JP5935087B2 - ミラー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用の既設のルームミラーに装着されるミラー装置に関する。
ルームミラーは、バックミラーとも称され、運転者の後方の視野を確保するため、車両のフロントガラスの上部中央付近に設置され、運転者は、前方を見つつ後方を確認することができる。
かかるルームミラーに対し、レーダー探知機等の車載機器を搭載したミラー装置が着脱可能に装着されることがある。ミラー装置をルームミラーに装着した結果、ルームミラーのミラー面を覆ってしまう場合、ミラー装置の表面に鏡部が設けられる。このようなミラー装置では、鏡部の一部に車載機器の操作部が設けられる(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−156893号公報
従来のミラー装置においては、車載機器が、運転の視線の延長上に設置されたことから、運転の視界を遮ることがなく、車載機器の操作が可能になる反面、車載機器の操作部が、鏡部の一部に露出するので、車室の美観が損なわれるとともに、鏡部の占有面積が削られ、後方の視界が悪くなるという事情がある。
そこで、本発明は、かかる事情を解決するためになされたもので、バックミラーの占有面積が最大限に確保されるとともに、車室の美観の向上に寄与できるミラー装置を提供することを目的とする。
本発明の上記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
第1の観点では、本発明は、光を反射する鏡面(43b)を有する鏡部(43)と、該鏡部を取り付け、車両のルームミラーに着脱自在に取り付けられる筐体(41)と、操作部を有する電子機器が収容される収容部(46)とを備えたことを特徴とするミラー装置(40)を提供する。
上記第1の観点によるミラー装置では、電子機器は運転の視界を遮ることがなく、運転者の邪魔になることもなく容易に設置され、電子機器の収容および取り出しが前方の視線を変えずに容易にできるので、乗員の安全性が確保される。
第2の観点では、本発明は、前記第1の観点によるミラー装置において、前記収容部は、前記ルームミラーと前記筐体の間、前記筐体、及び前記鏡部の鏡面の反対側の中から選択される少なくとも1つに設けられる構成であることを特徴とする。
上記第2の観点によるミラー装置では、電子機器は運転の視界を遮ることがなく、運転者の邪魔になることもなく容易に設置され、電子機器の収容および取り出しが前方の視線を変えずに容易にでき、乗員の安全性が確保される。
第3の観点では、本発明は、前記第1または第2の観点によるミラー装置において、前記収容部が前記筐体の前面または背面に形成された凹部に設けられる構成であることを特徴とする。
上記第3の観点によるミラー装置では、電子機器が美観を損なうことなく収容される。
第4の観点では、本発明は、前記第1から第3のいずれかの観点によるミラー装置において、前記収容部は前記電子機器を収容するときに該電子機器を保持するロック機構(46d)を有することを特徴とする。
上記第4の観点によるミラー装置では、電子機器が収容部に安定的に保持される。
第5の観点では、本発明は、前記第1から第4のいずれかの観点によるミラー装置において、前記収容部は前記電子機器を保持するスライド部材(80)を備え、該電子機器が該スライド部材によって収容または取り出されることを特徴とする。
上記第5の観点によるミラー装置では、電子機器がスライド部材により確実かつ容易に出し入れされる。
第6の観点では、本発明は、前記第5の観点によるミラー装置において、前記収容部は、前記電子機器を収容または取り出すときに前記スライド部材を保持する保持機構(46e、46f)を有することを特徴とする。
上記第6の観点によるミラー装置では、電子機器の収容時および取り出し時の状態が安定的に保持され、スライド部材を収容部より引き出した状態での電子機器の操作が可能になる。
第7の観点では、本発明は、前記第1から第6のいずれかの観点によるミラー装置において、前記収容部は、該ミラー装置が車両のルームミラーに取り付けられた状態において、その側部または下部に前記電子機器の出入り口を有することを特徴とする。
上記第7の観点によるミラー装置では、電子機器の出し入れが容易になる。
第8の観点では、本発明は、前記第1から第7のいずれかの観点によるミラー装置において、前記収容部(46)に、前記操作部を有する電子機器(70)の収容および取り出しを案内するガイド部(103、123)が設けられることを特徴とする。
上記第12の観点によるミラー装置では、電子機器(70)は、収容部(46)にスムーズに案内される。
第9の観点では、本発明は、前記第1から第8のいずれかの観点によるミラー装置において、前記鏡部は、前記収容部に収容された、表示部を有する前記電子機器の該表示部に対応する前記鏡面の部分に該表示部の光を透過するハーフミラー部(43a)を有することを特徴とする。
上記第9の観点によるミラー装置では、収容された操作部を有する電子機器の表示部分の識別が可能となる。
第10の観点では、本発明は、前記第1から第9のいずれかの観点によるミラー装置において、前記収容部は、形状の異なる操作部を有する電子機器が収容可能な収容機構(90)を有することを特徴とする。
上記第14の観点によるミラー装置では、汎用性が向上する。
第11の観点では、本発明は、前記第1から第10のいずれかの観点によるミラー装置において、前記電子機器が収容された状態で外部電源と接続できる構成であることを特徴とする。
上記第11の観点によるミラー装置では、収容された操作部を有する電子機器への電源供給が可能となる。なお、外部電源との接続は、例えばミラー装置側から行なうとよい。接続は、例えばケーブルや接点の接触等の導体を介したものとしてもよいが、特にワイヤレス給電によって行なうとよい。
第12の観点では、本発明は、前記第1から第11のいずれかの観点によるミラー装置において、前記収容部は、その出入り口に開閉可能に取り付けられた蓋体(143)を有することを特徴とする。
上記第12の観点によるミラー装置では、蓋体を開けて電子機器を容易に取り出すことができる。
第13の観点では、本発明は、前記第12の観点によるミラー装置において、前記蓋体は、前記収容部に収容された前記電子機器の表示部から発射される光を透過し、該電子機器の表示部から光が発射していないときには鏡としての機能を有するハーフミラー部(43a)を有することを特徴とする。
上記第13の観点によるミラー装置では、電子機器の表示部に表示されているときには運転者が運転席からその表示を見ることができ、表示部への表示がないときバックミラーとして使用することができる。
第14の観点では、本発明は、前記第1から第13のいずれかの観点によるミラー装置において、前記電子機器は、車載機器を有線または無線により遠隔制御するリモートコントローラであることを特徴とする。
上記第14の観点によるミラー装置では、車載機器の操作が遠隔制御され、利便性が向上する。
第15の観点では、本発明は、前記第1から第14のいずれかの観点によるミラー装置において、前記車載機器が前記鏡部の後側に搭載されたことを特徴とする。
上記第15の観点によるミラー装置では、車載機器は、運転の視界を遮ることなく容易に設置され、車内の形状に制約がなくなってデザインの自由度が高められる。
なお、課題を解決するための手段中、カッコ書きで記載した符号は、説明の便宜上、実施形態との対応関係を示すために記載したものであるが、実施形態に記載の内容に限定されるものではなく種々の態様を採りうる。
本発明のミラー装置によれば、電子機器は、運転の視界を遮ることがなく、運転者の邪魔になることもなく容易に設置することができる。また、バックミラーの占有面積が最大限に確保されるとともに、車室の美観の向上に寄与できる。
実施例1に係るミラー装置を備えた車室の正面図である。 図1のミラー装置の取り付け状態を示す側面図である。 図1のミラー装置のリモートコントローラ収容時の斜視図である。 図3のミラー装置とリモートコントローラを背面からみた斜視図である。 図3の側面図である。 図3のミラー装置の収容部の組立て斜視図である。 図3のミラー装置の収容部とリモートコントローラの背面図である。 実施例2に係るミラー装置とリモートコントローラの斜視図である。 図8のミラー装置の収容部のスライド板の正面図である。 実施例3に係るミラー装置の収容部の正面図である。 実施例4に係るミラー装置とリモートコントローラの斜視図である。 実施例5に係るミラー装置とリモートコントローラの斜視図である。 実施例6に係るミラー装置の斜視図である。
以下、図面に示す実施の形態により本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
−実施例1−
図1は車載機器としてレーダー探知機が組み込まれたミラー装置40を備える車室内を示し、図2はミラー装置40の取り付け状態を示す側面図である。
図1および図2において、ミラー装置40は、その背面に係合部42a、42bが互いに平行に対向して突き出した状態に設けられ、この係合部42a、42bの互いに対向する面には、凹凸面42c、42dが刻み入れて設けられている。
ミラー装置40は、自動車等の車両の車室10のフロントガラス20の上部に固定されたルームミラー30のミラー面31を覆うように、係合部42a、42bがルームミラー30の上下面に着脱可能に挟着されている。
これにより、ミラー装置40は、運転者が座席に着座した状態でその目線の高さに容易に設置されるとともに、取り外しを容易にしている。
また、ミラー装置40は、車室10のシガー電源60とケーブル50を介して接続され、このシガー電源60からの電力供給により動作するようになっている。
かかるミラー装置40を図3から5により詳述する。ここで、図3はミラー装置のリモートコントローラ収容時の斜視図、図4はミラー装置およびリモートコントローラの側面図、図5はミラー装置とリモートコントローラを背面からみたときの斜視図を示す。
ミラー装置40は、光を反射する鏡面43bを有し、車両の後方を映し出す長方形の鏡部43と、扁平な矩形状の筐体41を有する。係合部42a、42bは、筐体41の背面、つまりルームミラー30に取り付けられたときにフロントガラス20側に向く面の上下に1対ずつ2組が突き出した状態に設けられている。筐体41の前面には、鏡部43が接着剤で貼付けて固定され、この鏡部43の一側背面には、液晶パネルや有機ELパネル等のディスプレイ44が設けられている。
筐体41内には、ディスプレイ44に表示する具体的な内容を決定するための制御部、つまりマイクロ波を検出したり、GPS信号を受信して現在位置を特定し、周囲に検出対象の目標物がないかを判断したりし、警報や報知の必要が生じた場合には、ディスプレイ44に対して、対応する警報や報知を行う旨の制御信号を送る制御部や電源回路等を備えたメイン基板が内蔵されている。このため、筐体41はある程度の厚み(奥行き)を有する。
鏡部43は、ディスプレイ44の画面に対応する領域にハーフミラー部43aを有する。ハーフミラー部43aは、ディスプレイ44の画面に画像が表示されるときは、その画像からの光を鏡部43の前面を通して通過できる構造であるので、運転者はディスプレイ44の画面に表示された画像をハーフミラー部43aにて目視することが可能である。
一方、ディスプレイ44の画面に画像が表示されないとき、つまり画面が真っ暗のときは、ハーフミラー部43aには後方の景色が映し出され、その背面に設けられたディスプレイ44の画面が視認し難い状態になる。また、ハーフミラー部43aの上側には、赤外線信号を受信するための赤外線受光部45が設けられている(図3参照)。
図5に示すように、筐体41の背面の一側部には、スピーカ47が設けられ、このスピーカ47には、音を外部に通過させる放音孔47aが複数形成されている。筐体41の背面の略中央上部には、DC電源ジャック用の挿入孔49が形成され、筐体41の背面の略中央下部には、GPS受信器48が内蔵されている。
筐体41の背面の他側部には、メモリカード150をメモリカードリーダ(図示略す)に挿入するためのスロット41bが形成され、このスロット41bを覆うように、扁平矩形状を呈する赤外線式または電波式のリモートコントローラ70(「電子機器」に相当する。)を収容する収容部46が設けられている。なお、このリモートコントローラ70には、ミラー装置40の電源をオン、オフするための電源スイッチや機能切替用のスイッチ等が配設されている(図4、5参照)。
収容部46は、図6に示すように、断面コ字状で一側部を開口した扁平四角箱形の収容ケース46cを有し、筐体41の背面を構成するリアケース41aの背面の所定箇所には、複数のネジ孔46bが形成されている。そして、収容ケース46cは、スロット41bを覆い、かつその開口端が筐体41の一側端に揃うように、ネジ孔46bを個別に挿通する複数のネジ46aにより固定されている。
収容ケース46cは、図7に示すように、その上下の中央部に弾性を有する一対の爪部46dが設けられ、リモートコントローラ70の上下の中央部には、溝71が形成されている。
収容ケース46cの一側部の開口端をリモートコントローラ70の出入り口46gとし、リモートコントローラ70の収容部46に対する収容および取り出しが可能になっている。リモートコントローラ70の収容時には、爪部46dが溝71に入り込み、爪部46dが溝71の側面に引っ掛かってとどまることにより、リモートコントローラ70は収容部46に安定的に保持(ロック)されるようになっている。
収容部46の長手方向(リモートコントローラ70の収容方向)の長さは、リモートコントローラ70の長手方向の長さより若干大きく、或いは同じに設定されている。これにより、リモートコントローラ70の全体が収容部46内に完全に収まり、リモートコントローラ70が運転の視界を遮ったり、車室の美観を損なうようなことはない。
リモートコントローラ70の出入り口46gの開口端を構成する収容ケース46cの背面には、指が入る程度の大きさに切り欠かれ、収容時のリモートコントローラ70の部分が臨む切欠き部が形成されている。
リモートコントローラ70を取り出すときは、切欠き部よりリモートコントローラ70を指で押さえながら引き出す。このとき、爪部46dは、溝71から弾性変形しながら抜け出し、リモートコントローラ70の取り外しが可能となる。
−実施例2−
図8は、実施例2に係るミラー装置160を示す。図8に示すように、ミラー装置160は、ミラー装置40の収容部46にリモートコントローラ70のガイド部材であるスライド板80を設けたものであり、その他の構成は実施例1のミラー装置40と同一であるので、同一構成部分には同一符号を付して、その説明を割愛する。
即ち、スライド板(「スライド部材」に相当する。)80は、リモートコントローラ70を保持し、収容部46の出入り口46gよリ出入りし、リモートコントローラ70の収容および取り出しを案内するものである。
図9は、スライド板80の正面図を示す。図9に示すように、スライド板80は、矩形状を呈し、その一側部の上下に、凹部81がそれぞれ形成されている。また、収容部46の収容ケース46cの両側部の上下には、弾性を有する一対の爪部46eおよび46fがそれぞれ設けられている。
収容部46の長手方向の長さは、スライド板80の長手方向の長さより若干大きく、或いは同じに設定され、スライド板80の全体が収容部46内に完全に収まるようになっている。ただし、スライド板80は、収容部46の開口端に形成された切欠き部を通して一部が露出しており、スライド板80を収容部46より引き出すときに、当該露出部を指で押さえながら引き出される。
スライド板80の引き出し時は、爪部46eを凹部81に引っ掛けて止め、収容時は、爪部46fを凹部81に引っ掛けて止めることで、スライド板80が収容部46に安定的に保持(ロック)される。
即ち、スライド板80が収容された状態から、スライド板80を収容部46より引き出すとき、爪部46fは、弾性変形しながら凹部81から抜け出し、爪部46eが凹部81に入り込み、引っ掛かって止められる。
−実施例3−
図10は、実施例3に係るミラー装置の収容部246の正面図を示す。図10に示すように、収容部246は、その収容ケース46c内の出入り口46gを除く側壁に沿ってスポンジ90が充填されている。
このような収納機構を有する収容部246は、スポンジの変形する範囲で、リモートコントローラ70の形状の違いを吸収して保持することができるので、形状の異なるリモートコントローラ(操作部を有する電子機器)70を収容することができ、汎用性が向上する。
−実施例4−
図11は、実施例4に係るミラー装置100とリモートコントローラ110の斜視図を示す。図11に示すように、ミラー装置100には、その背部の一側面を開口した収容部102が形成され、この収容部102内の上下面にそれぞれ対向して平行に1対のガイド部材103が形成されている。
また、リモートコントローラ110の上下面には、案内溝111がそれぞれ形成され、リモートコントローラ110が収容部102に収容される際、ガイド部材103が案内溝111に嵌合して、リモートコントローラ110が収容部102内に案内され、リモートコントローラ110は、スムーズに収容される。また、ガイド部材103に案内されながら、スムーズに取り出される。なお、図中、101は、ミラー装置100をルームミラー30に着脱可能に挟着するための係合部であり、この係合部101の内面に、凹凸面101aが設けられている。
−実施例5−
図12は、ミラー装置120とリモートコントローラ131の斜視図を示す。図12に示すように、ミラー装置120には、その前部の一側面を開口した収容部122が形成され、この収容部122内の上下面にそれぞれ対向して平行に1対のガイド部材123が形成されている。
また、リモートコントローラ130の上下面には、案内溝131がそれぞれ形成され、リモートコントローラ130が収容部102に収容、および収容部102より取り出されるとき、ガイド部材123が案内溝131に嵌合して、リモートコントローラ130は、収容部102に案内され、スムーズに収容および取り出される。なお、図中、121は、ミラー装置120をルームミラー30に着脱可能に挟着するための係合部である。
−実施例6−
図13は、実施例6に係るミラー装置140の斜視図を示す。図13に示すように、ミラー装置140には、その一側部に前面を開口した収容部142が形成され、この収容部142の開口部をリモートコントローラ(図示せず)の出入り口とし、該開口部の下側に蓋体143が蝶番144により開閉可能に蝶着され、リモートコントローラのスムーズな出し入れが可能となっている。
なお、図中、145は、蓋体143の閉時を保持するための、マグネット145であり、146は、マグネット145が吸着する受け金である。また、141は、ミラー装置140をルームミラー30に着脱可能に挟着するための係合部である。
本発明に係るミラー装置は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得る。
例えば、ミラー装置40,160において、係合部42a、42bに内方向に付勢力を与える弾性体等の付勢手段を設けてもよい。これによれば、係合部42a、42bによるルームミラー30への固定力が向上し、様々なサイズのルームミラーに装着可能となるので、ミラー装置40,160の汎用性が向上する。
また、本実施の形態では、レーダー探知機を例に説明したが、これに代えて、車載用の電子機器、例えばナビゲーション装置、オーディオ装置およびドライブレコーダ等を本発明のミラー装置に組み込んでもよい。
リモートコントローラは、指や専用のペンによりタッチパネルを接触すると、その接触された位置が検出され操作するタッチパネル式を採用してもよい。
また、リモートコントローラに限らず、例えばスマートフォン、携帯音楽プレーヤー等の各種の携帯機器を格納する構成としてもよい。このような携帯機器を車両で使用するケースが増えており、例えばナビとして使用する等がなされている。
この場合、車両に固定する必要があるが、ダッシュボード上にスタンドを取り付け、それに携帯機器を固定するケースが多い。しかし、ダッシュボード上への取り付けは運転の視界を遮ったりする。
スタンドはしっかり固定する必要があるが、両面テープ等で固定すると取外しが困難になったり、無理に取外しをすると、ダッシュボードを傷つける事にもなる。これに対し、本発明は、車両のルームミラーに携帯機器を取付け、この問題を解決することができる。
特に、以下のような構成とするとよい。
特徴
a.車両のルームミラーの上に、携帯機器を固定する機構有するもう1つのルームミラーをかぶせて使用する携帯機器固定機構付きルームミラー。
b.車両の従来からのルームミラーと、後付のルームミラーの間に携帯機器を固定する機構を設けることを特徴とする。
c.後付のルームミラーはハーフミラーとし、少なくとも固定された携帯機器の表示部分は裏印刷等はせず光が透過する事を特徴する。
d.携帯機器は固定板に固定され、後付のルームミラーの筐体に固定板ごと出し入れできる構造とする。
e.固定板はミラーの下方または側方にスライドできる。
f.固定板は引き出した状態でもルームミラーの筐体に固定されており、引き出した状態で携帯機器の操作が出来る。
g.固定板は、格納した状態でロックできる。引き出した状態でもロックできるとなお良い。
h.車両の従来からのルームミラーの前に携帯機器を格納・固定する機構を設け、その前を別のルームミラーで蓋をする構造の携帯機器固定機構付きルームミラー。
i.上記、蓋となるルームミラーは蝶番式で、上側または下側に開くことができる。
j.サイズの異なる携帯機器にも対応できる様に携帯機器固定部は可変式である。
k.携帯機器を格納した状態で外部電源の接続ができる。
また、車両に後付けする車載機器を車室内に取付ける場合、運転席から操作したり、表示器を見たりできる位置は限られる。
場合によっては、視界を遮られ運転の邪魔になる。また、車載機の取付けは美観を損ない嫌な人もいる。上述した車のルームミラーの上(前)に車載機器が入ったルームミラーを被せて使用するルームミラー型車載機器は、それらの問題を解決する。
ミラーより筐体が大きくなると、視界の妨げになる事から筐体は最小にしたい。ミラーを小さくすると後方視界が悪くなる。ルームミラー型車載機器には操作部を設けずにリモートコントローラ式にするケースが多い。
しかし、運転席周辺にはリモートコントローラを置いておく最適な場所もなかなか無い。車内の収納ボックスに入れておくと、運転中等で操作したい得に直ぐに取り出せない。以上の構成はその解決策である。
さらに、以上の説明に含まれない以下点は、以上の実施例に代えてまたは加えて備える構成とするとよい。
a.車のルームミラーの上(前)に車載機器が入ったルームミラーを被せて使用するルームミラー型車載機器に関し、その内蔵車載機器を遠隔制御するリモートコントローラを、ルームミラー型車載機器のミラー面の反対側(裏側)に収納できるようにしたルームミラー型車載機器。
b.ミラー面の反対側で筐体の内部に収納するか、ミラー面の反対側で筐体の外側に収納する事を特徴とする。
c.リモートコントローラの取り出し口は、筐体の側面または下側を特徴とする。
d.リモートコントローラを格納した場合、ロックされる機構を有することを特徴とする。
e.ルームミラー型車載機器の筐体の両側の、少なくともどちらか一方側を薄くし、リモートコントローラを格納できるスペースとガイドを設けた事を特徴とする。
f.リモートコントローラを固定する固定板を設け、固定板ごとスライドして筐体の内部まては外側に格納できる様にし、固定板ごと引き出した場合、固定板は筐体に固定され、リモートコントローラを取外さなくてもそのままリモートコントローラが操作できる事を特徴とする。
g.車に従来から取付けられていたルームミラーとルームミラー型車載機器のミラーの間にリモートコントローラを収納するスペースを設けた事を特徴とする。
h.リモートコントローラは有線式、無線式を問わない。
i.上記f.はリモートコントローラでなくスイッチのみでもよい(引出し式SW)。
また、図7のリモートコントローラ70の操作ボタン等に代えて、タッチウィンドウ方式の操作ボタンとディスプレイを備えるようにするとよい。リモートコントローラは、電池およびディスプレイ、記憶部、制御部等を備え、以下のような構成としてもよい。
1.制御部は、操作がないときには、記憶部に記憶された写真をディスプレイに表示するフォトフレーム機能を備える。
2.ストラップ等が付けられるような構造にしておき、普段は写真を表示してペンダントのように使用しても良いし、キーホルダーとして使用も良い。運転席に貼り付けて使用しても良い。
3.ディスプレイは、メモリー液晶のような反射型の液晶を使用するとよい。またディスプレイはタッチパネルを備えるとよい。或いは、リモートコントローラのディスプレイ側全面にウィンドウタッチを備える構成とするとよい。
4.画面にタッチすると操作ボタン表示になり、通常のリモートコントローラとして機能するようにする。
5.ある一定時間操作がなかった場合には、自動的にフォトフレーム機能に戻る。
6.画像はメモリー(記憶部)へ内蔵しておき、選択出来るようにしても良い。
7.マイクロSDソケット等を付けて、マイクロSDカードを記憶部としてもよい。また、FMトランスミッター及びMP3プレーヤーを内蔵しても良い。
8.大きさ及び厚さは、リモートコントローラ70と同等サイズとするとよい。
9.リモートコントローラは赤外方式とするとよい。
10.筐体側に内蔵した送信部からワイヤレスでリモートコントローラに給電し、リモートコントローラの電池に充電するようにするとよい。
11.リモートコントローラが収容部に収容された状態では制御部はフォトフレーム機能をオフにする制御を行い、リモートコントローラが収容部から取り出されたときに、フォトフレーム機能をオンにする構成とするとよい。
12.リモートコントローラが収容部に収容された状態では制御部はリモートコントローラの機能をオフにする制御を行い、リモートコントローラが収容部から取り出されたときに、リモートコントローラの機能をオンにする構成とするとよい。
このようにすることで、例えば以下の効果が得られる。
1.フォトフレームを入れることで、リモートコントローラの紛失を防げる。
2.タッチ入力による操作性の向上を図ることが出来る。
3.高級感を持たせた音楽等が聞ける多機能のリモートコントローラとすることも容易である。
4.オプション品として販売可能である。
5.車外へ持ち出してフォトフレームとして使用できる。
10 車室
20 フロントガラス
30 ルームミラー
40、100、120、140、160 ミラー装置
41 筐体
41a リアケース
41b スロット
42a、42b 係合部
43 鏡部
43a ハーフミラー部
44 ディスプレイ
45 赤外線受光部
46、102、122、142、246 収容部
46c 収容ケース
46d、46e、46f 爪部
46g 出入り口
70、110、130 リモートコントローラ(電子機器)
71 溝
80 スライド板(スライド部材)
90 スポンジ
103、123 ガイド部材(ガイド部)
111、131 案内溝
143 蓋体
144 蝶番
150 メモリカード





















Claims (2)

  1. 光を反射する鏡面を有する鏡部と、
    該鏡部を備え車載機器を内蔵し、車両のルームミラーに着脱自在に取り付けられる筐体と、
    前記車載機器をリモート操作可能な操作部を有する電子機器が収容される収容部と、
    を備えるミラー装置であって、
    前記収容部は、前記電子機器の出入り口に開閉可能に取り付けられた蓋体を有し、
    前記蓋体は、前記鏡部側に備え、前記収容部に収容された前記電子機器の表示部から発射される光を透過し、該電子機器の表示部から光が発射していないときには鏡としての機能を有するハーフミラー部を有すること
    を特徴とするミラー装置。
  2. 前記蓋体は、前記電子機器の出入り口を開閉可能に前記開口部の下側で蝶着したこと
    を特徴とする請求項1に記載のミラー装置。
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