JP5941850B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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本発明は直流電力を交流電力に変換しあるいは交流電力を直流電力に変換する電力変換装置に関し、特に車両に搭載されるのに適する電力変換装置に関する。
ハイブリッド自動車又は電気自動車の小型化と共に、これらに用いられる電力変換装置の小型化が求められている。また同時に、自動車に搭載される電力変換装置は、冷却構造や耐振構造を小型化された筐体内に収める必要がある。このような要求に対して、例えば特許文献1には、冷却性能の向上、耐振動性の向上を達成するための発明が開示されている。
しかしながら、電力変換装置の筐体の小型、軽量化を実現しつつも、使用時に高熱を発するパワー半導体モジュールや交流バスバーの冷却性能の更なる向上が必要である。
特開2012−139014号公報
本発明の課題は、高出力・高耐振性を有しながら小型化・軽量化された電力変換装置を提供することである。
本発明に係る電力変換装置は、直流電流を交流電流に変換するパワー半導体モジュールと、前記交流電流を伝達する交流バスバーと、前記パワー半導体モジュールに駆動信号を出力する駆動回路基板と、前記駆動回路基板を支持する支持部を有する金属製のベース部及び支持部品と、前記パワー半導体モジュールを冷却する流路を形成する流路形成体と、前記流路形成体を収納する筐体と、を備え、前記交流バスバーは、前記ベース部であって、前記支持部が配置された側の面とは反対側の面に、第1絶縁部材を介して配置され、かつ前記ベース部と第1固定部材とによって挟持され、前記ベース部は、前記筐体に固定される。
本発明によれば、一つの支持部品に冷却機能、耐振機能、支持機能を備えることで省スペース化を図り、より小型・軽量で高性能な構造を実現できる。
本実施形態に係る電力変換装置16の分解斜視図である。 筐体10の斜視図である。 図2(a)の断面Aで切ったときの断面図である。 ベース部4の外観斜視図である。 ベース部4の外観斜視図であり、図3とは異なる方向から見たときの斜視図である。 図3に記載の断面Bで切ったときの断面図である。 ベース部4の構成部品を示すための分解斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る電力変換装置の実施の形態について説明する。なお、各図において同一要素については同一の符号を記し、重複する説明は省略する。
図1は、本実施形態に係る電力変換装置16の分解斜視図である。電力変換装置16の筐体10には、パワー半導体モジュール1a、1b、1cが収納される。パワー半導体モジュール1a乃至1cの上方には、金属製のベース部4と支持部品21、及び駆動回路基板3が配置される。支持部品21は、ベース部4に固定される。ベース部4及び支持部品21には、支持部4a乃至4iが形成される。支持部4a乃至4fは、ベース部4に形成され、支持部4g乃至4iは、支持部品21に形成される。
図2は、筐体10に配置された流路形成体6を説明するための図であり、図2(a)は、筐体10の斜視図である。図2(b)は、図2(a)の断面Aで切ったときの断面図である。パワー半導体モジュール1a乃至1cは、コンデンサ13の長辺に沿うように配置される。流路5は、流路形成体6により形成され、パワー半導体モジュール1a乃至1cと同様に、コンデンサモジュールの辺に沿うように形成される。パワー半導体モジュール1a乃至1cは流路5内に並べて固定される。
このように、筐体10に配置された流路形成体6の流路5に、使用時に高熱を発するパワー半導体モジュール1a乃至1cを並べて固定することにより、流路5を流れる冷却媒体の冷却性能を十分に発揮することができる。筐体10は流路形成体6を有している。そしてベース部4は筐体10に直接固定される。したがって、ベース部4で発生した熱は、筐体10を介して流路形成体6の流路5を流れる冷却媒体へ逃がされる。
図3は、ベース部4の外観斜視図である。ベース部4の、駆動回路基板3が配置される側の面を第2面7とする。ベース部4の第2面7側には、支持部4a乃至4iが形成されている。ベース部4の第2面7側には、放電抵抗14が配置される。
冷却機能を持ったベース部4に放電抵抗14を固定することで、放電抵抗14の冷却が可能となる。また、万一電力変換装置の性能を超えた使用が行われて過電圧がかかった場合、放電抵抗から発火する恐れがある。そのような場合でも、放電抵抗を金属製の筐体10や金属製のベース部4で覆うことにより、放電抵抗の発火による高熱や炎を遮断して、周囲の構成部品を保護することができる。したがって、このような構成により正常は放電抵抗14の放電動作が確保され、さらには電力変換装置や車両の火災を未然に防ぐことができ、信頼性を向上させることができる。
ベース部4には、交流バスバー2a乃至2cが固定される。交流バスバー2aは、第2固定部材18によってベース部4の第2面7に支持される。交流バスバー2aと第2固定部材18の間には、第2絶縁部材12が挟まれている。交流バスバー2b及び2cは、ベース部4の第2面7と対向する第1面8(図4参照)側に配置される。交流バスバー2aはパワー半導体モジュール1aと接続され、交流バスバー2bはパワー半導体モジュール1bと接続され、交流バスバー2cはパワー半導体モジュール1cと接続される。交流バスバー2a乃至2cの、パワー半導体モジュール1a乃至1cと接続される側の端部とは反対側の端部は、交流バスバー2a乃至2cの出力端子となる。交流バスバーの出力端子側には、電流センサ11が配置される。電流センサ11は、交流バスバー2a乃至2cに流れる交流電流を検知するものであり、ベース部4に固定されている。
このように、電流センサ11を、耐振性を持つベース部4に固定することで、機械的な振動の影響を受け難くする。さらに、ベース部4において、駆動回路基板3を支持する支持部4a乃至4iが形成される面と同一の面に電流センサ11を支持することで、駆動回路基板3に信号を送る回路を形成する接続ピンとの位置決めが容易になる。これにより、電流センサ11の共振周波数をエンジン等から伝わる機械的な振動周波数より高くすることができ、耐振性を向上させることができる。また、組立性の向上にも寄与する。
図4は、ベース部4の外観斜視図であり、図3とは異なる方向から見たときの斜視図である。ベース部4の第1面8は、第2面7とは対向する面である。交流バスバー2b及び2cは、第1固定部材17によってベース部4の第1面8に支持される。交流バスバー2b及び2cと、第1固定部材17の間には、第1絶縁部材9が挟まれている。
図5は、図3に記載の断面Bで切ったときの断面図である。図5に示されるように、交流バスバー2aは、第2面7に、第2絶縁部材12を介して配置され、第2固定部材18によって押圧力20が生じるようにベース部4に固定される。また、交流バスバー2bは、第1面8に、第1絶縁部材9を介して配置され、第1固定部材17によって押圧力19を生じるようにベース部4に固定される。交流バスバー2cも、交流バスバー2bと同様である。
このように、流路形成体6を備える筐体10に直接固定されるベース部4と、交流バスバーとの間に絶縁部材を介することにより、交流バスバーとベース部4の絶縁性を確保することができる。その際、固定部材によりベース部4へ押圧力を発生させることにより、交流バスバーとベース部4との接触面積を可能な限り大きくし、より高い冷却性能を引き出すことができる。絶縁部材は、樹脂放熱版のような熱伝導率が高い材料を用いることが望ましい。また、本実施例においては交流バスバーについて説明をしたが、直流回路に対して適用することも可能である。以上により、高熱を発する部品を効率よく冷却することにより、より高い交流電流を安全に流すことが可能となり、高信頼性・高性能化に寄与する。
図6は、ベース部4の構成部品を示すための分解斜視図である。上述の通り、交流バスバー2aは、第2絶縁部材12を介して、第2固定部材18によってベース部4に固定される。交流バスバー2b及び2cは、第1絶縁部材9を介して、第1固定部材17によってベース部4に固定される。また、ベース部4には、放電抵抗14、電流センサ11、支持部品21が固定される。
以上説明したベース部4及び支持部品21に、絶縁部材を介して交流バスバーを配置し、かつベース部4及び支持部品21に電流センサ11や放電抵抗14などの構成部品が支持されている。そしてこれらベース部4及び支持部品21を流路形成体6を備える筐体10に直接固定し、冷却性能を兼ね備えることで、構成部品点数を抑制し、効率よく収納筐体10の構成部品を配置することが可能となる。これらのことから、ベース部4は高い剛性を持ち、さらには高い熱伝導率を兼ね備えた部材であることが望ましく、具体的には例えばアルミのような金属であることが望ましい。さらには、筐体10と、ベース部4及び支持部品21との固定点と接触面積は可能な限り多くすることが望ましい。これにより、エンジン等から伝わる機械的な振動周波数に対して、各構成部品の共振周波数を高くできるので、振動の影響を受け難く、さらには高効率な冷却性能を確保でき、信頼性が向上する。
1a〜1c:パワー半導体モジュール
2a〜2c:交流バスバー
3:駆動回路基板
4:ベース部
4a〜4i:支持部
5:流路
6:流路形成体
7:第2面
8:第1面
9:第1絶縁部材
10:筐体
11:電流センサ
12:第2絶縁部材
13:コンデンサ
14:放電抵抗
16:電力変換装置
17:第1固定部材
18:第2固定部材
19:押圧力
20:押圧力
21:支持部品

Claims (5)

  1. 直流電流を交流電流に変換するパワー半導体モジュールと、
    前記交流電流を伝達する交流バスバーと、
    前記パワー半導体モジュールに駆動信号を出力する駆動回路基板と、
    前記駆動回路基板を支持する支持部を有する金属製のベース部及び支持部品と、
    前記パワー半導体モジュールを冷却する流路を形成する流路形成体と、
    前記流路形成体を収納する筐体と、を備え、
    前記交流バスバーは、前記ベース部であって、前記支持部が配置された側の面とは反対側の面に、第1絶縁部材を介して配置され、かつ前記ベース部と第1固定部材とによって挟持され、
    前記ベース部は、前記筐体に固定される電力変換装置。
  2. 請求項1に記載された電力変換装置であって、
    前記交流バスバーは、前記第1固定部材によって押圧力を生じるように前記ベース部に固定される電力変換装置。
  3. 請求項1又は2に記載されたいずれかの電力変換装置であって、
    前記交流バスバーに流れる交流電流を検出する電流センサを備え、
    前記電流センサは、前記ベース部に固定される電力変換装置。
  4. 請求項1乃至3に記載されたいずれかの電力変換装置であって、
    前記交流バスバーに挟まれた前記第1絶縁部材に対向する第2絶縁部材を備え、
    前記交流バスバーは、前記ベース部に前記第2絶縁部材を介して配置され、かつ前記ベース部と第2固定部材とによって挟持される電力変換装置。
  5. 請求項1乃至4に記載されたいずれかの電力変換装置であって、
    直流電力を平滑化するコンデンサと、
    前記コンデンサに蓄えられた電荷を放電する放電抵抗と、を備え、
    前記放電抵抗は、前記ベース部に固定される電力変換装置。
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