JP5944521B2 - フレキシブル帯域幅システムのためのボイスサービスソリューション - Google Patents

フレキシブル帯域幅システムのためのボイスサービスソリューション Download PDF

Info

Publication number
JP5944521B2
JP5944521B2 JP2014541192A JP2014541192A JP5944521B2 JP 5944521 B2 JP5944521 B2 JP 5944521B2 JP 2014541192 A JP2014541192 A JP 2014541192A JP 2014541192 A JP2014541192 A JP 2014541192A JP 5944521 B2 JP5944521 B2 JP 5944521B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aspects
scaling
flexible bandwidth
code
bandwidth system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014541192A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015504630A (ja
Inventor
ファン、ユヘン
ソン、ボンヨン
パーク、エドウィン・シー.
ソリマン、サミア・サリブ
ダス、スーミャ
アウォニイー、オルフンミロラ・オー.
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2015504630A publication Critical patent/JP2015504630A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5944521B2 publication Critical patent/JP5944521B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements
    • H04W24/02Arrangements for optimising operational condition
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/16Central resource management; Negotiation of resources or communication parameters, e.g. negotiating bandwidth or QoS [Quality of Service]
    • H04W28/18Negotiating wireless communication parameters
    • H04W28/20Negotiating bandwidth
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/14Spectrum sharing arrangements between different networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/16Central resource management; Negotiation of resources or communication parameters, e.g. negotiating bandwidth or QoS [Quality of Service]
    • H04W28/18Negotiating wireless communication parameters
    • H04W28/22Negotiating communication rate
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

相互関連出願
[0001] 本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、すべての目的のために参照により本明細書に明確に組み込まれる、2011年11月7日に出願された「FRACTIONAL SYSTEMS IN WIRELESS COMMUNICATIONS」と題する仮出願第61/556,777号の優先権を主張する。本特許出願はまた、本出願の譲受人に譲渡され、すべての目的のために参照により本明細書に明確に組み込まれる、2011年12月9日に出願された「SIGNAL CAPACITY BOOSTING, COORDINATED FORWARD LINK BLANKING AND POWER BOOSTING, AND REVERSE LINK THROUGHPUT INCREASING FOR FLEXIBLE BANDWIDTH SYSTEMS」と題する仮出願第61/568,742号の優先権を主張する。本特許出願はまた、本出願の譲受人に譲渡され、すべての目的のために参照により本明細書に明確に組み込まれる、2012年4月6日に出願された「VOICE SERVICE SOLUTIONS FOR FLEXIBLE BANDWIDTH SYSTEMS」と題する仮出願第61/621,177号の優先権を主張する。
[0002] ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、3GPP Long Term Evolution(LTE)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムがある。
[0003] サービスプロバイダは、典型的には、いくつかの地理的領域の専用の周波数スペクトルのブロックを割り振られる。これらの周波数のブロックは、一般に、使用されている多元接続技術にかかわらず、規制者によって割り当てられる。たいていの場合、これらのブロックは、チャネル帯域幅の整数倍ではなく、したがって、スペクトルの利用されない部分があり得る。ワイヤレスデバイスの使用が増加してくるにつれて、このスペクトルの需要および価値も同様に、一般に増加している。それにもかかわらず、場合によっては、ワイヤレス通信システムは、割り振られたスペクトルの部分が標準または通常波形に適合するために十分大きくないので、それらの部分を利用しないことがある。LTE規格の開発者は、たとえば、この問題を認識しており、6つの異なるシステム帯域幅、すなわち、1.4MHzと、3MHzと、5MHzと、10MHzと、15MHzと、20MHzとをサポートすることを決定した。このことは、この問題の部分的な解決策を提供し得る。フレキシブル帯域幅システムは、これらの問題に対する別の解決策を提供し得る。ただし、いくつかのタイプのボイスサービスおよび他の対話型アプリケーションは、遅延敏感であることがあり、フレキシブル帯域幅システムを利用するとき、ロストデータの再送信なしに、いくつかのデータレートおよび/または一定のサービス品質を提供することが望ましいことがある。
[0004] ボイスサービスなどのサービスとともに、フレキシブル帯域幅システムを利用するための方法、システム、およびデバイスが提供される。たとえば、ボイスサービスなどのサービスを提供中であり得るフレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングは、コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して補償され得る。ツールおよび技法は、(いくつかの実施形態では、レートマッチングチューニング(rate matching tuning)を用いて)拡散率(spreading factor)をスケーリングすること、マルチコード送信、コードレート増加、AMRコーデックレート調整、および/または高次変調を含み得る。受信方式のためのサブフレーム復号手法もまた、利用され得る。これらのツールおよび技法は、モバイルデバイスおよび/または基地局においてフレキシブルに実施され得る。いくつかの実施形態はまた、送信および/または受信プロセスによってもたらされるレイテンシを最小限に抑え得る。
[0005] フレキシブル帯域幅システムは、フレキシブル波形を利用して、通常波形に適合するために十分大きくないことがあるスペクトルの部分を利用し得る、ワイヤレス通信システムを伴い得る。フレキシブル帯域幅システムは、通常のキャリア帯域幅システムに対して、フレキシブル帯域幅システムの時間またはチップレートを膨張させる(dilating)か、またはスケールダウンすることを通して、通常のキャリア帯域幅システムに対して生成され得る。いくつかの実施形態は、フレキシブルキャリア帯域幅システムの時間またはチップレートを拡大(expanding)またはスケールアップすることを通して、フレキシブル波形の帯域幅を増大させる。
[0006] いくつかの実施形態は、フレキシブル帯域幅システム上で、ボイスサービスなどのサービスを提供するための方法を含む。この方法は、フレキシブル帯域幅システムのスケーリング係数(scaling factor)を識別することと、スケーリング係数に基づいて、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様をスケーリングすることと、および/あるいは、コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することとを含み得る。
[0007] コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することは、拡散率を識別することと、および/または、調整された拡散率を生成するためにスケーリング係数を利用して拡散率を調整することとを含み得る。いくつかの実施形態は、少なくともパンクチャリングプロセスまたは反復(repetition)プロセスを通して、レートチューニングマッチング(rate tuning matching)を適用することを含む。いくつかの実施形態は、少なくとも調整された拡散率またはより遅い電力制御を補償するために、送信電力を増大させることを含む。
[0008] コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することは、MAC層からボイスフレームを受信することと、PHY層における1つまたは複数の通常フレーム境界に対して、1つまたは複数のスロット境界を決定することと、および/あるいは、1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、ボイスフレームを送信することとを含み得る。1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、ボイスフレームを送信することは、ある時間期間だけボイスフレームを送信することを遅延させることを含み得、この時間期間は、追加のスロット時間境界を含み得る。
[0009] コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することは、ボイスフレームを識別することと、スケーリング係数に基づいて、ボイスフレームを複数のサブブロックにセグメント化することと、および/または、複数のサブブロックを複数のチャネル上で同時に送信することとを含み得る。いくつかの実施形態では、複数のチャネルのカーディナリティは、スケーリング係数に等しい。いくつかの実施形態では、複数のチャネルのカーディナリティは、スケーリング係数を超える。
[0010] コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することは、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングによって影響を受けるデータレートを維持するために、コードレートを調整することを含み得る。コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することは、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングによって影響を受けるデータレートを維持するために、変調方式を調整することを含み得る。コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することは、受信されたボイスフレームを少なくとも復調または復号するためにサブフレーム復号方式を利用することを含み得る。コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することは、スケーリング係数に基づいて、AMRコーデックレートを調整することを含み得る。
[0011] いくつかの実施形態は、フレキシブル帯域幅システム上でサービスを提供するために構成されたワイヤレス通信システムを含む。このサービスは、ボイスサービスを含み得る。このシステムは、フレキシブル帯域幅システムのスケーリング係数を識別するための手段と、スケーリング係数に基づいて、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様をスケーリングするための手段と、および/あるいは、コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償するための手段とを含み得る。
[0012] コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償するための手段は、拡散率を識別するための手段と、および/または、調整された拡散率を生成するためにスケーリング係数を利用して拡散率を調整するための手段とを含み得る。いくつかの実施形態は、少なくともパンクチャリングプロセスまたは反復プロセスを通して、レートチューニングマッチングを適用するための手段を含む。いくつかの実施形態は、少なくとも調整された拡散率またはより遅い電力制御を補償するために、送信電力を増大させるための手段を含む。
[0013] コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償するための手段は、MAC層からボイスフレームを受信するための手段と、PHY層における1つまたは複数の通常フレーム境界に対して、1つまたは複数のスロット境界を決定するための手段と、および/あるいは、1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、ボイスフレームを送信するための手段とを含み得る。1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、ボイスフレームを送信するための手段は、ある時間期間だけボイスフレームを送信することを遅延させるための手段を含み得、この時間期間は、追加のスロット時間境界を含み得る。
[0014] コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償するための手段は、ボイスフレームを識別するための手段と、スケーリング係数に基づいて、ボイスフレームを複数のサブブロックにセグメント化するための手段と、および/または、複数のサブブロックを複数のチャネル上で同時に送信するための手段とを含み得る。いくつかの実施形態では、複数のチャネルのカーディナリティは、スケーリング係数に等しい。いくつかの実施形態では、複数のチャネルのカーディナリティは、スケーリング係数を超える。
「0015」 コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償するための手段は、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングによって影響を受けるデータレートを維持するために、コードレートを調整するための手段を含み得る。コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償するための手段は、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングによって影響を受けるデータレートを維持するために、変調方式を調整するための手段を含み得る。コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償するための手段は、受信されたボイスフレームを少なくとも復調または復号するためにサブフレーム復号方式を利用するための手段を含み得る。コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償するための手段は、スケーリング係数に基づいて、AMRコーデックレートを調整するための手段を含み得る。
[0016] いくつかの実施形態は、非一時的コンピュータ可読媒体を含み得る、フレキシブル帯域幅システム上でサービスを提供するためのコンピュータプログラム製品を含み、非一時的コンピュータ可読媒体は、フレキシブル帯域幅システムのスケーリング係数を識別するためのコードと、スケーリング係数に基づいて、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様をスケーリングするためのコードと、および/あるいは、コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償するためのコードとを含み得る。このサービスは、ボイスサービスを含み得る。「コード」という用語は、これらの実施形態ではソフトウェアコードを指すことがあるが、他の実施形態は、例としてのみ、拡散コードなど、他のものを意味するために「コード」という用語を利用することがある。
[0017] コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償するためのコードは、拡散率を識別するためのコードと、および/または、調整された拡散率を生成するためにスケーリング係数を利用して拡散率を調整するためのコードとを含み得る。非一時的コンピュータ可読媒体は、少なくともパンクチャリングプロセスまたは反復プロセスを通して、レートチューニングマッチングを適用するためのコードを含み得る。非一時的コンピュータ可読媒体は、少なくとも調整された拡散率またはより遅い電力制御を補償するために、送信電力を増大させるためのコードを含み得る。
[0018] コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償するためのコードは、MAC層からボイスフレームを受信するためのコードと、PHY層における1つまたは複数の通常フレーム境界に対して、1つまたは複数のスロット境界を決定するためのコードと、および/あるいは、1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、ボイスフレームを送信するためのコードとを含み得る。1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、ボイスフレームを送信するためのコードは、ある時間期間だけボイスフレームを送信することを遅延させるためのコードを含み得、この時間期間は、追加のスロット時間境界を含み得る。
[0019] コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償するためのコードは、ボイスフレームを識別するためのコードと、スケーリング係数に基づいて、ボイスフレームを複数のサブブロックにセグメント化するためのコードと、および/または、複数のサブブロックを複数のチャネル上で同時に送信するためのコードとを含み得る。いくつかの実施形態では、複数のチャネルのカーディナリティは、スケーリング係数に等しい。いくつかの実施形態では、複数のチャネルのカーディナリティは、スケーリング係数を超える。
[0020] コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償するためのコードは、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングによって影響を受けるデータレートを維持するために、コードレートを調整するためのコードを含み得る。コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償するためのコードは、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングによって影響を受けるデータレートを維持するために、変調方式を調整するためのコードを含み得る。コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償するためのコードは、受信されたボイスフレームを少なくとも復調または復号するためにサブフレーム復号方式を利用するためのコードを含み得る。コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償するためのコードは、スケーリング係数に基づいて、AMRコーデックレートを調整するためのコードを含み得る。
[0021] いくつかの実施形態は、フレキシブル帯域幅システム上でサービスを提供するために構成されたワイヤレス通信デバイスを含む。このサービスは、ボイスサービスを含み得る。このデバイスは、少なくとも1つのプロセッサを含み得、少なくとも1つのプロセッサは、フレキシブル帯域幅システムのスケーリング係数を識別することと、スケーリング係数に基づいて、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様をスケーリングすることと、および/あるいは、コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することとを行うように構成される。このデバイスは、少なくとも1つのプロセッサに結合された少なくとも1つのメモリを含み得る。
[0022] コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することを行うように構成された少なくとも1つのプロセッサは、拡散率を識別することと、および/または、調整された拡散率を生成するためにスケーリング係数を利用して拡散率を調整するための構成を含み得る。少なくとも1つのプロセッサは、少なくともパンクチャリングプロセスまたは反復プロセスを通して、レートチューニングマッチングを適用することを行うように構成され得る。少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも調整された拡散率またはより遅い電力制御を補償するために、送信電力を増大させることを行うように構成され得る。
[0023] コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することを行うように構成された少なくとも1つのプロセッサは、MAC層からボイスフレームを受信することと、PHY層における1つまたは複数の通常フレーム境界に対して、1つまたは複数のスロット境界を決定することと、および/あるいは、1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、ボイスフレームを送信することとを行うための構成を含む。1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、ボイスフレームを送信することを行うように構成された少なくとも1つのプロセッサは、ある時間期間だけボイスフレームを送信することを遅延させることを行うように構成され得、この時間期間は、追加のスロット時間境界を含み得る。
[0024] コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することを行うように構成された少なくとも1つのプロセッサは、ボイスフレームを識別することと、スケーリング係数に基づいて、ボイスフレームを複数のサブブロックにセグメント化することと、および/または、複数のサブブロックを複数のチャネル上で同時に送信することとを行うための構成を含み得る。いくつかの実施形態では、複数のチャネルのカーディナリティは、スケーリング係数に等しい。いくつかの実施形態では、複数のチャネルのカーディナリティは、スケーリング係数を超える。
[0025] コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することを行うように構成された少なくとも1つのプロセッサは、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングによって影響を受けるデータレートを維持するために、コードレートを調整することを行うための構成を含み得る。コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することを行うように構成された少なくとも1つのプロセッサは、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングによって影響を受けるデータレートを維持するために、変調方式を調整することを行うための構成を含み得る。コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することを行うように構成された少なくとも1つのプロセッサは、受信されたボイスフレームを少なくとも復調または復号することを行うためにサブフレーム復号方式を利用するための構成を含み得る。コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することを行うように構成された少なくとも1つのプロセッサは、スケーリング係数に基づいて、AMRコーデックレートを調整することを行うための構成を含み得る。
[0026] 上記では、以下の発明を実施するための形態がより良く理解され得るように、本開示による例の特徴および技術的利点についてやや広く概説した。以下で、追加の特徴および利点について説明する。開示する概念および具体例は、本開示の同じ目的を実行するための他の構造を変更または設計するための基礎として容易に利用され得る。そのような等価な構成は、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲から逸脱しない。本明細書で開示する概念を特徴づけると考えられる特徴は、それらの編成と動作方法の両方に関して、関連する利点とともに、添付の図に関連して以下の説明を検討するとより良く理解されよう。図の各々は、例示および説明のみの目的で提供され、特許請求の範囲を定めるものではない。
[0027] 以下の図面を参照すれば、本発明の性質および利点のさらなる理解が得られ得る。添付の図において、同様の構成要素または特徴は同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、それらの同様の構成要素同士を区別する第2のラベルとを続けることによって区別され得る。第1の参照ラベルのみが明細書において使用される場合、その説明は、第2の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のうちのいずれか1つに適用可能である。
[0028] 様々な実施形態によるワイヤレス通信システムのブロック図。 [0029] 様々な実施形態による、フレキシブル波形が、通常波形に適合するために十分広くないスペクトルの一部分に適合する、ワイヤレス通信システムの一例を示す図。 [0030] 様々な実施形態による、フレキシブル波形が、帯域のエッジの近くでスペクトルの一部分に適合する、ワイヤレス通信システムの一例を示す図。 [0031] 様々な実施形態によるワイヤレス通信システムのブロック図。 [0032] 様々な実施形態による、フレキシブル帯域幅システム上でボイスサービスを提供するように構成されたデバイスのブロック図。 [0033] 様々な実施形態による、調整された拡散率を含む表を示す図。 [0033] 様々な実施形態による、調整された拡散率を含む表を示す図。 [0033] 様々な実施形態による、調整された拡散率を含む表を示す図。 [0034] 様々な実施形態による、レイテンシ管理に関連付けられたタイミング図。 [0034] 様々な実施形態による、レイテンシ管理に関連付けられたタイミング図。 [0035] 様々な実施形態による、異なる手法のレイテンシを比較する表を示す図。 [0036] 様々な実施形態による、マルチコード送信を利用するタイミング図の一例の図。 [0037] 様々な実施形態による、マルチコード送信を利用するタイミング図の一例の図。 [0038] 様々な実施形態によるサブフレーム復号の一例を示す図。 [0039] 様々な実施形態による、コードレートを調整する例を含む表を示す図。 [0040] 様々な実施形態による、より高い変調方式を使用するタイミング図。 [0041] 様々な実施形態による、フレキシブル帯域幅システムにおける変調の影響を示す表を示す図。 [0042] 様々な実施形態によるワイヤレス通信システムのブロック図。 [0043] 様々な実施形態によるモバイルデバイスのブロック図。 [0044] 様々な実施形態による、基地局とモバイルデバイスとを含むワイヤレス通信システムのブロック図。 [0045] 様々な実施形態による、フレキシブル帯域幅システム上でボイスサービスを提供するための方法のフロー図。 [0046] 様々な実施形態による、フレキシブル帯域幅システム上でボイスサービスを提供するための方法のフロー図。 [0047] 様々な実施形態による、フレキシブル帯域幅システム上でボイスサービスを提供するための方法のフロー図。 [0048] 様々な実施形態による、フレキシブル帯域幅システム上でボイスサービスを提供するための方法のフロー図。 [0049] 様々な実施形態による、フレキシブル帯域幅システム上でボイスサービスを提供するための方法のフロー図。 [0050] 様々な実施形態による、フレキシブル帯域幅システム上でボイスサービスを提供するための方法のフロー図。 [0051] 様々な実施形態による、フレキシブル帯域幅システム上でボイスサービスを提供するための方法のフロー図。 [0052] 様々な実施形態による、フレキシブル帯域幅システム上でボイスサービスを提供するための方法のフロー図。
詳細な説明
[0053] フレキシブル帯域幅システムを利用するとき、ボイスサービスなどのサービスのための方法、システム、およびデバイスが提供される。たとえば、ボイスサービスなどのサービスを提供中であり得るフレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングは、コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して補償され得る。特定の技法は、(いくつかの実施形態では、レートマッチングチューニングを用いて)拡散率をスケーリングすること、マルチコード送信、コードレート増加、AMRコーデックレート調整、および/または高次変調を含み得る。受信方式のためのサブフレーム復号手法もまた、利用され得る。これらのツールおよび技法は、モバイルデバイスおよび/または基地局側でフレキシブルに実施され得る。いくつかの実施形態はまた、送信および/または受信プロセスによってもたらされるレイテンシを低減し得る。
[0054] フレキシブル帯域幅システムは、フレキシブル波形を利用して、通常波形に適合するために十分大きくないことがあるスペクトルの部分を利用し得る、ワイヤレス通信システムを伴い得る。フレキシブル帯域幅システムは、通常の帯域幅システムに対して、フレキシブル帯域幅システムの時間またはチップレートを膨張させるか、またはスケールダウンすることを通して、通常のキャリア帯域幅システムに対して生成され得る。いくつかの実施形態は、フレキシブル帯域幅システムの時間またはチップレートを拡大またはスケールアップすることを通して、フレキシブル波形の帯域幅を増大させる。
[0055] 本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、ピアツーピア、および他のシステムなど、様々なワイヤレス通信システムのために使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)などの無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。IS−2000リリース0およびAは、一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856(TIA−856)は、一般に、CDMA2000 1xEV−DO、High Rate Packet Data(HRPD)などと呼ばれる。UTRAは、Wideband CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形態を含む。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。OFDMAまたはOFDMシステムは、Ultra Mobile Broadband(UMB)、Evolved UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash−OFDMなどの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)およびLTE−Advanced(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上記のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術に使用され得る。
[0056] したがって、以下の説明は、例を与えるものであり、特許請求の範囲において記載される範囲、適用性、または構成を限定するものではない。本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、論じられる要素の機能および構成において変更が行われ得る。様々な実施形態は、適宜に様々な手順または構成要素を省略、置換、または追加し得る。たとえば、説明する方法は、説明する順序とは異なる順序で実行され得、様々なステップが追加、省略、または組み合わせられ得る。また、いくつかの実施形態に関して説明する特徴は、他の実施形態において組み合わせられ得る。
[0057] 最初に図1を参照すると、ブロック図は、様々な実施形態によるワイヤレス通信システム100の一例を示す。システム100は、基地局105と、モバイルデバイス115と、基地局コントローラ120と、コアネットワーク130とを含む(コントローラ120は、いくつかの実施形態では、コアネットワーク130に組み込まれ得、いくつかの実施形態では、コントローラ120は基地局105に組み込まれ得る)。システム100は、複数のキャリア(異なる周波数の波形信号)上での動作をサポートし得る。マルチキャリア送信機は、複数のキャリア上で同時に被変調信号を送信することができる。各被変調信号は、符号分割多元接続(CDMA)信号、時分割多元接続(TDMA)信号、周波数分割多元接続(FDMA)信号、直交FDMA(OFDMA)信号、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)信号などであり得る。各被変調信号は、異なるキャリア上で送られ得、制御情報(たとえば、パイロット信号)、オーバーヘッド情報、データなどを搬送し得る。システム100は、ネットワークリソースを効率的に割り振ることが可能なマルチキャリアLTEネットワークであり得る。
[0058] モバイルデバイス115は、移動局、モバイルデバイス、アクセス端末、加入者ユニットまたはユーザ機器のうちの任意のタイプであってよい。モバイルデバイス115は、セルラー電話とワイヤレス通信デバイスとを含み得るが、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、他のハンドヘルドデバイス、ネットブック、ノートブックコンピュータなどをも含み得る。したがって、モバイルデバイスという用語は、任意のタイプのワイヤレスまたはモバイルの通信デバイスを含むために、特許請求の範囲を含めて以下で広く解釈されるべきである。
[0059] 基地局105は、基地局アンテナを介してモバイルデバイス115とワイヤレス通信し得る。基地局105は、複数のキャリアを介してコントローラ120の制御下でモバイルデバイス115と通信するように構成され得る。基地局105のサイトの各々は、それぞれの地理的エリアに通信カバレージを与えることができる。いくつかの実施形態では、基地局105は、ノードB、eノードB、ホームノードB、および/またはホームeノードBと呼ばれ得る。ここでは、各基地局105のためのカバレージエリアは、110−a、110−b、または110−cとして識別される。基地局のためのカバレージエリアは、セクタ(図示しないが、カバレージエリアの一部のみを構成する)に分割され得る。システム100は、異なるタイプの基地局105(たとえば、マクロ基地局、マイクロ基地局、フェムト基地局、および/またはピコ基地局)を含み得る。
[0060] モバイルデバイス115、基地局105、コアネットワーク130、および/またはコントローラ120など、システム100の様々な態様は、様々な実施形態によるフレキシブル帯域幅および波形を利用するように構成され得る。システム100は、たとえば、モバイルデバイス115と基地局105との間の送信125を示す。送信125は、モバイルデバイス115から基地局105への、アップリンクおよび/もしくは逆方向リンク送信、ならびに/または、基地局105からモバイルデバイス115への、ダウンリンクおよび/もしくは順方向リンク送信を含み得る。送信125は、フレキシブルおよび/または通常波形を含み得る。通常波形はまた、レガシーおよび/または通常波形とも呼ばれ得る。
[0061] モバイルデバイス115、基地局105、コアネットワーク130、および/またはコントローラ120など、システム100の様々な態様は、様々な実施形態によるフレキシブル帯域幅および波形を利用するように構成され得る。たとえば、システム100の様々な態様は、通常波形に適合するために十分大きくないことがあるスペクトルの部分を利用し得る。モバイルデバイス115、基地局105、コアネットワーク130、および/またはコントローラ120などのデバイスは、フレキシブル帯域幅および/または波形を生成および/または利用するために、チップレートおよび/またはスケーリング係数を適応させるように構成され得る。システム100のいくつかの態様は、(他のモバイルデバイス115および/または基地局105を使用して実装され得る)通常サブシステムの時間に対して、(いくつかのモバイルデバイス115および/または基地局105などの)フレキシブルサブシステムの時間を膨張させるか、またはスケールダウンすることを通して、通常サブシステムに対して生成され得る、フレキシブルサブシステムを形成し得る。
[0062] いくつかの実施形態では、モバイルデバイス115、基地局105、コアネットワーク130、および/またはコントローラ120など、システム100の様々な態様は、フレキシブル帯域幅システム上でボイスサービスを提供するために構成され得る。フレキシブル帯域幅システム上で、ボイスサービスなどのサービスを提供することにおいて、モバイルデバイス115および/または基地局105の一部は、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償する必要があり得る。このことは、コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して達成され得る。たとえば、モバイルデバイス115および/または基地局105は、スケーリングを補償するために、調整された拡散率を生成するために、スケーリング係数を利用して、拡散率を識別および/または調整し得る。モバイルデバイス115および/または基地局105は、以下でより詳細に説明するように、マルチコード送信の使用、レイテンシ管理、サブフレーム復号、調整されたコードレート、および/または調整された変調方式を含む、他の技法を利用して、フレキシブル帯域幅スケーリングを補償し得る。
[0063] いくつかの実施形態は、フレキシブル波形および/または通常波形を生成し得る、モバイルデバイスおよび/または基地局を含み得る。フレキシブル波形は、通常波形よりも少ない帯域幅を占有し得る。たとえば、帯域エッジにおいて、通常波形を配置するために十分な利用可能なスペクトルがないことがある。いくつかの実施形態におけるフレキシブル波形では、時間が膨張されるにつれて、波形によって占有される周波数が下がり、それによって、フレキシブル波形を、通常波形に適合するために十分広くないことがあるスペクトルに適合させることを可能にする。フレキシブル波形はまた、いくつかの実施形態では、スケーリング係数を使用することを通して生成され得る。他の実施形態は、レートまたはチップレートを変更する(たとえば、拡散率が変化し得る)ことを通して、スペクトルの一部分に適合するように、フレキシブル波形を生成し得る。いくつかの実施形態は、チップレートを変化させるか、またはスケーリング係数を利用するために、処理の周波数を変化させ得る。処理の周波数を変化させることは、補間レート、割込みレート、および/またはデシメーションレートを変化させることを含み得る。いくつかの実施形態では、デシメーションによって、ならびに/または、ADC、DAC、および/もしくはオフラインクロックの周波数を変化させることによって、フィルタ処理を通して、スケーリング係数が利用され、またはチップレートが変化させられ得る。分周器が、少なくとも1クロックの周波数を変化させるために使用され得る。
[0064] いくつかの実施形態では、フレキシブルシステムまたは波形は、フラクショナルシステムまたは波形であり得る。フラクショナルシステムおよび/または波形は、たとえば、帯域幅を変化させてもさせなくてもよい。フラクショナルシステムまたは波形は、通常システムまたは波形(たとえば、N=1システム)よりも多い可能性を提供し得るので、フレキシブルであり得る。通常システムまたは波形は、標準および/またはレガシーシステムまたは波形を指すことがある。
[0065] 図2Aは、様々な実施形態による、基地局105−aとモバイルデバイス115−aとをもつワイヤレス通信システム200−aの一例を示し、フレキシブル波形210−aは、通常波形220−aに適合するために十分広くないスペクトルの一部分に適合する。システム200−aは、図1のシステム100の一例であり得る。いくつかの実施形態では、フレキシブル波形210−aは、基地局105−aおよび/またはモバイルデバイス115−aのいずれかが送信し得る通常波形220−aと重複し得る。場合によっては、通常波形220−aは、フレキシブル波形210−aに完全に重複し得る。いくつかの実施形態はまた、複数のフレキシブル波形210を利用し得る。いくつかの実施形態では、別の基地局および/またはモバイルデバイス(図示せず)は、通常波形220−aおよび/またはフレキシブル波形210−aを送信し得る。
[0066] いくつかの実施形態では、モバイルデバイス115−aおよび/または基地局105−aは、フレキシブル帯域幅システム上でボイスサービスをサポートするように構成され得る。モバイルデバイス115−aおよび/または基地局105−aは、スケーリングされたフレキシブル波形210−aのスケーリングなど、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償するように構成され得る。この補償は、モバイルデバイス115−aおよび/または基地局105−aにおいて、コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して達成され得る。たとえば、モバイルデバイス115−aおよび/または基地局105−bは、スケーリングを補償するために、調整された拡散率を生成するために、スケーリング係数を利用して、拡散率を識別および/または調整し得る。モバイルデバイス115−aおよび/または基地局105−aは、以下でより詳細に説明するように、マルチコード送信の使用、レイテンシ管理、サブフレーム復号、調整されたコードレート、および/または調整された変調方式を含む、他の技法を利用して、スケーリングされたフレキシブル波形210のフレキシブル帯域幅スケーリングを補償し得る。図2Bは、基地局105−bとモバイルデバイス115−bとをもつ、ワイヤレス通信システム200−bの一例を示し、フレキシブル波形210−bは、通常波形220−bが適合しないことがある、保護帯域であり得る、帯域のエッジの近くのスペクトルの一部分に適合する。システム200−bは、図1のシステム100の一例であり得る。スケーリングされたフレキシブル波形210−bのスケーリングを補償するための同様の技法は、上記で説明したように適用可能であり得る。
[0067] 図3は、様々な実施形態による、基地局105−cとモバイルデバイス115−cおよび115−dとをもつ、ワイヤレス通信システム300を示す。いくつかの実施形態では、基地局105−cおよび/またはモバイルデバイス115−c/115−dは、フレキシブル帯域幅システム内で、ボイスサービスなどのサービスを提供するために構成され得る。たとえば、モバイルデバイス115−c/115−dと基地局105−cとの間の送信305−aおよび/または305−bは、フレキシブル波形を利用してスケーリングされている送信を伴い得る。基地局105−cおよび/またはモバイルデバイス115−c/115−dは、1つまたは複数のコード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、スケーリングを補償し得る。たとえば、基地局105−cおよび/またはモバイルデバイス115−c/115−dは、拡散率を識別し得る。拡散率は、基地局105−cおよび/またはモバイルデバイス115−c/115−dにおいて、調整された拡散率を生成するために、スケーリング係数を利用して調整され得る。いくつかの実施形態では、レートチューニングマッチングが、拡散率調整プロセスの一部として、少なくともパンクチャリングプロセスまたは反復プロセスを通して適用される。
[0068] いくつかの実施形態では、基地局105−cおよび/またはモバイルデバイス115−c/115−dは、1つまたは複数のレイテンシ管理技法を通して、送信305−aおよび/または305−bなど、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償し得る。たとえば、基地局105−cおよび/またはモバイルデバイス115−c/115−d内で、ボイスフレームが、PHY層においてMAC層から受信され得る。1つまたは複数のスロット境界が、PHY層における1つまたは複数の通常フレーム境界に対して、基地局105−cおよび/またはモバイルデバイス115−c/115−dにおいて決定され得る。ボイスフレームは、基地局105−cおよび/またはモバイルデバイス115−c/115−dから、1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、送信305−aおよび/または305−bとして、送信され得る。いくつかの実施形態では、1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、ボイスフレームを送信することは、追加のスロット時間境界だけボイスフレームを送信することを遅延させることをさらに含む。
[0069] 基地局105−cおよび/またはモバイルデバイス115−c/115−dは、マルチコード送信方式の使用を通して、送信305−aおよび/または305−bなど、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償し得る。たとえば、基地局105−cおよび/またはモバイルデバイス115−c/115−dは、ボイスフレームを識別し得る。ボイスフレームは、基地局105−cおよび/またはモバイルデバイス115−c/115−dにおいて、スケーリング係数に基づいて複数のサブブロックにセグメント化され得る。複数のサブブロックは、送信305−aおよび/または305−bの一部として、基地局105−cおよび/またはモバイルデバイス115−c/115−dから、複数のチャネル上で同時に送信され得る。チャネルの数またはカーディナリティは、スケーリング係数に等しくなり得る。複数のチャネルの数またはカーディナリティは、スケーリング係数を超え得る。
[0070] 基地局105−cおよび/またはモバイルデバイス115−c/115−dは、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングによって影響を受けるデータレートを維持するために、コードレートを調整すること、および/あるいは、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングによって影響を受けるデータレートを維持するために、変調方式を調整することを通して、送信305−aおよび/または305−bなど、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償し得る。いくつかの実施形態は、基地局105−cおよび/またはモバイルデバイス115−c/115−dにおいて、送信305−aおよび/または305−bなど、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償するために、受信されたボイスフレームを少なくとも復調または復号するために、サブフレーム復号方式を利用し得る。
[0071] モバイルデバイス115−c/115−dと基地局105−cとの間の送信305−aおよび/または305−bは、通常波形よりも少ない(または、より多い)帯域幅を占有するように生成され得るフレキシブル波形を利用し得る。たとえば、帯域エッジにおいて、通常波形を配置するために十分な利用可能なスペクトルがないことがある。フレキシブル波形では、時間が膨張されるにつれて、波形によって占有される周波数が下がり、それによって、フレキシブル波形を、通常波形に適合するために十分広くないことがあるスペクトルに適合させることを可能にする。いくつかの実施形態では、フレキシブル波形は、通常波形に対して、スケーリング係数Nを利用してスケーリングされ得る。スケーリング係数Nは、限定はしないが、1、2、4などの整数値を含む、多数の様々な値を取り得る。ただし、Nが整数である必要はない。
[0072] いくつかの実施形態は、追加の用語を利用し得る。新しい単位Dが利用され得る。単位Dは、膨張されたものである。この単位は、無名数(unitless)であり、Nの値を有する。「膨張された時間(dilated time)」に関して、フレキシブルシステムにおける時間について語ることができる。たとえば、通常時間におけるたとえば10msのスロットは、フレキシブル時間における10Dmsとして表され得る(注意:通常時間においても、通常時間においてN=1であるので、このことが当てはまる。Dは1の値を有するので、10Dms=10msである)。時間スケーリングでは、大部分の「秒」を「膨張された秒(dilated-second)」で置き換えることができる。ヘルツ単位の周波数は、1/sであることに留意されたい。
[0073] 上記で説明したように、フレキシブル波形は、通常波形よりも少ない帯域幅を占有する波形であり得る。したがって、フレキシブル帯域幅システムでは、同数のシンボルおよびビットが、通常帯域幅システムと比較して、より長い持続時間にわたって送信され得る。このことは、時間伸張を生じ得、それによって、スロット持続時間、フレーム持続時間などが、スケーリング係数Nにより増加し得る。スケーリング係数Nは、通常帯域幅のフレキシブル帯域幅(BW)に対する比を表し得る。したがって、フレキシブル帯域幅システムにおけるデータレートは、(通常レート×1/N)に等しくなり得、遅延は(通常遅延×N)に等しくなり得る。一般に、フレキシブルシステムチャネルBW=通常システムのチャネルBW/Nである。遅延×BWは、不変のままであり得る。さらに、いくつかの実施形態では、フレキシブル波形は、通常波形よりも多い帯域幅を占有する波形であり得る。
[0074] 本明細書全体にわたって、通常システム、サブシステム、および/または波形という用語は、1に等しい(たとえば、N=1)または通常もしくは標準チップレートであり得るスケーリング係数を利用し得る実施形態を伴う、システム、サブシステム、および/または波形を指すために利用され得る。これらの通常システム、サブシステム、および/または波形はまた、標準および/またはレガシーシステム、サブシステム、および/または波形と呼ばれることもある。さらに、フレキシブルシステム、サブシステム、および/または波形は、1に等しくない(たとえば、N=2、4、8、1/2、1/4など)ものであり得るスケーリング係数を利用し得る実施形態を伴う、システム、サブシステム、および/または波形を指すために利用され得る。N>1では、またはチップレートが下げられる場合、波形の帯域幅は減少し得る。いくつかの実施形態は、帯域幅を増加させるスケーリング係数またはチップレートを利用し得る。たとえば、N<1の場合、またはチップレートが上げられる場合、波形は、通常波形よりも大きい帯域幅をカバーするように拡大され得る。フレキシブルシステム、サブシステム、および/または波形はまた、場合によっては、フラクショナルシステム、サブシステム、および/または波形と呼ばれることもある。フラクショナルシステム、サブシステム、および/または波形は、たとえば、帯域幅を変化させてもさせなくてもよい。フラクショナルシステム、サブシステム、または波形は、通常または標準システム、サブシステム、または波形(たとえば、N=1システム)よりも多い可能性を提供し得るので、フレキシブルであり得る。
[0075] フレキシブル波形は、通常波形よりも少ない帯域幅を占有する波形である。たとえば、帯域エッジにおいて、通常波形を配置するために十分な利用可能なスペクトルがないことがある。通常波形とは異なり、通常波形とフレキシブル波形との間に部分的または完全な重複があり得る。フレキシブル波形は、システム容量を増大させ得ることに留意されたい。重複の程度とフレキシブル波形の帯域幅との間にトレードオフがあり得る。重複は、追加の干渉を生じ得る。実施形態は、方法、システム、および/またはデバイスに向けられ、干渉を低減することを目的とされ得る。
[0076] 次に図4を参照すると、ブロック図は、様々な実施形態による、フレキシブル帯域幅システム上でサービスを提供するためのデバイス400を示す。このサービスは、ボイスサービスを含み得る。デバイス400は、図1、図2、図3、図12、および/または図14を参照しながら説明する、基地局105の1つまたは複数の態様の一例であり得る。デバイス400は、図1、図2、図3、図12、図13、および/または図14を参照しながら説明する、モバイルデバイス115の1つまたは複数の態様の一例であり得る。デバイス400はまた、プロセッサでもあり得る。デバイス400は、受信機モジュール405と、スケーリングモジュール410と、スケーリング補償モジュール415と、および/または送信機モジュール420とを含み得る。これらの構成要素の各々は互いに通信していることがある。
[0077] デバイス400のこれらの構成要素は、個別にまたは集合的に、ハードウェア中の適用可能な機能の一部または全部を実行するように適応された1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)を用いて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の実施形態では、当技術分野で知られている任意の方法でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的にまたは部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0078] 受信機モジュール405は、パケット、データ、および/またはデバイス400が何を受信または送信したかに関するシグナリング情報など、情報を受信し得る。受信された情報は、様々な目的のために、スケーリングモジュール410によって利用され得る。
[0079] スケーリングモジュール410は、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数のスケーリング係数を識別し得る。いくつかの実施形態では、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様は、スケーリングモジュール410を利用して、スケーリング係数に基づいてスケーリングされる。フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングは、スケーリング補償モジュール415を利用して、コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して補償され得る。
[0080] スケーリング補償モジュール415を利用して、コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することは、様々なツールおよび技法を含み得る。たとえば、この補償は、拡散率を識別することを含み得る。拡散率は、調整された拡散率を生成するために、スケーリング係数を利用して調整され得る。いくつかの実施形態では、レートチューニングマッチングが、拡散率調整プロセスの一部として、少なくともパンクチャリングプロセスまたは反復プロセスを通して適用される。送信機モジュール420は、少なくとも調整された拡散率またはより遅い電力制御を補償するために、送信電力を増大させ得る。
[0081] いくつかの実施形態では、スケーリング補償モジュール415を利用して、フレキシブル帯域幅の1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することは、MAC層からボイスフレームを受信することを含む。1つまたは複数のスロット境界が、PHY層における1つまたは複数の通常フレーム境界に対して決定され得る。ボイスフレームは、1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて送信され得る。いくつかの実施形態では、1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、ボイスフレームを送信することは、ある時間期間だけボイスフレームを送信することを遅延させることをさらに含み、この時間期間は、追加のスロット時間境界を含み得る。
[0082] スケーリング補償モジュール415を利用して、コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することは、ボイスフレームを識別することを含み得る。ボイスフレームは、スケーリング係数に応じて、複数のサブブロックにセグメント化され得る。複数のサブブロックは、複数のチャネル上で同時に送信され得る。チャネルの数またはカーディナリティは、スケーリング係数に等しくなり得る。複数のチャネルの数またはカーディナリティは、スケーリング係数を超え得る。
[0083] スケーリング補償モジュール415を利用して、コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することは、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングによって影響を受けるデータレートを維持するために、コードレートを調整することを含み得る。コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することは、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングによって影響を受けるデータレートを維持するために、変調方式を調整することを含み得る。いくつかの実施形態は、スケーリング補償モジュール415を利用して、受信されたボイスフレームを少なくとも復調または復号するために、サブフレーム復号方式を利用し得る。いくつかの実施形態では、スケーリング補償モジュール415は、スケーリング係数Nに従ってAMRコーデックレートを調整することによって、フレキシブル帯域幅システムのスケーリングを補償するように構成され得る。
[0084] たとえば、上記で説明したように、スケーリング補償モジュール415は、フレキシブル帯域幅システムにおいてボイスサービスのためのソリューションを提供するように構成され得る。いくつかの実施形態は、UMTSフレキシブル帯域幅システムのための特定のソリューションを提供する。場合によっては、帯域幅は、
Figure 0005944521
として定義され得、ただし、BWnormは、通常モードで動作するシステムの帯域幅であり、rおよびsは正の整数であり、r≦sである。具体的には、以下の例は、最も一般的に使用される構成であり得る、r=1である例を含み得る。CDMAおよびWCDMAシステムでは、このことは、時間領域におけるチップ持続時間がsの割合でスケーリングされ、および、したがって、スロット、サブフレーム、および無線フレーム持続時間に対して同じスケーリングであることを暗示し得る。ここで、sは、フレキシブル帯域幅システムに関して上記で説明したスケーリング係数Nの一例に対応する。他の実施形態は、r≠1である状況に適用され得る。
[0085] システムタイミングにおけるスケーリングのために、膨張されたレート(dilated rate)をもつ現在の無線構成は、たとえば、もはやいくつかのデータレートを満たさないことがある。その上、サービス品質が、膨張されたレートによって低下され得る。このおよび他の問題を解決するために、いくつかの実施形態は、もたらされるレイテンシを可能な限り小さく抑制しながら、所望のデータレートを維持することによって、アップリンクとダウンリンクの両方のための解決策を提供する。以下で与えられるいくつかの例は、UMTSシステムに焦点を当てるが、与えられるツールおよび技法は、他の無線アクセス技術に適用可能であり得る。
[0086] いくつかの実施形態は、UMTSにおける適応マルチレート(AMR)ベースのボイスサービスに適用可能であり得る。AMRオーディオコーデックは、1999年に3GPPによって標準的な音声コーデックとして採用されたものであり、現在、GSMおよびUMTSにおいて広く使用されている。AMRコーデックでは、各ボイスフレームは20msの長さであり、12.2kbpsから4.75kbpsに及ぶ合計8つのタイプのビットレートがある。いくつかの実施形態は、最高ビットレート12.2kbpsとともにAMRコーデックを使用するボイスサービス、すなわち、3GPP TS34.108、セクション6.10.2.2において定義されている「Conversational/speech/UL:12.2 DL:12.2kbps/CS RAB+UL:3.4 DL:3.4kbps SRBs for DCCH」のために構成され得る。他の実施形態は、他のビットレート、オーディオコーデック、および/または無線アクセス技術を利用し得る。いくつかの実施形態は、様々なレートおよび/または様々なフレームサイズとともに新しいコーデックを利用し得、これらのレートおよび/またはフレームサイズもまた、フレキシブルレートおよび/またはフレキシブルフレームサイズであり得る。
[0087] フレキシブル帯域幅システムにおいて同じボイス品質を維持するために、情報データレートを通常モードの情報データレート(たとえば、12.2kbps)と同等または同じに保つことが望ましくなり得る。すなわち、1つのボイスフレームは、スケーリング係数Nには関係なく、送信時に時間ウィンドウ(たとえば、20msの時間ウィンドウ)にマッピングされつづけ得る。いくつかの実施形態は、コーデックを取り換え得る。いくつかの実施形態は、そのような結果を達成し得る様々な送信方式を提供し得る。たとえば、いくつかの実施形態は、拡散率および/またはレートマッチングチューニングを調整し得る。他の実施形態は、マルチコード送信を利用し得る。これらのツールおよび技法は、別個に、または互いと組み合わせて利用され得る。両方の送信方式は、モバイルデバイスおよび/または基地局に適用され得る。
[0088] いくつかの実施形態は、フレキシブル帯域幅システムに関連付けられたスケーリング効果を補償するために、1つまたは複数の拡散率を調整する。たとえば、コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することは、拡散率を識別することを含み得る。拡散率は、調整された拡散率を生成するために、スケーリング係数を利用して調整され得る。いくつかの実施形態では、レートチューニングマッチングが、拡散率調整プロセスの一部として、少なくともパンクチャリングプロセスまたは反復プロセスを通して適用される。図4のスケーリング補償モジュール415は、拡散率を調整するように構成され得、同様に、それぞれ、図12および図13のスケーリング補償モジュール415−aおよび/または415−は、拡散率を調整し、ならびに/または、反復および/もしくはパンクチャリングを提供し得る。いくつかの実施形態では、それぞれ、図12および図13の拡散率モジュール1281/1381、パンクチャリングモジュール1282/1382、および/または反復モジュール1283/1383など、特定のモジュールが、拡散率を調整すること、パンクチャリングを利用すること、および/または反復を利用することに関する特定の機能を提供するために利用され得る。いくつかの実施形態は、詳細には、フレキシブル帯域幅システムによるアップリンクとダウンリンクの両方のための専用物理データチャネル(DPDCH)の構成に適用可能である。
[0089] 通常動作モード(すなわち、N=1)では、SFnormおよびCnormは、それぞれ、拡散率、および時間ウィンドウ(与えられた例では、20ms)当たりのチャネルビットの数を表し得る。たとえば、3GPP TS34.108、セクション6.10.2.4.1.4を利用すると、いくつかの実施形態は、アップリンクではCnorm=1200とSFnorm,UL=64、ダウンリンクではSFnorm,DL=128を有する。
[0090] フレキシブル帯域幅システムでは、スケーリング係数が2の倍数(すなわち、N=2n、n=1、2、...)であるとき、拡散率は、次のように計算され得る。
Figure 0005944521
たとえば、時間ウィンドウ(たとえば、20ms)当たりのチャネルビットの数は、不変のままであり得、すなわち、Cfrac=Cnormである。Nが2の整数乗ではないとき、拡散率は、場合によっては以下であり得る。
Figure 0005944521
場合によっては、拡散率は以下であり得る。
Figure 0005944521
これらの調整された拡散率は、それぞれ、(通常モードのレートマッチングと比較して)より多くのパンクチャリングまたはより多くの反復によって達成された、好適なフレーム当たりのチャネルビットの数と併せて利用され得る。
[0091] 図5Aは、Nの様々な値についての、拡散率と、時間ウィンドウ(たとえば、20ms)当たり、ならびにスロット当たりのチャネルビットの数とのいくつかの可能な組合せの例をもつ、表500−aを示す。他の組合せが、いくつかの実施形態では利用され得る。これらの例では、アップリンクでは、SFUL,DPDCHおよびCUL,DPDCHは、それぞれ、物理データチャネルDPDCHのための拡散率およびチャネルビットの数を示す。ダウンリンクでは、SFDL,DPCHおよびCDL,DPCHは、たとえば、それぞれ、(DPDCHおよびDPCCHの時間多重化である)物理チャネルDPCHのための拡散率およびチャネルビットの数を示す。
[0092] いくつかの実施形態は、フレキシブル帯域幅システムでは、DPCCH構成などのチャネル構成を提供し得る。図4のスケーリング補償モジュール415は、様々なチャネル構成を提供するように構成され得、同様に、それぞれ、図12および図13のスケーリング補償モジュール415−aおよび/または415−は、様々なチャネル構成を提供し得る。いくつかの実施形態では、それぞれ、図12および図13のチャネル構成モジュール1284/1384など、特定のモジュールが、様々なチャネル構成を提供することに関する特定の機能を提供するために利用され得る。たとえば、アップリンク送信では、スロットフォーマット0を使用するDPCCHフィールドにおけるビットの数が、図示されたスケーリング係数について、図5Bの表500−bに示され得る。TPCおよびパイロットビットでは、いくつかの実施形態は、合計(SFUL,DPCCH,norm/SFUL,DPCCH,frac)個のコピーを生じるために、(たとえば、3GPP TS25.211、表3−5において定義された)基本パターンを反復することによって、単純な反復方法を利用し得る。TFCIでは、KTFCI,20msとして示され得る、時間ウィンドウ(たとえば、20ms)当たりのビットの総数は、図5Bの表500−bの最後の列に示される。いくつかの実施形態では、20ms内で32個のTFCI符号化ビット{b0,...,b31}をKTFCI,20ms個のTFCIチャネルビット
Figure 0005944521
にマッピングすることは、
Figure 0005944521
によって行われ得る。
[0093] 異なるスケーリング係数では、いくつかの実施形態は、KTFCI,20ms>32であることを保証する。このことは、32個のTFCI符号化ビットが、20ms持続時間中に少なくとも1回送信され得ることを意味し得る。N=4、8など、いくつかのスケーリング係数では、時間ウィンドウ(たとえば、20ms)当たりのスロットの数は、もはや整数でないことがある。このことは、時間ウィンドウ(たとえば、20msのウィンドウ)境界が、スロットの途中に入り得ることを暗示し得る。そのようなスロットでは、スロット当たりのTFCIビットの数は、2つの連続するボイスフレームからのTFCIビットが自然に適合され得るように設計され得る。たとえば、N=8であるとき、20msの時間ウィンドウ当たりのスロットの数は、3.75に等しく、TFCIビットの数は16に等しい。2つのボイスフレームによって共有されたスロットでは、合計16ビットのうちの12個のTFCIビット(ちょうど75%であり得る)が、前者のボイスフレームによって消費され得、後者によって4ビットが消費され得る。
[0094] ダウンリンクでは、DPCCHおよびDPDCHは、DPCHとして時間多重化され得、同じ拡散率を使用し得る。(通常はボイスサービスのために使用される)スロットフォーマット8を使用するダウンリンクDPCCHフィールドにおけるビット数が、いくつかの例示的なスケーリング係数について、表500−cを含む図5Cに示され得る。これらの例では、TFCIビットの数はゼロである。したがって、アップリンクとは異なり、TFCIの特殊な処理は含まれないことがある。アップリンクと同様に、TPCおよびパイロットビットは、合計(SFDL,DPCH,norm/SFDL,DPCH,frac)個のコピーを生じるために、(3GPP TS25.211、表12−13において定義され得る)基本パターンを反復することによって、単純に取得され得る。
[0095] いくつかの実施形態は、スケーリングを補償するためのプロセスの一部であり得る、送信電力調整を行う。図4のスケーリング補償モジュール415は、送信電力調整を行うように構成され得、同様に、それぞれ、図12および図13のスケーリング補償モジュール415−aおよび/または415−bは、送信電力を調整し得る。いくつかの実施形態では、それぞれ、図12および図13の送信電力モジュール1285/1385など、特定のモジュールが、送信電力調整を提供するために利用され得る。一般に、拡散率の低減は、リンクバジェットに影響を及ぼし得る。同じボイスサービスカバレージを維持するために、モバイルデバイスおよび/または基地局は、選択された拡散率および/またはレートマッチングチューニング方法に従って、送信電力を増大させる必要があり得る。
[0096] いくつかの実施形態は、フレキシブル帯域幅システムのためのレイテンシ管理を行う。たとえば、第1のボイスフレームがMACにおいて利用可能になると、第1のボイスフレームはPHYへ送出され得る。何らかのPHY層の可能な処理後、オーバージエアでの送信が、現在の仕様制限のために、次の無線フレーム境界においてのみ開始することを可能にされ得る。フレキシブル帯域幅システムでは、このことは、最大レイテンシが、1つの膨張された無線フレーム(dilated radio frame)と同じ大きさ、または、いくつかの実施形態では、Nが大きいときに極めて望ましくないことがあり得る、10ms×Nであり得ることを暗示し得る。
[0097] いくつかの実施形態は、物理層送信が1つまたは複数のスロット境界において可能にされ得るように、この問題に対処する。たとえば、フレキシブル帯域幅の1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することは、MAC層からボイスフレームを受信することを含み得る。1つまたは複数のスロット境界が、PHY層における1つまたは複数の通常フレーム境界に対して決定され得る。ボイスフレームは、1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて送信され得る。いくつかの実施形態では、1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、ボイスフレームを送信することは、追加のスロット時間境界だけボイスフレームを送信することを遅延させることをさらに含む。
[0098] 図4のスケーリング補償モジュール415は、様々な実施形態によるレイテンシ管理のために構成され得、同様に、それぞれ、図12および図13のスケーリング補償モジュール415−aおよび/または415−は、レイテンシ管理を行い得る。いくつかの実施形態では、それぞれ、図12および図13のレイテンシ管理モジュール1286/1386など、特定のモジュールが、レイテンシ管理を行うために利用され得る。
[0099] いくつかの実施形態は、時間ウィンドウ(たとえば、20msのウィンドウ)をボイスサービスのための「サブTTI」として定義する。サブTTI中に含まれている時間スロットの数が、計算され得る。いくつかの実施形態では、その20msのサブTTI中に含まれている時間スロットの数は、
Figure 0005944521
として表され得る。PHY送信のためのタイミングは、nの値に依存し得る。たとえば、nが整数(たとえば、N=2、3、5、6)である場合、ボイスフレームがPHYへ送出され得るようになると、送信は、すぐ次のスロット境界において開始され得る。図6Aは、様々な実施形態による、タイムライン600−aの一例を示し、ただし、t_0は、ボイスフレーム601がMAC607からPHY605へ送出される時間であり、t_1は、PHY605がすぐ次のスロット境界620−aにおいて送信を開始する時間であり、t_2は、ボイスフレーム602がPHY605へ送出される時間であり、t_3は、ボイスフレーム601の送信が完了され、ボイスフレーム602の送信が開始される時間である。サブTTI610は整数個のスロットを含み得るので、サブTTI610の終わりは、ちょうどスロット境界620−b上にあり得ることに留意されたい。最大遅延は、場合によっては、単一のスロット、または(10ms×N/15)によって上限がつけられ得る。
[0100] nが整数でない(たとえば、N=4、8)の場合、サブTTI610−a境界が、図6Bのタイミング図600−bにおいて示されるように、スロットの途中に入り得るので、すぐ次のスロット境界において送信を開始することは問題になり得る。スロットロケーションウィンドウ625は、時刻t_2とt_3の両方が単一のスロットに入る場合を示す。そのような場合では、このスロット中に送信されるべきコンテンツはその送信が開始する前にアセンブルされる必要があり得るので、ボイスフレーム602の送信がt_3の直後に続くことは実行不可能になり得、したがって、望ましくない中断を引き起こし得る。
[0101] いくつかの実施形態は、もう1つのスロットだけ、すなわち、2番目に次のスロット境界において送信を開始することによって、送信の開始を遅延させることを通して、この問題に対処し得る。最大遅延は、2つのスロット、またはいくつかの実施形態では、(2×10ms×N/15)によって上限がつけられ得る。タイミング図600−bは、サブTTI610−aが非整数個のスロットを含むときの送信の一例を示す。送信の開始は、t_1+1タイムスロットの追加の遅延であり得る。図6Cは、スロット境界手法と比較して、フレーム境界手法を利用するいくつかの実施形態に関する、最大レイテンシを比較する例を与える表600−cを示す。他の実施形態は、他のスケーリング係数Nを利用し得、フレーム持続時間など、異なるファクタに応じて異なる数値結果を生じ得る。
[0102] いくつかの実施形態は、フレキシブル帯域幅システムのスケーリング効果を補償するために、マルチコード送信を利用し得る。場合によっては、同じ拡散率が調整されないことがある。たとえば、利用される拡散率は、通常モードではTS34.108において指定されたものであり得(たとえば、アップリンクではSF=64、およびダウンリンクではSF=128)、次に、採用されるN個のDPCHがあり得る。
[0103] いくつかの実施形態では、図4のスケーリング補償モジュール415は、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償するために、マルチコード送信を利用するように構成され、同様に、それぞれ、図12および図13のスケーリング補償モジュール415−aおよび/または415−bは、マルチコード送信を利用し得る。いくつかの実施形態では、図12および/または図13のマルチコードモジュール1287/1387など、特定のモジュールが、マルチコード送信に関する特定の機能を提供するために利用され得る。
[0104] いくつかの実施形態は、ワイヤレス通信システムの複数のコードチャネル上でボイスフレームを送信する。そのようなマルチコード実施形態は、フレキシブルまたは通常帯域幅システムを利用し得る。マルチコード実施形態は、コードチャネル間のオフセットを利用する実施形態と、非オフセット実施形態とを含む。いくつかの実施形態では、使用されるコードチャネルの数は、フレキシブル帯域幅コードチャネルのスケーリング係数よりも大きい。いくつかのマルチコードフレキシブル帯域幅実施形態では、レイテンシが増加され得るが、フレキシブルおよび/または通常帯域幅システムのための他のマルチコード実施形態は、同じ、または通常帯域幅シングルコードチャネルシステムよりもさらに低いレイテンシを有し得る。
[0105] フレキシブル帯域幅スケーリングを補償するためのマルチコード送信の使用は、ボイスフレームを識別することを含み得る。ボイスフレームは、スケーリング係数に基づいて、複数のサブブロックまたはサブフレームにセグメント化され得る。複数のサブブロックまたはサブフレームは、複数のチャネル上で同時に送信され得る。チャネルの数またはカーディナリティは、スケーリング係数に等しくなり得る。いくつかの実施形態では、複数のチャネルの数またはカーディナリティは、スケーリング係数を超える。
[0106] 図7Aは、様々な実施形態による、複数のコードチャネル上でのボイスフレームのマルチコード送信の一例を示すタイミング図700−aを示す。帯域幅スケーリング係数Nが1に等しい通常帯域幅システム701−aでは、各ボイスフレーム(たとえば、ボイスフレーム710−a、710−b、710−cなど)が、たとえば、20msの単一のフレーム期間中に送信され得る。マルチコードシステム702−aでは、各ボイスフレームは、様々な実施形態により、サブフレームまたはサブブロックを使用して、複数のコードチャネル上で送信され得る。タイミング図700−aに示されるように、マルチコードシステム702−aは、第1のボイスフレームを3つのサブフレーム720−a−1、720−a−2、および720−a−3に分割し得、これらのサブフレームが、第1のコードチャネル715−a、第2のコードチャネル715−b、および第3のコードチャネル715−c上で並列に送信され得る。後続のボイスフレームもまた、ボイスサブフレーム(たとえば、720−b−1、720−b−2、720−b−3、720−c−1、720−c−2、720−c−3など)に分割され、コードチャネル715−a、715−b、および715−c上で並列に送信され得る。タイミング図700−aに示されるように、完全なボイスフレームは、3に等しい帯域幅スケーリング係数Nとともに、並列マルチコードシステム702−aを使用して、単一のフレーム期間中に送信され得る。したがってこの実施形態は、通常システム701−aと比較して、フレームレイテンシの増加を受けない。
[0107] さらに、通常モードと同じまたは同等のデータレートを維持するために、1つのボイスフレームは、通常時間ウィンドウ(たとえば、20msの時間ウィンドウ)にマッピングされたままであり得る。TTIは、複数の無線フレーム(たとえば、2つの無線フレーム(20ms×N))に結合され得る。したがって、1つのTTI内に、各ボイスフレームにつき1つずつ、N個のコードチャネル(たとえば、N個のCCTrCH)があり得る。場合によっては、これらのコードチャネルは、CCTrCHnによって示され得、n=1、2、...、Nである。
[0108] 例としてのみ、CCTrCHから物理チャネルへのマッピングは、次のように記載され得る。各CCTrCHnについて、各CCTrCHnがN個のサブブロック、すなわち、
Figure 0005944521
にセグメント化され得、i=1、2、...、Nである。次いで、所与の添字iについて、基地局は最初に、N個のCCTrCHの各々からi番目のサブブロック(すなわち、
Figure 0005944521
)を多重化し得、多重化結果をDPCH_i上にマッピングし得る。このプロセスは、各添字i=1、2、...、Nについて反復され得、次いで、N個のDPCHが同時に送信され得る。たとえば、図7Aは、スケーリング係数N=3についてのそのようなマッピングプロセスの一例を反映し得、そこで、マッピングは、各CCTrCH(すなわち、サブフレーム720−a−1、720−a−2、720−a−3、720−b−1、720−b−2、720−b−3、720−c−1、720−c−2、720−c−3)から、物理チャネル(すなわち、DPCHであり得る、チャネル715−a、715−b、および715−c)へのものであり得る。
[0109] 図7Bは、様々な実施形態による、特定の帯域幅スケーリング係数に基づいて一般に使用され得る、より多くのコードチャネルを採用する、マルチユーザマルチコードシステム702−bを示すタイミング図700−bを示す。場合によっては、これはまた、複数のユーザに対してではなく、単一のユーザに対しても利用され得る。図7Bはまた、帯域幅スケーリング係数Nが1に等しい通常帯域幅システム701−bを示し、各ボイスフレーム(たとえば、ボイスフレーム710−c、710−d、710−eなど)が、たとえば、20msの単一のフレーム期間中に送信され得る。マルチコードマルチユーザシステム702−bは、4つのコードチャネルと、2に等しい帯域幅スケーリング係数Nとともに示される。マルチユーザマルチコードシステム702−bによれば、ボイスフレームは、4つのサブフレームに分割され、フレーム期間の一部分のみの間に同時に送信され得る。たとえば、ボイスフレームは、4つのサブフレーム755−a、755−b、755−c、および755−dに分割され得る。各サブフレームは、コードチャネル752−a、752−b、752−c、および752−d上で第1のフレーム期間の第1の部分中に送信され得る。タイミング図700−bに示されるように、2のスケーリング係数をもち、4つのコードチャネルを使用するフレキシブル帯域幅システムでは、各サブフレームは、通常システムのためのフレーム期間の半分を取り得る。マルチユーザマルチコードシステム702−bは、したがって、通常システム701−bと比較して、フレームレイテンシを低減するために使用され得る。すなわち、一般にスケーリング係数に基づくよりも多くのコードチャネルが、符号化ボイスデータのための送信遅延を低減するために使用され得る。マルチユーザマルチコードシステム702−bでは、たとえば、第1のボイスフレームは、通常システムの場合よりも、受信機においてフレーム期間の半分だけ早く復号され得る。各後続のボイスフレーム(たとえば、757−a、757−b、757−c、757−dなど)もまた、複数のコードチャネル上で送信するために、通常フレーム期間の半分のみを取り、それによって、フレーム期間の2分の1だけボイスフレームレイテンシを低減し得る。タイミング図700−bでは、このことは、たとえば、通常システム701−bと比較して、10msだけボイスフレームレイテンシを低減し得る。
[0110] タイミング図700−bに示されるように、マルチユーザマルチコードシステム702−bは、複数のユーザがコードチャネルを共有することを可能にするために、時分割多重化を採用し得る。タイミング図700−bに示されるように、第2のユーザは、第1のユーザが送信中でないフレーム期間の第2の部分中に、コードチャネル752−a、752−b、752−c、および752−d上で、サブフレーム765−a、765−b、765−c、および765−dを送信し得る。マルチユーザマルチコードシステム702−bはまた、第2のユーザのためのボイスフレームレイテンシをも低減し得る。
[0111] 図7A〜図7Bに示された様々なフレキシブル帯域幅システムについて、2または3に等しい帯域幅スケーリング係数Nを参照しながら説明したが、これらの技法は、1の帯域幅スケーリング係数を含む、他の帯域幅スケーリング係数とともに使用され得る。たとえば、マルチコードおよび/またはマルチユーザマルチコードシステムは、整数のスケーリング係数(たとえば、1、2、3、4、8など)または非整数のスケーリング係数とともに採用され得る。一般に、非整数のスケーリング係数(たとえば、0.5、1.5、2.5など)では、システムは、次に高い整数、2で割り切れる次に高い整数、または2の累乗である次に高い整数によって与えられたいくつかのコードチャネルを使用する。たとえば、2.2のフレキシブル帯域幅スケーリング係数では、システムは、3個、4個、または(3および4)個のコードチャネルを使用し得る。4.5のフレキシブル帯域幅スケーリング係数では、システムは、5個、6個、または8個のコードチャネルを使用し得る。他の実施形態は、他の数のコードチャネルを利用し得る。これらの実施形態は、ボイス通信のボイスフレームレイテンシを低減し、かつ/またはコードチャネルの時分割多重化を可能にし得る。
[0112] いくつかの実施形態は、(大きいフレキシブル係数では、許容できないほどに長くなり得る)2つごとの無線フレームの終わりまで待機し、同時にすべてのN個のボイスフレームを復号することとは対照的に、受信エンティティが、各時間ウィンドウ(たとえば、20msの時間ウィンドウ)の終わりに1つのボイスフレームのサブフレーム復号を実行することを可能にするための利点を提供し得る、マッピング方式を含む。そのような送信方式によってもたらされるレイテンシは、拡散率とレートマッチングチューニングとを使用するマルチコード送信方式のものと同じであり得る、N−1個のボイスフレームの最初のバッファリング時間であり得る。
[0113] いくつかの実施形態では、マルチコード送信は、いくつかの特定の物理層規格(たとえば、3GPP TS25.21)とともに利用され得る。これらの実施形態は、たとえば、UMTSアップリンクに対して適用可能であり得る。マルチコード送信は、場合によっては、4に等しい拡散率についてのみ可能にされ得、同時DPDCHの最大数は、6であり得る。したがって、アップリンク送信では、拡散率を調整すること、および/またはレートマッチングチューニングは、様々なスケーリング係数とともにより大きいフレキシビリティを与えることができ、したがって、モバイルデバイス側で実施されるべきより望ましいソリューションを与え得る。ダウンリンク(たとえば、UMTSダウンリンク)では、いくつかの規格は、拡散率のいかなる制限もなしに、同時マルチコード送信を可能にし得る。結果として、拡散率調整および/またはマルチコード送信方式は、基地局側で実施され得る。フレキシブル帯域幅をもつ高度なUMTSの場合など、場合によっては、拡散率および同時チャネル(たとえば、DPDCH)の数の制限は、アップリンクマルチコード送信では除去され得る。したがって、モバイルデバイスは、拡散率調整および/またはマルチコード送信のいずれかを選択する自由を有し得る。そのような場合、単純な統合ソリューションのために、モバイルデバイス側と基地局側の両方で同じ送信方式を実施することが、より望ましくなり得る。
[0114] いくつかの実施形態は、ボイス受信のためのサブフレーム復号方式を利用し得る。このことは、フレキシブル帯域幅の使用によってもたらされる追加のレイテンシを最小限に抑える助けになり得る。サブフレームは、たとえば、スロットまたは電力制御グループ(PCG)を含み得る。これらの復号方式は、拡散率調整またはマルチコード送信方式のいずれかと併せて使用され得、モバイルデバイスおよび/または基地局の両方に適用され得る。図4のスケーリング補償モジュール415は、サブフレーム復号方式を利用するように構成され得、同様に、それぞれ、図12および図13のスケーリング補償モジュール415−aおよび/または415−bは、サブフレーム復号方式のために構成され得る。いくつかの実施形態では、図12および/または図13のサブフレーム復号モジュール1290/1390など、特定のモジュールが、サブフレーム復号方式に関する特定の機能を提供するために利用され得る。
[0115] サブフレーム復号において、PHYは、時間ウィンドウ(たとえば、20msの時間ウィンドウ)の終わりまでに、復調と復号とを実行し得、次いで、(1つのボイスフレームに対応する)トランスポートチャネルをMACへ送出し得る。いくつかの実施形態では、サブフレームはスロットを含み得る。ただし、ウィンドウ境界がスロットの途中に入り得るので、PHYは、その復調プロセスが各スロットの終わりにおいてのみトリガされ得る場合、そのスロットの終わりまで待機する必要があり得る。図8は、様々な実施形態による、サブフレーム復号タイミング図800の一例を示す。タイミング図800は、スロット(この例では、スロット7)の途中に入るウィンドウ境界810を示す。したがって、この例では、PHYは、場合によっては、スロット7の終わりまで待機し得る。この例では、スケーリング係数はN=4であるが、実施形態は、他のスケーリング係数を利用してもよい。図5Aの表500−aにおいて検討されたスケーリング係数N=2、3、4、5、6、8では、もたらされる最大レイテンシは、スロットの4分の3(すなわち、0.5ms)であり得る。したがって、サブフレーム復号を実行することによって、受信機側のTTIは、1つの時間ウィンドウ(たとえば、20ms)+スロット境界のための待機時間による小さい遅延として、維持され得る。マルチコード送信が利用されるとき、モバイルデバイスおよび/または基地局は、すべてのN個の同時に送信されたチャネルを復調および多重化し、次いで復号に進み得ることに留意されたい。たとえば、基地局および/またはモバイルデバイスは、すべてのN個の同時に送信されたDPCHを復調および多重化し、次いでCCTrCH復号に進み得る。
[0116] 他の実施形態は、他の技法を利用して、フレキシブル帯域幅コードチャネル上で受信されたボイスフレームのサブフレーム復号を実行し得る。サブフレームは、スロットまたは電力制御グループ(PCG)を含み得る。たとえば、いくつかの実施形態は、1つまたは複数のコードチャネルのフレキシブル帯域幅スケーリング係数に基づいて、符号化ボイスフレーム(たとえば、フルレートボイスフレーム)中のサブフレームの数未満である終了ターゲットを定義し得る。送信機は、終了ターゲットに基づいて、ボイスフレームのすべてよりも少ないサブフレームを送信し得、受信機は、受信されたサブフレームに基づいてボイスフレームの復号を試行(すなわち、ボイスフレームのすべてのサブフレームを受信することなしに、復号を試行)し得る。アウターループ電力制御設定点は、終了ターゲットにおける所定のフレームエラーレートを与えるように調整され得る。
[0117] いくつかの実施形態は、コードレートを増加させること、および/または高次変調を使用することなど、他の調整を通して、フレキシブル帯域幅システムに関連付けられたスケーリングを補償する。たとえば、これらの他の手法は、フレキシブル帯域幅システムにおいて20msの持続時間で送られた、物理データチャネルDPDCHのためのアップリンクビットおよびダウンリンクビットである、CUL,DPDCHビットとCDL,DPCHビットとを導出することにおいて利用され得る。図4のスケーリング補償モジュール415は、フレキシブル帯域幅システムにおけるスケーリングの効果を補償するために、コードレートを増加させ、かつ/またはより高い変調次数(modulation order)を使用するように構成され得、同様に、それぞれ、図12および図13のスケーリング補償モジュール415−aおよび/または415−bは、コードレートを増加させ、かつ/またはより高い変調次数を使用するように構成され得る。いくつかの実施形態では、それぞれ、図12および/または図13のコードレートモジュール1288/1388、および/または変調方式モジュール1289/1389など、特定のモジュールが、フレキシブル帯域幅システム内のスケーリングを補償するために、コードレートを増加させること、および/または高次変調方式を利用することに関する特定の機能を提供するために利用され得る。
[0118] フレキシブル帯域幅システムでは、符号化後であるがレートマッチング前のビット数は、より少ないビットがレートマッチングブロック上で渡されるように、低減され得る。このことを達成する1つの方法は、コードレートを増加させることによるものであり得る。たとえば、それぞれコードレート1/3、1/3、および1/2を用いて畳み込みコードで符号化され得るAMR音声クラスA、B、およびCビットシーケンスを搬送する3つのDCHの場合、コードレートは、1/3から1/2まで、クラスAおよびBビットシーケンスについて増加され得る。たとえば、畳み込みコードレート1/2がクラスAおよびBビットの両方に対して使用され得るとき、12.2kbps RAB:AMR DLのためのTrchプロシージャ。いくつかの実施形態では、レートマッチング前のDCHビットの数は、772から560ビットまで、212ビットだけ減少させられ得る。一般に、クラスAおよびBビットシーケンスの長さ(CRCおよびテールビットが含まれる)が、それぞれxおよびyであり、これらのシーケンスが、コードレート1/2でコーディングされる場合、レートマッチング前の得られたビット数は、コードレート1/3が両方のシーケンスをコーディングすることにおいて使用される場合よりも少ない、x+yであり得る。さらにビット数を減少させるため、クラスCはコーディングされずに送られ得る。その場合、クラスCシーケンスの長さがzなら、x+y+zビットがレートマッチングブロックへ送られ得る。
[0119] DCHのさらなるレートマッチングでは、物理データチャネルDPDCHのためのアップリンクビットおよびダウンリンクビットである、CUL,DPDCHとCDL,DPCHとが取得され得る。N=2のフレキシブル帯域幅システムへのコードレート変化適用を示す一例が、図9の表900において示され、図9は、コードレートを変化させることによって、CUL,DPDCHビットとCDL,DPCHビットとを導出することを示す。
[0120] 第1のN=2のオプションは、N=2のスケーリング係数が、拡散率SFUL,DPDCHとSFDL,DPCHとを同じに保ちながら、コードレートを変化させることと、通常帯域幅システムにおいて行われるよりも多くパンクチャリングすることとによって、サポートされ得る。第2のN=2のオプションでは、20ms当たりのCUL,DPDCHとCDL,DPCHとを取得するために、拡散率、コードレート、およびレートマッチングが変化させられ得る。
[0121] 一般に、コードレートを調整するための能力は、物理データチャネルDPDCHビットを導出するとき、より大きいフレキシビリティを追加する。このフレキシビリティによれば、送信のための適切なビット数と、また許容性能とを保証するために、拡散率、コードレート、および/またはレートマッチングをトレードオフすることができる。より多いパンクチャリングまたはより低い拡散率のために起こり得る劣化と同様に、コードレートを増加させることがコーディング損失を生じ得ることは、注目に値する。この損失は、送信電力を増大させることによって補償され得る。
[0122] いくつかの実施形態は、より高い変調方式を利用することによって、フレキシブル帯域幅システムのスケーリングを補償し得る。たとえば、16−QAMおよび64−QAMのようなより高い変調方式を使用することによって、UMTSリリース99においてサポートされる、QPSK変調と比較されたとき、より多くのビットがフレキシブル帯域幅システム内で対応され得る。たとえば、QPSK変調の場合、PHCHマッピング中に、1ビットが1つの同相または4相(I/Q)シンボルにマッピングするので、図10のタイミング図1000に示されたフレーム当たり600ビット(すなわち、1010−a、1010−b)は、600QPSKシンボル(すなわち、1020−a、1020−b)にマッピングされ得る。(2ビットをI/Qシンボルにマッピングする)16−QAM変調、および(3ビットがI/Qシンボルにマッピングする)64−QAMでは、2倍および3倍多いビットがフレーム中で送信され得る。他の実施形態は、異なる数のビットおよび/またはシンボルを利用し得る。フレキシブル帯域幅システムにおける変調の影響は、図11の表1100において提示された例を用いて示され得る。
[0123] N=1システムをN=2システムと比較すると、変調が変更されなかった場合、時間ウィンドウ(たとえば、20ms)持続時間に適合するために必要とされたCUL,DPDCHビットまたはCDL,DPCHビットを取得するために、コードの数、拡散率、レートマッチング、および/またはコードパラメータが変更される必要があり得る。16−QAM変調を使用して、1200ビットは依然として、他のパラメータのいずれをも変化させることなしに、N=2システムにおいて20ms持続時間中に対応され得る。同様に、N=3システムは、64−QAMを使用することによってサポートされ得る。より高いNでは、変調調整は、時間ウィンドウ持続時間当たりのCUL,DPDCHビットまたはCDL,DPCHビットを取得するために、拡散率、レートマッチング、およびコードレートのような他のパラメータと組み合わされる必要があり得る。
[0124] いくつかの実施形態は、スケーリング係数Nに従ってAMRコーデックレートを調整することによって、フレキシブル帯域幅システムのスケーリングを補償し得る。たとえば、N=2のとき、いくつかの実施形態は、フルレートAMR(12.2Kbps)からハーフレートAMR(5.9Kbps)へ切り替え得、以下のもの、すなわち、構成1−TTIを40ms(または、膨張された時間領域(dilated time domain)では、20Dms)として設定する、または構成2−TTIを20ms(または、膨張された時間領域では、10Dms)として設定するなどの構成を使用し得、いくつかの実施形態は、他の構成を利用し得る。構成1では、冗長性の低減がないことがあり、したがって、BLERにおける変化がないことがある。追加のレイテンシは、バッファリングによりもたらされ得(追加のレイテンシを低減または除去するために、スロットレベル区分化および/または充填が利用され得る)、すなわち、TXで20ms、およびRX側で20ms(サブフレーム復号が行われない場合)。場合によっては、ボイスサービスが、追加のレイテンシとともにハーフレートで動作するので、ユーザエクスペリエンスの低下があり得る。構成2では、場合によっては、SFおよび/またはレートマッチング調整がないことがあり、したがって、冗長性の低減がないことがあり、この場合、追加のレイテンシがないことがある。同様に、N=4のとき、いくつかの実施形態は、1/4レートAMR(2.4Kbps)を利用し得、TTIを40ms(または、膨張された時間領域では、10Dms)として設定し得る。追加のレイテンシは、TXで20ms、およびRX側で20msであり得、そのような場合、2つの連続するボイスフレームは、一緒にバンドルされ得る。追加の遅延は、TTIを20ms(または、膨張された時間領域では、5Dms)、すなわち、現在の3GPP仕様によって許可されないことがある、無線フレームの半分として設定することによって、回避され得る。いくつかの実施形態は、20msの絶対時間要件に一致するために、フレキシブルTTIを含み得る。いくつかの実施形態では、追加の遅延を除去および/または低減するために、たとえば、TTIは、[ceil(20/(N*.67))*.67]Dmsまたは[floor(20/(N*.67))*.67]Dmsであり得る。いくつかの実施形態では、(たとえば、HSPAの場合のように)2msのTTIを使用することは、(たとえば、N<10の値について)TTIバンドリングを利用し得る。
[0125] 図12は、様々な実施形態による、フレキシブル波形を利用するために構成され得る通信システム1200のブロック図を示す。このシステム1200は、図1に示されたシステム100、図2のシステム200、図3のシステム300、および/または図14のデバイス1400の態様の一例であり得る。基地局105−dは、アンテナ1245と、トランシーバモジュール1250と、メモリ1270と、プロセッサモジュール1265とを含み得、その各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに直接または間接的に通信していることがある。トランシーバモジュール1250は、マルチモードモバイルデバイスであり得るモバイルデバイス115−eと、アンテナ1245を介して、双方向に通信するように構成され得る。トランシーバモジュール1250(および/または基地局105−dの他の構成要素)はまた、1つまたは複数のネットワークと双方向に通信するように構成され得る。場合によっては、基地局105−dは、ネットワーク通信モジュール1275を通して、ネットワーク130−aおよび/またはコントローラ120−aと通信し得る。基地局105−dは、eノードB基地局、ホームeノードB基地局、ノードB基地局、および/またはホームノードB基地局の一例であり得る。コントローラ120−aは、eノードB基地局の場合など、場合によっては、基地局105−dに組み込まれ得る。
[0126] 基地局105−dはまた、基地局105−mおよび基地局105−nなど、他の基地局105とも通信し得る。基地局105の各々は、様々な無線アクセス技術など、様々なワイヤレス通信技術を使用して、モバイルデバイス115−eと通信し得る。場合によっては、基地局105−dは、基地局通信モジュール1215を利用して、105−mおよび/または105−nなど、他の基地局と通信し得る。いくつかの実施形態では、基地局通信モジュール1215は、基地局105のいくつかの間の通信を行うために、LTEワイヤレス通信技術内のX2インターフェースを提供し得る。いくつかの実施形態では、基地局105−dは、コントローラ120−aおよび/またはネットワーク130−aを通して、他の基地局と通信し得る。
[0127] メモリ1270は、ランダムアクセスメモリ(RAM)と読取り専用メモリ(ROM)とを含み得る。メモリ1270はまた、実行されるとプロセッサモジュール1265に本明細書で説明する様々な機能(たとえば、呼処理、データベース管理、メッセージルーティングなど)を実行させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェアコード1271を記憶し得る。代替的に、ソフトウェアコード1271は、プロセッサモジュール1265によって直接的に実行可能でないことがあるが、たとえば、コンパイルされ実行されるとき、コンピュータに本明細書で説明する機能を実行させるように構成され得る。
[0128] プロセッサモジュール1265は、たとえば、Intel(登録商標)CorporationまたはAMD(登録商標)製のものなどの中央処理装置(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)などのインテリジェントハードウェアデバイスを含み得る。プロセッサモジュール1265は、マイクロフォンを介してオーディオを受信し、そのオーディオを、受信されたオーディオを表す(たとえば、長さ30msの)パケットに変換し、そのオーディオパケットをトランシーバモジュール1250に供給し、ユーザが話しているかどうかの指示を与えるように構成された音声符号器(図示せず)を含み得る。代替的に、符号器はパケットのみをトランシーバモジュール1250に供給し、パケット自体の供給または抑制/抑圧が、ユーザが話しているかどうかの指示を与え得る。
[0129] トランシーバモジュール1250は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナ1245に供給し、アンテナ1245から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。基地局105−dのいくつかの例は単一のアンテナ1245を含み得るが、基地局105−dは、好ましくは、キャリアアグリゲーションをサポートし得る複数のリンクのための複数のアンテナ1245を含む。たとえば、モバイルデバイス115−eとのマクロ通信をサポートするために1つまたは複数のリンクが使用され得る。
[0130] 図12のアーキテクチャによれば、基地局105−dは、通信管理モジュール1230をさらに含み得る。通信管理モジュール1230は、他の基地局105との通信を管理し得る。例として、通信管理モジュール1230は、バスを介して基地局105−dの他の構成要素の一部または全部と通信している基地局105−dの構成要素であり得る。代替的に、通信管理モジュール1230の機能は、トランシーバモジュール1250の構成要素として、コンピュータプログラム製品として、および/またはプロセッサモジュール1265の1つまたは複数のコントローラ要素として実装され得る。
[0131] 基地局105−dのための構成要素は、図4におけるデバイス400に関して上記で説明した態様を実装するように構成され得、簡潔のためにここで繰り返さないことがある。たとえば、スケーリング補償モジュール415−aは、図4のスケーリング補償モジュール415であり得る。スケーリング補償モジュール415−aは、上記で説明したようにスケーリング補償を実施するために、1つまたは複数のモジュールまたはサブモジュールを含み得る。たとえば、スケーリング補償モジュール415−aは、拡散率モジュール1281と、パンクチャリングモジュール1282と、反復モジュール1283と、チャネル構成モジュール1284と、送信電力モジュール1285と、レイテンシ管理モジュール1286と、マルチコードモジュール1287と、コードレートモジュール1288と、変調方式モジュール1289と、および/またはサブフレーム復号モジュール1290とを含み得る。いくつかの実施形態では、スケーリング補償モジュール415−aは、フレキシブル帯域幅スケーリング係数に基づいてAMRコーデックレートを調整するように構成されたAMRコーデックレート調整モジュール1291を含み得る。
[0132] 基地局105−dはまた、スペクトル識別モジュール1220をも含み得る。スペクトル識別モジュール1220は、フレキシブル波形のために利用可能なスペクトルを識別するために利用され得る。いくつかの実施形態では、ハンドオーバモジュール1225が、ある基地局105から別の基地局へのモバイルデバイス115−eのハンドオーバプロシージャを実行するために利用され得る。たとえば、ハンドオーバモジュール1225は、通常波形がモバイルデバイス115−eと基地局のうちの1つとの間で利用され、フレキシブル波形がモバイルデバイスと別の基地局との間で利用される場合、基地局105−dから別の基地局へのモバイルデバイス115−eのハンドオーバプロシージャを実行し得る。スケーリングモジュール410−aは、フレキシブル波形を生成するために、チップレートをスケーリングおよび/または変更するために利用され得、これは、図4のスケーリングモジュール410の例であり得る。
[0133] いくつかの実施形態では、基地局105−dの他の可能な構成要素とともに、アンテナ1245と連動して、トランシーバモジュール1250は、基地局105−dからモバイルデバイス115−eへ、他の基地局105−m/105−n、またはコアネットワーク130−aへ、フレキシブル波形および/またはスケーリング係数に関する情報を送信し得る。いくつかの実施形態では、基地局105−dの他の可能な構成要素とともに、アンテナ1245と連動して、トランシーバモジュール1250は、フレキシブル波形および/またはスケーリング係数などの情報を、モバイルデバイス115−eへ、他の基地局105−m/105−n、またはコアネットワーク130−aへ、これらのデバイスまたはシステムがフレキシブル波形を利用し得るように送信し得る。
[0134] 図13は、様々な実施形態による、フレキシブル帯域幅の使用を可能にするように構成されたモバイルデバイス115−fのブロック図1300である。モバイルデバイス115−fは、パーソナルコンピュータ(たとえば、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータなど)、セルラー電話、PDA、デジタルビデオレコーダ(DVR)、インターネットアプライアンス、ゲームコンソール、電子リーダーなどのような、様々な構成のいずれかを有し得る。モバイルデバイス115−fは、モバイル動作を可能にするために、小型のバッテリーなどの内部電源(図示せず)を有し得る。いくつかの実施形態では、モバイルデバイス115−fは、図1、図2、図3、図12、および/もしくは図14のモバイルデバイス115、ならびに/または図4のデバイス400であり得る。モバイルデバイス115−fは、マルチモードモバイルデバイスであり得る。モバイルデバイス115−fは、場合によっては、ワイヤレス通信デバイスと呼ばれることがある。
[0135] モバイルデバイス115−fは、アンテナ1340と、トランシーバモジュール1350と、メモリ1380と、プロセッサモジュール1370とを含み得、その各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに直接または間接的に通信していることがある。トランシーバモジュール1350は、上記で説明したように、アンテナ1340ならびに/あるいは1つまたは複数のワイヤードもしくはワイヤレスリンクを介して、1つまたは複数のネットワークと双方向に通信するように構成される。たとえば、トランシーバモジュール1350は、図1、図2、図3、図12、および/または図14の基地局105と双方向に通信するように構成され得る。トランシーバモジュール1350は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナ1340に供給し、アンテナ1340から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。モバイルデバイス115−fは、単一のアンテナを含み得るが、モバイルデバイス115−fは通常、複数のリンクのための複数のアンテナ1340を含むことになる。
[0136] メモリ1380は、ランダムアクセスメモリ(RAM)と読取り専用メモリ(ROM)とを含み得る。メモリ1380は、実行されるとプロセッサモジュール1370に本明細書で説明する様々な機能(たとえば、呼処理、データベース管理、メッセージルーティングなど)を実行させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェアコード1395を記憶し得る。代替的に、ソフトウェア1395は、プロセッサモジュール1370によって直接的に実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ実行されると)コンピュータに本明細書で説明する機能を実行させるように構成され得る。
[0137] プロセッサモジュール1370は、たとえば、Intel(登録商標)CorporationまたはAMD(登録商標)製のものなどの中央処理装置(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)などのインテリジェントハードウェアデバイスを含み得る。プロセッサモジュール1370は、マイクロフォンを介してオーディオを受信し、そのオーディオを、受信されたオーディオを表す(たとえば、長さ30msの)パケットに変換し、そのオーディオパケットをトランシーバモジュール1350に供給し、ユーザが話しているかどうかの指示を与えるように構成された音声符号器(図示せず)を含み得る。代替的に、符号器はパケットのみをトランシーバモジュール1350に供給し、パケット自体の供給または抑制/抑圧が、ユーザが話しているかどうかの指示を与え得る。
[0138] 図13のアーキテクチャによれば、モバイルデバイス115−fは、通信管理モジュール1360をさらに含み得る。通信管理モジュール1360は、他のモバイルデバイス115との通信を管理し得る。例として、通信管理モジュール1360は、バスを介してモバイルデバイス115−fの他の構成要素の一部または全部と通信しているモバイルデバイス115−fの構成要素であり得る。代替的に、通信管理モジュール1360の機能は、トランシーバモジュール1350の構成要素として、コンピュータプログラム製品として、および/またはプロセッサモジュール1370の1つまたは複数のコントローラ要素として実装され得る。
[0139] モバイルデバイス115−fのための構成要素は、図4のデバイス400に関して上記で説明した態様を実装するように構成され得、簡潔のためにここで繰り返さないことがある。たとえば、スケーリング補償モジュール415−bは、図4のスケーリング補償モジュール415であり得る。スケーリング補償モジュール415−bは、上記で説明したようにスケーリング補償を実施するために、1つまたは複数のモジュールまたはサブモジュールを含み得る。たとえば、スケーリング補償モジュール415−bは、拡散率モジュール1381と、パンクチャリングモジュール1382と、反復モジュール1383と、チャネル構成モジュール1384と、送信電力モジュール1385と、レイテンシ管理モジュール1386と、マルチコードモジュール1387と、コードレートモジュール1388と、変調方式モジュール1389と、および/またはサブフレーム復号モジュール1390とを含み得る。いくつかの実施形態では、スケーリング補償モジュール415−bは、フレキシブル帯域幅スケーリング係数に基づいてAMRコーデックレートを調整するように構成されたAMRコーデックレート調整モジュール1391を含み得る。
[0140] モバイルデバイス115−fはまた、スペクトル識別モジュール1315をも含み得る。スペクトル識別モジュール1315は、フレキシブル波形のために利用可能なスペクトルを識別するために利用され得る。いくつかの実施形態では、ハンドオーバモジュール1325が、ある基地局から別の基地局へのモバイルデバイス115−fのハンドオーバプロシージャを実行するために利用され得る。たとえば、ハンドオーバモジュール1325は、通常波形がモバイルデバイス115−fと基地局のうちの1つとの間で利用され、フレキシブル波形がモバイルデバイスと別の基地局との間で利用される場合、ある基地局から別の基地局へのモバイルデバイス115−fのハンドオーバプロシージャを実行し得る。スケーリングモジュール410−bは、フレキシブル波形を生成するために、チップレートをスケーリングおよび/または変更するために利用され得、スケーリングモジュール410−bは、図4のスケーリングモジュール410の一例であり得る。
[0141] いくつかの実施形態では、モバイルデバイス115−fの他の可能な構成要素とともに、アンテナ1340と連動して、トランシーバモジュール1350は、モバイルデバイス115−fから基地局またはコアネットワークへ、フレキシブル波形および/またはスケーリング係数に関する情報を送信し得る。いくつかの実施形態では、モバイルデバイス115−fの他の可能な構成要素とともに、アンテナ1340と連動して、トランシーバモジュール1350は、フレキシブル波形および/またはスケーリング係数などの情報を、基地局またはコアネットワークへ、これらのデバイスまたはシステムがフレキシブル波形を利用し得るように送信し得る。
[0142] 図14は、様々な実施形態による、基地局105−eとモバイルデバイス115−gとを含むシステム1400のブロック図である。このシステム1400は、図1のシステム100、図2のシステム200、図3のシステム300、および/または図12のシステム1200の一例であり得る。基地局105−eは、アンテナ1434−a〜1434−xを備え得、モバイルデバイス115−gは、アンテナ1452−a〜1452−nを備え得る。基地局105−eにおいて、送信機プロセッサ1420は、データソースからデータを受信し得る。
[0143] 送信機プロセッサ1420は、データを処理し得る。送信機プロセッサ1420はまた、基準シンボルとセル固有基準信号とを生成し得る。送信(TX)MIMOプロセッサ1430は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行し得、出力シンボルストリームを送信変調器1432−a〜1432−xに与え得る。各変調器1432は、(たとえば、OFDMなどのために)それぞれの出力シンボルストリームを処理して、出力サンプルストリームを取得し得る。各変調器1432はさらに、出力サンプルストリームを処理(たとえば、アナログへの変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、ダウンリンク(DL)信号を取得し得る。一例では、変調器1432−a〜1432−xからのDL信号は、それぞれアンテナ1434−a〜1434−xを介して送信され得る。送信機プロセッサ1420は、プロセッサ1440から情報を受信し得る。プロセッサ1440は、チップレートを変更すること、および/またはスケーリング係数を利用することを通して、フレキシブル波形を生成するように構成され得、このことは、場合によっては動的に行われ得る。プロセッサ1440はまた、異なる整合および/またはオフセットプロシージャを行い得る。プロセッサ1440はまた、スケーリングおよび/またはチップレート情報を利用して、他のサブシステムにおける測定を実行し、他のサブシステムへのハンドオフを実行し、再選択などを実行し得る。プロセッサ1440は、パラメータスケーリングを通して、フレキシブル帯域幅の使用に関連付けられた時間伸張の効果を逆にし得る。いくつかの実施形態では、プロセッサ1440は、汎用プロセッサ、送信機プロセッサ1420、および/または受信機プロセッサ1438の一部として実装され得る。プロセッサ1440は、メモリ1442に結合され得る。
[0144] いくつかの実施形態では、プロセッサ1440は、フレキシブル帯域幅システム上でボイスサービスを提供するために構成される。フレキシブル帯域幅システム上でボイスサービスを提供することにおいて、プロセッサ1440は、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償し得る。このことは、コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して達成され得る。たとえば、プロセッサは、スケーリングを補償するために、調整された拡散率を生成するために、スケーリング係数を利用して、拡散率を識別および/または調整し得る。プロセッサ1440は、マルチコード送信の使用、レイテンシ管理、サブフレーム復号、調整されたコードレート、調整されたAMRコーデックレート、および/または調整された変調方式を含む、他の技法を利用して、フレキシブル帯域幅スケーリングを補償し得る。
[0145] モバイルデバイス115−gにおいて、モバイルデバイスアンテナ1452−a〜1452−nは、基地局105−eからDL信号を受信し得、受信された信号をそれぞれ復調器1454−a〜1454−nに与え得る。各復調器1454は、入力サンプルを取得するために、それぞれの受信信号を調節(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)し得る。各復調器1454はさらに、(たとえば、OFDMなどの)入力サンプルを処理して受信シンボルを取得し得る。MIMO検出器1456は、すべての復調器1454−a〜1454−nから受信シンボルを取得し、適用可能な場合は受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、検出シンボルを与え得る。受信プロセッサ1458は、検出シンボルを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)し、モバイルデバイス115−gの復号されたデータをデータ出力に与え、復号された制御情報をプロセッサ1480、またはメモリ1482に与え得る。
[0146] アップリンク(UL)上で、モバイルデバイス115−gにおいて、送信機プロセッサ1464がデータソースからデータを受信し、処理し得る。送信機プロセッサ1464はまた、基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信機プロセッサ1464からのシンボルは、適用可能な場合は送信MIMOプロセッサ1466によってプリコードされ、さらに(たとえば、SC−FDMAなどのために)復調器1454−a〜1454−nによって処理され、基地局105−eから受信された送信パラメータに従って基地局105−eへ送信され得る。送信機プロセッサ1464はまた、チップレートを変更すること、および/またはスケーリング係数を利用することを通して、フレキシブル波形を生成するように構成され得、このことは、場合によっては動的に行われ得る。送信機プロセッサ1464は、プロセッサ1480から情報を受信し得る。プロセッサ1480は、異なる整合および/またはオフセットプロシージャを行い得る。プロセッサ1480はまた、スケーリングおよび/またはチップレート情報を利用して、他のサブシステムにおける測定を実行し、他のサブシステムへのハンドオフを実行し、再選択などを実行し得る。プロセッサ1480は、パラメータスケーリングを通して、フレキシブル帯域幅の使用に関連付けられた時間伸張の効果を逆にし得る。基地局105−eにおいて、モバイルデバイス115−gからのUL信号は、アンテナ1434によって受信され、復調器1432によって処理され、適用可能な場合はMIMO検出器1436によって検出され、さらに受信プロセッサによって処理され得る。受信プロセッサ1438は、復号されたデータをデータ出力とプロセッサ1440とに与え得る。いくつかの実施形態では、プロセッサ1480は、汎用プロセッサ、送信機プロセッサ1464、および/または受信機プロセッサ1458の一部として実装され得る。
[0147] いくつかの実施形態では、プロセッサ1480は、フレキシブル帯域幅システム上でボイスサービスを提供するために構成される。フレキシブル帯域幅システム上でボイスサービスを提供することにおいて、プロセッサ1480は、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償し得る。このことは、コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して達成され得る。たとえば、プロセッサは、スケーリングを補償するために、調整された拡散率を生成するために、スケーリング係数を利用して、拡散率を識別および/または調整し得る。プロセッサ1480は、マルチコード送信の使用、レイテンシ管理、サブフレーム復号、調整されたコードレート、調整されたAMRコーデックレート、および/または調整された変調方式を含む、他の技法を利用して、フレキシブル帯域幅スケーリングを補償し得る。
[0148] 図15Aを参照すると、様々な実施形態による、フレキシブル帯域幅システム上で、ボイスサービスなどのサービスを提供するための方法1500−aのフロー図。方法1500−aは、限定はしないが、図1、図2、図3、図12、および/もしくは図14に示されているような基地局105、ならびに/または、図4に示されているようなデバイス400を含む、様々なワイヤレス通信デバイスを利用して実施され得る。いくつかの実施形態では、方法1500−aは、限定はしないが、図1、図2、図3、図12、図13、および/もしくは図14に示されているようなモバイルデバイス115、ならびに/または、図1および/もしくは図12に示されているようなコアネットワーク130および/もしくはコントローラ120を含む、様々なワイヤレス通信デバイスを利用して実施され得る。
[0149] ブロック1505において、フレキシブル帯域幅システムのスケーリング係数が識別され得る。いくつかの実施形態では、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様が、ブロック1510に示されるように、スケーリング係数に基づいてスケーリングされる。ブロック1515において、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングが、コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して補償され得る。
[0150] コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することは、様々なツールおよび技法を利用し得る。たとえば、この補償は、拡散率を識別することを含み得る。拡散率は、調整された拡散率を生成するために、スケーリング係数を利用して調整され得る。いくつかの実施形態では、レートチューニングマッチングが、拡散率調整プロセスの一部として、少なくともパンクチャリングプロセスまたは反復プロセスを通して適用される。いくつかの実施形態は、少なくとも調整された拡散率またはより遅い電力制御を補償するために、送信電力を増大させることを含む。いくつかの実施形態は、電力制御レートを増大させること、および/または電力制御ステップを変更することを含み得る。
[0151] いくつかの実施形態では、フレキシブル帯域幅の1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することは、MAC層からボイスフレームを受信することを含む。1つまたは複数のスロット境界が、PHY層における1つまたは複数の通常フレーム境界に対して決定され得る。ボイスフレームは、1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて送信され得る。いくつかの実施形態では、1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、ボイスフレームを送信することは、ある時間期間だけボイスフレームを送信することを遅延させることをさらに含み、この時間期間は、追加のスロット時間境界を含み得る。
[0152] コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することは、ボイスフレームを識別することを含み得る。ボイスフレームは、スケーリング係数に基づいて、複数のサブブロックにセグメント化され得る。複数のサブブロックは、複数のチャネル上で同時に送信され得る。チャネルの数またはカーディナリティは、スケーリング係数に等しくなり得る。複数のチャネルの数またはカーディナリティは、スケーリング係数を超え得る。
[0153] コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することは、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングによって影響を受けるデータレートを維持するために、コードレートを調整することを含み得る。コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することは、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングによって影響を受けるデータレートを維持するために、変調方式を調整することを含み得る。いくつかの実施形態は、受信されたボイスフレームを少なくとも復調または復号するために、サブフレーム復号方式を利用し得る。コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償することは、スケーリング係数に従ってAMRコーデックレートを調整することを含み得る。
[0154] 図15Bを参照すると、様々な実施形態による、フレキシブル帯域幅システム上で、ボイスサービスなどのサービスを提供するための方法1500−bのフロー図。方法1500−bは、限定はしないが、図1、図2、図3、図12、および/もしくは図14に示されているような基地局105、ならびに/または、図4に示されているようなデバイス400を含む、様々なワイヤレス通信デバイスを利用して実施され得る。いくつかの実施形態では、方法1500−bは、限定はしないが、図1、図2、図3、図12、図13、および/もしくは図14に示されているようなモバイルデバイス115、ならびに/または、図1および/もしくは図12に示されているようなコアネットワーク130および/もしくはコントローラ120を含む、様々なワイヤレス通信デバイスを利用して実施され得る。方法1500−bは、図15Aの方法1500−aの一例であり得る。
[0155] ブロック1505−aにおいて、フレキシブル帯域幅システムのスケーリング係数が識別され得る。いくつかの実施形態では、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様が、ブロック1510−aに示されるように、スケーリング係数に基づいてスケーリングされる。フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングは、ブロック1515−aに示されるように、1つまたは複数のステップを利用して、コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して補償され得る。たとえば、ブロック1520において、拡散率が識別され得る。拡散率は、ブロック1525において、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償するために、調整された拡散率が生成するために、スケーリング係数を利用して調整され得る。いくつかの実施形態では、レートチューニングマッチングが、拡散率調整プロセスの一部として、少なくともパンクチャリングプロセスまたは反復プロセスを通して適用される。
[0156] 図15Cを参照すると、様々な実施形態による、フレキシブル帯域幅システム上で、ボイスサービスなどのサービスを提供するための方法1500−cのフロー図。方法1500−cは、限定はしないが、図1、図2、図3、図12、および/もしくは図14に示されているような基地局105、ならびに/または、図4に示されているようなデバイス400を含む、様々なワイヤレス通信デバイスを利用して実施され得る。いくつかの実施形態では、方法1500−cは、限定はしないが、図1、図2、図3、図12、図13、および/もしくは図14に示されているようなモバイルデバイス115、ならびに/または、図1および/もしくは図12に示されているようなコアネットワーク130および/もしくはコントローラ120を含む、様々なワイヤレス通信デバイスを利用して実施され得る。方法1500−cは、図15Aの方法1500−aの一例であり得る。
[0157] ブロック1505−bにおいて、フレキシブル帯域幅システムのスケーリング係数が識別され得る。いくつかの実施形態では、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様が、ブロック1510−bに示されるように、スケーリング係数に基づいてスケーリングされる。フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングは、ブロック1515−bに示されるように、1つまたは複数のステップを利用して、コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して補償され得る。たとえば、ブロック1530において、ボイスフレームがMAC層から受信され得る。ブロック1535において、1つまたは複数のスロット境界が、PHY層における1つまたは複数の通常フレーム境界に対して決定され得る。ブロック1537において、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償するために、ボイスフレームが、1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて送信され得る。いくつかの実施形態では、1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、ボイスフレームを送信することは、追加のスロット時間境界だけボイスフレームを送信することを遅延させることをさらに含む。
[0158] 図15Dを参照すると、様々な実施形態による、フレキシブル帯域幅システム上で、ボイスサービスなどのサービスを提供するための方法1500−dのフロー図。方法1500−dは、限定はしないが、図1、図2、図3、図12、および/もしくは図14に示されているような基地局105、ならびに/または、図4に示されているようなデバイス400を含む、様々なワイヤレス通信デバイスを利用して実施され得る。いくつかの実施形態では、方法1500−dは、限定はしないが、図1、図2、図3、図12、図13、および/もしくは図14に示されているようなモバイルデバイス115、ならびに/または、図1および/もしくは図12に示されているようなコアネットワーク130および/もしくはコントローラ120を含む、様々なワイヤレス通信デバイスを利用して実施され得る。方法1500−dは、図15Aの方法1500−aの一例であり得る。
[0159] ブロック1505−cにおいて、フレキシブル帯域幅システムのスケーリング係数が識別され得る。いくつかの実施形態では、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様が、ブロック1510−cに示されるように、スケーリング係数に基づいてスケーリングされる。フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングは、ブロック1515−cに示されるように、1つまたは複数のステップを利用して、コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して補償され得る。たとえば、ブロック1540において、ボイスフレームが識別され得る。ブロック1545において、ボイスフレームが、スケーリング係数に基づいて、複数のサブブロックにセグメント化され得る。ブロック1547において、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償するために、複数のサブブロックが複数のチャネル上で同時に送信され得る。チャネルの数またはカーディナリティは、スケーリング係数に等しくなり得る。複数のチャネルの数またはカーディナリティは、スケーリング係数を超え得る。
[0160] 図15Eを参照すると、様々な実施形態による、フレキシブル帯域幅システム上で、ボイスサービスなどのサービスを提供するための方法1500−eのフロー図。方法1500−eは、限定はしないが、図1、図2、図3、図12、および/もしくは図14に示されているような基地局105、ならびに/または、図4に示されているようなデバイス400を含む、様々なワイヤレス通信デバイスを利用して実施され得る。いくつかの実施形態では、方法1500−eは、限定はしないが、図1、図2、図3、図12、図13、および/もしくは図14に示されているようなモバイルデバイス115、ならびに/または、図1および/もしくは図12に示されているようなコアネットワーク130および/もしくはコントローラ120を含む、様々なワイヤレス通信デバイスを利用して実施され得る。方法1500−eは、図15Aの方法1500−aの一例であり得る。
[0161] ブロック1505−dにおいて、フレキシブル帯域幅システムのスケーリング係数が識別され得る。いくつかの実施形態では、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様が、ブロック1510−dに示されるように、スケーリング係数に基づいてスケーリングされる。フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングは、ブロック1515−dに示されるように、1つまたは複数のステップを利用して、コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して補償され得る。たとえば、ブロック1550において、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償するために、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングによって影響を受けるデータレートを維持するために、コードレートが調整され得る。
[0162] 図15Fを参照すると、様々な実施形態による、フレキシブル帯域幅システム上で、ボイスサービスなどのサービスを提供するための方法1500−fのフロー図。方法1500−fは、限定はしないが、図1、図2、図3、図12、および/もしくは図14に示されているような基地局105、ならびに/または、図4に示されているようなデバイス400を含む、様々なワイヤレス通信デバイスを利用して実施され得る。いくつかの実施形態では、方法1500−fは、限定はしないが、図1、図2、図3、図12、図13、および/もしくは図14に示されているようなモバイルデバイス115、ならびに/または、図1および/もしくは図12に示されているようなコアネットワーク130および/もしくはコントローラ120を含む、様々なワイヤレス通信デバイスを利用して実施され得る。方法1500−fは、図15Aの方法1500−aの一例であり得る。
[0163] ブロック1505−eにおいて、フレキシブル帯域幅システムのスケーリング係数が識別され得る。いくつかの実施形態では、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様が、ブロック1510−eに示されるように、スケーリング係数に基づいてスケーリングされる。フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングは、ブロック1515−eに示されるように、1つまたは複数のステップを利用して、コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して補償され得る。たとえば、ブロック1560において、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償するために、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングによって影響を受けるデータレートを維持するために、変調方式が調整され得る。
[0164] 図15Gを参照すると、様々な実施形態による、フレキシブル帯域幅システム上で、ボイスサービスなどのサービスを提供するための方法1500−gのフロー図。方法1500−gは、限定はしないが、図1、図2、図3、図12、および/もしくは図14に示されているような基地局105、ならびに/または、図4に示されているようなデバイス400を含む、様々なワイヤレス通信デバイスを利用して実施され得る。いくつかの実施形態では、方法1500−gは、限定はしないが、図1、図2、図3、図12、図13、および/もしくは図14に示されているようなモバイルデバイス115、ならびに/または、図1および/もしくは図12に示されているようなコアネットワーク130および/もしくはコントローラ120を含む、様々なワイヤレス通信デバイスを利用して実施され得る。方法1500−gは、図15Aの方法1500−aの一例であり得る。
[0165] ブロック1505−fにおいて、フレキシブル帯域幅システムのスケーリング係数が識別され得る。いくつかの実施形態では、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様が、ブロック1510−fに示されるように、スケーリング係数に基づいてスケーリングされる。フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングは、ブロック1515−fに示されるように、1つまたは複数のステップを利用して、コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して補償され得る。たとえば、ブロック1570において、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングを補償するために、受信されたボイスフレームを少なくとも復調または復号するために、サブフレーム復号方式を利用し得る。
[0166] 図15Hを参照すると、様々な実施形態による、フレキシブル帯域幅システム上で、ボイスサービスなどのサービスを提供するための方法1500−hのフロー図。方法1500−hは、限定はしないが、図1、図2、図3、図12、および/もしくは図14に示されているような基地局105、ならびに/または、図4に示されているようなデバイス400を含む、様々なワイヤレス通信デバイスを利用して実施され得る。いくつかの実施形態では、方法1500−は、限定はしないが、図1、図2、図3、図12、図13、および/もしくは図14に示されているようなモバイルデバイス115、ならびに/または、図1および/もしくは図12に示されているようなコアネットワーク130および/もしくはコントローラ120を含む、様々なワイヤレス通信デバイスを利用して実施され得る。方法1500−は、図15Aの方法1500−aの一例であり得る。
[0167] ブロック1505−gにおいて、フレキシブル帯域幅システムのスケーリング係数が識別され得る。いくつかの実施形態では、フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様が、ブロック1510−gに示されるように、スケーリング係数に基づいてスケーリングされる。フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様のスケーリングは、ブロック1515−gに示されるように、1つまたは複数のステップを利用して、コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して補償され得る。たとえば、ブロック1580において、AMRコーデックレートが、スケーリング係数に基づいて調整され得る。
[0168] 添付の図面に関して上記に記載した発明を実施するための形態は、例示的な実施形態について説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内に入る実施形態のみを表すものではない。この説明全体にわたって使用される「例示的」という用語は、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味し、「好ましい」または「他の実施形態よりも有利な」を意味しない。発明を実施するための形態は、説明される技法の理解を与えるために、具体的な詳細を含む。ただし、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実施され得る。いくつかの事例では、説明される実施形態の概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造およびデバイスがブロック図の形式で示される。
[0169] 情報および信号は、様々な異なる技術および技法のうちのいずれかを使用して表され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0170] 本明細書の開示に関連して説明された様々な例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書で説明された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せによって、実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえばDSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成としても実装され得る。
[0171] 本明細書で説明する機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実装形態は、本開示および添付の特許請求の範囲および趣旨内に入る。たとえば、ソフトウェアの性質により、上記で説明した機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が、異なる物理ロケーションにおいて実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、「のうちの少なくとも1つ」で終わる項目の列挙中で使用される「または」は、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」の列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような、選言的列挙を示す。
[0172] コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータまたは汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[0173] 本開示の前述の説明は、当業者が本開示を作成または使用することができるように提供されたものである。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。本開示全体にわたって、「例」または「例示的」という用語は、一例または一事例を示すものであり、言及した例についての選好を暗示せず、または必要としない。したがって、本開示は、本明細書で説明する例および設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に本願の出願当初の請求項に記載された発明を付記する。
[C1]
フレキシブル帯域幅システム上でボイスサービスを提供するための方法であって、
前記フレキシブル帯域幅システムのスケーリング係数を識別することと、
前記スケーリング係数に基づいて、前記フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様をスケーリングすることと、
コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償することとを備える方法。
[C2]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償することが、
拡散率を識別することと、
調整された拡散率を生成するために、前記スケーリング係数を利用して、前記拡散率を調整することと
を備える、C1に記載の方法。
[C3]
少なくともパンクチャリングプロセスまたは反復プロセスを通して、レートチューニングマッチングを適用すること
をさらに備える、C2に記載の方法。
[C4]
少なくとも前記調整された拡散率またはより遅い電力制御を補償するために、送信電力を増大させること
をさらに備える、C2に記載の方法。
[C5]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償することが、
MAC層からボイスフレームを受信することと、
PHY層における1つまたは複数の通常フレーム境界に対して、1つまたは複数のスロット境界を決定することと、
前記1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、前記ボイスフレームを送信することと
を備える、C1に記載の方法。
[C6]
前記1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、前記ボイスフレームを送信することが、
ある時間期間だけ前記ボイスフレームを送信することを遅延させること
をさらに備える、C5に記載の方法。
[C7]
前記時間期間が追加のスロット時間境界を備える、C6に記載の方法。
[C8]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償することが、
ボイスフレームを識別することと、
前記スケーリング係数に基づいて、前記ボイスフレームを複数のサブブロックにセグメント化することと、
前記複数のサブブロックを複数のチャネル上で同時に送信することと
を備える、C1に記載の方法。
[C9]
前記複数のチャネルのカーディナリティが、前記スケーリング係数に等しい、C8に記載の方法。
[C10]
前記複数のチャネルのカーディナリティが、前記スケーリング係数を超える、C8に記載の方法。
[C11]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償することが、
前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングによって影響を受けるデータレートを維持するために、コードレートを調整することを備える、C1に記載の方法。
[C12]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償することが、
前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングによって影響を受けるデータレートを維持するために、変調方式を調整すること
を備える、C1に記載の方法。
[C13]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償することが、
受信されたボイスフレームを少なくとも復調または復号するために、サブフレーム復号方式を利用すること
を備える、C1に記載の方法。
[C14]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償することが、
前記スケーリング係数に基づいて、AMRコーデックレートを調整することを備える、C1に記載の方法。
[C15]
フレキシブル帯域幅システム上でボイスサービスを提供するために構成されたワイヤレス通信システムであって、
前記フレキシブル帯域幅システムのスケーリング係数を識別するための手段と、
前記スケーリング係数に基づいて、前記フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様をスケーリングするための手段と、
コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償するための手段とを備えるワイヤレス通信システム。
[C16]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償するための前記手段が、
拡散率を識別するための手段と、
調整された拡散率を生成するために、前記スケーリング係数を利用して、前記拡散率を調整するための手段と
を備える、C15に記載のワイヤレス通信システム。
[C17]
少なくともパンクチャリングプロセスまたは反復プロセスを通して、レートチューニングマッチングを適用するための手段
をさらに備える、C16に記載のワイヤレス通信システム。
[C18]
少なくとも前記調整された拡散率またはより遅い電力制御を補償するために、送信電力を増大させるための手段
をさらに備える、C16に記載のワイヤレス通信システム。
[C19]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償するための前記手段が、
MAC層からボイスフレームを受信するための手段と、
PHY層における1つまたは複数の通常フレーム境界に対して、1つまたは複数のスロット境界を決定するための手段と、
前記1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、前記ボイスフレームを送信するための手段と
を備える、C15に記載のワイヤレス通信システム。
[C20]
前記1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、前記ボイスフレームを送信するための前記手段が、
ある時間期間だけ前記ボイスフレームを送信することを遅延させるための手段をさらに備える、C19に記載のワイヤレス通信システム。
[C21]
前記時間期間が追加のスロット時間境界を備える、C20に記載のワイヤレス通信システム。
[C22]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償するための前記手段が、
ボイスフレームを識別するための手段と、
前記スケーリング係数に基づいて、前記ボイスフレームを複数のサブブロックにセグメント化するための手段と、
前記複数のサブブロックを複数のチャネル上で同時に送信するための手段とを備える、C15に記載のワイヤレス通信システム。
[C23]
前記複数のチャネルのカーディナリティが、前記スケーリング係数に等しい、C22に記載のワイヤレス通信システム。
[C24]
前記複数のチャネルのカーディナリティが、前記スケーリング係数を超える、C22に記載のワイヤレス通信システム。
[C25]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償するための前記手段が、
前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングによって影響を受けるデータレートを維持するために、コードレートを調整するための手段を備える、C15に記載のワイヤレス通信システム。
[C26]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償するための前記手段が、
前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングによって影響を受けるデータレートを維持するために、変調方式を調整するための手段を備える、C15に記載のワイヤレス通信システム。
[C27]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償するための前記手段が、
受信されたボイスフレームを少なくとも復調または復号するために、サブフレーム復号方式を利用するための手段
を備える、C15に記載のワイヤレス通信システム。
[C28]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償するための前記手段が、
前記スケーリング係数に基づいて、AMRコーデックレートを調整するための手段を備える、C15に記載のワイヤレス通信システム。
[C29]
フレキシブル帯域幅システム上でボイスサービスを提供するためのコンピュータプログラム製品であって、
前記フレキシブル帯域幅システムのスケーリング係数を識別するためのコードと、
前記スケーリング係数に基づいて、前記フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様をスケーリングするためのコードと、
コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償するためのコードと
を備える非一時的コンピュータ可読媒体
を備えるコンピュータプログラム製品。
[C30]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償するための前記コードが、
拡散率を識別するためのコードと、
調整された拡散率を生成するために、前記スケーリング係数を利用して、前記拡散率を調整するためのコードと
を備える、C29に記載のコンピュータプログラム製品。
[C31]
前記非一時的コンピュータ媒体が、
少なくともパンクチャリングプロセスまたは反復プロセスを通して、レートチューニングマッチングを適用するためのコード
をさらに備える、C30に記載のコンピュータプログラム製品。
[C32]
前記非一時的コンピュータ媒体が、
少なくとも前記調整された拡散率またはより遅い電力制御を補償するために、送信電力を増大させるためのコード
をさらに備える、C30に記載のコンピュータプログラム製品。
[C33]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償するための前記コードが、
MAC層からボイスフレームを受信するためのコードと、
PHY層における1つまたは複数の通常フレーム境界に対して、1つまたは複数のスロット境界を決定するためのコードと、
前記1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、前記ボイスフレームを送信するためのコードと
を備える、C29に記載のコンピュータプログラム製品。
[C34]
前記1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、前記ボイスフレームを送信するための前記コードが、
ある時間期間だけ前記ボイスフレームを送信することを遅延させるためのコードをさらに備える、C33に記載のコンピュータプログラム製品。
[C35]
前記時間期間が追加のスロット時間境界を備える、C34に記載のコンピュータプログラム製品。
[C36]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償するための前記コードが、
ボイスフレームを識別するためのコードと、
前記スケーリング係数に基づいて、前記ボイスフレームを複数のサブブロックにセグメント化するためのコードと、
前記複数のサブブロックを複数のチャネル上で同時に送信するためのコードとを備える、C29に記載のコンピュータプログラム製品。
[C37]
前記複数のチャネルのカーディナリティが、前記スケーリング係数に等しい、C36に記載のコンピュータプログラム製品。
[C38]
前記複数のチャネルのカーディナリティが、前記スケーリング係数を超える、C36に記載のコンピュータプログラム製品。
[C39]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償するための前記コードが、
前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングによって影響を受けるデータレートを維持するために、コードレートを調整するためのコードを備える、C29に記載のコンピュータプログラム製品。
[C40]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償するための前記コードが、
前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングによって影響を受けるデータレートを維持するために、変調方式を調整するためのコードを備える、C29に記載のコンピュータプログラム製品。
[C41]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償するための前記コードが、
受信されたボイスフレームを少なくとも復調または復号するために、サブフレーム復号方式を利用するためのコード
を備える、C29に記載のコンピュータプログラム製品。
[C42]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償するための前記コードが、
前記スケーリング係数に基づいて、AMRコーデックレートを調整するためのコードを備える、C29に記載のコンピュータプログラム製品。
[C43]
フレキシブル帯域幅システム上でボイスサービスを提供するために構成されたワイヤレス通信デバイスであって、
前記フレキシブル帯域幅システムのスケーリング係数を識別することと、
前記スケーリング係数に基づいて、前記フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様をスケーリングすることと、
コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償することと
を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合された少なくとも1つのメモリと
を備えるワイヤレス通信デバイス。
[C44]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償することを行うように構成された前記少なくとも1つのプロセッサが、
拡散率を識別することと、
調整された拡散率を生成するために、前記スケーリング係数を利用して、前記拡散率を調整することと
を行うための構成を備える、C43に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C45]
前記少なくとも1つのプロセッサが、
少なくともパンクチャリングプロセスまたは反復プロセスを通して、レートチューニングマッチングを適用すること
を行うようにさらに構成される、C44に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C46]
前記少なくとも1つのプロセッサが、
少なくとも前記調整された拡散率またはより遅い電力制御を補償するために、送信電力を増大させること
を行うようにさらに構成される、C44に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C47]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償することを行うように構成された前記少なくとも1つのプロセッサが、
MAC層からボイスフレームを受信することと、
PHY層における1つまたは複数の通常フレーム境界に対して、1つまたは複数のスロット境界を決定することと、
前記1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、前記ボイスフレームを送信することと
を行うための構成を備える、C43に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C48]
前記1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、前記ボイスフレームを送信することを行うように構成された前記少なくとも1つのプロセスが、
ある時間期間だけ前記ボイスフレームを送信することを遅延させること
を行うようにさらに構成される、C47に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C49]
前記時間期間が追加のスロット時間境界を備える、C48に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C50]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償することを行うように構成された前記少なくとも1つのプロセッサが、
ボイスフレームを識別することと、
前記スケーリング係数に基づいて、前記ボイスフレームを複数のサブブロックにセグメント化することと、
前記複数のサブブロックを複数のチャネル上で同時に送信することと
を行うための構成を備える、C43に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C51]
前記複数のチャネルのカーディナリティが、前記スケーリング係数に等しい、C50に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C52]
前記複数のチャネルのカーディナリティが、前記スケーリング係数を超える、C50に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C53]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償することを行うように構成された前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングによって影響を受けるデータレートを維持するために、コードレートを調整することを行うための構成を備える、C43に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C54]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償することを行うように構成された前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングによって影響を受けるデータレートを維持するために、変調方式を調整すること
を行うための構成を備える、C43に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C55]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償することを行うように構成された前記少なくとも1つのプロセッサが、
受信されたボイスフレームを少なくとも復調または復号するために、サブフレーム復号方式を利用すること
を行うための構成を備える、C43に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C56]
前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償することを行うように構成された前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記スケーリング係数に基づいて、AMRコーデックレートを調整することを行うための構成を備える、C43に記載のワイヤレス通信デバイス

Claims (20)

  1. フレキシブル帯域幅システム上でボイスサービスを提供するための方法であって、
    前記フレキシブル帯域幅システムのスケーリング係数を識別することと、
    前記スケーリング係数に基づいて、前記フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様をスケーリングすることと、
    コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償することとを備え、
    ここにおいて、前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償することが、
    MAC層からボイスフレームを受信することと、
    PHY層における1つまたは複数の通常フレーム境界に対して、1つまたは複数のスロット境界を決定することと、
    前記1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、前記ボイスフレームを送信することとを備え、
    ここにおいて、前記1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、前記ボイスフレームを送信することが、
    ある時間期間だけ前記ボイスフレームを送信することを遅延させることをさらに備える、
    方法。
  2. 前記時間期間が追加のスロット時間境界を備える、請求項に記載の方法。
  3. フレキシブル帯域幅システム上でボイスサービスを提供するための方法であって、
    前記フレキシブル帯域幅システムのスケーリング係数を識別することと、
    前記スケーリング係数に基づいて、前記フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様をスケーリングすることと、
    コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償することとを備え、
    ここにおいて、前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償することが、
    ボイスフレームを識別することと、
    前記スケーリング係数に基づいて、前記ボイスフレームを複数のサブブロックにセグメント化することと、
    前記複数のサブブロックを複数のチャネル上で同時に送信することとを備える、
    方法。
  4. 前記複数のチャネルのカーディナリティが、前記スケーリング係数に等しい、請求項に記載の方法。
  5. 前記複数のチャネルのカーディナリティが、前記スケーリング係数を超える、請求項に記載の方法。
  6. フレキシブル帯域幅システム上でボイスサービスを提供するために構成されたワイヤレス通信システムであって、
    前記フレキシブル帯域幅システムのスケーリング係数を識別するための手段と、
    前記スケーリング係数に基づいて、前記フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様をスケーリングするための手段と、
    コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償するための手段とを備え、
    ここにおいて、前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償するための前記手段が、
    MAC層からボイスフレームを受信するための手段と、
    PHY層における1つまたは複数の通常フレーム境界に対して、1つまたは複数のスロット境界を決定するための手段と、
    前記1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、前記ボイスフレームを送信するための手段とを備え、
    ここにおいて、前記1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、前記ボイスフレームを送信するための前記手段が、
    ある時間期間だけ前記ボイスフレームを送信することを遅延させるための手段をさらに備える、
    ワイヤレス通信システム。
  7. 前記時間期間が追加のスロット時間境界を備える、請求項に記載のワイヤレス通信システム。
  8. フレキシブル帯域幅システム上でボイスサービスを提供するために構成されたワイヤレス通信システムであって、
    前記フレキシブル帯域幅システムのスケーリング係数を識別するための手段と、
    前記スケーリング係数に基づいて、前記フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様をスケーリングするための手段と、
    コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償するための手段とを備え、
    ここにおいて、前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償するための前記手段が、
    ボイスフレームを識別するための手段と、
    前記スケーリング係数に基づいて、前記ボイスフレームを複数のサブブロックにセグメント化するための手段と、
    前記複数のサブブロックを複数のチャネル上で同時に送信するための手段とを備える、
    ワイヤレス通信システム。
  9. 前記複数のチャネルのカーディナリティが、前記スケーリング係数に等しい、請求項に記載のワイヤレス通信システム。
  10. 前記複数のチャネルのカーディナリティが、前記スケーリング係数を超える、請求項に記載のワイヤレス通信システム。
  11. 少なくとも1つのコンピュータに、フレキシブル帯域幅システム上でボイスサービスを提供させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記フレキシブル帯域幅システムのスケーリング係数を識別させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記スケーリング係数に基づいて、前記フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様をスケーリングさせるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、コード領域内で1つまたは複数の態様を変更させることを通して、前記少なくとも1つのコンピュータに、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償させるためのコードと
    を備え、
    ここにおいて、前記少なくとも1つのコンピュータに、前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更させることを通して、前記少なくとも1つのコンピュータに、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償させるための前記コードが、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、MAC層からボイスフレームを受信させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、PHY層における1つまたは複数の通常フレーム境界に対して、1つまたは複数のスロット境界を決定させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、前記ボイスフレームを送信させるためのコードとを備え、
    ここにおいて、前記少なくとも1つのコンピュータに、前記1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、前記ボイスフレームを送信させるための前記コードが、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、ある時間期間だけ前記ボイスフレームを送信することを遅延させるためのコードをさらに備える、
    コンピュータプログラム。
  12. 前記時間期間が追加のスロット時間境界を備える、請求項11に記載のコンピュータプログラム。
  13. 少なくとも1つのコンピュータに、フレキシブル帯域幅システム上でボイスサービスを提供させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記フレキシブル帯域幅システムのスケーリング係数を識別させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記スケーリング係数に基づいて、前記フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様をスケーリングさせるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、コード領域内で1つまたは複数の態様を変更させることを通して、前記少なくとも1つのコンピュータに、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償させるためのコードと
    を備え、
    ここにおいて、前記少なくとも1つのコンピュータに、前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更させることを通して、前記少なくとも1つのコンピュータに、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償させるための前記コードが、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、ボイスフレームを識別させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記スケーリング係数に基づいて、前記ボイスフレームを複数のサブブロックにセグメント化させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記複数のサブブロックを複数のチャネル上で同時に送信させるためのコードとを備える、
    コンピュータプログラム。
  14. 前記複数のチャネルのカーディナリティが、前記スケーリング係数に等しい、請求項13に記載のコンピュータプログラム。
  15. 前記複数のチャネルのカーディナリティが、前記スケーリング係数を超える、請求項13に記載のコンピュータプログラム。
  16. フレキシブル帯域幅システム上でボイスサービスを提供するために構成されたワイヤレス通信デバイスであって、
    前記フレキシブル帯域幅システムのスケーリング係数を識別することと、
    前記スケーリング係数に基づいて、前記フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様をスケーリングすることと、
    コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償することと
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合された少なくとも1つのメモリとを備え、
    ここにおいて、前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償することを行うように構成された前記少なくとも1つのプロセッサが、
    MAC層からボイスフレームを受信することと、
    PHY層における1つまたは複数の通常フレーム境界に対して、1つまたは複数のスロット境界を決定することと、
    前記1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、前記ボイスフレームを送信することとを行うための構成を備え、
    ここにおいて、前記1つまたは複数のスロット時間境界のうちの1つにおいて、前記ボイスフレームを送信することを行うように構成された前記少なくとも1つのプロセッサが、
    ある時間期間だけ前記ボイスフレームを送信することを遅延させることを行うようにさらに構成される、
    ワイヤレス通信デバイス。
  17. 前記時間期間が追加のスロット時間境界を備える、請求項16に記載のワイヤレス通信デバイス。
  18. フレキシブル帯域幅システム上でボイスサービスを提供するために構成されたワイヤレス通信デバイスであって、
    前記フレキシブル帯域幅システムのスケーリング係数を識別することと、
    前記スケーリング係数に基づいて、前記フレキシブル帯域幅システムの1つまたは複数の態様をスケーリングすることと、
    コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償することと
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合された少なくとも1つのメモリとを備え、
    ここにおいて、前記コード領域内で1つまたは複数の態様を変更することを通して、前記フレキシブル帯域幅システムの前記1つまたは複数の態様の前記スケーリングを補償することを行うように構成された前記少なくとも1つのプロセッサが、
    ボイスフレームを識別することと、
    前記スケーリング係数に基づいて、前記ボイスフレームを複数のサブブロックにセグメント化することと、
    前記複数のサブブロックを複数のチャネル上で同時に送信することとを行うための構成を備える、
    ワイヤレス通信デバイス。
  19. 前記複数のチャネルのカーディナリティが、前記スケーリング係数に等しい、請求項18に記載のワイヤレス通信デバイス。
  20. 前記複数のチャネルのカーディナリティが、前記スケーリング係数を超える、請求項18に記載のワイヤレス通信デバイス。
JP2014541192A 2011-11-07 2012-11-07 フレキシブル帯域幅システムのためのボイスサービスソリューション Active JP5944521B2 (ja)

Applications Claiming Priority (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201161556777P 2011-11-07 2011-11-07
US61/556,777 2011-11-07
US201161568742P 2011-12-09 2011-12-09
US61/568,742 2011-12-09
US201261621177P 2012-04-06 2012-04-06
US61/621,177 2012-04-06
US13/494,683 US9848339B2 (en) 2011-11-07 2012-06-12 Voice service solutions for flexible bandwidth systems
US13/494,683 2012-06-12
PCT/US2012/063903 WO2013070729A1 (en) 2011-11-07 2012-11-07 Voice service solutions for flexible bandwidth systems

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015504630A JP2015504630A (ja) 2015-02-12
JP5944521B2 true JP5944521B2 (ja) 2016-07-05

Family

ID=47222311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014541192A Active JP5944521B2 (ja) 2011-11-07 2012-11-07 フレキシブル帯域幅システムのためのボイスサービスソリューション

Country Status (7)

Country Link
US (1) US9848339B2 (ja)
EP (1) EP2777193B1 (ja)
JP (1) JP5944521B2 (ja)
KR (1) KR101617841B1 (ja)
CN (1) CN104012018B (ja)
IN (1) IN2014CN03138A (ja)
WO (1) WO2013070729A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9001679B2 (en) 2011-11-07 2015-04-07 Qualcomm Incorporated Supporting voice for flexible bandwidth systems
US20130114571A1 (en) 2011-11-07 2013-05-09 Qualcomm Incorporated Coordinated forward link blanking and power boosting for flexible bandwidth systems
US20130114433A1 (en) 2011-11-07 2013-05-09 Qualcomm Incorporated Scaling for fractional systems in wireless communication
US9516531B2 (en) 2011-11-07 2016-12-06 Qualcomm Incorporated Assistance information for flexible bandwidth carrier mobility methods, systems, and devices
US8837375B2 (en) 2011-12-09 2014-09-16 Qualcomm Incorporated Support for voice over flexible bandwidth carrier systems
US20130150045A1 (en) 2011-12-09 2013-06-13 Qualcomm Incorporated Providing for mobility for flexible bandwidth carrier systems
US9113348B2 (en) 2011-12-09 2015-08-18 Qualcomm Incorporated Compressed mode measurements for flexible bandwidth carrier systems, devices, and methods
US9179465B2 (en) * 2012-10-02 2015-11-03 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Methods and devices for adjusting resource management procedures based on machine device capability information
US9072094B2 (en) * 2012-10-15 2015-06-30 Qualcomm Incorporated Support for signaling over flexible bandwidth carrier
CN104902548A (zh) * 2014-03-05 2015-09-09 中兴通讯股份有限公司 一种控制移动终端发射功率的方法及装置
US10411753B2 (en) * 2015-04-07 2019-09-10 Mediatek Inc. Method and electronic apparatus for transmitting packet with changeable spreading factor
CN107251610B (zh) * 2015-05-20 2020-09-25 松下电器(美国)知识产权公司 通信节点、终端及通信控制方法
KR101603556B1 (ko) * 2015-10-22 2016-03-15 홍익대학교 산학협력단 데이터 전송 시스템, 부호화 장치 및 부호화 방법
US10440729B2 (en) 2016-07-28 2019-10-08 Qualcomm Incorporated Transmission of Ultra-Reliable Low-Latency Communications (URLLC) over Time Division Duplex (TDD) using a URLLC configuration for a TDD subframe

Family Cites Families (202)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5117443A (en) 1989-11-13 1992-05-26 Lucid, Inc. (Formerly Portable Computer) Method and apparatus for operating at fractional speeds in synchronous systems
US5640385A (en) 1994-01-04 1997-06-17 Motorola, Inc. Method and apparatus for simultaneous wideband and narrowband wireless communication
JPH0865731A (ja) 1994-08-25 1996-03-08 Canon Inc 移動体通信システム
FI96557C (fi) 1994-09-27 1996-07-10 Nokia Telecommunications Oy Menetelmä datasiirtoa varten TDMA-matkaviestinjärjestelmässä sekä menetelmän toteuttava matkaviestinjärjestelmä
JP2661587B2 (ja) 1995-04-11 1997-10-08 日本電気株式会社 無線受信装置
EP0880235A1 (en) 1996-02-08 1998-11-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Wide band audio signal encoder, wide band audio signal decoder, wide band audio signal encoder/decoder and wide band audio signal recording medium
US6236647B1 (en) 1998-02-24 2001-05-22 Tantivy Communications, Inc. Dynamic frame size adjustment and selective reject on a multi-link channel to improve effective throughput and bit error rate
WO1999000911A1 (en) 1997-06-26 1999-01-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Asymmetric channel allocation for a mobile station in a cdma communication network
US6539050B1 (en) 1997-06-26 2003-03-25 Hughes Electronics Corporation Method for transmitting wideband signals via a communication system adapted for narrow-band signal transmission
US20010012271A1 (en) 1997-08-04 2001-08-09 Arthur W. Berger Improved acknowledgement of bandwidth requests for the block transfer of data
US6041222A (en) 1997-09-08 2000-03-21 Ericsson Inc. Systems and methods for sharing reference frequency signals within a wireless mobile terminal between a wireless transceiver and a global positioning system receiver
US6535723B1 (en) 1999-03-15 2003-03-18 Lucent Technologies Inc. Method of power control for a wireless communication system having multiple information rates
US20070127553A1 (en) 1999-08-13 2007-06-07 Viasat, Inc. Code Reuse Multiple Access For Satellite Return Link
US6845238B1 (en) 1999-09-15 2005-01-18 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Inter-frequency measurement and handover for wireless communications
US7010300B1 (en) 2000-06-15 2006-03-07 Sprint Spectrum L.P. Method and system for intersystem wireless communications session hand-off
US6694147B1 (en) 2000-09-15 2004-02-17 Flarion Technologies, Inc. Methods and apparatus for transmitting information between a basestation and multiple mobile stations
US6687501B2 (en) 2000-10-10 2004-02-03 Qualcomm Incorporated System and method of dynamically calibrating based station timing using location information
US6829227B1 (en) 2000-10-27 2004-12-07 Lucent Technologies Inc. Dual polling media access control protocol for packet data in fixed wireless communication systems
US6930981B2 (en) * 2000-12-06 2005-08-16 Lucent Technologies Inc. Method for data rate selection in a wireless communication system
US7394792B1 (en) 2002-10-08 2008-07-01 Urbain A. von der Embse Multi-scale CDMA
US7558310B1 (en) 2001-01-09 2009-07-07 Urbain Alfred von der Embse Multi-scale code division frequency/wavelet multiple access
US6693887B2 (en) 2001-02-15 2004-02-17 Ensemble Communications, Inc. Method for allocating fractional bandwidth in a fixed-frame communication system
US7069035B2 (en) 2001-03-30 2006-06-27 Qualcomm, Incorporated Method and apparatus for power control in a communication system
US7068701B2 (en) 2001-04-16 2006-06-27 Motorola, Inc. Data transmission and reception within a spread-spectrum communication system
JP2002330467A (ja) 2001-04-27 2002-11-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線送信装置及び無線通信方法
US6611231B2 (en) 2001-04-27 2003-08-26 Vivato, Inc. Wireless packet switched communication systems and networks using adaptively steered antenna arrays
ATE350868T1 (de) 2001-05-10 2007-01-15 Nortel Networks Ltd System und verfahren zur umleitung von kommunikation zwischen mobiltelekommunikationsnetzen mit unterschiedlichen funkzugangstechnologien
JP2002344965A (ja) 2001-05-11 2002-11-29 Sony Corp データ伝送システム
US6944460B2 (en) 2001-06-07 2005-09-13 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) System and method for link adaptation in communication systems
JP4647149B2 (ja) 2001-08-06 2011-03-09 独立行政法人情報通信研究機構 トランスポートストリームの送信装置および受信装置
US20030081538A1 (en) 2001-10-18 2003-05-01 Walton Jay R. Multiple-access hybrid OFDM-CDMA system
US7193982B2 (en) 2002-01-11 2007-03-20 Cingular Wireless Ii, Llc System and method for providing flexible data rate transmission in a telecommunication system
JP3955485B2 (ja) 2002-03-08 2007-08-08 ソフトバンクテレコム株式会社 移動局、基地局装置および移動体通信網
GB2386506B (en) 2002-03-13 2004-06-30 Toshiba Res Europ Ltd Dual mode signal processing
US6987849B2 (en) 2002-04-09 2006-01-17 Tekelec Method and systems for intelligent signaling router-based surveillance
US6847678B2 (en) 2002-04-25 2005-01-25 Raytheon Company Adaptive air interface waveform
US20030224730A1 (en) 2002-04-29 2003-12-04 Peter Muszynski Method and apparatus for selection of downlink carriers in a cellular system using multiple downlink carriers
US7145876B2 (en) 2002-05-31 2006-12-05 Motorola, Inc. Method and apparatus incorporating adaptive datalink framing for message communication
JP3796212B2 (ja) 2002-11-20 2006-07-12 松下電器産業株式会社 基地局装置及び送信割り当て制御方法
US7552192B2 (en) 2002-12-18 2009-06-23 Ronnie Gerome Carmichael Massively parallel computer network-utilizing MPACT and multipoint parallel server (MPAS) technologies
US6834258B2 (en) 2002-12-31 2004-12-21 Rosemount, Inc. Field transmitter with diagnostic self-test mode
US7535900B2 (en) 2003-01-21 2009-05-19 Symmetricom, Inc. Multiple transmission bandwidth streams with defferentiated quality of service
JP4073322B2 (ja) 2003-01-23 2008-04-09 株式会社日立製作所 スペクトラム拡散無線通信システムおよび制御プログラム
US6937591B2 (en) 2003-02-27 2005-08-30 Microsoft Corporation Quality of service differentiation in wireless networks
EP1605619A4 (en) 2003-02-28 2012-01-11 Ntt Docomo Inc RADIO COMMUNICATION SYSTEM AND RADIO COMMUNICATION METHOD
US8238956B1 (en) 2003-03-14 2012-08-07 Apple Inc. Adjusting power of a control channel based on a characteristic of a message in the control channel
US7263365B2 (en) 2003-04-14 2007-08-28 Motorola, Inc. Reception method and apparatus
US7321780B2 (en) 2003-04-30 2008-01-22 Motorola, Inc. Enhanced uplink rate selection by a communication device during soft handoff
JP3838237B2 (ja) 2003-04-30 2006-10-25 ソニー株式会社 無線通信システム、送信装置および受信装置
US20050065784A1 (en) 2003-07-31 2005-03-24 Mcaulay Robert J. Modification of acoustic signals using sinusoidal analysis and synthesis
US7324553B1 (en) * 2003-09-30 2008-01-29 Packeteer, Inc. Dynamic bandwidth management responsive to access link state in redundant network topologies
EP1678837A4 (en) 2003-10-29 2012-01-04 Viasat Inc GMSK SPLIT MODULATION
US7706350B2 (en) 2004-03-19 2010-04-27 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for flexible spectrum allocation in communication systems
CN1998171B (zh) 2004-05-01 2013-03-27 迪特摩斯远程Bv有限责任公司 通信方法
JP4447416B2 (ja) 2004-09-22 2010-04-07 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ マルチバンド移動通信システムおよび送信機
US7969858B2 (en) 2004-10-14 2011-06-28 Qualcomm Incorporated Wireless terminal methods and apparatus for use in wireless communications systems supporting different size frequency bands
KR101008736B1 (ko) 2004-10-29 2011-01-14 후지쯔 가부시끼가이샤 멀티캐리어 전송 방식에 의한 통신 장치, 통신 시스템, 및 통신 방법
GB2421880B (en) 2004-12-29 2009-03-04 Samsung Electronics Co Ltd Improvements in MC-CDMA
WO2006086878A1 (en) 2005-02-15 2006-08-24 Nortel Networks Limited Radio access system and method using ofdm and cdma for broadband data transmission
US8064398B2 (en) 2005-04-08 2011-11-22 Qualcomm Incorporated Seamless interfrequency handoff in a high data rate wireless system
JP2006303739A (ja) 2005-04-18 2006-11-02 Ntt Docomo Inc 基地局装置、移動通信システム、および移動通信方法
US20060246930A1 (en) 2005-04-27 2006-11-02 Kim Chang H Method for handling propagation delay in a wireless communication system
US8169953B2 (en) 2005-05-17 2012-05-01 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for wireless multi-carrier communications
US7499439B2 (en) 2005-06-03 2009-03-03 Alcatel-Lucent Usa Inc. Method for controlling transmission rates in a wireless communications system
US20060291429A1 (en) 2005-06-24 2006-12-28 Intel Corporation Dynamic UMTS transport block size adjustment
US8594252B2 (en) 2005-08-22 2013-11-26 Qualcomm Incorporated Interference cancellation for wireless communications
US8005059B2 (en) 2005-08-26 2011-08-23 Alcatel Lucent Wireless communications network incorporating voice over IP using shared supplemental spreading codes
US8045972B2 (en) 2005-09-03 2011-10-25 Mayflower Communications Company, Inc. Multimode wireless radio access network with distributed processing
CN1929360B (zh) 2005-09-07 2010-07-07 都科摩(北京)通信技术研究中心有限公司 交变的频率时间分割的双工通信方法
US8149969B2 (en) 2005-10-07 2012-04-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for reduced peak-to-average-power ratio in a wireless network
US8134977B2 (en) 2005-10-27 2012-03-13 Qualcomm Incorporated Tune-away protocols for wireless systems
US20070147226A1 (en) 2005-10-27 2007-06-28 Aamod Khandekar Method and apparatus for achieving flexible bandwidth using variable guard bands
US8477799B2 (en) 2005-11-07 2013-07-02 Electronics And Telecommunications Research Institute Method for using flexible bandwidth in OFDMA-based cognitive radio system, base station and subscriber station using the same
EP1819069B1 (en) 2006-02-11 2018-05-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for transmitting/receiving broadcast channels in cellular communication systems supporting scalable bandwidth
US8325670B2 (en) 2006-03-31 2012-12-04 Nextel Communications, Inc. Method, apparatus and computer-readable medium for asymmetric frequency division duplexing operation
US20070232349A1 (en) 2006-04-04 2007-10-04 Jones Alan E Simultaneous dual mode operation in cellular networks
US8081686B2 (en) * 2006-05-16 2011-12-20 Alcatel Lucent Scalable spectrum CDMA communication systems and methods with dynamic orthogonal code allocation
WO2007148911A1 (en) 2006-06-21 2007-12-27 Lg Electronics Inc. Cumulative neighboring cell list
CN101052216B (zh) 2006-06-21 2012-07-04 华为技术有限公司 实现小区变更的方法及系统
US8467792B2 (en) 2006-06-27 2013-06-18 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for maintaining call continuity in wireless communication
KR101227510B1 (ko) 2006-07-28 2013-01-30 엘지전자 주식회사 동적으로 주파수 자원을 할당하는 장치 및 방법
US20080031205A1 (en) 2006-08-02 2008-02-07 Mika Kahola Scalable WLAN wireless communications device and radio for WPAN and WRAN operation
GB2443229B (en) 2006-08-23 2009-10-14 Cramer Systems Ltd Capacity management for data networks
US8665799B2 (en) 2006-09-14 2014-03-04 Qualcomm Incorporated Beacon assisted cell search in a wireless communication system
ES2843831T3 (es) * 2006-09-26 2021-07-20 Optis Wireless Technology Llc Esquema de comunicaciones para información de calidad de canal
US7796632B2 (en) 2006-09-29 2010-09-14 Motorola, Inc. Transmission channel bandwidth selection for communications between multi-bandwidth nodes
US7839900B1 (en) 2006-09-29 2010-11-23 Rockwell Collins, Inc. Method and architecture for TTNT symbol rate scaling modes
US9398493B2 (en) 2006-10-30 2016-07-19 Nokia Technologies Oy Method, apparatus, and system providing operator controlled mobility for user equipment
US7865359B2 (en) 2006-11-06 2011-01-04 Futurewei Technologies, Inc. Waveform modulated wireless rural area network (WRAN) systems and modulation and multiple access techniques for wireless communication systems
JP4957212B2 (ja) 2006-11-29 2012-06-20 富士通株式会社 無線フレーム可変制御による最適な無線通信方法及び,これを適用する無線通信システム
US20080144612A1 (en) * 2006-12-13 2008-06-19 Nokia Corporation Flexible radio resource sharing in time and frequency domains among TDD communication systems
US20080165892A1 (en) 2007-01-10 2008-07-10 Yunsong Yang Using the Preamble in an OFDM-Based Communications System to Indicate the Number of Guard Tones
US7995562B2 (en) 2007-02-26 2011-08-09 Research In Motion Limited System and method to trigger a mobile device in different domains based on unsuccessful initialization or handover
RU2009137762A (ru) 2007-03-13 2011-04-20 Интердиджитал Текнолоджи Корпорейшн (Us) Процесс повторного выбора соты для беспроводной связи
CN101136894B (zh) 2007-03-23 2012-11-28 中兴通讯股份有限公司 可扩展的ofdm及ofdma带宽分配的方法和系统
TWI370656B (en) 2007-03-27 2012-08-11 Ind Tech Res Inst Resource allocation method of subscriber of service negotiation system
US8050223B2 (en) 2007-04-12 2011-11-01 Wi-Lan Inc. System and method for facilitating co-channel and co-existence via enhanced frame preambles
CN101296139A (zh) 2007-04-26 2008-10-29 北京三星通信技术研究有限公司 动态跳频无线区域网络中的频谱合作方法
US7984177B2 (en) 2007-04-30 2011-07-19 Vixs Systems, Inc. Multimedia client/server system with adjustable packet size and methods for use therewith
JP4901582B2 (ja) 2007-05-29 2012-03-21 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 通信制御システム及び通信制御方法
US7970016B2 (en) 2007-05-30 2011-06-28 Silicon Storage Technology, Inc. Systems and methods for transmission and reception of data including frequency and channel code selection
US8811372B2 (en) 2007-07-09 2014-08-19 Qualcomm Incorporated Synchronization of a peer-to-peer communication network
GB2450886B (en) * 2007-07-10 2009-12-16 Motorola Inc Voice activity detector and a method of operation
US8532605B2 (en) 2007-08-09 2013-09-10 Intel Mobile Communications GmbH Determining a receiving quality in a radio communication device
EP2031921A1 (en) 2007-08-14 2009-03-04 Alcatel Lucent Apparatus and method for handling mobile terminal capability informanion
KR101405938B1 (ko) 2007-09-21 2014-06-27 엘지전자 주식회사 이동 통신 시스템에서의 셀 결정 방법
KR101428816B1 (ko) 2007-09-28 2014-08-12 엘지전자 주식회사 이동통신 시스템에서의 셀 선택방법 및 단말의 정적상태 검출방법
CN103841634B (zh) * 2007-10-26 2018-06-05 诺基亚技术有限公司 用于提供对兼容网络的检测的方法和装置
US9258743B2 (en) 2007-11-01 2016-02-09 Qualcomm Incorporated Resource scaling in wireless communication systems
JP5022445B2 (ja) 2007-11-02 2012-09-12 パナソニック株式会社 スペクトラム拡散クロック発生装置
EP2235984A1 (en) 2007-12-07 2010-10-06 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (publ) Domain transfer service continuity provision to a mobile terminal
EP2077690B1 (en) 2008-01-07 2015-03-18 LG Electronics Inc. Method of reselecting a cell based on priorities
JP5628046B2 (ja) 2008-01-30 2014-11-19 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 測定帯域幅を設定する方法
KR20090085504A (ko) 2008-02-04 2009-08-07 한국전자통신연구원 직교 주파수 분할 다중 접속 기반의 셀룰러 시스템에서의 간섭 완화 방법
US8150344B1 (en) 2008-02-19 2012-04-03 Sprint Spectrum L.P. Method and system of planning a wireless telecommunication network
JP4982409B2 (ja) 2008-03-06 2012-07-25 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線通信装置及び方法
EP2254386B1 (en) 2008-03-12 2016-08-17 Nippon Telegraph and Telephone Corporation Wireless communication method, wireless communication system, base station, and terminal station
CA2757647A1 (en) 2008-04-04 2009-12-03 Powerwave Cognition, Inc. Methods and systems for a mobile, broadband, routable internet
CN102057659B (zh) 2008-04-08 2014-04-16 诺基亚公司 使得能够对用于电路交换域支持的回退能力进行用户控制
US8411766B2 (en) 2008-04-09 2013-04-02 Wi-Lan, Inc. System and method for utilizing spectral resources in wireless communications
US8498249B2 (en) 2008-05-05 2013-07-30 Mediatek Inc. Method of network entry in OFDM multi-carrier wireless communications systems
US9491689B2 (en) 2008-06-03 2016-11-08 Nokia Corporation Cell search for flexible spectrum use
EP2314100B1 (en) 2008-06-18 2011-12-28 Research In Motion Limited Method for quality of service continuity between multiple 3GPP networks
JP5106275B2 (ja) 2008-06-30 2012-12-26 株式会社東芝 無線通信装置及び無線通信方法
US8315229B2 (en) 2008-07-07 2012-11-20 Research In Motion Limited Methods and apparatus for wireless communication
KR101273610B1 (ko) 2008-08-08 2013-06-11 노키아 지멘스 네트웍스 오와이 파인-그레인 및 역-순응 자원 할당
US8805427B2 (en) 2008-11-14 2014-08-12 Microsoft Corporation Channel reuse with cognitive low interference signals
KR20100070279A (ko) 2008-12-17 2010-06-25 이용석 무선통신 시스템에서 펨토셀의 운영방법
US8295153B2 (en) 2008-12-23 2012-10-23 Nokia Corporation Radio resource sharing
US8090315B2 (en) 2008-12-24 2012-01-03 Broadcom Corporation Method and system for frequency control in a frequency shifting repeater
US8064910B2 (en) 2008-12-30 2011-11-22 Verizon Patent And Licensing Inc. Proactive handover policy
US8665691B2 (en) 2009-02-05 2014-03-04 Sony Corporation Frame and data pattern structure for multi-carrier systems
EP2217028B1 (en) 2009-02-05 2016-04-20 Mitsubishi Electric R&D Centre Europe B.V. Method and a device for adjusting the transmission power of signals
WO2010099105A1 (en) 2009-02-27 2010-09-02 Interdigital Patent Holdings, Inc. Anchor carrier reselection and cell reselection in long term evolution-advanced
US8498239B2 (en) 2009-03-02 2013-07-30 Lg Electronics Inc. Method for mapping a subband/miniband in a wireless communication system, and apparatus for the same
US8908595B2 (en) 2009-03-12 2014-12-09 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for adjacent channel interference mitigation in access point base stations
EP2406984A1 (en) 2009-03-12 2012-01-18 Interdigital Patent Holdings, Inc. Method and apparatus for performing component carrier-specific reconfiguration
CN102415155B (zh) 2009-03-13 2015-08-19 Lg电子株式会社 考虑上行链路/下行链路分量载波设定所执行的切换
JP5183539B2 (ja) 2009-03-19 2013-04-17 三菱電機株式会社 基地局、制御局および周波数割り当て制御方法
US8798034B2 (en) * 2009-03-31 2014-08-05 Motorola Solutions, Inc. System and method for selecting a route based on link metrics incorporating channel bandwidth, spatial streams and/or guard interval in a multiple-input multiple-output (MIMO) network
WO2010124238A2 (en) 2009-04-24 2010-10-28 Interdigital Patent Holdings, Inc. Method and apparatus for sending hybrid automatic repeat request feedback for component carrier aggregation
EP2425661B1 (en) 2009-04-27 2014-01-29 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Methods and apparatuses for resource allocation for random access in wireless telecommunication systems with carrier-aggregation
US8559387B2 (en) 2009-05-04 2013-10-15 Blackberry Limited Indicating radio access technology information to mobile stations system and method
CN102415138B (zh) 2009-05-05 2016-02-03 诺基亚技术有限公司 处理遗留电路交换通信的系统、方法和装置
KR100931861B1 (ko) 2009-05-19 2009-12-15 주식회사 위다스 시스템 식별정보를 이용한 중계기 제어방법 및 장치
US9350581B2 (en) 2009-06-02 2016-05-24 Qualcomm Incorporated Downlink assignment indicator design for multi-carrier wireless communication
US8750803B2 (en) * 2009-06-17 2014-06-10 Nokia Corporation Interference cancellation for predictive signals
WO2010150767A1 (ja) 2009-06-23 2010-12-29 日本電信電話株式会社 符号化方法、復号方法、それらの方法を用いた装置、プログラム
EP2271153A1 (en) 2009-06-25 2011-01-05 NEC Corporation A method for managing a CS IRAT handover from a 2g/3g network to a LTE network
JP5059062B2 (ja) 2009-07-08 2012-10-24 シャープ株式会社 通信システム、移動局装置および基地局装置
US8570928B2 (en) 2009-07-17 2013-10-29 Htc Corporation Method of handling multimedia broadcast multicast service data reception on multiple component carriers
GB0912944D0 (en) 2009-07-24 2009-09-02 Vodafone Plc SMS over lte sgs interface optimisations
US8274908B2 (en) 2009-07-24 2012-09-25 Intel Corporation Quality of service packet processing without explicit control negotiations
US8396170B2 (en) 2009-07-30 2013-03-12 Qualcomm Incorporated Utilization of a known portion of a payload to decode a payload having a known and an unknown portion
CN101990211B (zh) 2009-07-31 2016-08-24 华为技术有限公司 网络接入方法、装置和系统
CN101998645A (zh) 2009-08-19 2011-03-30 中兴通讯股份有限公司 载波选择方法及装置
US10172072B2 (en) 2009-09-01 2019-01-01 Zte Corporation Connectionless modes for wireless machine to machine communications in wireless communication networks
US8824574B2 (en) 2009-09-11 2014-09-02 Crestcom, Inc. Transmitting unit that reduces PAPR and method therefor
JP5195712B2 (ja) 2009-10-13 2013-05-15 富士通株式会社 マルチキャリア伝送方式による通信装置および通信システム
CN102045862B (zh) 2009-10-22 2014-10-01 中国移动通信集团公司 一种载波聚合实现方法、装置与系统
JP2011097443A (ja) 2009-10-30 2011-05-12 Sony Corp ハンドオーバのための方法、端末装置、基地局及び無線通信システム
EP2317815A1 (en) 2009-11-02 2011-05-04 Panasonic Corporation Power-limit reporting in a communication system using carrier aggregation
US8891459B2 (en) 2009-11-02 2014-11-18 Qualcomm Incorporated Spectrum interpretation in a heterogenous network
US9559829B2 (en) 2009-11-04 2017-01-31 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Signaling for flexible carrier aggregation
US20110134831A1 (en) 2009-12-03 2011-06-09 Nokia Corporation Architecture Providing Multi-System Carrier Aggregation
KR20110067655A (ko) 2009-12-15 2011-06-22 한국전자통신연구원 시스템 정보를 이용하는 사용자 단말기 및 그의 동작 방법
US9252936B2 (en) 2009-12-17 2016-02-02 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) GSM and LTE multiplexing
US20120015656A1 (en) 2009-12-30 2012-01-19 Kundan Tiwari Method of Handling Multicall Functionality and Related Communication Device
KR101471344B1 (ko) 2010-01-08 2014-12-09 후지쯔 가부시끼가이샤 반송파 집적 시스템에서 반송파 관리를 수행하는 방법 및 장치
US20110205976A1 (en) 2010-02-19 2011-08-25 Nokia Siemens Networks Oy UE Specific Signaling Carrier Indicator For Carrier Aggregation
JP5192503B2 (ja) 2010-02-25 2013-05-08 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 情報伝送方法、基地局装置及び移動局装置
EP3550916B1 (en) 2010-03-03 2021-01-20 BlackBerry Limited Method and apparatus to signal use-specific capabilities of mobile stations to establish data transfer sessions
JP5738974B2 (ja) 2010-04-02 2015-06-24 ノキア コーポレイション 限定加入者グループセルを含む仮想アクティブセットを保持するための方法および装置
US20110268045A1 (en) 2010-04-30 2011-11-03 Youn Hyoung Heo System and method for uplink control information transmission in carrier aggregation
US20110267948A1 (en) 2010-05-03 2011-11-03 Koc Ali T Techniques for communicating and managing congestion in a wireless network
US20110269453A1 (en) 2010-05-03 2011-11-03 Nokia Siemens Networks Oy Apparatus and method for inter-radio access technology carrier aggregation mobility enhancement
EP2586241A4 (en) 2010-06-23 2016-07-13 Ericsson Telefon Ab L M TRANSFER MANAGEMENT METHOD IN A COMMUNICATIONS NETWORK
WO2012007029A1 (en) 2010-07-13 2012-01-19 Nokia Siemens Networks Oy Dynamic optimization of radio network resources based on user equipment type smartphone
US20120044844A1 (en) 2010-08-20 2012-02-23 Solomon Trainin Method of collision resolution in a wide channel
US8693437B2 (en) 2010-09-14 2014-04-08 Htc Corporation Method of configuring secondary cells and related communication device
US20120102162A1 (en) 2010-10-22 2012-04-26 Fujitsu Network Communications, Inc. Dynamic bandwidth adjustment for multiple service support
KR20130089659A (ko) 2010-11-11 2013-08-12 퀄컴 인코포레이티드 회선 교환 폴백 성능을 개선하기 위한 시스템들 및 방법들
US8457686B2 (en) 2010-12-02 2013-06-04 General Motors Llc Method of communication between a vehicle telematics unit and a call center
FI3319395T3 (fi) 2010-12-03 2023-08-01 Interdigital Patent Holdings Inc Menetelmä ja laite moniradioliityntätekniikan kantoaaltojen yhdistämisen suorittamiseksi
TWI426794B (zh) 2010-12-08 2014-02-11 Ind Tech Res Inst 無線通訊系統及其相關之訊息處理方法及其電腦程式產品
US9247466B2 (en) 2010-12-23 2016-01-26 Qualcomm Incorporated System and method of improving redirection in a TD-SCDMA circuit-switched fallback from TDD-LTE systems
US8547840B1 (en) * 2011-02-01 2013-10-01 Google Inc. Bandwidth allocation of bursty signals
US9007898B2 (en) * 2011-02-01 2015-04-14 Google Inc. System to share network bandwidth among competing applications
US20130017805A1 (en) 2011-07-11 2013-01-17 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and apparatus for transferring telecommunications connections
TWI583211B (zh) * 2011-08-12 2017-05-11 內數位專利控股公司 無線系統中彈性頻寬操作
US9131476B2 (en) 2011-08-16 2015-09-08 Amazon Technologies, Inc. Optimizing voice calls on packet switched networks
US8644265B2 (en) 2011-09-30 2014-02-04 Xiao-an Wang Wideband analog channel information feedback
US9001679B2 (en) 2011-11-07 2015-04-07 Qualcomm Incorporated Supporting voice for flexible bandwidth systems
US20130114433A1 (en) 2011-11-07 2013-05-09 Qualcomm Incorporated Scaling for fractional systems in wireless communication
US9516531B2 (en) 2011-11-07 2016-12-06 Qualcomm Incorporated Assistance information for flexible bandwidth carrier mobility methods, systems, and devices
US20130114571A1 (en) 2011-11-07 2013-05-09 Qualcomm Incorporated Coordinated forward link blanking and power boosting for flexible bandwidth systems
WO2013070751A1 (en) 2011-11-07 2013-05-16 Qualcomm Incorporated Flexible bandwidth small cells
US20130150045A1 (en) 2011-12-09 2013-06-13 Qualcomm Incorporated Providing for mobility for flexible bandwidth carrier systems
US20140010170A1 (en) 2011-12-09 2014-01-09 Qualcomm Incorporated Providing for mobility for flexible bandwidth carrier systems
US8837375B2 (en) 2011-12-09 2014-09-16 Qualcomm Incorporated Support for voice over flexible bandwidth carrier systems
US9113348B2 (en) 2011-12-09 2015-08-18 Qualcomm Incorporated Compressed mode measurements for flexible bandwidth carrier systems, devices, and methods
US9124385B2 (en) * 2012-08-10 2015-09-01 Infinera Corporation Optical connection hitless bandwidth or spectrum resizing

Also Published As

Publication number Publication date
EP2777193B1 (en) 2020-04-22
WO2013070729A1 (en) 2013-05-16
US20130148576A1 (en) 2013-06-13
IN2014CN03138A (ja) 2015-07-03
JP2015504630A (ja) 2015-02-12
CN104012018A (zh) 2014-08-27
CN104012018B (zh) 2017-05-31
KR20140099478A (ko) 2014-08-12
US9848339B2 (en) 2017-12-19
EP2777193A1 (en) 2014-09-17
KR101617841B1 (ko) 2016-05-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5944521B2 (ja) フレキシブル帯域幅システムのためのボイスサービスソリューション
JP5746444B2 (ja) ボイスオーバーフレキシブル帯域幅キャリアのサポート
JP6038944B2 (ja) フレキシブル帯域幅システムでの音声サポート
JP6479765B2 (ja) フレキシブル帯域幅キャリアを用いるマルチキャリアシステムのためのフィードバックメッセージ整合
JP5932160B2 (ja) フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのサポート
JP2014533064A (ja) フレキシブル帯域幅システムのための調整された順方向リンクブランキングおよび電力ブースティング
MXPA04008976A (es) Metodo y aparato para reducir interferencia con control de potencia de circuito exterior en un sistema de comunicaciones inalambrico.
WO2015047791A1 (en) System information for wireless communications systems with flexible bandwidth carrier
WO2015047792A1 (en) System information for wireless communications systems with flexible bandwidth carrier
US20160242185A1 (en) Power allocation for non-scheduled transmission over dual carrier hsupa
WO2015047794A2 (en) Discontinuous transmission timing for systems with flexible bandwidth carrier
JP6352310B2 (ja) 送信電力制御システム、デバイス、および方法
WO2015047793A1 (en) Grant processing for flexible bandwidth carrier systems

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150421

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150721

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150821

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20151013

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160215

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20160223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160525

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5944521

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250