JP5931491B2 - モータユニット、ワイパーモータ装置、及びカバー製造方法 - Google Patents

モータユニット、ワイパーモータ装置、及びカバー製造方法 Download PDF

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Description

この発明は、ータカバー、モータユニット、ワイパーモータ装置、及びモータカバーの製造方法に関するものである。
従来から、アーマチュアに設けられているコンミテータにブラシを摺接させることにより、アーマチュアを回転させるブラシ付モータが知られている。このブラシ付モータは、磁極を有する有底筒状のヨークを有しており、このヨーク内にアーマチュアが回転自在に支持されている。アーマチュアは回転軸を有し、この回転軸に、コイルが巻装されているアーマチュアコアと、コイルの端末が接続されているコンミテータとが外嵌固定されている。コンミテータに摺接するブラシは、外部電力に電気的に接続可能に構成されており、ヨークの開口部を閉塞するように設けられた樹脂製のブラシホルダに保持されている。
ここで、ブラシ付モータ全体を小型化、軽量化するために、ブラシホルダに所定の機能を集約させつつ、ブラシホルダ自体の小型化を図るさまざまな技術が開示されている。
例えば、ブラシホルダを構成するにあたり、ホルダ本体部、延出部、及びコネクタ部の略全部を形成するとともに、各ターミナル端子(ターミナル)が延出部、及びコネクタ部に対応する位置にて連結部により互いに連結したターミナル一体部品を埋設する樹脂体が用いられる技術が開示されている。この樹脂体には、更にターミナル一体部品の連結部を露出するための開口が形成される。そして、樹脂体の開口にて露出したターミナル一体部品の連結部を切断し、ターミナル一体部品が独立したターミナルに分離されてブラシホルダが構成されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
また、ターミナル端子(インサート導体)を、複数の配線からなる配線部、この配線部を囲った外枠部、及びこの外枠部と配線部とを繋ぎ、且つ配線同士を繋ぐつなぎ部を有する導体と、この導体に設けられインサート成形時の樹脂注入圧で導体の形状が変形するのを防止する変形防止体とにより構成したものが開示されている。そして、ターミナル端子をインサート成形する際、ターミナル端子のずれを抑制するようになっている。変形防止部材としては、別体のものや、一体成形のものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−284292号公報 特開平11−113208号公報
しかしながら、上述の特許文献1にあっては、樹脂体に、ターミナル一体部品を直接埋設するので、樹脂体の成形時に樹脂注入圧によるターミナル一体部品のずれや変形を防止するために、金型の構造が複雑になるばかりか、金型の精度が要求される。また、ブラシホルダ自体にターミナル一体部品の連結部を露出するための開口を形成し、樹脂体の開口に露出したターミナル一体部品の連結部を切断しているので、連結部を切断した後、絶縁性を確保するために開口を閉塞する別部材が必要になる場合があり、部品点数が増加してしまう虞がある。
このため、ブラシホルダの製造コストが増大するという課題がある。さらに、樹脂体の開口にて露出したターミナル一体部品の連結部を切断する必要があるので、ブラシホルダの形状に制約を受けるという課題がある。
また、上述の特許文献2にあっては、変形防止部材が別体の場合、多部品との関係により変形防止部材の寸法管理に精度が必要になると共に、インサート成形時にターミナル端子がずれる虞がある。このため、ブラシホルダを高精度に成形しにくいという課題がある。
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、安価に製造可能で形状の制約を受けにくく、且つ形状精度を容易に高めることができるータカバー、モータユニット、ワイパーモータ装置、及びモータカバーの製造方法を提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係るモータユニットは、一面に樹脂材料の注入後に形成された注入痕を有する前記樹脂材料からなるカバーと、このカバーに埋設されており、モータに給電を行うためのターミナル成形体とを備え、前記ターミナル成形体は、複数のターミナル端子と、これら複数のターミナル端子の互いに隣り合う前記ターミナル端子同士の連結切断部によって形成された切断切り起し部と、各ターミナルの変形を規制する固定部材とを有し、この固定部材の前記切断切り起し部に対応する部位に、前記切断切り起し部を露出させる切断窓が形成されており前記切断切り起し部の先端は、前記カバーの前記一面とは反対側の他面に向かって延出されていることを特徴とする。
このように構成することで、予め各ターミナル端子を固定部材で固定した状態でカバーにターミナル端子をインサート成形することができるので、金型の構造を複雑化させたり、高精度に製造したりすることなく、容易に樹脂注入圧によるターミナル端子のずれや変形を防止できる。このため、カバーの成形精度を高めることができると共に、金型の製造コストを低減できる。
また、固定部材で各ターミナル端子を固定した後、切断部(連結部)を切断することにより各ターミナル端子同士の連結を絶つことができる。このため、その後のカバーへのインサート成形時に、このカバーに切断部(連結部)を切断するための切断窓を形成する必要がなくなる。よって、切断窓を閉塞するための別部材が必要になったり、カバーの形状に制約を受けたりすることを防止できる。
さらに、樹脂注入圧による影響を切断部が受けにくくなる。このため、各ターミナル端子のずれや変形を確実に防止できる。
本発明に係るモータユニットは、各ターミナル端子は、前記カバーに形成されているコネクタ部から前記モータの給電部に至る間に延出するように断面略L字状に形成されており、それぞれ前記ターミナル端子は、複数列となるように配置されていることを特徴とする。
このような構造であっても固定部材を用いて各ターミナル端子を予め固定できるので、ターミナル端子のカバーへのインサート成形を容易に行うことができる。
本発明に係るモータユニットにおいて、前記固定部材は、複数のターミナル端子を被覆している樹脂であことを特徴とする。
このように構成することで、より確実に各ターミナル端子を固定することができ、インサート成形時の各ターミナル端子のずれや変形を確実に防止できる。
本発明に係るモータユニットは、各ターミナル端子に、固定部材からの抜けを防止するための抜け防止突起を設けたことを特徴とする。
このように構成することで、各ターミナル端子の切断部を切断する際の衝撃により、固定部材に対する各ターミナル端子の位置がずれてしまうことを防止できる。
本発明に係るモータユニットは、前記カバーに取り付けられる前記モータと、前記カバー内に配置され、前記モータを駆動するための基板とを備え、この基板が前記モータの給電部であることを特徴とする。
このように構成することで、安価に製造可能で形状の制約を受けにくく、且つ形状精度を容易に高めることができるモータユニットを提供することが可能になる。
本発明に係るワイパーモータ装置は、上記に記載モータユニットを備えたことを特徴とするワイパーモータ装置。
このように構成することで、安価に製造可能で形状の制約を受けにくく、且つ形状精度を容易に高めることができるワイパーモータ装置を提供することが可能になる。
本発明に係るカバー製造方法は、モータに給電を行うためのターミナル成形体がインサート成形されているカバーを製造するためのカバー製造方法であって、連結部により連結された複数のターミナル端子を、樹脂モールドしてターミナル成形体を形成するプレ成形工程と、前記プレ成形工程後に、前記連結部を切断する切断工程と、前記切断工程後に、前記ターミナル成形体を前記カバーにインサート成形するインサート成形工程とを有し、前記プレ成形工程において、前記複数のターミナル端子を樹脂モールドする際、樹脂流れの方向を各ターミナル端子の延在方向に沿う方向に設定し、前記インサート成形工程において、前記カバーを樹脂成形するためのゲート位置を、前記切断工程によって前記連結部に形成された切り起し部の向きと反対側に設定したことを特徴とする。
このような方法とすることで、安価に製造可能で形状の制約を受けにくく、且つ形状精度を容易に高めることができるカバーを提供することが可能になる。
また、各ターミナル端子を樹脂モールドする際の樹脂流れが良好になり、容易にターミナル成形体を製造することが可能になる。
本発明によれば、予め各ターミナル端子を固定部材で固定した状態でカバー本体にターミナル端子をインサート成形することができるので、金型の構造を複雑化させたり、高精度に製造したりすることなく、容易に樹脂注入圧によるターミナル端子のずれや変形を防止できる。このため、カバー本体を成形精度を高めることができると共に、金型の製造コストを低減できる。
また、固定部材で各ターミナル端子を固定した後、切断部(連結部)を切断することにより各ターミナル端子同士の連結を絶つことができる。このため、その後のカバーへのインサート成形時に、このカバーに切断部(連結部)を切断するための切断窓を形成する必要がなくなる。よって、切断窓を閉塞するための別部材が必要になったり、カバーの形状に制約を受けたりすることを防止できる。
さらに、樹脂注入圧による影響を切断部が受けにくくなる。このため、各ターミナル端子のずれや変形を確実に防止できる。
本発明の実施形態におけるモータユニットの斜視図である。 本発明の実施形態におけるカバーの斜視図である。 本発明の実施形態におけるターミナル成形体の斜視図である。 本発明の実施形態におけるターミナル端子の斜視図である。 本発明の実施形態におけるカバーの製造手順を示す説明図であって、(a)〜(d)は、各工程を示す。 図5(c)のA−A線に沿う断面図である。 本発明の実施形態におけるモータユニットをカバー側からみた斜視図である。
(ワイパーモータ装置)
次に、この発明の第一実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。
図1は、ワイパーモータ装置1を構成するモータユニット100の斜視図である。
同図に示すように、ワイパーモータ装置1は、車両のウインドウガラスを払拭するためのワイパを駆動させるための装置である。ワイパーモータ装置1は、モータ部2に、減速部3が取り付けられたモータユニット100を有しており、減速部3のカバー4に、不図示の外部電源が接続可能なコネクタ部5が一体化されている。
(モータユニット)
モータユニット100のモータ部2は、有底筒状のヨークハウジング6内に不図示のアーマチュアが回転自在に設けられたものである。
減速部3は、出力軸7と一体化されている不図示の減速歯車を収納する箱状のケーシング9を有し、このケーシング9の開口部を閉塞するようにカバー4が設けられている。そして、不図示の減速歯車とモータ部2のアーマチュアの回転軸(不図示)とが相対回転不能に連結されており、モータ部2の回転力が減速歯車を介して出力軸7に伝達される。ケーシング9には、出力軸7を外部に突出させるための挿通孔10が形成されている。
(カバー)
図2は、カバー4の斜視図である。
図1、図2に示すように、カバー4は、樹脂により深さの浅い箱状に成形されたものであって、底壁4aと、この底壁4aの周縁から立ち上がり形成された周壁4bとが一体成形されている。そして、カバー4内に、モータ部2のアーマチュアに電力を供給したり、アーマチュアの回転制御を行ったりするための基板8が配置されるようになっている。また、カバー4の周壁4bにコネクタ部5が一体成形されている。
コネクタ部5は、断面略長円形状に形成された筒部5aを有している。この筒部5aに、不図示の外部電源から延びるコネクタが嵌着されるようになっている。また、筒部5a内には、ターミナル成形体11が埋設されている。
(ターミナル成形体)
図3は、ターミナル成形体11の斜視図、図4は、ターミナル成形体11を構成するターミナル端子12の斜視図である。
図3、図4に示すように、ターミナル成形体11は、不図示の外部電源、及び制御機器と、モータ部2とを、基板8を介して電気的に接続するためのものである。ターミナル成形体11は、2行2列に配置された4本のセンサ端子13と、これら4本のセンサ端子13を間に挟んで両側に配置された2本のパワー端子14とを有している。
センサ端子13は、不図示の制御機器と、基板8との間で各種の信号の送受信を行うためのものであって、基板8からコネクタ部5の筒部5a内に至る間に延出するように、帯状の金属板を屈曲形成して略L字状とされている。
より具体的には、センサ端子13は、略L字状に形成されたセンサ端子本体13aと、このセンサ端子本体13aの一端から基板8に向かって延出する基板側センサプラグ13bと、センサ端子本体13aの他端からコネクタ部5の筒部5a内に向かって延出するコネクタ側センサプラグ13cとが一体成形されたものである。基板側センサプラグ13b、及びコネクタ側センサプラグ13cの幅は、段差によりセンサ端子本体13aよりも狭く設定されている。
一方、各パワー端子14は、モータ部2に電力を供給するためのものであって、センサ端子13と同様に、基板8からコネクタ部5の筒部5a内に至る間に延出するように、帯状の金属板を屈曲形成して略L字状とされている。
より具体的には、パワー端子14は、略L字状に形成されたパワー端子本体14aと、このパワー端子本体14aの一端から基板8に向かって延出する基板側パワープラグ14bと、パワー端子本体14aの他端からコネクタ部5の筒部5a内に向かって延出するコネクタ側パワープラグ14cとが一体成形されたものである。基板側パワープラグ14b、及びコネクタ側パワープラグ14cの幅は、段差によりパワー端子本体14aよりも狭く設定されている。
また、パワー端子本体14aは、2行2列に配置された4本のセンサ端子本体13aのうちの1列目のセンサ端子本体13a、つまり、図4における上側1列のセンサ端子本体13aと同一平面上となるように配置されている。また、パワー端子本体14aの一端は、基板側パワープラグ14bが、一列目の基板側センサプラグ13bと2列目の基板側センサプラグ13bとの間に位置するように形成されている。さらに、パワー端子本体14aの他端は、コネクタ側パワープラグ14cが、一列目のコネクタ側センサプラグ13cと2列目のコネクタ側センサプラグ13cとの間に位置するように屈曲形成されている。
このように構成されたセンサ端子13、及びパワー端子14は、互いに絶縁された状態で樹脂モールド部16によって一体化されている。すなわち、樹脂モールド部16に、各センサ端子13、及び各パワー端子14がインサート成形されている。
樹脂モールド部16は、センサ端子13のセンサ端子本体13a、及びパワー端子14のパワー端子本体14aを被覆するように、横断面凸状に形成されている。
また、樹脂モールド部16には、長手方向両端に、それぞれ3つずつ、合計6つの切断窓16a,16b,16cが形成されている。これら切断窓16a,16b,16cは、後述する連結部15を切断するために用いられる。さらに、樹脂モールド部16の基板側センサプラグ13b、及び基板側パワープラグ14bが配置されている側の端面には、短手方向一側に舌片部17が設けられている。
舌片部17は、樹脂モールド部16の長手方向に沿って延出するように形成されている。舌片部17は、カバー4に、各連結部15が切断された状態のターミナル成形体11が確実に埋設されるようにするためのものである(詳細は後述する)。
ここで、図4に詳示するように、樹脂モールド部16によってインサート成形される前の各センサ端子13、及び各パワー端子14は、連結部15によって3つの組みになっている。より具体的には、2つの1列目のセンサ端子本体13aと、各々センサ端子本体13aに隣接するパワー端子本体14aとの間には、両者13a,14aに跨るように形成された2つの連結部15が長手方向両端側に配置されている。これにより、2つの1列目のセンサ端子本体13aと、それぞれ対応するパワー端子本体14aとが連結部15を介して一体化される。すなわち、一体化された1列目のセンサ端子本体13aとパワー端子本体14aとの組みが2組み存在することになる。
また、各連結部15には、それぞれ切り欠き溝18が、センサ端子本体13a、及びパワー端子本体14aの長手方向に沿うように形成されている。さらに、センサ端子本体13a、及びパワー端子本体14aの互いに対向する側辺には、それぞれ2つの連結部15の間に、抜け防止突起19が一体成形されている。この抜け防止突起19は、センサ端子13、及びパワー端子14の樹脂モールド部16からの抜けを防止するためのものである。
一方、2列目に配置されている2つのセンサ端子本体13aには、両者13a,13aに跨るように形成された2つの連結部15が長手方向両端側に配置されている。これにより、2列目に配置されている2つのセンサ端子本体13aが連結部15を介して一体化される。これら連結部15には、それぞれ切り欠き溝18がセンサ端子本体13aの長手方向に沿うように形成されている。また、2つのセンサ端子本体13aの互いに対向する側辺には、それぞれ2つの連結部15の間に、抜け防止突起19が一体成形されている。
ここで、樹脂モールド部16に形成されている各切断窓16a,16b,16cは、それぞれ連結部15に対応するように形成されており、各切断窓16a,16b,16cを介して連結部15が露出するようになっている。
すなわち、樹脂モールド部16の長手方向両端であって、且つ短手方向両側に形成されている第1切断窓16a、及び第2切断窓16bには、一列目のセンサ端子本体13aとパワー端子本体14aとに跨る連結部15が露出されている。また、2つの第1切断窓16aの間、及び2つの第2切断窓16bの間に形成されている第3切断窓16cには、2列目に配置されている2つのセンサ端子本体13aに跨る連結部15が露出されている。
(カバーの製造方法)
続いて、図5〜図7に基づいて、カバー4の製造方法について説明する。
図5は、カバー4の製造手順を示す説明図であって、(a)〜(d)は、各工程を示す。
図5(a)に示すように、まず、ターミナル成形体11を成形するための不図示の金型に、一列目の線対称に形成されたセンサ端子13、及びパワー端子14の2組みを短手方向に沿って並列に配置すると共に、2列目に2つのセンサ端子13が一体化されたものを配置する。
そして、図5(b)に示すように、各センサ端子13、及び各パワー端子14を樹脂モールド成形する(プレ成形工程)。これにより、樹脂モールド部16が成形され、この樹脂モールド部16内に各センサ端子13、及び各パワー端子14が埋設された状態になり、ターミナル成形体11の成形が完了する。
また、不図示の金型は、樹脂モールド部16の長手方向一端に対応する箇所から樹脂が注入されるように構成されている。これにより、樹脂モールド部16を成形する際の樹脂流れの方向が、各センサ端子13、及び各パワー端子14の延在方向に沿う方向となるように設定することができる。このため、樹脂モールド部16を成形する際の樹脂流れを良好にすることができる。
続いて、図5(c)に示すように、樹脂モールド部16に形成されている各切断窓16a,16b,16cを介し、プレス機等を用いて連結部15を切断する(切断工程)。そして、連結部15に、この連結部15が切断された切断部20が形成される。これにより、各センサ端子13、及び各パワー端子14が、それぞれ電気的に独立した端子として構成される。
換言すれば、各センサ端子13、及び各パワー端子14が樹脂モールド部16により一体化された後、切断窓16a,16b,16cを介して露出している各連結部15は、各センサ端子13、及び各パワー端子14の連結を絶つための切断部20として機能する。ここで、連結部15には、切り欠き溝18が形成されているので(図4参照)、連結部15を容易に切断することができる。
ここで、図6に基づいて、各切断部20の状態について詳述する。
図6は、図5(c)のA−A線に沿う断面図である。
同図に示すように、連結部15は、2列目から1列目に向かって(図6における下側から上側に向かって、以下、この方向を単に上向きという)破断させるようにして切断される。このため、各連結部15を切断することにより形成される切り起し部21は、全て上向きになる。
また、各センサ端子本体13a、及び各パワー端子本体14aには、それぞれ抜け防止突起19が形成されているので(図4参照)、連結部15を切断するときに作用する荷重によって、センサ端子本体13a、及びパワー端子本体14aが連結部15側に引き込まれるなどしてずれてしまうことを防止できる。
さらに、切断工程では、連結部15の切断の他に、舌片部17が切断される(図5(c)における×印参照)。
続いて、図5(d)に示すように、カバー4を成形する不図示の金型にターミナル成形体11をセットする。この状態でカバー4を樹脂成形することにより、カバー4にターミナル成形体11がインサート成形される(インサート成形工程)。これにより、カバー4の製造が完了する。
ここで、各センサ端子本体13a、及び各パワー端子本体14aは、樹脂モールド部16により一体化されたターミナル成形体11の状態でカバー4にインサート成形される。そして、カバー4の樹脂成形時には樹脂モールド部16に対応する箇所に、この樹脂モールド部16を覆うように樹脂が注入され、各プラグ13b,13c,14b,14cは露出したままの状態になる。このため、樹脂モールド部16は、樹脂注入圧による各センサ端子本体13a、及び各パワー端子本体14aのずれや変形を防止する固定部材として機能する。
また、カバー4を成形するための不図示の金型にターミナル成形体11をセットするにあたって、樹脂モールド部16に舌片部17が残存したままの状態であると、インサート成形工程に用いられる金型(不図示)にターミナル成形体11がセットできないようになっている。これにより、連結部15が切断されていないターミナル成形体11を、誤ってカバー4にインサート成形されてしまうのを防止できる。
続いて、不図示の金型のキャビティ内に樹脂を注入するためのゲート位置Pについて詳述する。
図7は、モータユニット100をカバー4側からみた斜視図である。
図6、図7に示すように、カバー4を樹脂成形するためのゲート位置Pは、カバー4の底壁4aの略中央に設定されている。このような位置に設定されたゲート位置Pから樹脂が注入されると、図6において、樹脂の流れは上向きとなる(図6における矢印参照)。このとき、連結部15を切断することにより形成された切り起し部21も上向きに形成されているので、切断された切断部20を通過する樹脂流れを良好にすることができる。このため、各センサ端子13、及び各パワー端子14に樹脂注入圧が作用しにくくなる。
(効果)
したがって、上述の実施形態によれば、予め連結部15を介してセンサ端子本体13aとパワー端子本体14aとの組みを2組形成すると共に、2つのセンサ端子本体13aを一体化したものを樹脂モールド部16にインサート成形してターミナル成形体11とし、さらにこのターミナル成形体11をカバー4にインサート成形しているので、カバー4の成形時の樹脂注入圧により、各センサ端子本体13a、及び各パワー端子本体14aがずれたり変形したりするのを防止できる。
また、略L字状に形成された4本のセンサ端子13を2行2列に配置すると共に、4本のセンサ端子13を間に挟んで両側に、略L字状に形成された2本のパワー端子14を配置するような構成であっても、これらセンサ端子13、及びパワー端子14を、樹脂モールド部16により固定することができる。このため、カバー4に、各センサ端子13、及び各パワー端子14を容易にインサート成形することができる。また、安価に製造可能で形状の制約を受けにくく、且つ形状精度を容易に高めることができるカバー4を提供できる。
さらに、カバー4に各センサ端子13、及び各パワー端子14をインサート成形するにあたって、これらセンサ端子13、及びパワー端子14を、カバー4を成形するための金型に直接セットするのではなく、ターミナル成形体11をセットしている。このため、金型内で樹脂モールド部16の位置決めを行うだけで各センサ端子13、及び各パワー端子14の位置決めを高精度に行うことができる。よって、カバー4を成形するための金型の構造を複雑化させたり、高精度に製造したりすることなく、カバー4の成形精度を高めることができると共に、金型の製造コストを低減できる。
そして、ターミナル成形体11を成形するにあたって、金型に各センサ端子13、及び各パワー端子14をそれぞれ別々にセットするのではなく、連結部15を介して一体化されたセンサ端子13とパワー端子14との組み、及び連結部15を介して一体化された2つのセンサ端子13をセットしている。このため、ターミナル成形体11を成形するための金型の構造を複雑化させることなく、各センサ端子13、及び各パワー端子14の位置決めを容易に行うことができ、金型の製造コストを低減できる。
また、ターミナル成形体11を成形するための金型は、樹脂モールド部16の長手方向一端に対応する箇所から樹脂が注入されるように構成されている。これにより、樹脂モールド部16を成形する際の樹脂流れの方向が、各センサ端子13、及び各パワー端子14の延在方向に沿う方向となるように設定することができる。このため、樹脂モールド部16を成形する際の樹脂流れを良好にすることができ、容易にターミナル成形体11を製造することが可能になる。
さらに、樹脂モールド部16に、各センサ端子13、及び各パワー端子14の連結部15を露出させる切断窓16a,16b,16cを形成し、樹脂モールド部16に各センサ端子13、及び各パワー端子14がインサート成形された後の連結部15を、各センサ端子13、及び各パワー端子14の連結を絶つための切断部20として機能させている。これにより、ターミナル成形体11の状態で連結部15を切断することができ、カバー4に連結部15を切断するための窓を形成する必要がない。このため、従来のように、切断窓16a,16b,16cを閉塞するための別部材が必要になったり、カバー4の形状に制約を受けたりすることを防止できる。
そして、カバー4を成形するにあたって、連結部15を切断することにより形成された切断部20の切り起し部21の向きと、切断部20を通過する樹脂の流れの向きとが同一方向を向いているので、カバー4の成形時に樹脂流れを良好にすることができる。このため、各センサ端子13、及び各パワー端子14に樹脂注入圧が作用しにくくなる。よって、各センサ端子13、及び各パワー端子14のずれや変形を確実に防止できる。
また、各センサ端子本体13a、及び各パワー端子本体14aには、それぞれ抜け防止突起19が形成されている(図4参照)。このため、連結部15を切断するときに作用する荷重によって、センサ端子本体13a、及びパワー端子本体14aが連結部15側に引き込まれるなどしてずれてしまうことを防止できる。
尚、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の実施形態では、各センサ端子13、及び各パワー端子14を樹脂モールド部16にインサート成形してターミナル成形体11を成形する場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、各センサ端子13、及び各パワー端子14が互いに絶縁された状態で保持できればよい。例えば、ターミナル成形体11を成形するにあたって樹脂を使用せず、樹脂モールド部16に代わって硬質ゴム等により各センサ端子13、及び各パワー端子14を互いに絶縁した状態で保持するように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、カバー4内に、モータ部2のアーマチュアに電力を供給したり、アーマチュアの回転制御を行ったりするための基板8を配置し、各センサ端子13、及び各パワー端子14を、基板8からカバー4に一体成形されているコネクタ部5に至る間に延出するように形成した場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、各センサ端子13、及び各パワー端子14は、それぞれ不図示の外部電源の電力をモータ部2に供給可能に形成されていればよい。
さらに、上述の実施形態では、ターミナル成形体11は、2行2列に配置された4本のセンサ端子13と、これら4本のセンサ端子13を間に挟んで両側に配置された2本のパワー端子14とにより構成されている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、各センサ端子13、及び各パワー端子14が複数列に配置されていればよい。
そして、センサ端子13の本数は4本、パワー端子14の本数は2本に限られるものではなく、モータ部2の使用や用途に応じて適宜各端子13,14の本数を変更することが可能である。
1 ワイパーモータ装置
2 モータ部(モータ)
4 カバー
4a 底壁(一面)
8 基板
9 ケーシング
11 ターミナル成形体
12 ターミナル端子
13 センサ端子(ターミナル端子)
14 パワー端子(ターミナル端子)
15 連結部
16 樹脂モールド部(固定部材)
16a 第1切断窓(切断窓)
16b 第2切断窓(切断窓)
16c 第3切断窓(切断窓)
20 切断部(連結切断部)
21 切り起し部(切断切り起し部)
100 モータユニット
P ゲート位置

Claims (7)

  1. 一面に樹脂材料の注入後に形成された注入痕を有する前記樹脂材料からなるカバーと、
    このカバーに埋設されており、モータに給電を行うためのターミナル成形体とを備え、
    前記ターミナル成形体は、
    複数のターミナル端子と、
    これら複数のターミナル端子の互いに隣り合う前記ターミナル端子同士の連結切断部によって形成された切断切り起し部と、
    各ターミナルの変形を規制する固定部材とを有し、
    この固定部材の前記切断切り起し部に対応する部位に、前記切断切り起し部を露出させる切断窓が形成されており
    前記切断切り起し部の先端は、前記カバーの前記一面とは反対側の他面に向かって延出されていることを特徴とするモータユニット。
  2. 各ターミナル端子は、前記カバーに形成されているコネクタ部から前記モータの給電部に至る間に延出するように断面略L字状に形成されており、それぞれ前記ターミナル端子は、複数列となるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のモータユニット。
  3. 前記固定部材は、複数のターミナル端子を被覆している樹脂であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモータユニット。
  4. 各ターミナル端子に、固定部材からの抜けを防止するための抜け防止突起を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のモータユニット。
  5. 前記カバーに取り付けられる前記モータと、
    前記カバー内に配置され、前記モータを駆動するための基板とを備え、
    この基板が前記モータの給電部であることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のモータユニット。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のモータユニットを備えたことを特徴とするワイパーモータ装置。
  7. モータに給電を行うためのターミナル成形体がインサート成形されているカバーを製造するためのカバー製造方法であって、
    連結部により連結された複数のターミナル端子を、樹脂モールドしてターミナル成形体を形成するプレ成形工程と、
    前記プレ成形工程後に、前記連結部を切断する切断工程と、
    前記切断工程後に、前記ターミナル成形体を前記カバーにインサート成形するインサート成形工程とを有し、
    前記プレ成形工程において、前記複数のターミナル端子を樹脂モールドする際、樹脂流れの方向を各ターミナル端子の延在方向に沿う方向に設定し、
    前記インサート成形工程において、前記カバーを樹脂成形するためのゲート位置を、前記切断工程によって前記連結部に形成された切り起し部の向きと反対側に設定したことを特徴とするカバー製造方法。
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