量が得られるため、装置の低騒音化に対して有利となる。しかしながら、クロスフローファンを採用した場合、次のような問題が生じる懼れがある。
クロスフローファンは、流路における埃詰まりなどにより圧力損失が大きくなると、送風量が大幅に減少する。圧力損失が大きくなり、クロスフローファンからの送風量が大幅に減少すると、シーズヒータにおいて十分な熱交換が行えず、シーズヒータはPTCヒータと異なり自己温度調整機能を有していないため、シーズヒータの温度が過度に高くなってしまう。シーズヒータの温度が過度に高くなってしまうと、シーズヒータ自身の信頼性が低下するばかりか、クロスフローファンやシーズヒータ等を制御する制御手段等の機器にまで熱的影響を及ぼすこととなる。
そこで、本発明は、送風手段としてクロスフローファンを採用した場合でも、シーズヒータの信頼性低下や、その他機器への熱的影響を防ぐことが可能な浴室換気暖房装置を提供することを課題とする。
本発明に係る浴室換気暖房装置は、浴室内を暖房及び換気する浴室換気暖房装置であって、浴室内の空気の吸込口と浴室への空気の吹出口とが形成されたケーシング本体と、ケーシング本体内に設けられ、吸込口と吹出口とを連通する循環風路と、循環風路内に設けられ、吸込口から吸引した空気を吹出口から吹き出すよう回転駆動されるクロスフローファンと、クロスフローファンより下流の循環風路内に設けられ、クロスフローファンからの空気を加熱するシーズヒータと、ケーシング本体に対して着脱自在に併設され、ケーシング本体内と連通している換気ケーシングと、換気ケーシングに接続され、換気ケーシング内と屋外とを連通する排気ダクトと、換気ケーシング内に設けられる換気ファンと、クロスフローファン、シーズヒータ、及び換気ファンの作動を制御する制御ユニットと、を備え、換気ファンは、浴室内の空気をケーシング本体及び換気ケーシング並びに排気ダクトを通して屋外へ排出するよう回転駆動されることを特徴とする。
本発明では、換気ファンの作動により、浴室内の空気がケーシング本体及び換気ケーシング並びに排気ダクトを通して屋外に排出される。このとき、換気ファンの作動によりケーシング本体内に空気の流れが形成されてケーシング本体内が冷却され、ケーシング本体内の温度の上昇が抑制されることとなる。したがって、圧力損失が大きくなり、クロスフローファンからの送風量が大幅に減少した場合でも、シーズヒータの温度が過度に高くなってしまうのを抑制し、シーズヒータの信頼性低下や制御手段等への熱的影響を防ぐことができる。
好ましくは、ケーシング本体内に設けられ、シーズヒータの外方を覆って循環風路を画成する循環風路ケーシングを更に備え、換気ケーシングは、ケーシング本体と循環風路ケーシングとで画成されている空間に連通している。ケーシング本体と循環風路ケーシングとで画成されている上記空間に滞留する空気は、シーズヒータが熱源となって、高温となり易い。換気ファンの作動により、ケーシング本体と循環風路ケーシングとで画成されている上記空間に滞留している高温の空気が、ケーシング本体内から排出されるので、ケーシング本体内の温度の上昇が確実に抑制され、ケーシング本体内を効果的に冷却することができる。また、ケーシング本体と循環風路ケーシングとで画成されている上記空間に空気の流れが形成されているので、ケーシング本体に熱が伝わり難く、ケーシング本体の温度上昇も抑制することができる。
好ましくは、制御ユニットは、ケーシング本体と循環風路ケーシングとで画成されている上記空間の上方且つケーシング本体の外側面に設けられている。この場合、制御ユニットが熱的影響の少ない箇所に配置されることとなり、制御ユニットの信頼性を高めることができる。
好ましくは、循環風路ケーシングには、ケーシング本体と循環風路ケーシングとで画成されている上記空間に向けて伸びる放熱板が設けられている。この場合、放熱板により循環風路ケーシングの放熱面積が大きくなり、循環風路ケーシングの放熱性が高められる。これにより、シーズヒータの過度な温度上昇をより一層抑制することができる。
好ましくは、制御ユニットが、クロスフローファン又はシーズヒータの異常を判定し、クロスフローファン又はシーズヒータの異常を判定したときに、換気ファンを強制的に回転駆動させるよう制御する。この場合、クロスフローファン又はシーズヒータが異常であるときに、速やかに、ケーシング本体内の温度の上昇が抑制され、ケーシング本体内を冷却できる。したがって、シーズヒータの信頼性が低下するのを効果的に防ぐことができる。
好ましくは、制御ユニットは、シーズヒータ近傍の温度が所定値を超えたときに、クロスフローファン又はシーズヒータが異常であると判定する。この場合、シーズヒータ近傍の温度が所定値を超えたときに、速やかに、ケーシング本体内の温度の上昇が抑制され、ケーシング本体内を冷却できる。したがって、シーズヒータの信頼性が低下するのを効果的に防ぐことができる。
好ましくは、制御ユニットは、クロスフローファンの回転数が所定値を下回ったときにクロスフローファンが異常であると判定する。この場合、クロスフローファンからの送風量が低下してシーズヒータの温度が過度に高まるおそれがあると判定し、換気ファンの強制的な回転駆動によりケーシング本体内の冷却を行い、シーズヒータの信頼性が低下するのを効果的に防ぐことができる。
本発明によれば、送風手段としてクロスフローファンを採用した場合でも、シーズヒータの信頼性低下を防ぐことが可能な浴室換気暖房装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1〜図5を参照して、本実施形態に係る浴室換気暖房装置1について説明する。浴室換気暖房装置1は、図1に示されるように、浴室の天井2に設置されており、浴室内の空気を循環させながら加熱して、浴室内を暖房する。また、浴室換気暖房装置1は、浴室内の空気を換気する。
浴室換気暖房装置1は、図2及び図3に示されるように、ケーシング本体3、循環風路10、クロスフローファン20、シーズヒータ30、換気ケーシング40、排気ダクト50、換気ファン60、及び制御ユニット70を備えている。
ケーシング本体3は、箱体4と、内部グリル5と、表面グリル6と、を有している。箱体4は、天井裏に配置されており、下方が開放している。内部グリル5は、箱体4の下方を覆うように、天井2に配置されている。表面グリル6は、内部グリル5に対し所定の間隔を置いた状態で、内部グリル5を覆うように配置されている。内部グリル5の端部と表面グリル6の端部との間が、浴室内の空気の吸込口7として機能する。表面グリル6には、浴室への空気の吹出口8として機能する開口部が形成されている。これらにより、ケーシング本体3には、吸込口7と吹出口8とが形成されることとなる。
循環風路10は、ケーシング本体3(箱体4)内に設けられており、吸込口7と吹出口8とを連通している。循環風路10は、箱体4内に配置された循環風路ケーシング11により構成されている。すなわち、循環風路ケーシング11は、循環風路10を画成している。循環風路ケーシング11は、その一端の開口部11aが内部グリル5に形成された開口部5aに接続され、他端の開口部11bが吹出口8に接続されている。内部グリル5には、循環風路ケーシング11の他端が貫通する開口部5bが形成されている。
クロスフローファン20は、循環風路10内に設けられ、吸込口7から吸われた空気を吹出口8から吹き出すよう回転駆動される。クロスフローファン20は、図4にも示されるように、回転軸l1方向に所定の間隔を置いた状態で互いに略平行に並設された複数枚の側板21と、環状に各側板21の間に架設された複数枚のブレード22と、を有している。クロスフローファン20の一端には、クロスフローファン20を回転駆動する駆動モータ23が接続されている。
箱体4は、クロスフローファン20の回転軸l1を含む水平面で切断した際の断面形状がクロスフローファン20の回転軸l1を長手方向とする略長方形状を呈している。すなわち、クロスフローファン20は、箱体4の長手方向に沿って配置されている。
循環風路10は、クロスフローファン20の回転軸l1方向から見て、略逆U字状を呈している。すなわち、吸込口7から上方に向けて伸びる第1の風路部分10aと、第1の風路部分10aに連続し且つ吹出口8に向けて下方に向けて伸びる第2の風路部分10bと、を含んでいる。クロスフローファン20は、第1の風路部分10aに配置されている。第1の風路部分10aの、クロスフローファン20の回転軸l1を含む水平面で切断した際の断面形状は、クロスフローファン20の回転軸l1を長手方向とする略長方形状であり、第1の風路部分10aの長手方向での長さ及び短手方向での長さは、それぞれクロスフローファン20の全長及び外径より僅かに大きい値に設定されている。
シーズヒータ30は、クロスフローファン20より下流の循環風路10内に設けられ、クロスフローファン20からの空気を加熱する。シーズヒータ30は、図5に示されるように、所定のピッチ間隔(各巻き回し部分の間隔)を有して螺旋状に巻回されたコイル形状を呈している。すなわち、シーズヒータ30では、隣り合う巻き回し部分同士が互いに接触しておらず、軸線l2方向に離れている。なお、シーズヒータ30のピッチ間隔は、すべて同じ値に設定されている必要は無く、部分的に異なる値に設定されていてもよい。
シーズヒータ30は、第2の風路部分10bに配置されている。第2の風路部分10bは、クロスフローファン20の回転軸l1方向から見て、略円弧状に湾曲した形状とされている。第2の風路部分10bの、クロスフローファン20の回転軸l1を含む水平面で切断した際の断面形状は、クロスフローファン20の回転軸l1を長手方向とする略長方形状であり、シーズヒータ30は、第2の風路部分10b内を長手方向にわって横切るように伸びている。循環風路ケーシング11は、シーズヒータ30の外方を覆っている。
クロスフローファン20とシーズヒータ30とは、図3にも示されるように、クロスフローファン20の回転軸l1方向とシーズヒータ30の軸線l2方向とが略平行となるように、循環風路10内に設けられている。クロスフローファン20とシーズヒータ30とは、クロスフローファン20の回転軸l1とシーズヒータ30の軸線l2との高さ位置が略同じとなるように、すなわちクロスフローファン20の回転軸l1とシーズヒータ30の軸線l2とが同じ水平面に略含まれるように、配置されている。シーズヒータ30は、図2に示されるように、シーズヒータ30の軸線l2方向(クロスフローファン20の回転軸l1方向)から見て、第2の風路部分10bの外周側にオフセットして配置されている。
循環風路ケーシング11は、第1の風路部分10aに対応する部分11と、第2の風路部分10bに対応する部分11と、を有している。第2の風路部分10bは、図2及び図3に示されるように、循環風路ケーシング11の第2の風路部分10bに対応する部分11における、内周側壁部12と、外周側壁部13と、内周側壁部12と外周側壁部13とを連結するように伸びる一対の端壁部14と、により画成されている。内周側壁部12及び外周側壁部13は、互いに沿うようにクロスフローファン20の回転軸l1方向から見て略円弧状に湾曲した形状とされている。内周側壁部12は、上述した略円弧状に湾曲した形状とされていることから、内周側壁部12の途中部分がシーズヒータ30に近接することとなる。
循環風路ケーシング11の外周側壁部13には、箱体4(ケーシング本体3)と循環風路ケーシング11の第2の風路部分10bに対応する部分11(外周側壁部13)とで画成されている空間に向けて伸びる複数の放熱板32が設けられている。
換気ケーシング40は、ケーシング本体3と併設され、ケーシング本体3内と連通している。換気ケーシング40は、箱体4の側壁に着脱自在に取り付けられており、箱体4及び換気ケーシング40には互いに対応する位置に連通口4a,40aが形成されている。これにより、ケーシング本体3内(箱体4と循環風路ケーシング11の外周側壁部13とで画成される空間)と換気ケーシング40内とが、連通口4a,40aを通して連通することとなる。内部グリル5には、箱体4と循環風路ケーシング11の外周側壁部13とで画成される空間に連通する開口部5cが形成されている。
換気ケーシング40には、排気ダクト50が接続されている。排気ダクト50は、換気ケーシング40内と屋外とを連通する。
換気ケーシング40内には、換気ファン60が設けられている。換気ファン60は、浴室内の空気をケーシング本体3(箱体4と循環風路ケーシング11の外周側壁部13とで画成される空間)及び換気ケーシング40並びに排気ダクト50を通して屋外へ排出するよう回転駆動される。換気ファン60には、換気ファン60を回転駆動する駆動モータ61が接続されている。
箱体4の上部には、クロスフローファン20、シーズヒータ30、及び換気ファン60等の作動を制御する制御ユニット70が設けられている。制御ユニット70は、詳細には、箱体4と循環風路ケーシング11の外周側壁部13とで画成される空間の上方且つ箱体4の外側面に設けられている。制御ユニット70には、図6に示されるように、操作部80、温度センサ90、駆動モータ23,61、及びシーズヒータ30等が接続されている。
操作部80は、図7に示されるように、暖房モードスイッチ81、換気モードスイッチ82、衣類乾燥モードスイッチ83、終了スイッチ84、スピーカ部85、及び運転状態を表示する表示パネル86等を有している。各操作スイッチ81〜84が操作されると、操作部80は、各操作スイッチ81〜84の操作状態に関する信号を制御ユニット70に出力する。
温度センサ90は、箱体4と循環風路ケーシング11の外周側壁部13とで画成される空間に臨むように箱体4の内壁面に設けられている。温度センサ90は、シーズヒータ30近傍の温度として、箱体4と循環風路ケーシング11の外周側壁部13とで画成される空間の温度を検出し、当該温度に関する信号を制御ユニット70に出力する。
制御ユニット70は、CPU71及びメモリ72等を有している。CPU71は、メモリ72に記憶されているプログラム及びデータ等を読み出し、操作部80及び温度センサ90等からの出力信号に基づいて、クロスフローファン20、シーズヒータ30、及び換気ファン60等の作動を制御するための処理を実行する。処理結果として、CPU71は、駆動モータ23,61、及びシーズヒータ30等に制御信号を出力する。
駆動モータ23は、制御ユニット70から出力される制御信号に基づいて、回転状態が制御される。これにより、クロスフローファン20の作動が制御ユニット70によって制御されることとなる。シーズヒータ30は、制御ユニット70から出力される制御信号に基づいて、発熱状態が制御される。駆動モータ61は、制御ユニット70から出力される制御信号に基づいて、回転状態が制御される。これにより、換気ファン60の作動が制御ユニット70によって制御されることとなる。
続いて、図8を参照して、上述した構成の浴室換気暖房装置1の動作について説明する。
暖房モードスイッチ81が投入されると(S101)、制御ユニット70は、駆動モータ23への通電を開始するように駆動モータ23に制御信号を出力する(S103)。また、制御ユニット70は、シーズヒータ30への通電を開始するように制御信号を出力する(S105)。これらにより、クロスフローファン20及びシーズヒータ30が作動して、すなわち、駆動モータ23がクロスフローファン20を回転駆動すると共にシーズヒータ30が発熱して、浴室換気暖房装置1は暖房モードで運転することとなる。
クロスフローファン20が回転駆動されると、図2に示されるように、浴室内の空気が吸込口7から浴室換気暖房装置1内に導入され、浴室換気暖房装置1内に導入された空気は、開口部5aを通って、第1の風路部分10aに導かれる。第1の風路部分10aに導かれた空気は、クロスフローファン20により第2の風路部分10bに送り出される。第2の風路部分10bに送り出された空気は、シーズヒータ30を通過する際に、シーズヒータ30と接触し熱交換を行うことで加熱される。このとき、空気は、図9に示されるように、シーズヒータ30のピッチ間(巻き回し部分間)にも流れる。シーズヒータ30により加熱された空気は、吹出口8を通して、浴室内に送り出される。図2及び図9では、空気の流れを矢印付の二点鎖線にて示している。
制御ユニット70は、運転開始からの時間が所定時間tを経過したか否かを判定し(S107)、運転開始からの時間が所定時間tを経過したと判定した場合、駆動モータ23への通電を停止するように駆動モータ23に制御信号を出力すると共に、シーズヒータ30への通電を停止するように制御信号を出力する。これらにより、浴室換気暖房装置1は暖房モードでの運転を終了することとなる。一方、制御ユニット70は、運転開始からの時間が所定時間tを経過していないと判定した場合、終了スイッチ84が投入されたか否かを判定する(S109)。
制御ユニット70は、終了スイッチ84が投入されたと判定すると、駆動モータ23及びシーズヒータ30への通電を停止するようにそれぞれ制御信号を出力し、暖房モードでの運転を終了させる。一方、制御ユニット70は、終了スイッチ84が投入されていないと判定すると、温度センサ90の出力信号に基づいて、箱体4と循環風路ケーシング11の外周側壁部13とで画成される空間の温度Tが所定値Tを超えているか否かを判定する(S111)。制御ユニット70は、温度Tが所定値Tを超えていないと判定した場合には、S107に戻り、処理を継続する。
ところで、循環風路10における埃詰まりなどにより圧力損失が大きくなると、クロスフローファン20からの送風量が大幅に減少し、シーズヒータ30において十分な熱交換が行えず、シーズヒータ30の温度が過度に高くなってしまう。このため、シーズヒータ30の周辺温度も高くなり、循環風路ケーシング11が加熱され、箱体4と循環風路ケーシング11の外周側壁部13とで画成される空間の温度も高くなってしまう。
そこで、制御ユニット70は、温度Tが所定値Tを超えていると判定した場合には、クロスフローファン20又はシーズヒータ30が異常であるとして、まず、異常を報知するための処理を行う(S113)。ここでは、制御ユニット70は、操作部80のスピーカ部85を鳴動するための信号を出力する。これにより、操作部80のスピーカ部85が鳴動し、使用者等に、異常が報知される。
そして、制御ユニット70は、シーズヒータ30への通電を停止するように制御信号を出力し(S115)、駆動モータ61への通電を開始するように駆動モータ61に制御信号を出力する(S117)。これにより、駆動モータ61が換気ファン60を回転駆動して、換気ファン60が作動する。
換気ファン60が回転駆動されると、図10及び図11に示されるように、浴室内の空気が吸込口7から浴室換気暖房装置1内に導入され、浴室換気暖房装置1内に導入された空気は、開口部5cを通って、箱体4と循環風路ケーシング11の外周側壁部13とで画成される空間に導かれる。箱体4と循環風路ケーシング11の外周側壁部13とで画成される空間に導かれた空気は、連通口4a,40aを通って、換気ケーシング40内に導かれ、換気ファン60により排気ダクト50を通して屋外に送り出される。このように、箱体4と循環風路ケーシング11の外周側壁部13とで画成される空間は、浴室内の空気が導入されると共に屋外に排出されることにより、冷却され、その温度が低下する。この結果、循環風路ケーシング11の温度も低下し、シーズヒータ30も冷却されることとなる。図10及び図11では、空気の流れを矢印付の二点鎖線にて示している。
制御ユニット70は、シーズヒータ30への通電を停止すると共に駆動モータ61への通電を開始するようにそれぞれ制御信号を出力した後、温度センサ90の出力信号に基づいて、箱体4と循環風路ケーシング11の外周側壁部13とで画成される空間の温度Tが所定値Tを超えているか否かを判定する(S119)。所定値Tは、所定値Tよりも低い値に設定されている。
制御ユニット70は、温度Tが所定値Tを超えていると判定した場合には、シーズヒータ30への通電を停止すると共に駆動モータ61が換気ファン60を回転駆動するように、処理を継続する。一方、制御ユニット70は、温度Tが所定値Tよりも低いと判定した場合には、駆動モータ23,61への通電を停止するように駆動モータ23,61に制御信号を出力し、クロスフローファン20及び換気ファン60を停止させる。これにより、浴室換気暖房装置1は運転を終了することとなる。
なお、換気モードスイッチ82が投入されると、制御ユニット70は、駆動モータ61への通電を開始するように駆動モータ61に制御信号を出力する。このとき、駆動モータ23及びシーズヒータ30への通電は停止されている。また、衣類乾燥モードスイッチ83が投入されると、制御ユニット70は、制御ユニット70は、駆動モータ23,61及びシーズヒータ30への通電を開始するようにそれぞれ制御信号を出力する。
続いて、図12を参照して、上述した構成の浴室換気暖房装置1の動作の変形例について説明する。
暖房モードスイッチ81が投入されると(S201)、制御ユニット70は、駆動モータ23への通電を開始するように駆動モータ23に制御信号を出力する(S203)。また、制御ユニット70は、シーズヒータ30への通電を開始するように制御信号を出力する(S205)。これらにより、クロスフローファン20及びシーズヒータ30が作動して、すなわち、駆動モータ23がクロスフローファン20を回転駆動すると共にシーズヒータ30が発熱して、浴室換気暖房装置1は暖房モードで運転することとなる。
クロスフローファン20が回転駆動されると、図2に示されるように、浴室内の空気が吸込口7から浴室換気暖房装置1内に導入され、浴室換気暖房装置1内に導入された空気は、開口部5aを通って、第1の風路部分10aに導かれる。第1の風路部分10aに導かれた空気は、クロスフローファン20により第2の風路部分10bに送り出される。第2の風路部分10bに送り出された空気は、シーズヒータ30を通過する際に、シーズヒータ30と接触し熱交換を行うことで加熱される。このとき、空気は、図9に示されるように、シーズヒータ30のピッチ間(巻き回し部分間)にも流れる。シーズヒータ30により加熱された空気は、吹出口8を通して、浴室内に送り出される。図2及び図9では、空気の流れを矢印付の二点鎖線にて示している。
制御ユニット70は、運転開始からの時間が所定時間tを経過したか否かを判定し(S207)、運転開始からの時間が所定時間tを経過したと判定した場合、駆動モータ23への通電を停止するように駆動モータ23に制御信号を出力すると共に、シーズヒータ30への通電を停止するように制御信号を出力する。これらにより、浴室換気暖房装置1は暖房モードでの運転を終了することとなる。一方、制御ユニット70は、運転開始からの時間が所定時間tを経過していないと判定した場合、終了スイッチ84が投入されたか否かを判定する(S209)。
制御ユニット70は、終了スイッチ84が投入されたと判定すると、駆動モータ23及びシーズヒータ30への通電を停止するようにそれぞれ制御信号を出力し、暖房モードでの運転を終了させる。一方、制御ユニット70は、終了スイッチ84が投入されていないと判定すると、駆動モータ23の回転数ωが、所定値ωを超えているか否かを判定する(S211)。制御ユニット70は、回転数ωが所定値ωを超えていると判定した場合には、S207に戻り、処理を継続する。
ところで、駆動モータ23の異常等によりクロスフローファン20の回転数が低下したりすると、クロスフローファン20からの送風量が大幅に減少し、シーズヒータ30において十分な熱交換が行えず、シーズヒータ30の温度が過度に高くなってしまう。このため、シーズヒータ30の周辺温度も高くなり、循環風路ケーシング11が加熱され、箱体4と循環風路ケーシング11の外周側壁部13とで画成される空間の温度も高くなってしまう。
そこで、制御ユニット70は、回転数ωが所定値ωを超えていないと判定した場合には、クロスフローファン20が異常であるとして、まず、異常を報知するための処理を行う(S213)。ここでは、制御ユニット70は、操作部80のスピーカ部85を鳴動するための信号を出力する。これにより、操作部80のスピーカ部85が鳴動し、使用者等に、異常が報知される。
そして、制御ユニット70は、シーズヒータ30への通電を停止するように制御信号を出力し(S215)、駆動モータ61への通電を開始するように駆動モータ61に制御信号を出力する(S217)。これにより、駆動モータ61が換気ファン60を回転駆動して、換気ファン60が作動する。
換気ファン60が回転駆動されると、図10及び図11に示されるように、浴室内の空気が吸込口7から浴室換気暖房装置1内に導入され、浴室換気暖房装置1内に導入された空気は、開口部5cを通って、箱体4と循環風路ケーシング11の外周側壁部13とで画成される空間に導かれる。箱体4と循環風路ケーシング11の外周側壁部13とで画成される空間に導かれた空気は、連通口4a,40aを通って、換気ケーシング40内に導かれ、換気ファン60により排気ダクト50を通して屋外に送り出される。このように、箱体4と循環風路ケーシング11の外周側壁部13とで画成される空間は、浴室内の空気が導入されると共に屋外に排出されることにより、冷却され、その温度が低下する。この結果、循環風路ケーシング11の温度も低下し、シーズヒータ30も冷却されることとなる。図10及び図11では、空気の流れを矢印付の二点鎖線にて示している。
制御ユニット70は、シーズヒータ30への通電を停止すると共に駆動モータ61への通電を開始するようにそれぞれ制御信号を出力した後、時間tが経過しているか否かを判定する(S219)。
制御ユニット70は、時間tが経過していないと判定した場合には、シーズヒータ30への通電を停止すると共に駆動モータ61が換気ファン60を回転駆動するように、処理を継続する。一方、制御ユニット70は、時間tが経過していると判定した場合には、駆動モータ23,61への通電を停止するように駆動モータ23,61に制御信号を出力し、クロスフローファン20及び換気ファン60を停止させる。これにより、浴室換気暖房装置1は運転を終了することとなる。
以上のように、本実施形態においては、シーズヒータ30により加熱された空気を浴室内に送り出す送風手段として、クロスフローファン20を採用している。このため、所望の送風量を低回転数にて得ることができ、浴室換気暖房装置1の騒音を低く抑えることができる。
そして、本実施形態においては、換気ファン60の作動により、浴室内の空気がケーシング本体3(箱体4と循環風路ケーシング11の外周側壁部13とで画成される空間)及び換気ケーシング40並びに排気ダクト50を通して屋外に排出される。このとき、換気ファン60の作動により箱体4と循環風路ケーシング11の外周側壁部13とで画成される空間に空気の流れが形成され、当該空間の温度の上昇が抑制され、ケーシング本体3(箱体4)内が冷却されることとなる。したがって、圧力損失が大きくなり、クロスフローファン20からの送風量が大幅に減少した場合でも、シーズヒータ30の温度が過度に高くなってしまうのを抑制し、シーズヒータ30の信頼性が低下するのを防ぐことができる。
また、本実施形態では、換気ケーシング40は、箱体4(ケーシング本体3)と循環風路ケーシング11の外周側壁部13とで画成される空間に連通している。箱体4と循環風路ケーシング11の外周側壁部13とで画成される空間に滞留する空気は、シーズヒータ30が熱源となって、高温となり易い。換気ファン60の作動により、箱体4と循環風路ケーシング11の外周側壁部13とで画成される空間に滞留している高温の空気が、当該空間から排出されるので、ケーシング本体3(箱体4)内の温度の上昇が確実に抑制され、箱体4内を効果的に冷却することができる。また、箱体4と循環風路ケーシング11の外周側壁部13とで画成される空間に空気の流れが形成されているので、箱体4に熱が伝わり難く、箱体4の温度上昇も抑制することができる。
また、本実施形態では、制御ユニット70が、箱体4と循環風路ケーシング11の外周側壁部13とで画成される空間の上方且つ箱体4の外側面に設けられている。これにより、制御ユニット70が熱的影響の少ない箇所に配置されることとなり、制御ユニット70の信頼性を高めることができる。
また、本実施形態では、循環風路ケーシング11には、箱体4と循環風路ケーシング11の外周側壁部13とで画成される空間に向けて伸びる放熱板32が設けられている。この放熱板32により循環風路ケーシング11の放熱面積が大きくなり、循環風路ケーシング11の放熱性が高められる。この結果、シーズヒータ30の過度な温度上昇をより一層抑制することができる。
また、本実施形態では、制御ユニット70が、クロスフローファン20又はシーズヒータ30の異常を判定したときに、換気ファン60を強制的に回転駆動させるよう制御している。これにより、クロスフローファン20又はシーズヒータ30が異常であるときに、速やかに、ケーシング本体3(箱体4)内の温度の上昇が抑制され、箱体4内を冷却できる。したがって、シーズヒータ30の信頼性が低下するのを効果的に防ぐことができる。
また、本実施形態では、制御ユニット70が、温度センサ90にて検出された温度が所定値を超えたときに、クロスフローファン20又はシーズヒータ30が異常であると判定している。これにより、シーズヒータ30近傍の温度が所定値を超えたときに、速やかに、ケーシング本体3(箱体4)内の温度の上昇が抑制され、箱体4内を冷却できる。したがって、シーズヒータ30の信頼性が低下するのを効果的に防ぐことができる。
また、本実施形態では、換気ケーシング50がケーシング本体3(箱体4)と別体とされ、ケーシング本体3に対して着脱自在とされている。これにより、浴室換気暖房装置1の施行の際に、浴室の天井2に設ける開口を小さくすることができる。
また、本実施形態においては、シーズヒータ30が、所定のピッチ間隔を有して螺旋状に巻回されたコイル形状を呈していると共に、その軸線l2方向がクロスフローファン20の回転軸l1方向と略平行となるように循環風路10内に設けられている。クロスフローファン20からの空気には、シーズヒータ30と接触することなくピッチ間を通過してシーズヒータ30の巻回内側に進入する空気も存在する。しかしながら、シーズヒータ30と接触することなくシーズヒータ30の巻回内側に進入する空気も、シーズヒータ30の巻回内側からシーズヒータ30の外部に出る際に、シーズヒータ30の各巻き回し部分における下流側の部分と接触して熱交換を行う。したがって、シーズヒータ30と空気との接触面積が確保され、クロスフローファン20からの空気を効率よく加熱することができる。
また、本実施形態においては、上流側からシーズヒータ30の巻回内側に進入し、さらにこの巻回内側から外部に出る過程で緩やかに進行方向を変えられるため、シーズヒータ30が大きな抵抗となるようなことはなく、圧力損失が小さく抑制される。この結果、浴室換気暖房装置1では、所望の送風量をより低回転数にて得ることができ、騒音が大きくなるのを防ぐことができる。
また、本実施形態においては、内周側壁部12が、外周側壁部13と沿うようにクロスフローファン20の回転軸l1方向から見て略円弧状に湾曲した形状とされていることから、その粘性によって内周側壁部12に沿って流れる空気の流量が増加する。そして、内周側壁部12の途中部分がシーズヒータ30に近接していることもあって、シーズヒータ30における第2の風路部分10bの内周側となる領域に向かう空気の流量が増加することとなる。この結果、シーズヒータ30における第2の風路部分10bの内周側となる領域での熱交換が促進され、クロスフローファン20からの空気をより一層効率良く加熱することができる。また、シーズヒータ30における第2の風路部分10bの内周側となる領域が高温となるのを防ぐことができ、シーズヒータ30の長寿命化を図ることもできる。
また、本実施形態では、シーズヒータ30がシーズヒータ30の軸線l2方向から見て第2の風路部分10bの外周側にオフセットして配置されている。第2の風路部分10bでは、クロスフローファンからの空気が有する慣性のため、外周側での流量が内周側に比して多くなる。したがって、シーズヒータ30を外周側にオフセットさせることで、シーズヒータ30全体に送られる流量を高め、より効率的に熱交換を行わせることができる。この結果、クロスフローファン20からの空気の加熱効率を高めることができる。また、シーズヒータ30における第2の風路部分10bの内周側となる領域に向かう空気の流量が増加することとなり、シーズヒータ30の長寿命化を図ることもできる。
上述したように、本実施形態では、内周側壁部12の形状及びシーズヒータ30の位置により、シーズヒータ30における第2の風路部分10bの内周側となる領域に向かう空気の流量を増加させている。したがって、第2の風路部分10b内に新たに整流板を設けるといった構成などに比して、クロスフローファン20からの空気の流れに対して抵抗となるようなことはなく、圧力損失が増加するといった不具合を招くことはない。また、シーズヒータ30における第2の風路部分10bの内周側となる領域に向かう空気の流量を増加させ得る構成を、極めて簡易な構成にて実現することができる。
本実施形態では、クロスフローファン20は、箱体4の長手方向に沿って配置されている。このため、クロスフローファン20として大型のものを採用することが可能であり、この場合には、所望の送風量をより一層低回転数にて得ることができ、騒音を低く抑えることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
本実施形態では、温度センサ90は、箱体4の内壁面に設けられているが、これに限られることなく、循環風路ケーシング11の外周側壁部13に設けられていてもよい。
本実施形態では、浴室換気暖房装置1は浴室の天井2に設置されているが、これに限られること無く、浴室の側壁に設置されていてもよい。
本実施形態に係る浴室換気暖房装置を浴室の天井に設置した状態を示す斜視図である。 本実施形態に係る浴室換気暖房装置の断面構成を示す図である。 図2のIII−III線に沿った断面構成を示す図である。 クロスフローファンを示す斜視図である。 シーズヒータを示す斜視図である。 ブロック図である。 操作部を説明するための図である。 本実施形態に係る浴室換気暖房装置の動作を説明するためのフロー図である。 シーズヒータを通る空気の流れを説明するための図である。 換気ファンを回転駆動したときの空気の流れを説明するための図である。 換気ファンを回転駆動したときの空気の流れを説明するための図である。 本実施形態に係る浴室換気暖房装置の動作の変形例を説明するためのフロー図である。
符号の説明
1…浴室暖房装置、2…天井、3…ケーシング本体、7…吸込口、8…吹出口、10…循環風路、11…循環風路ケーシング11、20…クロスフローファン、30…シーズヒータ、32…放熱板、40…換気ケーシング、50…排気ダクト、60…換気ファン、70…制御ユニット、80…操作部、90…温度センサ。

Claims (7)

  1. 浴室内を暖房及び換気する浴室換気暖房装置であって、
    前記浴室内の空気の吸込口と前記浴室への空気の吹出口とが形成されたケーシング本体と、
    前記ケーシング本体内に設けられ、前記吸込口と前記吹出口とを連通する循環風路と、
    前記循環風路内に設けられ、前記吸込口から吸引した空気を前記吹出口から吹き出すよう回転駆動されるクロスフローファンと、
    前記クロスフローファンより下流の前記循環風路内に設けられ、前記クロスフローファンからの空気を加熱するシーズヒータと、
    前記ケーシング本体に併設され、前記ケーシング本体内と連通している換気ケーシングと、
    前記換気ケーシングに接続され、前記換気ケーシング内と屋外とを連通する排気ダクトと、
    前記換気ケーシング内に設けられる換気ファンと、
    前記クロスフローファン、前記シーズヒータ、及び前記換気ファンの作動を制御する制御ユニットと、を備え、
    前記換気ファンは、前記浴室内の空気を前記ケーシング本体及び前記換気ケーシング並びに前記排気ダクトを通して屋外へ排出するよう回転駆動されることを特徴とする浴室換気暖房装置。
  2. 前記ケーシング本体内に設けられ、前記シーズヒータの外方を覆って前記循環風路を画成する循環風路ケーシングを更に備え、
    前記換気ケーシングは、前記ケーシング本体と前記循環風路ケーシングとで画成されている空間に連通していることを特徴とする請求項1に記載の浴室換気暖房装置。
  3. 前記制御ユニットは、前記ケーシング本体と前記循環風路ケーシングとで画成されている空間の上方且つ前記ケーシング本体の外側面に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の浴室換気暖房装置。
  4. 前記循環風路ケーシングには、前記ケーシング本体と前記循環風路ケーシングとで画成されている空間に向けて伸びる放熱板が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の浴室換気暖房装置。
  5. 前記制御ユニットは、前記クロスフローファン又は前記シーズヒータの異常を判定し、前記クロスフローファン又は前記シーズヒータが異常であること判定したときに、前記換気ファンを強制的に回転駆動させるよう制御することを特徴とする請求項1に記載の浴室換気暖房装置。
  6. 前記制御ユニットは、前記シーズヒータ近傍の温度が所定値を超えたときに、前記クロスフローファン又は前記シーズヒータが異常であると判定することを特徴とする請求項5に記載の浴室換気暖房装置。
  7. 前記制御ユニットは、前記クロスフローファンの回転数が所定値を下回ったときに、前記クロスフローファンが異常であると判定することを特徴とする請求項5に記載の浴室換気暖房装置。
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