JP5944995B2 - 弾性パッキング収容体の排出装置および弾性収容体の排出方法 - Google Patents

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Description

この発明は、粘着性物質を収容した収容体の内容物を排出する排出装置であって、その収容体の外殻材料が弾性を持つとともに、円筒状の巻き取りローラと逆側圧力ローラとを有するような排出装置と、前記ローラを相互に向けて押圧する装置と、弾性を持つ外殻材料を有する収容体を空にする方法とに関する。
産業においては、たとえば接着剤や封止ペーストなどのように、使用対象に付与されるような高粘性の物質をしばしば使用する。この粘性によって、これらの物質をその収容体から排出して空にするには、補助が必要である。これらの物質を保存して利用箇所に運ぶ既知のひとつの態様は固定構造ドラム収容体であり、搬送蓋の助けを借りることによってそれからの取り出しが行われるが、これはすなわち、収容体の緩い蓋が収容体の中に圧入され、それによって収容体の内容物が取り出されるというものである。これらにおける問題は、バレルのようにパッケージのサイズが比較的小さいということであって、それによって収容体はしばしば変更されなければならず、あるいはもしパッケージサイズが増大すれば、完全取出し装置は非現実的に大きく高価なものとなる。それに加えて、収容体を変更するときに空気や不純物が利用物質中に到達するかもしれないが、それらは、その物質の特性に対して有害な効果を生じさせる可能性がある。さらに、システム中に到達してしまった空気は、その物質の均一かつ所望の運用を妨害するかもしれない。
これらの物質はまた、その外殻が弾性的な袋状の収容体に搬送されて保存されることもできる。これらを取り出して空にすることは、特に袋のサイズおよびそれが収容している物質の量が増大すると困難になり、収容体から取り出す物質の流速が変化するような状況が発生し得る場合には、その利用を困難にする。それに加えて、物質がそれらの収容体の中に容易に残りやすく、これは無駄になる部分が顕著になり得るということである。さらに、取り出された物質の量を規格化することが困難である。
米国特許公報第2010/0006594号は、弾性的な袋状の収容体を空にする装置を示している。これに記載された装置は、2つのローラを備えており、それらは相互に向けて押圧されることができ、袋はそれらの間に引き込まれる。それらのローラは下方に動き、同時に袋の内容物を押し出す。この公報が言及するところでは、これらのローラは、それら自身によって回転するか、あるいはそれらを回転させるモータがそれらに装備されている。この公報が言及するところでは、これは、内容物が取り除かれる速度を増加させることができるのみである。出口は付加的にポンプを有しており、この公報によれば、それによって出口の流れをさらに増加させることができる。しかしながら、これは出口の流れの平滑化に対する働きはない。これはさらに、ローラを通過する袋を持ち上げる装置を必要とする。フォークリフトまたは対応する作業機械がそのようなものとして示唆される。したがって、作業上の安全面もまた考慮されなければならない。
米国特許公報第4627551号は、ペースト状の物質を収容した袋を空にする装置を示している。これは、双方が回転する2つの隣接したローラを有しており、空にすべきその袋はローラの間に供給される。これらのローラは手動クランクによって回転され、空になった袋がローラの動きによってそれらの間で上方に押圧される。この公報がさらに言及するところでは、これらのローラは、空にする動作がしばらく停止した際に摩擦によって袋の場所が維持されるように構成される。このような方法は、実際には、伝統的な袋よりも大きなスケールに適用することはできない。また、空にするにあたっての均一性については、注意が払われていなかった。
この発明のひとつの目的は、従来技術の欠点や不利益点をかなりの程度に減少させることができる解決にある。この発明のひとつの目的は特に、粘着性が高い物質を大きな弾性の収容体から取り出して空にすることが可能であり、出口の流れができるだけ制御可能に維持されるような解決にある。
この発明の目的は、独立請求項に表現されている事項で特徴づけられた排出装置および方法である。この発明のいくつかの有利な実施例は、従属項で表現されている。
この発明の主たるアイデアは、2個のローラを有する排出装置であって、1個の巻き取りローラと、それに対向する逆側ローラとを有する。巻き取りローラの内側部分は中空であり、その中には取り付け装置が存在するが、そこでは空にすべき収容体の外殻材料が取り付けられる。収容体が取り付けられた巻き取りローラは、収容体の外殻材料が巻き取りローラの周囲に巻き取られると同時にローラ間で押圧されるように、回転される。前記巻き取りローラの回転は、収容体から排出される内容物の流れが、設定済の標準値と実質的に一致するように調整される。
粘着性物質を収容した収容体の内容物を排出するためのこの発明のひとつの実施例による排出装置は、収容体の外殻材料が弾性的であって、円筒形の巻き取りローラと、逆側圧力ローラと、前記ローラを相互に向けて押圧する装置とを有している。この発明の有利な実施例によれば、排出装置の巻き取りローラの内側部分は中空であり、その外殻は開口を有していて、それは開放可能な蓋部を持っている。巻き取りローラの内側部分には、弾性収容体に取り付けるための取り付け装置が存在している。この巻き取りローラの外殻の蓋部または縁またはそれらの双方には、外殻材料または取り付け装置に取り付けられる収容体の他の部分のための形状空間が存在する。そのような他の部分は、たとえば収容体における取り付けのための補助具とすることができる。排出装置は、取り付け装置に取り付けられた収容体の外殻材料が巻き取りローラの周囲に巻き取られるように、巻き取りローラを回転させるためのアクチュエータを付加的に備える。
この発明による排出装置のひとつの実施例では、空にすべき収容体のサイズは200リットルよりも大きい。
この発明による排出装置の第2の実施例では、アクチュエータまたはアクチュエータに接続されたモータは、巻き取りローラに向けられたトルクを調整する。
この発明による排出装置の第3の実施例では、逆側圧力ローラが弾性的な被覆を有する。
この発明による排出装置の第4の実施例では、収容体の外殻材料が巻き取りローラのまわりに巻き付き始める箇所が実質的に前記ローラの間またはその近傍となるような態様で、逆側圧力ローラが巻き取りローラに関連して配置される。
この発明による排出装置の第5の実施例では、排出装置が制御部を有しており、この制御部は、この制御部に格納されている制御カーブに基づいて、少なくとも巻き取りローラのトルクを、巻き取りローラの回転角度に応じて制御するように構成される。制御カーブは、数値ファイルまたは多数のコマンドなどとすることができる。制御カーブを与える制御部はまたコンポーネントレベル上で与えられていてもよく、それによって、制御部は特別な計算容量を必要としない。制御カーブはまた、たとえば測定に基づいてリアルタイムで形成され、あるいは変形されてもよい。この発明による排出装置の第6の実施例では、制御カーブは、使用される収容体と、排出すべき物質の性質と、排出される内容物の選択された流れとに比例し、制御部によって使用される制御カーブは変更されることができる。
この発明による排出装置の第7の実施例では、開放可能な蓋部は、それがその位置にあるときに、巻き取りローラの外面のように形状づけられている。この発明による排出装置の第8の実施例では、蓋部は少なくとも2つの部分を有しており、それらの部分の間にはヒンジが存在し、その蓋部は巻き取りローラの縁にそのヒンジを用いて取り付けられている。
この発明による排出装置の第9の実施例では、収容体は出口チャネル中に排出されるように配置されるが、これは圧力測定手段と密閉装置とを有しており、測定された圧力が所与の限界値を下回ったときに、出口チャネルにおける排出物質の流れを停止するように構成されている。密閉装置は、スクリューポンプのようなポンプであってもよく、あるいはシーリングバルブのようなものであってもよいが、それによって出口チャネルにおける流れが停止される。
この発明による排出装置の第10の実施例では、排出装置は、その排出装置またはその排出装置の少なくとも一部を鉛直方向に移動させる構成を有しており、その一部とは、巻き取りローラおよび逆側圧力ローラが存在している場所である。
この発明による排出装置の第11の実施例では、リフト装置が、リフト装置に向けられた力を測定する手段を有しており、測定されたその力に基づいて、リフト装置は、正または負の力を、排出装置もしくは、巻き取りローラと逆側圧力ローラとが存在するような排出装置の少なくとも一部に向けるように構成されている。正の力によって、リフト装置は排出装置またはそのいくつかの部分を持ち上げ、負の力によって、リフト装置は排出装置またはそのいくつかの部分を降下させる。当然、負荷の大きさ、すなわちリフト装置が排出装置に向ける力は、調整可能である。
この発明による排出装置の第12の実施例では、粘着性物質の粘度は、100,000〜1,500,000 mPasの範囲内にある。
この発明による方法のひとつの実施例では、粘着性物質を収容するとともに弾性的な外殻材料を有する収容体の内容物が排出装置によって排出されるが、その排出装置は、円筒形の巻き取りローラおよび逆側圧力ローラとを有するとともに、前記ローラを相互に向けて押圧する装置を有する。この発明による方法のひとつの有利な実施例では、排出装置の巻き取りローラの内側部分は中空であり、巻き取りローラの外殻において開口を有しているが、この開口は開放可能な蓋部を有しており、排出装置の巻き取りローラの内側部分には、弾性的な収容体を取り付ける取り付け装置が存在し、蓋部または外殻の縁またはそれらの双方には、収容体の外殻材料または取り付け装置に取り付けられる収容体の他の部分のための形状空間が存在し、排出装置はさらに、巻き取りローラを回転させるアクチュエータを備える。この方法は、蓋部が開放され、巻き取りローラの中空の内側部分において収容体の上側部分が取り付け装置に取り付けられ、そして収容体の外殻材料または他の部分が形状空間の中に残留するとともにそれを通過してゆくように蓋部が閉じるという工程からなる。巻き取りローラは、収容体の外殻材料が巻き取りローラのまわりに巻き取られるように、回転する。巻き取りローラの周囲に巻き取られた収容体の外殻材料が、巻き取りローラと逆側圧力ローラとの間を通過してゆくように、巻き取りローラと逆側圧力ローラとは相互に向けて押圧される。巻き取りローラの回転は、収容体から排出される内容物の流れが、設定済の一定値に実質的に維持されるように調整される。
この発明による方法のひとつの実施例では、収容体から排出される内容物の流れは、巻き取りローラの回転角度に応じた巻き取りローラのトルクの調整によって、実質的に一定に維持される。
この発明による第2の実施例では、排出装置は制御部を有しており、そこには制御カーブが格納され、それが、少なくとも巻き取りローラのトルクを、巻き取りローラの回転角度に応じて与える。この制御カーブは、排出装置の動作を制御するために使用される。この発明による方法の第3の実施例では、制御カーブは、使用される収容体、排出される物質の性質、および排出される内容物について選択された流れに比例する。この発明による方法の第4の実施例では、収容体は出口チャネルに排出されるとともに、収容体または出口チャネルで測定された圧力に応じて、巻き取りローラのトルクが調整される。この発明による方法の第5の実施例では、収容体は出口チャネルに排出されるとともに、出口チャネルは密閉装置を有しており、出口チャネルの圧力が所定の限界値を下回ったときに、それが閉じる。
この発明による第6の実施例では、排出装置または少なくとも巻き取りローラと逆側圧力ローラとが存在する部分としての排出装置の一部は、収容体の上側部分が取り付けられた後でかつ巻き取りローラの回転が開始される前に、収容体の外殻材料を締め付ける目的で持ち上げられ、巻き取りローラの周囲への前記外殻材料の巻き取りの期間の間の少なくともいずれかのときに排出装置が下降される。排出装置はまた、収容体が空になり、あるいは空になるときが迫ったときには、収容体の外殻材料を出口チャネルに到達させない目的で、持ち上げられることができる。
この発明による第7の実施例では、収容体排出装置あるいは少なくとも巻き取りローラと逆側圧力ローラとが存在する排出装置の一部へと向かうような、収容体による力が測定され、この測定に基づいて、排出装置あるいは少なくとも巻き取りローラと逆側圧力ローラとが存在する排出装置の前記一部へと、正または負の負荷が向けられる。
この発明の利点は、それが弾性的な外殻材料から製造された収容体を効果的に空にするため使用できることにある。それは特に、収容体を完全に空にする間に、収容体から出てくる物質の流れの実質的な標準化を維持することに使用されることが可能であり、それによって、収容体から取り出される材料が使用されるプロセスがさらに効率化され、その信頼性が改善される。この発明は、迅速に、異なる収容体や異なるプロセスに適合できる。この発明は特に、粘度が高い物質を弾性的な収容体から取り出して空にすることに適しており、それは、別の方法では空にすることが困難なものである。100,000〜1,500,000 mPasの粘度を持つときに、物質は、高い粘度を有するものとして理解される。
この発明の利点は、産業的な状況で使用可能であり、そこでは大きな収容体に使用することに有用である。この発明はまた、収容体を空にするにあたっての自動化を可能にする。
この発明のさらなる利点は、収容体の交換の間に、収容体から取り出すべき物質の中に残留する空気や他の不純物の量を減少させるために使用できることである。
この発明のさらなる利点は、無駄になる物質、すなわち収容体に残留する物質の量を現象させることができることにある。
この発明はさらに、収容体を空にする際に起こりえる危険性を減少させることによって、作業安全を向上させることができる。
以下において、この発明は詳細に説明される。その記載においては、添付した以下の図面が参照される。
この発明による排出装置の例を示す。 この発明による排出装置の巻き取りローラの例を示す。 巻き取り角度に応じてこの発明の排出装置が生じさせる出口チャネルの圧力を示す。 トルクと巻き取り角度とに応じたこの発明の排出装置の制御カーブを示し、この制御カーブは、図3による圧力カーブを生成する。 この発明の方法をフローチャートとして示した例である。
図1は、収容体108を空にするためのこの発明の排出装置100の例を示す。収容体の外殻材料は弾性的であって、収容体の外面は、収容体の中の物質の量と性質とに応じて、また収容体の位置に応じて、その外形が変わる。収容体は、袋(sack)状またはバッグ(bag)状である。上側部分107および下側部分を、この収容体について定義することができる。収容体はその上側部分によって排出装置に取り付けられ、収容体に収容されている物質が、収容体の下側部分から取り出される。この例では、収容体の下側部分は出口チャネル109に取り付けられる。収容体に収容されている物質は、この出口チャネルに排出され、そしてそこからその用途に応じた場所へ導かれる。この例の出口チャネルは、圧力を測定する手段115と、密閉装置116とを有する。測定された圧力が所与の限界値を越えて変化すると、密閉装置が閉じる。したがって、たとえば管理すべき物質中に空気が到達することを防止できる。この例の場合には、収容体の底部は標準高さにある。
排出装置100は、巻き取りローラ105と逆側圧力ローラ114とを有する。これらのローラは円筒形であり、それらは、それらがその間で収容体を押圧するように、排出装置内において平行に配置される。これらのローラは、金属またはセラミックスのような、目的とする用途に適したいくつかの物質から製造される。この排出装置は、巻き取りローラと逆側圧力ローラとが、相互に向けて押圧されるような構成を有する。この構成は、たとえばモータ、スプリング、圧空、または調整可能な液圧装置、あるいはこれらに対応する方法によって実現されることができる。この構成は、ローラのうちのいずれか1つまたは双方に向けられていてもよく、すなわち、ひとつのローラが定位置にあって他がそれに対して押圧されてもよく、双方が相互に向けて押圧されてもよい。これらのローラは、有利にはキャンバー状になっていてもよく、すなわち、中間部分がそれぞれの端部分よりもいくぶん厚くなっていてもよい。これは、たとえば、コーティングで、またはローラの製造過程で実現されていてもよい。
巻き取りローラ105は、中空の内側部分111を有する。巻き取りローラの外殻は開口を有しており、それは蓋部110を有している。蓋部は、巻き取りローラの内側部分へ手が届くことが可能に開口されることができる。蓋部は、開口を覆うとともに、蓋部が閉じられたときに、その形状が巻き取りローラの外面から実質的に離脱しないように、すなわち、蓋部の形状が巻き取りローラの外面の形状に一致するように形作られている。したがって、これらのローラは、蓋部によって乱されることなく、相互に向けて押圧することができる。図においては、蓋部は閉じられている。この例の場合には、巻き取りローラの中において、蓋部はヒンジ104を用いて開口の縁に取り付けられている。この蓋部は、2つの部分を有しており、それらはヒンジ117によって隔てられている。それが2つの部分を有しているという事実は、蓋部を開くことと収容体の取り付けとをより容易にすることを可能とする。2つに部分化されてヒンジ結合された蓋部は、それが開かれたときに折畳み状態となることが可能で、それによって、たとえば位置決めされるべき収容体に触れることがない。蓋部はまた、より多くの部分を有していてもよく、あるいは1つの部分からなっていてもよい。蓋部は、その位置をロックするためのいくつかのロック構造を有することができ、それによって、この排出装置を使用する間に、誤って開放されることがない。このロック構造はたとえば、蓋部を逆側圧力ローラによって押すことによって結合される。蓋部には、自動または半自動の開放構造が設置されていることができるが、それはたとえばガススプリングによって作動する。この開放構造はたとえば、収容体の外殻材料が巻き取りローラの周囲から既に取り除かれているときに、蓋部を開放する。
蓋部の縁には、形状空間112が存在するが、これは蓋部がその定位置にあって閉じられているときに、巻き取りローラの外殻における開口の一部分を開放したままとする。この例の場合には、この形状空間は蓋部の側部にあり、それはヒンジが存在する側部とは反対側である。この形状空間はまた、巻き取りローラの外殻における開口の側部、または開口の側部と蓋部とに存在することが可能であり、それによって、それらはともに開口の開いたままの部分を形成する。
巻き取りローラの中空の内側部分111には、収容体の上側部分107を巻き取りローラに取り付けるため取り付け装置が存在する。この取り付け装置は、有利には、前記内側部分の壁に取り付けられる。また、蓋部110が開放されたときに、巻き取りローラの外殻の開口を通して容易に手が届くような、巻き取りローラの内側部分の一部分に、取り付け装置が存在する。この例の場合、取り付け装置の取り付け位置は、巻き取りローラの内側部分の壁の上にあり、それは、蓋部の形状空間112によって形成された開口の開放部分の反対側にある。開放されたままの開口のこの部分は、蓋部がその定位置にあったときに、取り付け装置に取り付けられた収容体の外殻材料がそれを通るために適合したサイズを持つ。巻き取りローラの内側部分における、取り付け装置のひとつまたは複数の取り付け位置は、取り付け装置の異なる実施例の間で異なるものとすることができる。取り付け装置は、有利には、いわゆる差込式の口金(bayonet catch)タイプであり、ここにおいて収容体の上側部分を迅速に取り付け装置に取り付けることができる。さらにこの例の場合には、取り付け装置は開口の開放部分に近いところまで伸びており、それによって、収容体の取り付けがより容易になるとともに、収容体が取り付けられた取り付け装置の位置が、開口の開放部分からもっと遠い場合と比較して、巻き取りローラの中に残留して取り付けられた収容体の外殻材料の部分が小さくなる。また、収容体が取り付け装置の一部を既に有するか、あるいはそれに接続されているような実施例も構成できるが、前記一部は、排出装置への収容体の取り付けの際に、巻き取りローラの内側部分に取り付けられる。
この例の排出装置100はアクチュエータ102を有しており、それによって巻き取りローラが回転される。このアクチュエータは、この目的に適した何らかのモータであって、それは、巻き取りローラを回転させるためのパワー伝達手段を有している。装置のモータによって生じるトルクは、制御されることができる。アクチュエータと巻き取りローラとの間、またはアクチュエータに含まれる形で、たとえばチェインギアや伝動ボックスのようなトルク要素103が存在する。このトルク要素は、トルクを巻き取りローラに伝達するために使用される。排出装置は、制御部101を有しており、それはモータを制御する。ひとつのあるいはいくつかの制御カーブがこの制御部に格納されることができ、制御カーブはモータを制御するために使用されることができる。制御カーブは、たとえば、巻き取りローラの回転角度に応じたトルクを与える。制御部は、たとえばまた、収容体から測定される圧力に基づいて、あるいは収容体から排出される物質の流れに基づいて、モータを制御してトルクを与える。したがって、モータのトルクを調整することによって前記圧力や前記流れを所与の一定値に維持する試みがなされる。これに加えて、いくつかの場合には、トルクに加えてまたはその代わりに、巻き取りローラが回転している速度を調整することができる。アクチュエータによって、巻き取りローラは、双方向に回転することができる。
巻き取りローラ105がアクチュエータ102によって回転させられるとき、上記の態様で取り付け装置106に取り付けられた収容体109の外殻材料は、巻き取りローラの周囲に巻き付き始める。巻き取りローラの回転方向は、収容体の外殻材料が下方からローラの間に向かうような方向である。ローラの回転方向は、図1において矢印で示されている。巻き取りローラと逆側圧力ローラとは、相互に向けて押圧され、同時にそれらの間を通る収容体を押圧する。このため、圧力が収容体中に収容された物質に向けられ、そしてそれは、たとえば出口チャネル109を通って、収容体から押し出される。出てくる物質のこの流れは、巻き取りローラに向けられたトルクを調整することによって、一定に保たれる。収容体と巻き取りローラとのサイズに依存して、収容体の外殻材料は、1またはそれ以上の周回で、巻き取りローラのまわりに巻き取られる。いくつかの場合には、収容体は1回の周回が終わらないうちに空になることができる。巻き取り角度は、一般に、360°〜1440°の範囲で、すなわち1ないし4周の間で変化する。巻き取りローラの長さは、有利には、それに巻き取られる収容体の外殻材料が巻き取りローラの両端を超えて広がらないように、大きくされる。逆側圧力ローラの長さは、巻き取りローラの周りに巻き取られる外殻材料を超えて広がるようにされる。
逆側圧力ローラ114は、自由に回転できてもよく、モータによって回転させられてもよい。逆側圧力ローラは、弾性的な被覆103によって被覆される。この被覆は、収容体の外殻材料が巻き取りローラと逆側圧力ローラとの間に残っているときに凹む。この被覆は、外殻材料がローラの間に集積してしまったときに、押圧を向上させるとともに、収容体の外殻材料が破損することを防止することを意図したものである。いくつかの実施例では、対応する弾性的な被覆が、巻き取りローラとその蓋部との外面にも設置されることができる。実施例の場合には、逆側圧力ローラは、巻き取りローラよりも小さい直径を有する。もちろん、これらのローラはまた、他のサイズを有していてもよい。逆側圧力ローラは、有利には、収容体の外殻材料が巻き取りローラの周囲に巻き付き始める位置が、実質的にこれらのローラ間またはその近傍となるように配置される。
排出装置100はリフト装置(図示せず)を有しており、それによって排出装置または少なくともローラが存在する排出装置の一部を鉛直方向に移動させること、すなわち上昇または下降ができる大きさに形成されている。このリフト装置は、排出装置を、収容体108をそれに取り付ける際にも移動させることができる。たとえば、ひとつのリフト装置はモータ、軸および、排出装置とモータで回転される軸とを結合するチェインのような運動装置を有している。このリフト装置は、収容体の排出イベントを補助するために使用可能である。たとえば、収容体が取り付けられた後、排出装置が巻き取りローラの回転が開始される前に、収容体の外殻材料を引き締めるために、排出装置を上昇させることが可能である。上昇は、たとえば、出口チャネル109を収容体に結合するためにも必要とされることができる。排出装置はまた、収容体を空にする期間に降下させることも可能であり、それによって、収容体の外殻材料が巻き取りローラのまわりに巻き取られるにともなって、出口チャネルを移動させる必要がない。収容体の排出の最終段階において、排出装置を上昇させることが可能であり、それによって、収容体のたるんだ外殻材料が出口チャネルの中に残留することがない。リフト装置の動きは制御ユニット101によって制御され、それらは制御カーブに保存されることができる。リフト装置はまた、それに固有の制御装置を有していてもよい。
有利には、リフト装置は力センサを有しており、それによって排出装置に向けられる力を測定することができる。収容体の排出が進行中において、測定された力は、収容体108によって排出装置に向けられた力に比例する。排出中において、排出装置は、力センサの測定に基づいて下降される。したがって、装置における余分な歪みを防止するために、巻き取りローラが収容体を支持して排出装置を下降させるとき、リフト装置は状況をモニタするために使用できる。袋体はそして降下することが許容され、それは、それが巻き取りローラに巻き取られるのと同時である。リフト装置のこのような動きはまた、制御ユニット101によって制御可能であるとともに、制御カーブに格納可能である。このリフト装置はしたがって、自動的に機能するように構成されている。このリフト装置にはまた、ある位置でリフト装置の動きを停止させるリミットスイッチが事前に設けられていてもよく、それはたとえば、収容体の外殻材料や排出装置の終着先が、過剰に低くあるいは過剰に高くならないようにするためである。
リフト装置は、排出装置およびリフト装置上の収容体によって生じる力を測定するために使用される追加的に力センサを有することができる。力センサの読み取り情報によって、リフト装置の動きおよび排出装置に向かう負荷を調整できる。たとえば、排出イベントの開始においては、排出装置上への力として2000Nを指向した上昇とされ、それにより、収容体によって巻き取りローラの上に向かう力は低減する。同時に、リフト装置は排出装置を降下させ、それによって、収容体の外殻材料は、過剰に引き締まることがなく、収容体はたとえば出口チャネルから離脱する。排出イベントが継続して収容体が空になるにつれてより軽くなると、リフト装置によって排出装置に向かう力は、有利には0Nに近いところまで低下する。これは、リフト装置の制御によって自動化され、ないしは制御カーブに含めておくことができるが、それによって、制御部101はまたリフト装置の機能を制御する。リフト装置はまた、マニュアル制御機能を有していてもよい。
図2は、図の紙面の方向にその軸があるような形式で考察された巻き取りローラ105を示している。蓋部110は、巻き取りローラの開口において閉じられている。蓋部は、ヒンジ104によって、巻き取りローラの外殻に取り付けられている。蓋部は形状空間111を有しており、巻き取りローラの内部に取り付けられた収容体の外殻材料がここに配置される。蓋部は、2つの部分を有している。それは、第1の部分201と第2の部分202とである。第1と第2の部分は、ヒンジ117によって互いに結合されている。ひとつの実施例では、巻き取りローラの長さは800mmであり、蓋部の長さは400mmである。形状空間の高さは15〜20mmであって、蓋部の全体長またはその一部にわたって広がっている。図示例では、形状空間の端部は丸められている。
制御された態様で蓋部を開放するために、巻き取りローラにおいてそして蓋部の異なる部分の間で異なるパワー手段、たとえばガススプリングが存在していてもよい。蓋部が閉じられているとき、パワー手段は励起状態にある。閉じた蓋部のロックが解除されたとき、パワー手段は伸長する。したがって、これらは蓋部を開放する。ヒンジ結合によって、たとえば、収容体を巻き取りローラに取り付けるときに、蓋部は定位置から折り返されることができる。
図3は、この発明の排出装置によって、巻き取り角に応じて出口チャネルで生じる圧力の例を示す。巻き取り角は、ゼロすなわち開始点から、巻き取りローラの回転が停止するところでの最大値まで変化する。巻き取り角が0°のとき収容体はフル状態にあり、巻き取り角が最大値のとき収容体は実質的に空である。巻き取り角が最大値に近づくまで圧力は一定に維持され、すなわち、収容体から流出する物質の量は一定である。図4は、トルクと巻き取り角とに応じた排出装置の制御カーブを示しており、この制御カーブは図3に従った圧力カーブを生じさせる。この例では、巻き取り角が0°または最大値になるとき、トルクは最小値になる。このトルクは、空にするプロセスの中間段階で、実質的にその最大値にある。このカーブから、巻き取り角の最大値に近づくときに、トルクカーブは開始段階よりも急勾配となることがわかる。この例では、収容体から取り出される物質の流れを標準値に保つようにトルクが調整されているが、この制御カーブに他の変数も設けることもでき、それはたとえば排出装置の鉛直方向の動きや、巻き取りローラの回転速度のようなものである。制御カーブを変更することによって、たとえば目標が異なると収容体に収容されている物質の量が異なるというような要請がある場合に、たとえば排出速度を調整可能である。
図5はこの発明による方法の使用例をフローチャートとして示す。ステップ501では、収容体を空にすることを開始する。必要であれば、排出装置を下降させる。収容体の蓋部がステップ502で開放される。ステップ503で、収容体全体の上側部分が、巻き取りローラの中の取り付け装置に取り付けられる。ステップ504において蓋部が閉じられる。排出装置と同時に、必要であれば収容体の全体をより高く上昇させることができる。出口チャネルが収容体の下部に取り付けられ、あるいは収容体に収容された物質の用途が他の態様で準備される。
ステップ505では、巻き取りローラの回転が開始される。モータのトルクは、制御部の制御カーブに従って調整される。収容体の外殻材料が巻き取りローラの周囲に巻き取られ始め、巻き取りローラと逆側圧力ローラとの間を通過する。したがって、収容体の外殻材料が内容物の周囲で緊縮するにつれて、圧力が収容体の内容物に向かい始め、物質が出口チャネルの中へと排出され始める。制御カーブにしたがってトルクが変化し、それによって出口チャネルへの物質の流れは一定になる。収容体の外殻材料は、多周にわたって巻き取りローラの周囲に巻き取られることができる。必要であれば、巻き取りローラと逆側圧力ローラとを相互に向けて押圧する装置は、巻き取りローラの周囲の外殻材料の量の増加に応じて、ローラ間の押圧力を減少させ、あるいはそれらの間の距離を変化させてもよい。
ステップ506において、収容体が空になるかあるいは他のことでプロセスが終了すると、回転が停止される。回転が停止する前に圧力が低下し始めたとき、有利には出口チャネルが閉鎖される。収容体が出口チャネルから取り外され、巻き取りローラが逆方向に回転させられるが、その時までに収容体は空になっており、したがって巻き取りローラの周囲に巻き取られた収容体の外殻材料を取り除くことができる。排出装置は、必要なときに、鉛直方向に移動させることができる。たとえばそれは下降されることができ、それにより、ステップ507において、収容体の蓋部が開放されることができるとともに、外殻材料をより容易に取り付け装置から取り外すことができる。
ステップ508において、内容物を空にする動作を続けるかどうかが判定される。もし新たな収容体を空にする必要がない場合には、プロセスはステップ508において終了する。もし、新たな収容体を空にすることが望まれる場合には、プロセスはステップ503に移り、フル状態の収容体が排出装置に取り付けられる。
この発明によるいくつかの有利な実施例について上記に記載した。この発明は上に記載した解決法に限定されず、この発明のアイデアは、クレームの範囲うちで多くの態様に適用されることができる。

Claims (21)

  1. 粘着性の物質を含んだ収容体(108)の内容物を排出する排出装置(100)であって、前記収容体の外殻材料は弾性的であり、前記排出装置は、円筒形の巻き取りローラ(105)と逆側圧力ローラ(114)と前記ローラを相互に向けて押圧する装置とを有しており、前記巻き取りローラの内側部分(111)は中空であり、前記巻き取りローラの前記外殻は開口を有しており、前記開口は開放可能な蓋部(110)を有しており、前記巻き取りローラの内側部分には前記弾性的収容体を取り付ける取り付け装置(106)が存在し、前記巻き取りローラの前記外殻における前記蓋部または前記開口の縁またはそれら双方には、前記外殻材料または前記取り付け装置に取り付けられる前記収容体の他の部分のための形状空間(112)が存在し、前記排出装置は、前記取り付け装置に取り付けられた前記収容体の前記外殻材料が前記巻き取りローラの周囲に巻き取られるように前記巻き取りローラを回転するアクチュエータ(102)をさらに備えることを特徴とする排出装置。
  2. 請求項1に記載の排出装置(100)であって、排出されるべき前記収容体(108)のサイズは200リットルよりも大きいことを特徴とする排出装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の排出装置(100)であって、アクチュエータ(102)またはアクチュエータに結合したモータ(103)は、前記巻き取りローラ(105)を回転するトルクを調整することを特徴とする排出装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の排出装置(100)であって、前記逆側圧力ローラ(114)は、弾性的な被覆(113)を有する排出装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の排出装置(100)であって、前記収容体(108)の前記外殻材料が前記巻き取りローラに巻き付き始める位置が、実質的に複数の前記ローラまたはその近傍となるような態様で、前記逆側圧力ローラ(114)が前記巻き取りローラ(105)との関連において配置されていることを特徴とする排出装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の排出装置(100)であって、前記排出装置は制御部(101)を有しており、前記制御部は、当該制御部に格納された制御カーブに従い、前記巻き取りローラの回転角度に応じて、少なくとも前記巻き取りローラのトルクを制御するように構成されていることを特徴とする排出装置。
  7. 請求項6に記載の排出装置(100)であって、前記制御カーブは、前記使用される収容体と、排出されるべき前記物質の性質と、前記排出される内容物について選択された流れとに比例しており、前記制御部で使用される前記制御カーブが可変であることを特徴とする排出装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の排出装置(100)であって、開放可能な蓋部(110)が、その定位置にあるときに、巻き取りローラ(205)の外面のように形状づけられていることを特徴とする排出装置。
  9. 請求項8に記載の排出装置(100)であって、前記蓋部は、少なくとも2つの部分を有し、当該2つの部分の間にヒンジが存在し、前記蓋部は前記巻き取りローラの前記開口の前記縁にヒンジで取り付けられていることを特徴とする排出装置。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の排出装置(100)であって、前記収容体(108)は、圧力を測定する手段(115)と密閉装置(116)とを有する出口チャネル(109)の中に排出するように構成されており、前記密閉装置は、前記測定された圧力が所与の限界値を下回った場合に、前記出口チャネルの中における排出された物質の流れを停止させるように構成されていることを特徴とする排出装置。
  11. 請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の排出装置(100)であって、前記排出装置は、前記排出装置または少なくとも前記排出装置の一部を鉛直方向に移動させるリフト装置を有し、当該一部とは前記巻き取りローラと前記逆側圧力ローラとが存在する部分であることを特徴とする排出装置。
  12. 請求項11に記載の排出装置(100)であって、前記リフト装置は当該リフト装置に向かう力を測定する手段を有しており、測定された力に基づいて前記リフト装置は正または負の負荷を前記排出装置または前記排出装置の少なくとも一部に向けるように構成されており、当該一部とは前記巻き取りローラと前記逆側圧力ローラとが存在する部分であることを特徴とする排出装置。
  13. 請求項1ないし請求項12のいずれかに記載の排出装置(100)であって、前記粘着性の物質の粘性が100,000〜1,500,000 mPasの範囲内にあることを特徴とする排出装置。
  14. 粘着性の物質を収容するとともに弾性的な外殻材料を有する収容体(108)の内容物を排出装置によって排出する方法であって、前記排出装置は、円筒形の巻き取りローラ(105)と逆側圧力ローラ(114)と前記ローラを相互に向けて押圧する装置とを有しており、前記巻き取りローラの内側部分(111)は中空であり、前記巻き取りローラの前記外殻は開口を有しており、前記開口は開放可能な蓋部(110)を有しており、前記巻き取りローラの内側部分には前記弾性的収容体の上側部分を取り付ける取り付け装置(106)が存在し、前記巻き取りローラの前記外殻における前記蓋部または前記開口の縁またはそれら双方には、前記外殻材料または前記取り付け装置に取り付けられる前記収容体の他の部分のための形状空間(112)が存在し、前記排出装置は前記巻き取りローラを回転するアクチュエータ(102)をさらに備え、前記方法は複数のステップからなり、前記複数のステップは、
    ― 前記蓋部を開放して、前記収容体の上側部分を、前記巻き取りローラの前記中空の内側部分の前記取り付け装置に取り付け、そして前記外殻材料または前記収容体の他の部分が前記形状空間に残るようにして前記蓋部を閉じるステップと、
    ― 前記収容体の前記外殻材料が前記巻き取りローラの周囲に巻き取られるように、前記巻き取りローラを回転させるステップと、
    ― 前記巻き取りローラの周囲に巻き取られる前記収容体の前記外殻材料が、前記巻き取りローラの間と前記逆側圧力ローラとの間を通るように、前記巻き取りローラと前記逆側圧力ローラとを相互に向けて押圧するステップと、
    ― 前記収容体から排出される前記内容物の流れが設定済の一定値に実質的に維持されるように、前記巻き取りローラの回転を調整するステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
  15. 請求項14に記載の方法であって、前記巻き取りローラのトルクを前記巻き取りローラの回転角度に応じて調整することにより、前記収容体から排出された前記内容物の流れが実質的に一定に維持されることを特徴とする方法。
  16. 請求項14に記載の方法であって、前記排出装置は制御カーブが格納された制御部(101)を有しており、前記制御部が前記巻き取りローラの回転角度に応じて少なくとも前記巻き取りローラのトルクを与えることを特徴とする方法。
  17. 請求項16に記載の方法であって、前記制御カーブは、前記使用される収容体と、排出されるべき前記物質の性質と、前記排出される内容物について選択された流れとに比例していることを特徴とする方法。
  18. 請求項14に記載の方法であって、前記収容体は、出口チャネルの中に排出され、前記巻き取りローラのトルクは前記収容体または出口チャネルからの測定圧力に応じて調整されることを特徴とする方法。
  19. 請求項14に記載の方法であって、前記収容体は、出口チャネルの中に排出され、前記出口チャネルは密閉装置を有し、前記密閉装置は、前記出口チャネルの圧力が所与の限界値を下回った場合に、前記出口チャネルの中における排出された物質の流れを停止させることを特徴とする方法。
  20. 請求項14に記載の方法であって、前記排出装置または少なくとも前記巻き取りローラと前記逆側圧力ローラとが存在する部分としての前記排出装置の一部は、収容体の上側部分が取り付けられた後でかつ前記巻き取りローラの回転が開始される前に、前記収容体の前記外殻材料を締め付ける目的で持ち上げられ、前記排出装置は、前記巻き取りローラの周囲への前記外殻材料の巻き取りの期間の間の少なくともいずれかのときに下降されることを特徴とする方法。
  21. 請求項14に記載の方法であって、前記排出装置における前記収容体または前記排出装置の一部に向けられた力が測定され、当該一部とは少なくとも前記巻き取りローラと前記逆側圧力ローラとが存在する部分であり、この測定に基づいて正または負の負荷が前記排出装置または前記排出装置の前記一部に向けられ、当該一部とは少なくとも前記巻き取りローラと前記逆側圧力ローラとが存在する部分であることを特徴とする方法。
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