JP5929252B2 - 自己修復層を備えた積層体およびその製造方法 - Google Patents
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Description
そこで本発明は、深い傷に対しても修復能力を有し、さらに繰り返し修復能力を発現する自己修復層が塗工された積層体を提供することを課題とする。
なお、「〜上に積層」とは、接触して上に積層する場合に限られず、他の層を介して上に積層する場合をも含む。「自己修復」とは、傷を埋めて消滅させること、または、傷を埋めて見えにくくすることをいう。
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る積層体としての積層フィルム10について説明する。なお、図1は積層フィルム10の層構成を説明するものであり、各層の厚みは誇張されている。積層フィルム10は、基材層としての透明プラスチック基材11と、自己修復層12を備える。自己修復層12は、硬化した活性エネルギー線硬化性樹脂13で形成される。硬化した活性エネルギー線硬化性樹脂13中には、熱可塑性樹脂14が分散して存在する。なお、硬化した活性エネルギー線硬化性樹脂13中には、ナノ粒子15をさらに含んでもよい。ナノ粒子15により、自己修復層12の強度を増加させることができる。
透明プラスチック基材11は、フィルム状の高分子樹脂で形成された透明な基材層である。透明プラスチック基材11には、フィルム状の高分子樹脂として、透明性を有する各種のプラスチックフィルムを用いることができる。透明性を有するプラスチックフィルムの材料としては、例えば、ポリエステル系樹脂、アセテート系樹脂、ポリエーテルスルホン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリアリレート系樹脂、ポリフェニレンサルファイド系樹脂、ノルボルネン系樹脂等の樹脂が挙げられる。具体的には、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート、トリアセチルセルロース、ポリカーボネート、ポリウレタン、ポリメチルメタクリレート、ポリエーテルスルホン、ポリアリレート、ポリエーテルエーテルケトン等が好ましい。中でもポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、トリアセチルセルロース、および、ポリカーボネートが特に好ましい。なお、ポリエチレンテレフタレートおよびポリエチレンナフタレートは、機械的強度、寸法安定性、耐熱性、耐薬品性、光学特性等、およびフィルム表面の平滑性やハンドリング性等に優れているため好ましい。トリアセチルセルロースは、透明性、表面外観、複屈折が小さいという点等において優れているため好ましい。ポリカーボネートは、透明性、耐衝撃性、耐熱性、寸法安定性、燃焼性等に優れているため好ましい。価格・入手の容易さをも考慮すると、ポリエチレンテレフタレートが特に好ましい。
自己修復層12は、硬化した活性エネルギー線硬化性樹脂13と、硬化した活性エネルギー線硬化性樹脂13中に含まれる熱可塑性樹脂14で形成される。硬化した活性エネルギー線硬化性樹脂13は層骨格として機能する樹脂であり、熱可塑性樹脂14は自己修復成分として機能する樹脂である。また、硬化した活性エネルギー線硬化性樹脂13中には、ナノ粒子15をさらに含んでもよい。ナノ粒子15は、層の補強材として機能する。
なお、本明細書において、活性エネルギー線とは、活性種を発生する化合物を分解して活性種を発生させることのできるエネルギー線をいう。このような活性エネルギー線としては、可視光、紫外線、赤外線などの光エネルギー線や、X線、α線、β線、γ線、電子線などの放射線が挙げられる。中でも、特に紫外線が好ましい。
活性エネルギー線硬化性樹脂としては、ウレタン(メタ)アクリレート樹脂、ポリエステル(メタ)アクリレート樹脂、(メタ)アクリレートモノマー、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ(メタ)アクリレート樹脂などのラジカル重合が可能な不飽和結合を有する樹脂を挙げることができる。これらの樹脂を単独で用いてもよいし、複数の樹脂を組み合わせて用いてもよい。中でも、ウレタン(メタ)アクリレート樹脂、ポリエステル(メタ)アクリレート樹脂が好ましい。ウレタン(メタ)アクリレート樹脂は、ウレタン構造により強靭な塗膜が得られやすく、同時に傷を修復する際に必要な柔軟性を備える。
前記ポリイソシアネートとしては、具体的には2,4−トリレンジイソシアネートおよびその異性体、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、水添キシリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、ナフタリンジイソシアネート、トリフェニルメタントリイソシアネート、バノックD−750、クリスボンNK(商品名:大日本インキ化学工業(株)製)、デスモジュールL(商品名:住友バイエルウレタン(株)製)、コロネートL(商品名:日本ポリウレタン工業(株)製)、タケネートD102(商品名:三井武田ケミカル(株)製)、イソネート143L(商品名:三菱化学(株)製)などが挙げられる。
前記ポリヒドロキシ化合物としては、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリカーボネートポリオール、ポリカプロラクトンポリオールなどが挙げられ、具体的にはグリセリン−エチレンオキシド付加物、グリセリン−プロピレンオキシド付加物、グリセリン−テトラヒドロフラン付加物、グリセリン−エチレンオキシド−プロピレンオキシド付加物、トリメチロールプロパン−エチレンオキシド付加物、トリメチロールプロパン−プロピレンオキシド付加物、トリメチロールプロパン−テトラヒドロフラン付加物、トリメチロールプロパン−エチレンオキシド−プロピレンオキシド付加物、ジペンタエリスリトール−エチレンオキシド付加物、ジペンタエリスリトール−プロピレンオキシド付加物、ジペンタエリスリトール−テトラヒドロフラン付加物、ジペンタエリスリトール−エチレンオキシド−プロピレンオキシド付加物などが挙げられる。
前記多価アルコール類としては、具体的には、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、ビスフェノールAとプロピレンオキシドまたはエチレンオキシドとの付加物、1,2,3,4−テトラヒドロキシブタン、グリセリン、トリメチロールプロパン、1,3−ブタンジオール、1,2−シクロヘキサングリコール、1,3−シクロヘキサングリコール、1,4−シクロヘキサングリコール、パラキシレングリコール、ビシクロヘキシル−4,4−ジオール、2,6−デカリングリコール、2,7−デカリングリコールなどが挙げられる。
前記水酸基含有(メタ)アクリル化合物としては、特に限定されるものではないが、水酸基含有(メタ)アクリル酸エステルが好ましく、具体的には、例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌル酸ジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
ポリエステル(メタ)アクリレートの原料として用いられる飽和多塩基酸としては、例えばフタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒドロフタル酸、アジピン酸、セバチン酸などの重合性不飽和結合を有していない多塩基酸またはその無水物と、フマル酸、マレイン酸、イタコン酸などの重合性不飽和多塩基酸またはその無水物が挙げられる。さらに多価アルコール成分としては、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、シクロヘキサン−1,4−ジメタノール、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物、ビスフェノールAのプロピレンオキサイド付加物などが挙げられる。
前記不飽和ポリエステルとしては、無水マレイン酸などの不飽和酸とエチレングリコールなどのジオールとを重縮合させて製造できる。具体的にはフマル酸、マレイン酸、イタコン酸などの重合性不飽和結合を有する多塩基酸またはその無水物を酸成分とし、これとエチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、シクロヘキサン−1,4−ジメタノール、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物、ビスフェノールAのプロピレンオキサイド付加物などの多価アルコールをアルコール成分として反応させ、また、必要に応じてフタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒドロフタル酸、アジピン酸、セバシン酸などの重合性不飽和結合を有していない多塩基酸またはその無水物も酸成分として加えて製造されるものが挙げられる。
前記ビニルエステルとしては、公知の方法により製造されるものであり、エポキシ樹脂に不飽和一塩基酸、例えばアクリル酸またはメタクリル酸を反応させて得られるエポキシ(メタ)アクリレートが挙げられる。
また、各種エポキシ樹脂をビスフェノール(例えばA型)またはアジピン酸、セバシン酸、ダイマー酸(ハリダイマー270S:ハリマ化成(株))などの二塩基酸で反応させ、可撓性を付与してもよい。
原料としてのエポキシ樹脂としては、ビスフェノールAジグリシジルエーテルおよびその高分子量同族体、ノボラック型グリシジルエーテル類などが挙げられる。
一例として、活性エネルギー線硬化性樹脂に紫外線を照射させて用いる場合を説明する。活性エネルギー線硬化性樹脂は、光重合開始剤の存在下で紫外線を照射して重合させることにより硬化するものが好ましい。光重合開始剤としては、例えば、各種のベンゾイン誘導体、ベンゾフェノン誘導体、フェニルケトン誘導体、オニウム塩光開始剤、有機金属光開始剤、金属塩カチオン光開始剤、光分解性オルガノシラン、潜在性スルホン酸、酸化ホスフィンなどが挙げられる。光重合開始剤の添加量は、活性エネルギー線硬化性樹脂100重量部に対して、1〜5重量部とすることが好ましい。
熱可塑性樹脂としては、ポリエステル系樹脂、アセテート系樹脂、ポリエーテルスルホン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリアリレート系樹脂、ポリフェニレンサルファイド系樹脂、ノルボルネン系樹脂等の樹脂を挙げることができる。具体的には、ポリカプロラクトン(PCL)、アクリル酸重合体、ポリエステル、ポリアクリロニトリル、ポリエーテルケトン、ポリスチレン、熱可塑性ポリウレタン、ポリ酢酸ビニル、または、これらの誘導体が好ましい。これらの樹脂を単独で用いてもよいし、複数の樹脂を組み合わせて用いてもよい。特に、ポリカプロラクトン、ポリアクリル酸メチル、またはこれらの混合物が好ましい。ポリカプロラクトンは、融点が60℃の結晶性高分子であり、自己修復成分として用いると、100℃以下で自己修復機能を発現することができる。よって、PETフィルムなどの比較的耐熱性が低い基材にも対応することができる。ポリアクリル酸メチルは、塗布液を調製する際に、活性エネルギー線硬化性樹脂と混合させた際の相溶性が良い。
自己修復層12を成膜するための塗布液には、ナノ粒子を加えてもよい。具体的には、有機系ポリマー、無機系酸化物、カーボンナノチューブ、またはこれらの混合物が好ましい。有機系ポリマーは、粒子表面に種々の官能基を導入しやすいため、塗布液に添加した場合の分散性を制御しやすい。また、粒子径や粒子径分布をコントロールしやすいため、塗膜にした場合の透明性を維持することができる。無機系酸化物は、硬度が高く、塗膜の硬度を上げるという点から好ましい。カーボンナノチューブも機械的強度が強く、また軽量なため、塗膜の補強剤として好ましい。なお、ナノ粒子の粒径は、透明性を維持するという点から、体積平均1次粒子径が1〜100nmであることが好ましく、特に1〜50nmであることが好ましい。
自己修復層12は、熱可塑性樹脂を添加した活性エネルギー線硬化性樹脂を主成分とする塗布液を、透明プラスチック基材11に塗布し、得られた塗膜を乾燥させた後に活性エネルギー線を照射して硬化させることで形成することができる。塗布液には、前記樹脂以外に必要に応じて、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、ワックス、シリカ、可塑剤、分散材、または、レベリング剤、界面活性剤、消泡剤等の表面調整剤といった各種添加剤や溶媒を混合させることができる。
なお、活性エネルギー線硬化性樹脂は、塗布液として用いることから硬化前が液状であることが好ましい。
自己修復層12の積層は、これらの方法から必要とする膜厚に応じて適宜選択することができる。さらに、ウェットコーティング法を用いることにより、毎分数十メートルのライン速度(例えば約20m/分)で積層できるため、大量に製造でき、生産効率を上げることができる。
なお、上記膜厚は、積層フィルムに用いた場合の例であり、他の製品に用いる場合は適宜自己修復層の膜厚を変更することができる。
図2を参照して、本発明の第2の実施の形態に係る積層体の製造方法を、積層フィルム10の製造方法を例に説明する。しかし、本発明の積層体は、これに限定されるものではない。
まず、自己修復層12を成膜するための塗布液を調製する(S01)。具体的には、活性エネルギー線硬化性樹脂を有機溶媒に溶解させて均一になったことを確認後、さらに、熱可塑性樹脂、硬化剤を添加して再度均一にする。必要に応じて、ナノ粒子の分散液を添加する。また、必要に応じて、表面調整材等を添加してもよい。
調製した塗布液を基材層である透明プラスチック基材11に塗布する(S02)。
積層フィルム10を乾燥させ、塗膜中に含まれた有機溶媒を除去する。(S03)。
活性エネルギー線硬化性樹脂に活性エネルギー線を照射し硬化させる(S04)。
上記手順により、透明プラスチック基材11に自己修復層12が成膜される。
例えば、図3に示すように、基材層11の両面に自己修復層12を備えてもよい。または、図4に示すように、基材層11の一方の面に自己修復層12を備え、他方の面にはハードコート層16を備えてもよい。このように構成すると、図3の積層フィルム20では、基材層11は活性エネルギー線硬化性樹脂が硬化した自己修復層12に挟まれた構成となり、図4の積層フィルム30では、基材層11は活性エネルギー線硬化性樹脂が硬化した自己修復層12と硬化性樹脂が硬化したハードコート層16で挟まれた構成となるので、基材層11としての透明プラスチック基材がカールするのをより抑制することができる。
また、ハードコート層の膜厚は、必要に応じて調整する。例えば、積層フィルム30では、1.0〜15μmである。15μm以下であると、全光線透過率などの透明性の低下が生じることなく、タッチパネル等に使用した場合に軽量化が可能となる。
なお、積層フィルムを実用に供するまでの間は、粘着層17が表面に露出するのを避けるために、粘着層17にさらに保護層としてセパレータ層18を積層することが好ましい。
本願の自己修復層が有する自己修復のしくみについて説明する。
図6は、硬化した活性エネルギー線硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、ナノ粒子で構成された自己修復層のイメージ図である。硬化した活性エネルギー線硬化性樹脂は自己修復層の骨格として作用し、熱可塑性樹脂は自己修復成分として機能し、ナノ粒子は自己修復層の強度を増加させる補強材として機能する。活性エネルギー線硬化性樹脂としては、例えばウレタンアクリレート(UV硬化性樹脂)を、熱可塑性樹脂としては、例えばポリカプロラクトン(PCL)を、ナノ粒子としては、例えばアルミナ粒子を挙げることができる。
図7は、自己修復層に傷が入った場合に、自己修復層を加熱すると、自己修復成分である熱可塑性樹脂が軟化(融解含む)し、傷を埋めて塞ぐように作用しているのを示す図である。このように本願の積層体では、加熱により容易に自己修復機能を発現させることができる。なお、熱可塑性樹脂としてポリカプロラクトン(融点60℃)を用いると、加熱は60℃程度で十分である。よって、加熱方法として、ドライヤーで熱風を当てたり、オーブンに入れたりするだけで、容易に傷の修復が可能となる。
このように、本願の自己修復層を備えた積層体は、熱可塑性樹脂として用いた樹脂を軟化(融解含む)させる温度まで加熱できれば、自己修復機能を発現させることができる。特に熱可塑性樹脂として融点の比較的低い樹脂(例えば、カプロラクトン:融点60℃)を用いることにより、ドライヤー等の簡易な加熱装置を用いて容易に傷を修復させることができる。
なお、本願の積層体において、基材層はプラスチックフィルムに限られず、自己修復層が積層可能な材料であればよく、自己修復機能が発現できることは明白である。
<コーティング剤aの調製>
ウレタンアクリレート(商品名:Evecry1265、CYTEC社製、16.58g)、メチルイソブチルケトン(MIBK、27.59g)、イソプロピルアルコール(IPA、19.3g)、トルエン(27.6g)を遮光されたプラスチックボトルに導入し、攪拌・混合させた。均一になった事を確認した後、ポリカプロラクトン(商品名:PolyCaprolactone、Polysciences社製、7.2g)、硬化剤(商品名:Irgacure184、BASF社製、1.22g)、アルミナ分散液(商品名:NanoBYK3601、BYK社製、0.41g)、表面調整剤を3種類(BYK301、BYK306、BYK371、BYK社製 各々0.17g)を導入し、再度、攪拌・混合させた後、均一な溶液になったのを確認し、コーティング剤a(塗布液)とした。
<自己修復層を備える積層フィルムの作製>
基材層11としてPETフィルムを用いた。PETフィルムの膜厚は、125μmであった。コーティング剤aを、乾燥膜厚が4μmになるように、バーコーターでPETフィルムに塗布し、100℃で60秒間乾燥させた後、高圧水銀灯を用いて150mJ/cm2の紫外線UVA波照射条件で塗膜を光硬化させ、基材層11の上に自己修復層Aを形成した。
<コーティング剤bの調製>
ウレタンアクリレート(商品名:Evecry1265、CYTEC社製、16.58g)、メチルイソブチルケトン(MIBK、27.59g)、イソプロピルアルコール(IPA、19.3g)、トルエン(27.6g)を遮光されたプラスチックボトルに導入し、攪拌・混合させた。均一になった事を確認した後、ポリカプロラクトン(商品名:PolyCaprolactone、Polysciences社製、7.2g)、硬化剤(商品名:Irgacure184、BASF社製、1.22g)、表面調整剤を3種類(BYK301、BYK306、BYK371、BYK社製 各々0.17g)を導入し、再度、攪拌・混合させた後、均一な溶液になったのを確認し、コーティング剤b(塗布液)とした。
<自己修復層を備える積層フィルムの作製>
基材層11としてPETフィルムを用いた。PETフィルムの膜厚は、125μmであった。コーティング剤bを、乾燥膜厚が4μmになるように、バーコーターでPETフィルムに塗布し、100℃で60秒間乾燥させた後、高圧水銀灯を用いて150mJ/cm2の紫外線UVA波照射条件で塗膜を光硬化させ、基材層11の上に自己修復層Bを形成した。
<コーティング剤cの調製>
ウレタンアクリレート(商品名:Evecry1265、CYTEC社製、16.58g)、メチルイソブチルケトン(MIBK、27.59g)、イソプロピルアルコール(IPA、19.3g)、トルエン(27.6g)を遮光されたプラスチックボトルに導入し、攪拌・混合させた。均一になった事を確認した後、ポリアクリル酸メチル(商品名:ポリアクリル酸メチル トルエン溶液、関東化学社製、7.2g)、硬化剤(商品名:Irgacure184、BASF社製、1.22g)、アルミナ分散液(商品名:NanoBYK3601、BYK社製、0.41g)、表面調整剤を3種類(BYK301、BYK306、BYK371、BYK社製 各々0.17g)を導入し、再度、攪拌・混合させた後、均一な溶液になったのを確認し、コーティング剤c(塗布液)とした。
<自己修復層を備える積層フィルムの作製>
基材層11としてPETフィルムを用いた。PETフィルムの膜厚は、125μmであった。コーティング剤cを、乾燥膜厚が4μmになるように、バーコーターでPETフィルムに塗布し、100℃で60秒間乾燥させた後、高圧水銀灯を用いて150mJ/cm2の紫外線UVA波照射条件で塗膜を光硬化させ、基材層11の上に自己修復層Cを形成した。
<コーティング剤dの調製>
ポリエステルアクリレート(商品名:CN2298、サートマー社製、16.58g)、メチルイソブチルケトン(MIBK、27.59g)、イソプロピルアルコール(IPA、19.3g)、トルエン(27.6g)を遮光されたプラスチックボトルに導入し、攪拌・混合させた。均一になった事を確認した後、ポリカプロラクトン(商品名:PolyCaprolactone、Polysciences社製、7.2g)、硬化剤(商品名:Irgacure184、BASF社製、1.22g)、アルミナ分散液(商品名:NanoBYK3601、BYK社製、0.41g)、表面調整剤を3種類(BYK301、BYK306、BYK371、BYK社製 各々0.17g)を導入し、再度、攪拌・混合させた後、均一な溶液になったのを確認し、コーティング剤d(塗布液)とした。
<自己修復層を備える積層フィルムの作製>
基材層11としてPETフィルムを用いた。PETフィルムの膜厚は、125μmであった。コーティング剤dを、乾燥膜厚が4μmになるように、バーコーターでPETフィルムに塗布し、100℃で60秒間乾燥させた後、高圧水銀灯を用いて150mJ/cm2の紫外線UVA波照射条件で塗膜を光硬化させ、基材層11の上に自己修復層Dを形成した。
<コーティング剤eの調製>
ウレタンアクリレート(商品名:CN9006、サートマー社製、16.58g)、メチルイソブチルケトン(MIBK、27.6g)、イソプロピルアルコール(IPA、19.3g)、トルエン(27.6g)を遮光されたプラスチックボトルに導入し、攪拌・混合させた。均一になった事を確認した後、ポリカプロラクトン(商品名:Polycaprolactone、Polysciences社製、7.2g)、硬化剤(商品名:Irgacure184、BASF社製、1.2g)、表面調整剤を3種類(BYK301、BYK306、BYK371、BYK社製 各々0.17g)を導入し、再度、攪拌・混合させた後、均一な溶液になったのを確認し、コーティング剤e(塗布液)とした。
<自己修復層を備える積層フィルムの作製>
基材層11としてPETフィルムを用いた。PETフィルムの膜厚は、125μmであった。コーティング剤eを、乾燥膜厚が4μmになるように、バーコーターでPETフィルムに塗布し、100℃で60秒間乾燥させた後、高圧水銀灯を用いて150mJ/cm2の紫外線UVA波照射条件で塗膜を光硬化させ、基材層11の上に自己修復層Eを形成した。
<コーティング剤fの調製>
ウレタンアクリレート(商品名:Evecry1265、CYTEC社製、23.78g)、メチルイソブチルケトン(MIBK、27.59g)、イソプロピルアルコール(IPA、19.3g)、トルエン(27.6g)を遮光されたプラスチックボトルに導入し、攪拌・混合させた。均一になった事を確認した後、硬化剤(商品名:Irgacure184、BASF社製、1.22g)、アルミナ分散液(商品名:NanoBYK3601、BYK社製、0.41g)、表面調整剤を3種類(BYK301、BYK306、BYK371、BYK社製 各々0.17g)を導入し、再度、攪拌・混合させた後、均一な溶液になったのを確認し、コーティング剤f(塗布液)とした。
<自己修復層を備える積層フィルムの作製>
基材層11としてPETフィルムを用いた。PETフィルムの膜厚は、125μmであった。コーティング剤fを、乾燥膜厚が4μmになるように、バーコーターでPETフィルムに塗布し、100℃で60秒間乾燥させた後、高圧水銀灯を用いて150mJ/cm2の紫外線UVA波照射条件で塗膜を光硬化させ、基材層11の上に自己修復層Fを形成した。
<コーティング剤gの調製>
ポリエステルアクリレート(商品名:CN2298、CYTEC社製、23.78g)、メチルイソブチルケトン(MIBK、27.59g)、イソプロピルアルコール(IPA、19.3g)、トルエン(27.6g)を遮光されたプラスチックボトルに導入し、攪拌・混合させた。均一になった事を確認した後、硬化剤(商品名:Irgacure184、BASF社製、1.22g)、アルミナ分散液(商品名:NanoBYK3601、BYK社製、0.41g)、表面調整剤を3種類(BYK301、BYK306、BYK371、BYK社製 各々0.17g)を導入し、再度、攪拌・混合させた後、均一な溶液になったのを確認し、コーティング剤g(塗布液)とした。
<自己修復層を備える積層フィルムの作製>
基材層11としてPETフィルムを用いた。PETフィルムの膜厚は、125μmであった。コーティング剤gを、乾燥膜厚が4μmになるように、バーコーターでPETフィルムに塗布し、100℃で60秒間乾燥させた後、高圧水銀灯を用いて150mJ/cm2の紫外線UVA波照射条件で塗膜を光硬化させ、基材層11の上に自己修復層Gを形成した。
<コーティング剤hの調製>
ペンタエリスリトールトリアクリレート(商品名:PETRA、CYTEC社製、16.58g)、メチルイソブチルケトン(MIBK、27.6g)、イソプロピルアルコール(IPA、19.3g)、トルエン(27.6g)を遮光されたプラスチックボトルに導入し、攪拌・混合させた。均一になった事を確認した後、ポリカプロラクトン(商品名:Polycaprolactone、Polysciences社製、7.2g)、硬化剤(商品名:Irgacure184、BASF社製、1.2g)、表面調整剤を3種類(BYK301、BYK306、BYK371、BYK社製 各々0.17g)を導入し、再度、攪拌・混合させた後、均一な溶液になったのを確認し、コーティング剤h(塗布液)とした。
<自己修復層を備える積層フィルムの作製>
基材11としてPETフィルムを用いた。PETフィルムの膜厚は、125μmであった。コーティング剤hを、乾燥膜厚が4μmになるように、バーコーターでPETフィルムに塗布し、100℃で60秒間乾燥させた後、高圧水銀灯を用いて150mJ/cm2の紫外線UVA波照射条件で塗膜を光硬化させ、基材11の上に自己修復性層Hを形成した。
前記、作製したフィルムについて、日本電色工業(株)製ヘーズメーター「NDH5000」を用いて、JIS K7136に基づき、ヘイズ値を測定した。
<鉛筆硬度>
前記、作成したフィルムを、表面性試験機HEIDON Type:14W(新東科学(株)製)を用いて、JIS K5600に準じて測定を行った。
<基材密着性>
JIS K5400に準拠して、碁盤目剥離試験をおこなった。
<自己修復機能>
#0000のスチールウールを使って400gの荷重で塗膜を往復3回ラビングする試験をおこない、スチールウール試験後のΔヘイズ値を測定した。その後、オーブン乾燥機の60℃雰囲気下で20秒間放置し、乾燥機から取り出した後に、室温に戻して15分放置し、加熱後の△ヘイズ値を測定した。
自己修復率(%)は以下の式にて計算をおこない、80%以上で回復しているものを○、傷が20〜80%未満で回復しているものを△、20%未満で回復しているものを×とした。
11 基材層、透明プラスチック基材
12 自己修復層
13 硬化した活性エネルギー線硬化性樹脂
14 熱可塑性樹脂
15 ナノ粒子
16 ハードコート層
17 粘着層
18 セパレータ層
20 積層体、積層フィルム
30 積層体、積層フィルム
40 積層体、積層フィルム
Claims (7)
- 積層体の強度を保持する基材層と;
前記基材層上に積層され、生じた傷を加熱により自己修復する自己修復層を備え;
前記自己修復層は、活性エネルギー線の作用により硬化した活性エネルギー線硬化性樹脂と、前記硬化した活性エネルギー線硬化性樹脂中に分散して存在する熱可塑性樹脂とを含み、
前記熱可塑性樹脂の重量平均分子量は、1000以上80000未満であり、
前記硬化した活性エネルギー線硬化性樹脂は、ウレタン(メタ)アクリレート、および、ポリエステル(メタ)アクリレートからなる群から選ばれた少なくとも1種であり、
前記熱可塑性樹脂は、ポリカプロラクトン、および、ポリアクリル酸メチルからなる群から選ばれた少なくとも1種であり、
前記自己修復は、前記加熱により前記熱可塑性樹脂が軟化して傷を埋めることにより発現する、
積層体。 - 前記自己修復層は、ナノ粒子を含む、
請求項1に記載の積層体。 - 前記自己修復層は、前記硬化した活性エネルギー線硬化性樹脂を50〜75重量部と、前記熱可塑性樹脂を10〜45重量部と、前記ナノ粒子を1〜15重量部含む層である、
請求項2に記載の積層体。 - 前記基材層は、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、トリアセチルセルロース、ポリウレタン、ポリメチルメタクリレート、および、ポリカーボネートからなる群から選ばれた少なくとも1種からなり、
前記熱可塑性樹脂の融点は、40〜230℃である、
請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の積層体。 - 前記ナノ粒子は、有機系ポリマー、無機系酸化物、および、カーボンナノチューブからなる群から選ばれた少なくとも1種である、
請求項2または請求項3に記載の積層体。 - 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の積層体と;
前記自己修復層が最外層となるように前記積層体を表面に載置した筐体を備える;
機器。 - 活性エネルギー線の作用により硬化する活性エネルギー線硬化性樹脂に、重量平均分子量が1000以上80000未満である熱可塑性樹脂と、硬化剤を混合させ、塗布液を作製するステップと;
前記塗布液を基材層上に塗布するステップと;
得られた塗膜に活性エネルギー線を照射し活性エネルギー線硬化性樹脂を硬化させて自己修復層を形成するステップと;
前記熱可塑性樹脂を軟化させる温度まで加熱するステップを備え;
前記硬化した活性エネルギー線硬化性樹脂は、ウレタン(メタ)アクリレート、および、ポリエステル(メタ)アクリレートからなる群から選ばれた少なくとも1種であり、
前記熱可塑性樹脂は、ポリカプロラクトン、および、ポリアクリル酸メチルからなる群から選ばれた少なくとも1種であり、
前記自己修復層は、生じた傷を前記加熱により自己修復し、
前記自己修復は、前記加熱により前記熱可塑性樹脂が軟化して傷を埋めることにより発現する、
積層体の製造方法。
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