JP5852488B2 - ゴム物品補強用スチールコードおよびそれを用いた空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、ゴム物品補強用スチールコードおよびそれを用いた空気入りラジアルタイヤ(以下、単にそれぞれ「スチールコード」および「タイヤ」とも称する)に関し、詳しくは、ゴム被覆した後のトリートの性状が優れたゴム物品補強用スチールコードおよびそれを用いた空気入りラジアルタイヤに関する。
現在、乗用車用ラジアルタイヤの骨格をなすカーカスの補強部材、特にカーカスのクラウン部の補強部材として一般に用いられているベルトは、主としてタイヤの赤道面に対し傾斜配列されたスチールコードのゴム引き層からなるスチールベルト層を2枚以上用い、これらベルト層中のスチールコードが互いに交差するようにして構成されている。
近年、環境性能の重要性が増してきており、スチールコードを補強部材として用いるゴム物品やタイヤにおいては軽量化のニーズが高まっている。タイヤの軽量化の手法の1つとして、ベルトトリートのゴムの使用量を少なくし、ベルトを薄くすることを挙げることができる。しかしながら、ゴムの使用量を少なくすると、第1ベルト層と第2ベルト層のコード間距離が短くなるため、ベルト幅方向端部のコード端を起点としたゴム剥離が容易にコード間に伝播する、いわゆるベルトエッヂセパレーション(BES)が生じやすくなり、耐久性が低下する。このBESの改善手法としてはベルト端部のゴムを通常より厚くする手法が知られているが、当然、重量増となるため、所期の目的であるタイヤの軽量化には背反することとなる。
ベルトトリートのゴム使用量を減らす以外のタイヤ軽量化の手法としては、スチールの使用量を減らすこと、例えば、スチールコードの打込み本数を減らすことが考えられる。しかしながら、スチールコードの打込み本数が少なくなると、ベルトの剛性が低下してしまい、好ましくない。このような状況の中、タイヤの軽量化や耐久性の向上に関して、多くの提案がなされている。例えば、特許文献1にはタイヤの軽量化を目的として、M(M=2〜5)+N(N=1〜3)構造でかつ、フィラメント本数がM≧Nのスチールコードが提案されている。また、特許文献2には、ベルトの耐久性の向上を目的として、2+3構造のスチールコードが提案されている。これら以外にも、特許文献3〜7には、タイヤの補強材として求められる諸物性や作業性の改善を目的とした、2+3構造のスチールコードが提案されている。
特開2001−98480号公報 実開平3−128689号公報 特開平6−306784号公報 特開平7−126992号公報 特開2001−98460号公報 特開2006−328557号公報 特開2007−63706号公報
M+N構造のスチールコードは、従来より、生産性の観点からバンチャータイプの撚線機で製造されている。バンチャータイプの撚線機を用いて製造されるスチールコードは、スチールコードを構成するスチールフィラメントに捻じりが加わるため、M+N構造のスチールコ−ドは、それぞれ大きく異なるト−ション(捻じれ)を有したスチールフィラメントにより構成されていることになる。そのため、M+N構造のスチールコードをゴムで被覆してゴム−スチールコード複合体(以下、トリート)とした場合、このトリートを才断工程にて才断すると、トリート端部が跳ね上がってカールしてしまい、作業性が悪化するという問題を有していた。このような問題点については、特許文献1〜7においては、十分に検討されていなかったというのが実情である。
そこで、本発明の目的は、ゴム被覆した後のトリートの性状が優れたゴム物品補強用スチールコードおよびそれを用いた空気入りラジアルタイヤを提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解消するためにベルトの構造につき鋭意検討した結果、M+N構造のスチールコードにおいて、コアフィラメントとシースフィラメントの平均型付け率が所定の関係を満足することで、トリートの性状を向上させることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明のゴム物品補強用スチールコードは、2本のコアフィラメントからなるコアと、該コアの周囲に撚り合わされた3本のシースフィラメントと、からなるゴム物品補強用スチールコードにおいて、
前記コアフィラメントの径をd1、前記シースフィラメントの径をd2としたとき、d1>d2であり、かつ、
前記コアフィラメントの平均型付け率をH1、前記シースフィラメントの平均型付け率をH2としたとき、H1/H2が1.10〜1.40であることを特徴とするものである。
本発明においては、本発明においては、前記H1は70〜110%であることが好ましい。また、本発明においては、前記d1は0.16〜0.32mmであり、かつ、前記d2は0.12〜0.29mmであることが好ましい。さらに、本発明においては、前記シースフィラメントの本数が3本であることが好ましい。
また、本発明の空気入りラジアルタイヤは、左右一対のビードコア間にわたりトロイド状をなして跨る少なくとも1枚のカーカス層からなるカーカスと、該カーカスのクラウン領域のタイヤ径方向外側に配設されて接地部を形成するトレッド部と、該トレッド部と前記カーカスのクラウン領域との間に配置されて補強部を形成する、少なくとも2枚のベルト層からなるベルトとを備える空気入りラジアルタイヤにおいて、
前記ベルトの1層目の第1ベルト層と2層目の第2ベルト層とがともに、上記本発明のゴム物品補強用スチールコードがベルト幅方向に並置してコーティングゴム中に埋設されてなることを特徴とするものである。
本発明によれば、ゴム被覆した後のトリートの性状が優れたゴム物品補強用スチールコードおよびそれを用いた空気入りラジアルタイヤを提供することができる。
スチールコードの短径の比較図であり、(a)はd1=d2の場合、(b)および(c)はd1>d2の場合を表す。 フィラメントの振幅を示す説明図である。 トリートの部分断面図であり、(a)は、H1<H2の場合、(b)はH1>H2の場合である。 本発明の空気入りラジアルタイヤの一好適例の片側断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
本発明のスチールコードは、M本、好適には2本のコアフィラメントを撚り合せることなく並列して配置したコアと、コアの周囲に撚り合わされたN本、好適には2〜4本、特に好適には3本のシースフィラメントと、からなるゴム物品補強用スチールコードである。本発明のスチールコードにおいては、コアフィラメントの径をd1、シースフィラメントの径をd2としたとき、d1>d2である。
図1(a)〜(c)は、スチールコードの短径の比較図であり、(a)はd1=d2の場合、(b)および(c)はd1>d2の場合を表す。図示するように、M+N構造(図示例においては2+3構造)のスチールコード10の短径はシースフィラメント2の径に支配されている。したがって、シースフィラメント2の径d2をコアフィラメント1の径d1よりも小さくすることにより、スチールコードの短径を小さくすることができる。したがって、本発明のスチールコードを、例えば、タイヤを構成するベルトの第1ベルト層および第2ベルト層の補強材に適用すれば、第1ベルト層のスチールコードと第2ベルト層のスチールコードとの距離を保ちつつ、ベルト層の厚みを薄くすることができる。これにより、BESに対する耐性である、いわゆる耐BES性を低下させることなく、ベルトの軽量化が可能となる。同時に、スチールの使用量を減らすことができるため、さらにタイヤの軽量化を図ることができる。
また、本発明のスチールコードは、コアフィラメント1の平均型付け率をH1、シースフィラメント2の平均型付け率をH2としたとき、H1>H2の関係を満たす。ここで、コアフィラメント1およびシースフィラメント2の平均型付け率H(%)とは、フィラメントの振幅Aの平均をAave.としたとき、下記式、
平均型付け率H(%)=Aave./(2×d1+d2)×100
にて定義される。振幅Aの平均であるAave.は、スチールコードを解した後、フィラメントにおける振幅を測定し、その最大値A1と最小値A2の平均を意味する。なお、図2はフィラメントの振幅を示す説明図である。
タイヤを構成するベルト層の材料であるトリートは、一般に、スチールコードを多数本並行に引きそろえ、この上下に未加硫ゴムを配置して、スチールコードをゴム被覆することにより製造される。バンチャー型撚り線機で製造したM+N構造のスチールコード10はコアフィラメント1とシースフィラメント2のトーションが、それぞれ逆方向に発生する。特に、d1>d2の関係を有するM+N構造の各フィラメントに生じたトーションは、d1=d2の関係を有する場合の各フィラメントのトーション差と比べて大きくなる。
図3は、トリートの部分断面図であり、(a)は、H1<H2の場合、(b)はH1>H2の場合である。図3(a)に示すように、コアフィラメント1の平均型付け率H1(%)が小さい場合、コアフィラメント1の位置はほとんど変化しないため、コアフィラメント1はスチールコードの上下に配置された被覆ゴム3a、3bと接触することはなく、シースフィラメント2のみが被覆ゴム3a、3bと接触している状態となる。このような状態においては、シースフィラメント2は被覆ゴム3a、3bにより、トーションによる回転が抑制されるが、コアフィラメント1は被覆ゴム3a、3bとの接触がないため、トリートの才断時にコアフィラメント1のトーションに起因する回転が生じ、これにより、トリートにカールが発生する。
そこで、本発明のスチールコードにおいては、図3(b)に示すように、H1>H2として、スチールコードの長手方向において、コアフィラメント1と被覆ゴム3a、3bとが接触する部位を設けることにより、コアフィラメント1のトーションに起因する回転を防止し、トリート才断時に発生するトリートのカールを防止している。好適にはH1/H2の値は、1.10〜1.40である。
本発明のスチールコードにおいては、コアフィラメント1の平均型付け率H1(%)は70〜110%であることが好ましい。H1が70%未満であると、シースフィラメント2の平均型付け率H2の影響を受けてトリートにカールが生じてしまうおそれがあり好ましくない。一方、H1が110%を超えると、スチールコード10のコード性状が不安定になるおそれがあり、好ましくない。
本発明のスチールコードにおいては、コアフィラメント1の径d1は0.16〜0.32mmであり、かつ、シースフィラメント2の径d2は0.12〜0.29mmであることが好ましい。フィラメント径が上記範囲を超えると、本発明のスチールコードをベルトの補強材として用いたとしても、十分な軽量効果が得られない場合がある。一方、フィラメント径が上記範囲未満であると、ベルト強度不足の懸念がある。
本発明のスチールコードをベルトの補強材として用いる場合は、引張り強さが2700N/mm以上のスチールフィラメントを用いることが好ましい。高い抗張力を有するスチールフィラメントとしては、少なくとも0.72質量%、特には少なくとも0.82質量%の炭素を含有するものを、好適に用いることができる。なお、本発明においては、シースフィラメントの撚り方向、撚りピッチ等の条件については、特に制約されるものではなく、常法に従い適宜構成することが可能である。
次に、本発明の空気入りラジアルタイヤについて説明する。
図4に、本発明の空気入りラジアルタイヤの一好適例の片側断面図を示す。図示するタイヤは、カーカスのクラウン領域に配設されて接地部を形成するトレッド部11と、このトレッド部11の両側部に連続してタイヤ半径方向内方へ延びる一対のサイドウォール部12と、各サイドウォール部12の内周側に連続するビード部13とを備えている。
トレッド部11、サイドウォール部12およびビード部13は、一方のビード部13から他方のビード部13にわたってトロイド状に延びる一枚のカーカス層からなるカーカス14により補強されている。また、トレッド部11は、カーカス14のクラウン領域のタイヤ径方向外側に配設した少なくとも2層、図示する例では2層の第1ベルト層15aと第2ベルト層15bとからなるベルトにより補強されている。ここで、カーカス14のカーカス層は複数枚としてもよく、タイヤ周方向に対してほぼ直交する方向、例えば、70〜90°の角度で延びる有機繊維コードを好適に用いることができる。
本発明のタイヤにおいては、第1ベルト層15a、第2ベルト層15bがともに、上記本発明のスチールコードが、長径がタイヤ幅方向となるようにタイヤ幅方向に並置してコーティングゴム中に埋設されてなる。本発明のスチールコード10を用いたトリートには、カールが生じず、また、コード自体の性状が安定しているため、タイヤ製造時の作業性に優れている。また、本発明のスチールコードを用いることにより、第1ベルト層15aのスチールコードと第2ベルト層15bのスチールコードの距離を保ちつつ、ベルト層の厚みを薄くすることができる。これにより、BESに対する耐性である、いわゆる耐BES性を低下させることなく、ベルトの軽量化が可能となる。また、スチールの使用量を減らすことができるため、さらにタイヤの軽量化を図ることができる。
本発明の空気入りラジアルタイヤは、ベルトの構造が上記要件を満足するものであれば、それ以外の具体的なタイヤ構造については、特に制限されるものではない。また、本発明の空気入りラジアルタイヤは、乗用車用タイヤに好適に用いることができる。なお、タイヤに充填する気体としては、通常のあるいは酸素分圧を調整した空気の他、窒素、アルゴン、ヘリウム等の不活性ガスを用いることができる。
以下、本発明を、実施例を用いてより詳細に説明する。
<実施例1〜3、参考例1、2および比較例1、2>
下記表1および2に示す構造のスチールコードを、同表に示す打込み数となるように複数本並行に引き揃えて、上下から未加硫ゴムを被覆してトリートを作製した。トリートの厚みは1.20mmとした。得られたトリートにつき、下記手順に従い、トリートカール性およびコード性状安定性につき評価した。
<トリートカール性>
得られた各トリートを裁断し、トリートに浮き上がりが生じるかについて観察した。結果は、比較例1を基準として、トリートカール性が向上している場合を○、同等以下の場合を×とした。得られた結果を表1および2に併記する。
<コード性状安定性>
表1および2に示す構造のスチールコードを1mの長さの試験片に溶断し、投影機を用いて倍率20倍に拡大して、コアフィラメントからのシースフィラメントの浮き上がりを観察した。結果は、比較例1を基準として、コード性状安定性が向上している場合を○、同等以下の場合を×とした。得られた結果を表1および2に併記する。
<総合評価>
トリートカール性およびコード性状安定性の評価において、×がないものを○、×があるものを×とした。
Figure 0005852488
Figure 0005852488
表1および表2より本発明のゴム物品補強用スチールコードは、ゴム被覆後のトリートの性状も安定であることが確かめられた。
1 コアフィラメント
2 シースフィラメント
3a、3b 被覆ゴム
10 スチールコード
11 トレッド部
12 サイドウォール部
13 ビード部
14 カーカス
15a 第1ベルト層
15b 第2ベルト層

Claims (5)

  1. 本のコアフィラメントからなるコアと、該コアの周囲に撚り合わされた本のシースフィラメンと、からなるゴム物品補強用スチールコードにおいて、
    前記コアフィラメントの径をd1、前記シースフィラメントの径をd2としたとき、d1>d2であり、かつ、
    前記コアフィラメントの平均型付け率をH1、前記シースフィラメントの平均型付け率をH2としたとき、H1/H2が1.10〜1.40であることを特徴とするゴム物品補強用スチールコード。
  2. 前記H1が70〜110%である請求項記載のゴム物品補強用スチールコード。
  3. 前記d1が0.16〜0.32mmであり、かつ、前記d2が0.12〜0.29mmである請求項1または2記載のゴム物品補強用スチールコード。
  4. 前記シースフィラメントの本数が3本である請求項1〜のうちいずれか一項記載のゴム物品補強用スチールコード。
  5. 左右一対のビードコア間にわたりトロイド状をなして跨る少なくとも1枚のカーカス層からなるカーカスと、該カーカスのクラウン領域のタイヤ径方向外側に配設されて接地部を形成するトレッド部と、該トレッド部と前記カーカスのクラウン領域との間に配置されて補強部を形成する、少なくとも2枚のベルト層からなるベルトとを備える空気入りラジアルタイヤにおいて、
    前記ベルトの1層目の第1ベルト層と2層目の第2ベルト層とがともに、請求項1〜のうちいずれか一項記載のゴム物品補強用スチールコードがベルト幅方向に並置してコーティングゴム中に埋設されてなることを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。
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