JP5941802B2 - 水晶振動素子及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、例えば基準信号源やクロック信号源に用いられる水晶振動素子及びその製造方法に関する。以下、水晶振動素子の一例として、音叉型屈曲水晶振動素子(以下「振動素子」と略称する。)について説明する。
特許文献1の第6図には、振動腕部の表面及び裏面のそれぞれに溝部が形成された振動素子が開示されている。この振動素子の製造方法は、特許文献1の第3頁右下欄第10行〜第4頁左上欄第3行に、次のように開示されている。まず、水晶ウェハの表裏に、外形形成用のマスクを作成する。続いて、このマスクを用いてフッ酸により一回目のエッチングをし、外形を途中まで形成する。続いて、このマスクの一部を開口して、溝部形成用兼外形形成用のマスクを作成する。最後に、このマスクを用いてフッ酸により二回目のエッチングをし、外形を完全に形成するとともに一定の深さの溝部を形成する。
特許文献1に記載の従来技術では、外形形成と溝形成とに前述のように二回のウェットエッチング工程が必要であった。その理由は、一回のウェットエッチングで外形と溝部の両方を形成しようとすると、溝部が表裏で貫通してしまうからである。そのため、従来技術では、二回のウェットエッチング工程が必要となるために製造工程が複雑化する他に、次のような問題もあった。
一回目の外形作成用マスクと二回目の溝部形成用兼外形形成用マスクとを作成するために、二回の露光工程が必要となる。このとき、露光時のアライメント精度によって一回目のマスクと二回目のマスクとに位置ずれが生ずると、外形と溝部とにも位置ずれが生ずることになる。その結果、二本の振動腕部の振動バランスが崩れることにより、振動腕部を支持する基部に振動が大きく伝播し、周波数バラツキの増大やクリスタルインピーダンスの劣化を招く問題があった。これらの諸問題は、近年の微細化及び小型化の進展に伴い、ますます顕著になる傾向にある。
これに対し、一回のウェットエッチングで外形と溝部の両方を形成し得る振動素子が、提案されている(例えば特許文献2参照)。以下、この振動素子を本発明の関連技術1として説明する。
図11は、関連技術1の振動素子を示す平面図である。以下、図11に基づき説明する。なお、図中のX軸、Y’軸及びZ’軸は、水晶ウェハの結晶軸である。
本関連技術1の振動素子80は、基部81と、基部81から同一方向に延設された二本の振動腕部82a,82bと、振動腕部82aに振動腕部82aの長手方向(Y’軸方向)に沿って穿設され互いに対向する第一溝面831a及び第二溝面832aを有する溝部83aと、振動腕部82bに振動腕部82bの長手方向(Y’軸方向)に沿って穿設され互いに対向する第一溝面831b及び第二溝面832bを有する溝部83bと、を備えている。
第一溝面831aと第二溝面832aとの間には、溝部83a内を長手方向(Y’軸方向)に垂直な方向(X軸方向)に二つに分割する隔壁84aが設けられている。隔壁84aは、第一溝面831aに対向する第一壁面841a及び第二溝面832aに対向する第二壁面842aを有する。第一壁面841aは第一溝面831aへ向けて突設された複数の第一突起851aを有し、第二溝面832aは第二壁面842aへ向けて突設された複数の第二突起852aを有する。第一溝面831a及び第二壁面842aはどちらも平面である。溝部83bも、溝部83aと同様に、隔壁84b、第一壁面841b、第二壁面842b、複数の第一突起851b、複数の第二突起852bを有する。溝部83a,83bは振動素子80の表側だけでなく裏側にも穿設されている。
振動素子80では、溝部83a,83b内の多数の第一突起851a,851b及び第二突起852a,852bがエッチング抑制パターンとして作用することにより、振動素子80の外形と溝部83a,83bとが一回のウェットエッチングで同時に形成される。
振動素子80の駆動時には、振動腕部82aの外側面821aと溝部83aの第一溝面831aとの間、振動腕部82aの内側面822aと溝部83aの第二溝面832aとの間、振動腕部82bの内側面821bと溝部83bの第一溝面831bとの間、及び、振動腕部82bの外側面822bと溝部83bの第二溝面832bとの間に、それぞれ電圧が印加される。
特開昭56−66517号公報(第6図等) 特開2011−217041号公報(図4等)
しかしながら、関連技術1には次のような問題があった。
振動腕部82aの内側面822aと溝部83aの第二溝面832aにおける第二突起852aとの間、振動腕部82bの外側面822bと溝部83bの第二溝面832bにおける第二突起852bとの間は、それぞれ第二突起852a,852bの長さ分、電極間の距離が大きくなるため、電界強度が低下する。また、第二突起852a,852bについて、電極の形成を妨げるようなエッチング残渣が発生しやすく、第二溝面832a,832bにおける電極の有効長が少なくなり、電界強度が低下する。したがって、振動素子80の構造では、クリスタルインピーダンスの増加を招いていた。
そこで、本発明の主な目的は、一回のウェットエッチングで外形と溝部の両方を形成するとともに、クリスタルインピーダンスを低減し得る振動素子を提供することにある。
本発明に係る振動素子は、
基部と、この基部から同一方向に延設された二本の振動腕部と、これらの振動腕部に当該振動腕部の長手方向に沿って穿設され互いに対向する第一溝面及び第二溝面を有する溝部と、を備えた振動素子において、
前記第一溝面と前記第二溝面との間には、当該溝部内を前記長手方向に垂直な方向に複数に分割する隔壁が設けられ、
前記隔壁は、前記第一溝面に対向する第一壁面及び第二溝面に対向する第二壁面を有し、
前記第一壁面は前記第一溝面へ向けて突設された複数の第一突起を有し、前記第二壁面は前記第二溝面へ向けて突設された複数の第二突起を有し、
前記第一溝面及び前記第二溝面はどちらも平面である、
ことを特徴とする。
本発明に係る振動素子の製造方法は、
基部と、この基部から同一方向に延設された二本の振動腕部と、これらの振動腕部に当該振動腕部の長手方向に沿って穿設され互いに対向する第一溝面及び第二溝面を有する溝部と、を備えた水晶振動素子を製造する方法であって、
水晶ウェハの表裏に耐食膜を形成する耐食膜形成工程と、
前記耐食膜上に感光性レジスト膜を形成する感光性レジスト膜形成工程と、
前記基部及び前記二本の振動腕部となる部分の前記感光性レジスト膜を残し、かつ、前記溝部となる部分の前記感光性レジスト膜を除去する露光現像工程と、
前記感光性レジスト膜で覆われていない前記耐食膜を除去することにより前記耐食膜からなるマスクを作成するパターニング工程と、
前記耐食膜からなるマスクを用いて前記水晶ウェハをウェットエッチングするウェットエッチング工程と、
を含み、
前記露光現像工程では、前記第一溝面となる部分と前記第二溝面となる部分との間に、当該溝部内を前記長手方向に垂直な方向に複数に分割する隔壁となる部分の前記感光性レジスト膜が残され、
前記隔壁となる部分は、前記第一溝面に対向する第一壁面となる部分及び第二溝面に対向する第二壁面となる部分を有し、
前記第一壁面となる部分は前記第一溝面へ向けて突き出る複数の第一突起となる部分を有し、前記第二壁面となる部分は前記第二溝面へ向けて突き出る複数の第二突起となる部分を有し、
前記第一溝面となる部分及び前記第二溝面となる部分はどちらも直線である、
ことを特徴とする。
本発明によれば、溝部内の第一突起及び第二突起がエッチング抑制パターンとして作用することにより、振動素子の外形と溝部とを一回のウェットエッチングで同時に形成できるとともに、第一突起及び第二突起を隔壁にのみ設けることにより、振動腕部の側面と溝部とを平面同士で対向できるので、そこでの電界強度の低下を抑えてクリスタルインピーダンスを低減できる。
実施形態1の振動素子を示す平面図である。 実施形態1の振動素子の一部を拡大して示す平面図である。 図1及び図7におけるIII−III線縦断面図である。 実施形態1の振動素子の製造方法を示す断面図であり、図4[1][2][3]の順に工程が進行する。 実施形態1の振動素子の製造方法を示す断面図であり、図5[4][5]の順に工程が進行する。 実施形態1の振動素子における寸法例を説明するための平面図である。 実施形態2の振動素子を示す平面図である。 実施形態2の振動素子の一部を拡大して示す平面図である。 実施形態2の振動素子における寸法例を説明するための平面図である。 電子顕微鏡による写真を示し、図10[1]は実施形態1の振動素子であり、図10[2]は実施形態2の振動素子である。 関連技術1の振動素子を示す平面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という。)について説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の構成要素については同一の符号を用いる。図面に描かれた形状は、当業者が理解しやすいように描かれているため、実際の寸法及び比率とは必ずしも一致していない。また、本発明をわかりやすく説明するために、図1乃至図9ではエッチング残渣を省略して示しているが、実際は図10の写真のようにエッチング残渣が発生する。
図1は、実施形態1の振動素子を示す平面図である。図2は、実施形態1の振動素子の一部を拡大して示す平面図である。図3は、図1におけるIII−III線縦断面図である。以下、図1乃至図3に基づき説明する。
振動素子10は、基部11と、基部11から同一方向に延設された二本の振動腕部12a,12bと、振動腕部12aに振動腕部12aの長手方向(−Y’軸方向)に沿って穿設され互いに対向する第一溝面131a及び第二溝面132aを有する溝部13aと、振動腕部12bに振動腕部12bの長手方向(−Y’軸方向)に沿って穿設され互いに対向する第一溝面131b及び第二溝面132bを有する溝部13bと、を備えている。
第一溝面131aと第二溝面132aとの間には、溝部13a内を長手方向(−Y’軸方向)に垂直な方向(X軸方向)に二つに分割する隔壁14aが設けられている。隔壁14aは、第一溝面131aに対向する第一壁面141a及び第二溝面132aに対向する第二壁面142aを有する。第一壁面141aは第一溝面131aへ向けて突設された複数の第一突起151aを有し、第二壁面142aは第二溝面132aへ向けて突設された複数の第二突起152aを有する。第一溝面131a及び第二溝面132aはどちらも平面である。溝部13bも、溝部13aと同様に、隔壁14b、第一壁面141b、第二壁面142b、複数の第一突起151b、複数の第二突起152bを有する。溝部13a,13bは振動素子10の表側だけでなく裏側にも穿設されている。
水晶の結晶は三方晶系である。水晶の頂点を通る結晶軸をZ軸、Z軸に垂直な平面内の稜線を結ぶ三つの結晶軸をX軸、X軸及びZ軸に直交する座標軸をY軸とする。ここで、これらのX軸、Y軸及びZ軸からなる座標系をX軸を中心として±5度の範囲で回転させたときの回転後のY軸及びZ軸を、それぞれY’軸及びZ’軸とする。この場合、本実施形態1では、二本の振動腕部12a,12bの延設方向が−Y’軸の方向であり、二本の振動腕部12a,12bの並ぶ方向がX軸の方向である。そして、エッチング残渣が発生しにくい方向へ突設された第一突起151aは、Z’軸を中心として−Y’軸から反時計回りに60度の方向に突設されている。エッチング残渣が発生しにくい方向へ突設された第二突起152aは、Z’軸を中心として−Y’軸から時計回りに60度の方向に突設されている。以上、第一突起151a及び第二突起152aについて説明したが、第一突起151b及び第二突起152bについても同様である。
図11に示す関連技術1では、第一突起851aが第一壁面841aに設けられ、第二突起852aが第二溝面832aに設けられている。これに対し、本実施形態1では、第一突起151aが第一壁面141aに設けられ、第二突起152aが第二壁面142aに設けられている点で、関連技術1と大きく異なる。第一突起151b及び第二突起152bについても同様である。
図1及び図2では煩雑化を避けるために図示していないが、図3に示すように、振動素子10には励振電極21a,21b等の金属膜が設けられている。励振電極21aは、振動腕部12aの外側面121a及び内側面122a並びに振動腕部12bの溝部13bに設けられている。励振電極21bは、振動腕部12bの内側面121b及び外側面122b並びに振動腕部12aの溝部13aに設けられている。なお、基部11には電極パッド(図示せず)、振動腕部12a,12bの先端部には周波数調整用金属膜(図示せず)が、それぞれ設けられている。
図3に基づき詳しく説明すると、振動腕部12aには、水晶を挟んで対向する平面同士が同極となるように、両側面に励振電極21aが設けられ、表裏面の溝部13aに励振電極21bが設けられる。同様に、振動腕部12bには、水晶を挟んで対向する平面同士に同極となるように、両側面に励振電極21bが設けられ、表裏面の溝部13bに励振電極21aが設けられる。したがって、振動腕部12aにおいては両側面に設けられた励振電極21aと溝部13a内に設けられた励振電極21bが異極同士となり、振動腕部12bにおいては両側面に設けられた励振電極21bと溝部13b内に設けられた励振電極21aが異極同士となる。このとき、振動腕部12aにおいては、外側面121aの励振電極21aと第一溝面131aの励振電極21bとが平行平板電極となり、内側面122aの励振電極21aと第二溝面132aの励振電極21bとが平行平板電極となり、それらの電極間で大きな電界強度が得られる。振動腕部12bにおいても同様である。
振動素子10は、図示しないが、基部11の電極パッドを介して、導電性接着剤によって素子搭載部材側の電極パッドに固定されると同時に電気的に接続される。
振動素子10を動作させるには、励振電極21a,21bに交番電圧を印加する。印加後のある電気的状態を瞬間的に捉えると、振動腕部12aにおいて、溝部13aに設けられた励振電極21bはプラス電位となり、外側面121a及び内側面122aに設けられた励振電極21aはマイナス電位となり、プラスからマイナスに電界が生じる。このとき、振動腕部12bにおいて、溝部13bに設けられた励振電極21aはマイナス電位となり、内側面121b及び外側面122bに設けられた励振電極21bはプラス電位となり、振動腕部12aに生じた極性とは反対の極性となり、プラスからマイナスに電界が生じる。この交番電圧で生じた電界によって、振動腕部12a,12bに伸縮現象が生じ、所定の共振周波数の屈曲振動モードが得られる。
図4及び図5は、実施形態1の振動素子の製造方法を示す断面図である。以下、図1乃至図5に基づき、振動素子10の製造方法について説明する。
まず、水晶ウェハ31の表裏に耐食膜32を形成する(耐食膜形成工程:図4[1])。例えば、スパッタによりクロム又はクロム及び金の二層からなる耐食膜32を成膜する。続いて、耐食膜32上に感光性レジスト膜33を形成する(感光性レジスト膜形成工程:図4[2])。感光性レジスト膜33は、例えばポジ型を使用する。続いて、基部11及び二本の振動腕部12a,12bとなる部分の感光性レジスト膜33を残し、かつ、溝部13a,13bとなる部分の感光性レジスト膜33を除去する(露光現像工程:図4[3])。ここで、水晶ウェハ31上に残された感光性レジスト膜33は、図1及び図2に示す平面形状となる。
続いて、感光性レジスト膜33で覆われていない耐食膜32を除去することにより耐食膜32からなるマスクを作成する(パターニング工程:図5[4])。耐食膜32の除去には、耐食膜32のみをエッチングし、水晶ウェハ31をエッチングしない強酸を用いる。この耐食膜32からなるマスクも、図1及び図2に示す平面形状となる。続いて、耐食膜32からなるマスクを用いて水晶ウェハ31をウェットエッチングする(ウェットエッチング工程:図5[5])。このウェットエッチングには、フッ酸を用いる。図5[5]では、感光性レジスト膜33が除去されているが、感光性レジスト膜33を残しておき次の工程でリフトオフ法を用いて電極等を形成してもよい。
その後、図3に示すように、基部11及び振動腕部12a,12bに励振電極21a,21b等の金属膜を形成する。これらの金属膜は、例えば成膜技術、フォトリソグラフィ技術、エッチング技術により形成され、例えばチタン層の上にパラジウム層又は金層が設けられた積層構造となっている。
前述のとおり、露光現像工程(図4[3])において水晶ウェハ31上に残される感光性レジスト膜33は、図1及び図2に示す平面形状となる。更に詳しく説明すると、露光現像工程(図4[3])では、第一溝面131aとなる部分と第二溝面132aとなる部分との間に、溝部13a内を長手方向に垂直な方向に複数に分割する隔壁14aとなる部分の感光性レジスト膜33が残される。隔壁14aとなる部分は、第一溝面131aに対向する第一壁面141aとなる部分及び第二溝面132aに対向する第二壁面142aとなる部分を有する。第一壁面141aとなる部分は第一溝面131aへ向けて突き出る複数の第一突起151aとなる部分を有し、第二壁面142aとなる部分は第二溝面132aへ向けて突き出る複数の第二突起152aとなる部分を有する。第一溝面131aとなる部分及び第二溝面132aとなる部分はどちらも直線である。
また、前述のとおり、パターニング工程(図5[4])で作成される耐食膜32からなるマスクも、図1及び図2に示す平面形状となる。このような平面形状の耐食膜32からなるマスクを用いることにより、ウェットエッチング工程(図5[5])では第一突起151a,151b及び第二突起152a,152bがエッチング抑制パターンとして作用するので、振動素子10の外形と溝部13a,13bとが一回のウェットエッチングで同時に形成される。
次に、振動素子10の作用及び効果について説明する。
(1)振動素子10では、溝部13a,13b内の複数の第一突起151a,151b及び第二突起152a,152bがエッチング抑制パターンとして作用することにより、振動素子10の外形と溝部13a,13bとを一回のウェットエッチングで同時に形成できる。
(2)振動素子10の駆動時には、振動腕部12aの外側面121aと溝部13aの第一溝面131aとの間、振動腕部12aの内側面122aと溝部13aの第二溝面132aとの間、振動腕部12bの内側面121bと溝部13bの第一溝面131bとの間、及び、振動腕部12bの外側面122bと溝部13bの第二溝面132bとの間に、それぞれ電圧が印加される。このとき、エッチング抑制パターンとしての第一突起151a,151b及び第二突起152a,152bが隔壁14a,14bにのみ設けられているので、振動腕部12aの内側面122aと溝部13aの第二溝面132aは平面同士で対向し、振動腕部12bの外側面122bと溝部13bの第二溝面132bも平面同士で対向する。したがって、そこでの電界強度は低下しないため、振動素子10によれば関連技術1に比べてクリスタルインピーダンスを低減できる。
(3)図2を参照して説明すると、第一突起151aがZ’軸を中心として−Y’軸から反時計回りに60±5度又は120±5度(好ましくは60度又は120度)の方向に突設され、第二突起152aがZ’軸を中心として−Y’軸から時計回りに60±5度又は120±5度(好ましくは60度又は120度)の方向に突設された場合、換言すると第一突起151aの角度181a及び第二突起152aの角度182aが60±5度又は120±5度(好ましくは60度又は120度)である場合、エッチング残渣は次のように発生する。第一突起151aの第一壁面141aに対向する壁側面171a及び第二突起152aの第二溝面132aに対向する溝側面162aでは、エッチング残渣が発生しにくい。第一突起151aの第一溝面131aに対向する溝側面161a及び第二突起152aの第二溝面132aに対向する壁側面172aでは、エッチング残渣が発生するものの、電極の形成を妨げるようなエッチング残渣が発生しにくい。本実施形態1では、第一突起151aがZ’軸を中心として−Y’軸から反時計回りに60度の方向に突設され、第二突起152aがZ’軸を中心として−Y’軸から時計回りに60度の方向に突設されている。つまり、図2に示すように、第一突起151aの角度181aは60度、第二突起152aの角度182aは60度である。そのため、本実施形態1によれば、第一溝面131a及び第二溝面132aでの励振電極21bの形成を妨げるようなエッチング残渣が第一突起151a及び第二突起152aに発生しにくいので、クリスタルインピーダンスをより低減できる。なお、第一突起151a及び第二突起152aのエッチング残渣は、その大きさ又は形状によっては、例えばスパッタや蒸着によって飛来する金属材料が第一溝面131a及び第二溝面132aに均一に到達することを妨げるおそれがある。以上、第一突起151a及び第二突起152aについて説明したが、第一突起151b及び第二突起152bについても同様である。
次に、本実施形態1の具体例について説明する。
以上の説明に用いた図面では、煩雑化を避けるためにエッチング残渣を図示しなかったが、図2に対応する図10[1]に示すように実際はエッチング残渣が発生する。図2及び図10[1]から明らかなように、壁側面171a及び溝側面162aではエッチング残渣が発生しにくく、溝側面161a及び壁側面172aでは電極の形成を妨げるようなエッチング残渣が発生しにくいことがわかる。
図2及び図6を用いて寸法例について説明する。図面において左右対称な部分は右又は左の一方のみについて説明する。振動腕部12aの幅41は0.0486mm、第一突起151aの間隔42は0.04mm、第一溝面131aから第一壁面141aまでの距離43は0.0lmm、隔壁14aの幅44は0.007mm、第一突起151aの幅45は0.004mm、第二突起152aの先端から第二溝面132aまでの距離46は0.0015mm、壁側面171aと第一壁面141aとのなす角度47は60度、壁側面172aと第二壁面142aとのなす角度48は60度となっている。なお、これらの寸法は、あくまで一例であり、設計上適切な値を選べばよい。
本実施形態1に対して突起のみを異ならせた関連技術1の振動素子では、クリスタルインピーダンスが61kΩであった。これに対し、本実施形態1の振動素子では、クリスタルインピーダンスが55kΩであった。よって、本実施形態1によるクリスタルインピーダンスの改善が確認された。
図7は、実施形態2の振動素子を示す平面図である。図8は、実施形態2の振動素子の一部を拡大して示す平面図である。図3は、図7におけるIII−III線縦断面図である。図9は、実施形態2の振動素子における寸法例を説明するための平面図である。以下、図3及び図7乃至図9に基づき説明する。
本実施形態2の振動素子60では、第一突起651a,651bの向きが実施形態1と異なる。すなわち、エッチング残渣が発生しにくい方向へ突設された第一突起651a,651bは、Z’軸を中心として−Y’軸から反時計回りに120度の方向に突設されている。エッチング残渣が発生しにくい方向へ突設された第二突起652a,652bは、実施形態1と同様に、Z’軸を中心として−Y’軸から時計回りに60度の方向に突設されている。
図8に示すように、本実施形態2では、第一突起651aの角度681aは120度、第二突起652aの角度682aは60度である。そのため、実施形態1と同様に、エッチング残渣は次のように発生する。第一突起651aの第一溝面131aに対向する溝側面661a及び第二突起652aの第二溝面132aに対向する溝側面662aでは、エッチング残渣が発生しにくい。第一突起651aの第一壁面141aに対向する壁側面671a及び第二突起652aの第二溝面132aに対向する壁側面672aでは、エッチング残渣が発生するものの、電極の形成を妨げるようなエッチング残渣が発生しにくい。
したがって、本実施形態2によれば、第一溝面131a及び第二溝面132aでの励振電極21bの形成を妨げるようなエッチング残渣が第一突起651a及び第二突起652aに発生しにくいので、実施形態1と同様にクリスタルインピーダンスをより低減できる。以上、第一突起651a及び第二突起652aについて説明したが、第一突起651b及び第二突起652bについても同様である。
以上の説明に用いた図面では、煩雑化を避けるためにエッチング残渣を図示しなかったが、図8に対応する図10[2]に示すように実際はエッチング残渣が発生する。図8及び図10[2]から明らかなように、溝側面661a及び溝側面662aではエッチング残渣が発生しにくく、壁側面671a及び壁側面672aでは電極の形成を妨げるようなエッチング残渣が発生しにくいことがわかる。
図8及び図9を用いて寸法例について説明する。図面において左右対称な部分は右又は左の一方のみについて説明する。振動腕部12aの幅41は0.0486mm、第一突起651aの間隔42は0.04mm、第一溝面131aから第一壁面141aまでの距離43は0.0lmm、隔壁14aの幅44は0.007mm、第一突起651aの幅45は0.004mm、第二突起652aの先端から第二溝面132aまでの距離46は0.0015mm、壁側面671aと第一壁面141aとのなす角度49は60度、壁側面672aと第二壁面142aとのなす角度48は60度となっている。なお、これらの寸法は、あくまで一例であり、設計上適切な値を選べばよい。
本実施形態2に対して突起のみを異ならせた関連技術1の振動素子では、クリスタルインピーダンスが61kΩであった。これに対し、本実施形態2の振動素子では、クリスタルインピーダンスが54kΩであった。よって、本実施形態2によるクリスタルインピーダンスの改善が確認された。本実施形態2の振動素子のその他の構成、作用及び効果は、実施形態1のそれらと同様である。
以上、上記各実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細については、当業者が理解し得るさまざまな変更を加えることができる。また、本発明には、上記各実施形態の構成の一部又は全部を相互に適宜組み合わせたものも含まれる。
10 振動素子
11 基部
12a 振動腕部
121a 外側面
122a 内側面
13a 溝部
131a 第一溝面
132a 第二溝面
14a 隔壁
141a 第一壁面
142a 第二壁面
151a 第一突起
161a 溝側面
171a 壁側面
181a 角度
152a 第二突起
162a 溝側面
172a 壁側面
182a 角度
12b 振動腕部
121b 内側面
122b 外側面
13b 溝部
131b 第一溝面
132b 第二溝面
14b 隔壁
141b 第一壁面
142b 第二壁面
151b 第一突起
152b 第二突起
21a 励振電極
21b 励振電極
31 水晶ウェハ
32 耐食膜
33 感光性レジスト膜
41,44,45 幅
42 間隔
43,46 距離
47,48,49 角度
60 振動素子
651a 第一突起
661a 溝側面
671a 壁側面
681a 角度
652a 第二突起
662a 溝側面
672a 壁側面
682a 角度
651b 第一突起
652b 第二突起
80 振動素子
81 基部
82a 振動腕部
821a 外側面
822a 内側面
83a 溝部
831a 第一溝面
832a 第二溝面
84a 隔壁
841a 第一壁面
842a 第二壁面
851a 第一突起
852a 第二突起
82b 振動腕部
821b 内側面
822b 外側面
83b 溝部
831b 第一溝面
832b 第二溝面
84b 隔壁
841b 第一壁面
842b 第二壁面
851b 第一突起
852b 第二突起

Claims (6)

  1. 基部と、この基部から同一方向に延設された二本の振動腕部と、これらの振動腕部に当該振動腕部の長手方向に沿って穿設され互いに対向する第一溝面及び第二溝面を有する溝部と、を備えた水晶振動素子において、
    前記第一溝面と前記第二溝面との間には、当該溝部内を前記長手方向に垂直な方向に複数に分割する隔壁が設けられ、
    前記隔壁は、前記第一溝面に対向する第一壁面及び第二溝面に対向する第二壁面を有し、
    前記第一壁面は前記第一溝面へ向けて突設された複数の第一突起を有し、前記第二壁面は前記第二溝面へ向けて突設された複数の第二突起を有し、
    前記第一溝面及び前記第二溝面はどちらも平面である、
    ことを特徴とする水晶振動素子。
  2. 水晶の頂点を通る結晶軸をZ軸、このZ軸に垂直な平面内の稜線を結ぶ三つの結晶軸をX軸、前記X軸及び前記Z軸に直交する座標軸をY軸とし、これらのX軸、Y軸及びZ軸からなる座標系を前記X軸を中心として±5度の範囲で回転させたときの回転後の前記Y軸及び前記Z軸を、それぞれY’軸及びZ’軸とした場合、
    前記二本の振動腕部の延設方向が前記Y軸の反対方向である−Y’軸の方向であり、前記二本の振動腕部の並ぶ方向が前記X軸の方向であり、
    前記第一突起は、前記Z’軸を中心として前記−Y’軸から反時計回りに60±5度又は120±5度の方向に突設され、
    前記第二突起は、前記Z’軸を中心として前記−Y’軸から時計回りに60±5度又は120±5度の方向に突設された、
    請求項1記載の水晶振動素子。
  3. 前記第一突起は、前記Z’軸を中心として前記−Y’軸から反時計回りに60度又は120度の方向に突設され、
    前記第二突起は、前記Z’軸を中心として前記−Y’軸から時計回りに60度又は120度の方向に突設された、
    請求項2記載の水晶振動素子。
  4. 基部と、この基部から同一方向に延設された二本の振動腕部と、これらの振動腕部に当該振動腕部の長手方向に沿って穿設され互いに対向する第一溝面及び第二溝面を有する溝部と、を備えた水晶振動素子を製造する方法であって、
    水晶ウェハの表裏に耐食膜を形成する耐食膜形成工程と、
    前記耐食膜上に感光性レジスト膜を形成する感光性レジスト膜形成工程と、
    前記基部及び前記二本の振動腕部となる部分の前記感光性レジスト膜を残し、かつ、前記溝部となる部分の前記感光性レジスト膜を除去する露光現像工程と、
    前記感光性レジスト膜で覆われていない前記耐食膜を除去することにより前記耐食膜からなるマスクを作成するパターニング工程と、
    前記耐食膜からなるマスクを用いて前記水晶ウェハをウェットエッチングするウェットエッチング工程と、
    を含み、
    前記露光現像工程では、前記第一溝面となる部分と前記第二溝面となる部分との間に、当該溝部内を前記長手方向に垂直な方向に複数に分割する隔壁となる部分の前記感光性レジスト膜が残され、
    前記隔壁となる部分は、前記第一溝面に対向する第一壁面となる部分及び第二溝面に対向する第二壁面となる部分を有し、
    前記第一壁面となる部分は前記第一溝面へ向けて突き出る複数の第一突起となる部分を有し、前記第二壁面となる部分は前記第二溝面へ向けて突き出る複数の第二突起となる部分を有し、
    前記第一溝面となる部分及び前記第二溝面となる部分はどちらも直線である、
    ことを特徴とする水晶振動素子の製造方法。
  5. 水晶の頂点を通る結晶軸をZ軸、このZ軸に垂直な平面内の稜線を結ぶ三つの結晶軸をX軸、前記X軸及び前記Z軸に直交する座標軸をY軸とし、これらのX軸、Y軸及びZ軸からなる座標系を前記X軸を中心として±5度の範囲で回転させたときの回転後の前記Y軸及び前記Z軸を、それぞれY’軸及びZ’軸とした場合、
    前記二本の振動腕部の延設方向が前記Y’軸の反対方向である−Y’軸の方向であり、前記二本の振動腕部の並ぶ方向が前記X軸の方向であり、
    前記第一突起となる部分は、前記Z’軸を中心として前記−Y’軸から反時計回りに60±5度又は120±5度の方向に突き出る形状を有し、
    前記第二突起となる部分は、前記Z’軸を中心として前記−Y’軸から時計回りに60±5度又は120±5度の方向に突き出る形状を有する、
    請求項4記載の水晶振動素子の製造方法。
  6. 前記第一突起となる部分は、前記Z’軸を中心として前記−Y’軸から反時計回りに60度又は120度の方向に突き出る形状を有し、
    前記第二突起となる部分は、前記Z’軸を中心として前記−Y’軸から時計回りに60度又は120度の方向に突き出る形状を有する、
    請求項5記載の水晶振動素子の製造方法。
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