JP5368051B2 - パワーステアリング装置のバスバー放熱構造 - Google Patents

パワーステアリング装置のバスバー放熱構造 Download PDF

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本発明は、例えば、電動油圧パワーステアリング装置において、電源であるバッテリーと電動モータとの間の電源ラインを形成するバスバーの構造に係り、より詳しくは、バッテリー側から電動モータ駆動用の駆動回路に至るホットライン側のバスバーの放熱のための構造に関する。
電動油圧パワーステアリング装置は、電気モータでオイルポンプを駆動し、このオイルポンプで発生した圧油により、運転者による車両のステアリング(ハンドル)操作をアシストするものである。
上記電動油圧パワーステアリング装置では、電動モータと、この電動モータにより駆動されるオイルポンプとが互いに連結した状態に組み合わされて電動油圧ユニットを構成している。
そして、上記電動油圧ユニットでは、電動モータとオイルポンプとの対面部間に、制御部ハウジングが設けられていて、その内部に、電動モータの駆動を電気的に制御する回路が収納されている(例えば、特許文献1参照)。
上記制御部ハウジングに収納される回路としては、制御回路および駆動回路がある。制御回路は、運転者のステアリング操作を検出するトルクセンサもしくは舵角センサの検出信号等に基づいて、電動モータの駆動量に対応する駆動指令信号(具体的には、PWM信号)を生成し出力する。駆動回路は、複数のスイッチング素子を有するもので、上記制御回路から与えられるPWM信号等の駆動指令信号に応答して、スイッチング素子がスイッチング動作することにより、電動モータに供給する電流もしくは電圧を増減変化させ、電動モータの駆動を制御する。
上記電動油圧パワーステアリング装置では、電動モータの駆動時、バッテリーから駆動回路を通じて電動モータには大電流が流れるので、その電源ラインは、板状導体であるバスバーで構成されており、これらのバスバーも、上記した制御部ハウジングの内部にまとめて設けられる。具体的には、複数のバスバーは、制御回路の基板と駆動回路の基板との間に、各基板と間隔が存する状態で配置され、通常は、絶縁性の支持フレームに支持されている。
一方で、バッテリー側から駆動回路に至るホットライン側の電源ラインには、チョークコイルを直列に接続し、このチョークコイルと、ホットラインとグランドラインとの間に接続される1個もしくは複数のコンデンサとでLCフィルタ回路を構成する必要がある。これは、モータで発生したノイズが、外部へ漏れ出さないようにするためである。
そのため、従来は、図5に示すように、バッテリー31側から駆動回路32に至るホットラインは、バッテリー31側からチョークコイル33に至るバスバー34と、チョークコイル33と、チョークコイル33から駆動回路32に至るバスバー35とで形成されている。なお、図5において、符号36は、バッテリー31と駆動回路32との間のグランドライン側の電源ラインを形成するバスバーである。
上記の3本のバスバー34,35,36は、図5に示すような配置形態で、駆動回路32から電動モータに至る電源ラインを形成するバスバーとともに支持フレーム(いずれも図示せず)に支持されて、駆動回路32の基板と制御回路の基板との間に配置される。図5に即して言えば、図示の3本のバスバー34,35,36の下側には、近接した状態で駆動回路32の基板が存在する。
特開平11−334616号公報
ところで、電動モータの駆動時、電源ラインには大電流が流れるので、電源ラインを形成するバスバー等の部材は、発熱し高温となる。特に、バッテリー側から駆動回路に至るホットライン側の電源ラインは、途中にチョークコイルが介在していて経路が長いので、その間の発熱量が大きく、端部側からの放熱だけでは、発熱に放熱が追いつかない。
このように、電源ラインを形成するバスバー等の部材が高温になるのであれば、この電源ラインを含む装置の耐熱性を高める必要が生じる。
また、電源ラインを形成するバスバーは、大電流により発熱し高温となることで、抵抗が増すので、電流損失が増大する。このことは、バスバーを含む装置全体の動作効率を高める上で好ましくない。
上記の問題に対して、従来は、電源ラインでの電流損失が減少するよう、バスバーの断面積を大きくしたり、あるいは、電源ラインを構成する部材の接続部を、より抵抗の少ないものに変更したりする対策が採られていた。
しかしながら、バスバーの断面積を増やす対策は、スペース上の制約もあり、容易に実施できず、一方では、材料の使用量を増やすことになるので、コストアップを招来する。
また、一般的な部材では、抵抗の少なくすることにも限界があり、部材によっては、コストアップを招来してしまい、実現が難しい。
本発明は、電源ラインのうち、特に電源側から駆動回路に至るホットライン側の電源ラインが、経路として長く、発熱により高温となることに注目し、設置スペースの増大やコストアップ等の問題を生じることなく、上記ホットライン側電源ラインのバスバーの温度上昇を抑制することを課題とする。
本発明は、制御部ハウジング内に、少なくとも電源と、電動モータに所要の駆動電流を供給する駆動回路との間の電源ラインを形成するバスバーが配置されているパワーステアリング装置のバスバー放熱構造であって、上記バスバーのうち、ホットライン側のバスバーには、通電用の接続部とは別の放熱部が一体に形成され、この放熱部は、上記制御部ハウジングもしくは上記制御部ハウジング内の部材へ放熱しうるよう該部材もしくは上記制御部ハウジングに電気的に絶縁された状態で接合されているとともに、上記電源と上記駆動回路との間のホットライン側の電源ラインにチョークコイルが直列に接続されており、上記放熱部は、上記チョークコイルよりも電源側のバスバーに一体に形成されていることを特徴とする。
上記放熱部が接合される制御部ハウジング内の部材としては、例えば、駆動回路の基板、制御回路の基板等があるが、これに限定されず、制御部ハウジング内にあって放熱に役立つ部材であれば、その部材に放熱部が接合される。また、放熱部は、例えば、突片状に形成されるが、形状はこれに限定されるものではなく、バスバー自体を、接合すべき部材の側へ屈曲させることで形成してもよい。
上記のバスバーの放熱構造では、電動モータの駆動時、ホットライン側のバスバーには大電流が流れるので、発熱し高温となるが、上記バスバーでの発生熱は、放熱部を通じて、接合されている部材(駆動回路の基板、制御回路の基板等)に伝わり、該部材を通じて外部に放熱される。放熱部が制御部ハウジングに直接接合されている場合は、直接外部に放熱される。したがって、電源と駆動回路との間のホットライン側の電源ラインは、経路が長いにもかかわらず、放熱量が大きく、該ホットライン側のバスバーの温度上昇は低いレベルに抑えられる。
したがって、ホットライン側の電源ラインのバスバーでは、抵抗の増大が抑えられ、バスバーには抵抗の少ない状態で電流が流れることになるから、電流損失が少なく、このバスバーを含む装置の動作効率が向上する。
この場合、放熱部は、バスバーの一部に形成すればよいから、スペース上の制約はほとんど受けない。放熱部を通じての放熱効果を考慮すると、むしろ、バスバーの断面積を従来より小さくすることができる。また、放熱部は、駆動回路の基板等の相手部材に対して電気的に絶縁された状態で接合するには、半田付けや接着剤による固定が採用でき、面倒な接続方法や手段を必要とせず、容易に実施しうる。
そして、本発明のパワーステアリング装置のバスバー放熱構造においては、上記電源と上記駆動回路との間のホットライン側の電源ラインに、直列にチョークコイルが接続されていて、上記放熱部は、上記チョークコイルよりも電源側のバスバーに一体に形成されているから、以下に示す作用効果を奏します。なお、上記ホットライン側のバスバーは、電源側から上記チョークコイルに至るバスバーと、上記チョークコイルから駆動回路に至るバスバーとの2本のバスバーで構成されるが、上記放熱部は、上記2本のバスバーのうち、チョークコイルから駆動回路に至るホットラインを形成するバスバーに形成してもよいが、チョークコイルよりも電源側のバスバーに一体に形成されることが好ましいものとなっている。
これは、一方の電源側からチョークコイルに至るバスバーに放熱部を形成した方が、他方のチョークコイルから駆動回路に至るバスバーに放熱部を形成した場合よりも、顕著な放熱効果が生じるからである。他方のチョークコイルから駆動回路に至るバスバーには、元々、その一端に駆動回路への接続部があり、該接続部を通じて駆動回路の基板へ放熱されるのであるが、一方の電源側からチョークコイルに至るバスバーは、従来、他方のバスバーにおけるような放熱効果のある接続部を有しておらず、発熱して高温になりやすいものであるので、顕著な放熱効果が得られる。
また、上記構成のパワーステアリング装置のバスバー放熱構造においては、上記制御部ハウジング内では上記ホットライン側のバスバーと間隔をおいて上記駆動回路の基板が配置されるが、上記駆動回路の基板は、金属ベースの基板とされ、上記放熱部は、上記基板ヘ放熱しうるよう該基板に電気的に絶縁された状態で接合されていることが望ましい。
上記のように、放熱部を駆動回路の基板に接合する構成では、ホットライン側のバスバーに対して駆動回路の基板がごく近接した位置に配置されているので、放熱部は長く延出させずに接合が可能で、実施が容易である。また、ホットライン側バスバーの発生熱は、放熱部から駆動回路の基板のベース金属に放熱されるが、ホットライン側のバスバーの一端は、元々、駆動回路の基板に接続されていて、この一端部からも基板のベース金属に放熱されるから、2個所からの放熱で高い放熱効果が得られる。
さらに、上記のパワーステアリング装置のバスバー放熱構造において、上記制御部ハウジング内に絶縁性の支持フレームを備え、該支持フレームには、上記電源と上記駆動回路との間の電源ラインを形成するバスバーと、上記駆動回路から上記電動モータに至る電源ラインを形成するバスバーとが支持されていることが望ましい。この構成では、多数本のバスバーがまとめて単一の支持フレームに支持されることになり、所要スペースが減少し、これらバスバーを有する装置の小型化が図れる。
なお、上記した本発明のバスバー放熱構造は、電動油圧パワーステアリング装置に限らず、他の方式のパワーステアリング装置でも、大電流を必要とするシステム構成で、同様のバスバーを有する場合には、適用可能である。
パワーステアリング装置において、電源と駆動回路との間のホットライン側の電源ラインは、経路が長く、高温になりやすいが、本発明では、該ホットライン側のバスバーの温度上昇を、放熱部を通じての放熱により、抑制することができ、バスバーの温度上昇による電流損失を減少させることができる。
以下、本発明の最良の実施の形態を、図1ないし図4を参照して説明する。本実施の形態は、本発明を電動油圧パワーステアリング装置の制御部ハウジング内の構造に実施したものであり、図1は、本発明の実施の形態に係るバスバー放熱構造の斜視図で、制御部ハウジング内に設けられる駆動回路とバスバーの支持フレームとを分解した形で示している。図2は、制御部ハウジング内の回路部分の回路構成図、図3は、本発明の実施の形態に係るバスバー放熱構造に含まれるバスバーとチョークコイルとを示す斜視図、図4は、駆動回路の基板とバスバーの放熱部との関係を示す拡大断面図である。
本実施の形態では、電動油圧パワーステアリング装置の制御部ハウジングの内部に、制御回路1と、駆動回路2と、バスバーの支持フレーム3とが収納されるが、このうち、図1では、駆動回路2および支持フレーム3の外観形状を示している。
制御回路1は、図2に示すように、バッテリー4からの電力供給を受けて、トルクセンサもしくは舵角センサ(いずれも図示せず)の検出信号等に基づいて、電動モータ5の駆動量に対応する駆動指令信号(具体的には、PWM信号)を生成し出力するものである。図2において、符号u1,u2,v1,v2,w1,w2は、U,V,Wの各相毎の駆動指令信号を示している。
駆動回路2は、その専用の基板(駆動基板)2a上に、電動モータ5の各相に対応する数(図示例では、U,V,Wの各相に対応して6個)のFETからなるスイッチング素子Su1,Su2,Sv1,Sv2,Sw1,Sw2(Snと総称)を設けて構成されており、各スイッチング素子Snが、制御回路1から与えられるPWM信号等の駆動指令信号に応答してスイッチング動作することにより、電動モータ5に供給する電流もしくは電圧を増減変化させるようになっている。
この駆動回路2の基板(駆動基板)2aは、アルミニウムのような熱良導性の金属をベースとするもので、そのベース金属2b上に高放熱絶縁層2cを介して上記したスイッチング素子Sn等の所要の回路素子が設けられている。なお、この駆動基板2aは、さらに、放熱材からなる筐体に収容されることもある。
支持フレーム3は、電源ラインを構成する板状導体であるバスバー(バスバーの詳細は後に説明)を支持するもので、絶縁材料、例えば樹脂からなり、駆動基板2a上に間隔をおいて配置される。
この支持フレーム3には、中央寄りの位置に電動モータ5の駆動軸を貫通させるための丸孔3aが形成されており、一方に片寄った位置にノイズ除去用のチョークコイル6が設けられ、背面側にはコンデンサ(図示例では、C1,C2,C3の3個)が設けられ、上記丸孔3aやチョークコイル6とは離れた側に、所要のバスバーの接続端部を駆動基板2a上に臨ませるための透孔3bが開設されている。
チョークコイル6は、巻線の内側に鉄心6aを挿入してなるもので、回路構成上、図2に示すように、バッテリー4から駆動回路2に至るホットラインLh1,Lh2に直列に介装され、このホットラインLh1,Lh2とグランドラインLgとの間に接続されているコンデンサC1,C2,C3とでLCフィルタ回路を構成する。
支持フレーム3に支持されるバスバーは、バッテリー4側からチョークコイル6に至るホットラインLh1を形成するバスバー(第1のバスバー)7と、チョークコイル6から駆動回路2に至るホットラインLh2を形成するバスバー(第2のバスバー)8と、バッテリー4と駆動回路2との間のグランドラインLgを形成するバスバー9と、駆動回路2から電動モータ5に至る各相毎の電源ラインLu,Lv,Lwを形成するバスバー10u,10v,10wとがある。
図1において、符号7aは、第1のバスバー7のバッテリー4側の接続端部で、チョークコイル6とは反対側で、支持フレーム3から外部に突出している。また、符号8bは、第2のバスバー8の駆動回路2側の接続端部で、透孔3b内に突出して、駆動基板2a上に臨むようになっている。さらに、符号9aは、グランドラインLgを形成するバスバー9のバッテリー5側の接続端部、9bは駆動回路3側の接続端部である。このバスバー9においても、バッテリー4側の接続端部9aは支持フレーム3の外部に突出し、駆動回路2側の接続端部9bは透孔3b内に突出している。
また、符号10u1,10v1,10w1は、上記した電動モータ6への電源ラインLu,Lv,Lwを形成するバスバー10u,10v,10wの駆動回路2側の接続端部で、この接続端部10u1,10v1,10w1も、支持フレーム3の透孔3b内に突出している。
なお、支持フレーム3には、上記したバスバー7,8,9,10u,10v,10wのほかに、制御回路1から駆動回路2への信号伝達用の導体や、バッテリ4から制御回路1への電源供給用の導体が支持されるが、本発明の構成には直接関係しないので、その図示は省略している。
本発明の特徴とするところは、バッテリー4側から駆動回路2に至るホットライン側の電源ラインLh1,Lh2のうち、バッテリー4側からチョークコイル6に至るホットラインLh1を形成するバスバー(第1のバスバー)7の中途部に放熱部71が一体に形成されていることである。この放熱部71は、本実施の形態では、第1のバスバー7の幅方向外方に突出する突片状に形成されていて、先端は駆動基板2aの側に屈曲している。
一方、駆動基板2aの高放熱絶縁層2c上には、駆動回路2を構成するスイッチング素子Sn等の所要の回路素子やその導体パターンとは電気的に分離した形で島状の導体層21が外部に露出した状態で設けられている。そして、図4に示すように、この導体層21に、上記した第1のバスバー7の放熱部71の先端部が接合されている。すなわち、放熱部71の先端部が導体層21に接触する状態で半田付けもしくは接着材により固定されている。図4において、符号2dは、回路素子に接続される導体バターンを示し、2eは、導体パターン2dを覆うソルダーレジストを示している。
上記の構成において、電動モータ5の駆動時、バッテリー4側と駆動回路2との間の電源ラインを構成するバスバー7,8,9には大電流が流れるので、これらのバスバー7,8,9は発熱し、特に、ホットラインLh1,Lh2においてはバッテリー4側の第1のバスバー7は高温となるが、第1のバスバー7での発生熱は、放熱部71を通じて駆動基板2aに伝わり、該基板2aの金属ベース2bを通じて外部に放熱される。これにより、第1のバスバー7の温度上昇は、低いレベルに抑えられる。
この場合、ホットラインLh1,Lh2の第2のバスバー8では、その駆動回路2側の接続端部8bが元々、駆動基板2aの導体パターン2dに接続されていて、該接続端部8bを通じて駆動基板2aに放熱されるから、この第2のバスバー8の温度上昇も、比較的低温に抑えられている。
そのため、バッテリー4側から駆動回路2に至るホットライン側の電源ラインLh1,Lh2全体での温度上昇が抑えられ、このホットライン側の電源ラインを構成するバスバー7,8やチョークコイル6での抵抗の増大が抑えられるから、これらバスバー7,8等には抵抗の少ない状態で電流が流れることになり、従来よりも電流損失が減少する。したがって、これらバスバー7,8を含む装置の動作効率が向上する。
本発明の実施の形態に係るバスバー放熱構造の斜視図で、駆動回路とバスバーの支持フレームとを分解した形で示している。 本発明が実施される制御部ハウジング内の回路部分の回路構成図。 本発明の実施の形態に係るバスバー放熱構造に含まれるバスバーとチョークコイルとを示す斜視図。 本発明の実施の形態における駆動回路の基板とバスバーの放熱部との関係を示す拡大断面図。 従来構造におけるバスバーとチョークコイルとを示す斜視図。
符号の説明
1 制御回路
2 駆動回路
2a 駆動基板
2b ベース金属
21 導体層
3 支持フレーム
4 バッテリー(電源)
5 電動モータ
6 チョークコイル
7 ホットライン側の第1のバスバー
71 放熱部
8 ホットライン側の第2のバスバー
9 グランドライン側のバスバー

Claims (3)

  1. 制御部ハウジング内に、少なくとも電源と、電動モータに所要の駆動電流を供給する駆動回路との間の電源ラインを形成するバスバーが配置されているパワーステアリング装置のバスバー放熱構造であって、
    上記バスバーのうち、ホットライン側のバスバーには、通電用の接続部とは別の放熱部が一体に形成され、この放熱部は、上記制御部ハウジングもしくは上記制御部ハウジング内の部材へ放熱しうるよう該部材もしくは上記制御部ハウジングに電気的に絶縁された状態で接合されているとともに、
    上記電源と上記駆動回路との間のホットライン側の電源ラインにチョークコイルが直列に接続されており、上記放熱部は、上記チョークコイルよりも電源側のバスバーに一体に形成されていることを特徴とするパワーステアリング装置のバスバー放熱構造。
  2. 請求項に記載のパワーステアリング装置のバスバー放熱構造において、
    上記制御部ハウジング内では上記ホットライン側のバスバーと間隔をおいて上記駆動回路の基板が配置されており、上記駆動回路の基板は、金属ベースの基板とされ、上記放熱部は、上記基板へ放熱しうるよう該基板に電気的に絶縁された状態で接合されていることを特徴とするパワーステアリング装置のバスバー放熱構造。
  3. 請求項1または2に記載のパワーステアリング装置のバスバー放熱構造において、
    上記制御部ハウジング内に絶縁性の支持フレームを備え、該支持フレームには、上記電源と上記駆動回路との間の電源ラインを形成するバスバーと、上記駆動回路から上記電動モータに至る電源ラインを形成するバスバーとが支持されている、ことを特徴とするパワーステアリング装置のバスバー放熱構造。
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