JP5933110B2 - 通信装置及び制御装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、データ送信を効率化する技術に関する。
以下では、主に、車載システムを例にして、データ送信を効率化する技術を説明する。
自動車のボディ系システムは、ボディ・コントロール・モジュール(BCM:Body Control Module)と呼ばれるECU(Electro Control Unit)に、I/O(Input/Output)デバイスを専用線で接続して制御を行っているが、制御対象が増加するに伴って信号線量の増加が課題となっている。
この課題を解決するために、特許文献1では、各I/Oデバイスの状態信号を車両各部に配置された多重伝送装置にそれぞれ収容し、多重伝送装置とBCMを多重伝送路で接続して、I/Oデバイスを制御する方法が開示されている。
また、特許文献2では、上記のような多重伝送装置を用いた通信システムにおいて、I/Oデバイスからの入力情報に変化があった場合に、変化のあった入力情報を多重伝送装置がBCMに送信することで、BCMが入力情報の変化を短時間で検知できるようにした方法が開示されている。
特開平2−1649号公報 特開平6−30003号公報
低コスト化のために、上記多重伝送路は、BCMと多重伝送装置だけでなく、それ以外のECU間のデータ交換にも利用される。
車載システムでは、ECU間で交換されるデータは、走行中の車体制御などに利用されるため、所定のリアルタイム性が要求される。
そのため、多重伝送装置からBCMへの入力情報や、BCMから多重伝送装置への制御情報の変化を早期に通知する必要がある一方で、上記のリアルタイム性を保証できるように、BCMと多重伝送装置のデータ通信が抑制される必要がある。
すなわち、BCMと多重伝送装置の通信帯域を一定以下に抑えて、他の装置が通信できるようにする必要がある。
入力情報が変化する度に多重伝送装置からBCMに入力情報が送信される(または、I/Oデバイスへの制御情報が更新される度にBCMから多重伝送装置に制御情報が送信される)方式では、入力情報の変化(または制御情報の更新)が一定期間に集中して発生する状況にも対応できる高い通信帯域を常時、BCM及び多重伝送装置に割当てておく必要がある。
このため、多重伝送路を利用する他の装置に十分な通信帯域を保証することができないという課題がある。
本発明は、このような状況を鑑みたものであり、通信帯域の抑制を図りながら、特定のデータは遅滞なく送信される構成を実現することを主な目的とする。
本発明に係る通信装置は、
複数の情報ソースから送信情報が随時書き込まれる送信情報記憶部と、
一定の送信周期ごとに、前記送信情報記憶部に書き込まれた送信情報を通信先装置に送信する第1の通信処理部と、
前記複数の情報ソースのうち、送信周期の到来前に送信情報を緊急に送信することが許可される情報ソースである緊急送信情報ソースを定義するとともに、緊急送信情報ソースごとに、緊急の送信の際に許容される遅延時間である許容遅延時間を定義する条件情報を記憶する条件情報記憶部と、
送信周期を、前記条件情報で定義されている最短の許容遅延時間以下のタイムスロットに分割するタイムスロット分割部と、
タイムスロットごとに、前記送信情報記憶部に書き込まれた送信情報の中から、緊急送信情報ソースからの緊急に送信すべき送信情報である緊急送信情報を抽出する緊急送信情報抽出部と、
送信周期の到来前に、タイムスロットごとに、前記緊急送信情報抽出部により抽出された緊急送信情報を前記通信先装置に送信する第2の通信処理部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、一定の送信周期ごとに送信情報を送信するため、送信情報の送信のために常時高い通信帯域を割当てておく必要がなく、通信帯域を他の通信に割り振ることができる。
更に、緊急に送信すべき送信情報は、タイムスロット単位で遅延なく送信することができる。
実施の形態1に係る車載システムの構成例を示す図。 実施の形態1に係る緊急制御情報管理テーブルの例を示す図。 実施の形態1に係る緊急制御情報の送信手順を示す図。 実施の形態2に係る車載システムの構成例を示す図。 実施の形態2に係る緊急制御情報の送信手順を示す図。 実施の形態4に係る車載システムの構成例を示す図。 実施の形態4に係るイベント送信条件管理テーブルの例を示す図。 実施の形態4に係るイベント情報の送信手順を示す図。 実施の形態1〜4に係るBCM及び多重伝送装置のハードウェア構成例を示す図。
実施の形態1.
本実施の形態1では、中継装置に対して、制御対象機器の制御のための送信情報を送信する制御装置を説明する。
より具体的には、任意のタイミングで発生する複数の送信情報を、繰り返し到来する送信タイミングに、一括して送信する第1の通信処理部と、
前記第1の通信処理部の送信タイミングの到来前に送信情報を送信する必要が生じた場合に、前記送信情報の送信期限までに、送信情報を送信する第2の通信処理部と、
前記第2の通信処理部が送信情報を送信するための条件と、送信情報の送信の必要が生じてから送信するまでの送信期限を表す許容遅延時間とが示される条件情報を記憶する条件情報記憶部と、
送信情報の発生状況を監視し、前記条件情報に示される条件を満たす送信情報を、緊急送信情報として、抽出する緊急送信情報抽出部とを有し、
前記第2の通信処理部は、
前記第1の通信処理部の送信タイミングの到来前であって、前記緊急送信情報抽出部による緊急送信情報の抽出時から前記許容遅延時間が経過するタイミングである送信期限までに、前記緊急送信情報抽出部により抽出された緊急送信情報を通信先装置に送信する制御装置を説明する。
図1は、実施の形態1に係る車載システムの構成例を示す。
多重伝送装置200(以下、DHM200ともいう)は、コントローラであるBCM100が送信する制御情報を、DHM200に接続されるI/Oデバイス300に出力する。
制御情報の通信は、共有メモリを用いて行われる。
共有メモリの内容は、DHM200に接続されている複数のI/Oデバイス300への制御情報の集合である。
次に、本実施の形態に係るBCM100は、アプリケーション1000が計算した制御情報を、共有メモリデータとしてDHM200に送信する。
共有メモリデータは、基本的には定期送信によりDHM200に送信され、DHM200は受信した共有メモリデータを、I/Oデバイス300に出力する。
ただし、定期送信では制御が間に合わず、緊急制御を行う必要があるI/Oデバイス300については、BCM100は、前記定期的な送信によらず、必要に応じて、DHM200に制御情報を緊急送信し、定期送信を待たずに、I/Oデバイス300の制御が行われる。
なお、BCM100は制御装置の例に相当し、I/Oデバイス300は制御対象機器の例に相当し、I/Oデバイス300に接続されているDHM200は中継装置の例に相当する。
DHM200とBCM100を接続するネットワーク(多重伝送路400)は、特に規定しないが、たとえばCAN(Control Area Network)である。
次に、BCM100の内部の構成要素について詳しく説明する。
アプリケーション1000は、たとえば、自動車のワイパーやヘッドライトを制御するアプリケーションプログラムである。
アプリケーション1000は、たとえば、スイッチ情報等の入力情報を基に、ワイパーやヘッドライトに対応するI/Oデバイス300の制御情報を計算して共有メモリ101に出力する。
本発明と直接関係ないため、明示していないが、スイッチ情報等の入力情報の取得手段は任意である。
なお、アプリケーション1000は、情報ソースの例に相当する。
共有メモリ101は、DHM200に接続されている複数のI/Oデバイス300の制御情報を記憶する。
個々のI/Oデバイス300への出力データである制御情報は、例えば、接点出力であれば1ビットで表現され、アナログ出力であれば、ディジタル変換した8ビットの値である。
共有メモリ101内のデータフォーマットは、接続されるI/Oデバイス300の数と種類によってシステム設計により決定される。
共有メモリ101は、通信相手となるDHM200の数だけ存在する。
また、各共有メモリ101は、アプリケーション1000ごとの領域に区画されている。
更に、各共有メモリ101には、監視対象ビットのための領域がある。
監視対象ビットについては後述する。
なお、共有メモリ101は、送信情報記憶部の例に相当する。
定期通信処理部103は、一定周期のタイミングで、通信部105に定期送信指示を行う。
定期通信処理部103は、後述の通信部105とともに、第1の通信処理部の例に相当する。
通信部105は、定期通信処理部103からの定期送信指示、もしくは、後述する緊急通信処理部104からの緊急送信指示を入力した場合に、共有メモリ101のデータを読み出して、DHM200に送信する。
通信部105は、前述の定期通信処理部103とともに、第1の通信処理部の例に相当する。
また、通信部105は、後述の緊急通信処理部104とともに、第2の通信処理部の例に相当する。
管理テーブル記憶部102は、緊急制御情報管理テーブル(図面では、管理テーブルと表記する)を記憶する。
緊急制御情報管理テーブルは、緊急送信条件が記述されたテーブルである。
緊急送信条件の設定値は、システム設計により予め設定されてもよいし、図1のように、アプリケーション1000により動的に設定できるようにしてあってもよい。
緊急制御情報管理テーブルは、図2に示すように、監視対象ビット、緊急送信検出条件、許容遅延時間で構成される。
監視対象ビットは、共有メモリ101内のビット位置を示している。
監視対象ビットの欄に示される各ビット位置は、アプリケーション1000に対応している。
例えば、ビット0はアプリケーション#1(1000a)に対応し、ビット1はアプリケーション#2(1000b)に対応している。
そして、監視対象ビットの欄に示されるビット位置に対応するアプリケーション1000からの制御情報は定期送信の周期の到来前に緊急に送信することが許容される。
監視対象ビットの欄に示されるビット位置に対応するアプリケーション1000は、緊急送信情報ソースの例に相当する。
緊急送信検出条件は、緊急に送信すべき制御情報を検出するための条件である。
例えば、緊急送信条件#1の例では、アプリケーション#1(1000a)が、監視対象ビットであるビット0の値を0から1に書き換えた場合に、後述の緊急通信処理部104により、緊急送信が必要であることが検出される。
許容遅延時間は、緊急に送信すべき制御情報である緊急制御情報(緊急送信情報の例)がアプリケーション1000により共有メモリ101に書き込まれてから、共有メモリデータ(緊急制御情報)をDHM200に送信するまでに許容される遅延時間である。
緊急制御情報の共有メモリ101へのメモリ書き込み時刻に許容遅延時間を加えた時刻が、該緊急制御情報の送信期限である。
なお、緊急制御情報管理テーブルは条件情報の例に相当し、管理テーブル記憶部102は条件情報記憶部の例に相当する。
緊急通信処理部104は、共有メモリデータと、緊急制御情報管理テーブルに登録されている監視対象ビット、緊急送信検出条件とを比較して、緊急送信条件が成立しているかどうかを検査する。
緊急通信処理部104は、共有メモリデータ、もしくは、緊急制御情報管理テーブルが更新される度に検査を実施する。
緊急送信条件が成立している場合は、緊急通信処理部104は、許容遅延時間以内に、定期送信タイミング、および、他の緊急制御情報の送信期限が到来しない場合は、該当緊急制御情報の送信期限を、緊急制御情報送信タイミングとして登録する。
そして、緊急制御情報送信タイミングになったら、緊急通信処理部104は、通信部105に緊急送信指示を行う。
このとき、既に他の緊急制御情報送信タイミングが登録されていた場合は、既に登録されている緊急制御情報送信タイミングをキャンセルする。
許容遅延時間以内に、定期送信タイミングが到来する場合、および、許容遅延時間以内の他の緊急制御情報の緊急制御情報送信タイミングが登録されている場合は、対象としている緊急制御情報は、許容時間以内に送信されるため、緊急通信処理部104は、当該緊急制御情報の緊急制御情報送信タイミングは登録しない。
つまり、対象としている緊急制御情報は、定期送信の際、もしくは、他の緊急制御情報の緊急制御情報送信タイミングの際に送信されるため、緊急通信処理部104は、当該緊急制御情報の緊急制御情報送信タイミングは登録しない。
緊急通信処理部104は、緊急制御情報送信タイミングを送信期限として、通信部105に緊急送信指示を行う。
例えば、緊急制御情報送信タイミングに緊急送信条件が成立している共有メモリデータ(制御情報)のみを送信するように制御することで、通信量の削減を図ることが可能となる。
また、これに代えて、緊急制御情報送信タイミングの際に共有メモリ101に存在するすべての共有メモリデータを送信するようにしてもよい。
送信期限までに他の緊急送信条件が成立した場合は、既存の送信期限と、新たに成立した送信期限とを比較し、早い時刻の送信期限を、新たな送信期限として設定し、通信部105に緊急送信指示を行う。
なお、緊急通信処理部104は、緊急送信情報抽出部の例に相当する。
本実施の形態に係るBCM100の動作の具体例を説明する。
本例では、BCM100は、時刻T0を基準として100ms周期で共有メモリデータを定期送信するものとする。
また、アプリケーション#1(1000a)は、図2の緊急制御情報管理テーブルの緊急送信条件#1に対応し、アプリケーション#2(1000b)は、緊急送信条件#2に対応するものとする。
まず、それぞれのアプリケーション1000は、初期化時に、緊急制御情報テーブルの設定を行う。
なお、アプリケーション1000が緊急制御情報テーブルを設定せずに、予め静的な緊急制御情報テーブルが管理テーブル記憶部102に格納されていてもよい。
次に、緊急制御情報の送信手順を図3を参照して説明する。
時刻T0+30msにアプリケーション#1に緊急制御要求#1が発生した場合、アプリケーション#1は、共有メモリのビット0を0から1に書き換える。
前記共有メモリ101のビット0の書き換えは、緊急通信処理部104に検出され、緊急制御情報管理テーブルの緊急送信条件#1の監視対象ビット、緊急送信検出条件に合致すると判定される。
このため、緊急通信処理部104は、アプリケーション#1からの緊急制御情報の送信期限を共有メモリ書き換え時刻から該緊急制御情報の許容遅延時間経過後のT0+50msと算出する。
次に、緊急通信処理部104は、時刻T0+50msまでに他の緊急送信が無いかを確認する。
図3の例では、時刻T0+50msまでに他の緊急送信が無いので、次に、緊急通信処理部104は、時刻T0+50msまでに定期送信が行われないかを確認する。
図3の例では、次の定期送信は、T0+100msであるので、時刻T0+50msまでには定期送信は行われない。
該緊急制御情報の送信期限T0+50msまでに他の緊急送信も、定期送信も行われないため、緊急通信処理部104は、T0+50msを次の送信期限として登録し、該緊急制御情報の送信をT0+50msまで待ち、T0+50msになったら、通信部105に緊急送信指示を行う。
通信部105は、緊急送信指示を受けると、共有メモリ101より該緊急制御情報を読み出し、DHM200に該緊急制御情報を送信する。
次に、時刻T0+70msにアプリケーション#2に緊急制御要求#2が発生した場合、アプリケーション#2は、共有メモリ101のビット1を、0から1に書き換える。
前記共有メモリ101のビット1の書き換えは、緊急通信処理部104に検出され、緊急制御情報管理テーブルの緊急送信条件#2の監視対象ビット、緊急送信検出条件に合致すると判定される。
このため、緊急通信処理部104は、アプリケーション#2からの緊急制御情報の送信期限を共有メモリ書き換え時刻から該緊急制御情報の許容遅延時間経過後のT0+120msと算出する。
次に、緊急通信処理部104は、時刻T0+120msまでに他の緊急送信が無いかを確認する。
図3の例では、時刻T0+120msまでに他の緊急送信が無いので、次に、緊急通信処理部104は、時刻T0+120msまでに定期送信が行われないかを確認する。
図3の例では、次の定期送信は、T0+100msであるので、時刻T0+120msの前に定期送信が実施される。
定期送信が実施される場合は、該緊急制御要求に対する緊急送信は実施しない。
該緊急制御要求は、緊急通信処理部104では、処理を行わないが、送信期限より前の時刻T0+100msに定期送信によりDHM200に送信される。
このように構成することによって、複数の緊急制御情報の緊急送信のタイミングが一定期間に集中して発生しても、複数の緊急制御情報を共有メモリにより一括して送信することで、ネットワーク負荷が一定以上になることを防ぎ、かつ、規定時間以内に緊急制御情報をDHM200に送信することが可能となる。
なお、本実施の形態では、BCM100は、緊急制御情報を送信期限にDHM200に送信する例を説明しているが、送信期限よりも前に緊急制御情報を送信してもよい。
図5の例では、上記では、送信期限である時刻T0+50msに緊急制御情報を送信することとしているが、例えば、時刻T0+48msに緊急制御情報を送信するようにしてもよい。
以上、本実施の形態では、システムを制御するコントローラと、コントローラにより、制御、または、参照される1つ以上のI/Oデバイスが接続された1つ以上の多重伝送装置により構成されるシステムを説明した。
そして、コントローラは、多重伝送装置に接続される複数のI/Oデバイスの制御情報を一括して、定期的に送信し、また、定期的な送信では制御が間に合わない緊急的なI/Oデバイスの制御出力要求が発生した場合に、I/Oデバイスの制御情報を一括したデータとして、定期的な送信とは別に、送信期限までに送信することを説明した。
また、単数、もしくは、複数の制御要求が発生している場合は、コントローラは、もっとも送信期限が早い時刻に、I/Oデバイスの制御情報を一括したデータを緊急制御情報として送信することを説明した。
また、前記コントローラは、緊急制御情報の送信期限より、定期送信のタイミングが早い場合に、定期送信により、緊急制御情報を送信することを説明した。
また、本実施の形態では、コントローラは、定期的な送信では制御が間に合わない緊急的なI/Oデバイスの制御出力要求の監視情報、および、制御情報が発生してから送信するまでの許容遅延時間を記憶できる緊急制御情報管理テーブルを備えることを説明した。
そして、コントローラは、緊急制御情報管理テーブルの監視情報により、緊急制御要求の発生を検出することを説明した。
また、本実施の形態では、アプリケーション、もしくは、コントローラの外部により、緊急制御情報管理テーブルの監視情報及び許容遅延時間を設定できることを説明した。
実施の形態2.
図4は本実施の形態によるBCM100の構成例を示す。
なお、本実施の形態では、BCM100は通信装置の例に相当し、DHM200は通信先装置の例に相当する。
本実施の形態のBCM100は、実施の形態1のBCM100の定期通信処理部103と緊急通信処理部104に相当する送信タイミング通知部106と緊急制御情報監視部107を持つ。
送信タイミング通知部106は、定期送信タイミングにおいて、定期送信指示を通信部105に行う機能と、緊急制御情報管理テーブルに登録されている許容遅延時間のうち、最も短い許容遅延時間を単位とするタイムスロットを定期送信周期内に生成し、タイムスロットごとに、監視タイミング信号として、緊急制御情報監視部107に共有メモリデータの監視指示を与える。
このように、送信タイミング通知部106は、送信周期を、緊急制御情報管理テーブルで定義されている最短の許容遅延時間ごとのタイムスロットに分割しており、送信タイミング通知部106はタイムスロット分割部の例に相当する。
また、送信タイミング通知部106は、通信部105に対して定期送信指示を行っており、第1の通信処理部の例にも相当する。
緊急制御情報監視部107は、送信タイミング通知部106からの監視タイミング信号に従い、タイムスロットごとに、共有メモリ101を監視する。
そして、緊急制御情報監視部107は、共有メモリ101に書き込まれた制御情報の中から、緊急制御情報管理テーブルに定義されている緊急送信条件に合致する制御情報(緊急制御情報)を抽出する。
更に、緊急制御情報監視部107は、緊急送信条件に合致している制御情報について、実施の形態1と同様に、通信部105に緊急送信指示を行う。
ただし、定期送信が行われるタイムスロットにおいては、緊急送信条件が成立していても、緊急制御情報監視部107は、緊急送信指示を行わない。
緊急制御情報監視部107は、送信タイミング通知部106からの定期送信タイミング信号の入力により、定期送信が行われるタイムスロットを検知することができる。
本実施の形態では、緊急制御情報監視部107は、第2の通信処理部及び緊急送信情報抽出部の例に相当する。
送信タイミング通知部106及び緊急制御情報監視部107以外の要素は、実施の形態1に示したものと同様である。
また、本実施の形態に係る緊急制御情報管理テーブルも、図2に示したものと同様である。
具体例を用いて本実施の形態に係るBCM100の動作例を説明する。
本実施の形態でも、BCM100は、時刻T0を基準として100ms周期で共有メモリデータを定期送信するものとする。
また、アプリケーション#1(1000a)は、図2の緊急制御情報管理テーブルの緊急送信条件#1に対応し、アプリケーション#2(1000b)は、緊急送信条件#2に対応するものとする。
送信タイミング通知部106は、緊急制御情報管理テーブル(図2)より、許容遅延時間の最も短い20msを単位とするタイムスロットを定期送信周期内に生成する。
具体的には、T0からT0+100msの定期送信周期に対して、図5に示すようなT0から20ms間隔のタイムスロットを生成する。
そして、送信タイミング通知部106は、タイムスロットの切り替え時刻を緊急制御監視タイミングとして、監視タイミング信号を緊急制御情報監視部107に出力する。
緊急制御情報監視部107は、緊急制御監視タイミングの度に、緊急制御情報管理テーブルに登録されている緊急送信条件が成立していないか共有メモリ101を検査する。
検査の結果、緊急制御条件に合致する制御情報が共有メモリ101に1つでも存在していれば、緊急制御情報監視部107は、通信部105に対して緊急送信指示を行う。
ただし、緊急送信指示と定期送信指示が重なる場合、つまり定期送信の送信周期と重なるタイムスロットでは、緊急制御情報監視部107は、緊急送信指示は行わない。
また、緊急送信条件が成立する制御情報が存在していないタイムスロットでは、緊急制御情報監視部107は、何もしない。
図5に示すように、たとえば、T0+20msからT0+40msのタイムスロットで、アプリケーション#1(1000a)より緊急制御要求が発生した場合は、緊急制御情報監視部107は、時刻T0+40msに共有メモリ101をチェックし、緊急送信条件の成立を検出して、緊急送信指示を行う。
この結果、アプリケーション#1(1000a)からの制御情報が、時刻T0+40msにてDHM200に送信される。
時刻T0+80msからT0+100msのタイムスロットで、アプリケーション#2(1000b)より緊急制御要求が発生した場合は、時刻T0+100に定期送信が行われるため、緊急制御情報監視部107は、緊急送信条件の成立を検出しても、緊急送信指示を行なわない。
なお、本実施の形態では、緊急送信要求の有無の検査に要する時間が、許容できるほど小さいことを前提にして説明を行っているが、検査時間が許容できない場合は、検査時間を考慮してタイムスロットの時間幅を短く設定する。
つまり、タイムスロットの時間幅を検査時間だけ短く設定する。
このように、送信タイミング通知部106は、送信周期を、緊急制御情報管理テーブルで定義されている最短の許容遅延時間よりも短い時間のタイムスロットに分割するようにしてもよい。
本実施の形態の方法は、実施の形態1に対して、通信量は多少増える可能性がある一方で、BCM100の制御は周期的、かつ、単純であるため、BCM100を低コストで構成できる可能性がある。
なお、本実施の形態においても、実施の形態1と同様に、緊急制御情報送信タイミングに緊急送信条件が成立している共有メモリデータ(制御情報)のみを送信するようにしてもよい。
また、これに代えて、緊急制御情報送信タイミングの際に共有メモリ101に存在するすべての共有メモリデータを送信するようにしてもよい。
以上、本実施の形態では、コントローラは、緊急制御情報管理テーブルで定義されている許容遅延時間のうち、最も短い許容時間、もしくは、それ以下の期間を有するタイムスロットを生成することを説明した。
また、本実施の形態に係るコントローラは、タイムスロット内に、緊急的なI/Oデバイスの制御出力要求が発生した場合に、該タイムスロットの開始時刻から該制御要求の許容遅延時間が経過した時刻を送信期限として、I/Oデバイスの制御情報を一括したデータを、定期送信で送信できる場合を除いて、緊急送信することを説明した。
また、本実施の形態では、上記の監視タイミングを、定期送信タイミングを基準時刻として設定することを説明した。
実施の形態3.
実施の形態1、2では、定期送信と緊急送信では等しく、データ通信の手段として共有メモリを用いることとしている。
その理由は、緊急送信する緊急制御情報が1つだけであれば、メッセ―ジID(Identifier)等で区別が可能であるが、本明細書が対象にしているBCMは、複数の緊急制御情報を、1つのフレームで送信するためである。
ただし、実施の形態1、2で示した車載システムでは、緊急送信において、緊急制御情報管理テーブルに登録しているI/Oデバイスの制御情報だけを送信すれば必要十分である。
つまり、緊急制御情報管理テーブルに登録されていないI/Oデバイスの制御情報は、定期送信を用いて送信すればシステムの要件は満たされるため、緊急送信で送信する必要が無い。
そこで、本実施の形態では、緊急制御情報管理テーブルに登録されているI/Oデバイスの情報をBCM100とDHM200で共有し、共有メモリデータを圧縮して送信を行う。
具体的には、たとえば、BCM100とDHM#1の間で通信される共有メモリデータのビット0〜nまでのうち、緊急送信を行うのは、ビット0〜m(n>m)までとした場合を想定する。
BCM100の通信部105は、緊急送信指示が行われた場合は、共有メモリ101のビット0〜mに対応する制御情報だけを送信し、DHM200は制御情報を受信すると共有メモリのビット0〜mだけを更新する。
一方、定期送信の場合は、BCM100の通信部105は、共有メモリ101のビット0〜nに対応する制御情報を送信し、DHM200は制御情報を受信すると共有メモリのビット0〜nを更新する。
このようにすることで、緊急送信のフレームサイズを小さくすることが可能となり、通信トラフィックを削減することが可能となる。
以上、本実施の形態では、定期送信するデータは、多重伝送装置に接続される全てのI/Oデバイスの制御情報とし、緊急送信時に送信するデータは、緊急制御情報として予め登録されたI/Oデバイスの制御情報のみとすることを説明した。
実施の形態4.
本実施の形態では、実施の形態2で示したBCM100からDHM200への制御情報の送信と同様の仕組みをDHM200からBCM100へのI/O情報の送信に適用した例を示す。
図6は、本実施の形態に係る車載システムの構成例を示す。
BCM100、DHM200、I/Oデバイス300、多重伝送路400は、図1に示したものと同様である。
図6では、DHM200の内部構成例を示している。
なお、本実施の形態に係るDHM200は通信装置の例に相当する。
また、BCM100は通信先装置の例に相当する。
本実施の形態に係るDHM200は、I/Oデバイス300からの入力情報(イベント情報ともいう)を随時共有メモリ201に取り込み、共有メモリ201の内容を、定期的に、かつ、イベント送信条件に設定されたI/Oデバイス300の入力情報を検出した場合は、指定された送信期限までに、BCM100に送信する。
BCM100は、DHM200が送信する共有メモリデータ(入力情報)を受信し、自身の共有メモリに取り込み、BCM100上のアプリケーションプログラムが入力情報を参照できるようにする。
次に、本実施の形態のDHM200の内部について説明する。
共有メモリ201は、DHM200に接続されている単数、もしくは、複数のI/Oデバイス300の入力情報(送信情報)を取り込むメモリである。
共有メモリ201は、周期的、もしくは、I/Oデバイス300からの入力情報に変化がある度に、メモリの内容を更新する。
共有メモリ201の内容は、BCM100の共有メモリに定期的、もしくは、イベント検出時に送信されるため、BCM100上のアプリケーション1000(図6では不図示)は、BCM100の共有メモリの内容を読み出すことで、DHM200のI/Oデバイス300の入力情報を取得することが可能である。
I/Oデバイス300の入力情報は、特に規定しないが、たとえば、接点入力であれば、ON/OFFを1/0の1ビットの情報で表現したものであり、アナログ入力であれば、A/D変換してディジタル値に変換した複数ビットのデータである。
また、共有メモリ201は、I/Oデバイス300ごとの領域に区画されている。
更に、共有メモリ201には、監視対象ビットのための領域がある。
監視対象ビットについては後述する。
なお、本実施の形態では、I/Oデバイス300が情報ソースの例に相当し、共有メモリ201は送信情報記憶部の例に相当する。
通信部205は、定期送信指示、イベント送信指示を受けて、共有メモリ201の入力情報を、所定の通信方式に従って、BCM100に送信する。
通信方式については、特に規定しないが、たとえば、CANに対応した通信方式を用いることができる。
本実施の形態では、通信部205は、後述の送信タイミング通知部206とともに第1の通信処理部の例に相当する。
また、通信部205は、後述のイベント監視部207とともに、第2の通信処理部の例に相当する。
管理テーブル記憶部202は、イベント送信条件管理テーブル(図面では、管理テーブルと表記する)を記憶する。
イベント送信条件管理テーブルは、イベント送信条件が記述されたテーブルである。
イベント送信条件管理テーブルの内容は、予め設定されていてもよいし、後からBCM100や外部より設定できるようにしておいてもよい。
イベント送信条件管理テーブルは、図7に示すように、監視対象ビット、検出条件、許容遅延時間で構成される。
監視対象ビットは、共有メモリ201内のビット位置を示している。
監視対象ビットの欄に示される各ビット位置は、I/Oデバイス300に対応している。
例えば、ビット0はI/Oデバイス#1に対応し、ビット1はI/Oデバイス#2に対応している。
そして、監視対象ビットの欄に示されるビット位置に対応するI/Oデバイス300からの入力情報は定期送信の周期の到来前に緊急に送信することが許容される。
監視対象ビットの欄に示されるビット位置に対応するI/Oデバイス300は、緊急送信情報ソースの例に相当する。
検出条件は、緊急に送信すべきイベント情報を検出するための条件である。
例えば、イベント送信条件#1の例では、I/Oデバイス#1が、監視対象ビットであるビット0の値を0から1に書き換えた場合に、後述のイベント監視部207により、緊急送信が必要であることが検出される。
許容遅延時間は、緊急に送信すべきイベント情報が共有メモリ201に書き込まれてから、共有メモリデータ(イベント情報)をBCM100に送信するまでに許容される遅延時間である。
イベント情報の共有メモリ201へのメモリ書き込み時刻に許容遅延時間を加えた時刻が、イベント情報の送信期限である。
なお、イベント送信条件管理テーブルは条件情報の例に相当し、管理テーブル記憶部202は条件情報記憶部の例に相当する。
送信タイミング通知部206は、定期送信指示タイミングの生成、および、通信部205への定期送信指示の出力と、イベント監視タイミングの生成を行う。
送信タイミング通知部206は、車載システムで予め定義された周期で定期送信タイミングを生成する。
更に、送信タイミング通知部206は、イベント検出のために、定期送信タイミングを基準とし、イベント送信条件管理テーブル(図7)に登録されている許容遅延時間のうち、最も短い許容遅延時間を単位とするタイムスロットを定期送信周期内に生成する。
そして、送信タイミング通知部206は、タイムスロットごとに、監視タイミング信号として、イベント監視部207に共有メモリデータの監視指示を与える。
このように、送信タイミング通知部206は、送信周期を、イベント送信条件管理テーブルで定義されている最短の許容遅延時間ごとのタイムスロットに分割しており、送信タイミング通知部206はタイムスロット分割部の例に相当する。
また、送信タイミング通知部206は、通信部205に対して定期送信指示を行っており、第1の通信処理部の例にも相当する。
イベント監視部207は、送信タイミング通知部106からの監視タイミング信号に従い、タイムスロットごとに、共有メモリ201を監視する。
そして、イベント監視部207は、共有メモリ201に書き込まれた入力情報の中から、イベント送信条件管理テーブルに定義されているイベント送信条件に合致する入力情報を抽出する。
更に、イベント監視部207は、イベント送信条件に合致している入力情報について、通信部205に緊急送信指示を行う。
ただし、定期送信が行われるタイムスロットにおいては、イベント送信条件が成立していても、イベント監視部207は、緊急送信指示を行わない。
イベント監視部207は、送信タイミング通知部206からの定期送信タイミング信号の入力により、定期送信が行われるタイムスロットを検知することができる。
イベント監視部207は、第2の通信処理部及び緊急送信情報抽出部の例に相当する。
次に、イベント発生とイベント送信の関係を図8を用いて説明する。
本実施の形態に係るDHM200は、時刻T0を基準として100ms周期で共有メモリデータをBCM100に定期送信するものとする。
また、DHM200には、I/O#1〜#nが接続されており、それぞれの入力情報は、共有メモリのビット0からビット(n−1)に割りつけられている。
イベント送信条件管理テーブルは、図7のように設定されているものとする。
送信タイミング通知部206は、イベント送信条件管理テーブル(図7)より、許容遅延時間の最も短い20msを単位とするタイムスロットを定期送信周期内に生成する。
具体的には、T0からT0+100msの定期送信周期に対して、図8に示すようなT0から20ms間隔のタイムスロットを生成する。
そして、送信タイミング通知部206は、タイムスロットの切り替え時刻をイベント監視タイミングとして、監視タイミング信号をイベント監視部207に出力する。
イベント監視部207は、イベント監視タイミングの度に、イベント送信条件管理テーブルに登録されているイベント送信条件が成立していないか共有メモリ201を検査する。
検査の結果、イベント送信条件に合致する入力情報が共有メモリ201に1つでも存在していれば、イベント監視部207は、通信部205に対してイベント送信指示を行う。
ただし、イベント送信指示と定期送信指示が重なる場合、つまり定期送信の送信周期と重なるタイムスロットでは、イベント監視部207は、緊急送信指示は行わない。
また、イベント送信条件に合致する制御情報が存在していないタイムスロットでは、イベント監視部207は、何もしない。
図8に示すように、時刻T0+27msに、I/Oデバイス#1の入力が変化し、共有メモリ201のビット0の値が0から1に変化したとする。
時刻T0+40msに監視タイミング信号を受信したイベント監視部207は、上記イベントを検出し(イベント送信条件に合致する入力情報を検知し)、時刻T0+40msにイベント送信指示を行う。
この結果、I/Oデバイス#1からの入力情報が、時刻T0+40msにてBCM100に送信される。
次に、時刻T0+85msにI/Oデバイス#2の入力が変化し、共有メモリ201のビット1の値が0から1に変化したとする。
時刻T0+100msに監視タイミング信号を受信したイベント監視部207は、イベント送信条件の成立を検出するが、同時にT0+100msは定期送信タイミングでもあるため、イベント送信指示は行わない。
なお、時刻T0+20ms、T0+60ms、T0+80msでは、イベント送信条件の成立を検出しないためイベント送信指示は行わない。
このようにすることで、DHM200からBCM100へのI/Oデバイスの入力情報についても、複数のイベント送信タイミングが一定期間に集中して発生しても、複数のイベント情報を共有メモリにより一括して送信することで、ネットワーク負荷が一定以上になることを防ぐことができる。
また、緊急に送信すべき入力情報を規定時間以内にBCM100に送信することが可能である。
なお、本実施の形態においても、実施の形態2と同様に、最短の許容遅延時間よりも短い時間幅のタイムスロットを生成するようにしてもよい。
本実施の形態では、多重伝送装置が、I/Oデバイスの入力情報を一括したデータとして、定期的に定期送信することを説明した。
また、多重伝送装置が、特定のI/Oデバイスの入力を監視し、特定の入力状態になった場合にイベントを検出して、上記I/Oデバイスの入力情報を一括したデータとしてイベント送信することを説明した。
更に、多重伝送装置は、イベントを検出してから、許容遅延時間を加算した時刻をイベント送信期限とし、単数、もしくは、複数のイベントが発生している場合は、最もイベント送信期限が早い時刻に、I/Oデバイスの入力情報を一括したデータを、イベント送信することを説明した。
また、多重伝送装置は、イベントの許容遅延時間のうち、最も短い許容遅延時間、もしくは、それ以下の時間を有するタイムスロットを生成することを説明した。
更に、多重伝送装置は、タイムスロット内にイベントを検出した場合に、該タイムスロットの開始時刻から、当該検出イベントの許容遅延時間を送信期限として、I/Oデバイスの入力情報を一括したデータを、イベント送信することを説明した。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらの実施の形態のうち、2つ以上を組み合わせて実施しても構わない。
あるいは、これらの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。
あるいは、これらの実施の形態のうち、2つ以上を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
最後に、実施の形態1〜4に示したBCM100及びDHM200のハードウェア構成例を図9を参照して説明する。
BCM100及びDHM200はコンピュータであり、BCM100及びDHM200の各要素はプログラムにより処理を実行することができる。
また、プログラムを記憶媒体に記憶させ、記憶媒体からプログラムをコンピュータに読み取られるようにすることができる。
BCM100及びDHM200のハードウェア構成としては、バスに、演算装置901、外部記憶装置902、主記憶装置903、通信装置904、タイマ905が接続されている。
演算装置901は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)である。
外部記憶装置902は、例えばROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリである。
主記憶装置903は、RAM(Random Access Memory)であり、共有メモリ101及び共有メモリ201に相当する。
通信装置904は、通信部105及び通信部205の物理層に対応する。
タイマ905は、定期送信の送信周期の計測、タイムスロットの計測に用いられる。
プログラムは、通常は外部記憶装置902に記憶されており、主記憶装置903にロードされた状態で、順次演算装置901に読み込まれ、実行される。
プログラムは、図1、図4、図6に示す「〜部」(「管理テーブル記憶部」を除く、以下も同様)として説明している機能を実現するプログラムである。
更に、外部記憶装置902にはオペレーティングシステム(OS)も記憶されており、OSの少なくとも一部が主記憶装置903にロードされ、演算装置901はOSを実行しながら、図1、図4、図6に示す「〜部」の機能を実現するプログラムを実行する。
また、実施の形態1〜4の説明において、「〜の判断」、「〜の検出」、「〜の抽出」、「〜の比較」、「〜の設定」、「〜の登録」、「〜の選択」、「〜の生成」、「〜の分割」、「〜の入力」、「〜の更新」等として説明している処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値が主記憶装置903にファイルとして記憶されている。
また、暗号鍵・復号鍵や乱数値やパラメータが、主記憶装置903にファイルとして記憶されてもよい。
なお、図9の構成は、あくまでもBCM100及びDHM200のハードウェア構成の一例を示すものであり、BCM100及びDHM200のハードウェア構成は図9に記載の構成に限らず、他の構成であってもよい。
また、実施の形態1〜4では、車載システムにおいてデータ送信を効率化する方法を説明したが、実施の形態1〜4に示した方法の適用対象は車載システムに限定されない。
100 BCM、101 共有メモリ、102 管理テーブル記憶部、103 定期通信処理部、104 緊急通信処理部、105 通信部、106 送信タイミング通知部、107 緊急制御情報監視部、200 DHM、201 共有メモリ、202 管理テーブル記憶部、205 通信部、206 送信タイミング通知部、207 イベント監視部、300 I/Oデバイス、400 多重伝送路、1000 アプリケーション。

Claims (15)

  1. 複数の情報ソースから送信情報が随時書き込まれる送信情報記憶部と、
    一定の送信周期ごとに、前記送信情報記憶部に書き込まれた送信情報を通信先装置に送信する第1の通信処理部と、
    前記複数の情報ソースのうち、送信周期の到来前に送信情報を緊急に送信することが許可される情報ソースである緊急送信情報ソースを定義するとともに、緊急送信情報ソースごとに、緊急の送信の際に許容される遅延時間である許容遅延時間を定義する条件情報を記憶する条件情報記憶部と、
    送信周期を、前記条件情報で定義されている最短の許容遅延時間以下のタイムスロットに分割するタイムスロット分割部と、
    タイムスロットごとに、前記送信情報記憶部に書き込まれた送信情報の中から、緊急送信情報ソースからの緊急に送信すべき送信情報である緊急送信情報を抽出する緊急送信情報抽出部と、
    送信周期の到来前に、タイムスロットごとに、前記緊急送信情報抽出部により抽出された緊急送信情報を前記通信先装置に送信する第2の通信処理部とを有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記第2の通信処理部は、
    タイムスロットごとに、前記緊急送信情報抽出部により抽出された緊急送信情報と、前記送信情報記憶部内に存在する他の送信情報とを前記通信先装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第2の通信処理部は、
    タイムスロットごとに、前記緊急送信情報抽出部により抽出された緊急送信情報と、前記送信情報記憶部内に存在する他の全ての送信情報とを前記通信先装置に送信することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記第2の通信処理部は、
    タイムスロットごとに、前記緊急送信情報抽出部により抽出された緊急送信情報と、他の緊急送信情報ソースからの送信情報とを前記通信先装置に送信することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  5. 前記緊急送信情報抽出部は、
    送信周期の到来と重なるタイムスロットでは、前記緊急送信情報を抽出しないことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  6. 前記通信装置は、
    I/O(Input/Output)デバイスに接続された多重伝送装置が含まれる車載システムに含まれ、
    前記複数の情報ソースである複数のアプリケーションプログラムにより前記送信情報記憶部に書き込まれた、前記I/Oデバイスの制御のための情報を、前記通信先装置である前記多重伝送装置に送信するBCM(Body Control Module)であることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  7. 前記通信装置は、
    前記複数の情報ソースである複数のI/O(Input/Output)デバイスに接続され、
    BCM(Body Control Module)が含まれる車載システムに含まれ、
    前記複数のI/Oデバイスにより前記送信情報記憶部に書き込まれた、前記複数のI/Oデバイスからの情報を、前記通信先装置であるBCMに送信する多重伝送装置であることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  8. 制御対象機器の制御のために送信される送信情報が複数の情報ソースから随時書き込まれる送信情報記憶部と、
    一定の送信周期ごとに、前記送信情報記憶部に書き込まれた送信情報を、前記制御対象機器に接続されている中継装置に送信する第1の通信処理部と、
    前記複数の情報ソースのうち、送信周期の到来前に送信情報を緊急に送信することが許可される情報ソースである緊急送信情報ソースを定義するとともに、緊急送信情報ソースごとに、緊急の送信の際に許容される遅延時間である許容遅延時間を定義する条件情報を記憶する条件情報記憶部と、
    前記送信情報記憶部に書き込まれた送信情報の中から、緊急送信情報ソースからの緊急に送信すべき送信情報である緊急送信情報を抽出する緊急送信情報抽出部と、
    送信周期の到来前であって、前記緊急送信情報抽出部による緊急送信情報の抽出時から当該緊急送信情報の緊急送信情報ソースに対して定義されている許容遅延時間が経過するタイミングである送信期限以前に、前記緊急送信情報抽出部により抽出された緊急送信情報を前記中継装置に送信する第2の通信処理部とを有することを特徴とする制御装置。
  9. 前記緊急送信情報抽出部は、
    緊急送信情報を2つ以上抽出する場合があり、
    第2の通信処理部は、
    前記緊急送信情報抽出部により、緊急送信情報が2つ以上抽出された場合に、
    2つ以上の緊急送信情報に対する2つ以上の送信期限のうち最も早く到来する送信期限以前に、前記2つ以上の緊急送信情報を前記中継装置に送信することを特徴とする請求項8に記載の制御装置。
  10. 前記緊急送信情報抽出部は、
    緊急送信情報を抽出した時点で、抽出した緊急送信情報の送信期限と次の送信周期とのいずれが先に到来するかを判断し、
    前記第2の通信処理部は、
    前記緊急送信情報抽出部により、前記緊急送信情報の送信期限が次の送信周期よりも先に到来すると判断された場合に、前記緊急送信情報を送信期限以前に前記中継装置に送信し、
    前記第1の通信処理部は、
    前記緊急送信情報抽出部により、前記送信期限の到来と次の送信周期の到来が同時であると判断された場合、又は、次の送信周期が前記送信期限よりも先に到来すると判断された場合に、次の送信周期において、前記緊急送信情報を前記中継装置に送信することを特徴とする請求項8又は9に記載の制御装置。
  11. 前記第2の通信処理部は、
    前記緊急送信情報抽出部により抽出された緊急送信情報と、前記送信情報記憶部内に存在する他の送信情報とを前記中継装置に送信することを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の制御装置。
  12. 前記第2の通信処理部は、
    前記緊急送信情報抽出部により抽出された緊急送信情報と、前記送信情報記憶部内に存在する他の全ての送信情報とを前記中継装置に送信することを特徴とする請求項11に記載の制御装置。
  13. 前記第2の通信処理部は、
    前記緊急送信情報抽出部により抽出された緊急送信情報と、他の緊急送信情報ソースからの送信情報とを前記中継装置に送信することを特徴とする請求項11に記載の制御装置。
  14. 前記制御装置は、
    前記制御対象機器であるI/O(Input/Output)デバイスに接続された多重伝送装置が含まれる車載システムに含まれ、
    前記複数の情報ソースである複数のアプリケーションプログラムにより前記送信情報記憶部に書き込まれた、前記I/Oデバイスの制御のための情報を、前記中継装置である前記多重伝送装置に送信するBCM(Body Control Module)であることを特徴とする請求項8に記載の制御装置。
  15. コンピュータを、請求項1に記載された通信装置又は請求項8に記載された制御装置として機能させることを特徴とするプログラム。
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