JP5944085B1 - 防水コネクタおよび入出力ユニット - Google Patents

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Abstract

コンタクト部と開口部(11)とを備えた円筒状のコネクタ本体部(10)と、コネクタ本体部(10)に当接されたシール材(20)と、コネクタ本体部(10)の開口部(11)の内周壁(12)の先端に設けられ、内周壁(12)の高さ方向(h)を底辺とし、先端側の底角(θ1)が、底面側の底角(θ2)よりも小さい、断面三角形の爪部(13)とを具備している。そして、爪部(13)に対して、コンタクト部に接続される相手側コネクタの外周に設けられたネジ溝がスライド移動することで、コネクタ本体部(10)内に相手側コネクタが挿入可能であって、相手側コネクタの前面がシール材(20)に当接して係止可能であることを特徴とする。

Description

本発明は、防水コネクタおよび入出力ユニットに係り、特に固定部の構造に関する。
近年、工場では作業の効率化、低コスト化が重視されており、防水コネクタを有する電子機器においても配線工数の削減が望まれている。
防水コネクタはネジ式とワンタッチ式に大別される。ネジ式防水コネクタは、ネジ部が標準化されており、コネクタメーカを問わず接続が可能であるが、防水性能を確保するためには、パッキンにコネクタが到達するまでネジを回す必要がある。
ワンタッチ式防水コネクタは、ネジを回す必要がなく、容易に、少ない工数で配線及び防水性能の確保が可能であるが、コネクタ形状が標準化されておらずコネクタメーカによって異なるため、オス側とメス側でコネクタメーカを同一にしないと接続ができない。
特許文献1、2では、爪を用いてネジに係合させることで、コネクタ接続を行うようにしたスライドロック式コネクタ技術が開示されている。
特開平11−67358号公報 特開2011−181199号公報
特許文献1および特許文献2のコネクタにおいては、ネジを回すことなく、係合することが可能である。しかしながら、スライドさせるのに多大な力を要し、この力を軽減すると、係止が十分でないという問題があった。
防水コネクタは、ネジ式防水コネクタの利点である、標準化されたネジ部に係合可能でありコネクタメーカを問わず接続が可能である点と、ワンタッチ式防水コネクタの利点である、容易に省工数で配線および防水性能の確保ができる点との、両立が課題となっている。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、相手側コネクタであるネジ式防水コネクタを容易に装着することが可能でネジ部が標準化可能な防水コネクタを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る防水コネクタは、コンタクト部と開口部とを備えた円筒状のコネクタ本体部と、コネクタ本体部に当接されるシール材と、コネクタ本体部の開口部の内周壁の先端に設けられ、内周壁の高さ方向を底辺とし、先端側の底角が、底面側の底角よりも小さい、断面三角形の爪部とを具備している。そして、爪部に対して、コンタクト部に接続される相手側コネクタの外周に設けられたネジ溝がスライド移動することで、コネクタ本体部内に相手側コネクタが挿入可能であって、相手側コネクタの前面がシール材に当接して係止可能であることを特徴とする。
本発明によれば、相手側コネクタであるネジ式防水コネクタを容易に装着することが可能でネジ部が標準化可能な防水コネクタを得ることができるという効果を奏する。
実施の形態1の防水コネクタを示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A断面図 実施の形態1の防水コネクタの斜視図 (a)から(c)は実施の形態1の防水コネクタに、ネジ式防水コネクタを取付ける工程を示す説明図 (a)および(b)は、実施の形態1の防水コネクタの爪部の変形例を示す図 実施の形態1の防水コネクタの爪部の変形例を示す図 実施の形態2の防水コネクタを示す斜視図 実施の形態2の防水コネクタの爪部の断面図 実施の形態3の防水コネクタを示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のB−B断面図 (a)から(c)は実施の形態3の防水コネクタに、ネジ式防水コネクタを取付ける工程を示す説明図 実施の形態4の防水コネクタを示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のC−C断面図 (a)から(c)は実施の形態4の防水コネクタに、ネジ式防水コネクタを取付ける工程を示す説明図 実施の形態5の防水コネクタを用いた入出力ユニットを示す説明図
以下に、本発明の実施の形態にかかる防水コネクタおよびこれを用いた入出力ユニットを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の防水コネクタを示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A断面図である。図2は、実施の形態1の防水コネクタの斜視図である。図3(a)から図3(c)は、実施の形態1の防水コネクタに、ネジ式防水コネクタを取付ける工程を示す説明図である。実施の形態1の防水コネクタ100は、コネクタ本体部10と、コネクタ本体部10に当接されるOリングからなるシール材20と、コネクタ本体部10の開口部11の内周壁12に設けられた、断面三角形状の爪部13とを具備している。爪部13はコネクタ本体部10の内周壁12を構成する起立片14aの先端内壁に設けられている。爪部13は、起立片14aの高さ方向hを底辺とする断面三角形状をなし、先端側の底角θ1が、底面側の底角θ2よりも小さい。そして、コネクタ本体部10は、コンタクト挿通孔14hを有する環状の底面部14bと、底面部14bの外周から、シール材20を底面側とする円筒状に起立された4本の起立片14aとを具備している。この防水コネクタ100のコネクタ本体部10のコンタクト挿通孔14hには、図示を省略するがメス型コンタクトからなるコネクタ部が導出されている。
そして、図3(a)から図3(c)に示すように、ネジ式防水コネクタで構成される相手側コネクタ200は本体部201の外周壁202にネジ溝203を有している。そして、爪部13に対して、図示しないネジ式コネクタのコンタクト部に接続される相手側コネクタ200の本体部201の外周壁202に設けられたネジ溝203がスライド移動することで、4本の起立片14a内に相手側コネクタ200が挿入可能である。なお相手側コネクタ200は接続部205を介してケーブル206に接続されている。そして、相手側コネクタ200の本体部201の前面204がシール材20に当接して係止可能である。
なお、起立片14aは、ステンレスなどの弾性を有する金属板で形成するのが望ましく、底面部14bと一体成形により形成されていてもよい。また、実施の形態1では、起立片14aの数は4本とし、等間隔で底面部14bの外周に配列したが、2本以上であればよい。また、コネクタ本体部10は中心にコネクタ挿通穴14hを有する一定幅の環状体からなる底面部14bを備え、起立片14aは、底面部14bと一体成形により形成されていても良い。また、底面部14bは、中心にコンタクト挿通穴14hを有する円盤で構成し、外周から、4本の起立片14aが底面部14bに対して垂直に導出されていても良い。
また、シール材には、ガスケットを用いることができる。例えば、ゴム、エチレンプロピレンゴム、ブチルゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、パーフロロゴム等のゴムを用いることができる。
次に、実施の形態1の防水コネクタ100に、相手側コネクタ200を装着する方法について説明する。なお、防水コネクタ100および相手側コネクタ200にはそれぞれ、メス型コンタクト部110およびオス型コンタクト部210が収納されており、防水コネクタ100の爪部13と相手側コネクタ200のネジ溝203とが係合することで、電気的接続と、機械的接続がなされるようになっている。メス型コンタクト部110およびオス型コンタクト部210については、破線で示しているが、いかなる形状であってもよい。図3(a)に示すように、防水コネクタ100のコネクタ本体部10の開口部11から、ネジ溝203を持つネジ式防水コネクタからなる相手側コネクタ200が挿入されると、断面三角形の爪部13の先端側の底角θ1を臨む第1斜面13aがネジ溝203のネジ溝第1斜面203aに当接する。
そして相手側コネクタ200をさらに押し込むとこのネジ溝第1斜面203aとネジ溝第2斜面203bの間にあるネジ山203cが第1斜面13aを拡げながら、第1斜面13a上を滑り、爪部13の頂点13cを越えると、復元力が働き、図3(b)に示すように、ネジ溝第1斜面203aが第2斜面13bに当接する。そして再び、相手側コネクタ200を押し込むと、さらに次のネジ溝第1斜面203a上を爪部13が進む。
このようにして、ネジ溝203を爪部13が順次越え、図3(c)に示すように、相手側コネクタ200の前面204が、シール材20に加圧状態で当接する。そして、押圧力を印加するのを停止しても、爪部13はネジ溝203によって係止され、相手側コネクタ200の前面204が底面部14bに気密シールされた状態で固定される。
爪部13の第1斜面13aは底角θ1が浅くなだらかな傾斜面を有しているため、より小さな力でネジ式コネクタである相手側コネクタ200を押し込むことができ、押し込みながら爪部13が開くことにより、ネジを回すことなく容易に取付けを行うことが可能となる。取り付け後は、断面三角形状の爪部13により、ネジ溝203を持つ相手側コネクタ200が保持される。断面三角形状の爪部13の角度は、挿入側である先端側の底角θ 1を浅く、抜去側である底面側の底角θ2を深くし差をつけることにより、挿入しやすく、抜去されにくい、防水コネクタを得ることができる。
実施の形態1の防水コネクタによれば、相手側コネクタ200が容易に装着可能でネジ部が標準化可能な防水コネクタを得ることができる。また相手側コネクタ200が押し込まれることにより断面三角形状の爪部13が開く構造を備え、そのまま押し込むことでネジを回す必要なく相手側コネクタ200の前面204をシール材20まで到達させることができる。つまり、ネジ溝203がスライド移動する際、爪部13は、内周壁12を構成する起立片14aとともに、変位可能であるため、起立片14aと底面部14bとの境界を支点として容易に開閉可能な状態となっている。従って、ねじ回し作業を不要とし、容易にコネクタ接合を実現することができる。断面三角形状の爪部13は挿入側の角度が浅く、抜去側で角度が深くなっており、容易に挿入できるが、抜去されにくくなっている。
また、押し込むだけではシール材20にかかる圧力が不足している場合、ネジを回すことで更に嵌合を強固なものにすることができる。この場合は、図4(a)および(b)に変形例を示すように、爪部13d1,13d2,13d3,13d4を、螺旋状に配置することで、ネジ溝203との係合をより確実にすることができる。図4(a)は正面図、図4(b)は、爪部の軸方向の配列を模式的に示す図である。爪部13d1,13d2,13d3,13d4の軸方向の配置を少しずつずらして配列しており、相手側コネクタが押し込まれる際、ネジに係合するようになっている。これにより、シール材20を押圧して、圧縮させた状態で、ネジ溝に沿って回すことで戻らない状態で係合される。
また、他の変形例として、図5に示すように爪部13d1,13d2,13d3,13d4の幅方向Wの形状を変化させ爪部13d1,13d2,13d3,13d4の頂点が幅W方向にずれ、突出部が螺旋状に配列されるようにすることによっても同様の効果を奏功する。
簡素な構造であるため、電子機器に埋め込む際に、防水コネクタ同士を近接して配置できるため、電子機器の小型化および防水コネクタの高密度化が可能となる。
実施の形態2.
図6は、実施の形態2の防水コネクタを示す斜視図であり、図7は、爪部の断面図である。本実施の形態では、コネクタ本体部10は、一体的に形成されており、底面部14bと起立片14aとを具備しており、起立片14aは、底面部14bとの境界部では円筒状をなしており、先端側で、スリットSを形成することで複数の分岐片14Sを構成する。この場合は各分岐片14Sの先端にそれぞれ爪部13Sを形成する。他の構成については実施の形態1と同様であるためここでは説明を省略する。
上記構成によれば、実施の形態1の防水コネクタの効果に加え、組み立てが容易でかつ部品数も少ないものとなる。
本実施の形態では、薄い弾性板からなる板ばねで爪部を形成しても良い。この場合は実施の形態1に比べ、底面部14bから起立片14aを形成し、爪部13Sまで一体的に形成しても良い。爪部13Sは起立片14aよりも幅が狭くなるようにしてもよい。
実施の形態3.
図8は、実施の形態3の防水コネクタを示す図であり、(a)は正面図、(b)は断面図である。図9(a)から図9(c)は、実施の形態3の防水コネクタに、相手側コネクタを取付ける工程を示す説明図である。実施の形態3の防水コネクタ100は、ネジ溝がスライド移動する際、爪部33が、内周壁32に形成された穴35内にばね36を介して装着されており、内周壁32に対して、突出高さが変位可能であることを特徴とする。つまり、実施の形態1では、爪部13と起立片14aとが一体的に形成されており、爪部13が開くと起立片14aの開口側も広がるように構成されているのに対し、本実施の形態では、ばね36により、爪部33のみが変位するように構成されている。コネクタ本体部30は肉厚のステンレス板で構成された円筒状の剛体であり、内周壁32に穴35が設けられその穴35内にばね36を介して爪部33が接続されている。
防水コネクタ100は実施の形態1の爪部13と同様の断面三角形状の爪部33とこの爪部33を保持するばね36を有する。他部については実施の形態1と同様であるためここでは説明を省略する。そして、ネジ溝203を持つネジ式防水コネクタからなる相手側コネクタ200が挿入されると、断面三角形状の爪部33を保持するばね36が縮むことにより、ネジを回すことなく容易に挿入されるため取付けが可能となる。取り付け後は、断面三角形の爪部33により、ネジ溝203を持つ相手側コネクタ200が保持される。実施の形態1と同様三角形状の爪部33の角度は、挿入側を浅く、抜去側を深くし差をつけることにより、挿入しやすく、抜去されにくくしている。
つまり爪部33はコネクタ本体部30の内周壁32の先端に設けられた穴35に、ばね36を介して装着されている。この爪部33は、内周壁32の高さ方向を底辺とし、先端側の底角が、底面側の底角よりも小さい断面三角形状を有している。そしてこの内周壁32は、コネクタ本体部30は、底面部34bと、底面部34bの外周から、円筒状に起立された側面部34aとを具備している。そして爪部33は、側面部34aの先端内壁に設けられ、側面部34aの高さ方向を底辺とし、先端側の底角θ1が、底面側の底角θ2よりも小さい。この防水コネクタは図示を省略するがコネクタ本体部30には、メス型コンタクトからなるコネクタ部を有する。この防水コネクタ100のコネクタ本体部30のコンタクト挿通孔34hには、図示を省略するがメス型コンタクトからなるコネクタ部が導出されている。
そして、図9(a)から図9(c)に示すように、相手側コネクタ200は本体部201の外周壁202にネジ溝203を有している。そして、爪部33に対して、図示しないネジ式コネクタのコンタクト部に接続される相手側コネクタ200の本体部201の外周壁202に設けられたネジ溝203がスライド移動することで、側面部34aの内周壁32内に相手側コネクタ200が挿入可能である。そして、相手側コネクタ200の本体部201の前面204がシール材20に当接して係止可能である。
次に、実施の形態3の防水コネクタ100に、相手側コネクタ200を装着する方法について説明する。なお、本実施の形態においても、防水コネクタ100および相手側コネクタ200にはそれぞれ、メス型コンタクト部110およびオス型コンタクト部210が収納されており、防水コネクタ100の爪部33と相手側コネクタ200のネジ溝203とが係合することで、電気的接続と、機械的接続がなされるようになっている。メス型コンタクト部110およびオス型コンタクト部210については、破線で示しているが、いかなる形状であってもよい。図9(a)に示すように、防水コネクタ100のコネクタ本体部30の開口部31から、ネジ溝203を持つ相手側コネクタ200が挿入されると、断面三角形状の爪部33の先端側の底角θ1を臨む第1斜面33aがネジ溝203のネジ溝第1斜面203aに当接する。
そして相手側コネクタ200をさらに押し込むとこのネジ溝第1斜面203aが第1斜面33aを押圧し、ばね36を縮めながら、このネジ溝第1斜面203aとネジ溝第2斜面203bの間にあるネジ山203cが第1斜面33a上を滑り、爪部33の頂点33cを越えると、復元力が働き、図9(b)に示すように、ネジ溝第1斜面203aが第2斜面33bに当接する。そして再び、相手側コネクタ200を押し込むと、さらに次のネジ溝第1斜面203a上を爪部33が進む。
このようにして、ネジ溝203を爪部33が順次越え、図9(c)に示すように、相手側コネクタ200の前面204が、シール材20に加圧状態で当接する。そして、押圧力を印加するのを停止しても、爪部33はネジ溝203によって係止され、気密シールされた状態で固定される。
爪部33の第1斜面33aはなだらかな傾斜面を有しており、かつコネクタ本体部30の側面部34aの内周壁32に形成された穴35内に入り込むため、更により小さな力で相手側コネクタ200を押し込むことができ、押し込みながら爪部33が穴35内に入り込むことにより、ネジを回すことなく更に容易に取付けを行うことが可能となる。取り付け後は、断面三角形状の爪部33により、ネジ溝203を持つ相手側コネクタ200が保持される。断面三角形状の爪部33の角度は、挿入側である先端側の底角θ1を浅く、抜去側である底面側の底角θ2を深くし差をつけることにより、挿入し易く、抜去されにくい、防水コネクタを得ることができる。
なお、実施の形態3の防水コネクタにおいても、実施の形態1あるいは2の構造のコネクタ本体部を用いることも可能であるが、本実施の形態では、爪部33がばね36によって弾性的に支持されているため、コネクタ本体部30の側面部34a自体の開口31が開かなくても、オス部であるネジ式防水コネクタを挿入することができる。従ってコネクタ本体部30は剛体で構成しているが、弾性体であっても良い。従って実施の形態3においてもコネクタ本体部30は特に、側面部34aを剛体で構成することで、より確実で強度の高い防水コネクタを得ることが可能となる。なお、コネクタ本体部30はステンレスの他、他の金属成型体あるいは樹脂成型体を用いることができるが、さびにくい材料を用いるかあるいは防錆加工を施した金属を用いるのが望ましい。
実施の形態4.
図10は、実施の形態4の防水コネクタを示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のC−C断面図である。図11(a)から図11(c)は、実施の形態4の防水コネクタに、ネジ式防水コネクタからなる相手側コネクタ200を取付ける工程を示す説明図である。実施の形態4の防水コネクタ100は、ネジ溝がスライド移動する際、爪部33が、内周壁32に形成された穴35内に支持棒37に対して回動可能に装着されており、内周壁32に対して、角度が可変であることを特徴とする。例えば、爪部33の中心に設けられた図示しない球状の孔に、球状のボールジョイントを先端に有する支持棒37を挿通することで、支持棒37に対する爪部33のなす角が変化するように構成する。つまり、実施の形態2では、爪部33の高さが可変であったが、本実施の形態では、支持棒37に対して回動可能で、爪部33の方向が変位可能に構成されている。コネクタ本体部30は円筒状であり、内周壁32に穴35が設けられ、爪部33は、その穴35内に設けられた支持棒37を介して接続されている。
他部については実施の形態3と同様であるためここでは説明を省略する。そして、ネジ溝203を持つネジ式防水コネクタである相手側コネクタ200が挿入されると、断面三角形状の爪部33の方向が変化することにより、ネジを回すことなく容易に挿入されるため取付けが可能となる。取り付け後は、断面三角形の爪部33により、ネジ溝203を持つ相手側コネクタ200が保持される。実施の形態1と同様三角形状の爪部33の角度は、挿入側である先端側を浅く、抜去側である底面側を深くし差をつけることにより、挿入しやすく、抜去されにくくしている。本実施の形態においても実施の形態3と同様に、相手側コネクタ200を挿入することができる。
次に、実施の形態4の防水コネクタ100に、相手側コネクタ200を装着する方法について説明する。なお、防水コネクタ100および相手側コネクタ200にはそれぞれ、メス型コンタクト部110およびオス型コンタクト部210が収納されており、防水コネクタ100の爪部33と相手側コネクタ200のネジ溝203とが係合することで、電気的接続と、機械的接続がなされるようになっている。メス型コンタクト部110およびオス型コンタクト部210については、破線で示しているが、いかなる形状であってもよい。図11(a)に示すように、防水コネクタ100のコネクタ本体部30の開口部31から、ネジ溝203を持つ相手側コネクタ200が挿入されると、断面三角形の爪部33の先端側の底角θ1を臨む第1斜面33aがネジ溝203のネジ溝第1斜面203aに当接する。
そして相手側コネクタ200をさらに押し込むとこのネジ溝第1斜面203aが第1斜面33aを押圧し、支持棒37を変形させながら、このネジ溝第1斜面203aとネジ溝第2斜面203bの間にあるネジ山203cが第1斜面33a上を滑り、爪部33の頂点33cを越えると、復元力が働き、図11(b)に示すように、ネジ溝第1斜面203aが第2斜面33bに当接する。そして再び、相手側コネクタ200を押し込むと、さらに次のネジ溝第1斜面203a上を爪部33が進む。
このようにして、ネジ溝203を爪部33が順次越え、図11(c)に示すように、相手側コネクタ200の前面204が、シール材20に加圧状態で当接する。そして、押圧力を印加するのを停止しても、爪部33はネジ溝203によって係止され、気密シールされた状態で固定される。
爪部33の第1斜面33aはなだらかな傾斜面を有しており、かつコネクタ本体部30の側面部34aの内周壁32に形成された穴35内に入り込むため、更により小さな力でネジ式コネクタである相手側コネクタ200を押し込むことができ、押し込みながら爪部33が穴35内に入り込むことにより、ネジを回すことなく更に容易に取付けを行うことが可能となる。取り付け後は、断面三角形状の爪部33により、ネジ溝203を持つ相手側コネクタ200が保持される。断面三角形状の爪部33の角度は、挿入側である先端側の底角θ1を浅く、抜去側である底面側の底角θ2を深くし差をつけることにより、挿入し易く、抜去されにくい、防水コネクタを得ることができる。
なお、実施の形態4の防水コネクタにおいても、実施の形態1あるいは2の構造のコネクタ本体部を用いることも可能であるが、本実施の形態では、爪部33が回動可能に支持されているため、コネクタ本体部30の底面部34bに取り付けられた側面部34a自体の開口31が開かなくても、オス部である相手側コネクタ200を挿入することができる。従って実施の形態3の防水コネクタと同様、コネクタ本体部30は弾性体でなくても良い。従って実施の形態4においてもコネクタ本体部30は、特に、側面部34aを剛体で構成することで、より確実で強度の高い防水コネクタを得ることが可能となる。
また、実施の形態4の防水コネクタの爪部33を実施の形態3の防水コネクタの爪部33と同様、ばね36によって支持し、穴35の深さ方向に変位可能とするのに加え、回動可能としてもよい。これにより、本実施の形態4の防水コネクタによれば、より容易に開口部31からオス部である相手側コネクタ200を挿入することが可能となる。
実施の形態5.
図12は、実施の形態5の防水コネクタを用いた入出力ユニットを示す図である。電子機器に実施の形態3の防水コネクタと同様に構成された4個の防水コネクタ400Aから400Dを複数個列に配列したものである。
実施の形態5の入出力ユニットは、4個の防水コネクタ400Aから400Dと電子機器筐体401とが、コンタクト挿通孔403を有するベース基板402上に搭載されており、このベース基板402が支持ベース404上に固定されてなるものである。
防水コネクタ400Aから400Dは、それぞれ支持壁405内に形成された断面円形の穴に装着されており、実施の形態3で説明した防水コネクタと同様の構成を有する。すなわち防水コネクタ400Aから400Dは、ネジ溝がスライド移動する際、爪部413が、内周壁412に形成された穴内にばねを介して装着されており、内周壁412に対して、突出高さが変位可能である。つまり、コネクタ本体部410の側面部414aの内周壁412に穴が設けられその穴内にばねを介して爪部413が接続され、ばねにより、爪部413のみが変位するように構成されている。
そして、ネジ溝を持つネジ式防水コネクタからなる相手側コネクタが挿入されると、断面三角形状の爪部413を保持するばねが縮むことにより、ネジを回すことなくOリングからなるシール材420をコネクタ本体部410の底面部414bを押圧する位置まで容易に挿入されるため取付けが可能となる。取り付け後は、シール性も高く、断面三角形の爪部413により、ネジ溝を持つ相手側コネクタが保持される。なおこの断面三角形状の爪部413は、角度は、挿入側である先端側を浅く、抜去側である底面側を深くし差をつけることにより、挿入しやすく、抜去されにくくしている。
本実施の形態の防水コネクタを用いることで、防水コネクタを近接した状態で多数埋め込むことができ、電子機器の小型化および防水コネクタの高密度化ができる。
なお、実施の形態5の入出力ユニットに、実施の形態1,2,3,4の防水コネクタを用いることも可能であることはいうまでもない。
また、実施の形態3の変形例で説明した一体型の爪部は、曲げ加工のみで容易に形成でき、実施の形態1,2,4,5のいずれにも適用可能であるなど、実施の形態1から5は適宜組み合わせ可能であり、爪部の構成と、コネクタ本体部の構成は適宜組み合わせ可能であることは言うまでもない。
また、コネクタ部の構造については、防水コネクタにメス部を、ネジ式防水コネクタからなる相手側コネクタにオス部を形成する、あるいは、その逆とするなど適宜選択可能であるため、特に記載は省略している。また防水コネクタに接続されるケーブル導体についても、適宜選択可能である。またケーブルについても、同軸ケーブルでもペア線でも良く、多心ケーブルであってもよいことはいうまでもない。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
10 コネクタ本体部、11 開口部、12 内周壁、13 爪部、13a 第1斜面、13b 第2斜面、13c 頂点、13d1〜13d4 爪部、14a 起立片、14b 底面部、14S 分岐片、33 爪部、33a 第1斜面、33b 第2斜面、33c 頂点、34a 側面部、34b 底面部、35 穴、36 ばね、100 防水コネクタ、200 相手側コネクタ、201 本体部、202 外周壁、203 ネジ溝、204 前面、400A〜400D 防水コネクタ、401 電子機器筐体、402 ベース基板、403 コンタクト挿通、404 支持ベース、405 支持壁、413 爪部、414a 側面部、414b 底面部、420 シール材。

Claims (16)

  1. コンタクト部が装着された底面部と、開口部を備えた円筒状のコネクタ本体部と、
    前記コネクタ本体部の前記底面部に当接されるシール材と、
    前記コネクタ本体部の前記開口部の内周壁の先端に設けられ、前記内周壁の高さ方向を底辺方向とし、先端側の底角が、底面側の底角よりも小さい、断面三角形の爪部とを具備し、
    前記爪部に対して、前記コンタクト部に接続される相手側コネクタの外周に設けられたネジ溝がスライド移動することで、前記開口部から前記コネクタ本体部内に前記相手側コネクタが挿入可能であって、前記相手側コネクタの前面が前記シール材に当接して係止可能であることを特徴とする防水コネクタ。
  2. 前記コネクタ本体部は、
    底面部と、前記底面部の外周から、垂直に起立された起立片と、
    前記起立片の先端内壁に設けられ、前記起立片の高さ方向を底辺とし、先端側の底角が、底面側の底角よりも小さい、三角形状の断面を有する爪部とを具備したことを特徴とする請求項1に記載の防水コネクタ。
  3. 前記ネジ溝がスライド移動する際、前記爪部は、前記内周壁とともに、変位可能であることを特徴とする請求項2に記載の防水コネクタ。
  4. 前記ネジ溝がスライド移動する際、前記爪部は、前記内周壁に装着されており、内周壁に対して、変位可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の防水コネクタ。
  5. 前記爪部は、前記内周壁に装着された穴に装着されており、前記内周壁から内部への突出高さが、変位可能であることを特徴とする請求項4に記載の防水コネクタ。
  6. 前記爪部は、前記内周壁に装着された穴に装着されており、前記爪部の方向が、変位可能であることを特徴とする請求項4に記載の防水コネクタ。
  7. 前記コネクタ本体部は、
    前記コンタクト部を挿通可能なコンタクト挿通孔を備え、
    前記シール材は前記コンタクト挿通孔を囲むことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の防水コネクタ。
  8. 前記コネクタ本体部は環状の底面部を備え、
    前記起立片は、前記底面部と一体的に形成されており、先端側で、複数の分岐片を構成し、前記分岐片の先端にそれぞれ爪部を備えたことを特徴とする請求項3に記載の防水コネクタ。
  9. 前記起立片は、前記底面部の外周に配設された複数の起立片で構成されていることを特徴とする請求項3に記載の防水コネクタ。
  10. 前記起立片は、前記底面部の外周に等間隔で配設された4本の起立片で構成されたことを特徴とする請求項9に記載の防水コネクタ。
  11. 前記起立片は、弾性体で構成されたことを特徴とする請求項3および請求項7から10のいずれか1項に記載の防水コネクタ。
  12. 前記起立片は、板ばねで構成されたことを特徴とする請求項11に記載の防水コネクタ。
  13. 前記爪部は、螺旋状に配列されたことを特徴とする請求項3および請求項7から11のいずれか1項に記載の防水コネクタ。
  14. 前記爪部は、前記ネジ溝に螺合する螺旋状の断面をもつことを特徴とする請求項3および請求項7から11のいずれか1項に記載の防水コネクタ。
  15. 請求項1から14のいずれか1項に記載の複数個の防水コネクタが配列され、入出力端子を備えた防水コネクタを挿抜可能に構成されたことを特徴とする入出力ユニット。
  16. コンタクト部が装着された底面部と、底面部と、前記底面部の外周から、垂直に起立された起立片と、開口部を備えた円筒状のコネクタ本体部と、
    前記コネクタ本体部の前記底面部に当接されるシール材と、
    前記コネクタ本体部の前記開口部の内周壁の先端に設けられ、前記内周壁の高さ方向を底辺方向とし、先端側の底角が、底面側の底角よりも小さい、断面三角形の爪部とを具備し、
    前記爪部に対して、前記コンタクト部に接続される相手側コネクタの外周に設けられたネジ溝がスライド移動することで、前記開口部から前記コネクタ本体部内に前記相手側コネクタが挿入可能であって、前記相手側コネクタの前面が前記シール材に当接して係止可能であり、
    前記起立片は、前記底面部の外周に配設された複数の起立片で構成されていることを特徴とする防水コネクタ。
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