JP5935783B2 - 画像形成装置、画像形成システム及び画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置、画像形成システム及び画像形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5935783B2
JP5935783B2 JP2013234583A JP2013234583A JP5935783B2 JP 5935783 B2 JP5935783 B2 JP 5935783B2 JP 2013234583 A JP2013234583 A JP 2013234583A JP 2013234583 A JP2013234583 A JP 2013234583A JP 5935783 B2 JP5935783 B2 JP 5935783B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
transfer
roller pair
detection sensor
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013234583A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015094876A (ja
Inventor
慎吾 青木
慎吾 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2013234583A priority Critical patent/JP5935783B2/ja
Priority to US14/535,815 priority patent/US9195199B2/en
Publication of JP2015094876A publication Critical patent/JP2015094876A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5935783B2 publication Critical patent/JP5935783B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6555Handling of sheet copy material taking place in a specific part of the copy material feeding path
    • G03G15/6558Feeding path after the copy sheet preparation and up to the transfer point, e.g. registering; Deskewing; Correct timing of sheet feeding to the transfer point
    • G03G15/6567Feeding path after the copy sheet preparation and up to the transfer point, e.g. registering; Deskewing; Correct timing of sheet feeding to the transfer point for deskewing or aligning
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H23/00Registering, tensioning, smoothing or guiding webs
    • B65H23/02Registering, tensioning, smoothing or guiding webs transversely
    • B65H23/032Controlling transverse register of web
    • B65H23/038Controlling transverse register of web by rollers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H7/00Controlling article feeding, separating, pile-advancing, or associated apparatus, to take account of incorrect feeding, absence of articles, or presence of faulty articles
    • B65H7/02Controlling article feeding, separating, pile-advancing, or associated apparatus, to take account of incorrect feeding, absence of articles, or presence of faulty articles by feelers or detectors
    • B65H7/06Controlling article feeding, separating, pile-advancing, or associated apparatus, to take account of incorrect feeding, absence of articles, or presence of faulty articles by feelers or detectors responsive to presence of faulty articles or incorrect separation or feed
    • B65H7/10Controlling article feeding, separating, pile-advancing, or associated apparatus, to take account of incorrect feeding, absence of articles, or presence of faulty articles by feelers or detectors responsive to presence of faulty articles or incorrect separation or feed responsive to incorrect side register
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H9/00Registering, e.g. orientating, articles; Devices therefor
    • B65H9/002Registering, e.g. orientating, articles; Devices therefor changing orientation of sheet by only controlling movement of the forwarding means, i.e. without the use of stop or register wall
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
    • G03G15/043Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material with means for controlling illumination or exposure
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00535Stable handling of copy medium
    • G03G2215/00556Control of copy medium feeding
    • G03G2215/00561Aligning or deskewing
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00535Stable handling of copy medium
    • G03G2215/00717Detection of physical properties
    • G03G2215/00721Detection of physical properties of sheet position

Description

本発明は、用紙などの記録媒体が蛇行することによる画像の転写位置の片寄りを補正する画像形成装置、画像形成システム及び画像形成方法に関する。
画像形成装置では、帯電させた感光体を画像データに基づいて露光して静電潜像を形成し、この感光体に現像剤(トナー)を付着させることにより静電潜像をトナー像として現像する。そして、このトナー像を用紙等の記録媒体(以下、用紙という)に転写し、定着ローラにより、トナー像が転写された用紙を加熱及び加圧することによって、トナー像を用紙に定着させる。
このような画像形成装置において、用紙が搬送中にずれて、基準位置から一方に片寄った状態で転写位置を通過すると、用紙に転写される画像の位置がずれてしまうという問題が発生する。また、転写時に、転写前ローラ、2次転写部及び定着ローラに同時に狭持された状態で搬送されるような長尺紙を用いる場合、ローラ径のばらつきなどにより、用紙が蛇行しやすい。
これに対し、従来、搬送される用紙のずれを検知して、画像の書き込み位置を補正する技術が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1に記載の画像形成装置では、用紙の幅方向の端部位置の検出を用紙の搬送中にも行うことで、ずれが発生した場合には常に書き込み位置の補正が為される。
特開平8−230231号公報
ところで、搬送される用紙のずれを検知して画像の書き込み位置を補正する場合、蛇行した用紙が基準位置から斜めの状態で転写位置を通過すると、用紙の蛇行角度に応じて画像角度(縦倍率及び横倍率)を変える必要がある。そのため、画像の書き込み制御が複雑となり、用紙に対する画像の補正が困難になる。この結果、用紙に対する画像の位置精度が安定しない。
そこで、本発明は、用紙が蛇行した場合にも、精度良く画像を書き込むことができる画像形成装置、画像形成システム、及び、画像形成方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の画像形成装置及び画像形成システムは、転写部と、転写前ローラ対と、定着部と、第1の検出センサと、第2の検出センサと、制御部とを備える。転写部は、感光体から転写された未定着のトナー像を担持し、そのトナー像を記録媒体に転写する。転写前ローラ対は、転写部の上流側に設けられ、記録媒体を転写部側に搬送する。定着部は、転写部の下流側に設けられ、トナー像を担持する記録媒体を定着ローラ対の間を通過させてトナー像を記録媒体に定着させる。第1の検出センサは、転写部と転写前ローラ対との間に設けられ、転写部と転写前ローラ対との間に位置する記録媒体の位置を検出する。第2の検出センサは、転写部の下流側に設けられ、転写ローラの下流側に位置する記録媒体の位置を検出する。制御部は、第1の検出センサ及び第2の検出センサで検出されたそれぞれの検出値x1,及びx2から、記録媒体の片寄り量を算出し、その片寄り量に基づき転写前ローラ対を揺動させると共に、第2の検出センサで検出された検出値x2に基づいて感光体への画像の書き込み位置を調整する。
また、本発明の画像形成方法は、上述の画像形成装置において、転写部、転写前ローラ対及び定着ローラ対で狭持された記録媒体の位置を、第1の検出センサと、第2の検出センサとで検出する。そして、第1の検出センサ及び第2の検出センサで検出されたそれぞれの検出値x1,及びx2から、記録媒体の片寄り量を算出する。そして、算出され片寄り量に基づいて転写前ローラ対を揺動させると共に、第2の検出センサで検出された検出値x2に基づいて感光体への画像の書き込み位置を調整する。
本発明の画像形成装置、画像形成システム及び画像形成方法では、第1の検出センサ及び第2の検出センサで、転写前ローラ対、転写部及び定着ローラ対に狭持された用紙の蛇行状態を検知する。そして、転写前ローラ対を揺動させることで記録媒体の片寄りを補正する。また、感光体への画像の書き込み位置を調整することで、記録媒体への転写される画像位置の転写位置ずれが抑制される。
本発明によれば、記録媒体が蛇行した場合でも、記録媒体に対する画像位置精度を安定して維持することができる。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 第1の実施形態に係る用紙位置検出センサを含む要部を上面からみた図であり、一部ブロック図で示す。 レジスト揺動機構の概略構成図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の制御方法を示すフローチャートである。 用紙が2次転写部で蛇行し、一方に片寄って搬送されている様子を示す図である。 図6Aは、ジョブの作動時において用紙が搬送される様子を示す図である。また、図6Bは、ジョブ停止時において、感光体への画像の書き込みの停止と、用紙の位置をリセットする様子を示す図である。 レジストローラ対の揺動を実施した後の様子を示す図である。 第2の実施形態に係る用紙位置検出センサを含む要部を上面からみた図であり、一部ブロック図で示す。 第2の実施形態に係る画像形成装置の制御方法を示すフローチャートである。 用紙が2次転写部で蛇行し、一方に片寄って搬送される様子を示す図である。 レジストローラ対及び定着ローラ対の揺動を実施した後の様子を示す図である。
以下に、本発明の実施形態に係る画像形成装置、画像形成システム及び画像形成方法の一例を、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではない。
〈1.第1の実施形態:転写前ローラを揺動させて用紙の位置補正を行う画像形成装置〉
[1−1.画像形成装置全体の構成]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置1の概略構成図である。本実施形態の画像形成装置1は、電子写真方式により用紙に画像を形成するものであり、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の4色のトナーを重ね合わせるタンデム形式のカラー画像形成装置である。
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置1は、原稿搬送部10と、用紙収納部20と、画像読取部30と、画像形成部40と、中間転写ベルト50と、搬送部23と、2次転写部70と、定着部80と、用紙位置検出センサ90とを備える。
原稿搬送部10は、原稿をセットする原稿給紙台11と、複数のローラ12とを有している。原稿搬送部10の原稿給紙台11にセットされた原稿Gは、複数のローラ12によって、画像読取部30の読み取り位置に1枚ずつ搬送される。画像読取部30は、原稿搬送部10によって搬送された原稿G又は原稿台13に載置された原稿の画像を読み取って、画像信号を生成する。
用紙収納部20は、装置本体の下部に配置されており、用紙Sのサイズに応じて複数設けられている。この用紙Sは、給紙部21により給紙されて搬送部23に送られる。また、用紙収納部20の近傍には、手差部22が設けられている。この手差部22からは、用紙収納部20に収納されていないサイズの用紙やタグを有するタグ紙、OHPシート等の特殊紙が転写位置へ送られる。
搬送部23は、2次転写部70の上流側に設けられ、搬送ローラと、2次転写部70の近傍に設けられたレジストローラ対231(本発明の転写前ローラ対)とを備える。レジストローラ対231は、駆動ローラ231bと、駆動ローラ231bの上側に圧接した状態で配置された従動ローラ231aとからなる一対のローラで構成されている。そして、駆動ローラ231bと従動ローラ231aとの間に構成されるニップ部が用紙Sの搬送経路となる。
給紙部21より給紙されて搬送部23に送られてくる用紙Sは、搬送ローラ及びレジストローラ対231により転写位置である2次転写部70に搬送される。レジストローラ対231は、2次転写部70においてトナー像の転写が可能になるタイミングで、用紙Sを2次転写部70に送り出す。また、レジストローラ対231は、従動ローラ231a及び駆動ローラ231bの軸方向に揺動可能に設けられている。レジストローラ対231の揺動機構については後述する。
画像読取部30と用紙収納部20の間には、画像形成部40と中間転写ベルト50が配置されている。画像形成部40は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色のトナー像を形成するために、4つの画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kを有する。
第1の画像形成ユニット40Yはイエローのトナー像を形成し、第2の画像形成ユニット40Mはマゼンダのトナー像を形成する。また、第3の画像形成ユニット40Cは、シアンのトナー像を形成し、第4の画像形成ユニット40Kは、ブラックのトナー像を形成する。これら4つの画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kは、それぞれ同一の構成を有しているため、ここでは代表して第1の画像形成ユニット40Yについて説明する。
第1の画像形成ユニット40Yは、ドラム状の感光体41と、感光体41の周囲に配置された帯電部42と、露光部43と、現像部44と、クリーニング部45を有している。感光体41は、駆動モータ(図示を省略する)によって反時計回りに回転する。帯電部42は感光体41に電荷を与え感光体41の表面を一様に帯電する。露光部43は、原稿Gから読み取られた画像データに基づいて、感光体41の表面に対して露光操作を行い感光体41に静電潜像を形成する。
現像部44は、感光体41に形成された静電潜像にイエローのトナーを付着させる。これにより、感光体41の表面には、イエローのトナー像が形成される。なお、第2の画像形成ユニット40Mの現像部44は、感光体41にマゼンダのトナーを付着させ、第3の画像形成ユニット40Cの現像部44は、感光体41にシアンのトナーを付着させる。そして、第4の画像形成ユニット40Kの現像部44は、感光体41にブラックのトナーを付着させる。
感光体41上に付着したトナーは、中間転写ベルト50に転写される。クリーニング部45は、中間転写ベルト50に転写した後、感光体41の表面に残留しているトナーを除去する。
中間転写ベルト50は、無端状に形成されており、駆動モータ(図示を省略する)で感光体41の回転方向とは逆方向の時計回りに回転する。中間転写ベルト50における各画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kの感光体41と対向する位置には、1次転写部51が設けられている。この1次転写部51は、中間転写ベルト50にトナーと反対の極性を印加することで、感光体41上に形成されたトナー像を中間転写ベルト50に転写させる。
そして、中間転写ベルト50が回転することで、中間転写ベルト50の表面には、4つの画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kで形成されたトナー像が順次転写される。これにより、中間転写ベルト50上には、イエロー、マゼンダ、シアン及びブラックのトナー像が重なり合いカラー画像が形成される。
中間転写ベルト50の近傍で、かつ搬送部23の下流側には、2次転写部70(本発明の転写部)が配置されている。2次転写部70は、中間転写ベルト50が張架された転写上ローラ70aと、中間転写ベルト50を挟んで転写上ローラ70a側に押圧された転写下ローラ70bからなる転写ローラ対で構成されている。2次転写部70では、搬送部23においてレジストローラ対231で狭持されて搬送されてきた用紙Sを転写下ローラ70bで中間転写ベルト50側に押圧する。そして、2次転写部70は、搬送部23から送られてきた用紙S上に中間転写ベルト50に形成されたカラーのトナー像を転写する。クリーニング部52は、用紙Sに転写した後、中間転写ベルト50の表面に残留しているトナーを除去する。
定着部80は、2次転写部70の、用紙Sが搬送される下流側(排出側)に設けられており、一対の上定着ローラ81a及び下定着ローラ81bからなる定着ローラ対81を有する。定着部80では、未定着のトナー像を有する用紙Sを上定着ローラ81a及び下定着ローラ81bで狭持して加圧加熱することに、用紙Sにトナー像を定着させる。
用紙位置検出センサ90は、第1の検出センサ91と第2の検出センサ92で構成されており、レジストローラ対231、2次転写部70及び定着ローラ対81で狭持された用紙Sの片寄りを検出する。そして、検出された値は、制御部260(図2参照)に送られ、制御部260では、その検出値に基づきレジストローラ対231の揺動及び感光体41への画像(静電潜像)の書き込み位置を制御する。用紙位置検出センサ90の構成及び、レジストローラ対231の揺動及び画像の書き込み位置の制御方法については後で詳述する。
定着部80の下流には、切換ゲート24が配置されている。切換ゲート24は、定着部80を通過した用紙Sの搬送経路を切り換える。すなわち、切換ゲート24は、片面画像形成におけるフェースアップ排紙を行う場合に、用紙Sを直進させる。これにより、用紙Sは、一対の排紙ローラ25によって排紙される。また、切換ゲート24は、片面画像形成における画像形成面を下方に向けて排紙するフェースダウン排紙、及び、両面画像形成を行う場合に、用紙Sを下方に案内する。
フェースダウン排紙を行う場合は、切換ゲート24によって用紙Sを下方に案内した後に、用紙反転搬送部26によって表裏を反転して上方に搬送する。これにより、用紙Sは、一対の排紙ローラ25によって排紙される。両面画像形成を行う場合は、切換ゲート24によって用紙Sを下方に案内した後に、用紙反転搬送部26によって表裏を反転し、再給紙路27により再び用紙を転写位置へ送る。
また、一対の排紙ローラ25の下流側に、用紙Sを折ったり、用紙Sに対してステーブル処理等を行ったりする後処理装置を配置してもよい。
[1−2.要部の構成]
次に、本実施形態の画像形成装置1の要部の構成について詳述する。図2は、用紙位置検出センサ90を含む要部を上面からみた図であり、一部ブロック図で示す。図2において、図1に対応する部分には同一符号を付す。また、説明をわかりやすくするため、図2の、矢印Aで示す方向をプラス方向、矢印Bで示す方向をマイナス方向として説明する。
第1の検出センサ91は、2次転写部70とレジストローラ対231との間に配置され、制御部260により駆動制御される。第1の検出センサ91は、搬送される用紙Sの基準位置からの片寄りを検知する片寄り検知部としての機能を有する。第1の検出センサ91は、用紙Sの搬送方向と平行な用紙の一側端部の位置を周期的に読み取り、読み取った情報を制御部260に出力する。制御部260は、第1の検出センサ91から受信した情報に基づいて、用紙Sの基準位置に対する片寄り位置を算出する。
第2の検出センサ92は、定着ローラ対81の近傍であって定着ローラ対81の下流側に配置され、制御部260により駆動制御される。第2の検出センサ92は、第1の検出センサ91と同様、搬送される用紙Sの基準位置からの片寄りを検知する片寄り検知部としての機能を有する。第2の検出センサ92は、用紙Sの搬送方向と平行な用紙の一側端部の位置を周期的に読み取り、読み取った情報を制御部260に出力する。制御部260は、第2の検出センサ92から受信した情報に基づいて、用紙Sの基準位置に対する片寄り位置を算出する。
第1の検出センサ91及び第2の検出センサ92には、複数の光電変換素子を用紙Sの搬送方向に直交する用紙幅方向に沿って直線状に配列したラインセンサ、又は、光電変換素子をマトリクス状に配置したイメージセンサが使用される。ラインセンサ及びイメージセンサとしては、CCD型のイメージセンサや、CMOS型(MOS型を含む)のイメージセンサを利用できる。
制御部260は、第1の検出センサ91で検出した検出値に基づいて算出した用紙Sの片寄り位置と、第2の検出センサ92で検出した検出値に基づく用紙Sの片寄り位置との差分を算出する。そして、制御部260は、その差分の大きさに応じて、レジストローラ対231の揺動及び感光体41への画像の書き込み位置の調整、又は、ジョブの停止を行う。この制御方法については後で詳述する。
また、図2では図示を省略するが、レジストローラ対231を構成するそれぞれのローラの支軸の端部には、レジストローラ対231を用紙Sの搬送方向と直交する方向に揺動させるレジスト揺動機構が設けられている。そして、レジストローラ対231は、制御部260から送られてくる信号に基づいて、レジストローラ対231を軸方向に揺動する。ここで、レジストローラ対231のプラス方向への揺動可能な最大幅を+Pmaxとし、マイナス方向への揺動可能な最大幅を−Pmaxとする。なお、最大幅+Pmax、−Pmaxは「正」の値であるものとする。
図3は、レジスト揺動機構250の概略構成図である。ここでは、レジストローラ対231のうち、代表して下側の駆動ローラ231bのレジスト揺動機構250について説明する。駆動ローラ231bの回転軸233は、軸受234によって回転可能に、かつ、軸方向に変位可能に保持されている。この回転軸233には、回転軸233の直径よりも大きい内径を有する中空の環状部材236が嵌合している。環状部材236は、回転軸233に取り付けられた一対のC型止め輪235の間に挟まれることにより、回転軸233に対する相対的な変位が規制されている。
環状部材236の表面には、軸方向に沿って直線状に歯部236aが形成されている。この環状部材236の歯部236aは、ステッピングモータ238のモータ軸に取り付けられたギア237と噛み合っている。ステッピングモータ238を正方向又は逆方向に回転駆動させると、その駆動力がギア237、環状部材236及びC型止め輪235を介して回転軸233に伝達されて、駆動ローラ231bが用紙Sの搬送方向と直交する方向に揺動する。
なお、駆動ローラ231bにおいては、回転軸233の端部に、ギア239が取り付けられており、モータ241のモータ軸に取り付けられたギア240がこのギア239と噛み合っている。これらのギア239及び240としては、スラスト方向に変位可能な平歯車が用いられており、また、駆動ローラ231bの揺動によってスラスト方向に変位しても噛み合わせを維持するように幅(図3の縦方向の寸法)の大きいものが用いられている。モータ241を回転駆動させると、その駆動力がギア240とギア239とを介して回転軸233に伝達されて駆動ローラ231bが回転する。その際、回転軸233にC型止め輪235で取り付けられている環状部材236は、その内径が回転軸233の直径よりも大きいので回転しない。
長尺紙やロール紙等のように、搬送方向の幅が長い用紙に転写する場合、レジストローラ対231、2次転写部70、及び定着ローラ対81におけるローラ径の違い等により用紙が蛇行しやすい。本実施形態の画像形成装置1では、レジストローラ対231、2次転写部70、及び、定着ローラ対81に同時に狭持された状態で搬送される長尺紙やロール紙等の用紙Sの片寄りを検出することができる。そして、用紙位置検出センサ90で検出された値に基づいてレジストローラ対231を揺動することにより、用紙Sの片寄りを補正することができる。
また、用紙位置検出センサ90で検出された値に基づいて感光体41に書き込まれる画像の位置を、図2の幅Wの範囲内で調整することができる。本実施形態では、用紙Sの片寄りを補正すると共に、感光体41への画像の書き込み位置も調整することができるので、用紙に対する画像位置精度を安定させることができる。
[1−3.画像形成装置の制御方法(画像形成方法)]
次に、用紙位置検出センサ90で検出された検出値に基づく画像形成装置1の制御方法について説明する。図4は、本実施形態の画像形成装置1の制御方法を示すフローチャートである。また、図5は、用紙Sが2次転写部70で蛇行し、一方に片寄って搬送されている様子を示す図である。図5において、用紙Sの基準の位置(初期位置)を二点鎖線で示し、片寄って搬送された場合の用紙Sの位置を実線で示す。
画像形成に係るジョブが開始されると、例えば給紙部21が動作され用紙収納部20から用紙Sが供給され、これにより通紙が開始される(ステップS1)。
給紙開始後、搬送部23により用紙Sを搬送し、用紙Sの先端を回転停止しているレジストローラ対231のニップ部に当接して停止させる。これにより、用紙Sの姿勢及び搬送タイミングを調整する。次に、レジストローラ対231を回転駆動することにより用紙Sを2次転写部70側に搬送する。そして、2次転写部70を通過する際に中間転写ベルト50からトナー像が用紙Sに転写され、その後、トナー像が転写された用紙Sが定着ローラ対81のニップ部を通過することによりトナー像が用紙Sに定着する。
そして、第1の検出センサ91及び第2の検出センサ92の直下を用紙Sが通過しているタイミングで、第1の検出センサ91及び第2の検出センサ92で用紙Sの位置を検出する(ステップS2)。このとき、用紙Sは、レジストローラ対231、2次転写部70及び定着ローラ対81の三点で狭持された状態である。
第1の検出センサ91は、レジストローラ対231の近傍であって、レジストローラ対231の下流の位置で、用紙Sの搬送方向に直交する用紙幅方向の側部の位置を検知し、その検知結果を制御部260に出力する。また、第2の検出センサ92は、定着ローラ対81の近傍であって、定着ローラ対81の下流の位置で、用紙Sの搬送方向に直交する用紙幅方向の側部の位置を検知し、その検知結果を制御部260に出力する。
制御部260は、第1の検出センサ91及び第2の検出センサ92から送られてきた位置情報と、基準の位置情報とを照らし合わせ、それぞれの位置での用紙Sの片寄り位置x1、x2を決定する。このとき、例えば、基準の位置(初期位置)に対して用紙の片寄り方向が図5のプラス方向である場合には、片寄り位置を「正」とし、用紙Sの片寄り方向が図5のマイナス方向である場合には、片寄り位置を「負」として、片寄り位置x1、x2を決定する。すなわち、片寄り位置x1,x2は、それぞれ、基準位置からの片寄り方向(変位方向)と、片寄り量(変位量)で決定される。そして、制御部260は、以下の式により、片寄り位置x1、x2から片寄り量Δxを算出する(ステップS3)。
Δx=x2−x1
次に、制御部260において、片寄り量Δxの絶対値|Δx|が、用紙調整最小値minよりも大きいか小さいかを判定する(ステップS4)。用紙調整最小値minは、用紙Sの位置の補正を必要としない範囲で決定されており、この値は、機器の仕様によって異なる。本実施形態では、用紙調整最小値minは、例えば1mmに設定されるものとする。|Δx|が用紙調整最小値minと同じ値、又は、小さい場合(ステップで「NO」の判定)にはレジストローラ対231の揺動は為されず、通常の転写が行われる(ステップS5)。
一方、|Δx|が用紙調整最小値minよりも大きい場合(ステップで「YES」の判定)には、制御部260において、片寄り量Δxの絶対値がレジストローラ対231の揺動可能な最大幅よりも大きいか小さいかを判定する(ステップS6)。
片寄り量Δxが「正」の場合は、レジストローラ対231は図5のプラス方向に揺動する必要があるので、プラス方向に揺動可能な最大幅+Pmaxと|Δx|とを比較する。また、片寄り量Δxが「負」の場合は、レジストローラ対231は、図5のマイナス方向に揺動する必要があるので、マイナス方向に揺動可能な最大幅−Pmaxと|Δx|とを比較する。なお、レジストローラ対231の揺動可能な最大幅は、機器の仕様によって異なるが、初期位置からプラス方向及びマイナス方向に5mm程度である。
片寄り量Δxが「正」で、|Δx|>+Pmaxの場合、又は、片寄り量Δxが「負」で、|Δx|>−Pmaxの場合(ステップS4で「NO」の判定)には、制御部260は、ジョブを停止する(ステップS7)。
図6Aは、ジョブの作動時において用紙Sが搬送される様子を示す図である。また、図6Bは、ジョブ停止時において、感光体41への画像の書き込みの停止と、用紙Sの位置をリセットする様子を示す図である。
図6Aに示すように、ジョブの作動時には、感光体41から中間転写ベルト50へのトナー像の転写がなされる。そして、中間転写ベルト50に転写されたトナー像は、2次転写部70において用紙S上に転写され、用紙S表面に転写されたトナー像は、定着ローラ対81のニップ部を通過することで加熱圧着される。
一方、ジョブが停止されると、図6Bに示すように、制御部260は、感光体41への画像の書き込みを停止する(ステップS8)。そして、中間転写ベルト50上に転写されている未定着のトナー像を全て用紙Sに転写させた後、定着ローラ対81まで用紙Sを搬送して用紙Sにトナー像を定着させる(ステップS9)。これにより、中間転写ベルト50上に未定着のトナー像が残らないようにする。そして、制御部260は、最後の未定着のトナー像が転写された部分が定着ローラ対81から排出されるタイミングで用紙Sの搬送を停止する(ステップS10)。
用紙搬送の停止後、制御部260は、図6Bに示すように、定着ローラ対81を構成する下定着ローラ81bと上定着ローラ81aとを離間する。そして、後述するレジストローラ対231の揺動及び感光体41への画像の書き込み位置の補正によりレジストローラ対231の位置や画像の書き込み位置が基準の位置から変わっている場合は、それらを基準の位置に戻し、再び、定着ローラ対81を互いに圧着する(ステップS11)。これにより、用紙Sの片寄りは一度リセットされ、用紙Sは基準の位置で定着ローラ対81、2次転写部70、及びレジストローラ対231に狭持された状態となる。その後、制御部260は、感光体41への画像の書き込み及び用紙Sの搬送作業を開始し(ステップS12)、トナー像の転写及び定着を行う(ステップS15)。
一方、片寄り量Δxが「正」で、|Δx|≦+Pmaxの場合、又は、片寄り量Δxが「負」で、|Δx|≦−Pmaxの場合(ステップS4で「YES」の判定)には、制御部260は、感光体41への画像の書き込み位置を用紙Sの移動に合わせて移動制御する。後述するが、用紙Sの移動はレジストローラ対231を揺動し、用紙Sを第2の検出センサ92で検知された片寄りに合わせて行う。このため、用紙Sは、基準の中心位置x0から片寄り量x2だけ平行移動した位置にくる。そこで、感光体41への画像の書き込み位置は、書き込まれる画像の中心位置がx0+x2となるように移動する(ステップS13)。
次に、制御部260は、片寄り量Δxに基づいてレジストローラ対231の揺動を実施する(ステップS14)。レジストローラ対231の揺動は、レジストローラ対231のニップ部に用紙Sをニップした状態で行う。このとき、片寄り量Δxが「正」の場合は、制御部260はレジストローラ対231を|Δx|分だけプラス方向に揺動する。また、片寄り量Δxが「負」の場合は、制御部260はレジストローラ対231を|Δx|分だけマイナス方向に揺動する。
また、レジストローラ対231の揺動は、2次転写部70において用紙Sに転写されるトナー像が中間転写ベルト50に形成されていない期間、すなわち、未画像期間に行われるのが好ましい。未画像期間にレジストローラ対231の揺動を実施することで、トナー像の転写位置がずれてしまうのを防ぐことができる。
また、レジストローラ対231の揺動スピードは、未画像期間に応じて可変制御するのが好ましい。例えば、未画像期間が長く、用紙の搬送方向において、トナー像が形成されない画像未形成部の幅が広い場合には、レジストローラ対231の揺動スピードをできるだけ遅くし、用紙Sに次のトナー像が転写される直前に揺動が終わるようにする。揺動スピードを遅くすることにより、用紙Sが移動することによって発生し得る用紙Sへのシワを防止することができる。逆に、未画像期間が短く、画像が形成されない画像未形成部の幅が狭い場合には、レジストローラ対231の揺動スピードをできるだけ早くし、用紙Sに次のトナー像が転写される直前に揺動が終わるようにする。
図7はレジストローラ対231の揺動を実施した後の様子を示す図である。図7に示すように、レジストローラ対231を揺動し用紙Sを移動することにより、定着ローラ対81近傍での片寄り量x2を基準にして用紙Sの片寄りが補正される。すなわち、用紙Sは、全体が基準の位置からx2だけレジストローラ対231の軸方向に平行移動する。
そして、用紙Sの移動が終わった後に、トナー像の転写及び定着が行われる。用紙Sが移動した後に2次転写部70で転写されるトナー像は、感光体41への書き込み位置が移動された画像である。したがって、2次転写部70においては、用紙Sの適切な位置への書き込みが行われる。また、用紙Sの片寄りも補正されているため、用紙Sに対する画像位置のばらつきなども抑制される。
以上のような用紙位置検出センサ90による用紙Sの位置検出は、機器の大きさや仕様等によっても異なるが、例えば1秒毎に行い、図4を用いて説明したステップS4〜ステップS15の処理を繰り返す。これにより、1枚の用紙Sにトナー像が転写される期間中、用紙Sへのトナー像の転写位置を最適に維持することができる。また、レジストローラ対231を揺動させた場合、揺動可能な最大幅+Pmaxと−Pmaxは初期値から随時変化する。ステップS6において、|Δx|と+Pmax、又は|Δx|と−Pmaxとの比較を行う場合には、その時点におけるレジストローラ対231のプラス方向及びマイナス方向への揺動可能な最大幅が、新たな+Pmax及び−Pmaxとして設定される。
本実施形態の画像形成装置1では、レジストローラ対231の近傍に第1の検出センサ91を配置し、定着ローラ対81の近傍に第2の検出センサ92を配置することで、長尺紙やロール紙の蛇行を検出することができる。そして、第1の検出センサ91及び第2の検出センサ92のそれぞれの検出値の差分に基づいてレジストローラ対231を揺動させることで、用紙が搬送中に蛇行した場合でも、用紙の搬送方向と直交する幅方向の側部が用紙搬送方向に平行になるように補正することができる。
そして、本実施形態の画像形成装置1では、第1の検出センサ91及び第2の検出センサ92のそれぞれの検出値の差分に基づいて、感光体41への画像の書き込み位置も補正する。これにより、用紙に対する画像位置のばらつきが抑制され、画像位置精度の向上が図られる。また、画像位置の補正は、感光体41に対して書き込まれる画像の中心位置を変えるように補正すればよく、画像角度などの調整が必要ない。このため、画像書き込み制御が容易である。
〈2.第2の実施形態:レジストローラ対及び定着ローラ対を揺動させて用紙の位置補正を行う画像形成装置〉
[2−1.要部の構成]
次に、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置について説明する。図8は、本実施形態の画像形成装置100の用紙位置検出センサ90を含む要部を上面からみた図である。本実施形態の画像形成装置100は、用紙Sの位置補正の際に定着ローラ対81も揺動させる点で、第1の実施形態と異なる。その他の構成は、第1の実施形態と同様であるから、図8において、図2に対応する部分には同一符号を付し重複説明を省略する。また、本実施形態の画像形成装置100の全体の構成は、図1と同様であるので図示を省略する。
図8においては図示を省略するが、定着ローラ対81を構成するそれぞれのローラの支軸の端部には、定着ローラ対81を用紙Sの搬送方向と直交する方向に揺動させる定着ローラ揺動機構が設けられている。定着ローラ揺動機構の構成は、図3を用いて説明したレジスト揺動機構と同じであるから、図示を省略し、重複説明を省略する。説明をわかりやすくするため、図8の、矢印Aで示す方向をプラス方向、矢印Bで示す方向をマイナス方向として説明する。
定着ローラ対81は、制御部260から送られてくる信号に基づいて、定着ローラ対81の軸方向に揺動する。ここで、定着ローラ対81のプラス方向に揺動可能な最大幅を+Tmaxとし、マイナス方向に揺動可能な最大幅をマイナス方向に揺動可能な最大幅を−Tmaxとする。なお、以下の説明では、最大幅+Tmax、−Tmaxは「正」の値であるものとする。
本実施形態の画像形成装置100では、レジストローラ対231及び定着ローラ対81が共に揺動可能に取り付けられている。したがって、例えば、レジストローラ対231をプラス方向に揺動し、定着ローラ対81をマイナス方向に揺動することで、用紙Sがプラス方向に片寄った場合における調整可能な片寄り量Δxを、(+Pmax)+(−Tmax)まで広げることができる。同様に、レジストローラ対231をマイナス方向に揺動し、定着ローラ対81をプラス方向に揺動することで、用紙Sがマイナス方向に片寄った場合における調整可能な片寄り量Δxを、(−Pmax)+(+Tmax)まで広げることができる。
[2−2.画像形成装置の制御方法(画像形成方法)]
次に、用紙位置検出センサ90で検出された検出値に基づく画像形成装置100の制御方法について説明する。図9は、本実施形態の画像形成装置100の制御方法を示すフローチャートである。また、図10は、用紙Sが2次転写部70で蛇行し、一方に片寄って搬送されている様子を示す図である。図10において、用紙Sの基準の位置(初期位置)を二点鎖線で示し、片寄って搬送された場合の用紙Sの位置を実線で示す。
本実施形態の画像形成方法は、片寄り量Δxが「正」で、|Δx|>+Pmaxの場合、又は、片寄り量Δxが「負」で、|Δx|>−Pmaxの場合(ステップS4で「NO」の判定)の後の処理が第1の実施形態と異なる。したがって、図9のステップS1〜ステップS5は、図4を用いて説明した第1の実施形態と同様であるから重複説明を省略し、ステップS6から説明する。
ステップS6で「NO」の判定が出た場合は、制御部260において、片寄り量Δxの絶対値|Δx|がレジストローラ対231の揺動可能な最大幅と定着ローラ対81の揺動可能な最大幅との合計よりも大きいか小さいかを判定する。
ここで、片寄り量Δxが「正」の場合は、レジストローラ対231は図10のプラス方向に揺動し、定着ローラ対81はマイナス方向に揺動する必要があるので、(+Pmax)+(−Tmax)と|Δx|とを比較する。また、片寄り量Δxが「負」の場合は、レジストローラ対は、図10のマイナス方向に揺動する必要があり、定着ローラ対81はプラス方向に揺動する必要があるので、(−Pmax)+(+Tmax)と|Δx|とを比較する。
片寄り量Δxが「正」で、|Δx|>(+Pmax)+(−Tmax)の場合、又は、片寄り量Δxが「負」で、|Δx|>(−Pmax)+(+Tmax)よりも大きい場合(ステップS16で「NO」の判定)には、制御部260は、ジョブを停止する(ステップS7)。
その後、制御部260は、感光体41への画像の書き込みを停止し(ステップS8)、中間転写ベルト50上に転写されている未定着のトナー像を用紙Sに転写させた後、定着部80まで用紙Sを搬送して用紙Sにトナー像を定着させる(ステップS9)。これにより、中間転写ベルト50上に未定着のトナー像が残らないようにする。そして、制御部260は、最後の未定着のトナー像が転写された部分が定着ローラ対81から排出されるタイミングで用紙Sの搬送を停止する(ステップS10)。
用紙搬送の停止後、制御部260は、図6Bで示したように定着部80の定着ローラ対81を離間して、レジストローラ対231及び定着ローラ対81を基準の位置に戻すと共に感光体41への画像の書き込み位置も基準の位置に戻す。さらに、制御部260は、再び、定着ローラ対81を互いに圧着する(ステップS11)。これにより、用紙Sの片寄りは一度リセットされ、用紙Sは基準の位置で定着ローラ対81、2次転写部70、及びレジストローラ対231に狭持された状態となる。その後、制御部260は、感光体41への画像の書き込み及び用紙Sの搬送作業を開始し(ステップS12)、トナー像の転写及び定着を行う(ステップS15)。
一方、片寄り量Δxが「正」で、|Δx|≦(+Pmax)+(−Tmax)の場合、又は、片寄り量Δxが「負」で、|Δx|≦(−Pmax)+(+Tmax)の場合(ステップS16で「YES」の判定)には、制御部260は、以下の処理を行う。
まず、制御部260は、レジストローラ対231の揺動方向及び揺動量Pと、定着ローラ対81の揺動方向及び揺動量Tとを決定する。レジストローラ対231及び定着ローラ対81は、片寄り量Δxを補正するように揺動するため、常に逆方向に揺動する。また、片寄り量Δxをゼロに補正するため、|Δx|=|P|+|T|となる揺動量P及びTを決定する(ステップS17)。
次に、制御部260は、用紙Sの揺動によって移動する画像の中心位置xaを算出し、その中心位置xaに画像の中心位置がくるように、感光体41への画像の書き込み位置を移動する(ステップS18)。
次に、制御部260は、ステップS17で決定した揺動量P及びTに基づいてレジストローラ対231及び定着ローラ対81の揺動を実施する(ステップS19)。レジストローラ対231及び定着ローラ対81の揺動は、それぞれのニップ部に用紙Sをニップした状態で行う。このようにして、用紙Sの片寄りが補正される。このときの揺動速度や、揺動のタイミングについては、第1の実施形態と同様である。
また、レジストローラ対231及び定着ローラ対81の揺動は同時に行っても、別々に行ってもよい。
図11はレジストローラ対231及び定着ローラ対81の揺動を実施した後の様子を示す図である。図11に示すように、用紙Sは、レジストローラ対231近傍では揺動量Pの分だけプラス方向に移動し、定着ローラ対81近傍では揺動量Tの分だけマイナス方向に移動することで片寄りが補正される。
そして、用紙Sの移動が終わった後に、トナー像の転写及び定着が行われる(ステップS15)。用紙Sが移動した後に2次転写部70で転写されるトナー像は、感光体41への書き込み位置が移動された画像である。したがって、2次転写部70においては、用紙Sの適切な位置への書き込みが行われる。また、用紙Sの片寄りも補正されているため、用紙Sに対する画像位置のばらつきなども抑制される。
本実施形態においても、用紙Sの位置検出は、例えば1秒毎に行い、図9を用いて説明したステップS2〜ステップS19の処理を繰り返すことで、1枚の用紙Sに画像が転写される期間中、用紙Sへのトナー像の転写位置を最適に維持することができる。また、レジストローラ対231及び定着ローラ対81を揺動させた場合、揺動可能な最大幅+Pmax、−Pmax、+Tmax、−Tmaxは、初期値から変化する。ステップS6において、|Δx|と+Pmax、又は|Δx|と−Pmaxとの比較を行う場合には、その時点における、プラス方向及びマイナス方向への揺動可能な最大幅が+Pmax及び−Pmaxとして設定される。したがって、ステップS6において、+Pmax又は−Pmaxが「0」である場合にステップS16に進んだ場合には、定着ローラ対81のみが揺動する。
本実施形態では、用紙Sの片寄り量Δxが大きくなった場合に、レジストローラ対231だけではなく、定着ローラ対81も揺動させることで、用紙Sの片寄りを補正する。そして、レジストローラ対231と定着ローラ対81とは、常に、互いに異なる方向に揺動するため、レジストローラ対231のみで用紙Sの移動を行う場合に比較して用紙Sの移動幅を小さく抑えることができる。この結果、用紙Sの移動による用紙Sへのシワの発生を抑制するという効果を奏する。その他、本実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上、第1及び第2の実施形態では、本発明の「転写前ローラ対」を「レジストローラ対」とし、「転写部」を「2次転写部」として説明したが、これに限られるものではない。用紙に未定着のトナー像が転写される転写部と、その転写部で転写されたトナー像を定着させる定着ローラ対と、転写部の上流側に配置される転写前ローラ対が構成されていれば、本発明を適用することができる。
さらに、第1及び第2の実施形態では、第2の検出センサは、定着ローラ対の下流側に設ける例としたが、2次転写部(転写部)の下流側であればよく、例えば、定着ローラ対と2次転写部との間に設けてもよい。第1及び第2の実施形態のように、第2の検出センサを定着ローラ対の下流側に設けることで、より大きな片寄りを検出することができるので、補正精度を高めることができる。
また、第1及び第2の実施形態ではカラー画像形成装置を例として説明したが、モノクロ画像形成装置に本発明を適用することもできる。また、画像形成装置としては複写機に限らず、プリンタやファクシミリ、あるいは複数の機能を備える複合機であっても良い。
1…画像形成装置、10…原稿搬送部、11…原稿給紙台、12…ローラ、13…原稿台、20…用紙収納部、21…給紙部、22…手差部、23…搬送部、24…切換ゲート、25…排紙ローラ、26…用紙反転搬送部、27…再給紙路、30…画像読取部、40…画像形成部、40C…第3の画像形成ユニット、40K…第4の画像形成ユニット、40M…第2の画像形成ユニット、40Y…画像形成ユニット、40Y…第1の画像形成ユニット、41…感光体、42…帯電部、43…露光部、44…現像部、45…クリーニング部、50…中間転写ベルト、51…1次転写部、52…クリーニング部、70…2次転写部、70a…転写上ローラ、70b…転写下ローラ、80…定着部、81…レジストローラ対、81…定着ローラ対、81a…上定着ローラ、81b…下定着ローラ、90…用紙位置検出センサ、91…第1の検出センサ、92…第2の検出センサ、100…画像形成装置、231…レジストローラ対、231a…従動ローラ、231b…駆動ローラ、250…レジスト揺動機構、260…制御部

Claims (9)

  1. 感光体から転写された未定着のトナー像を記録媒体に転写する転写部と、
    前記転写部の上流側に設けられ、記録媒体を転写部側に搬送する転写前ローラ対と、
    前記転写部の下流側に設けられ、前記トナー像が転写された記録媒体を定着ローラ対の間を通過させて前記トナー像を前記記録媒体に定着させる定着部と、
    前記転写部と前記転写前ローラ対との間に設けられ、前記転写部と前記転写前ローラ対との間に位置する前記記録媒体の位置を検出する第1の検出センサと、
    前記転写部の下流側に設けられ、前記転写前ローラ対の下流側に位置する前記記録媒体の位置を検出する第2の検出センサと、
    前記第1の検出センサ及び前記第2の検出センサで検出されたそれぞれの検出値x1、及びx2の差分から、前記記録媒体の片寄り量を算出し、前記片寄り量に基づき前記転写前ローラ対を揺動させると共に、前記第2の検出センサで検出された検出値x2に基づいて前記感光体にトナー像を形成するための画像の書き込み位置を調整する制御部と
    を備える画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記片寄り量に基づき、前記定着ローラ対を揺動させる
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 感光体から転写された未定着のトナー像を記録媒体に転写する転写部と、
    前記転写部の上流側に設けられ、記録媒体を転写部側に搬送する転写前ローラ対と、
    前記転写部の下流側に設けられ、前記トナー像が転写された記録媒体を定着ローラ対の間を通過させて前記トナー像を前記記録媒体に定着させる定着部と、
    前記転写部と前記転写前ローラ対との間に設けられ、前記転写部と前記転写前ローラ対との間に位置する前記記録媒体の位置を検出する第1の検出センサと、
    前記転写部の下流側に設けられ、前記転写前ローラ対の下流側に位置する前記記録媒体の位置を検出する第2の検出センサと、
    前記第1の検出センサ及び前記第2の検出センサで検出されたそれぞれの検出値から、前記記録媒体の片寄り量を算出し、前記片寄り量に基づき前記転写前ローラ対を揺動させると共に、前記感光体にトナー像を形成するための画像の書き込み位置を調整する制御部と、を備え、
    前記転写前ローラ対の揺動は、前記転写部から前記記録媒体にトナー像が転写されない未画像期間に行うとともに、
    前記転写前ローラ対の揺動速度は前記未画像期間に応じて変化させる
    画像形成装置。
  4. 感光体から転写された未定着のトナー像を記録媒体に転写する転写部と、
    前記転写部の上流側に設けられ、記録媒体を転写部側に搬送する転写前ローラ対と、
    前記転写部の下流側に設けられ、前記トナー像が転写された記録媒体を定着ローラ対の間を通過させて前記トナー像を前記記録媒体に定着させる定着部と、
    前記転写部と前記転写前ローラ対との間に設けられ、前記転写部と前記転写前ローラ対との間に位置する前記記録媒体の位置を検出する第1の検出センサと、
    前記転写部の下流側に設けられ、前記転写前ローラ対の下流側に位置する前記記録媒体の位置を検出する第2の検出センサと、
    前記第1の検出センサ及び前記第2の検出センサで検出されたそれぞれの検出値から、前記記録媒体の片寄り量を算出し、前記片寄り量に基づき前記転写前ローラ対を揺動させると共に、前記感光体にトナー像を形成するための画像の書き込み位置を調整する制御部と、を備え、
    前記片寄り量が、前記転写前ローラ対の揺動可能な範囲を超えた場合は、ジョブを停止するとともに、
    前記ジョブの停止後、前記定着ローラ対を離間させ、前記転写前ローラ対の位置を初期位置に戻す
    画像形成装置。
  5. 感光体から転写された未定着のトナー像を記録媒体に転写する転写部と、
    前記転写部の上流側に設けられ、記録媒体を転写部側に搬送する転写前ローラ対と、
    前記転写部の下流側に設けられ、前記トナー像が転写された記録媒体を定着ローラ対の間を通過させて前記トナー像を前記記録媒体に定着させる定着部と、
    前記転写部と前記転写前ローラ対との間に設けられ、前記転写部と前記転写前ローラ対との間に位置する前記記録媒体の位置を検出する第1の検出センサと、
    前記転写部の下流側に設けられ、前記転写前ローラ対の下流側に位置する前記記録媒体の位置を検出する第2の検出センサと、
    前記第1の検出センサ及び前記第2の検出センサで検出されたそれぞれの検出値x1、及びx2の差分から、前記記録媒体の片寄り量を算出し、前記片寄り量に基づき前記転写前ローラ対を揺動させると共に、前記第2の検出センサで検出された検出値x2に基づいて前記感光体にトナー像を形成するための画像の書き込み位置を調整する制御部と
    を備える画像形成システム。
  6. 感光体から転写された未定着のトナー像を記録媒体に転写する転写部と、前記転写部の上流側に設けられ、記録媒体を転写部側に搬送する転写前ローラ対と、前記転写部の下流側に設けられ、前記トナー像を前記記録媒体に定着させる定着ローラ対とで狭持された前記記録媒体の位置を、前記転写部と前記転写前ローラ対との間に設けられた第1の検出センサと、前記転写部の下流側に設けられた第2の検出センサとで検出する工程と、
    前記第1の検出センサ及び前記第2の検出センサで検出されたそれぞれの検出値x1,及びx2の差分から、前記記録媒体の片寄り量を算出する工程と、
    前記算出され片寄り量に基づいて前記転写前ローラ対を揺動させると共に、前記第2の検出センサで検出された検出値x2に基づいて前記感光体にトナー像を形成するための画像の書き込み位置を調整する工程と、
    を有する画像形成方法。
  7. 前記片寄り量に基づき、前記定着ローラ対を揺動させる
    請求項6に記載の画像形成方法。
  8. 感光体から転写された未定着のトナー像を記録媒体に転写する転写部と、前記転写部の上流側に設けられ、記録媒体を転写部側に搬送する転写前ローラ対と、前記転写部の下流側に設けられ、前記トナー像を前記記録媒体に定着させる定着ローラ対とで狭持された前記記録媒体の位置を、前記転写部と前記転写前ローラ対との間に設けられた第1の検出センサと、前記転写部の下流側に設けられた第2の検出センサとで検出する工程と、
    前記第1の検出センサ及び前記第2の検出センサで検出されたそれぞれの検出値から、前記記録媒体の片寄り量を算出する工程と、
    前記算出され片寄り量に基づいて前記転写前ローラ対を揺動させると共に、前記感光体への画像の書き込み位置を調整する工程と、を有し、
    前記転写前ローラ対の揺動は、前記転写部から前記記録媒体にトナー像が転写されない未画像期間に行うとともに、
    前記転写前ローラ対の揺動速度は前記未画像期間に応じて変化させる
    画像形成方法。
  9. 感光体から転写された未定着のトナー像を記録媒体に転写する転写部と、前記転写部の上流側に設けられ、記録媒体を転写部側に搬送する転写前ローラ対と、前記転写部の下流側に設けられ、前記トナー像を前記記録媒体に定着させる定着ローラ対とで狭持された前記記録媒体の位置を、前記転写部と前記転写前ローラ対との間に設けられた第1の検出センサと、前記転写部の下流側に設けられた第2の検出センサとで検出する工程と、
    前記第1の検出センサ及び前記第2の検出センサで検出されたそれぞれの検出値から、前記記録媒体の片寄り量を算出する工程と、
    前記算出され片寄り量に基づいて前記転写前ローラ対を揺動させると共に、前記感光体への画像の書き込み位置を調整する工程と、を有し、
    前記片寄り量が、前記転写前ローラ対の揺動可能な範囲を超えた場合は、ジョブを停止するとともに、
    前記ジョブの停止後、前記定着ローラ対を離間させ、前記転写前ローラ対の位置を初期位置に戻す
    画像形成方法。
JP2013234583A 2013-11-13 2013-11-13 画像形成装置、画像形成システム及び画像形成方法 Expired - Fee Related JP5935783B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013234583A JP5935783B2 (ja) 2013-11-13 2013-11-13 画像形成装置、画像形成システム及び画像形成方法
US14/535,815 US9195199B2 (en) 2013-11-13 2014-11-07 Image forming apparatus, image forming system, and image forming method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013234583A JP5935783B2 (ja) 2013-11-13 2013-11-13 画像形成装置、画像形成システム及び画像形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015094876A JP2015094876A (ja) 2015-05-18
JP5935783B2 true JP5935783B2 (ja) 2016-06-15

Family

ID=53043907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013234583A Expired - Fee Related JP5935783B2 (ja) 2013-11-13 2013-11-13 画像形成装置、画像形成システム及び画像形成方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9195199B2 (ja)
JP (1) JP5935783B2 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6048683B2 (ja) * 2014-04-11 2016-12-21 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置および画像形成方法
US9348291B2 (en) * 2014-10-10 2016-05-24 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and image forming system with correction mechanism
JP6314948B2 (ja) 2015-10-05 2018-04-25 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP6808367B2 (ja) * 2016-06-16 2021-01-06 キヤノン株式会社 画像形成装置、及びその制御方法
DE102017105847B4 (de) * 2017-03-17 2019-07-04 Wincor Nixdorf International Gmbh Anordnung und Verfahren zum Ausrichten mindestens eines Wertscheines
DE102017105842B4 (de) * 2017-03-17 2019-05-29 Wincor Nixdorf International Gmbh Vorrichtung zum Ausrichten von Wertscheinen
JP6907682B2 (ja) * 2017-05-02 2021-07-21 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム及び画像形成システムの制御方法
JP7031139B2 (ja) * 2017-05-31 2022-03-08 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及び制御方法
JP7027702B2 (ja) * 2017-05-31 2022-03-02 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及び制御方法
US20180352108A1 (en) * 2017-05-31 2018-12-06 Konica Minolta, Inc. Image forming apparatus and control method
JP7027701B2 (ja) * 2017-05-31 2022-03-02 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及び制御方法
JP7047264B2 (ja) * 2017-06-16 2022-04-05 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及び制御方法
US11092913B2 (en) 2017-06-16 2021-08-17 Konica Minolta, Inc. Image forming apparatus
JP6926724B2 (ja) * 2017-06-28 2021-08-25 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及び制御方法
JP7047267B2 (ja) * 2017-07-05 2022-04-05 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置および搬送制御方法
JP6953868B2 (ja) * 2017-07-31 2021-10-27 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及び制御方法
JP7024325B2 (ja) * 2017-10-30 2022-02-24 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置および搬送制御方法
JP7091720B2 (ja) * 2018-03-06 2022-06-28 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置および搬送制御方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3381416B2 (ja) * 1994-11-17 2003-02-24 富士ゼロックス株式会社 スキュージャム検知制御装置
JPH08230231A (ja) * 1995-03-01 1996-09-10 Ricoh Co Ltd デジタル画像形成装置
JP3744215B2 (ja) * 1997-11-13 2006-02-08 富士ゼロックス株式会社 用紙整合装置
JP4910470B2 (ja) * 2006-05-02 2012-04-04 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP4934366B2 (ja) * 2006-07-27 2012-05-16 株式会社リコー 画像形成装置
US8526054B2 (en) * 2009-04-27 2013-09-03 Xerox Corporation Dynamic image registration apparatus and method
JP5430366B2 (ja) * 2009-11-20 2014-02-26 キヤノン株式会社 転写装置及び画像形成装置
JP5553587B2 (ja) * 2009-12-09 2014-07-16 キヤノン株式会社 記録媒体搬送装置および記録装置
JP5595138B2 (ja) * 2010-06-21 2014-09-24 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP5531975B2 (ja) * 2011-01-28 2014-06-25 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2012189672A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置および画像形成方法
JP5691806B2 (ja) * 2011-04-28 2015-04-01 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2013088627A (ja) * 2011-10-18 2013-05-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP5765302B2 (ja) * 2012-08-17 2015-08-19 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US9195199B2 (en) 2015-11-24
JP2015094876A (ja) 2015-05-18
US20150132016A1 (en) 2015-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5935783B2 (ja) 画像形成装置、画像形成システム及び画像形成方法
JP6183522B2 (ja) 画像形成装置
JP6038609B2 (ja) 画像形成装置
JP5619077B2 (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JP6942441B2 (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JP4933148B2 (ja) 画像形成装置
JP2013060300A (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JP2012189672A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
US9618895B2 (en) Image forming apparatus
JP2007322472A (ja) 画像形成装置
US10197951B2 (en) Image forming apparatus, image forming system and recording medium
JP5585468B2 (ja) 画像形成装置
JP2012208171A (ja) 画像形成装置
US8190047B2 (en) Image forming apparatus
JP5482163B2 (ja) カール補正装置およびこれを備えた画像形成装置
JP2018189798A (ja) 画像形成システム及び画像形成システムの制御方法
JP6394058B2 (ja) 画像形成装置
JP2016117554A (ja) 画像形成装置
JP2007286231A (ja) 画像形成装置
JP6651917B2 (ja) 画像形成装置
JP2023020342A (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JP2023056212A (ja) 画像形成装置、補正方法および補正プログラム
US9063498B2 (en) Image forming apparatus
JP2023145856A (ja) 媒体搬送装置および画像形成装置
JP4968241B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160425

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5935783

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees