JP5933314B2 - 混合容器用キャップ - Google Patents

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本発明は、混合容器用キャップに関するものである。
従来、例えば下記特許文献1に記載されるような、容器本体の口部に螺着されるとともに内容物の吐出孔が形成されたキャップ本体と、該キャップ本体に着脱自在に装着され、前記吐出孔を閉塞する蓋体と、を備えた混合容器用キャップが知られている。この混合容器用キャップは、容器本体の内容物(主剤)に添加物(添加剤)を加えて所望の混合物とした上で、蓋体を取り外し、キャップ本体の吐出孔から内容物を吐出させる。
特開2010−275013号公報
しかしながら、上述した従来の混合容器用キャップにおいては、容器本体の内容物に添加物を加えて混合物とした後、キャップ本体を容器本体の口部から取り外すことが可能となっているために、例えば操作者やそれ以外の第三者が誤って、前記混合物にさらに添加物を加えたり他の物質を加えるおそれがあった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、容器本体の内容物に添加物が加えられ混合物とされた後に、誤った混合作業を防止できる混合容器用キャップを提供することを目的としている。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
すなわち、本発明の混合容器用キャップは、容器本体の口部に螺着されるとともに内容物の吐出孔が形成されたキャップ本体と、該キャップ本体に着脱自在に装着され、前記吐出孔を閉塞する蓋体と、前記容器本体の口部に固定状態で外嵌されて前記キャップ本体の下方に配置された環状体と、を備え、前記キャップ本体は、前記口部に対して締め込む締込側の端位置より、前記口部に対して緩む緩み側に離れてこの口部に配設されており、前記環状体には、前記キャップ本体が前記締込側の端位置に向けて締め込まれるときに、該キャップ本体に下方に向けて突設された係止突片が摺接しながら前記締込側に乗り越えて係合することで、前記口部に対する前記キャップ本体の前記緩み側へ向けた回転移動を規制する係合突片が突設され、前記環状体には、前記係合突片に対して前記締込側に隣接する部分に、該係合突片を支持するように帯体が突設されており、前記帯体は、前記係止突片が前記係合突片を乗り越えるときに破断可能な弱化部を有することを特徴とする。
この混合容器用キャップでは、当初、キャップ本体が、容器本体の口部に締込側の端位置より緩み側に離れて配設されていて、最後まで締め込まれていない状態とされており、容器本体の内容物に添加物を加える際には、容器本体の口部に対してキャップ本体を緩み側に回転させて、該口部から取り外すことができる。
容器本体の内容物に添加物を加えて混合物とした後は、再び、この容器本体の口部にキャップ本体を被せて、締込側に締め込む。
ここで、キャップ本体には、下方に向けて係止突片が突設され、該キャップ本体の下方に位置する環状体には、係合突片が突設されているので、前述のようにキャップ本体を締込側の端位置まで締め込んでいくときに、該キャップ本体は環状体に接近していき、このキャップ本体の係止突片は、環状体の係合突片に摺接しながら、この係合突片を乗り越える。
キャップ本体の係止突片が環状体の係合突片を乗り越えることで、これらが互いに係合され、これにより、キャップ本体は環状体に対する緩み側へ向けた回転移動が規制される。環状体は、容器本体の口部に固定状態で外嵌されているので、キャップ本体は該容器本体の口部に対しても緩み側へ向けた回転移動が規制されている。
このように、本発明によれば、容器本体の口部からキャップ本体を取り外し、内容物に添加物を加えて混合物とした後、このキャップ本体を該口部に螺着して締込側の端位置まで締め込むのみの簡単な操作によって、該キャップ本体が、再び容器本体の口部から取り外されることを規制できる。従って、例えば操作者やそれ以外の第三者が誤って、容器本体内の混合物にさらに添加物を加えたり他の物質を加えるような、誤った混合作業を防止できる。
また、環状体には、係合突片を支持するように帯体が突設されているので、該係合突片の曲げ剛性を過度に大きくしなくても、この係合突片の姿勢が不安定になるようなこと(ぐらつき)が防止される。また、キャップ本体の係止突片が環状体の係合突片を乗り越えるときに、帯体の弱化部が破断されることで、これら係止突片と係合突片との係合が安定して行われる。さらに、帯体が破断することによって生じるクリック感や破断音等により、係止突片が係合突片を乗り越えたことを、操作者が感覚的に認識しやすい。
本発明の混合容器用キャップによれば、容器本体の内容物に添加物が加えられ混合物とされた後に、誤った混合作業を防止できる。
本発明の一実施形態に係る混合容器用キャップの半断面図である。 図1の混合容器用キャップの要部を示す分解斜視図である。 図1のA部を拡大して示す断面図である。 図3のB矢視を示す図である。 本発明の一実施形態に係る混合容器用キャップの使用方法を説明する半断面図である。 本発明の一実施形態に係る混合容器用キャップの使用方法を説明する半断面図である。 図6のC部を拡大して示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る混合容器用キャップの使用方法を説明する半断面図である。 図8のD部を拡大して示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る混合容器用キャップの使用方法を説明する半断面図である。 本発明の一実施形態に係る混合容器用キャップの要部の変形例を示す断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る混合容器用キャップ1について、図面を参照して説明する。
図1に示されるように、本実施形態の混合容器用キャップ1は、内容物(主剤)が収容される容器本体2の口部2aに螺着されて、この内容物に添加物(添加剤)が加えられて作製された混合物を、吐出させるものである。
混合容器用キャップ1は、容器本体2の口部2aに螺着されるとともに内容物の吐出孔4が形成されたキャップ本体3と、該キャップ本体3に着脱自在に装着され、吐出孔4を閉塞する蓋体5と、容器本体2の口部2aに固定状態で外嵌されてキャップ本体3の下方に配置された環状体6と、を備えている。
尚、容器本体2の口部2a、環状体6、キャップ本体3及び蓋体5は、それぞれの中心軸線が共通軸上に配置されている。本実施形態ではこの共通軸をキャップ軸Oといい、キャップ軸O方向に沿う蓋体5側を上方(キャップ軸O方向に沿う容器本体2の外側)、容器本体2側を下方(キャップ軸O方向に沿う容器本体2の内側)という。また、キャップ軸Oに直交する方向を径方向といい、キャップ軸O回りに周回する方向を周方向という。
容器本体2は、有底筒状をなしており、該容器本体2の口部2aは、該口部2aの下方に位置する容器本体2の本体部2bより小径となっている。また、容器本体2は、本体部2bの上端と口部2aの下端とを繋ぐ円環板状の肩部2cを有している。図1に示される縦断面視において、肩部2cは、口部2aの下端から径方向外側に向かうに従い漸次下方に向かって僅かに傾斜するように延びている。
口部2aは、肩部2cに連結された大径部7と、大径部7の上方に位置して該大径部7より小径とされた小径部8と、を備えている。
大径部7の外周面における上端部は、該上端部以外の部分よりも径方向外側に一段突出して形成されており、この上端部は係合部7aとなっている。また、このような係合部7aを有することで、大径部7の上端部は、該上端部以外の部分より厚肉となっている。図2に示されるように、大径部7には、その周方向の一部から径方向外側に向けて突出するとともに、キャップ軸O方向に延びる板状の回り止め部9が形成されている。
小径部8の外周面には、雄ねじ部8aが形成されている。図1において、小径部8の内周面における上端部は、該上端部以外の部分よりも小径となっている。
キャップ本体3は、容器本体2の口部2aに外挿される有頂筒状の装着筒10と、装着筒10より小径とされ、該装着筒10の天壁10aから上方へ向けて突出する有頂筒状の吐出筒11と、天壁10aから垂下されるとともに口部2aに径方向の内側から嵌合するシール筒29と、を備えている。
装着筒10の周壁10bにおける内周面には、口部2aの雄ねじ部8aに螺合する雌ねじ部10cが形成されている。周壁10bの下端部には、径方向外側に向けて突出するとともに周方向に沿って延びる環状のフランジ12が形成されている。フランジ12には、下方に向けて係止突片13が突設されている。
図1及び図3において、係止突片13は、フランジ12の下面に周方向に間隔を開けて複数形成されている。ここで、図3に示される符号T1の矢印は、口部2aに対してキャップ本体3を締め込む締込側を表しており、符号T2の矢印は、口部2aに対してキャップ本体3を緩める緩み側を表している。係止突片13において周方向を向く一対の側面13a、13bのうち、締込側T1を向く側面13aは、フランジ12から下方に向かうに従い漸次緩み側T2に向かって傾斜して形成されている。また、緩み側T2を向く側面13bは、フランジ12から垂下されるように形成されている。
また、図1において、キャップ本体3は、口部2aに対して締め込む締込側T1の端位置より、口部2aに対して緩む緩み側T2に離れてこの口部2aに配設されており、これにより、装着筒10の天壁10aの下面と、口部2aの上端開口縁8bとの間には、若干の隙間が形成されている。
吐出筒11には、その天壁11aから上方へ向けて突出するノズル筒14が形成されている。ノズル筒14の内部には、キャップ軸O方向に貫通する吐出孔4が形成されている。吐出筒11の周壁11bの外周面には、雄ねじ部11cが形成されている。周壁11bの下端は、装着筒10の天壁10aの径方向内側の端部に連結されている。
環状体6は2重筒状をなしており、口部2aに径方向外側から嵌合する内筒15と、該内筒15に外挿された外筒16と、これら内筒15の上端部と外筒16の上端部とを繋ぐ環状の連結板17と、を備えている。
内筒15の内周面には、径方向内側に向けて突出するとともに、口部2aの係合部7aに上方から当接される被係合部15aが形成されている。内筒15の下端部は、容器本体2の肩部2cに上方から当接している。これにより、容器本体2に対する環状体6のキャップ軸O方向へ向けた移動が規制されている。
また、図2において、内筒15には、該内筒15を径方向に貫通してキャップ軸O方向に延びるとともにこの内筒15の下端部に開口される一方、上端部には開口されずに溝部18が形成されている。この溝部18には、回り止め部9が収容され、これらが互いに係合することで、容器本体2に対する環状体6の周方向へ向けた移動が規制されている。
連結板17には、該連結板17をキャップ軸O方向に貫通する貫通孔19が周方向に間隔をあけて複数形成されている。本実施形態では、貫通孔19は周方向に長い矩形状をなしている。
また、連結板17には、上方に向けて係合突片20が突設されている。図1及び図2において、本実施形態の係合突片20は、貫通孔19内に収容可能な矩形板状をなしており、周方向に間隔をあけて複数形成されている。図3に示されるように、係合突片20は、貫通孔19において周方向を向く一対の壁面19a、19bのうち、締込側T1を向く壁面19aに連結されており、この連結部分から締込側T1へ向かうに従い漸次上方へ向かって延びていて、この貫通孔19内から上方へ向かって突出している。また、係合突片20における壁面19aとの連結部分は、該連結部分以外の部分よりも僅かに薄肉となっている。
図3に示されるように、係合突片20において緩み側T2を向く側面20aは、締込側T1に向かうに従い漸次上方に向かって傾斜して形成されている。また、係合突片20において締込側T1を向く側面20bは、締込側T1に向かうに従い漸次下方に向かって傾斜して形成されている。これら側面20aと側面20bとの間に位置する係合突片20の頂部20cは、フランジ12に下方から当接している。
このように係合突片20の頂部20cがフランジ12に当接していることで、口部2aに対するキャップ本体3の締込側T1へ向けた締め込み量を、例えばトルク管理等により簡単に設定でき、これにより、前述のように、キャップ本体3を口部2aに対して締込側T1の端位置より緩み側T2に離してこの口部2aに配設できる。
また、連結板17には、係合突片20に対して締込側T1に隣接する部分に、該係合突片20を支持するように帯体21が突設されている。帯体21は、係合突片20の締込側T1の端部と、貫通孔19において緩み側T2を向く壁面19bとに連結されており、該壁面19bとの連結部分から緩み側T2に向かうに従い漸次上方に向かって延びていて、この貫通孔19内から上方へ向かって突出している。
また、帯体21における壁面19bとの連結部分は、該連結部分以外の部分よりも薄肉となっており、この連結部分は破断可能な弱化部22となっている。また、本実施形態では、帯体21において締込側T1を向く側面21aは、係合突片20の側面20bに対して面一又は該側面20bより後退させられて、該係合突片20に連なっている。
そして、後述するように、口部2aに対してキャップ本体3が締込側T1の端位置に向けて締め込まれるときに、この係合突片20に対してキャップ本体3の係止突片13が摺接しながら締込側T1に乗り越えて係合することで、口部2aに対するキャップ本体3の緩み側T2へ向けた回転移動が規制されるようになっている。
具体的には、図3に示されるように、係合突片20の緩み側T2に係止突片13が配置された状態から、口部2aに対してキャップ本体3をキャップ軸O回りに回転させるとともに、係合突片20に対して係止突片13を接近させていくと、図6及び図7に示されるように、係合突片20の側面20aに係止突片13の側面13aが摺接しつつ、係止突片13は係合突片20の頂部20cを乗り越えていく。
図7において、係止突片13が係合突片20を乗り越えるときに、該係合突片20は下方に向けて押し込まれ、これにより帯体21の弱化部22が破断されるとともに、係合突片20は壁面19aとの連結部分を中心に下方に向けて回動するように、弾性変形させられる。
図8及び図9に示されるように、係止突片13が係合突片20を乗り越えて締込側T1に移動すると、該係合突片20は復元変形して、この係合突片20の側面20bと係止突片13の側面13bとが周方向に対向される。この状態から、口部2aに対してキャップ本体3を緩み側T2に回転させると、係止突片13の側面13bが係合突片20の側面20bに当接するために、それ以上のキャップ本体3の緩み側T2への回転移動が規制されるようになっている。
また、図1において、蓋体5は有頂筒状をなしており、その天壁5aから垂下されてノズル筒14の径方向内側に嵌合するとともに吐出孔4を閉塞可能な栓部23と、天壁5aから垂下されてノズル筒14に外挿されるカバー筒24と、天壁5aから垂下され、カバー筒24と蓋体5の周壁5bとの間に配置される仕切り筒25と、を備えている。
蓋体5の周壁5bの内周面には、吐出筒11の雄ねじ部11cに螺合する雌ねじ部5cが形成されている。また、仕切り筒25の下端部は、吐出筒11の天壁11aに上方から当接している。
以上説明した本実施形態の混合容器用キャップ1では、図1に示されるように、当初、キャップ本体3が、容器本体2の口部2aに締込側T1の端位置より緩み側T2に離れて配設されていて、最後まで締め込まれていない状態とされており、容器本体2の内容物に添加物を加える際には、容器本体2の口部2aに対してキャップ本体3を緩み側T2に回転させて、図5に示されるように、該口部2aから取り外すことができる。
容器本体2の内容物に添加物を加えて混合物とした後は、再び、この容器本体2の口部2aにキャップ本体3を被せて、締込側T1に締め込む。
ここで、キャップ本体3のフランジ12には、下方に向けて係止突片13が突設され、該キャップ本体3の下方に位置する環状体6の連結板17には、係合突片20が突設されているので、前述のようにキャップ本体3を締込側T1の端位置まで締め込んでいくときに、該キャップ本体3は環状体6に接近していき、図6及び図7に示されるように、このキャップ本体3の係止突片13は、環状体6の係合突片20に摺接しながら、この係合突片20を乗り越える。
図8及び図9に示されるように、キャップ本体3の係止突片13が環状体6の係合突片20を乗り越えることで、これらが互いに係合され、これにより、キャップ本体3は環状体6に対する緩み側T2へ向けた回転移動が規制される。環状体6は、容器本体2の口部2aに固定状態で外嵌されているので、キャップ本体3は該容器本体2の口部2aに対しても緩み側T2へ向けた回転移動が規制されている。
尚、このように口部2aに対してキャップ本体3を締込側T1へ向けて最後まで(端位置まで)締め込む際、図8に示されるように、キャップ本体3の天壁10aが口部2aの上端開口縁8bに上方から当接する。
そして、容器本体2の混合物を吐出するには、図10に示されるように、キャップ本体3の吐出筒11から蓋体5を取り外し、ノズル筒14を露出させる。
このように、本実施形態によれば、容器本体2の口部2aからキャップ本体3を取り外し、内容物に添加物を加えて混合物とした後、このキャップ本体3を該口部2aに螺着して締込側T1の端位置まで締め込むのみの簡単な操作によって、該キャップ本体3が、再び容器本体2の口部2aから取り外されることを規制できる。従って、例えば操作者やそれ以外の第三者が誤って、容器本体2内の混合物にさらに添加物を加えたり他の物質を加えるような、誤った混合作業を防止できる。
また、環状体6には、係合突片20を支持するように帯体21が突設されているので、該係合突片20の曲げ剛性を過度に大きくしなくても、この係合突片20の姿勢が不安定になるようなこと(ぐらつき)が防止される。また、キャップ本体3の係止突片13が環状体6の係合突片20を乗り越えるときに、帯体21の弱化部22が破断されることで、これら係止突片13と係合突片20との係合が安定して行われる。さらに、帯体21が破断することによって生じるクリック感や破断音等により、係止突片13が係合突片20を乗り越えたことを、操作者が感覚的に認識しやすい。
尚、本発明は前述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前述の実施形態では、係止突片13が係合突片20を締込側T1へ向けて乗り越えるときに、係合突片20が弾性変形及び復元変形して、これらが係合することとしたが、係止突片13が係合突片20を乗り越えて係合可能な構成であればよく、これに限定されるものではない。すなわち、前述の実施形態とは異なり、係止突片13が弾性変形しつつ係合突片20を乗り越えた後、復元変形して、これらが係合するようになっていてもよい。
また、本発明とは技術思想が異なる参考例において、係合突片20の曲げ剛性を十分に確保できる場合は、帯体21を設けなくても構わない。
また、前述した実施形態のように帯体21が設けられる場合に、参考例では、該帯体21に弱化部22が設けられていなくてもよい。この場合、帯体21全体のうち、いずれかの部位が破断される。また、参考例では帯体21は破断されなくても構わない。
ここで、図11に示されるものは、前述の実施形態で説明した帯体21の変形例である。この変形例では、帯体21における係合突片20との連結部分が、該連結部分以外の部分よりも薄肉となっており、この連結部分が破断可能な弱化部22となっている。また、図11の例では、帯体21において締込側T1を向く側面21aは、係合突片20の側面20bよりも締込側T1に突出するように形成されている。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 混合容器用キャップ
2 容器本体
2a 口部
3 キャップ本体
4 吐出孔
5 蓋体
6 環状体
13 係止突片
20 係合突片
21 帯体
22 弱化部
T1 締込側
T2 緩み側

Claims (1)

  1. 容器本体の口部に螺着されるとともに内容物の吐出孔が形成されたキャップ本体と、
    該キャップ本体に着脱自在に装着され、前記吐出孔を閉塞する蓋体と、
    前記容器本体の口部に固定状態で外嵌されて前記キャップ本体の下方に配置された環状体と、を備え、
    前記キャップ本体は、前記口部に対して締め込む締込側の端位置より、前記口部に対して緩む緩み側に離れてこの口部に配設されており、
    前記環状体には、前記キャップ本体が前記締込側の端位置に向けて締め込まれるときに、該キャップ本体に下方に向けて突設された係止突片が摺接しながら前記締込側に乗り越えて係合することで、前記口部に対する前記キャップ本体の前記緩み側へ向けた回転移動を規制する係合突片が突設され
    前記環状体には、前記係合突片に対して前記締込側に隣接する部分に、該係合突片を支持するように帯体が突設されており、
    前記帯体は、前記係止突片が前記係合突片を乗り越えるときに破断可能な弱化部を有することを特徴とする混合容器用キャップ。
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