JP5937433B2 - モータアクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、モータアクチュエータに関するものである。
従来、車両用空調装置には、モータを駆動源とするモータアクチュエータによって送風路切替ドア(各種ダンパ)を駆動するものがある。そして、モータアクチュエータには、例えば特許文献1及び特許文献2に記載されているように、互いに重ね合わされた第1ケース及び第2ケースからなる箱状のハウジングの内部に、1個のモータ及び該モータの回転を減速して出力する減速ギヤを収容したものがある。第1ケースと第2ケースとは、第1ケースの外周面に形成された複数の係合突起に、第2ケースの外周面に形成された複数の係合片をスナップフィット係合させることで互いに固定されている。また、モータは、ハウジングによって支持されるとともに、モータの回転を外部に出力する最後段の減速ギヤは、ハウジングによって回転可能に支持されている。
特開2004−304951号公報 特開2012−90510号公報
近年、車両用空調装置は、自動車内の快適性向上のために、左右独立温度コントロールタイプや上下独立温度コントロールタイプのものが増加している。このような車両用空調装置は、きめ細かい空調制御を行うことができる。
左右独立温度コントロールタイプ及び上下独立温度コントロールタイプの車両用空調装置は、左右共通温度コントロールタイプ及び上下共通温度コントロールタイプの車両用空調装置に比べて、送風路切替ドアの数が多くなる。従って、左右独立温度コントロールタイプ及び上下独立温度コントロールタイプの車両用空調装置は、多数の送風路切替ドアを駆動するために、例えば特許文献1や特許文献2に記載されているようなアクチュエータを多数搭載することになる。しかしながら、多数のアクチュエータを車両用空調装置に備えると、コストが増大してしまうという問題が生じる。
そこで、部品点数及び取付け工数を低減するために、1個のハウジングの内部に、1個のモータ及び該モータの回転を減速して出力する減速ギヤにて構成される出力グループを複数収容することが考えられる。即ち、複数のモータ及び各モータの回転を減速して出力する減速ギヤを1つのハウジングの内部に収容することが考えられる。このようにすると、部品点数及び組付け工数を低減することができる。しかしながら、ハウジングの体格が大きくなるため、第1ケースの中央付近及び第2ケースの中央付近が撓みやすくなってしまう。また、ハウジングに収容された複数の減速ギヤのうち回転を出力するギヤには、直接若しくはリンク機構を介して送風路切替ドアが連結されるため、負荷がかかる。そして、複数の出力グループを有する当該アクチュエータには複数の送風路切替ドアが連結されるため、減速ギヤを介してハウジングに伝達される負荷が大きくなる。更に、ハウジングの内部に振動の発生源となるモータが複数収容される。これらのことから、ハウジングが撓んでしまう虞があった。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、複数の出力グループを収容したハウジングの撓みを抑制することができるモータアクチュエータを提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、互いに重ね合わされた第1ケース及び第2ケースから構成された箱状のハウジングと、モータ及び前記モータの回転を減速して出力する複数段の減速ギヤから構成され前記ハウジングの内部に収容された複数の出力グループと、を備え、各前記モータは、前記ハウジングによって支持され、各前記出力グループにおける最後段の前記減速ギヤは、前記ハウジングによって回転可能に支持され、前記ハウジングは、最後段の前記減速ギヤの回転軸線方向から見て、各前記モータの重心と最後段の各前記減速ギヤの回転中心とを結んで形成され締結部形成範囲内に、前記第1ケースと前記第2ケースとを締結する締結部を有するモータアクチュエータとしたことをその要旨としている。
同構成によれば、ハウジングの内部には、複数の出力グループが収容されているため、モータ及び最後段の減速ギヤが複数収容されている。このようなモータアクチュエータにおいて、締結部形成範囲内に締結部を設けることで、各モータからハウジングに力が作用する位置、及び最後段の各減速ギヤからハウジングに力が作用する位置から締結部が遠くなることを抑制できる。従って、各モータからハウジングに作用する力及び最後段の各減速ギヤからハウジングに作用する力によって同ハウジングが撓むことを、締結部によって抑制しやすい。その結果、複数の出力グループを収容したハウジングの撓みを抑制することができる。
出力グループにおいて、各減速ギヤに伝達される回転は、モータのトルクよりもトルクが大きくなっているとともに、後段になるに連れてトルクが大きくなる。そのため、各モータからハウジングに作用する力に比べて、最後段の各減速ギヤからハウジングに作用する力の方が大きい。即ち、モータからハウジングに作用する力に比べて、最後段の各減速ギヤからハウジングに作用する力の方が、ハウジングの撓みを発生させやすい。更に、ハウジングによって回転可能に支持されている最後段の各減速ギヤからハウジングに力が作用する位置は、最後段の各減速ギヤの回転中心付近である
また、各モータからハウジングに力が作用する位置は、各モータの重心付近となる。従って、各モータの重心と最後段の各減速ギヤの回転中心とを結んだ締結部形成範囲内に締結部を設けることで、各モータからハウジングに力が作用する位置及び最後段の各減速ギヤからハウジングに力が作用する位置に締結部を近づけることができる。よって、各モータからハウジングに作用する力及び最後段の各減速ギヤからハウジングに作用する力によってハウジングが撓むことを、締結部によって更に抑制しやすくなる。尚、各モータからハウジングに作用する力は、最後段の各減速ギヤからハウジングに作用する力よりも小さいが、実際にモータアクチュエータを作動させると、各モータからハウジングに作用する力もハウジングを撓ませる一因となる。そのため、締結部形成範囲内に締結部を設けるとハウジングの撓み抑制により効果的である。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載のモータアクチュエータにおいて、前記ハウジングは、その外側面に、前記第1ケースと前記第2ケースとを締結する外側締結部を有することをその要旨としている。
同構成によれば、ハウジングの外周においても第1ケースと第2ケースとを外側締結部によって締結することで、ハウジングの撓みを一層抑制することができる。
本発明によれば、複数の出力グループを収容したハウジングの撓みを抑制することができるモータアクチュエータを提供できる。
第2ケースを除いたモータアクチュエータの平面図。 (a)はモータアクチュエータの平面図、(b)はモータアクチュエータの側面図、(c)はモータアクチュエータの底面図。 第1ケースの平面図。 締結部の断面図。 (a)は別の形態の締結部の断面図、(b)は別の形態の第2締結支持部の斜視図、(c)は別の形態の第1締結支持部の斜視図。 別の形態の第1締結支持部における係止爪の斜視図。 別の形態の締結部の断面図。 別の形態の締結部の断面図。 別の形態の締結部形成範囲を示すアクチュエータの平面図。 別の形態の締結部形成範囲を示すアクチュエータの平面図。 別の形態の締結部形成範囲を示すアクチュエータの平面図。
以下、モータアクチュエータの一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すモータアクチュエータ1は、車両用空調装置に備えられて送風路切替ドア(各種ダンパ)を駆動するものである。このモータアクチュエータ1は、ハウジング10の内部に、回転を出力する複数(本実施形態では2つ)の出力グループ21,31(即ち第1出力グループ21及び第2出力グループ31)等を収容して形成されている。
図2(b)に示すように、ハウジング10は、互いに重ね合わされる第1ケース11及び第2ケース12から構成され、中空の箱状をなしている。この第1ケース11及び第2ケース12は、樹脂材料から形成されている。
図2(b)、図2(c)及び図3に示すように、第1ケース11は、略四角形状の板状をなす底部11aと、該底部11aの外周縁に沿って立設された側壁部11bとを有し、皿状をなしている。そして、側壁部11bの外周面には、第1ケース11の外側に突出した複数(本実施形態では8個)の係合突起11cが形成されている。また、第1ケース11の開口部、即ち側壁部11bにおける底部11aと反対側の端部には、複数(本実施形態では4個)の第1固定部11dが形成されている。第1固定部11dは、側壁部11bから第1ケース11の外側に向かって底部11aと平行に延設されており、略四角形の平板状をなしている。各第1固定部11dには、該第1固定部11dを厚さ方向に貫通する第1挿通孔11eが形成されている。また、側壁部11bには、第1ケース11の外側に突出した第1コネクタ形成部11fが形成されている。第1コネクタ形成部11fは、該第1コネクタ形成部11fの先端側から見た形状が、第1ケース11の開口部側に開口するコ字状をなしている。
図2(a)及び図2(b)に示すように、前記第2ケース12は、前記第1ケース11の底部11aと対向する上底部12aと、該上底部12aの外周縁に沿って立設された側壁部12bとを有し、皿状をなしている。本実施形態では、第2ケース12の側壁部12bは、第1ケース11の側壁部11bよりも高さ(上底部12aからの高さ)が低く形成されており、第2ケース12は、第1ケース11よりも浅い皿状をなしている。そして、側壁部12bの外周面には、前記係合突起11cと同数(即ち8個)の係合片12cが形成されている。8個の係合片12cは、第1ケース11に形成された8個の係合突起11cと対向する位置に形成されており、上底部12aと反対側に延びている。また、第1ケース11の開口部、即ち側壁部12bにおける上底部12aと反対側の端部には、前記第1固定部11dと同数(即ち4個)の第2固定部12dが形成されている。4個の第2固定部12dは、第1ケース11に形成された4個の第1固定部11dと対向する位置に形成されており、側壁部12bから第2ケース12の外側に向かって上底部12aと平行に延設されるとともに、略四角形の平板状をなしている。各第2固定部12dには、該第2固定部12dを厚さ方向に貫通する第2挿通孔12eが形成されている。また、側壁部12bには、第2ケース12の外側に突出した第2コネクタ形成部12fが形成されている。第2コネクタ形成部12fは、第1ケース11に形成された前記第1コネクタ形成部11fと対向する位置に形成されている。そして、第2コネクタ形成部12fは、該第2コネクタ形成部12fの先端側から見た形状が、第2ケース12の開口部側に開口する略コ字状をなしている。
図2(b)に示すように、第1ケース11と第2ケース12とは、互いの開口部が対向した状態で重ね合わされている。そして、第1ケース11の側壁部11bの先端部と、第2ケース12の側壁部12bの先端部とが当接しており、第1ケース11の開口部は第2ケース12によって閉塞されている。また、第1ケース11の8個の係合突起11cに、第2ケース12の8個の係合片12cがスナップフィット係合することにより、これらの係合突起11c及び係合片12cによって第1ケース11と第2ケース12とが締結固定されて一体化されている。本実施形態では、スナップフィット係合する係合突起11cと係合片12cとが外部締結部を構成している。更に、第1ケース11と第2ケース12とが重ね合わされることにより、第1コネクタ形成部11fと第2コネクタ形成部12fとは、互いの開口部が対向した状態で重ね合わされて、四角筒状のコネクタ部13を形成している。コネクタ部13は、その先端に、ハウジング10の外側に開口した矩形状の開口を有する。また、第1固定部11dと第2固定部12dとが重ね合わされ、第1挿通孔11eと第2挿通孔12eとが重ね合わされる。モータアクチュエータ1は、互いに重ね合わされた第1固定部11d及び第2固定部12dの第1挿通孔11e及び第2挿通孔12eに螺子(図示略)を挿通して締め付けることにより車両に対して固定される。
図1に示すように、前記第1出力グループ21は、モータ22と、ウォーム23と、第1減速ギヤ24と、第2減速ギヤ25と、出力ギヤ26とから構成されている。尚、ウォーム23、第1減速ギヤ24、第2減速ギヤ25及び出力ギヤ26は、何れも少なくとも一部がハウジング10の内部に配置されてモータ22の回転が伝達されるものであるとともに、何れもモータ22の回転を減速して出力するための減速ギヤである。
モータ22は、両端が閉塞された円筒状のハウジングケース22aを有する。そして、このハウジングケース22aの軸方向の一端面の中央からモータ22の回転軸22bが突出するとともに、同ハウジングケース22aの軸方向の他端面には、モータ22に給電するための一対のモータ側給電端子(図示略)が設けられている。モータ22は、このモータ側給電端子から電源が供給されると回転軸22bを回転させる。また、ハウジングケース22aの軸方向の両端面の中央部には、同ハウジングケース22aの軸方向に突出した支持突起22cがそれぞれ形成されている。
図1及び図3に示すように、ハウジング10の内部において、第1ケース11の底部11aには、モータ22を支持するための一対のモータ支持部11gが同底部11aと一体に形成されている。一対のモータ支持部11gは、第1ケース11の底部11a上で、該底部11aと直角をなすように立設されている。そして、対をなすモータ支持部11gは、ハウジングケース22aの軸方向の両端面間の距離と略等しい距離だけ離間している。また、各モータ支持部11gの先端部には、その先端から基端側に向かって支持凹部11hが凹設されている。そして、モータ22は、一対のモータ支持部11g間にハウジングケース22aが配置された状態で、ハウジングケース22aの軸方向の両端部に設けられた支持突起22cが一対のモータ支持部11gの支持凹部11hに挿入されることにより、モータ支持部11gによって支持されている。即ち、モータ22は、ハウジング10によって支持されている。尚、一対のモータ支持部11gは、モータ22の軸方向の移動及び径方向の移動を規制しつつ同モータ22を支持している。
モータ22の回転軸22bには、前記ウォーム23が該回転軸22bと一体回転可能に装着されている。そして、ハウジング10の内部において、このウォーム23の近傍に前記第1減速ギヤ24が配置されている。第1減速ギヤ24は、円板状をなす第1大径歯車24aと、該第1大径歯車24aと一体に形成された第1小径歯車24bとを有する。第1小径歯車24bは、第1大径歯車24aよりも直径が小さい円板状をなすとともに、第1大径歯車24aの軸方向の一端面に同第1大径歯車24aと同軸となるように一体に形成されている。
ハウジング10の内部において、ウォーム23の近傍には、第1支持軸11kが設けられている。第1支持軸11kは、第1ケース11の底部11aから同底部11aに対して垂直をなすように延びており、円柱状をなしている。そして、第1減速ギヤ24は、その径方向の中央部(即ち第1大径歯車24a及び第1小径歯車24bの径方向の中央部)に第1支持軸11kが挿入されることにより、該第1支持軸11kによって回転可能に支持されている。即ち、第1減速ギヤ24は、第1支持軸11kを有するハウジング10によって回転可能に支持されている。また、第1減速ギヤ24は、第1大径歯車24aと第1ケース11の底部11aとの間に第1小径歯車24bが配置されるように第1支持軸11kに外挿されている。そして、第1支持軸11kにて軸支された第1減速ギヤ24の第1大径歯車24aは、ウォーム23と噛合している。
ハウジング10の内部において、第1減速ギヤ24の近傍に前記第2減速ギヤ25が配置されている。第2減速ギヤ25は、円板状をなす第2大径歯車25aと、該第2大径歯車25aと一体に形成された第2小径歯車25bとを有する。第2小径歯車25bは、第2大径歯車25aよりも直径が小さい円板状をなすとともに、第2大径歯車25aの軸方向の一端面に同第2大径歯車25aと同軸となるように一体に形成されている。
ハウジング10の内部において、前記第1支持軸11kの近傍には、第2支持軸11mが設けられている。第2支持軸11mは、第1ケース11の底部11aから同底部11aに対して垂直をなすように延びており、円柱状をなしている。そして、第2減速ギヤ25は、その径方向の中央部(即ち第2大径歯車25a及び第2小径歯車25bの径方向の中央部)に第2支持軸11mが挿入されることにより、該第2支持軸11mによって回転可能に支持されている。即ち、第2減速ギヤ25は、第2支持軸11mを有するハウジング10によって回転可能に支持されている。また、第2減速ギヤ25は、第2小径歯車25bと第1ケース11の底部11aとの間に第2大径歯車25aが配置されるように第2支持軸11mに外挿されている。そして、第2支持軸11mにて軸支された第2減速ギヤ25の第2大径歯車25aは、前記第1減速ギヤ24の第1小径歯車24bと噛合している。
ハウジング10の内部において、第2減速ギヤ25の近傍に前記出力ギヤ26が配置されている。出力ギヤ26は、略円板状をなすとともに、その径方向の中央部に、出力軸26aが形成されている。出力軸26aは、円柱状をなすとともに、その先端面に連結凹部26bが形成されている。連結凹部26bは、出力ギヤ26の回転軸線L1方向から見た形状が略T字状をなしている。
ハウジング10の内部において、前記第2支持軸11mの近傍には、第3支持軸11nが設けられている。第3支持軸11nは、第1ケース11の底部11aから同底部11aに対して垂直をなすように延びており、円柱状をなしている。そして、出力ギヤ26は、その径方向の中央部に第3支持軸11nが挿入されることにより、該第3支持軸11nによって回転可能に支持されている。即ち、出力ギヤ26は、第3支持軸11nを有するハウジング10によって回転可能に支持されている。また、出力ギヤ26は、出力軸26aが第1ケース11の底部11aと反対側を向いた状態で第3支持軸11nに外挿されている。そして、第3支持軸11nにて軸支された出力ギヤ26は、第2減速ギヤ25の第2小径歯車25bと噛合している。更に、図2(a)及び図2(b)に示すように、出力軸26aは、第2ケース12の上底部12aにおいて出力ギヤ26と該出力ギヤ26の軸方向に対向する部分に形成された第1出力孔11pからハウジング10の外部に突出している。そして、ハウジング10の外部に突出した出力軸26aの先端部には、送風路切替ドアを作動させるリンク機構(図示略)が連結される。即ち、出力軸26aは、リンク機構を介して送風路切替ドアに連結される。尚、出力軸26aに連結されるリンク機構には、前記連結凹部26bに対応した略T字状の突起が形成されており、該突起を前記連結凹部26bに挿入することにより、出力軸26aに対して相対回転不能に連結される。
図1に示すように、上記のような第1出力グループ21では、モータ22が作動すると、回転軸22bの回転がウォーム23に伝達される。ウォーム23に伝達された回転は、第1減速ギヤ24、第2減速ギヤ25、出力ギヤ26の順に減速されながら伝達されていく。そして、出力ギヤ26に伝達された回転は出力軸26aから出力され、出力軸26aに連結されたリンク機構を介して送風路切替ドアが駆動される。
前記第2出力グループ31は、モータ32と、ウォーム33と、出力ギヤ34と、センサ出力軸35とから構成されている。尚、ウォーム33、出力ギヤ34及びセンサ出力軸35は、何れも少なくとも一部がハウジング10の内部に配置されてモータ32の回転が伝達されるものであるとともに、何れもモータ32の回転を減速して出力するための減速ギヤである。
モータ32は、前記第1出力グループ21を構成するモータ22と同じ形状をなしている。即ち、モータ32は、両端が閉塞された円筒状のハウジングケース32aを有する。そして、このハウジングケース32aの軸方向の一端面の中央からモータ32の回転軸32bが突出するとともに、同ハウジングケース32aの軸方向の他端面には、モータ32に給電するための一対のモータ側給電端子(図示略)が設けられている。モータ32は、このモータ側給電端子から電源が供給されると回転軸32bを回転させる。また、ハウジングケース32aの軸方向の両端面の中央部には、同ハウジングケース32aの軸方向に突出した支持突起32cがそれぞれ形成されている。
図1及び図3に示すように、ハウジング10の内部において、第1ケース11の底部11aには、モータ32を支持するための一対のモータ支持部11qが同底部11aと一体に形成されている。モータ支持部11qは、前記モータ支持部11gと同様の形状をなしている。即ち、一対のモータ支持部11qは、第1ケース11の底部11a上で、該底部11aと直角をなすように立設されている。そして、対をなすモータ支持部11qは、ハウジングケース32aの軸方向の両端面間の距離と略等しい距離だけ離間している。また、各モータ支持部11qの先端部には、その先端から基端側に向かって支持凹部11rが凹設されている。そして、モータ32は、一対のモータ支持部11q間にハウジングケース32aが配置された状態で、ハウジングケース32aの軸方向の両端部に設けられた支持突起32cが一対のモータ支持部11qの支持凹部11rに挿入されることにより、モータ支持部11qによって支持されている。即ち、モータ32は、ハウジング10によって支持されている。尚、一対のモータ支持部11qは、モータ32の軸方向の移動及び径方向の移動を規制しつつ同モータ32を支持している。
モータ32の回転軸32bには、前記ウォーム33が該回転軸32bと一体回転可能に装着されている。そして、ハウジング10の内部において、このウォーム33の近傍に前記出力ギヤ34が配置されている。出力ギヤ34は、円板状をなす大径歯車34aと、該大径歯車34aと一体に形成された小径歯車34bとを有する。小径歯車34bは、大径歯車34aよりも直径が小さい円板状をなすとともに、大径歯車34aの軸方向の一端面に同大径歯車34aと同軸となるように一体に形成されている。
ハウジング10の内部において、ウォーム33の近傍には、第4支持軸11sが設けられている。第4支持軸11sは、第1ケース11の底部11aから同底部11aに対して垂直をなすように延びており、円柱状をなしている。そして、出力ギヤ34は、その径方向の中央部(即ち大径歯車34a及び小径歯車34bの径方向の中央部)に第4支持軸11sが挿入されることにより、該第4支持軸11sによって回転可能に支持されている。即ち、出力ギヤ34は、第4支持軸11sを有するハウジング10によって回転可能に支持されている。また、出力ギヤ34は、小径歯車34bと第1ケース11の底部11aとの間に大径歯車34aが配置されるように第4支持軸11sに外挿されている。そして、第4支持軸11sにて軸支された出力ギヤ34の大径歯車34aは、ウォーム33と噛合している。更に、図2(a)及び図2(b)に示すように、出力ギヤ34の小径歯車34bは、第2ケース12の上底部12aにおいて出力ギヤ34と該出力ギヤ34の軸方向に対向する部分に形成された第2出力孔11tからハウジング10の外部に突出している。
図1に示すように、ハウジング10の内部において、出力ギヤ34から離間した位置に前記センサ出力軸35が配置されている。センサ出力軸35は、略円板状をなすとともに、その径方向の中央部に連結軸35aが形成されている。連結軸35aは、センサ出力軸35の回転軸線L2方向から見た形状が略T字状をなす柱状をなしている。
図3に示すように、ハウジング10の内部において、第4支持軸11sから離間した位置に第5支持軸11uが設けられている。第5支持軸11uは、第1ケース11の底部11aから同底部11aに対して垂直をなすように延びており、円柱状をなしている。そして、図1及び図3に示すように、センサ出力軸35は、その径方向の中央部に第5支持軸11uが挿入されることにより、該第5支持軸11uによって回転可能に支持されている。即ち、センサ出力軸35は、第5支持軸11uを有するハウジング10によって回転可能に支持されている。また、センサ出力軸35は、連結軸35aの先端が第1ケース11の底部11aと反対側を向いた状態で第5支持軸11uに外挿されている。尚、センサ出力軸35の回転軸線L2は、前記第1出力グループ21の出力ギヤ26の回転軸線L1と平行をなしている。
そして、第5支持軸11uにて軸支されたセンサ出力軸35は、図2(a)及び図2(b)に示すように、第2ケース12の上底部12aにおいてセンサ出力軸35と対向する部分に形成された第3出力孔11wからハウジング10の外部に露出している。この第3出力孔11wは、センサ出力軸35の外径と略等しい円形状をなしている。また、連結軸35aは、第3出力孔11wからハウジング10の外部に突出している。そして、図1に示すように、ハウジング10の外部に突出した連結軸35aには、送風路切替ドアを作動させるリンク機構を構成するリンク部材41が連結される。リンク部材41は円形の歯車状をなしている。このリンク部材41の径方向の中央部には、該リンク部材41の軸方向から見た形状が前記連結軸35aの外径形状に対応した略T字状をなす連結孔41aが形成されている。そして、リンク部材41は、該連結孔41aに前記連結軸35aを挿入することにより、センサ出力軸35に一体回転可能に連結される。センサ出力軸35に連結されたリンク部材41は、ハウジング10の外部に配置されるとともに、ハウジング10の外部で前記出力ギヤ34の小径歯車34bに噛合する。即ち、出力ギヤ34は、リンク部材41を含むリンク機構を介して送風路切替ドアに連結されている。
上記のような第2出力グループ31では、モータ32が作動すると、回転軸32bの回転がウォーム33に伝達される。ウォーム33に伝達された回転は、出力ギヤ34の小径歯車34bから出力される。そして、出力ギヤ34の小径歯車34bに噛合したリンク部材41が回転されて、該リンク部材41を含むリンク機構によって送風路切替ドアが駆動される。この時、リンク部材41は、センサ出力軸35にて支持されながら同センサ出力軸35と一体回転する。従って、出力ギヤ34に伝達されたモータ32の回転は、リンク部材41を介してセンサ出力軸35に伝達される。尚、この第2出力グループ31においては、最後段の減速ギヤは、ハウジング10にて回転可能に支持されてモータ32の回転が伝達される最後の部品であるセンサ出力軸35に該当する。
また、ハウジング10の内部には、回路基板51が収容されている。回路基板51は、第1ケース11の底部11aよりも小さい平板状をなしている。そして、回路基板51は、第1ケース11の底部11aにおいてモータ22及びモータ32とコネクタ部13との間となる部分に配置され、同底部11aに固定されている。
また、前記第1出力グループ21の出力ギヤ26には、該出力ギヤ26の回転位置を検出するための第1位置検出センサ61が装着されている。第1位置検出センサ61は、円環状をなし、出力ギヤ26に対し第1ケース11の底部11a側に配置されて同出力ギヤ26と一体回転する。また、前記第2出力グループ31のセンサ出力軸35には、該センサ出力軸35と一体回転するリンク部材41と噛合した出力ギヤ34の回転位置を検出するための第2位置検出センサ62が装着されている。第2位置検出センサ62は、円環状をなし、センサ出力軸35に対し第1ケース11の底部11a側に配置されて同センサ出力軸35と一体回転する。そして、第1位置検出センサ61及び第2位置検出センサ62は、ハウジング10の内部において第1ケース11の底部11a上に配置されたバスバー部材71を介して前記回路基板51に電気的に接続されている。第1位置検出センサ61及び第2位置検出センサ62は、その回転位置に応じた電気信号をバスバー部材71を介して出力する。
また、回路基板51には、モータ22に給電するための一対の給電端子81及びモータ32に給電するための一対の給電端子82が設けられている。一対の給電端子81は、モータ22における回転軸22bが突出した側と反対側の軸方向の端部付近に設けられ、同モータ22のモータ側給電端子に圧接されることにより同モータ側給電端子に電気的に接続されている。同様に、一対の給電端子82は、モータ32における回転軸32bが突出した側と反対側の軸方向の端部付近に設けられ、同モータ32のモータ側給電端子に圧接されることにより同モータ側給電端子に電気的に接続されている。
また、回路基板51には、モータアクチュエータ1への給電、車両に搭載された外部装置(図示略)との電気信号のやりとり等を行うための複数のコネクタ端子83が接続されている。複数のコネクタ端子83は、それぞれ前記コネクタ部13の内部に突出している。そして、複数のコネクタ端子83は、コネクタ部13に差し込まれる外部コネクタ(図示略)と電気的に接続される。この外部コネクタを介して、モータアクチュエータ1への給電、車両に搭載された外部装置との電気信号のやりとり等が行われる。
また、回路基板51には、モータアクチュエータ1の制御を行う駆動IC91が搭載されている。駆動IC91は、外部コネクタを介して外部装置から入力される電気信号、並びに、第1位置検出センサ61及び第2位置検出センサ62から入力される電気信号に基づいて、モータ22及びモータ32への給電を制御する。
図1及び図2(a)に示すように、本実施形態のモータアクチュエータ1のハウジング10は、第1ケース11と第2ケース12とを締結する締結部101を同ハウジング10の内部に備えている。締結部101は、第1出力グループ21において最後段の出力ギヤ26の回転軸線L1方向(第2出力グループ31において最後段のセンサ出力軸35の回転軸線L2方向に同じ)から見て、第1出力グループ21のモータ22の重心O1と、第2出力グループ31のモータ32の重心O2と、第2出力グループ31において最後段のセンサ出力軸35の回転中心O4と、第1出力グループ21において最後段の出力ギヤ26の回転中心O3とを結んで形成される締結部形成範囲A1内に形成されている。図1において、締結部形成範囲A1(第4締結部形成範囲)は、一点鎖線で囲まれた部分であり、四角形状をなしている。そして、本実施形態の締結部101は、締結部形成範囲A1内において、モータ22とモータ32との間であって、モータ22よりも第1ケース11の底部11aの中央に近い位置に形成されている。また、締結部101は、モータ22のハウジングケース22aにおける回転軸22bが突出した側の軸方向の端部の近傍であって、第1減速ギヤ24の近傍となる位置に形成されている。
図4に示すように、締結部101は、第1ケース11側に設けられた第1締結支持部111と、第2ケース12側に設けられた第2締結支持部112と、第1締結支持部111と第2締結支持部112とを連結する締結螺子113とから構成されている。
第1締結支持部111は、第1ケース11の底部11aから同第1ケース11の内側に突出しており、同底部11aと一体に形成されている。そして、第1締結支持部111は、第1ケース11の底部11aと直交するように延びる円柱状をなしている。この第1締結支持部111の先端部には、台座凹部111aが凹設されている。台座凹部111aは、第1締結支持部111の先端部において同第1締結支持部111の径方向の中央部に設けられており、第1締結支持部111の先端面から同第1締結支持部111の基端部に向かって同第1締結支持部111の軸方向に凹設されている。そして、台座凹部111aは、第1締結支持部111の先端側から見た形状が円形状をなしている。尚、第1締結支持部111の先端部は、この台座凹部111aが形成されることにより段差を有する形状となっている。
第1締結支持部111の先端面は、同第1締結支持部111の軸方向と直交する、即ち第1ケース11の底部11aと平行をなす平面状の第1受け面111bとなっている。第1受け面111bは、台座凹部111aの開口部の外周を囲む円環状をなしている。また、台座凹部111aの底面は、第1受け面111bと平行な平面状をなす第2受け面111cとなっている。
また、第1締結支持部111には、台座凹部111aの底面(即ち第2受け面111c)から同第1締結支持部111の軸方向に沿って同第1締結支持部111の基端側に凹設された螺子穴111dが形成されている。螺子穴111dは、第1締結支持部111の径方向の中央部に形成されるとともに、その内周面に雌ねじが形成されている。
前記第2締結支持部112は、第2ケース12の上底部12aにおける前記第1締結支持部111と対向する位置から同第2ケース12の内側(ハウジング10の内側)に突出しており、同上底部12aと一体に形成されている。即ち、第1締結支持部111と第2締結支持部112とは、ハウジング10の内部で互いに近づくように第1ケース11と第2ケース12との対向方向に突出している。そして、第2締結支持部112は、第2ケース12の上底部12aと直交するように延びる略円筒状をなしている。この第2締結支持部112の外径(最大径)は、第1締結支持部111の外径と等しく形成されている。
第2締結支持部112の先端部には、該第2締結支持部112の基端部よりも外径が小さく形成された挿入部112aが形成されている。挿入部112aの外径は、前記台座凹部111aの内径よりも僅かに小さく形成されている。第2締結支持部112の先端部は、この挿入部112aが設けられたことにより段差が形成されている。
また、挿入部112aの先端面(第2締結支持部112の先端面に同じ)は、第2締結支持部112の軸方向と直交する、即ち第2ケース12の上底部12aと平行をなす平面状の第1当接面112bとなっている。また、第2締結支持部112において、挿入部112aの基端の外周側には、該挿入部112aの基端と径方向に隣り合う第2当接面112cが形成されている。第2当接面112cは、第1当接面112bと平行な平面状をなすとともに、挿入部112aの基端を囲む円環状をなしている。そして、挿入部112aの軸方向の長さ、即ち第1当接面112bと第2当接面112cとの間の距離は、前記台座凹部111aの深さ(軸方向の深さ)、即ち第1受け面111bと第2受け面111cとの間の距離と等しくなっている。
また、第2締結支持部112の基端側の部位には、収容凹部112dが形成されている。収容凹部112dは、第2ケース12の上底部12aを貫通してハウジング10の外部に開口している。即ち、収容凹部112dは、第2ケース12の上底部12aの外側面から第2締結支持部112の先端側に向かって第2締結支持部112の軸方向に凹設されている。また、収容凹部112dは、第2締結支持部112の径方向の中央部に形成されるとともに、第2締結支持部112の軸方向から見た形状が円形状をなしている。そして、収容凹部112dの内径は、締結螺子113の頭部113aの外径よりも大きく形成されている。更に、収容凹部112dの深さ(軸方向の深さ)は、頭部113aの厚さ(軸方向の長さ)よりも深く形成されている。また、収容凹部112dの底面は、第2締結支持部112の軸方向と直交する、即ち第1当接面112b及び第2当接面112cと平行をなす平面状の螺子受け面112eとなっている。
また、第2締結支持部112には、収容凹部112dの底面(即ち螺子受け面112e)と第2締結支持部112の先端との間を同第2締結支持部112の軸方向に貫通する貫通孔112fが形成されている。貫通孔112fは、第2締結支持部112の軸方向と直交する方向の断面形状が円形状をなすとともに、その内径は、収容凹部112dの内径より小さく且つ締結螺子113において外周面に雄ねじが形成された螺子部113bの外径よりも大きく形成されている。また、貫通孔112fは、第2締結支持部112の径方向の中央部に形成され、収容凹部112dに連通するとともに第1当接面112bの径方向の中央部に開口している。
図2(b)及び図4に示すように、上記のように構成された第1締結支持部111と第2締結支持部112とは、第1ケース11と第2ケース12とを重ね合わせて係合突起11cに係合片12cをスナップフィット係合するときに、第1締結支持部111の台座凹部111aに第2締結支持部112の挿入部112aが挿入される。そして、底部11aと上底部12aとの対向方向(第1締結支持部111と第2締結支持部112の対向方向に同じ)から、第1受け面111bに第2当接面112cが当接するとともに、第2受け面111cに第1当接面112bが当接する。即ち、螺子穴111dの凹設方向から第2締結支持部112が第1締結支持部111に当接する。更に、貫通孔112fを介して収容凹部112dと螺子穴111dとが連通される。即ち、貫通孔112fは、収容凹部112dを介して螺子穴111dとハウジング10の外部とを連通する。この状態の第1締結支持部111及び第2締結支持部112を締結螺子113が締結している。締結螺子113は、螺子部113bが収容凹部112d及び貫通孔112fを貫通して螺子穴111dに螺合されるとともに、頭部113aの座面113cが螺子受け面112eに当接するまで締め付けられている。尚、収容凹部112dの深さは頭部113aの厚さよりも深いため、収容凹部112dの底面である螺子受け面112eに座面113cが当接した頭部113aは、完全に収容凹部112dの内部に配置されており、第1ケース11の外側面よりもハウジング10の外側に突出することがない。
そして、第1締結支持部111、第2締結支持部112及び締結螺子113は、ハウジング10の内側(内部)で第1ケース11と第2ケース12とを締結するとともに、第1ケース11の底部11aと第2ケース12の上底部12aとを支持している。締結螺子113にて締結された第1締結支持部111及び第2締結支持部112においては、第1受け面111bに第2当接面112cが押し付けられるとともに、第2受け面111cに第1当接面112bが押し付けられている。また、第1締結支持部111と第2締結支持部112とは、第1受け面111bと第2受け面111cとの間の段差と第1当接面112bと第2当接面112cとの間の段差とを噛み合わせて組付けられている。そのため、第1締結支持部111の先端部と第2締結支持部112の先端部とが径方向に重なった部分には、第1締結支持部111の先端部と第2締結支持部112の先端部との間に、迷路構造をなす迷路構造部114が形成されている。迷路構造部114は、第2締結支持部112の内側から第1締結支持部111と第2締結支持部112との間(噛み合っている部分)を通って第1締結支持部111及び第2締結支持部112の外側(即ちハウジング10の内部空間)に至る経路に段差を形成して当該経路の形状を複雑化している。
次に、本実施形態のモータアクチュエータ1の作用を説明する。
ハウジング10の内部には、複数(本実施形態では2つ)の出力グループ21,31が収容されているため、複数のモータ22,32及び複数の最後段の減速ギヤ(即ち出力ギヤ26及びセンサ出力軸35)が収容されている。そして、締結部形成範囲A1は、モータ22の重心O1と、モータ32の重心O2と、最後段のセンサ出力軸35の回転中心O4と、最後段の出力ギヤ26の回転中心O3とを結んで形成される範囲である。各モータ22,32からハウジング10に力が作用する位置は、モータ22の重心O1付近及びモータ32の重心O2付近となる。更に、ハウジング10によって回転可能に支持されている最後段の出力ギヤ26及び最後段のセンサ出力軸35からハウジング10に力が作用する位置は、出力ギヤ26の回転中心O3付近及びセンサ出力軸35の回転中心O4付近である。従って、複数の出力グループ21,31を備えたモータアクチュエータ1において、締結部形成範囲A1内に締結部101を設けることで、各モータ22,32からハウジング10に力が作用する位置及び最後段の出力ギヤ26及び最後段のセンサ出力軸35からハウジング10に力が作用する位置に締結部101を近づけることができる。
上記したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)モータ22の重心O1、モータ32の重心O2、センサ出力軸35の回転中心O4及び出力ギヤ26の回転中心O3を結んだ締結部形成範囲A1内に締結部101を設けることで、各モータ22,32からハウジング10に力が作用する位置及び最後段の出力ギヤ26及び最後段のセンサ出力軸35からハウジング10に力が作用する位置に締結部101を近づけることができる。従って、各モータ22,32からハウジング10に作用する力並びに最後段の出力ギヤ26及び最後段のセンサ出力軸35からハウジング10に作用する力によってハウジング10が撓むことを、締結部101によって更に抑制しやすくなる。その結果、複数の出力グループ21,31を収容したハウジング10の撓みを更に抑制することができる。尚、各モータ22,32からハウジング10に作用する力は、最後段の出力ギヤ26及び最後段のセンサ出力軸35からハウジング10に作用する力よりも小さいが、実際にモータアクチュエータ1を作動させると、各モータ22,32からハウジング10に作用する力もハウジング10を撓ませる一因となる。そのため、締結部形成範囲A1内に締結部101を設けるとハウジング10の撓み抑制により効果的である。そして、ハウジング10の撓みが抑制されると、複数のモータ22,32を収容したハウジング10であっても、モータ22,32の振動によって同ハウジング10が振動することが抑制される。従って、ハウジング10の撓みに起因した騒音を抑制することができる。
(2)ハウジング10の外周においても第1ケース11と第2ケース12とを係合突起11c及び係合片12cによって締結することで、ハウジング10の撓みを一層抑制することができる。
(3)第1締結支持部111と第2締結支持部112とは、螺子穴111dの凹設方向に当接して締結螺子113の台座となる。従って、第1締結支持部111と第2締結支持部112とを締結螺子113にて締結した後に、第1ケース11及び第2ケース12が膨らんだり凹んだりすることを抑制できる。即ち、ハウジング10の撓みをより一層抑制することができる。
(4)締結螺子113の頭部113aが収容凹部112dの内部に収容されるため、当該頭部113aがハウジング10の外側面よりも突出することが抑制される。従って、締結螺子113の頭部113aが、モータアクチュエータ1の周囲に配置される部品等に引っ掛かることが抑制される。
(5)第2締結支持部112の内側からハウジング10の内部に水等の液体が浸入することが迷路構造部114によって抑制される。
(6)締結部101においては、底部11aと上底部12aとの対向方向(第1締結支持部111と第2締結支持部112の対向方向に同じ)に第1受け面111bと第2当接面112cとが当接するとともに、第2受け面111cと第1当接面112bとが当接している。従って、第1締結支持部111及び第2締結支持部112は、底部11aと上底部12aとの対向方向に対して傾倒するように撓み難い。従って、締結部101が撓むことが抑制されるため、ハウジング10の撓みを更に一層抑制することができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・締結部101は、必ずしも迷路構造部114を備えなくてもよい。
・締結部101は、必ずしも収容凹部112dを備えなくてもよい。
・上記実施形態の締結部101においては、第1受け面111bと第2当接面112cとが当接するとともに、第2受け面111cと第1当接面112bとが当接している。しかしながら、締結部101は、第1受け面111bと第2当接面112cとのみが当接する構成であってもよい。また、締結部101は、第2受け面111cと第1当接面112bとのみが当接する構成であってもよい。また、締結部101は、第1締結支持部111と第2締結支持部112とが底部11aと上底部12aとの対向方向に接触しない構成であってもよい。
・上記実施形態では、第1ケース11に係合突起11cが形成され第2ケース12に係合片12cが形成されているが、第1ケース11に係合片12cを形成し第2ケース12に係合突起11cを形成してもよい。
・上記実施形態では、外周側締結部として、ハウジング10の外側面にスナップフィット係合する係合突起11c及び係合片12cが設けられている。しかしながら、外側締結部の構成はこれに限らない。例えば、螺子により第1ケース11と第2ケース12とを締結する外側締結部をハウジング10の外側面に設けてもよい。
・上記実施形態の締結部101においては、第1締結支持部111が第1ケース11に形成され、第2締結支持部112が第2ケース12に形成されている。しかしながら、第1締結支持部111を第2ケース12に形成し、第2締結支持部112を第1ケース11に形成してもよい。
・ハウジング10の内部で第1ケース11と第2ケース12とを締結する締結部101の形状は、上記実施形態の形状に限らない。例えば、上記実施形態の締結部101に代えて、図5(a)に示す締結部120をハウジング10の内部に設けてもよい。締結部120は、第1ケース11側に設けられた第1締結支持部121と、第2ケース12側に設けられた第2締結支持部122とから構成されている。
図5(a)及び図5(c)に示すように、第1締結支持部121は、第1ケース11の底部11aから同第1ケース11の内側に突出しており、同底部11aと一体に形成されている。そして、第1締結支持部121は、第1ケース11の底部11aと直交するように延びる筒状の囲繞部123と、該囲繞部123の内側に設けられた係止爪124とから構成されている。囲繞部123の先端部には、台座凹部123aが凹設されている。囲繞部123の先端部は、この台座凹部123aが形成されることにより段差を有する形状となっている。また、囲繞部123の先端面は、同囲繞部123の軸方向と直交する、即ち第1ケース11の底部11aと平行をなす平面状の第1受け面123bとなっている。また、台座凹部123aの底面は、第1受け面123bと平行な平面状をなす第2受け面123c(挟持面)となっている。
前記係止爪124は、囲繞部123の内側で同囲繞部123の開口部側に向かって延びるとともに、その基端部は底部11aと一体に形成されている。また、係止爪124の先端部には、第1係止凸部124aが形成されている。第1係止凸部124aは、囲繞部123の軸方向(底部11aと上底部12aとの対向方向に同じ)と直交する一方向に突出している。この係止爪124は、弾性変形しながら囲繞部123の軸方向に対して傾倒可能である。
図5(a)及び図5(b)に示すように、前記第2締結支持部122は、第2ケース12の上底部12aにおける前記第1締結支持部121と対向する位置から同第2ケース12の内側(ハウジング10の内側)に突出しており、同上底部12aと一体に形成されている。この第2締結支持部122は、第2ケース12の上底部12aと直交するように延びる筒状をなしている。そして、第2締結支持部122は、前記囲繞部123と同じ太さに形成されている。また、第2締結支持部122の先端部には、該第2締結支持部122の基端部よりも細い挿入部122aが形成されている。この挿入部122aの外形は、前記台座凹部123aの内周面よりも僅かに小さく形成されている。そして、第2締結支持部122の先端部は、この挿入部122aが設けられたことにより段差を有する形状となっている。また、挿入部122aの先端面(第2締結支持部122の先端面に同じ)は、第2締結支持部122の軸方向と直交する、即ち第2ケース12の上底部12aと平行をなす平面状の第1当接面122bとなっている。また、第2締結支持部122において、挿入部122aの基端の外周側には、該挿入部122aの基端と径方向に隣り合う第2当接面122cが形成されている。第2当接面122cは、第1当接面122bと平行な平面状をなすとともに、挿入部122aの基端を囲む環状をなしている。そして、挿入部122aの軸方向の長さ、即ち第1当接面122bと第2当接面122cとの間の距離は、前記台座凹部123aの深さ(軸方向の深さ)、即ち第1受け面123bと第2受け面123cとの間の距離と等しくなっている。また、第2締結支持部122は、第1締結支持部121と第2締結支持部122との対向方向に該第2締結支持部122を貫通し第2ケース12の外側面に開口する貫通窓孔122dを有する。そして、貫通窓孔122dの内周面における第2締結支持部122の先端側の端部には、第2係止凸部122eが形成されている。第2係止凸部122eは、前記第1係止凸部124aの突出方向と反対方向に突出している。
図5(a)乃至図5(c)に示すように、上記のように構成された第1締結支持部121と第2締結支持部122とは、第1ケース11と第2ケース12とを重ね合わせて係合突起11cに係合片12cをスナップフィット係合するときに、係止爪124の先端部が貫通窓孔122dの内部に挿入される。そして、第1係止凸部124aが第2係止凸部122eを乗り越えると、第1係止凸部124aと第2係止凸部122eとが、底部11aと上底部12aとの対向方向に当接して係止される。即ち、係止爪124が第2締結支持部122にスナップフィット係合する。これにより、第1締結支持部121及び第2締結支持部122は、ハウジング10の内側(内部)で第1ケース11と第2ケース12とを締結するとともに、第1ケース11の底部11aと第2ケース12の上底部12aとを支持する。尚、第2係止凸部122eにスナップフィット係合された係止爪124の先端部は、貫通窓孔122dの内部に配置されている。
また、係止爪124が第2係止凸部122eにスナップフィット係合するときには、囲繞部123の台座凹部123aに第2締結支持部122の挿入部122aが挿入されて、第1受け面123bに第2当接面122cが当接するとともに、第2受け面123cに第1当接面122bが当接する。そして、第2受け面123cは、第1締結支持部121と第2締結支持部122との対向方向から第2締結支持部122における第1締結支持部121側の端面(即ち第1当接面122b)に当接して、係止爪124の第1係止凸部124aとともに第2締結支持部122における第1締結支持部121側の端部(即ち第2締結支持部122の先端部)を、第1締結支持部121と第2締結支持部122との対向方向に挟む。このような締結部120においては、第1締結支持部121と第2締結支持部122とは、第1受け面123bと第2受け面123cとの間の段差と第1当接面122bと第2当接面122cとの間の段差とを噛み合わせて組付けられている。そのため、第1締結支持部121の囲繞部123の先端部と第2締結支持部122の先端部との間には、迷路構造をなす迷路構造部114が形成されている。
このようにしても、上記実施形態の(1),(2),(5),(6)と同様の効果を得ることができる。更に、締結部120は、第1ケース11に一体に形成された第1締結支持部121と第2ケース12に一体に形成された第2締結支持部122とから構成されており、螺子等の別部品を必要としない。従って、部品点数を低減することができる。また、第1締結支持部121と第2締結支持部122とはスナップフィット係合により第1ケース11と第2ケース12とを締結するものであるため、締結部120による第1ケース11と第2ケース12との締結を容易に行うことができる。更に、貫通窓孔122dから係止爪124と第2係止凸部122eとの係合状態を視認することができる。また、係止爪124の先端部は、貫通窓孔122dの内部に配置されるため、係止爪124の先端部が、モータアクチュエータ1の周囲に配置される部品等に引っ掛かることが抑制される。更に、第2締結支持部122における第1締結支持部121側の端部(即ち第2締結支持部122の先端部)が、第2受け面123cと係止爪124の第1係止凸部124aとによって第1締結支持部121と第2締結支持部122との対向方向に挟まれる。従って、締結部120によって第1ケース11と第2ケース12との間隔が維持されるため、締結部120付近でハウジング10が膨らんだり凹んだりすることを抑制できる。また、締結部120においては、第1受け面123bに第2当接面122cが当接するとともに、第2受け面123cに第1当接面122bが当接している。従って、万が一係止爪124が破損したとしても、係止爪124の破片が、第1締結支持部121の先端部と該第1締結支持部121に対し底部11aと上底部12aとの対向方向に対向する第2締結支持部122の先端部との間から、ハウジング10の内部に入り込むことを抑制できる。
尚、図5(a)に示す締結部120において、第1ケース11に第2締結支持部122を形成し、第2ケース12に第1締結支持部121を形成してもよい。また、図6に示すように、第1締結支持部121に係止爪124を2つ設けてもよい。この場合、第2締結支持部122には、底部11aと上底部12aとの対向方向に2つの係止爪124が当接して係止する第2係止凸部122eが2つ設けられる。このようにすると、第1締結支持部121と第2締結支持部122とをより強固に締結することができる。
また、上記実施形態の締結部101に代えて、図7に示す締結部130をハウジング10の内部に設けてもよい。締結部130は、第1ケース11側に設けられた第1締結支持部131と、第2ケース12側に設けられた第2締結支持部132とから構成されている。第1締結支持部131は、第1ケース11の底部11aから同第1ケース11の内側に突出しており、同底部11aと一体に形成されている。そして、第1締結支持部131は、第1ケース11の底部11aと直交するように延びる略筒状をなしている。第1締結支持部131の内部には、該第1締結支持部131の内部空間を軸方向に区画する区画壁131aが形成されている。そして、この区画壁131aが設けられたことにより、第1締結支持部131の先端部側に台座凹部131bが形成されている。第1締結支持部131の先端部は、この台座凹部131bが形成されることにより段差を有する形状となっている。また、第1締結支持部131の先端面は、底部11aと平行な平面状をなす第1受け面131cとなっている。更に、台座凹部131bの底面は、第1受け面131cと平行な平面状をなす第2受け面131dとなっている。また、区画壁131aの中央部には、第1締結支持部131の先端側に突出した柱状の係止突起131eが一体に形成されている。
前記第2締結支持部132は、第2ケース12の上底部12aにおける前記第1締結支持部131と対向する位置から同第2ケース12の内側(ハウジング10の内側)に突出しており、同上底部12aと一体に形成されている。この第2締結支持部132は、第2ケース12の上底部12aと直交するように延びる筒状をなしている。また、第2締結支持部132の先端部には、該第2締結支持部132の基端部よりも細い挿入部132aが形成されている。挿入部132aの外形は、前記台座凹部131bの内周面よりも僅かに小さく形成されている。第2締結支持部132の先端部は、この挿入部132aが設けられたことにより段差を有する形状となっている。また、挿入部132aの先端面(第2締結支持部132の先端面に同じ)は、上底部12aと平行な平面状をなす第1当接面132bとなっている。また、第2締結支持部132において、挿入部132aの基端の外周側には、該挿入部132aの基端と径方向に隣り合う第2当接面132cが形成されている。第2当接面132cは、第1当接面132bと平行な平面状をなすとともに、挿入部132aの基端を囲む環状をなしている。そして、挿入部132aの軸方向の長さ、即ち第1当接面132bと第2当接面132cとの間の距離は、前記台座凹部131bの深さ(軸方向の深さ)、即ち第1受け面131cと第2受け面131dとの間の距離と等しくなっている。また、挿入部132aの先端部には、内側に突出した係止凸部132dが形成されている。係止凸部132dは環状をなすとともに、該係止凸部132dの内側には挿通孔132eが形成されている。
上記のように構成された第1締結支持部131と第2締結支持部132とは、第1ケース11と第2ケース12とを重ね合わせて係合突起11cに係合片12cをスナップフィット係合するときに、挿通孔132eに係止突起131eが挿入される。そして、第2締結支持部132の内部で係止突起131eの先端部が加熱されて潰され挿通孔132eよりも太く形成される。即ち、熱かしめにより第1締結支持部131と第2締結支持部132とが締結される。そして、第1締結支持部131及び第2締結支持部132は、ハウジング10の内側(内部)で第1ケース11と第2ケース12とを締結するとともに、第1ケース11の底部11aと第2ケース12の上底部12aとを支持する。また、挿通孔132eに係止突起131eが挿入されるときに、第1締結支持部131の台座凹部131bに第2締結支持部132の挿入部132aが挿入されて、第1受け面131cに第2当接面132cが当接するとともに、第2受け面131dに第1当接面132bが当接する。この締結部130においては、第1締結支持部131と第2締結支持部132とは、第1受け面131cと第2受け面131dとの間の段差と第1当接面132bと第2当接面132cとの間の段差とを噛み合わせて組付けられている。そのため、第1締結支持部131の先端部と第2締結支持部132の先端部との間には、迷路構造部114が形成されている。
このようにしても、上記実施形態の(1),(2),(5),(6)と同様の効果を得ることができる。更に、締結部130は、第1ケース11に一体に形成された第1締結支持部131と第2ケース12に一体に形成された第2締結支持部132とから構成されており、螺子等の別部品を必要としない。従って、部品点数を低減することができる。
また、上記実施形態の締結部101に代えて、図8に示す締結部140をハウジング10の内部に設けてもよい。尚、図8に示す締結部140においては、図7に示す締結部130と同一の構成に同一の符号を付してその説明を省略する。締結部140は、第1ケース11側に設けられた第1締結支持部141と、第2ケース12側に設けられた第2締結支持部132と、筒状のハトメ部材143とから構成されている。第1締結支持部141は、第1ケース11の底部11aから同第1ケース11の内側に突出しており、同底部11aと一体に形成されている。そして、第1締結支持部141は、第1ケース11の底部11aと直交するように延びる略筒状をなしている。第1締結支持部141の内周面には、該第1締結支持部141の内側に突出した環状の係止凸部141aが一体に形成されている。係止凸部141aの内側には、第2締結支持部132の挿通孔132eと等しい直径を有する挿通孔141bが形成されている。また、第1締結支持部141においては、この係止凸部141aよりも先端側の部分が台座凹部131bとなっている。
上記のように構成された第1締結支持部141と第2締結支持部132とは、第1ケース11と第2ケース12とを重ね合わせて係合突起11cに係合片12cをスナップフィット係合するときに、台座凹部131bに挿入部132aが挿入される。そして、挿通孔141b及び挿通孔132eの内径と略等しい外径を有するハトメ部材143が挿通孔141b及び挿通孔132eに挿通され、同ハトメ部材143の両端部がかしめられる。これにより、第1締結支持部141と第2締結支持部132とがハトメ部材143によって締結される。そして、第1締結支持部141、第2締結支持部132及びハトメ部材143(即ち締結部140)は、ハウジング10の内側(内部)で第1ケース11と第2ケース12とを締結するとともに、第1ケース11の底部11aと第2ケース12の上底部12aとを支持する。
このようにしても、上記実施形態の(1),(2),(5),(6)と同様の効果を得ることができる。更に、第2受け面131dと第1当接面132bとの合わせ目が、内側からハトメ部材143によって覆われるため、第1締結支持部141と第2締結支持部132との合わせ目からハウジング10の内部に水等の液体が浸入することを更に抑制することができる。
・締結部101は、締結部形成範囲A1内であれば、上記実施形態の場所以外の場所に設けられてもよい。また、ハウジング10は、締結部形成範囲A1内に複数の締結部101を備えてもよい。
・上記実施形態では、ハウジング10は、出力ギヤ26の回転軸線L1方向(センサ出力軸35の回転軸線L2方向)から見て、締結部形成範囲A1内に締結部101を有する。しかしながら、ハウジング10は、出力ギヤ26の回転軸線L1方向(センサ出力軸35の回転軸線L2方向)から見て、図9に示す締結部形成範囲A2(第3締結部形成範囲)内に締結部101を有するものであってもよい。締結部形成範囲A2は、出力ギヤ26の回転軸線L1方向(センサ出力軸35の回転軸線L2方向)から見て、モータ22の重心O1と、モータ32の重心O2と、最後段のセンサ出力軸35の輪郭と、最後段の出力ギヤ26の輪郭とを繋いで形成される範囲である。センサ出力軸35の輪郭をリンク部材41の輪郭としているのは、リンク部材41がセンサ出力軸35の歯車の役割をしているからである。尚、上記実施形態の締結部形成範囲A1は、この締結部形成範囲A2内に形成される範囲である。そして、この締結部形成範囲A2内であれば、締結部101は図示した以外の場所に設けられてもよいし、その数も1つに限らない。
このように締結部形成範囲A2内に締結部101を設けることで、最後段の出力ギヤ26及び最後段のセンサ出力軸35からハウジング10に力が作用する位置から締結部101が遠ざかることを抑制しつつ、各モータ22,32からハウジング10に力が作用する位置に同締結部101を近づけることができる。各モータ22,32からハウジング10に作用する力は、最後段の出力ギヤ26及び最後段のセンサ出力軸35からハウジング10に作用する力よりも小さいが、実際にモータアクチュエータ1を作動させると、各モータ22,32からハウジング10に作用する力もハウジング10を撓ませる一因となる。従って、締結部形成範囲A2内に締結部101を設けることで、各モータ22,32からハウジング10に作用する力及び最後段の出力ギヤ26及び最後段のセンサ出力軸35からハウジング10に作用する力によって同ハウジングが撓むことを、締結部101によってより抑制しやすくなる。
また、ハウジング10は、出力ギヤ26の回転軸線L1方向(センサ出力軸35の回転軸線L2方向)から見て、図10に示す締結部形成範囲A3(第2締結部形成範囲)内に締結部101を有するものであってもよい。締結部形成範囲A3は、出力ギヤ26の回転軸線L1方向(センサ出力軸35の回転軸線L2方向)から見て、各モータ22,32の輪郭と、最後段の出力ギヤ26の回転中心O3と、最後段のセンサ出力軸35の回転中心O4とを繋いで形成される範囲である。出力ギヤ26の回転中心O3は、より近い位置に配置されたモータ22の輪郭に結ばれている。そして、出力ギヤ26の回転中心O3は、モータ22の輪郭に対して、該モータ22の輪郭におけるハウジング10の外周側となる位置且つ出力ギヤ26の回転中心O3により近い位置に結ばれている。同様に、センサ出力軸35の回転中心O4は、より近い位置に配置されたモータ32の輪郭に結ばれている。そして、センサ出力軸35の回転中心O4は、モータ32の輪郭に対して、該モータ32の輪郭におけるハウジング10の外周側となる位置且つセンサ出力軸35の回転中心O4により近い位置に結ばれている。尚、上記実施形態の締結部形成範囲A1は、この締結部形成範囲A3内に形成される範囲である。そして、この締結部形成範囲A3内であれば、締結部101は図示した以外の場所に設けられてもよいし、その数も1つに限らない。
各出力グループ21,31においては、各減速ギヤ(即ち、ウォーム23、第1減速ギヤ24、第2減速ギヤ25、出力ギヤ26、ウォーム33、出力ギヤ34、センサ出力軸35)に伝達される回転は、モータ22,32のトルクよりもトルクが大きくなっているとともに、後段になるに連れてトルクが大きくなる。そのため、各モータ22,32からハウジング10に作用する力に比べて、最後段の出力ギヤ26及び最後段のセンサ出力軸35からハウジング10に作用する力の方が大きい。即ち、モータ22,32からハウジング10に作用する力に比べて、最後段の出力ギヤ26及び最後段のセンサ出力軸35からハウジング10に作用する力の方が、ハウジング10の撓みを発生させやすい。更に、ハウジング10によって回転可能に支持されている最後段の出力ギヤ26及び最後段のセンサ出力軸35からハウジング10に力が作用する位置は、最後段の出力ギヤ26の回転中心O3付近及び最後段のセンサ出力軸35の回転中心O4付近である。従って、各モータ22,32の輪郭と、最後段の出力ギヤ26の回転中心O3と、最後段のセンサ出力軸35の回転中心O4とを繋いで形成される締結部形成範囲A3内に締結部101を設けることで、最後段の出力ギヤ26及び最後段のセンサ出力軸35からハウジング10に力が作用する位置に締結部101を近づけることができる。よって、各モータ22,32からハウジング10に作用する力並びに最後段の出力ギヤ26及び最後段のセンサ出力軸35からハウジング10に作用する力によって同ハウジング10が撓むことを、締結部101によってより抑制しやすくなる。その結果、複数の出力グループ21,31を収容したハウジング10の撓みをより抑制することができる。尚、各モータ22,32からハウジング10に作用する力は、最後段の出力ギヤ26及び最後段のセンサ出力軸35からハウジング10に作用する力よりも小さいが、実際にモータアクチュエータ1を作動させると、各モータ22,32からハウジング10に作用する力もハウジング10を撓ませる一因となる。そのため、締結部形成範囲A3内に締結部101を設けるとハウジング10の撓み抑制に効果的である。
また、ハウジング10は、出力ギヤ26の回転軸線L1方向(センサ出力軸35の回転軸線L2方向)から見て、図11に示す締結部形成範囲A4(第1締結部形成範囲)内に締結部101を有するものであってもよい。締結部形成範囲A4は、出力ギヤ26の回転軸線L1方向(センサ出力軸35の回転軸線L2方向)から見て、各モータ22,32の輪郭、最後段の出力ギヤ26の輪郭、及び最後段のセンサ出力軸35の輪郭を繋いで形成され各モータ22,32、最後段の出力ギヤ26及び最後段のセンサ出力軸35が囲まれた範囲である。センサ出力軸35の輪郭をリンク部材41の輪郭としているのは、リンク部材41がセンサ出力軸35の歯車の役割をしているからである。また、モータ22の輪郭、モータ32の輪郭、出力ギヤ26の輪郭及びセンサ出力軸35の輪郭(即ちリンク部材41の輪郭)は、それぞれより近い位置に配置されたものの輪郭にハウジング10の外周側で結ばれている。尚、図9に示した締結部形成範囲A2及び図10に示した締結部形成範囲A3は、この締結部形成範囲A4内に形成される範囲である。そして、この締結部形成範囲A4内であれば、締結部101は図示した以外の場所に設けられてもよいし、その数も1つに限らない。
そして、ハウジング10の内部には、複数(図11に示す例では2つ)の出力グループ21,31が収容されているため、複数のモータ22,32及び複数の最後段の減速ギヤ(即ち出力ギヤ26及びセンサ出力軸35)が収容されている。このようなモータアクチュエータ1において、締結部形成範囲A4内に締結部101を設けることで、各モータ22,32からハウジング10に力が作用する位置、並びに最後段の出力ギヤ26及び最後段のセンサ出力軸35からハウジング10に力が作用する位置から締結部101が遠くなることを抑制できる。従って、各モータ22,32からハウジング10に作用する力並びに最後段の出力ギヤ26及び最後段のセンサ出力軸35からハウジング10に作用する力によって同ハウジング10が撓むことを、締結部101によって抑制しやすい。その結果、複数の出力グループ21,31を収容したハウジング10の撓みを抑制することができる。
・上記実施形態では、ハウジング10に収容される出力グループ21,31の数は2つとなっている。しかしながら、モータ及び該モータの回転を減速して出力する減速ギヤから構成される出力グループを3つ以上ハウジング10の内部に収容してもよい。
・各出力グループ21,31に備えられる減速ギヤの数は上記実施形態の数に限らず、少なくとも1つあればよい。また、各出力グループ21,31が備える減速ギヤのうち、少なくとも最後段の減速ギヤ(即ち出力ギヤ26及びセンサ出力軸35)がハウジング10にて回転可能に支持されていればよい。
上記実施形態及び上記各変更例から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(イ)前記締結部は、前記第1ケース及び前記第2ケースの何れか一方に形成され螺子穴を有する第1締結支持部と、前記第1ケース及び前記第2ケースの何れか他方に形成され前記螺子穴と前記ハウジングの外部とを連通する貫通孔を有し前記螺子穴の凹設方向から前記第1締結支持部に当接する第2締結支持部と、前記貫通孔を貫通して前記螺子穴に螺合され前記第1締結支持部と前記第2締結支持部とを締結する締結螺子とから構成されていることを特徴とする。同構成によれば、第1締結支持部と第2締結支持部とは、螺子穴の凹設方向に当接して締結螺子の台座となる。従って、第1締結支持部と第2締結支持部とを締結螺子にて締結した後に、第1ケース及び第2ケースが膨らんだり凹んだりすることを抑制できる。
(ロ)前記(イ)に記載のモータアクチュエータにおいて、前記第2締結支持部は、前記締結螺子の頭部を内部に収容する収容凹部を有することを特徴とするモータアクチュエータ。同構成によれば、締結螺子の頭部が収容凹部の内部に収容されるため、当該頭部がハウジングの外側面よりも突出することが抑制される。従って、締結螺子の頭部が、モータアクチュエータの周囲に配置される部品等に引っ掛かることが抑制される。
(ハ)前記締結部は、前記第1ケース及び前記第2ケースの何れか一方に形成され係止爪を有する第1締結支持部と、前記第1ケース及び前記第2ケースの何れか他方に形成され前記第1締結支持部との対向方向に貫通した貫通窓孔及び前記貫通窓孔の内周面に形成され前記係止爪がスナップフィット係合する係止凸部を有する第2締結支持部とから構成されていることを特徴とする。同構成によれば、締結部は、第1ケース及び第2ケースの何れか一方に形成された第1締結支持部と、第1ケース及び第2ケースの何れか他方に形成された第2締結支持部とから構成されており、螺子等の別部品を必要としない。従って、部品点数を低減することができる。また、第1締結支持部と第2締結支持部とはスナップフィット係合により第1ケースと第2ケースとを締結するものであるため、締結部による第1ケースと第2ケースとの締結を容易に行うことができる。更に、貫通窓孔から係止爪と係止凸部との係合状態を視認することができる。
(ニ)前記(ハ)に記載のモータアクチュエータにおいて、前記係止爪の先端部は、前記貫通窓孔の内部に配置されることを特徴とするモータアクチュエータ。同構成によれば、係止爪の先端部が、モータアクチュエータの周囲に配置される部品等に引っ掛かることが抑制される。
(ホ)前記(ハ)又は前記(ニ)に記載のモータアクチュエータにおいて、前記第1締結支持部は、前記第1締結支持部と前記第2締結支持部との対向方向から前記第2締結支持部における前記第1締結支持部側の端面に当接して前記係止爪とともに前記第2締結支持部における前記第1締結支持部側の端部を前記対向方向に挟む挟持面を有することを特徴とするモータアクチュエータ。同構成によれば、第2締結支持部における第1締結支持部側の端部が、挟持面と係止爪とによって第1締結支持部と第2締結支持部との対向方向に挟まれる。従って、締結部によって第1ケースと第2ケースとの間隔が維持されるため、締結部付近でハウジングが膨らんだり凹んだりすることを抑制できる。
(へ)前記(イ)乃至前記(ハ)の何れか1項に記載のモータアクチュエータにおいて、前記第1締結支持部と前記第2締結支持部とは、前記ハウジングの内部で互いに近づくように前記第1ケースと前記第2ケースとの対向方向に突出しており、前記締結部は、前記第1締結支持部の先端部と前記第2締結支持部の先端部との間に、前記第2締結支持部の内側から前記第1締結支持部と前記第2締結支持部との間を通って前記ハウジングの内部に至る経路を複雑化する迷路構造部を有することを特徴とするモータアクチュエータ。同構成によれば、第2締結支持部の内側からハウジングの内部に水等の液体が浸入することが迷路構造部によって抑制される。
10…ハウジング、11…第1ケース、11c…外側締結部を構成する係合突起、12…第2ケース、12c…外側締結部を構成する係合片、21…出力グループとしての第1出力グループ、22…モータ、23…減速ギヤとしてのウォーム、24…減速ギヤとしての第1減速ギヤ、25…減速ギヤとしての第2減速ギヤ、26…減速ギヤとしての出力ギヤ、31…出力グループとしての第2出力グループ、32…モータ、33…減速ギヤとしてのウォーム、34…減速ギヤとしての出力ギヤ34、35…減速ギヤとしてのセンサ出力軸、101,120,130,140…締結部、A1…第4締結部形成範囲としての締結部形成範囲、A2…第3締結部形成範囲としての締結部形成範囲、A3…第2締結部形成範囲としての締結部形成範囲、A4…第1締結部形成範囲としての締結部形成範囲、L1…最後段の減速ギヤの回転軸線としての出力ギヤ26の回転軸線、L2…最後段の減速ギヤの回転軸線としてのセンサ出力軸の回転軸線、O1,O2…重心、O3,O4…回転中心。

Claims (2)

  1. 互いに重ね合わされた第1ケース及び第2ケースから構成された箱状のハウジングと、
    モータ及び前記モータの回転を減速して出力する複数段の減速ギヤから構成され前記ハウジングの内部に収容された複数の出力グループと、
    を備え、
    各前記モータは、前記ハウジングによって支持され、
    各前記出力グループにおける最後段の前記減速ギヤは、前記ハウジングによって回転可能に支持され、
    前記ハウジングは、最後段の前記減速ギヤの回転軸線方向から見て、各前記モータの重心と最後段の各前記減速ギヤの回転中心とを結んで形成され締結部形成範囲内に、前記第1ケースと前記第2ケースとを締結する締結部を有することを特徴とするモータアクチュエータ。
  2. 請求項1に記載のモータアクチュエータにおいて、
    前記ハウジングは、その外側面に、前記第1ケースと前記第2ケースとを締結する外側締結部を有することを特徴とするモータアクチュエータ。
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