JP5931714B2 - 粉砕機 - Google Patents

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Description

本発明は、石炭などの対象物を粉砕する粉砕機に係り、特に、亜炭や褐炭などの水分を大量に含む高付着性対象物を粉砕する粉砕機に関する。
近年、世界的にエネルギー資源の消費拡大が急速に進んでおり、主要なエネルギー源である石油、石炭又は天然ガス等の価格が上昇している。このため、これらエネルギー源をいかに有効活用するかが重要な課題となっている。
燃料として利用される石炭としては、通常、発熱量の高い瀝青炭が使用される。しかし、新興国における経済成長に伴い、瀝青炭の需給が世界的に逼迫している。一方、褐炭、亜炭又は亜瀝青炭をはじめとする低品位炭の埋蔵量は、瀝青炭のような高品位炭の埋蔵量を凌ぐと推定されている。このため、低品位炭を有効利用することに関する研究が進められている。
石炭を粉砕する粉砕機として、ハンマークラッシャ―など、衝撃力を利用して石炭を粉砕する粉砕機が知られている。しかしながら、低品位炭における水分含有率は50〜60%と非常に高く、このため粉砕された石炭は、ハンマーやライナーの表面に付着し易い。ハンマーやライナーの表面に大量の石炭が付着すると、粉砕処理の効率が低下してしまうことや、粉砕機の内部が閉塞してしまうことが懸念される。
このような課題を解決するため、特許文献1において、冷却用又は加熱用の流体を通すように構成された粉砕機が提案されている。特許文献1に記載の粉砕機においては、流体を利用してライナーを冷却または加熱することにより、石炭の付着性を低減することが意図されている。
特開平11−276916号公報
特許文献1において、冷却用又は加熱用の流体は、衝突板の外面を通っている。従って、流体とライナーとの間での熱伝導は、衝突板を介して生じる。しかしながら通常、衝突板の内面とライナーの外面とが全面にわたって完全に密着するように衝突板およびライナーを加工することは困難である。このため、衝突板とライナーとの間の界面において、熱伝導の損失がある程度生じることが考えられる。特許文献1においては、このような熱伝導の損失を解消するため、衝突板の内面とライナーの外面との間に合成樹脂を介在させることが提案されている。しかしながら、このような合成樹脂を用いたとしても、熱伝導の損失を完全に解消することはできない。このように従来の粉砕機においては、ライナーの効率的な温度調整が実現されていなかった。
本発明は、このような課題を効果的に解決し得る粉砕機を提供することを目的とする。
第1の本発明は、対象物を粉砕する粉砕機であって、回転体と、前記回転体に取り付けられ、対象物に衝突する衝撃部材と、前記回転体の周囲に配置された衝突板と、前記衝突板の内面に設けられ、前記衝撃部材に衝突した対象物が打ち付けられる内面を有するライナーと、前記ライナーの内面の温度を調整する温度調整機構と、をケーシングの内部の粉砕空間に備え、前記温度調整機構は、前記衝突板の内面よりも内側で前記ライナーの温度を調整できるよう構成されている、粉砕機である。
本発明による粉砕機において、前記温度調整機構は、前記衝突板の内面よりも内側に配置された流路に温度調整媒体を供給する温度調整媒体供給部を有していてもよい。
本発明による粉砕機において、前記温度調整媒体が通る流路が、前記ライナーの内部に形成されていてもよい。
本発明による粉砕機において、前記ライナーの内部に形成されている前記流路と前記衝突板の内面との間に、断熱部材が介在されていてもよい。
本発明による粉砕機において、前記温度調整媒体供給部は、前記粉砕機に投入される対象物の温度よりも高い温度を有する前記温度調整媒体を前記流路に供給してもよい。若しくは、前記温度調整媒体供給部は、前記粉砕機に投入される対象物の温度よりも低い温度を有する前記温度調整媒体を前記流路に供給してもよい。
本発明による粉砕機において、前記温度調整機構は、前記衝突板の内面よりも内側に配置された電熱式ヒーターを有していてもよい。
本発明による粉砕機において、前記ライナーは、前記衝撃部材の先端部が周回する軌道に沿って複数のライナー部材に分割されていてもよい。各ライナー部材の形状が特に限られることはなく、任意に設定され得る。
本発明による粉砕機において、前記温度調整機構は、複数のライナー部材のうち少なくとも2つのライナー部材の内面の温度を独立に調整することができるよう構成されていてもよい。
第2の本発明は、対象物を粉砕する粉砕機であって、回転体と、前記回転体に取り付けられ、対象物に衝突する衝撃部材と、前記回転体の周囲に配置された衝突板およびケーシングと、前記ケーシングの内面に設けられ、前記衝撃部材および前記衝突板に衝突した対象物の一部が拡散して付着し得る内面を有するケーシングライナーと、前記ケーシングライナーの内面の温度を調整する温度調整機構と、を備え、前記温度調整機構は、前記ケーシングの内面よりも内側で前記ケーシングライナーの温度を調整できるよう構成されている、粉砕機である。
第1の本発明による粉砕機においては、温度調整機構が、衝突板の内面よりも内側でライナーの温度を調整できるよう構成されている。このため、ライナーへの熱伝導を低損失で実現することができる。これによって、ライナーの内面の温度を効率的に調整することができる。
また第2の本発明による粉砕機においては、温度調整機構が、ケーシングの内面よりも内側でケーシングライナーの温度を調整できるよう構成されている。このため、ケーシングライナーへの熱伝導を低損失で実現することができる。これによって、ケーシングライナーの内面の温度を効率的に調整することができる。
図1は、本発明の一実施形態による粉砕機を示す正面図。 図2は、図1の粉砕機のライナーを拡大して示す正面図。 図3Aは、図1の粉砕機のライナーの第1ライナー部材を側方から見た場合を示す側面図。 図3Bは、図3Aの第1ライナー部材をIIIB−IIIB方向から見た場合を示す断面図。 図4Aは、図1の粉砕機のライナーの第2または第3ライナー部材を側方から見た場合を示す側面図。 図4Bは、図4Aの第2または第3ライナー部材をIVB−IVB方向から見た場合を示す断面図。 図5Aは、ライナーの内面に褐炭が貼り付く様子を示す図。 図5Bは、ライナーに貼り付いた褐炭が加熱される様子を示す図。 図5Cは、加熱された褐炭がライナーから剥がれ落ちる様子を示す図。 図6Aは、図1に示した実施形態の変形例による粉砕機のライナーを拡大して示す正面図。 図6Bは、図6AのライナーをVIB−VIB方向から見た場合を示す断面図。 図7は、粉砕機を示す側面図であって、図1に示した実施形態の変形例を示す図。
以下、本発明の一実施形態による粉砕機について、図1乃至図5Cを参照して説明する。
図1は、粉砕機10を示す正面図である。なお図1においては、粉砕機10の回転体の軸方向に直交する面で粉砕機10を切断した場合の断面が示されている。粉砕機10は、ケーシング18に形成された投入口11からケーシング18の内部の粉砕空間14内に投入される対象物に衝撃を加え、これによって対象物を粉砕するものである。粉砕された対象物は、排出口12から排出される。
粉砕機10は、回転体15と、回転体15に取り付けられた複数の衝撃部材16と、をケーシング18の内部の粉砕空間14に備えている。各衝撃部材16は、回転体15の周方向に沿って一定間隔で回転体15に取り付けられている。衝撃部材16としては、例えばハンマーが用いられる。各衝撃部材16は、図1に示すように、衝撃部材16がその周りで回転可能なように蝶着された軸16aを介して回転体15に取り付けられていてもよい。これによって、各衝撃部材16が軸16aを中心として揺動できるようになる。また図示はしないが、各衝撃部材16は、そのような揺動が生じないよう、回転体15に対して固定されていてもよい。
また粉砕機10は、回転体15の周囲に配置された衝突板20と、衝突板20の内面21に設けられたライナー30と、をさらに備えている。衝突板20の内面21は、略円弧状の輪郭を有するよう構成されている。衝突板20およびライナー30は、例えば鉄鋼材料から構成されている。また衝突板20は、ライナー30の摩耗状況や製品粒度調整の必要に応じて衝撃部材16の先端部周回軌道とライナー30との間の間隙を適宜調整することができるような構造を有していてもよい。
ライナー30は、衝撃部材16に衝突した対象物が打ち付けられる内面31を有するものである。図1に示すように、ライナー30の内面31は、のこぎり状の形状を有していてもよい。これによって、ライナー30に打ち付けられた対象物を効果的に粉砕することができる。
図1に示すように、ライナー30は、衝撃部材16の先端部が周回する周回軌道(先端部周回軌道)に沿って複数のライナー部材に分割されていてもよい。例えばライナー30は、投入口11から排出口12に向かって順に並べられた第1ライナー部材30A,第2ライナー部材30Bおよび第3ライナー部材30Cを含んでいる。このようにライナー30を複数のライナー部材に分割することにより、粉砕機10の設置やメンテナンスを容易化することができる。
また、複数のライナー部材のうち少なくとも2つのライナー部材は、同一の形状を有していてもよい。例えば図1に示す例において、第2ライナー部材30Bと第3ライナー部材30Cとは同一の形状を有している。すなわち、ライナー部材30B,30Cはいずれも、同一の長さを有し、かつ、衝撃部材16の先端部周回軌道に沿って同様に湾曲した形状を有している。このように複数のライナー部材の一部を共通化することにより、部品の調達のし易さや取り扱いのし易さを向上させることができる。
また図1に示すように、投入口11の近傍に配置される第1ライナー部材30Aは、直線的に延びる形状を有していてもよい。これによって、第1ライナー部材30Aが衝撃部材16の回転軌道に沿って湾曲した形状を有する場合に比べて、投入口11の面積を広く確保することができる。なお第1ライナー部材30Aが直線的な形状を有する場合、第1ライナー部材30Aが、他のライナー部材30B,30Cとは異なる長さを有していてもよい。
また粉砕機10には、ライナー30の内面31の温度を調整する温度調整機構40が設けられている。以下、温度調整機構40について説明する。
はじめに、温度調整機構40を設ける背景について説明する。上述のように、褐炭などの低品位炭における水分含有率は50〜60%と非常に高い。このような低品位炭が粉砕機10に投入される場合、低品位炭が衝撃部材16やライナー30の内面31に付着してしまうことがある。この場合、衝撃部材16に付着した低品位炭には、遠心力や、新たに供給された処理対象物との衝撃力が作用するので、低品位炭が衝撃部材16から剥がれることが期待される。一方、ライナー30は通常は固定されている。このため、ライナー30の内面31に付着した水分の多い低品位炭は、堆積する傾向が強く、自然に剥がれることはあまり期待できない。ライナー30の内面31に付着した低品位炭が累積的に増加していくと、低品位炭がライナー30に打ち付けられる際の粉砕の効率が低下してしまうことや、甚だしく粉砕空間14が閉塞されてしまうことなどが考えられるため、好ましくない。従って、ライナー30の内面31に付着した低品位炭を除去することが望まれる。
ライナー30の内面31に対する低品位炭の付着性は、主に、低品位炭に含まれる多量の水分に起因していると考えられる。従って、ライナー30の内面31に付着している低品位炭のうち、少なくとも内面31に接している部分の水分量を低減すれば、内面31に対する低品位炭の付着性が低下することが期待される。上述の温度調整機構40は、このような点を考慮して設けられるものである。すなわち温度調整機構40は、ライナー30の内面31に付着している低品位炭を加熱して低品位炭の水分量を低減し、これによって低品位炭をライナー30の内面31から剥がれやすくするためのものである。
以下、温度調整機構40の具体的な構成について、図1乃至図4Bを参照して説明する。図2は、図1の粉砕機のライナーを拡大して示す正面図である。図3Aは、図1のライナー30の第1ライナー部材30Aを、第1ライナー部材30Aの外面の法線方向に沿って見た場合を示す側面図である。図3Bは、図3Aの第1ライナー部材30AをIIIB−IIIB方向から見た場合を示す断面図である。また図4Aは、図1のライナー30の第2ライナー部材30Bまたは第3ライナー部材30Cを、ライナー部材30B,30Cの外面の法線方向に沿って見た場合を示す側面図である。図4Bは、図4Aの第2ライナー部材30Bまたは第3ライナー部材30CをIVB−IVB方向から見た場合を示す断面図である。
図1および図2に示すように、温度調整機構40は、ライナー30に向けて温度調整媒体42を供給する温度調整媒体供給部41と、ライナー30に供給される温度調整媒体42が通る供給管43と、ライナー30から排出された温度調整媒体42が通る排出管44と、を有している。供給管43および排出管44は、金属管であってもよく、フレキシブルホースやゴムホースなどの、ライナー30の交換時や衝突板20の変位および衝撃に対する耐性と可撓性を有する配管であってもよい。温度調整媒体42は、衝突板20の内面21よりも内側に配置された流路33に供給される。流路33に供給される温度調整媒体42は、粉砕機10に投入される低品位炭の温度よりも高い温度としている。例えば、粉砕機10に供給される低品位炭の温度が通常は大気温度程度であるのに対し、温度調整媒体42の温度は100℃程度としている。なお、温度調整媒体42の温度が高くなりすぎると、ライナー30および低品位炭が過度に加熱され、これによって低品位炭が発火してしまうことが懸念される。従って、温度調整媒体42は、過度な高温にならないよう調整されている。このような温度調整媒体42の種類は任意に採用し得るが、例えば、蒸気ボイラなどで生成される低圧の飽和水蒸気が用いられる。
流路33は、図2乃至図4Bに示すように、ライナー30の各ライナー部材30A,30B,30Cの内部に形成されていてもよい。図3Aおよび図4Aにおいて、各ライナー部材30A,30B,30Cの内部に形成された流路33がそれぞれ点線で示されている。図3Aおよび図4Aにおいて、符号35aは、流路33に温度調整媒体42を注入するための注入口35aを表しており、符号35bは、流路33から温度調整媒体42を排出するための排出口35bを表している。なお温度調整媒体42が飽和水蒸気である場合、ライナー30内の流路33を通っている間に飽和水蒸気がライナー30および低品位炭との間で熱交換し、この結果、飽和水蒸気が凝縮して水になることがある。このため、温度調整媒体42は、液体の状態で排出口35bから排出されることが考えらえる。このような点を考慮して、排出口35bが注入口35aよりも下方に形成されていてもよい。また、注入口および排出口の形状や配置、並びに、供給管43および排出管44との接続方式は設計事項として任意に採用し得る。
供給管43を通った温度調整媒体42をライナー30の流路33に供給する方法が特に限られることはない。例えば、供給管43および排出管44がライナー30の注入口35aおよび排出口35bにそれぞれ連結されていてもよい。この場合、供給管43,排出管44を通すための貫通孔や切り欠きが衝突板20に形成されていてもよい。若しくは図2に示すように、供給管43,排出管44と注入口35a,排出口35bとが、衝突板20の内部に形成された流路23を介して接続されていてもよい。
本実施の形態によれば、温度調整媒体42が、衝突板20の内面21よりも内側に配置された流路33に供給される。すなわち、温度調整機構40の温度調整媒体42は、衝突板20の内面よりも内側でライナー30に直接接触する。このため、衝突板20の内面よりも内側でライナー30の温度を調整することができる。従って、従来のように温度調整媒体とライナーとの間にライナーを装着するための構造部材が介在されている場合に比べて、温度調整媒体42の熱を低損失でライナー30に伝導させることができる。このため、ライナー30の内面31を効率的に加熱することができる。
好ましくは、図3Bおよび図4Bに示すように、ライナー30の内部に形成されている流路33と、衝突板20の内面21との間に、温度調整媒体42の熱が衝突板20側に伝導してしまうことを防ぐための断熱部材36を介在させる。これによって、温度調整媒体42の熱をより低損失でライナー30に伝導させることができる。断熱部材36としては、例えば、流路33を閉鎖する裏板37に断熱材を貼り付ける。この場合、裏板37としては、例えば鉄板が用いられる。また、流路33を閉鎖する裏板37自体が、断熱性を有する材料から構成されていてもよい。なお図1においては、左側に位置するライナー30に対してのみ温度調整機構40が設けられているが、右側に位置するライナー30に対しても同様に温度調整機構40が設けられていてもよい。
また図3Aおよび図4Aにおいて符号34で表されているように、ライナー部材30A,30B,30Cの外面32には、ライナー30を衝突板20に対して締結するための締結孔34が形成されていてもよい。
次に、上述の粉砕機10を用いて、褐炭などの対象物を粉砕する際の作用について、図5A乃至図5Cを参照して説明する。
はじめに、褐炭13などの対象物を投入口11から投入する。投入された褐炭13は、回転する衝撃部材16に衝突し、その後、ライナー30の内面31に打ち付けられる。図5Aにおいては、内面31に打ち付けられて内面31に付着した褐炭13、および、内面31に向かって飛散している褐炭13が表されている。
褐炭13が次々に内面31に向かって飛散してくるので、図5Bに示すように、内面31に付着している褐炭13が増大していく。一方、上述のように、ライナー30の内部に形成された流路33には、褐炭13よりも高い温度を有する温度調整媒体42が流されている。従って、褐炭13が温度調整媒体42によって加熱される。この加熱は、ライナー30を介して温度調整媒体42から伝導される熱によって生じるため、褐炭13のうち内面31に接している部分が優先的に加熱される。従って、褐炭13のうち内面31に接している部分の水分含有量は、加熱に起因する水の蒸発や移動のため、褐炭13のその他の部分の水分含有量よりも低くなる。この結果、図5Bに示すように、褐炭13のうち内面31に接している部分は、含有水分量が低減された乾燥部分13aになる。
上述のように、ライナー30の内面31に対する低品位炭の付着性は、主に、低品位炭に含まれる多量の水分に起因していると考えられる。ここで本実施の形態によれば、褐炭13のうち内面31に接している部分を乾燥させることで、内面31に対する褐炭13の付着性を低減することができる。この場合、図5Cに示すように、回転体15および衝撃部材16の回転によって生じている旋回流から受ける力や、内面31に向かって飛散してくる褐炭13から受ける力などを契機として、内面31に付着している褐炭13が内面31から剥がれ落ちることが期待される。
このように本実施の形態によれば、褐炭13を加熱することによって褐炭13をライナー30の内面31から剥がすことができる。また本実施の形態によれば、褐炭13のうち主に内面31に接している部分を乾燥させることで、褐炭13を内面31から剥がすことができる。このため、例えば粉砕空間14全域を加熱して褐炭13の表面全域を乾燥させる場合に比べて、褐炭13を剥がすために必要な熱エネルギーを低減することができる。また、褐炭13が発火してしまう危険性を低減することができる。また本実施の形態によれば、温度調整機構40は、衝突板20の内面21よりも内側でライナー30に接触するよう構成されている。このため、ライナー30との間での熱伝導を低損失で実現することができる。従って、ライナー30の内面31を効率的に加熱することができる。このように本実施の形態によれば、これらの特徴の相乗効果により、ライナー30の内面31に付着した褐炭13を、より少ない熱エネルギーで効率的に除去することができる。
なお、上述した実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、図面を参照しながら、変形の一例について説明する。以下の説明および以下の説明で用いる図面では、上述した実施の形態と同様に構成され得る部分について、上述の実施の形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いることとし、重複する説明を省略する。
上述した本実施の形態において、温度調整媒体42の温度が約100℃に調整される例を示した。しかしながら、温度調整媒体42の温度が一律に同一の温度に調整される必要はなく、ライナー30の位置に応じて温度調整媒体42の温度が変えられてもよい。例えば、上述のようにライナーが複数のライナー部材30A,30B,30Cに分割されている場合、温度調整機構40は、複数のライナー部材30A,30B,30Cのうち少なくとも2つのライナー部材の内面31の温度を独立に調整することができるよう、構成されていてもよい。以下、本変形例の効果について説明する。
ライナー30の内面31に付着した褐炭13を内面31から剥がす駆動力としては、粉砕された処理物の衝突や回転体15および衝撃部材16の回転によって生じている旋回流から受ける力などの他に、内面31に付着した褐炭13に作用する重力が考えられる。一方、褐炭13をライナー30の内面31から剥がす上での重力の有用性は、ライナー30の内面31の向きに依存している。例えば図1に示す粉砕機10において、第1ライナー部材30Aに付着した褐炭13は、第2ライナー部材30Bや第3ライナー部材30Cに付着した褐炭13に比べて、重力の影響のために剥がれ易くなっていると考えられる。このように、褐炭13の剥がれ易さは、褐炭13が付着しているライナー30の位置によって異なることがある。ここで本変形例によれば、温度調整機構40は、各ライナー部材30A,30B,30Cの温度を独立に調整することができる。例えば、第1ライナー部材30Aに対しては温度調整媒体42を供給せず、第2ライナー部材30Bおよび第3ライナー部材30Cに対してのみ温度調整媒体42を供給する、という制御を実施することができる。これによって、第1ライナー部材30Aと比較して褐炭13が剥がれにくい第2ライナー部材30Bおよび第3ライナー部材30Cを重点的に加熱することができる。このことにより、ライナー30に付着した褐炭13を剥がすという目的を達成しながら、全体的な熱エネルギーを削減することができる。
また、ライナー30に対する褐炭13の付着量が、場所によって異なることがある。この場合も本実施の形態によれば、各ライナー部材30A,30B,30Cの温度を独立に調整することにより、褐炭13が付着しやすいライナー部材を選択的に加熱することができ、これによって、効率的に褐炭13を剥がすことができる。この場合も、ライナー30に付着した褐炭13を剥がすという目的を達成しながら、全体的な熱エネルギーを削減することができる。
各ライナー部材30A,30B,30Cの温度を独立に調整するための温度調整機構40の具体的な構成が特に限られることはなく、様々な構成が採用され得る。例えば図1に示すように、各ライナー部材30A,30B,30Cへ温度調整媒体42を供給するための供給管43の各々に、温度調整媒体42の流量を調整するための調整弁45が設けられていてもよい。
また上述した本実施の形態および変形例において、温度調整機構40が、温度調整媒体42を用いてライナー30を加熱する例を示した。しかしながら、ライナー30を加熱するための方法がこれに限られることはない。例えば図6Aおよび図6Bに示すように、温度調整機構40は、衝突板20の内面21よりも内側に配置されたり、ライナー30に埋設されたりするヒーター46を用いて、ライナー30を加熱してもよい。例えばヒーター46は、ライナー30に形成された収容空間39の内部に配置される。この場合、図6Aに示すように、収容空間39にヒーター46を導入するための導入口38がライナー30に形成されていてもよい。本変形例においても、ヒーター46とライナー30との間に衝突板20が介在されている場合に比べて、ヒーター46の熱を低損失でライナー30に伝導させることができる。このため、ライナー30の内面31を効率的に加熱することができる。ヒーター46としては、電熱式の伝熱ヒーターや高周波加熱器などを用いることができる。
また上述した本実施の形態および各変形例において、温度調整機構40が、ライナー30を加熱するよう構成されている例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、温度調整機構40は、褐炭13よりも低い温度にライナー30を冷却するよう構成されていてもよい。例えば、ライナー30の流路33に供給される温度調整媒体42は、褐炭13よりも低い温度を有していてもよい。この場合、褐炭13に含まれる水を冷却して例えば凝固させることによって、ライナー30の内面31に対する褐炭13の付着性を低減することができる。
また、ゴムやプラスチック等の、常温では靱性や粘弾性があり粉砕困難な処理対象物を冷凍粉砕処理する場合には、液体窒素等を温度調整媒体42として用いることにより、本実施の形態による温度調整機構40を用いてライナー30の内面31の、粉砕熱による温度上昇を抑制し、処理対象物の軟化を防止することができる。
また上述した本実施の形態および各変形例において、褐炭13が粉砕機10によって粉砕される例を示した。しかしながら、粉砕機10において粉砕される対象物が褐炭13に限られることはない。本実施の形態および各変形例による粉砕機10は、褐炭13以外にも、亜炭又は亜瀝青炭をはじめとする低品位炭や、バイオマス原料など、水分を多く含む対象物を効率的に粉砕することができる。
また上述した本実施の形態および各変形例において説明した技術的思想は、図7に示すように、ケーシング18の内面に設けられたケーシングライナー50に対して適用されてもよい。ケーシングライナー50の内面には、特に回転体15の両端部近傍などの、衝撃部材16の周速が低い場所において、衝撃部材16および衝突板20に衝突した褐炭13などの対象物の一部が拡散して打ち付けられて付着することがある。このため、衝突板20に設けられるライナー30と同様にケーシングライナー50の温度を調整することは有効である。
図7は、粉砕機10を示す側面図である。図7においては、回転体15を駆動する駆動軸19の軸線を通る鉛直平面で粉砕機10を切断した場合の断面が示されている。図7に示す変形例においては、温度調整機構40が、衝突板20に設けられるライナー30の内面の温度に加えて、若しくはライナー30の内面の温度とは別に、ケーシングライナー50の内面の温度を調整する。具体的には、上述した本実施の形態および各変形例の場合と同様に、温度調整機構40は、ケーシング18の内面よりも内側でケーシングライナー50の温度を調整するよう構成されている。このため、ケーシングライナー50への熱伝導を低損失で実現することができる。これによって、ケーシングライナー50の内面の温度を効率的に調整することができる。このことにより、ケーシングライナー50の内面に付着した褐炭13を、より少ない熱エネルギーで効率的に除去することができる。なおケーシングライナー50は、衝突板20に設けられるライナー30と同様に、複数に分割されていてもよく、また、分割されたケーシングライナー50各々の温度が温度調整機構40によって独立に調整されてもよい。
なお、上述した実施の形態に対するいくつかの変形例を説明してきたが、当然に、複数の変形例を適宜組み合わせて適用することも可能である。
10 粉砕機
11 投入口
12 排出口
13 褐炭
15 回転体
16 衝撃部材
18 ケーシング
19 駆動軸
20 衝突板
21 衝突板の内面
23 流路
30 ライナー
30A〜30C 第1〜第3ライナー部材
31 ライナーの内面
32 ライナーの外面
33 流路
35a 温度調整媒体の注入口
35b 温度調整媒体の排出口
36 断熱部材
37 裏板
38 ヒーター導入口
39 収納空間
40 温度調整機構
41 温度調整媒体供給部
42 温度調整媒体
46 ヒーター
50 ケーシングライナー

Claims (9)

  1. 対象物を粉砕する粉砕機であって、
    回転体と、
    前記回転体に取り付けられ、対象物に衝突する衝撃部材と、
    前記回転体の周囲に配置された衝突板と、
    前記衝突板の内面に設けられ、前記衝撃部材に衝突した対象物が打ち付けられる内面を有するライナーと、
    前記ライナーの内面の温度を調整する温度調整機構と、を備え、
    前記温度調整機構は、前記衝突板の内面よりも内側で前記ライナーの温度を調整できるよう構成され
    前記温度調整機構は、前記衝突板の内面よりも内側に配置された流路に温度調整媒体を供給する温度調整媒体供給部を有し、
    前記温度調整媒体が通る流路が、前記ライナーの内部に形成されている、粉砕機。
  2. 前記ライナーの内部に形成されている前記流路と前記衝突板の内面との間に、断熱部材が介在されている、請求項に記載の粉砕機。
  3. 前記温度調整媒体供給部は、前記粉砕機に投入される対象物の温度よりも高い温度を有する前記温度調整媒体を前記流路に供給する、請求項1または2に記載の粉砕機。
  4. 前記温度調整媒体供給部は、前記粉砕機に投入される対象物の温度よりも低い温度を有する前記温度調整媒体を前記流路に供給する、請求項1または2に記載の粉砕機。
  5. 対象物を粉砕する粉砕機であって、
    回転体と、
    前記回転体に取り付けられ、対象物に衝突する衝撃部材と、
    前記回転体の周囲に配置された衝突板と、
    前記衝突板の内面に設けられ、前記衝撃部材に衝突した対象物が打ち付けられる内面を有するライナーと、
    前記ライナーの内面の温度を調整する温度調整機構と、を備え、
    前記温度調整機構は、前記衝突板の内面よりも内側で前記ライナーの温度を調整できるよう構成され、
    前記温度調整機構は、前記衝突板の内面よりも内側に配置された電熱式ヒーターを有する、粉砕機。
  6. 前記ライナーは、前記衝撃部材の先端部が周回する軌道に沿って複数のライナー部材に分割されている、請求項1乃至のいずれか一項に記載の粉砕機。
  7. 前記温度調整機構は、複数のライナー部材のうち少なくとも2つのライナー部材の内面の温度を独立に調整することができるよう構成されている、請求項に記載の粉砕機。
  8. 対象物を粉砕する粉砕機であって、
    回転体と、
    前記回転体に取り付けられ、対象物に衝突する衝撃部材と、
    前記回転体の周囲に配置された衝突板と、
    前記衝突板の内面に設けられ、前記衝撃部材に衝突した対象物が打ち付けられる内面を有するライナーと、
    前記ライナーの内面の温度を調整する温度調整機構と、を備え、
    前記温度調整機構は、前記衝突板の内面よりも内側で前記ライナーの温度を調整できるよう構成され、
    前記ライナーは、前記衝撃部材の先端部が周回する軌道に沿って複数のライナー部材に分割され、
    前記温度調整機構は、複数のライナー部材のうち少なくとも2つのライナー部材の内面の温度を独立に調整することができるよう構成されている、粉砕機。
  9. 対象物を粉砕する粉砕機であって、
    回転体と、
    前記回転体に取り付けられ、対象物に衝突する衝撃部材と、
    前記回転体の周囲に配置された衝突板およびケーシングと、
    前記ケーシングのうち前記回転体の軸方向において前記衝撃部材に対向する内面に設けられ、前記衝撃部材および前記衝突板に衝突した対象物の一部が拡散して付着する内面を有するケーシングライナーと、
    前記ケーシングライナーの内面の温度を調整する温度調整機構と、を備え、
    前記温度調整機構は、前記ケーシングの内面よりも内側で前記ケーシングライナーの温度を調整するよう構成されている、粉砕機。
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