JP5936037B2 - 均等化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、均等化装置に係り、特に、互いに直列接続された複数の単位セルの両端電圧を均等化する均等化装置に関するものである。
近年、エンジンと電動モータとを併用して走行するハイブリッド自動車(以下HEV)が普及してきている。このHEVは、上記エンジン始動用の12V程度の低圧バッテリと、上記電動モータ駆動用の組電池としての高圧バッテリと、の2種類のバッテリを備えている。上述した高圧バッテリは、ニッケル−水素電池やリチウム電池といった二次電池を単位セルとして、この単位セルを複数直列接続して高電圧を得ている。
上述した高圧バッテリは充放電を繰り返すうちに各単位セルの両端電圧、即ち充電状態(SOC)にばらつきが生じる。バッテリの充放電にあたっては、各単位セルの耐久性や安全確保の観点より、SOC(又は両端電圧)の最も高い単位セルが設定上限SOC(又は上限両端電圧値)に到達した時点で充電を禁止し、SOC(又は両端電圧)の最も低い単位セルが設定下限SOC(又は下限両端電圧値)に到達した時点で放電を禁止する必要がある。従って、各単位セルにSOCのバラツキが生じると、実質上、バッテリの使用可能容量が減少することになる。このため、HEVにおいては、登坂時にガソリンに対してバッテリエネルギーを補充したり、降坂時にバッテリにエネルギーを回生したりする、いわゆるアシスト・回生が不十分となり、実車動力性能や燃費を低下させることになる。そこで、各単位セルを充電又は放電して各単位セルの両端電圧を均等化する均等化装置が提案されている(例えば特許文献1)。
特許文献1に記載されている均等化装置は、各単位セルの両端電圧をそれぞれ求めて、両端電圧の高い単位セルを抵抗によって放電することで、最も低い両端電圧に均等化していた。このような放電式の均等化装置では、単位セルの容量を放電してしまうため、単位セルの容量を無駄にしていた。また、均等化の実施判定は、検出した単位セルの両端電圧に基づいている。そのため、均等化の実力は、単位セルの両端電圧の検出精度に依存してしまい、均等化の高精度化が難しい、という問題があった。また、単位セルの両端電圧が安定している車両の停車中(イグニッションがオフのとき)のみでしか均等化を実施することができない、という問題があった。
そこで、1つのコンデンサを周期的に各単位セルの両端に順次接続することで、コンデンサを介して両端電圧の高い単位セルから両端電圧の低い単位セルに電荷を移動するチャージポンプ式の均等化装置も提案されている(特許文献2)。しかしながら、特許文献2の均等化装置は、単位セルの両端にコンデンサを接続するための第1半導体スイッチのオンオフ駆動を単位セルからの電源で行っているため、これが単位セルの両端電圧のバラツキの原因となっている、という問題があった。
そこで、本発明者は、図8に示すように、単位セルとは別の別電源を設けてその別電源により第1半導体スイッチのオンオフ駆動を行うことを考えた。同図に示すように、均等化装置1は、充電コンデンサCと、互いに直列接続された単位セル毎に設けられた第1半導体スイッチとしての電界効果トランジスタ(以下FET)Q1及びQ2と、複数の別電源と、複数のレベルシフト回路と、を備えている。これらFETQ1及びQ2、複数の別電源、複数のレベルシフト回路は、各単位セル毎に設けられているため、以下、任意の単位セルCLpに対応して設けられたFETQ1及びQ2、別電源Vp、レベルシフト回路6p、7pを代表して説明する。
上記FETQ1及びQ2は、互いに直列接続され、単位セルCLpの両端に各々設けられている。上記別電源Vpは、そのマイナス極が単位セルCLpのマイナス極GNDpに接続されている。レベルシフト回路6pは、別電源Vpの両極間に互いに直列接続された第2半導体スイッチとしてのトランジスタTr21及びTr22から構成される。
また、上記別電源Vpのプラス側−最下位の単位セルCL1のマイナス電位GND0間には、分圧抵抗R13、R14及びトランジスタTr1が互いに直列接続され、分圧抵抗R13、R14間の接続点がトランジスタTr21及びTr22のベースに接続されている。トランジスタTr1のベースは、図示しないマイコンに接続されて、マイコンがトランジスタTr1のオンオフを制御する。以上の構成によれば、トランジスタTr1をオンすると、トランジスタTr21がオンすると共にトランジスタTr22がオフし、FETQ1がオフする。一方、トランジスタTr1をオフすると、トランジスタT21がオフすると共にトランジスタTr22がオンし、FETQ1がオンする。
上記レベルシフト回路7p、別電源Vpの両極間に互いに直列接続された第2半導体スイッチとしてのトランジスタTr41及びTr42から構成される。また、上記別電源Vpのプラス側−最下位の単位セルCL1のマイナス電位GND0間には、分圧抵抗R23、R24及びトランジスタTr2が互いに直列接続され、分圧抵抗R23、R24間の接続点がトランジスタTr41及びTr42のベースに接続されている。トランジスタTr2のベースは、図示しないマイコンに接続されて、マイコンがトランジスタTr2のオンオフを制御する。以上の構成によれば、トランジスタTr2をオンすると、トランジスタTr41がオンすると共にトランジスタTr42がオフし、FETQ2がオンする。一方、トランジスタTr2をオフすると、トランジスタT41がオフすると共にトランジスタTr42がオンし、FETQ2がオフする。
上述した均等化装置1では、別電源Vpを用いることによりFETQ1及びQ2の駆動に用いられる単位セルの消費を小さくすることはできるが、100%単位セルからの消費がゼロになるわけではない。即ち、上述したマイコンのグランドは、電圧安定化のため、最下位の単位セルCL1のマイナス電位GND0に接続されている。このマイコンによりトランジスタTr1及びTr2のオンオフを制御できるようにするため、トランジスタTr1及びTr2のエミッタはマイナス電位GND0に接続する必要がある。このため、図8に示すように、単位セルからの漏れ電流Iが生じる。そして、この漏れ電流Iが単位セルのバラツキの原因となってしまう、という問題があった。
特開2010−263733号公報 特開平10−225005号公報
そこで、本発明は、漏れ電流をなくすことにより、確実に単位セルの両端電圧の均等化を図ることができる均等化装置を提供することを課題とする。
上述した課題を解決するための請求項1記載の発明は、 充電コンデンサと、互いに直列接続された複数の単位セルの両端に前記充電コンデンサを順次接続して前記単位セルの両端電圧を均等化するために前記単位セルの両端に各々設けられた一対の第1半導体スイッチと、を備えた均等化装置において、前記単位セルとは別に前記単位セル毎に1つ設けられ前記各単位セルの一方極に接続された複数の別電源と、前記第1半導体スイッチ毎に設けられたレベルシフト回路であって、当該第1半導体スイッチが設けられた単位セルに接続された前記別電源の両極間に設けられた第2半導体スイッチから構成され、前記第2半導体スイッチのオンオフによって前記別電源の両極電位間から成るオンオフ信号を前記第1半導体スイッチの制御端子に出力する一対のレベルシフト回路と、前記別電源の両極間にそれぞれ設けられた複数の光スイッチと、を備え、前記光スイッチの一端が前記第2半導体スイッチの制御端子に接続されていることを特徴とする均等化装置に存する。
請求項2記載の発明は、前記レベルシフト回路は、互いに極性が異なり、直列接続された一対の第2半導体スイッチから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の均等化装置に存する。
請求項3記載の発明は、前記単位セルは、n個(n≧3)以上設けられ、前記充電コンデンサは、m個(2≦m≦n−1)設けられ、前記第1半導体スイッチは、前記各充電コンデンサの両極が(n−m+1)個の隣接する単位セルに順次接続されるように設けられ、前記各充電コンデンサの両極が(n−m+1)個の隣接する単位セルの下位から上位又は上位から下位に向かって順次繰返し接続されるように前記第1半導体スイッチをオンオフするスイッチ制御手段と、を備え、前記各充電コンデンサが接続される前記(n−m+1)個の単位セルの最下位は互いに異なる単位セルであることを特徴とする請求項1又は2に記載の均等化装置に存する。
請求項4記載の発明は、m=n−1であり、前記各単位セルの両端には、前記一対の第1半導体スイッチが互いに直列接続され、前記充電コンデンサが、互いに隣り合う前記単位セルのうち一方の両端に各々接続された前記一対の第1半導体スイッチ素子の接続点と、他方の両端に接続された前記一対の第1半導体スイッチ素子の接続点と、の間に各々接続され、前記スイッチ制御手段が、前記一対の第1半導体スイッチを交互にオンして、前記各充電コンデンサを前記互いに隣り合う単位セルの一方と他方との間で交互に接続し、前記一対の第1半導体スイッチのうち一方に対応して設けられた前記レベルシフト回路に接続される前記光スイッチの発光素子を互いに直列接続し、前記一対の第1半導体スイッチのうち他方に対応して設けられた前記レベルシフト回路に接続される前記光スイッチの発光素子を直列接続することを特徴とする請求項3に記載の均等化装置に存する。
以上説明したように請求項1及び2記載の発明によれば、各単位セルの一方極に接続された複数の別電源の両極間に光スイッチを設け、光スイッチの一端が第2半導体スイッチの制御端子に接続されているので、漏れ電流が流れる経路がなくなり、確実に単位セルの両端電圧の均等化を図ることができる。
請求項3記載の発明によれば、スイッチ制御手段が、充電コンデンサの両極が(n−m+1)個の隣接する単位セルの下位から上位又は上位から下位に向かって順次接続されるように切替スイッチ群をオンオフするので、電圧検出しなくても充電コンデンサを用いて容量の大きい単位セルから容量の小さい単位セルに電荷を移すことができ、高精度に均等化できる。また、複数の充電コンデンサを用いて電荷を移動させているため、迅速に均等化できる。さらに、電圧検出しなくても均等化できるので、車両が走行中や停止中(イグニッションスイッチがオンのとき)でも均等化を実施することができる。
請求項4記載の発明によれば、スイッチ制御手段と複数の光スイッチとの間を少なくとも2本の信号線で接続することができ、構成が簡単となる。
本発明の均等化装置の一実施形態を示すブロック図である。 図1に示す均等化装置を構成する均等化実施部の詳細を示す回路図である。 図2に示す均等化実施部の動作を説明するための概略回路図である。 図2に示すレベルシフト回路の詳細を説明するための回路図である。 図1に示す均等化装置を構成するマイコンの処理手順を示すフローチャートである。 他の実施形態における均等化実施部を示す回路図である。 他の実施形態における均等化実施部の動作を説明するための概略回路図である。 従来の均等化装置の問題点を説明するための回路図である。
以下、本発明の均等化装置について図1及び図2を参照して説明する。図1は、本発明の均等化装置の一実施形態を示すブロック図である。図2は、図1に示す均等化装置の詳細を示す回路図である。同図に示すように、均等化装置1は、高圧バッテリBHを構成する互いに直列に接続されたn(n≧3)個の単位セルCL1〜CLnの両端電圧を均等化する装置である。上記単位セルCL1〜CLnは、本実施形態では1つの二次電池から構成されているが、複数の二次電池から構成されていてもよい。上記高圧バッテリBHは、例えば、エンジンと電動モータ(何れも図示せず)を走行駆動源として併用するハイブリッド電気自動車において前記電動モータの電源として用いられ、その両端には、上記電動モータが必要に応じて負荷として接続されると共に、オルタネータ等(図示せず)が必要に応じて充電器として接続される。
図1に示すように、均等化装置1は、n(n≧3)個の単位セルCL1〜CLnの均等化を実施する均等化実施部2と、この均等化実施部2を制御するスイッチ制御手段としてのマイコン3と、を備えている。図2に示すように、均等化実施部2は、n−1(=m)個の充電コンデンサC1〜Cn−1と、充電コンデンサCp(pは1≦p≦n−1を満たす任意の整数)の両極が2(=n−m+1)個の隣接する単位セルCLp及びCLp+1に順次接続されるように設けられたn(=m+1)個の電界効果トランジスタ(以下FET)対51〜5n(=一対の第1半導体スイッチ)と、単位セルCL1〜CLnとは別に設けられ各単位セルCL1〜CLnのマイナス極に接続された複数の別電源(図示せず)と、レベルシフト回路61〜6n、71〜7nと、フォトカプラ81〜8n、91〜9nと、トランジスタTr1及びTr2と、を備えている。上記各充電コンデンサC1〜Cn−1が接続される2個の単位セルの最下位は互いに異なる単位セルである。
上記n個のFET対51〜5nは、各単位セルCL1〜CLnの両端に接続される。FET対51〜5nは各々、互いに直列接続された2つのFETQ1及びQ2(請求項中の第1半導体スイッチに相当)から構成される。これらFETQ1及びQ2のうちマイナス側のFETQ1はNチャンネル、プラス側のFETQ2はPチャンネルである。また、これらFETQ1及びQ2は、ドレイン同士が互いに接続されていて、FETQ1のソースが抵抗R001〜R00nを介して各単位セルCL1〜CLnのマイナス側に接続され、FETQ2のソースが抵抗R002〜R00n+1を介して各単位セルCL1〜CLnのプラス側に接続されている。
上記充電コンデンサC1は、隣り合う単位セルCL1及びCL2の一方である単位セルCL1の両端に接続されたFET対51を構成するFETQ1及びQ2の接続点と、他方である単位セルCL2の両端に接続されたFET対52を構成するFETQ1及びQ2の接続点と、の間に接続されている。他の任意の充電コンデンサCpも同様に、隣り合う単位セルCLp及びCLp+1の一方である単位セルCLpの両端に接続されたFET対5pを構成するFETQ1及びQ2の接続点と、他方である単位セルCLp+1の両端に接続されたFET対5p+1を構成するFETQ1及びQ2の接続点と、の間に接続されている。これら充電コンデンサC1〜Cn−1は、抵抗R011〜抵抗R01nを介して上記接続点に接続されている。
以上の構成によれば、全てのFET対51〜5nのFETQ1がオンし、FETQ2がオフすると、図3(A)に示すように、任意の充電コンデンサCpは、互いに隣り合う単位セルCLp及びCLp+1のうちマイナス側の単位セルCLpに接続される。一方、全てのFET対51〜5nのFETQ1がオフし、FETQ2がオンすると、図3(B)に示すように、充電コンデンサCpは、互いに隣り合う単位セルCLp及びCLp+1のうちプラス側の単位セルCLp+1に接続される。即ち、FETQ1、FETQ2のオンを交互にすることにより、充電コンデンサCpはそれぞれ互いに隣り合う単位セルCLp及びCLp+1の一方と他方との間で交互に接続される。
上記別電源は、単位セルCL1〜CLn毎にn個設けられる。図4に示すように、任意の別電源Vpのマイナス側は、対応する単位セルCLpのマイナス側(=一方極)に接続されている。これにより、別電源Vpのマイナス側は、単位セルCLpのマイナス電位GNDp−1と等しくなり、別電源Vpのプラス側は、単位セルCLpのマイナス電位GNDp−1に当該別電源Vpの両端電圧を加算した電位VCCpとなる。なお、上記別電源Vpとしては、その両端電圧が単位セルCLpの両端電圧とほぼ同じものを用いている。
上記レベルシフト回路61〜6nは、n個のFETQ1毎にn個設けられている。図2及び図4に示すように、上記レベルシフト回路61〜6nはそれぞれ、PNP型のトランジスタTr21及びNPN型のトランジスタTr22と、から構成されている。これらレベルシフト回路61〜6nは、互いに同じ構成であるため、任意のレベルシフト回路6pについて代表して説明すると、トランジスタTr21及びTr22は、単位セルCLpに接続された別電源Vp(図4)の両極間に設けられている。トランジスタTr21及びTr22は、互いに極性が異なり、直列接続されたプッシュプル回路を構成し、互いのエミッタが共通接続されている。詳しくは、トランジスタTr21は、そのコレクタが単位セルCLpのマイナス側に接続され、そのエミッタ−コレクタ間が抵抗R16、抵抗R17及びダイオードDpを介して互いに接続されている。
トランジスタTr22は、そのコレクタが抵抗R15を介して別電源Vpのプラス側に接続されている。これらトランジスタTr21及びTr22の共通接続されたエミッタは、抵抗R16を介してFETQ1のゲートに接続されている。
上記フォトカプラ81〜8nは各々、図2及び図4に示すように、光を発生する発光素子LE1と、発光素子LE1からの光を受光すると導通する受光素子LD1と、から構成されている。これらフォトカプラ81〜8nは、互いに同じ構成であるため、任意のフォトカプラ8pを代表して説明すると、図4に示すように、フォトカプラ8pの受光素子LD1は、抵抗R13及びR14に直列接続されて、別電源Vpの両極間に設けられている。フォトカプラ8pの受光素子LD1の一端は、抵抗R13を介してトランジスタTr21及びTr22のベース(制御端子)に接続されている。
図2に示すように、フォトカプラ81〜8nの発光素子LE1は、互いに直列接続され、最上位のフォトカプラ8nを構成する発光素子LE1の一端が、抵抗Rn01を介してバッテリ8(図1)のプラス電位VBATに接続され、最下位のフォトカプラ81を構成する発光素子LE1の他端がトランジスタTr1を介してバッテリ8のマイナス電位GND0に接続されている。上記バッテリ8は、図1に示すように、マイコン3に電源供給するバッテリであって、そのマイナス極が最下位の単位セルCL1のマイナス側に共通接続されている。
上記トランジスタTr1は、図2に示すように、そのエミッタがバッテリ8のマイナス電位GND0に接続され、コレクタが最下位のフォトカプラ81の発光素子LE1に接続され、ベースが抵抗R101を介してマイコン3に接続されている。また、トランジスタTr1のエミッタ−ベース間が、抵抗R102を介して接続されている。
次に、上記レベルシフト回路61〜6n、フォトカプラ81〜8n及びトランジスタTr1の動作について説明する。抵抗R101を介してトランジスタTr1のベースにマイコン3からHレベル(例えば5V)の信号が供給されると、トランジスタTr1がオンする。トランジスタTr1がオンすると、フォトカプラ81〜8nの発光素子LE1にバッテリ8からの電源が供給され、フォトカプラ81〜8nの発光素子LE1が発光する。フォトカプラ81〜8nの発光素子LE1が発光すると、受光素子LD1がそれを受光して通電する。
以下、代表として任意のレベルシフト回路6pについて考えて見る。受光素子LD1が通電すると、電位VCCp−電位GNDp−1間の電圧を抵抗R14及び抵抗R13で分圧した電圧がトランジスタTr21及びTr22のベースに供給されて、トランジスタTr21及びTr22のベースがエミッタよりも下がる。結果、トランジスタTr21がオンすると共にトランジスタTr22がオフする。これにより、FETQ1のゲートにはグランドGNDp−1が入力され、ソース電圧GNDp−1との差がないため、FETQ1がオフする。
一方、マイコン3が、抵抗R101を介してトランジスタTr1のベースにLレベル(例えば0V)の信号を供給すると、トランジスタTr1がオフする。トランジスタTr1がオフすると、フォトカプラ81〜8nの発光素子LE1に対する電源が遮断され、フォトカプラ81〜8nの発光素子LE1が発光が停止する。これにより、受光素子LD1の通電が遮断され、電圧VCCpがトランジスタTr21及びTr22のベースに供給されて、トランジスタTr21及びTr22のベースがエミッタよりも上がる。結果、トランジスタTr21がオフすると共にトランジスタTr22がオンする。これにより、FETQ1のゲートに電位VCCp−電位GNDp−1間の電圧を抵抗R14〜R17で分圧した電圧が入力される。この分圧電圧は電位VCCpと近い値になるように抵抗R14〜R17の値が設定されているため、ソース電圧GNDp−1より高くなりFETQ1がオンする。即ち、レベルシフト回路6pは、後述するマイコン3から出力される信号レベルを別電源Vpの両極電位間(電位GNDp−1〜電位VCCp)から成るオンオフ信号にレベルシフトして、FETQ1のゲートに供給している。
次に、レベルシフト回路71〜7n、フォトカプラ91〜9n及びトランジスタTR2について説明する。上記レベルシフト回路71〜7nは、n個のFETQ2毎にn個設けられている。図2及び図4に示すように、上記レベルシフト回路71〜7nはそれぞれ、PNP型のトランジスタTr41及びNPN型のトランジスタTr42と、から構成されている。これらレベルシフト回路71〜7nは、互いに同じ構成であるため、任意のレベルシフト回路7pについて代表して説明すると、トランジスタTr41及びTr42は、単位セルCLpに接続された別電源Vp(図4)の両極間に設けられている。トランジスタTr41及びTr42は、互いに極性が異なり、直列接続されたプッシュプル回路を構成し、互いのエミッタが共通接続されている。詳しくは、トランジスタTr41は、そのコレクタが単位セルCLpのマイナス側に接続されている。
トランジスタTr42は、そのコレクタが抵抗R25を介して別電源Vpのプラス側に接続され、そのエミッタ−コレクタ間が抵抗R27、抵抗R26及び抵抗R25を介して互いに接続されている。これらトランジスタTr41及びTr42の共通接続されたエミッタは、抵抗R27を介してFETQ2のゲートに接続されている。
上記フォトカプラ91〜9nは各々、図2及び図4に示すように、光を発生する発光素子LE2と、発光素子LE2からの光を受光すると導通する受光素子LD2と、から構成されている。これらフォトカプラ91〜9nは、互いに同じ構成であるため、任意のフォトカプラ9pを代表して説明すると、図4に示すように、フォトカプラ9pの受光素子LD2は、抵抗R23及びR24に直列接続されて、別電源Vpの両極間に設けられている。フォトカプラ9pの受光素子LD2の一端は、抵抗R23を介してトランジスタTr41及びTr42のベース(制御端子)に接続されている。
図2に示すように、フォトカプラ91〜9nの発光素子LE2は、互いに直列接続され、最上位のフォトカプラ9nを構成する発光素子LE2の一端が、抵抗Rn11を介してバッテリ8のプラス電位VBATに接続され、最下位のフォトカプラ91を構成する発光素子LE2の他端がトランジスタTr2を介してバッテリ8のマイナス電位GND0に接続されている。上記バッテリ8は、上述したようにマイコン3に電源供給するバッテリである。
上記トランジスタTr2は、図2に示すように、そのエミッタがバッテリ8のマイナス電位GND0に接続され、コレクタが最下位のフォトカプラ91の発光素子LE2に接続され、ベースが抵抗R111を介してマイコン3に接続されている。また、トランジスタTr2のエミッタ−ベース間が、抵抗R112を介して接続されている。
次に、上記レベルシフト回路71〜7n、フォトカプラ91〜9n及びトランジスタTr2の動作について説明する。抵抗R111を介してトランジスタTr2のベースにマイコン3からHレベル(例えば5V)の信号が供給されると、トランジスタTr2がオンする。トランジスタTr2がオンすると、フォトカプラ91〜9nの発光素子LE2に電源が供給され、フォトカプラ91〜9nの発光素子LE2が発光する。フォトカプラ91〜9nの発光素子LE2が発光すると、受光素子LD2がそれを受光して通電する。
以下、代表として任意のレベルシフト回路7pについて考えてみる。受光素子LD2が通電すると、電位VCCp−電位GNDp−1間の電圧を抵抗R24及び抵抗R23で分圧した電圧がトランジスタTr41及びTr42のベースに供給されて、トランジスタTr41及びTr42のベースがエミッタよりも下がる。結果、トランジスタTr41がオンすると共にトランジスタTr42がオフする。これにより、FETQ2のゲートには電位VCCp−電位GNDp−1間の電圧を抵抗R26及びR27で分圧した電圧が入力される。この分圧電圧は電位GNDp−1と近い値になるように抵抗R26及びR27の値が設定されているため、ソース電圧VCCpと差ができ、FETQ2がオンする。
一方、マイコン3が、抵抗R111を介してトランジスタTr2のベースにLレベル(例えば0V)の信号を供給すると、トランジスタTr2がオフする。トランジスタTr2がオフすると、フォトカプラ91〜9nの発光素子LE2に対する電源が遮断され、フォトカプラ91〜9nの発光素子LE2が発光が停止する。これにより、受光素子LD2の通電が遮断され、電圧VCCpがトランジスタTr41及びTr42のベースに供給されて、トランジスタTr41及びTr42のベースがエミッタよりも上がる。結果、トランジスタTr41がオフすると共にトランジスタTr42がオンする。これにより、FETQ2のゲートに電圧VCCpが入力される。このため、ソース電圧VCCpと差がなくなり、FETQ2がオフする。即ち、レベルシフト回路7pは、後述するマイコン3から出力される信号レベルを別電源Vpの両極電位間(電位GNDp−1〜電位VCCp)から成るオンオフ信号にレベルシフトして、FETQ2のゲートに供給している。
上記マイコン3は、周知のマイクロコンピュータから構成され、高圧バッテリBHとは別のバッテリ8から電源供給を受けて動作する。このマイコン3のグランドGND0は、高圧バッテリBHのグランドGND0に接続されている。
次に、上述した構成の均等化装置1の動作について図5を参照して説明する。マイコン3は、自ら均等化が必要と判断した場合や、イグニッションスイッチのオン又はオフなどのトリガに応じて図示しない上位から均等化命令が出力されると(ステップS1でY)、共通接続されたFETQ1のゲート、FETQ2のゲートに互いに同じ位相の例えばHレベル5V、Lレベル0Vのパルス信号を出力して均等化を開始する(ステップS2)。このパルス信号が、各レベルシフト回路61〜6n、71〜7nでレベルシフトされてオンオフ信号としてFETQ1及びQ2のゲートに供給され、FETQ1及びQ2が交互にオンする。FETQ1及びQ2が交互にオンされると、図3(A)及び(B)に示すようにコンデンサCLpが互いに隣り合う単位セルCLp及びCLp+1の一方と他方との間で交互に接続されて、単位セルCL1〜CLnが均等化される。
その後、マイコン3は、例えば自ら均等化停止と判断した場合や、均等化を開始してから所定時間経過するなどのトリガにより、上位から均等化停止命令が出力されると(ステップS3でY)、パルス信号の出力を停止して均等化を停止した後(ステップS4)、処理を終了する。
上述した均等化装置1によれば、マイコン3が、単位セルCL1〜CLnとは別電源8から電源供給を受けて動作する。また、レベルシフト回路61〜6n、71〜7nやフォトカプラ81〜8n、91〜9nが各々、単位セルCL1〜CLnとは別のn個の別電源からの電源供給を受けて動作するので、マイコン3やレベルシフト回路61〜6n、71〜7n、フォトカプラ81〜8n、91〜9nを駆動するために単位セルCL1〜CLnからの電源の持ち出しがなく、単位セルCL1〜CLnの容量を無駄にすることなく均等化ができる。さらに、単位セルCL1〜CLn間の両端電圧のバラツキの原因もなくすことができる。しかも、各単位セルCL1〜CLnのマイナス極に接続された別電源の両極間にフォトカプラ81〜8n、91〜9nを設け、フォトカプラ81〜8n、91〜9nの一端がトランジスタTr21、Tr22及びトランジスタTr41、Tr42のベースに接続されている。即ち、フォトカプラ81〜8n、91〜9nの受光素子LD1、LD2の他端を単位セルCL1のマイナス電位GND0に接続する必要がなく、漏れ電流が流れる経路がなくなり、確実に単位セルCL1〜CL1の両端電圧の均等化を図ることができる。
上述した均等化装置1によれば、マイコン3が、n個のFET対51〜5nを構成する2つのFETQ1及びQ2を交互にオンして、各充電コンデンサCpを互いに隣り合う単位セルCLp及びCLp+1の一方と他方との間で交互に接続するので、n−1個の充電コンデンサC1〜Cn−1を用いて容量の大きい単位セルから容量の小さい単位セルに電荷を移すことができ、高精度に均等化できる。また、複数の充電コンデンサC1〜Cn−1を用いて電荷を移動させているため、迅速に均等化できる。さらに、電圧検出しなくても均等化できるので、車両が走行中や停車中(イグニッションスイッチがオンのとき)でも均等化を実施することができる。
また、上述した均等化装置1によれば、FETQ1に対応して設けられたレベルシフト回路61〜6nに接続されるフォトカプラ81〜8nの受光素子LD1を互いに直列接続し、FETQ2に対応して設けられたレベルシフト回路71〜7nに接続されるフォトカプラ91〜9nの受光素子LD2を直列接続するので、マイコン3と複数のフォトカプラ81〜8n、91〜9nとの間を少なくとも2本の信号線で接続することができ、構成が簡単となる。
また、上述した均等化装置1によれば、レベルシフト回路61〜6n、71〜7nを設けることにより、互いに直列接続された単位セルCL1〜CLnに接続されたFETQ1及びQ2のオンオフを制御できる。また、レベルシフト回路61〜6n、71〜7nをプッシュプル回路を構成するトランジスタTr21及びTr22、トランジスタTr41及びTr42で構成することにより、高速なスイッチング周波数の設定が可能となる。
なお、上述した実施形態によれば、FETQ1に対応して設けられたレベルシフト回路61〜6nに接続されるフォトカプラ81〜8nの発光素子LE1を互いに直列接続し、FETQ2に対応して設けられたレベルシフト回路71〜7nに接続されるフォトカプラ91〜9nの発光素子LE2を直列接続していたが、本発明はこれに限ったものではない。信号線が多くなってもかまわないのならば、図6に示すように、各発光素子LE1及びLE2のカソードをバッテリ8のマイナス電位GND0に接続し、各発光素子LE1及びLE2のアノードを抵抗R101〜Rn01、抵抗R111〜Rn11を介してマイコン3に接続するようにしてもよい。
また、上述した実施形態によれば、n−1個の充電コンデンサC1〜Cn−1を用いて均等化を行っていたが、本発明はこれに限ったものではない。充電コンデンサを1つだけ設けて、これを全ての単位セルCL1〜CLnに順次接続するようにしてもよい。また、充電コンデンサの数mとしては、2≦m≦n−1であってもよい。例えば、n−2個の充電コンデンサC1〜Cn−2で均等化した場合について図7を参照して説明する。
このとき、図7(A)〜(C)に示すように、任意の充電コンデンサCpの両極が3個の隣接する単位セルCLp、CLp+1、CLp+2に順次接続されるように図示しない切替スイッチ部を設ける。そして、マイコン3は、充電コンデンサCpの両極が3個の隣接する単位セルCLp、CLp+1、CLp+2の下位から上位又は上位から下位に向かって順次接続されるように図示しない切替スイッチ部をオンオフする。同様に、例えばm個の充電コンデンサC1〜Cmで均等化する場合は、任意の充電コンデンサCpの両端が(n−m+1)個の隣接する単位セルCLp〜CLp+(n−m+1)の下位から上位又は上位から下位に向かって順次接続されるように図示しない切替スイッチ部を設け、マイコン3により充電コンデンサpの両極が(n−m+1)個の隣接する単位セルCLp〜CLp+(n−m+1)の下位から上位又は上位から下位に向かって順次接続されるように切替スイッチ部をオンオフする。このとき、各充電コンデンサC1〜Cmが接続される(n−m+1)個の単位セルの最下位は互いに異なる単位セルである。
また、上述した実施形態によれば、マイコン3と各フォトカプラ81〜8n、91〜9nとの間は二本の信号線で接続されていたが、本発明はこれに限ったものではない。さらに、トランジスタTr1及びTr2のベースを共通接続して、一本の信号線で接続するようにしてもよい。
また、上述した実施形態によれば、FETQ1及びFETQ2は、同時にオンオフを切り替えていたが、本発明はこれに限ったものではない。同時にFETQ1及びQ2のオンオフを切り替えると、単位セルCL1〜CLnがショートしてうまく動作しない場合があるため、FETQ1のオンからオフの切り替えに少し遅延して、FETQ2をオフからオンに切り替えるようにし、FETQ2のオンからオフの切り替えに少し遅延して、FETQ1をオフからオンに切り替えるようにしてもよい。遅延を設けるには、制御ソフト上で遅延させる方法と、ハード設計で遅延させる方法と、がある。制御ソフト上で遅延させる方法は、マイコン3から出力する信号を遅延させる。ハード設計で遅延させる方法は、マイコン3から引き出される信号ラインにコンデンサを設置することが考えられる。例えば、図2のFETQ1、Q2のうち遅延させたい方のゲート手前にコンデンサを接続するなどが考えられる。
また、上述した実施形態によれば、レベルシフト回路61〜6nはそれぞれ、2つのトランジスタTr21及びTr22から構成され、レベルシフト回路71〜7nも2つのトランジスタTr41及びTr42から構成されていたが、本発明はこれに限ったものではない。レベルシフト回路61〜6n、71〜7nとしては、例えば、1つのトランジスタとこのトランジスタに直列に接続された抵抗とから構成されていてもよい。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 均等化装置
3 マイコン(スイッチ制御手段)
8 別電源
81〜8n フォトカプラ(光スイッチ)
91〜9n フォトカプラ(光スイッチ)
61〜6n レベルシフト回路
71〜7n レベルシフト回路
C1〜Cn−1 充電コンデンサ
LE1 発光素子
LE2 発光素子
Q1 FET(第1半導体スイッチ)
Q2 FET(第1半導体スイッチ)
Tr21 トランジスタ(第2半導体スイッチ)
Tr22 トランジスタ(第2半導体スイッチ)
Tr41 トランジスタ(第2半導体スイッチ)
Tr42 トランジスタ(第2半導体スイッチ)

Claims (4)

  1. 充電コンデンサと、互いに直列接続された複数の単位セルの両端に前記充電コンデンサを順次接続して前記単位セルの両端電圧を均等化するために前記単位セルの両端に各々設けられた一対の第1半導体スイッチと、を備えた均等化装置において、
    前記単位セルとは別に前記単位セル毎に1つ設けられ前記各単位セルの一方極に接続された複数の別電源と、
    前記第1半導体スイッチ毎に設けられたレベルシフト回路であって、当該第1半導体スイッチが設けられた単位セルに接続された前記別電源の両極間に設けられた第2半導体スイッチから構成され、前記第2半導体スイッチのオンオフによって前記別電源の両極電位間から成るオンオフ信号を前記第1半導体スイッチの制御端子に出力する一対のレベルシフト回路と、
    前記別電源の両極間にそれぞれ設けられた複数の光スイッチと、を備え、
    前記光スイッチの一端が前記第2半導体スイッチの制御端子に接続されている
    ことを特徴とする均等化装置。
  2. 前記レベルシフト回路は、互いに極性が異なり、直列接続された一対の第2半導体スイッチから構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の均等化装置。
  3. 前記単位セルは、n個(n≧3)以上設けられ、
    前記充電コンデンサは、m個(2≦m≦n−1)設けられ、
    前記第1半導体スイッチは、前記各充電コンデンサの両極が(n−m+1)個の隣接する単位セルに順次接続されるように設けられ、
    前記各充電コンデンサの両極が(n−m+1)個の隣接する単位セルの下位から上位又は上位から下位に向かって順次繰返し接続されるように前記第1半導体スイッチをオンオフするスイッチ制御手段と、を備え、
    前記各充電コンデンサが接続される前記(n−m+1)個の単位セルの最下位は互いに異なる単位セルである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の均等化装置。
  4. m=n−1であり、
    前記各単位セルの両端には、前記一対の第1半導体スイッチが互いに直列接続され、
    前記充電コンデンサが、互いに隣り合う前記単位セルのうち一方の両端に各々接続された前記一対の第1半導体スイッチ素子の接続点と、他方の両端に接続された前記一対の第1半導体スイッチ素子の接続点と、の間に各々接続され、
    前記スイッチ制御手段が、前記一対の第1半導体スイッチを交互にオンして、前記各充電コンデンサを前記互いに隣り合う単位セルの一方と他方との間で交互に接続し、
    前記一対の第1半導体スイッチのうち一方に対応して設けられた前記レベルシフト回路に接続される前記光スイッチの発光素子を互いに直列接続し、
    前記一対の第1半導体スイッチのうち他方に対応して設けられた前記レベルシフト回路に接続される前記光スイッチの発光素子を直列接続する
    ことを特徴とする請求項3に記載の均等化装置。
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