JP5945141B2 - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りラジアルタイヤ(以下、単に「タイヤ」とも称する)に関し、詳しくは、耐久性を低下させることなく軽量化を実現した空気入りラジアルタイヤに関する。
現在、乗用車用ラジアルタイヤの骨格をなすカーカスの補強部材、特にカーカスのクラウン部の補強部材として一般に用いられているベルトは、主としてタイヤの赤道面に対し傾斜配列されたスチールコード(以下、単に「コード」とも称する)のゴム引き層からなるスチールベルト層を2枚以上用い、これらベルト層中のスチールコードが互いに交差するようにして構成されている。
近年、環境性能の重要性が増してきており、スチールコードを補強部材として用いるゴム物品やタイヤにおいては軽量化のニーズが高まっている。タイヤの軽量化の手法の1つとして、ベルトトリートのゴムの使用量を少なくし、ベルトを薄くすることを挙げることができる。しかしながら、ゴムの使用量を少なくすると、第1ベルト層と第2ベルト層のコード間距離が短くなるため、ベルト幅方向端部のコード端を起点としたゴム剥離が容易にコード間に伝播する、いわゆるベルトエッヂセパレーション(BES)が生じやすくなり、耐久性が低下する。このBESの改善手法としてはベルト端部のゴムを通常より厚くする手法が知られているが、当然、重量増となるため、所期の目的であるタイヤの軽量化には背反することとなる。
ベルトトリートのゴム使用量を減らす以外のタイヤ軽量化の手法としては、スチールの使用量を減らすこと、例えば、スチールコードの打込み本数を減らすことが考えられる。しかしながら、スチールコードの打込み本数が少なくなると、ベルトの剛性が低下してしまい、好ましくない。このような状況の中、タイヤの軽量化や耐久性の向上に関して、多くの提案がなされている。例えば、特許文献1にはタイヤの軽量化を目的として、N(N=2〜5)+M(M=1〜3)構造でかつ、フィラメント本数がN≧Mのスチールコードが提案されている。また、特許文献2には、ベルトの耐久性の向上を目的として、2+3構造のスチールコードが提案されている。これら以外にも、特許文献3〜7には、タイヤの補強材として求められる諸物性や作業性の改善を目的とした、2+3構造のスチールコードが提案されている。
特開2001−98480号公報 実開平3−128689号公報 特開平6−306784号公報 特開平7−126992号公報 特開2001−98460号公報 特開2006−328557号公報 特開2007−63706号公報
しかしながら、特許文献1に記載のスチールコードであっても、今日求められるタイヤ軽量化の要求に十分に応えられているとは言い難く、さらなる軽量化の技術が求められている。また、特許文献2に記載のスチールコードは、スチールコードに対するゴムの浸透性を高めることで耐久性を向上させてはいるが、タイヤの軽量化については検討がされてはいない。さらに、特許文献3〜7に記載されているスチールコードにおいても、タイヤの軽量化に関する検討は必ずしも満足のいくものではないというのが現状である。
そこで、本発明の目的は、耐久性を低下させることなく軽量化を実現した空気入りラジアルタイヤを提供することにある。
本発明者は、上記課題を解消するためにベルトの構造につき鋭意検討した結果、2+N構造のスチールコードにおいて、コアフィラメントとシースフィラメントの径が所定の関係を満足し、かつ、コアフィラメントの平均型付け率を所定の範囲とすることで、ベルトのコード間距離を維持しつつ、ベルトトリートの重量を減らすことができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の空気入りラジアルタイヤは、左右一対のビードコア間にわたりトロイド状をなして跨る少なくとも1枚のカーカス層からなるカーカスと、該カーカスのクラウン領域のタイヤ径方向外側に配設されて接地部を形成するトレッド部と、該トレッド部と前記カーカスのクラウン領域との間に配置されて補強部を形成する、少なくとも2枚のベルト層からなるベルトとを備える空気入りラジアルタイヤにおいて、
前記ベルトの1層目の第1ベルト層と2層目の第2ベルト層とがともに、2本のフィラメントを撚り合せることなく並列して配置したコアと、該コアの周囲に撚り合わされたN(2≦N≦4)本のシースフィラメントと、からなるスチールコードがベルト幅方向に並置してコーティングゴム中に埋設されてなり、
前記コアフィラメントの径をd1、前記シースフィラメントの径をd2としたとき、d1>d2であり、かつ、前記コアフィラメントの平均型付け率(%)が80〜100であることを特徴とするものである。
本発明においては、前記d1と前記d2との比d1/d2は、1.1〜2.5であることが好ましい。さらに、本発明においては、前記d1は0.16〜0.28mmであり、かつ、前記d2は0.12〜0.24mmであることが好ましい。さらにまた、本発明においては、前記シースフィラメントの本数は3本であることが好ましい。また、本発明においては、前記第2ベルト層端部における第1ベルト層と第2ベルト層とのスチールコード間のゴム層のゲージはタイヤ中央部における当該ゲージより大きいことが好ましい。さらに、本発明においては、前記ベルト層の厚みは0.85〜1.20mmであることが好ましい。
本発明によれば、耐久性を低下させることなく軽量化を実現した空気入りラジアルタイヤを提供することができる。
本発明の空気入りラジアルタイヤの一好適例の片側断面図である。 スチールコードの短径の比較図であり、(a)はd1=d2の場合、(b)および(c)はd1>d2の場合を表す。 コアフィラメントの型付け量を示す説明図である。 コアフィラメントの平均型付け率(%)が85の場合におけるフィラメント径d1およびd2とコード間隔wとの関係を示すスチールコードの断面図であり、(a)はd1=d2の場合であり、(b)はd1>d2の場合である。 本発明の空気入りラジアルタイヤの好適な実施の形態に係るベルト層の端部近傍を示す拡大部分断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1に、本発明の空気入りラジアルタイヤの一好適例の片側断面図を示す。図示するタイヤは、カーカスのクラウン領域に配設されて接地部を形成するトレッド部1と、このトレッド部1の両側部に連続してタイヤ半径方向内方へ延びる一対のサイドウォール部2と、各サイドウォール部2の内周側に連続するビード部3とを備えている。
トレッド部1、サイドウォール部2およびビード部3は、一方のビード部3から他方のビード部3にわたってトロイド状に延びる一枚のカーカス層からなるカーカス4により補強されている。また、トレッド部1は、以下で詳述する、カーカス4のクラウン領域のタイヤ径方向外側に配設した少なくとも2層、図示する例では2層の第1ベルト層5aと第2ベルト層5bとからなるベルトにより補強されている。ここで、カーカス4のカーカス層は複数枚としてもよく、タイヤ周方向に対してほぼ直交する方向、例えば、70〜90°の角度で延びる有機繊維コードを好適に用いることができる。
本発明においては、第1ベルト層5a、第2ベルト層5bがともに、2本のコアフィラメントを撚り合せることなく並列して配置したコアと、コアの周囲に撚り合わされたN(2≦N≦4)本、好適には3本のシースフィラメントとからなるスチールコードが、スチールコードの長径がベルト幅方向となるように、ベルト幅方向に並置してコーティングゴム中に埋設されてなり、かつ、コアフィラメントの径をd1、シースフィラメントの径をd2としたとき、d1>d2である。図2(a)〜(c)は、スチールコードの短径の比較図であり、(a)はd1=d2の場合、(b)および(c)はd1>d2の場合を表す。図示するように、2+N構造のスチールコード10の短径はシースフィラメント12の径に支配されている。したがって、シースフィラメント12の径d2をコアフィラメント11の径d1よりも小さくすることにより、スチールコード10の短径を小さくすることができる。その結果、第1ベルト層のスチールコードと第2ベルト層のスチールコードの距離を保ちつつ、ベルト層の厚みを薄くすることができる。これにより、BESに対する耐性である、いわゆる耐BES性を低下させることなく、ベルトの軽量化が可能となる。
また、本発明においては、コアフィラメント11の平均型付け率(%)は70〜110、好適には80〜100である。ここで、平均型付け率(%)とは、コアフィラメント11の型付け量Aの平均をAave.としたとき、下記式、
平均型付け率(%)=Aave./(2×d1+d2)×100
にて定義される。型付け量の平均であるAave.は、矯正ロールによる矯正を経たスチールコードを解した後、コアフィラメント11における型付け量を測定し、その最大値A1と最小値A2の平均を意味する。なお、図3はコアフィラメント11の型付け量を示す説明図である。
図4は、コアフィラメント11の平均型付け率(%)が85の場合におけるフィラメント径d1およびd2とコード間隔wとの関係を示すスチールコードの断面図であり、(a)はd1=d2の場合であり、(b)はd1>d2の場合である。コアフィラメント11の平均型付け率(%)が110より大きくなると、コアフィラメント11が大きく蛇行するため、コードの長径が大きくなる。その結果、コード間隔wが狭くなりBES性の悪化が懸念される。しかしながら、図4(b)に示すように、本発明に係るスチールコードはd1>d2であるため、d1=d2の場合ほどコード長径は大きくならず(図4(a))、耐BES性の悪化を抑制することができる。本発明の効果を良好に得るためには、d1とd2との比、d1/d2の範囲は1.1〜2.5が好ましい。
本発明においては、第1ベルト層と第2ベルト層とを構成するコードが互いに赤道面を挟んで交差するように積層された交錯ベルトであることが好ましい。また、第1ベルト層と第2ベルト層のタイヤ径方向外側に、さらにベルト層を配置してもよく、タイヤ周方向に対し実質的に平行に配列したコードのゴム引き層からなる周方向ベルト層を設けてもよい。かかるコードとしては、有機繊維からなるコードを好適に用いることができ、例えば、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、アラミド繊維、ポリケトン繊維からなるコードを好適に用いることができる。
本発明においては、コアフィラメント11の径d1は0.16〜0.28mmであり、かつ、シースフィラメント12の径d2は0.12〜0.24mmであることが好ましい。フィラメント径が上記範囲を超えると、十分な軽量効果が得られない場合がある。一方、フィラメント径が上記範囲未満であると、ベルト強度不足の懸念がある。
図5は、本発明の空気入りラジアルタイヤの好適な実施の形態に係るベルト層の端部近傍を示す拡大部分断面図を示す。図示するように、本発明においては、第2ベルト層5b端部における第1ベルト層5aと第2ベルト層5bとのスチールコード6間のゴム層のゲージHは、タイヤ中央部におけるゲージHよりも大きいことが好ましい。好適にはHはHの1.3〜3.0倍、好ましくは1.8〜2.6倍である。ベルト端において厚ゲージのベルト間ゴム7を配置することで、ベルト耐久性をより向上させることができる。この値が1.3倍未満であると、かかる効果を十分に得ることができなく、一方、3.0倍を超えるとタイヤの軽量化が十分とはいえなくなる場合がある。
さらに、本発明においては、タイヤの軽量化と耐久性の向上の観点から、好適には、ベルト層の厚みt1,t2が0.85〜1.20mm、より好適には0.85〜1.10mmである。ベルト層の厚みが0.85mm未満では、十分な耐久性を得ることができない場合があり、一方、ベルト層の厚みが1.20mm以上であると、十分な軽量効果を得ることができない。
さらにまた、本発明においては、ベルトへのスチールコードの打込み数は28〜57本/50mmであることが好ましい。打込み数が、上記範囲未満の場合は、引張強度不足やベルト剛性低下の懸念があり好ましくなく。一方、打込み数が上記範囲より多いと、コード間隔を確保することが困難になり、有効にBESを抑制することが困難になり、ベルト耐久性の低下が懸念される。
本発明においては、ベルト強度を確保するために、引張り強さが2700N/mm以上のスチールフィラメントを用いることが好ましい。高い抗張力を有するスチールフィラメントとしては、少なくとも0.72質量%、特には少なくとも0.82質量%の炭素を含有するものを、好適に用いることができる。なお、本発明においては、シースフィラメントの撚り方向、撚りピッチ等の条件については、特に制約されるものではなく、常法に従い適宜構成することが可能である。
本発明の空気入りラジアルタイヤは、ベルトの構造が上記要件を満足するものであれば、それ以外の具体的なタイヤ構造については、特に制限されるものではない。また、本発明の空気入りラジアルタイヤは、乗用車用タイヤに好適に用いることができる。なお、タイヤに充填する気体としては、通常のあるいは酸素分圧を調整した空気の他、窒素、アルゴン、ヘリウム等の不活性ガスを用いることができる。
以下、本発明を、実施例を用いてより詳細に説明する。
<実施例1〜6、参考例1,2および比較例1〜6>
下記表1〜4に示す構造のスチールコードをベルト補強材として、タイヤサイズ195/65R15のタイヤを作製した。ベルトは3枚のベルト層からなり、第1ベルト層と第2ベルト層に、下記表1〜4に示すスチールコードを適用した。スチールコードの打込み角度はタイヤ周方向に対して±26°とした。また、最外層ベルト層として、タイヤ周方向に対し実質的に平行に配列された有機繊維コードのゴム引き層からなる周方向ベルトを配置した。得られた各タイヤについて、下記の手順に従い、耐久性(BES性)、タイヤ重量の評価を行った。
<耐久性>
各供試タイヤを、JATMA規格に定める標準リムに装着後、JATMA YEAR BOOKにおける最大負荷能力に対応する内圧を充填し、乗用車に装着した。舗装路を40000km走行した後、タイヤを解剖して、ベルト端部のセパレーション長さを調査した。実施例1〜3、参考例1および比較例2〜4については比較例1を、実施例4、5は比較例5を基準として、実施例6、参考例2は比較例6を基準として指数化し、併せて、耐久性が基準のタイヤと比較して100以下であれば◎、100より大きく110未満の場合を○、110以上の場合を×として評価した。結果を表1〜4に併記する。なお、この指数は値が小さいほど耐久性に優れている。
<タイヤ重量>
各タイヤ1本当たりの重量を測定した。実施例1〜3、参考例1および比較例2〜4については比較例1を、実施例4、5は比較例5を基準として、実施例6、参考例2は比較例6を基準として、タイヤ重量が200g以上減少している場合を◎、100g以上200g未満減少している場合を○、100g未満の場合を×として評価した。結果を表1〜4に併記する。
<総合評価>
耐久性、タイヤ重量減およびコード形状安定性の評価において、◎のみの場合を◎、◎と○のみの場合を○、◎がない場合を△、×があるものを×とした。
Figure 0005945141
Figure 0005945141
Figure 0005945141
Figure 0005945141
表1〜4より本発明の空気入りラジアルタイヤは、耐久性を悪化させることなくタイヤを軽量化できることが確かめられた。
1 トレッド部
2 サイドウォール部
3 ビード部
4 カーカス
5a 第1ベルト層
5b 第2ベルト層
6 スチールコード
7 ベルト間ゴム
10 スチールコード
11 コアフィラメント
12 シースフィラメント

Claims (6)

  1. 左右一対のビードコア間にわたりトロイド状をなして跨る少なくとも1枚のカーカス層からなるカーカスと、該カーカスのクラウン領域のタイヤ径方向外側に配設されて接地部を形成するトレッド部と、該トレッド部と前記カーカスのクラウン領域との間に配置されて補強部を形成する、少なくとも2枚のベルト層からなるベルトとを備える空気入りラジアルタイヤにおいて、
    前記ベルトの1層目の第1ベルト層と2層目の第2ベルト層とがともに、2本のフィラメントを撚り合せることなく並列して配置したコアと、該コアの周囲に撚り合わされたN(2≦N≦4)本のシースフィラメントと、からなるスチールコードがベルト幅方向に並置してコーティングゴム中に埋設されてなり、
    前記コアフィラメントの径をd1、前記シースフィラメントの径をd2としたとき、d1>d2であり、かつ、前記コアフィラメントの平均型付け率(%)が80〜100であることを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。
  2. 前記d1と前記d2との比d1/d2が、1.1〜2.5である請求項記載の空気入りラジアルタイヤ。
  3. 前記d1が0.16〜0.28mmであり、かつ、前記d2が0.12〜0.24mmである1または2記載の空気入りラジアルタイヤ。
  4. 前記シースフィラメントの本数が3本である請求項1〜のうちいずれか一項記載の空気入りラジアルタイヤ。
  5. 前記第2ベルト層端部における第1ベルト層と第2ベルト層とのスチールコード間のゴム層のゲージがタイヤ中央部における当該ゲージより大きい請求項1〜のうちいずれか一項記載の空気入りラジアルタイヤ。
  6. 前記ベルト層の厚みが0.85〜1.20mmである請求項1〜のうちいずれか一項記載の空気入りラジアルタイヤ。
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