JP5380200B2 - チューブ搾り器 - Google Patents

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Description

本発明は、チューブの内容物を搾り出すのに用いるチューブ搾り器に関する。
従来、チューブの内容物を、チューブ内に残らないように搾り出すための器具が種々提案されている。
例えば、特許文献1のチューブの内容物を搾り出す道具は、チューブを押圧してチューブ内容物を搾り出すためのローラー(1)と、当該ローラー(1)を受圧するための扇形柱円弧面(8)と、ローラー(1)を軸支し、ローラー(1)が扇形柱円弧面(8)上に沿って移動するように操作可能なハンドル(10)とを備えている。また、チューブ尻部(12)を固定するための、チューブ固定スリット(6)およびチューブ固定孔(7)が、扇形柱円弧面(8)側に設けられている。そして、チューブの尻部(12)を扇形柱円弧面(8)上に固定し、ローラー(1)と扇形柱円弧面(8)の間にチューブ(11)を挟みながらハンドル(10)を引き下げ、チューブ頭部(13)よりチューブの内容物を搾りだすことができる(特許文献1図3参照)。
特開2007−230646号公報
特許文献1のチューブの内容物を搾り出す道具では、チューブ頭部(13)付近、即ち、チューブの肩部に残った内容物まで搾り出すことができない。従って、チューブに残った内容物を搾り出すためには、チューブを当該道具から取り外した後に、手または他の器具を使って、チューブの開口部付近を押圧等する必要があり、チューブの内容物を十分に搾り出すのには、時間と労力を要するという問題がある。
そこで、本発明は、簡単かつ迅速に、チューブの内容物を十分に搾り出すことができるチューブ搾り器を提供することにある。
請求項1に記載のチューブ搾り器は、肩部、胴部および尻部を少なくとも有するチューブから内容物を搾り出すためのチューブ搾り器であって、
基台と、
前記チューブの尻部を固定するためのチューブ固定部が形成された略円弧状の受圧面を有し、前記基台の一部を構成するチューブ支持基体と、
前記基台に対し回動可能に支持されたハンドルレバーと、
前記ハンドルレバーの回動軸心と平行な軸線を軸心として前記ハンドルレバーに回動可能に装着された略円柱形状のローラーであって、前記ハンドルレバーの回動に伴って前記受圧面に沿って移動するときに、当該受圧面との間で前記チューブの胴部を押圧して前記チューブの内容物を搾り出すローラーと、
前記受圧面と前記ローラーとによって胴部が挟まれた状態にある前記チューブの肩部を押圧することができるように前記ハンドルレバーに装着された肩部押圧機構と、
を備えていることを特徴とする。
請求項2に記載のチューブ搾り器は、請求項1のチューブ搾り器において、前記肩部押圧機構は、前記ローラーの回動軸心を軸心として回動可能な揺動式フレームと、前記ローラーと平行に延在するように前記揺動式フレームに支持された棒状のプレスバーとを備え、
前記プレスバーは、前記揺動式フレームの回動に伴って前記ローラーの表面に沿って周方向移動可能であることを特徴とする。
請求項3に記載のチューブ搾り器は、請求項1又は2のチューブ搾り器において、前記ローラーは、前記ローラーの軸方向の略中央部で径(D1)が最大となり、前記ローラーの軸方向端部に向かうにつれて径が次第に小さくなるような略樽形状を有することを特徴とする。
請求項4に記載のチューブ搾り器は、請求項1から3のいずれかのチューブ搾り器において、前記基台の一部を構成するチューブ支持基体は、前記基台の他部位に対し、前記ハンドルレバーの回動軸心を軸心として回動可能に設けられ、
前記チューブ支持基体の一側面には、その回動軸心を取り囲むように周方向に沿って配列された複数の位置決め孔が設けられ、
前記基台に設けられた固定孔と前記複数の位置決め孔の1つとを整合させ、そこに止めピンを挿入することで、前記チューブ支持基体の姿勢又は取付け位相を調節しながら前記チューブ支持基体を前記基台の他部位に対し固定可能としたことを特徴とする。
請求項5に記載のチューブ搾り器は、請求項1から4のいずれかのチューブ搾り器において、前記チューブ支持基体のチューブ固定部は、当該チューブ支持基体の幅方向に延び、且つ前記チューブの尻部を挿入して取り付け可能な取り付け溝として形成されており、
前記受圧面は、前記取り付け溝を境界として、その溝の前側に位置する前側受圧面と、その溝の後側に位置する後側受圧面とに区分され、
前記前側受圧面と前記後側受圧面とは、前側受圧面に接する取り付け溝の前端縁が後側受圧面に接する取り付け溝の後端縁よりも低くなるような段差を生ずるように形成されていることを特徴とする。
請求項6に記載のチューブ搾り器は、請求項5のチューブ搾り器において、前記前側受圧面と後側受圧面との間の段差Hは、0.3mmから0.7mmの範囲に設定されていることを特徴とする。
請求項7に記載のチューブ搾り器は、請求項3のチューブ搾り器において、請求項1から3のいずれかのチューブ搾り器において、前記ローラーは、当該ローラーの軸方向の略中央部での径(D1)が、当該ローラーの軸方向の両端部の径(D2)より、1%から3%大きくなっていることを特徴とすることを特徴とする。
請求項8に記載のチューブ搾り器は、請求項1から7のいずれかのチューブ搾り器において、前記基台は、ベースプレートと、当該ベースプレートに対し立設された支持部材とを備え、
前記チューブ支持基体が前記支持部材の上端部近傍に支持されることで、前記ベースプレートと前記チューブ支持基体との間には、前記チューブから搾り出された内容物を受容するための容器を配置可能な空間が確保されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、チューブの尻部をチューブ固定部に取り付けて固定し、チューブ支持基体の受圧面の円弧中心を軸心として、受圧面とローラーとの間にチューブの胴部を挟み込んで、ハンドルレバーを回動させることで、ローラーがチューブの胴部を押圧しながら受圧面に沿って移動して、前記チューブの胴部の内容物を搾り出すことができる。そして、ローラーがチューブの肩部付近まで移動し、ローラーと受圧面とでチューブの胴部を挟み込んだ状態で、肩部押圧機構によってチューブの肩部を押圧することで、チューブの肩部に残った内容物を搾り出す。従って、簡単かつ迅速に、チューブの内容物を十分に搾り出すことができる。
請求項2に記載の発明によれば、チューブの肩部付近まで移動したローラーと受圧面とでチューブの胴部を挟み込んだ状態で、揺動式フレームを前方に回動させると、プレスバーがローラーの表面に沿って周方向前方に移動する。そして、プレスバーが、チューブの肩部と当接して、チューブの胴部と肩部の間の部分を折り曲げ、さらに、肩部を受圧面に対して押圧して、チューブの肩部付近に残った内容物を簡単かつ迅速に搾り出すことができる。
請求項3に記載の発明によれば、ローラーは、その軸方向の略中央部で径が最大となり、軸方向端部に向かうにつれて径が次第に小さくなるような略樽形状をしている。即ち、ローラーでチューブを押圧する際、ローラーがチューブを押圧する面積が減少し、ローラーがチューブの胴部を押圧しながら受圧面に沿って移動するときに、チューブとローラーの間に働く摩擦力が軽減する。それによって、ハンドルレバーを滑らかに前方に回動させてチューブの内容物を搾り出すことができる。また、過大な摩擦力のために、ローラーに引っ張られて、チューブがチューブ固定部から外れるといった不具合が起こることを防止して、安定してチューブの内容物を搾り出すことができる。
また、ローラーの略中央部に接する部分である、チューブの幅方向の中央部分にかかる押圧力が、チューブの幅方向の両端にかかる押圧力と比べて、相対的に高まり、チューブの中央部分をより強く押圧して、チューブの内容物がチューブの中央部分に残ることなく、効率的に内容物を搾り出すことができる。
請求項4に記載の発明によれば、チューブ支持基体に設けられた複数の位置決め孔のひとつを選択し、基台に設けられた固定孔と位置決め孔とが整合するように、チューブ支持基体を回動させ、止めピンを両孔に挿入して、チューブ支持基体を基台の他部位に対して固定可能である。即ち、チューブ支持基体を回動させて、チューブ固定部の位置を調整することができ、チューブの形状、内容物の受容する容器の配置などに応じて、使用者の使い勝手が良いように、搾り出す位置を適当な位置に調整することができる。
請求項5に記載の発明によれば、チューブ固定部を取り付け溝とすることで、簡単にチューブの尻部をチューブ支持基体に取り付けることができる。また、取付け溝の前端縁が後端縁よりも低くなるように段差を形成することで、前端縁にチューブ容器の壁厚を加えた高さが、段差を設けない場合に比べて当該段差分低くなることになり、前端縁にチューブ容器の壁厚を加えた高さと後端縁の高さとの差をゼロに近づけることができる。従って、後端縁側から前端縁側へとハンドルレバーを回動させるとき、ローラーでチューブを押し潰す最初のひと噛みに力がいらず、軽い力で滑らかにチューブの内容物を搾り出すことができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項5の発明と同様に、ローラーでチューブを押し潰す最初のひと噛みに力がいらず、軽い力で滑らかにチューブの内容物を搾り出すことができる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項3の発明と同様に、安定してチューブの内容物を搾り出せるとともに、チューブの内容物をチューブの中央に残ることなく効率的に搾り出すことができる。
請求項8に記載の発明によれば、チューブから搾り出された内容物を受容するための容器を配置可能な空間を基台に確保していることで、広い作業場所を確保できない場合においても、当該空間に容器を置いてチューブの内容物を簡単に搾り出すことができる。
本発明のチューブ搾り器の一実施形態の全体斜視図。 本発明のチューブ搾り器の一実施形態の六面図であって、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は平面図、(d)は底面図、(e)は背面図、(f)は右側面図。 図1のチューブ搾り器における基台の斜視図。 図1のチューブ搾り器における支持ドラムを示し、(a)はその斜視図、(b)はその側面図、(c)は、その要部拡大側面図。 図1のチューブ搾り器におけるハンドルレバーの斜視図。 図1のチューブ搾り器におけるローラーを示し、(a)はその正面図、(b)はその側面図。 図1のチューブ搾り器における肩部押圧機構を示し、(a)はその斜視図、(b)はその側面図。 図1のチューブ搾り器における分解斜視図。 図1のチューブ搾り器で、チューブの尻部を支持ドラムに取り付けた状態を示す側面図。 図1のチューブ搾り器でチューブの内容物を搾り出している様子を示す図であって、(a)は取付け溝付近にローラーが移動している状態の側面図、(b)は(a)の要部拡大側面図、(c)はチューブの肩部付近までローラーが移動している状態の側面図、(d)は(c)の状態から肩部押圧機構が更に前へ回動した状態の側面図。 図1のチューブ搾り器において、チューブをローラーで押圧している様子を示す断面図 (a)及び(b)は、図1のチューブ搾り器における支持ドラムの位置調整の例を示した側面図。 本発明のチューブ搾り器の変形例を示す部分斜視図。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1及び2は、本発明の一実施形態としてチューブ搾り器10を示している。ここで図示しているチューブ20の各部位を尻部21、胴部22、肩部23、開口部24と命名する。チューブ搾り器10は、基台100と、その一部を構成するチューブ支持基体としての支持ドラム120と、ハンドルレバー200と、チューブ20の胴部22を押圧するためのローラー300と、チューブ20の肩部23を押圧するための肩部押圧機構400とを備えている。以下、各部材及び機構について説明する。
図3に示すとおり、基台100は、その底面を構成する矩形状の板材のベースプレート111と、当該ベースプレート111に対し傾斜して立設された一対の支持部材112と、一対の当該支持部材112に挟まれて、回動軸113によって軸支されている、略円柱形状の支持ドラム120と、支持ドラム120を固定するための止めピン130とを備えている。各支持部材112には、支持ドラム120を軸支するための軸孔114と、後述するように、支持ドラム120の側面122の片方に設けられている位置決め孔126と整合させて止めピン130を挿入するための固定孔115とが穿設されている。また、回動軸113の両端部にはネジ孔113aが形成されている。
図4に示すとおり、支持ドラム120は、ローラー300による押圧力を受承するための、円柱表面としての受圧面121と、左右両側面122とからなり、略円柱形状に形成されている。
支持ドラム120の各側面122の中心には、支持ドラム120の回動軸心としての軸113を挿通可能に、支持ドラム120の幅方向に軸孔125が貫通形成されている。さらに、片方の側面122には、軸孔125を取り囲むように周方向に沿って配列された複数(3つ)の位置決め孔126が形成されている。
受圧面121には、支持ドラム120の幅方向に延び、且つチューブ20の尻部21を挿入して取り付け可能な取り付け溝123が形成されている。受圧面121は、取り付け溝123を境界として、その前側に位置する前側受圧面121aと、その後側に位置する後側受圧面121bとに区分されている。そして、前側受圧面121aに接する前端縁123aと、後側受圧面121bに接する後端縁123bとで取り付け溝123の開口端(上端)が区画されている。取り付け溝123の幅は、特に薬用の金属チューブの尻部を挿入するのに最適となるように、約2mmに設定されている。
図4(c)は、取り付け溝123周辺の支持ドラム120の一部を拡大して示している。前端縁123aが後端縁123bよりも低くなるように円柱表面が切削されて前側受圧面121aを形成し、前側受圧面121aと後側受圧面121bとの間に段差Hが生じている。なお、本例では、当該段差Hは0.5mmに設定されている。
本実施形態の基台100を構成する、ベースプレート111及び一対の支持部材112は、鋼材を金属加工することで形成されているが、上記素材に限られず、他の金属、プラスチック、木材等にすることも可能である。また、支持ドラム120は、プラスチック材であるポリアセタールを成形加工することで形成されているが、上記素材に限られず、他のプラスチック、木材、金属等にすることも可能である。
図5に示すとおり、ハンドルレバー200は、略コ字形状であり、長手状に延びる板材である一対のハンドルフレーム202と、両ハンドルフレーム202をそれらの上端位置で相互連結するハンドル部201から構成されている。一対の該ハンドルフレーム202は長手方向の一端に、該ハンドル部201の両端部を挟み込んで保持している。そして、ハンドルフレーム202の他端近傍には後述の回動軸113に対応する軸孔203が穿設され、ハンドルフレーム202の略中央には、回動軸304に対応する軸孔204が穿設されている。ここで、軸孔204はハンドルフレーム202の長手方向に延びる長円として形成されている。
本実施形態のハンドルレバー200のハンドル部201及びハンドルフレーム202は、鋼材に金属加工することで形成されているが、上記素材に限られず、他の金属材、プラスチック材、木材等にすることも可能である。
図6に示すとおり、ローラー300は、円柱表面としての押圧面301と、両側面302とからなり、長手状に延びる略円柱形状に形成されている。側面302には、軸孔303が貫通形成され、回動軸304を回動軸心としてローラー300本体が回動可能となるように、回動軸304が該軸孔303に挿通される。また、回動軸304の両端部にはネジ孔304aが形成されている。そして、ローラー300の軸方向の略中央部での径D1が最大となり、ローラーの軸方向端部に向かうにつれて径が次第に小さくなっており、中央径D1が当該ローラーの軸方向端部の径D2より、1.5%程度大きくなるように設定されている。
本実施形態のローラー300は、鋼材を金属加工することで形成され、回動軸304はSUSに金属加工することで形成されているが、上記素材に限られず、他の金属、プラスチック、木材等にすることも可能である。
図7に示すとおり、肩部押圧機構400は、長手状に延びる棒状のプレスバー401と、長手状に延びる棒状のハンドルバー402と、側面視略L字形状(又はイナヅマ型の)の板材として形成された一対の揺動フレーム403とから構成されている。プレスバー401が揺動フレーム403の一端において、そして、ハンドルバー402が揺動フレーム403の他端において、それぞれの両端部が一対の揺動フレーム403に挟まれるようにして設置されている。また、回動軸304に対応する軸孔404が揺動フレーム403に穿設されている。
本実施形態の肩部押圧機構400の、プレスバー401及びハンドルバー402は、鋼材に金属加工することで形成され、揺動シャフト403はアルミ材に金属加工することで形成されているが、上記素材に限られず、他の金属、プラスチック、木材等にすることも可能である。
チューブ搾り器10の分解斜視図を図8に示す。図8に基づいて、チューブ搾り器10の組み立て方法について説明する。
まず、基部100を構成する一対の支持部材112で支持ドラム120の両側面122を挟み込むように支持ドラム120を配置し、さらに、支持ドラム120の幅方向の外側から、一対の支持部材112をハンドルレバー200の両ハンドルフレーム202で挟み込むように、ハンドルレバー200を配置する。そして、支持ドラム120の軸孔125、支持部材112の軸孔114、及び、ハンドルレバー200の軸孔203を整合させ、回動軸113が各軸孔を貫通した状態で、ネジ203aを、回動軸113の両端部に形成されているネジ孔113aに螺着することで、支持ドラム120及びハンドルレバー200は、回動軸113を軸心として回動可能に支持部材112に軸支される。
次に、肩部押圧機構400を構成する一対の揺動フレーム403でローラー300の両側面302を挟み込むようにローラー300を配置し、さらに、ローラー300の軸方向の外側から、一対の揺動フレーム403をハンドルレバー200の両ハンドルフレーム202で挟み込むように配置して、ローラー300及び肩部押圧機構400を一対のハンドルフレーム202の間に配置する。そして、ローラー300の軸孔303、肩部押圧機構400の軸孔404、及び、ハンドルレバー200の軸孔204を整合させ、回動軸304が各軸孔を貫通した状態で、ネジ204aを、回動軸304の両端部に形成されているネジ孔304aに螺着することで、ローラー300及び肩部押圧機構400は、回動軸304を軸心として回動可能にハンドルレバー200に軸支される。軸孔204はハンドルフレームの長手方向に延びる長円形状であるので、回動軸304はハンドルフレーム202の長手方向に移動(変位)可能である。
そして、ネジ203a及び204aは、その頭部に突出する掛止部203b及び204bをそれぞれ備えており、付勢ばね205の両端が掛止部203b及び204bにそれぞれ掛止されて取り付けられる。
さらに、支持部材112の固定孔115と、支持ドラム120のいずれかの位置決め孔126とを整合させて、止めピン130を固定孔115及び位置決め孔126に挿入することで、支持ドラム120を基台100の他部位に対して固定する。
図9及び図10に、チューブ20の内容物をチューブ搾り器10で搾り出すときの、一連の動作について説明する。
まず、図9に示すとおり、チューブ20の尻部21を取り付け溝123に挿入して、チューブ20を支持ドラム120に取り付け、チューブ20を支持ドラム120の周方向前方に折り曲げる。また、チューブ20の内容物を受容するための容器30を、支持ドラム120の下方に位置する空間Sに配置する。
次に、ハンドルレバー200を、回動軸113を軸心として前方に回動させる。ここで、図10(a)及び(b)に示すとおり、取り付け溝123の前端縁123aが後端縁123bよりも低くなるように段差Hを形成しているので、前端縁123aにチューブ容器の壁厚を加えた高さが、段差を設けないときに比べて段差H分低くなることになり、前端縁123aに加えられる容器の壁厚分の高さを段差Hが相殺して、前端縁123aにチューブ容器の壁厚を加えた高さと後端縁123bの高さとの差はほとんどない。従って、後端縁123bから前端縁123aへとハンドルレバー200を回動させるとき、ローラー300でチューブ20を押し潰す最初のひと噛みの際に過度な反力(抵抗)が生じず、軽い力で滑らかにチューブ20の内容物を搾り出すことができる。
なお、本体が可撓性金属でできた薬剤用のチューブを搾り出す用途に使用するときは、段差Hは0.3〜0.7mmとするのが好ましく、0.3mm未満であれば、チューブ容器の壁厚に前端縁123aを加えた高さと、後端縁123bの高さとの差が十分に小さくならず、後端縁123bから前端縁123aへとハンドルレバー200を回動させるときに、ローラー300でチューブ20を押し潰す最初のひと噛みに力を要することになる。他方、段差Hが0.7mmを超えると、前端縁123aにチューブ容器の壁厚を加えた高さが、後端縁123bの高さより低くなり、チューブ20へのローラー300による押圧力が不十分となって、チューブ20の尻部21付近に内容物が残ることになる。
そして、図10(a)に示す状態から、ハンドルレバー200をさらに前方に回動させることで、ローラー300が、チューブ20の胴部22をその押圧面301で押圧しながら、受圧面121に沿って肩部23付近まで移動して、胴部22の内容物を開口部24から搾り出す(図10(c)参照)。
さらに、チューブ20の肩部23付近で、ローラー300の押圧面301と受圧面121とで胴部22を挟み込んだ状態(図10(c)参照)で、肩部押圧機構400のハンドルバー402を操作して、揺動式フレーム403を、回動軸304を軸心として前方に回動させると、それに伴ってプレスバー401が押圧面301に沿って周方向前方に移動する。そして、プレスバー401が肩部23と当接し、チューブ20の胴部22と肩部23の間の部分を折り曲げ、肩部23を受圧面121に対してプレスバー401で押圧して、チューブの肩部23付近に残った内容物を開口部24から搾り出す(図9(d)参照)。
図11は、チューブ20をローラー300で押圧している状態の断面図を示している。付勢ばね205は、ローラー300の押圧面301が支持ドラム120の受圧面121を押圧するように、当該支持ドラム120の軸心に向けて回動軸304を付勢している。軸孔204は長円形状であるため、軸孔204内を、回動軸304は、付勢ばね205に付勢された状態で移動(変位)することができる。ここでは、ローラー300と受圧面121の間に挟みこんだチューブ20の壁厚に応じて、支持ドラム120の半径方向外側に、回動軸304とともにローラー300が移動している。
ローラー300は、その略中央部で径D1が最大となり、軸方向端部に向かうにつれて径が次第に小さくなるような略樽形状をしている。このため、ローラー300がチューブ20を押圧する面積が減少し、ローラー300がチューブ20を押圧しながら受圧面121に沿って移動するときに、チューブ20とローラー300の間に働く摩擦力が軽減する。それによって、ハンドルレバー20を滑らかに前方に回動させてチューブ20の内容物を搾り出すことができる。また、過大な摩擦力のためにローラー300に引っ張られて、チューブ20がチューブ固定部123から外れるといった不具合が起こることを防止して、安定してチューブ20の内容物を搾り出すことができる。
さらに、ローラー300の略中央部に接する、チューブ20の幅方向における中央部分にかかる押圧力が、チューブ20の幅方向における両端にかかる押圧力と比べて、相対的に高まることになり、チューブの中央部分をより強く押圧して、チューブの内容物がチューブの中央部分に残ることなく、効率的に内容物を搾り出すことができる。特に、チューブ20が金属チューブである場合は、金属チューブ表面が硬質であるので、ローラー300による高い押圧力が求められるが、ローラー300を上記形状とすることで、金属チューブの内容物を迅速かつ容易に搾り出すことができる。
また、金属チューブの表面に使用による硬いしわができている場合などに、ローラー300が上記形状であることで、しわ部分の内容物をチューブ20の幅方向の両端に向けて逃がしながらしわ部分を潰して、チューブ20を押圧することができるので、チューブ20の幅方向における中央部分に(即ち、潰されたしわ部分に)内容物が残らないようにして、チューブ20の内容物を搾り出すことができる。
ここで、径D1は径D2より1〜3%程度大きくなるように設定されていることが好ましい。この径D1の径D2に対する超過率が1%より小さいときは、チューブ20の幅方向に対してほぼ均一な押圧力がかかることになり、上述した顕著な効果を得られない。他方、径D1の超過率が3%より大きいときは、ローラー300がチューブ20の幅方向における両端部分を押圧する力が弱まり、内容物が当該両端部分に残りやすくなる。
図12(a)又は(b)に示すとおり、固定孔115と整合する位置決め孔126を変更することで、支持ドラム120の取り付け溝123の位置を、支持ドラム120の周方向の前後に調整可能である。例えば、その形状が長手方向に短いチューブ20Aの内容物を搾り出す場合には、支持ドラム120を周方向前方に回動させて止めピン130で固定することで、チューブ20Aの開口部24Aの位置を、容器30の位置に合わせることができる(図12(a)参照)。他方、その形状が長手方向に長いチューブ20Bの内容物を搾り出す場合には、支持ドラム120を周方向後方に回動させて止めピン130で固定することで、チューブ20Bの開口部24Bの位置を、容器30の位置に合わせることができる(図12(b)参照)。従って、チューブの形状、搾り出す内容物を受容する位置などに応じて、使用者の使い勝手が良いように、内容物を搾り出すときのチューブの開口部の位置を適当な位置に調整することができる。
本実施形態のチューブ搾り器10は、基台100と、その一部を構成するチューブ支持基体としての支持ドラム120と、ハンドルレバー200と、ローラー300と、肩部押圧機構400とを備えている。チューブ20の尻部21をチューブ固定部としての取り付け溝123に取り付けて固定し、支持ドラム120の受圧面121の円弧中心である回動軸113を軸心として、受圧面121とローラー300との間にチューブ20の胴部22を挟み込んで、ハンドルレバー200を回動させることで、ローラー300がチューブ20の胴部22を押圧しながら受圧面121に沿って移動して、胴部22の内容物を搾り出すことができる。そして、ローラー300がチューブ20の肩部23付近まで移動し、ローラー300の押圧面301と受圧面121とで胴部22を挟み込んだ状態で、肩部押圧機構400を構成する揺動フレーム403を回動させることで、プレスバー401が押圧面301に沿って周方向前方に移動する。そして、プレスバー401が、肩部23と当接して、胴部22と肩部23の間の部分を折り曲げ、肩部23を受圧面121に対して押圧して、肩部23付近に残った内容物を搾り出すことができる。
(変形例)
肩部押圧機構は上述した実施形態に限られず、チューブの肩部を押圧することができればよい。例えば、図13は、変形例としてチューブ搾り器10A及びその肩部押圧機構400Aを示す。この肩部押圧機構400Aは、チューブの肩部を押圧可能にハンドルレバー200Aに軸支され、一対の押圧部402A1を有する略コ字形状の押圧部材402Aを備えている。また、チューブ支持基体は、実施形態のようにドラム形状である必要はなく、略円弧状の受圧面を有していればよく、図13に示すように、扇形の柱状のチューブ支持機体120Aであってもよい。ここでは図示しないが、チューブ支持基体を、基台を構成する他の部材と一体的に形成することも可能である。
チューブ搾り器10Aにおいて、一対の押圧部402A1の間にチューブの開口部24を配置してチューブの肩部23をチューブ支持基体120Aの受圧面121Aに対して押圧することで、チューブの肩部23に残った内容物を搾り出すことができる。
なお、本発明は上述した実施形態や変形例に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限りにおいて種々の態様で実施しうるものである。
10 チューブ搾り器
20 チューブ
21 尻部
22 胴部
23 肩部
30 容器
100 基台
111 ベースプレート
112 支持部材
113 回動軸
115 固定孔
120 支持ドラム(チューブ支持基体)
121 受圧面
121a 前側受圧面
121b 後側受圧面
122 側面
123 取付け溝(取り付け部)
123a 前端縁
123b 後端縁
126 位置決め孔
130 止めピン
200 ハンドルレバー
300 ローラー
304 回動軸
400 肩部押圧機構
401 プレスバー
403 揺動フレーム
D1 ローラーの略中央部での径
D2 ローラーの両端部での径
H 段差

Claims (8)

  1. 肩部、胴部および尻部を少なくとも有するチューブから内容物を搾り出すためのチューブ搾り器であって、
    基台と、
    前記チューブの尻部を固定するためのチューブ固定部が形成された略円弧状の受圧面を有し、前記基台の一部を構成するチューブ支持基体と、
    前記基台に対し回動可能に支持されたハンドルレバーと、
    前記ハンドルレバーの回動軸心と平行な軸線を軸心として前記ハンドルレバーに回動可能に装着された略円柱形状のローラーであって、前記ハンドルレバーの回動に伴って前記受圧面に沿って移動するときに、当該受圧面との間で前記チューブの胴部を押圧して前記チューブの内容物を搾り出すローラーと、
    前記受圧面と前記ローラーとによって胴部が挟まれた状態にある前記チューブの肩部を押圧することができるように前記ハンドルレバーに装着された肩部押圧機構と、
    を備えていることを特徴とするチューブ搾り器。
  2. 前記肩部押圧機構は、前記ローラーの回動軸心を軸心として回動可能な揺動式フレームと、前記ローラーと平行に延在するように前記揺動式フレームに支持された棒状のプレスバーとを備え、
    前記プレスバーは、前記揺動式フレームの回動に伴って前記ローラーの表面に沿って周方向移動可能である、ことを特徴とする請求項1に記載のチューブ搾り器。
  3. 前記ローラーは、前記ローラーの軸方向の略中央部で径(D1)が最大となり、前記ローラーの軸方向端部に向かうにつれて径が次第に小さくなるような略樽形状を有することを特徴とする請求項1または2に記載のチューブ搾り器。
  4. 前記基台の一部を構成するチューブ支持基体は、前記基台の他部位に対し、前記ハンドルレバーの回動軸心を軸心として回動可能に設けられ、
    前記チューブ支持基体の一側面には、その回動軸心を取り囲むように周方向に沿って配列された複数の位置決め孔が設けられ、
    前記基台に設けられた固定孔と前記複数の位置決め孔の1つとを整合させ、そこに止めピンを挿入することで、前記チューブ支持基体の姿勢又は取付け位相を調節しながら前記チューブ支持基体を前記基台の他部位に対し固定可能とした、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のチューブ搾り器。
  5. 前記チューブ支持基体のチューブ固定部は、当該チューブ支持基体の幅方向に延び、且つ前記チューブの尻部を挿入して取り付け可能な取り付け溝として形成されており、
    前記受圧面は、前記取り付け溝を境界として、その溝の前側に位置する前側受圧面と、その溝の後側に位置する後側受圧面とに区分され、
    前記前側受圧面と前記後側受圧面とは、前側受圧面に接する取り付け溝の前端縁が後側受圧面に接する取り付け溝の後端縁よりも低くなるような段差を生ずるように形成されている、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のチューブ搾り器。
  6. 前記前側受圧面と後側受圧面との間の段差Hは、0.3mmから0.7mmの範囲に設定されている、ことを特徴とする請求項5に記載のチューブ搾り器。
  7. 前記ローラーは、当該ローラーの軸方向の略中央部での径(D1)が、当該ローラーの軸方向の両端部の径(D2)より、1%から3%大きくなっていることを特徴とする請求項3に記載のチューブ搾り器。
  8. 前記基台は、ベースプレートと、当該ベースプレートに対し立設された支持部材とを備え、
    前記チューブ支持基体が前記支持部材の上端部近傍に支持されることで、前記ベースプレートと前記チューブ支持基体との間には、前記チューブから搾り出された内容物を受容するための容器を配置可能な空間が確保されている、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のチューブ搾り器。








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