JP5932360B2 - ナースコールシステム - Google Patents

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本発明は、ナースコール子機からの呼び出しに対しナースコール親機で応答可能に成されたナースコールシステムに関するものである。
一般に、病院や介護施設などでは、患者や被介護者(以下、単に「患者」と言う)と医師や看護師、介護師(以下、単に「看護師」と言う)との連絡に、ナースコールシステムが用いられている。この種のナースコールシステムにおいて、患者がナースコール子機の呼出ボタンを押下して呼び出しを行うと、呼び出しが行われたことがナースコール親機にて報知される。
例えば、ナースコール親機では、ナースコール子機からの呼び出しがないときには所定の待機画面が表示されていて、ナースコール子機からの呼び出しが行われると、呼び出しを行った患者の情報(氏名、部屋番号、ベッド番号など)がポップアップ画面として表示される。このようなナースコール子機からの呼び出しに応じて、看護師がナースコール親機のハンドセット等によって応答すると、患者と看護師との間で通話が可能な状態となる。
なお、ナースコール子機からの呼び出しがあった場合に、呼出元の患者の患者名、呼出種別、部屋番号、子機番号とともに、救護区分等の患者情報を無線端末の表示部に表示させる技術が提供されている(例えば、特許文献1参照)。救護区分とは、緊急時に看護師が患者を救護する際に、患者をどのように救護するかを表す情報であり、担送、護送、独歩のように大別されている。
担送とは、看護師が患者を担架に乗せて救護する必要があることを意味する。護送とは、看護師が患者に付き添い守りながら救護する必要があることを意味する。例えば、患者に看護師の肩を貸したり、車椅子を用意したりする場合などが護送に該当する。独歩とは、基本的にその患者は一人で歩くことができるため、救護が不要であることを意味する。
また、病院内にて火災等の非常時である旨の非常警報が発生した場合に、患者の救護情報を廊下灯やナースコール親機の表示部に表示させる技術が提供されている(例えば、特許文献2参照)。この特許文献2において、救護情報は、避難経路および救護の要否を示す情報である。
この他にも、救護区分を表示させるためのユーザの操作を受けて、ナースコール親機の表示部に救護区分を表示させる技術も提供されている。また、非常警報などの発生に応じてナースコール親機を緊急モードに自動設定し、患者の救護区分を強制的に表示させる技術も提供されている。
特開2003−259018号公報 特開2003−283681号公報
上記特許文献1に記載の技術によれば、無線端末を携帯しながら病院内を巡回中の看護師が、病室内の患者からの呼び出しを確認して対応する際の迅速化を図ることができる。また、上記特許文献2に記載の技術によれば、病院内にて発生した火災等の非常時において、患者に対する救護の要否確認や避難誘導を迅速かつ安全に行うことができるようになる。
しかしながら、火災や地震などの緊急時に停電が発生すると、ナースコールシステム自身が動作不能となるため、救護区分や救護情報をディスプレイに表示させることができなくなってしまう。そのため、看護師は救護区分等を確認することができず、担架や車椅子等の移動器具の準備が遅れてしまい、迅速な対応が困難になるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、火災や地震などの緊急時に停電が発生し、ナースコールシステムが動作不能となった場合であっても、看護師が患者の救護区分等の情報を確認することができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、ナースコール親機の表示部に表示されている情報の中に救護情報(例えば、患者の救護区分)が含まれているか否かによらず、患者情報記憶部に患者情報の1つとして記憶されている救護情報を設定タイミング毎に自動印刷するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、設定タイミング毎に救護情報が印刷された媒体が作られるので、火災や地震などの緊急時に停電が発生してナースコールシステムが動作不能となった場合であっても、看護師は、印刷された媒体を見ることによって患者の救護情報を確認することができる。患者情報記憶部に記憶されている患者情報は随時更新されているが、救護情報はその患者情報に基づいて設定タイミング毎に自動印刷される。そのため、救護情報も絶えず更新されたものが印刷されることとなり、看護師は更新済みの情報により救護区分等を確認することができる。
本実施形態によるナースコールシステムの全体構成例を示す図である。 本実施形態によるナースコール親機の機能構成例を示すブロック図である。 本実施形態によるベッド画面(救護区分無し)の表示例を示す図である。 本実施形態によるベッド画面(救護区分有り)の表示例および印刷例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナースコールシステムの全体構成例を示す図である。なお、ここでは病院に設置される看護支援用のナースコールシステムを例にとって説明するが、本実施形態のナースコールシステムは、病院に設置されるものに限定されない。例えば、介護施設等に設置される場合にも適用可能である。
図1に示すように、本実施形態によるナースコールシステムは、ナースコール親機1、制御機2、廊下灯3、壁埋込形子機4、ハンド形子機5、ハンディナースコール主装置6、無線基地局7、携帯端末(例えば、PHS端末)8および印刷装置10を備えて構成されている。
ナースコール親機1は、患者(ナースコール子機)からの呼び出しに対する応答の操作または患者の呼び出しの操作を行うためのものであり、例えばナースセンタに設置される。ナースコール親機1は、この応答や呼び出しを行うためのハンドセット1a、種々の情報を表示するためのディスプレイ1b(特許請求の範囲の表示部に相当)を備えている。ディスプレイ1bにはタッチパネルが付設されている。また、ナースコール親機1には、印刷装置10が接続されている。
制御機2は、ナースコール親機1と廊下灯3との間に配置され、通話やデータの送受信に関する制御を行う。廊下灯3は、病室内の患者名が表示されるとともに、病室内の患者が看護師の呼び出しを行うと、呼び出しが行われたことが表示されるようになっている。この廊下灯3は、病室内の患者が看護師を呼び出したときに、廊下を歩いている看護師が応答するための復旧ボタンを備えている。
壁埋込形子機4は、病室の各ベッドサイドの壁に埋め込み設置される。この壁埋込形子機4は、廊下灯3に接続されている。ハンド形子機5は、壁埋込形子機4に接続される。壁埋込形子機4およびハンド形子機5は、特許請求の範囲におけるナースコール子機に相当する。以下では、壁埋込形子機4およびハンド形子機5をまとめてナースコール子機4,5と記す。
壁埋込形子機4は、患者が看護師を呼び出すための呼出ボタン、患者が呼び出されたときに応答するための復旧ボタン、患者が看護師と会話を行う際に使用するマイクおよびスピーカ、ハンド形子機5を接続するための接続端子を備えている。ハンド形子機5は、患者が看護師を呼び出すための呼出ボタン、患者が看護師と会話を行う際に使用するマイクおよびスピーカを備えている。
ハンディナースコール主装置6は、看護師が所持する携帯端末8を用いた通話やデータの送受信に関する制御を行う。このハンディナースコール主装置6は、例えば病院内の通信センタに設置され、ナースコール親機1と接続されている。無線基地局7は、携帯端末8との間で通話やデータの無線通信をするためのものであり、ハンディナースコール主装置6と接続されている。
以上のように構成されたナースコールシステムは、患者が使用するナースコール子機4,5からの呼び出しに対し、ナースセンタに設置されたナースコール親機1、病室の外壁などに設置された廊下灯3、病室内のベッドサイドに設置された壁埋込形子機4、看護師が所持する携帯端末8で応答可能に成されている。
図2は、本実施形態によるナースコール親機1の機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態によるナースコール親機1は、患者情報記憶部11、連絡先記憶部12、第1通信インタフェース部21、第2通信インタフェース部22、呼出受付部23、応答受付部24、呼出実行部25、操作受付部26、画像生成部27、表示制御部28、印刷情報設定部29および印刷制御部30を備えている。
なお、上記各機能ブロック21〜30は、ハードウェア構成、DSP、ソフトウェアの何れによっても実現することが可能である。例えばソフトウェアによって実現する場合、上記各機能ブロック21〜30は、実際にはコンピュータのCPUあるいはMPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROMに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。
患者情報記憶部11は、患者に関する情報(以下、患者情報という)を記憶する。本実施形態において患者情報は、患者の氏名、年齢、性別、症状、病室の部屋番号、患者が使用しているベッドを識別するベッド番号、患者を識別するための患者ID、使用するナースコール子機を識別するための子機ID、救護区分などの各種情報を含む。救護区分とは、緊急時に看護師が患者を救護する際に、患者をどのように救護するかを表す情報であり、担送、護送、独歩の3つに大別されている。
連絡先記憶部12は、看護師と当該看護師が所持する携帯端末8の連絡先に関する情報(内線番号など)とを関連付けて記憶する。例えば、連絡先記憶部12は、看護師を識別するための看護師ID、看護師の氏名、看護師が使用する携帯端末8の内線番号をテーブル情報として記憶する。
第1通信インタフェース部21は、制御機2との間で通信を行うものである。第2通信インタフェース部22は、ハンディナースコール主装置6との間で通信を行うものである。
呼出受付部23は、ナースコール子機4,5からの呼び出しを受け付けて、所定の報知処理を行う。すなわち、呼出受付部23は、ナースコール子機4,5から廊下灯3および制御機2を介して送られてくる呼出信号を、第1通信インタフェース部21を介して受信する。そして、受信した呼出信号によって伝えられる子機情報(呼び出しを行ったナースコール子機4,5を特定するための子機IDなど)に基づいて、患者情報記憶部11を参照することにより、呼び出しを行った患者を特定する。
そして、呼出受付部23は、特定した患者の患者情報の一部(例えば、氏名、部屋番号、ベッド番号など)を患者情報記憶部11から読み出して画像生成部27に供給する。画像生成部27は、患者情報のポップアップ画面を生成して表示制御部28に供給し、当該表示制御部28の制御によりポップアップ画面をディスプレイ1bに表示させる。
また、呼出受付部23は、受信した呼出信号を呼出実行部25に供給し、携帯端末8への呼び出しを指示する。この指示を受けて、呼出実行部25は、呼出信号を第2通信インタフェース部22を介してハンディナースコール主装置6に送信する。これにより、ハンディナースコール主装置6によって無線基地局7を介して複数の携帯端末8に対する呼び出しが行われる。
応答受付部24は、ナースコール親機1、廊下灯3、壁埋込形子機4または携帯端末8からの応答を受け付けて、所定の応答処理を行う。例えば、看護師が患者からの呼び出しに応答するためにハンドセット1aをオフフックすると、その操作を操作受付部26が受け付ける。応答受付部24は、ハンドセット1aがオフフックされたことを示す信号を操作受付部26から受けて、上述した呼出受付部23および呼出実行部25による呼出動作を停止させるとともに、ナースコール親機1とナースコール子機4,5との間に通話状態を確立させる。
また、看護師が患者からの呼び出しに応答するために廊下灯3または壁埋込形子機4の復旧ボタンを押下すると、復旧信号が制御機2を介してナースコール親機1に送信され、第1通信インタフェース部21を介して応答受付部24に供給される。応答受付部24は、この復旧信号を第1通信インタフェース部21から受けて、上述した呼出受付部23および呼出実行部25による呼出動作を停止させる。
また、看護師が患者からの呼び出しに応答するために携帯端末8をオフフックすると、応答信号がハンディナースコール主装置6を介してナースコール親機1に送信され、第2通信インタフェース部22を介して応答受付部24に供給される。応答受付部24は、この応答信号を第2通信インタフェース部22から受けて、上述の呼出受付部23および呼出実行部25による呼出動作を停止させるとともに、携帯端末8とナースコール子機4,5との間に通話状態を確立させる。
呼出実行部25は、携帯端末8に対する呼び出しを実行する。上述のように、呼出実行部25は、ナースコール子機4,5から送られてくる呼出信号を呼出受付部23から受けて、携帯端末8に対する呼び出しを実行する。この場合の呼び出しは、複数の携帯端末8に対して行う。
ここで呼び出しの対象とする複数の携帯端末8は、連絡先記憶部12に記憶されている全ての携帯端末8でも良いし、チームナーシングのためにグルーピングされた特定の複数の携帯端末8でも良い。後者の場合は、グループに属する複数の看護師と、そのグループが担当する患者とを関連付けて記憶しておく必要がある。そして、呼出信号によって特定される患者が属するグループに登録されている複数の看護師が所持する携帯端末8に対して呼び出しを実行する。
操作受付部26は、ナースコール親機1に対するユーザの操作を受け付ける。例えば、操作受付部26は、看護師がハンドセット1aをオフフックして患者からの呼び出しに応答する操作を受け付け、当該応答操作が行われたことを応答受付部24に通知する。この通知を受けて応答受付部24は、上述したように、呼出受付部23および呼出実行部25による呼出動作を停止させる。
また、操作受付部26は、ディスプレイ1bに付設されているタッチパネルに対するユーザからの所望の操作を受け付ける。例えば、操作受付部26は、ディスプレイ1bに表示させる情報を指定するための操作を受け付け、その指定内容を画像生成部27に通知する。画像生成部27は、指定内容に従ってディスプレイ1bに表示すべき画像を生成し、表示制御部28に供給する。表示制御部28は、供給された画像をディスプレイ1bに表示させるように制御する。
通常、ナースコール親機1のディスプレイ1bには、ナースコール子機4,5からの呼び出しがないときには、図3のようなベッド画面(待機画面)が表示されている。このベッド画面は、各患者の氏名、症状、年齢などの情報を病室毎にレイアウトして表示したものである。ナースコール親機1では、このベッド画面以外に、例えば呼出履歴画面、患者情報画面などの種々の情報を表示させることが可能である。操作受付部26は、これら種々の情報のうちどれをディスプレイ1bに表示するかを指定するための操作を受け付ける。
また、操作受付部26は、患者情報の1つである救護区分をディスプレイ1bに表示させることを指定するための操作を受け付ける。この指定操作を受け付けた場合、操作受付部26は、その旨を画像生成部27に通知する。この通知に応じて画像生成部27は、救護区分を含む画像を生成し、表示制御部28に供給する。そして、表示制御部28は、供給された画像をディスプレイ1bに表示させるように制御する。例えば、病院内にて火災や地震等が発生した非常時に、看護師が救護区分の表示指定操作を行うことにより、各患者の救護区分をディスプレイ1bに表示させることができる。
ここで、非常時に限らず、救護区分をディスプレイ1bに表示させることも可能である。しかしながら、ベッド画面には、複数の患者の患者情報を一覧表示しているため、各患者の表示領域には限りがあり、患者情報として救護区分を常にディスプレイ1bに表示させることは困難である。
また、操作受付部26は、救護区分の情報を印刷装置10に印刷するタイミングを設定するための操作を受け付ける。印刷のタイミングは、例えば、毎日1回、所定の時間とすることが可能である。印刷情報設定部29は、操作受付部26が受け付けた印刷タイミング設定操作に応じて、救護区分の情報を印刷装置10に印刷するタイミングを設定する。設定された印刷タイミングを示す情報は、不揮発性のメモリに保存され、印刷制御部30により参照される。
画像生成部27は、表示制御部28からの指示に応じて、ディスプレイ1bに表示すべき種々の情報を表す画像を生成する。表示制御部28は、ナースコール親機1のディスプレイ1bに対し、画像生成部27により生成された種々の情報を表示させるように制御する。
また、画像生成部27は、印刷制御部30からの指示に応じて、印刷装置10にて印刷すべき画像を生成する。印刷制御部30は、画像生成部27により生成された画像を印刷装置10にて印刷するように制御する。
例えば、画像生成部27は、患者情報記憶部11に記憶されている患者情報を用いて、図3のようなベッド画面の画像を生成する。そして、表示制御部28は、このベッド画面の画像をディスプレイ1bに表示させる。本実施形態では、特に救護区分を表示すべき旨の指定が行われていない初期状態では、図3に示したように、ベッド画面において救護区分は表示されていない。
これに対し、救護区分を表示させることを指定するための操作が行われた場合、画像生成部27は、患者情報記憶部11に記憶されている患者情報を用いて、患者の救護区分を含む画像を生成する。本実施形態では、図4に示すように、救護区分を含むベッド画面の画像を生成する。そして、表示制御部28は、この救護区分を含むベッド画面の画像をディスプレイ1bに表示させる。
また、画像生成部27は、ナースコール子機4,5からの呼び出しがあったことを呼出受付部23から通知されたときに、患者情報記憶部11に記憶されている患者情報を用いて、呼び出しを行った患者に関する患者情報を表すポップアップ画面の画像を生成する。そして、表示制御部28は、このポップアップ画面の画像をディスプレイ1bに表示させる。
さらに、画像生成部27は、印刷制御部30からの指示に応じて、印刷情報設定部29により設定されたタイミング毎に、患者情報記憶部11に記憶されている救護区分の情報を含む画像を自動生成する。そして、印刷制御部30は、画像生成部27により生成された画像を印刷装置10にて印刷するように制御する。この場合、印刷制御部30は、ナースコール親機1のディスプレイ1bに対して救護区分の情報が表示されているか否かによらず、つまり、画像生成部27から表示制御部28に供給されている表示用の画像中に救護区分の情報が含まれているか否かによらず、救護区分の情報を含んだ画像を印刷装置10にて自動印刷するように制御する。
例えば、印刷制御部30は、表示制御部28によりディスプレイ1bに対して図3のようなベッド画面(救護区分の情報を含まず)が表示されている場合でも、印刷情報設定部29により設定されたタイミングになったときは、ベッド画面と共に救護区分の情報を印刷装置10にて自動印刷する。より具体的には、図4のような形態で各患者の救護区分を含んだベッド画面を自動印刷する。すなわち、救護区分の表示が指定された場合に表示されるものと同じベッド画面の画像を画像生成部27がバックグラウンドで生成し、これを印刷制御部30が印刷装置10にて印刷する。
以上詳しく説明したように、本実施形態では、ナースコール親機1のディスプレイ1bに表示されている情報の中に患者の救護区分が含まれているか否かによらず、患者情報記憶部11に患者情報の1つとして記憶されている救護区分の情報を、印刷情報設定部29により設定されたタイミング毎に印刷装置10にて自動印刷するように制御する印刷制御部30を設けている。
このように構成した本実施形態のナースコールシステムによれば、設定タイミング毎に救護区分の情報が印刷された媒体が作られるので、火災や地震などの緊急時に停電が発生してナースコールシステムが動作不能となった場合であっても、看護師は、印刷された媒体を見ることによって患者の救護区分を確認することができる。
患者情報記憶部11に記憶されている患者情報は随時更新されているが、救護区分の情報はその患者情報に基づいて設定タイミング毎に自動印刷される。そのため、救護区分の情報も絶えず更新されたものが印刷されることとなり、看護師は更新済みの情報により救護区分を確認することができる。
なお、上記実施形態では、図4のような救護区分を含むベッド画面を設定タイミング毎に自動印刷するようにしたが、印刷イメージはこれに限定されない。どの患者にどの救護区分が設定されているかが分かるようなものであれば、どのような形態であっても構わない。例えば、患者名と救護区分とを関連付けて一覧にしたリストを印刷するようにしてもよい。ただし、図4のようにベッド画面の形態で印刷すれば、普段ディスプレイ1b上で見慣れている画面のイメージのままに各患者の救護区分を確認することができる点で好ましい。
また、上記実施形態では、ディスプレイ1b上では非表示であっても印刷の対象とする救護情報の例として「救護区分」を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。火災や地震などの非常時において看護師が患者を救護する際に必要となる情報であれば、救護区分以外の情報であってもよい。例えば、患者の重症度や、感染症の有無または種類などを、救護情報として印刷対象とするようにしてもよい。
また、上記実施形態では、図4のような救護区分を含むベッド画面を設定タイミング毎に自動印刷するようにしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、印刷制御部30に代えてまたは加えて、図4のような救護区分を含むベッド画面のイメージデータを設定タイミング毎に外部メモリに出力させる出力制御部を設けるようにしてもよい。この場合、外部メモリを読み取り可能な携帯端末を用いて、非常時にイメージデータを表示させることで、看護師は患者の救護区分を確認することができる。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 ナースコール親機
1b ディスプレイ
11 患者情報記憶部
27 画像生成部
28 表示制御部
29 印刷情報設定部
30 印刷制御部

Claims (4)

  1. 患者が使用するナースコール子機からの呼び出しに対しナースコール親機で応答可能に成されたナースコールシステムであって、
    上記患者の救護情報を含む患者情報を患者毎に記憶する患者情報記憶部と、
    上記ナースコール親機の表示部に種々の情報を表示させる表示制御部と、
    上記ナースコール親機の表示部に対して上記種々の情報の1つとして上記表示制御部により上記救護情報が表示されているか否かによらず、上記患者情報記憶部に記憶されている上記救護情報を設定タイミング毎に自動印刷するように制御する印刷制御部とを備えた
    ことを特徴とするナースコールシステム。
  2. 上記印刷制御部は、上記ナースコール親機の表示部に対して上記表示制御部により表示され得るベッド画面と同じ態様で、上記救護情報を設定タイミング毎に自動印刷するように制御することを特徴とする請求項1に記載のナースコールシステム。
  3. 上記ナースコール親機の表示部に対して上記種々の情報の1つとして上記表示制御部により上記救護情報が表示されているか否かによらず、上記患者情報記憶部に記憶されている上記救護情報を設定タイミング毎に、携帯端末が読み取り可能な外部メモリに自動出力するように制御する出力制御部を、上記印刷制御部に代えてまたは加えて備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のナースコールシステム。
  4. 上記救護情報は、救護区分の情報であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のナースコールシステム。
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