JP2011092517A - ナースコールシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 停電により廊下灯の表示装置に患者の氏名などの患者情報が表示されなくなっても、医療従事者などが容易に患者情報を把握できるようにすることを目的とする。
【解決手段】 電源が供給されることにより少なくとも患者の氏名を表示する表示装置4を有する廊下灯3を備えたナースコールシステムにおいて、プリンター装置10の緊急事態情報入力部12が緊急事態情報を入力した場合に、プリンター装置10の制御部11は、患者の氏名を病室毎に並べたレイアウト図をプリンター部14により印刷するようにしているので、印刷されたレイアウト図を見た医療従事者は、緊急事態の発生によって病院が停電し、廊下灯3の表示装置4に患者の氏名などの患者情報が表示されなくなっても、容易に患者情報を把握することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 電源が供給されることにより少なくとも患者の氏名を表示する表示装置4を有する廊下灯3を備えたナースコールシステムにおいて、プリンター装置10の緊急事態情報入力部12が緊急事態情報を入力した場合に、プリンター装置10の制御部11は、患者の氏名を病室毎に並べたレイアウト図をプリンター部14により印刷するようにしているので、印刷されたレイアウト図を見た医療従事者は、緊急事態の発生によって病院が停電し、廊下灯3の表示装置4に患者の氏名などの患者情報が表示されなくなっても、容易に患者情報を把握することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、患者が医療従事者を呼び出すために使用されるナースコールシステムに関し、特に、火災や地震などの緊急事態が発生した場合に使用されるものである。
一般に、病院や介護施設などでは、ナースコールシステムが用いられている。ナースコールシステムは、病院の患者が看護師のサポートを必要とする際、または、介護施設の被介護者が介護師のサポートを必要とする際に、患者や被介護者(以下、単に患者と記載する)が呼び出しボタンなどを押下することによって看護師や介護師(以下、医療従事者と記載する)を呼び出すことができるように成されたシステムである。
多くのナースコールシステムは、ベッドサイドやトイレ、浴室などに設置するナースコール子機と、医療従事者が常駐するナースセンタに設置するナースコール親機と、病室や介護室(以下、単に病室と記載する)などの各部屋の出入口付近に設置する廊下灯と、通話やデータの送受信に関する制御を行う制御機とを備えて構成されている。また、医療従事者が携帯するPHS(Personal Handyphone System)端末とPBX(Private Branch Exchange:電話交換機)とを組み合わせて移動中の医療従事者が呼び出しに応答するナースコールシステムも提供されている。
ナースコール親機には、LED(light-emitting diode)などのランプと患者の氏名とを関連付けて表示パネルに表示するボード型のものがある。このボード型のナースコール親機では、患者からの呼び出しが発生すると、その患者(換言すると、患者が使用するナースコール子機)に対応するランプを点灯させて呼び出しを行った患者を視認できるようにしている。また、ナースコール親機には、パソコンを利用したものもある。このパソコンを利用したナースコール親機では、ディスプレイ上に患者の氏名を実際のベッドの配置と同じようにレイアウトして表示する。そして、患者からの呼び出しが行われたときに、その患者の氏名を強調して表示(例えば、ポップアップ表示など)することにより、どの患者が呼び出しを行ったかを視認できるようにしている。このように、パソコンを利用したナースコール親機では、患者の氏名を示す患者情報とその患者が使用するナースコール子機(換言すると、患者の居るベッドに設置されているナースコール子機)の識別情報とを関連付けて記憶しておくことで、呼び出しを行った患者を特定することができる。
また、廊下灯には、LEDなどのランプと患者の氏名とを表示する表示パネルとを用い、ランプと患者の氏名とを関連付けて表示するものが知られている。また、この表示パネルの代わりに液晶ディスプレイなどの表示装置を用い、患者の氏名などの患者情報を表示装置に表示する廊下灯も知られている(例えば、特許文献1など)。
ところで、火災や地震などの緊急事態が発生した場合に、医療従事者などは、病院内の患者の状況をいち早く確認する必要があった。例えば、医療従事者などは、廊下灯の表示パネルに表示されている患者の氏名を確認しつつ、病室内の患者を確認することで、各患者の状況を把握していた。しかしながら、前述した特許文献1に記載の廊下灯を使用した従来のナースコールシステムでは、火災や地震などの緊急事態が発生した場合に病院内が停電してしまう可能性があった。病院内が停電してしまうと、廊下灯の表示装置に電源が供給されなくなり、患者の氏名などの患者情報が廊下灯に表示されなくなってしまうという問題があった。そのため、UPS(Uninterruptible Power Supply:無停電電源装置)を用いて、停電となっても一定時間は廊下灯に電源が供給されるようにすることで、火災や地震などの緊急事態に対応している。また、一定時間を超える停電については、非常用発電機を併用することも行われている。
ところで、廊下灯の電源は制御機から供給されることが一般的であるため、停電時にUPSや非常用発電機は、制御機に電源を供給することで廊下灯への電源を供給することができる。しかしながら、停電を起こした火災や地震などの緊急事態が発生すると、UPSや非常用発電機と制御機との間の幹線が火災により燃えてしまったり、UPSや非常用発電機と制御機との間の幹線が地震により切断されてしまったり、制御機と廊下灯との間の幹線が火災により燃えてしまったり、制御機と廊下灯との間の幹線が地震により切断されてしまったりする可能性が高くなってしまうという問題があった。
これらの問題を解決するために、各幹線の数を増やしたり、各幹線を強化したりすることが考えられる。しかしながら、UPSや非常用発電機と制御機との間の幹線の数を増やしたり強化したりすることに比べて、制御機と廊下灯との間の幹線数を増やしたり強化したりすることは、病院の壁面内の幹線を増設したり交換したりすることが必要になるため、病院などの施設に多大な影響を及ぼすことになってしまい、非常に困難となってしまうという問題があった。本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、停電により廊下灯の表示装置に患者の氏名などの患者情報が表示されなくなっても、医療従事者などが容易に患者情報を把握できるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、電源の供給により少なくとも患者の氏名を表示する表示装置を有する廊下灯を備えたナースコールシステムにおいて、緊急事態が発生した場合に、患者の氏名を病室毎に並べたレイアウト図をプリンターにより印刷するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、停電を起こす可能性がある緊急事態が発生した場合に、患者の氏名が病室毎にレイアウト図として印刷されるので、印刷されたレイアウト図を見た医療従事者は、停電により廊下灯の表示装置に患者の氏名などの患者情報が表示されなくなっても、容易に患者情報を把握することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態によるナースコールシステムは、ナースコール子機1、ナースコール親機2、廊下灯3、記憶装置5、プリンター装置10を備えて構成されている。ナースコール子機1は、病室の各患者が手元で呼び出し操作や通話ができるように壁面のコンセントに接続されている。ナースコール親機2は、例えば、医療従事者が常駐するナースセンターなどに設置される。また、ナースコール親機2は、ハンドセットを備えている。ハンドセットは、患者からの呼び出し(ナースコール子機1による呼び出し)に対する応答の操作または患者(ナースコール子機1)を呼び出す操作を行うためのものである。
廊下灯3は、病室の出入口の近傍の壁面などに病室毎に設置され、図2に示すように、病室内の患者の氏名などの患者情報を表示装置4によって表示する。ここで、患者情報は、廊下灯3の筐体の前面の患者情報表示部に表示される。また、患者情報表示部は液晶ディスプレイなどにより構成されている。また、廊下灯3の筐体の前面の患者情報表示部の上部には、部屋番号表示部が形成されており、シルク印刷などにより部屋番号が印刷されている。また、廊下灯3の筐体の前面の部屋番号表示部の上部には、病室内の患者が医療従事者の呼び出しを行った際に点滅するランプが設置されている。また、病室内の患者が医療従事者の呼び出しを行った際には、患者情報表示部に表示された該当する患者の患者情報も強調表示される。
記憶装置5は、ナースコール子機1を他のナースコール子機1と識別するための子機識別情報と、そのナースコール子機1を使用する患者の患者情報(例えば、患者の氏名など)とを関連付けて記憶している。そのため、ナースコール子機1により呼び出しが行われると、ナースコール親機2は、記憶装置5を参照し、ナースコール子機1の子機識別情報に関連付けて記憶されている患者情報を取得して、廊下灯3の表示装置4に出力する。表示装置4では、ナースコール子機1が使用されているベッドの病室内における位置と患者情報表示部の表示位置とが対応しているため、病室内のベッドの配置と同様の配置で患者情報表示部に患者情報が表示されることになる。また、記憶装置5は、患者情報と病室における患者のベッドの位置情報(例えば、ベッド番号など)とを関連付けて記憶している。また、記憶装置5は、病院における各病室の配置の概略を示すレイアウト情報を記憶している。
次に、プリンター装置10について説明する。プリンター装置10は、ナースコール親機2と同様に、医療従事者が常駐するナースセンターなどに設置される。なお、本実施形態によるプリンター装置10は、火災や地震などの緊急事態が発生した場合でも動作することができるように、UPSや非常用発電機に接続されていても良い。また、プリンター装置10は、制御部11、緊急事態情報入力部12、インターフェース13、プリンター部14を備えて構成されている。
制御部11は、プリンター装置10の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPU(Central Processing Unit)などにより構成されている。緊急事態情報入力部12は、火災を報知する火災報知器や、地震の発生を予告するための緊急地震情報検出器、地震の発生を検出する地震計などの各種の緊急事態の発生を検出する機器に接続されており、各機器から緊急事態の発生を示す緊急事態情報を入力する。インターフェース部13は、記憶装置5を接続し、記憶装置5から患者情報、位置情報、および、レイアウト情報を入力する。プリンター部14は、少なくとも患者の氏名を病室毎に並べたレイアウト図を印刷する。
制御部11は、緊急事態情報入力部12が緊急事態情報を入力したか否かを調べる。緊急事態情報入力部12が緊急事態情報を入力したと制御部11にて判断した場合には、制御部11は、インターフェース13により記憶装置13から患者情報、位置情報、および、レイアウト情報を取得する。そして、制御部11は、取得した患者情報、位置情報、および、レイアウト情報を基に、図3に示すようなレイアウト図を生成する。また、制御部11は、生成したレイアウト図をプリンター部14により印刷する。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、電源が供給されることにより少なくとも患者の氏名を表示する表示装置4を有する廊下灯3を備えたナースコールシステムにおいて、プリンター装置10の緊急事態情報入力部12が緊急事態情報を入力した場合に、プリンター装置10の制御部11は、患者の氏名を病室毎に並べたレイアウト図をプリンター部14により印刷するようにしている。
これにより、停電を起こす可能性がある緊急事態が発生したことをプリンター装置10にて把握した場合に、患者の氏名が病室毎にレイアウト図として印刷されるので、印刷されたレイアウト図を見た医療従事者は、停電により廊下灯3の表示装置4に患者の氏名などの患者情報が表示されなくなっても、容易に患者情報を把握することができる。
なお、前述した実施形態では、レイアウト図に表示される患者情報は、患者の氏名のみであったが、これに限定されない。例えば、患者の今後の予定や患者の状態などの患者情報をレイアウト図中に印刷するようにしても良い。
また、前述した実施形態では、プリンター装置10のプリンター部14は、ナースコール親機2と同様にナースセンターなどに設置されているが、これに限定されない。例えば、各廊下灯3にプリンター装置10のプリンター部14を内蔵するようにしても良い。これにより、緊急事態情報入力部12が緊急事態情報を入力したと制御部11にて判断した場合に、各廊下灯3に設置されたプリンター部14によって一斉にレイアウト図が印刷されるので、ナースセンターを離れている医療従事者がすぐに患者情報を見ることができるようになる。
また、このような場合において、プリンター部14によって印刷されるレイアウト図は、プリンター部14が設置されている廊下灯3に関する患者情報のみであっても良い。すなわち、本変形例では、廊下灯3の表示装置4に表示されていた患者情報をそのままプリンター部14で印刷していることになる。これにより、医療従事者は、印刷されたレイアウト図を見るだけで、その病室に居る患者を特定することができる。
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 ナースコール子機
2 ナースコール親機
3 廊下灯
4 表示装置
5 記憶装置
10 プリンター装置
11 制御部
12 緊急事態情報入力部
13 インターフェース
14 プリンター部
2 ナースコール親機
3 廊下灯
4 表示装置
5 記憶装置
10 プリンター装置
11 制御部
12 緊急事態情報入力部
13 インターフェース
14 プリンター部
Claims (1)
- 病室近傍の壁面に設置され、電源の供給により少なくとも患者の氏名を表示可能とする表示装置を有する廊下灯と、
前記患者の氏名を含む患者情報を病室毎に記憶するとともに、前記病室のレイアウトを示すレイアウト情報を記憶する記憶装置と、
緊急事態が発生したことを示す緊急事態情報を入力する緊急事態情報入力部と、少なくとも前記患者の氏名を病室毎に並べたレイアウト図を印刷するプリンター部と、前記緊急事態情報入力部が前記緊急事態情報を入力した場合に、前記患者情報および前記レイアウト情報を前記記憶装置から抽出して前記レイアウト図を生成し、前記プリンター部を動作させる制御部とを有するプリンター装置と、
を備えたことを特徴とするナースコールシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009250615A JP2011092517A (ja) | 2009-10-30 | 2009-10-30 | ナースコールシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009250615A JP2011092517A (ja) | 2009-10-30 | 2009-10-30 | ナースコールシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011092517A true JP2011092517A (ja) | 2011-05-12 |
Family
ID=44110155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009250615A Pending JP2011092517A (ja) | 2009-10-30 | 2009-10-30 | ナースコールシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011092517A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013150676A (ja) * | 2012-01-24 | 2013-08-08 | Carecom Co Ltd | ナースコールシステム |
-
2009
- 2009-10-30 JP JP2009250615A patent/JP2011092517A/ja active Pending
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