JP5928881B2 - 自動車のcfrp製キャビンおよび自動車のcfrp製キャビンの製造方法 - Google Patents

自動車のcfrp製キャビンおよび自動車のcfrp製キャビンの製造方法 Download PDF

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本発明は、少なくともフロアパネル部および左右のサイドシル部を備える自動車のキャビンをCFRPで構成した自動車のCFRP製キャビンと、自動車のCFRP製キャビンの製造方法とに関する。
自動車のキャビンをCFRP(カーボン繊維強化樹脂)で構成するときに、上壁部、縦壁部および下壁部を有して車幅方向内側に開口するロッカ(サイドシル)アウタパネルに、フロアパネルの車幅方向外縁を車幅方向内側から挿入して下壁部に接合した後、ロッカ(サイドシル)アウタパネルの車幅方向内側の開口をロッカ(サイドシル)インナパネルで閉塞することで、閉断面のロッカ(サイドシル)を構成するものが、下記特許文献1により公知である。
特開2010−125870号公報
ところで、上記従来のものは、ロッカアウタパネルにフロアパネルの車幅方向外縁を車幅方向内側から挿入して接合した後、ロッカアウタパネルの車幅方向内側の開口をロッカインナパネルで閉塞する構造であるため、組立工程での各部材の位置決めが面倒なために製造が困難であり、しかも完成したキャビンの寸法精度を確保するのが困難であるという問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、簡単で組み立てが容易な構造でありながら軽量で剛性の高いCFRP製キャビンと、その製造方法とを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、少なくともフロアパネル部および左右のサイドシル部を備える自動車のキャビンをCFRPで構成した自動車のCFRP製キャビンであって、前記キャビンの車内側の面を構成するアッパーパネルと、前記キャビンの車外側の面を構成するロアパネルと、前記キャビンの外周を囲む接合フランジで接合され、前記接合フランジは、前後方向に対して上下に傾斜する前後方向位置決め部を備えることを特徴とする自動車のCFRP製キャビンが提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記アッパーパネルは車幅方向に延びて上向きに隆起するクロスメンバを一体に備え、前記ロアパネルは平坦に構成されることを特徴とする自動車のCFRP製キャビンが提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、前記サイドシル部における前記接合フランジは、前記サイドシル部の断面の図心の高さに沿って形成されることを特徴とする自動車のCFRP製キャビンが提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1〜請求項3の何れか1項の構成に加えて、前記左右のサイドシル部の後端から略同一断面形状で上方に屈曲して後方に延びる左右のリヤサイドフレーム部と、前記左右のリヤサイドフレーム部の後端間を車幅方向に接続するリヤクロスメンバ部とからなるU字状の後部フレームを備え、前記フロアパネル部は前記左右のサイドシル部の下部間を接続するフロントフロアパネル部と、前記フロントフロアパネル部の後端から立ち上がるキックアップ部と、前記キックアップ部の上端から後方に延びて前記リヤサイドフレーム部および前記リヤクロスメンバ部の高さ方向中間部に接続するリヤフロアパネル部とを備えることを特徴とする自動車のCFRP製キャビンが提案される。
また請求項5に記載された発明によれば、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の自動車のCFRP製キャビンの製造方法であって、前記アッパーパネルおよび前記ロアパネルの素材となるプリフォームを支持プレート上に支持する工程と、前記プリフォームを前記支持プレート上に支持した状態でプレス金型内に挿入して加熱プレス成形する工程とを含むことを特徴とする自動車のCFRP製キャビンの製造方法が提案される。
尚、実施の形態のフロントフロアパネル部24、キックアップ部25およびリヤフロアパネル部26は本発明のフロアパネル部に対応する。
請求項1の構成によれば、少なくともフロアパネル部および左右のサイドシル部を備える自動車のCFRP製キャビンが、キャビンの車内側の面を構成するアッパーパネルと、キャビンの車外側の面を構成するロアパネルとを、キャビンの外周を囲む接合フランジで接合して構成されるので、軽量で剛性の高い構造でありながら、上壁部、縦壁部および下壁部を有するサイドシルアウタパネルの下壁部にフロアパネルの車幅方向外縁を接合した後に、サイドシルアウタパネルの車幅方向内側の開口部をサイドシルインナパネルで閉じる従来のキャビンに比べて、その生産性を大幅に高めることができる。しかも接合フランジは前後方向に対して上下に傾斜する前後方向位置決め部を備えるので、アッパーパネルの接合フランジおよびロアパネルの接合フランジを接合したときに、前後方向位置決め部によってアッパーパネルおよびロアパネルを前後方向に位置決めして精度良く接合することができる。
また請求項2の構成によれば、アッパーパネルは車幅方向に延びて上向きに隆起するクロスメンバを一体に備えるので、クロスメンバによって側面衝突時のフロアパネル部の変形を防止することができるだけでなく、ロアパネルは平坦に構成されるので、ロアパネルの下方に特別のアンダーカバーを設けることなく、車体下面における空気の流れを整流して空気抵抗を低減することができる。
また請求項3の構成によれば、サイドシル部における接合フランジは、サイドシル部の断面の図心の高さに沿って形成されるので、サイドシル部の内部に特別のバルクヘッドを設けることなく、サイドシル部の車幅方向外側面の剛性を接合フランジによって効果的に高め、前面衝突時における前記外側面の面外変形を抑制することができる。
また請求項4の構成によれば、左右のサイドシル部の後端から略同一断面形状で上方に屈曲して後方に延びる左右のリヤサイドフレーム部と、左右のリヤサイドフレーム部の後端間を車幅方向に接続するリヤクロスメンバ部とからなるU字状の後部フレームを備えるので、中空構造のサイドシル部と中空構造の後部フレームとを一体に連結して軽量でありながら剛性の高いキャビンを得ることができる。
しかもフロアパネル部は左右のサイドシル部の下部間を接続するフロントフロアパネル部と、フロントフロアパネル部の後端から立ち上がるキックアップ部と、キックアップ部の上端から後方に延びてリヤサイドフレーム部およびリヤクロスメンバ部の高さ方向中間部に接続するリヤフロアパネル部とを備えるので、後部フレームの車室側の側面の高さ方向中間部の剛性をリヤフロアパネル部によって効果的に高めることが可能となり、車両の旋回時や後面衝突時における前記車室側の側面の面外変形を抑制することができる。
また請求項5の構成によれば、自動車のキャビンのアッパーパネルおよびロアパネルの素材となるプリフォームを支持プレート上に支持した状態でプレス金型内に挿入して加熱プレス成形するので、剛性が小さいためにプレス金型内への搬送作業やプレス金型内へのセット作業が困難なプリフォームを、プレス金型内に簡単に搬送およびセットすることが可能となり、CFRP製のキャビンの生産性が向上する。
自動車のCFRP製のキャビンの斜視図。 図1の2方向矢視図。 図2の3A方向および3B方向矢視図。 図3Aの4−4線断面図。 図3Aの5−5線断面図。 アッパーパネルおよびロアパネルの製造工程の説明図。
以下、図1〜図6に基づいて本発明の実施の形態を説明する。尚、本明細書における前後方向、左右方向(車幅方向)および上下方向は、運転席に着座した運転者を基準としている。
図1および図2に示すように、自動車の車体フレームはカーボン繊維強化樹脂(CFRP)製のキャビン11と、キャビン11の前端に接続されたアルミニウム合金の鋳造部品である左右一対のサスペンション支持モジュール12,12と、アルミニウム合金の押出し材を所定長さに切断した左右一対のフロントサイドフレーム前部13,13と、CFRP製のフロントエンドモジュール14と、CFRP製の左右一対のロアメンバ15,15と、CFRP製の左右一対のアッパーメンバ16,16とを備える。キャビン11の後部上面には、2本のステーで補強されたCFRP製のロールバー17が立設される。
キャビン11はアッパーパネル18およびロアパネル19を上下に接合した中空構造であり、前端のダッシュパネル部20と、ダッシュパネル部20の車幅方向両端から後方に延びる左右一対のサイドシル部21,21と、サイドシル部21,21の後端から後上方に延びる左右一対のリヤサイドフレーム部22,22と、リヤサイドフレーム部22,22の後端間を車幅方向に接続するリヤクロスメンバ部23と、ダッシュパネル部20および左右のサイドシル部21,21を接続するフロントフロアパネル部24と、フロントフロアパネル部24の後端から立ち上がるキックアップ部25と、キックアップ部25の上端から後方に延びてリヤサイドフレーム部22,22およびリヤクロスメンバ部23に接続するリヤフロアパネル部26とを備える。
フロントエンドモジュール14は、車幅方向に延びるバンパービーム27と、バンパービーム27の車幅方向両端部から後方に延びてフロントサイドフレーム前部13,13の前端に接続される左右一対のバンパービームエクステンション28,28と、バンパービームエクステンション28,28間に支持された枠状のフロントバルクヘッド29とを備える。各々のサスペンション支持モジュール12は、フロントサイドフレーム前部13の後端とダッシュパネル部20の前面とに接続されたフロントサイドフレーム後部30と、フロントサイドフレーム後部30から車幅方向外側かつ上方に延びてダッシュパネル部20の前面に接続されたダンパーハウジング31とを一体に備える。ロアメンバ15,15はバンパービーム27の車幅方向両端部から車幅方向外側に延び、そこから後上方に屈曲してアッパーメンバ16,16の前端に接続され、アッパーメンバ16,16の後端はダッシュパネル部20の車幅方向両端上部に接続される。
次に、図1〜図5に基づいてキャビン11の構造を詳細に説明する。
キャビン11を構成するアッパーパネル18およびロアパネル19は、その外周を取り囲むように延びる接合フランジ18a,19aを備えており、両接合フランジ18a,19aは接着、溶着、リベット等で接合される。接合フランジ18a,19aは大部分の位置で概ね水平方向に延びているが、リヤサイドフレーム部22,22の前部、つまりサイドシル部21,21の後端から上方に立ち上がる部分で、後方側が前方側よりも高くなるように前後方向に傾斜しており、またサイドシル部21,21の前部、つまりサイドシル部21,21がダッシュパネル部20に連なるフロントピラーロア部で、前方側が後方側よりも高くなるように前後方向に傾斜している。接合フランジ18a,19aのうち、これらの傾斜した部分は、アッパーパネル18およびロアパネル19を接合する際に前後方向の位置決めを行うための前後方向位置決め部11a…(図2参照)を構成する。
サイドシル部21,21およびリヤサイドフレーム部22,22の車幅方向外側面における接合フランジ18a,19aは、サイドシル部21,21およびリヤサイドフレーム部22,22の断面の図心G(図5参照)の高さに概ね沿うように、つまり前記車幅方向外側面の高さ方向の略中央部に沿うように形成される。同様に、リヤクロスメンバ部23の後側面における接合フランジ18a,19aは、リヤクロスメンバ部23の断面の図心Gの高さに概ね沿うように、つまり前記後側面の高さ方向の略中央部に沿うように形成される。
フロントフロアパネル部24を構成するアッパーパネル18およびロアパネル19の車幅方向中央部には、前後方向に延びるフロアトンネル24aが上向きに隆起するように形成される。ロアパネル19は、フロアトンネル24aとサイドシル部21,21との間が平坦であるのに対し、アッパーパネル18はフロアトンネル24aとサイドシル部21,21とを車幅方向に接続する前後2本のクロスメンバ18b,18bを備える。一方、リヤフロアパネル部26は、アッパーパネル18およびロアパネル19が共に平坦に形成される。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
図6に示すように、キャビン11のアッパーパネル18およびロアパネル19は、カーボン繊維のシートを所定形状に裁断して製品の形状に賦形したプリフォーム42に樹脂を含浸させた後、プレス金型43を用いて圧縮および加熱することで成形される。プリフォーム42はそれ自体が殆ど剛性を持たないため、プリフォーム42をプレス金型43まで搬送してプレス金型43の内部にセットする作業が困難であり、カーボン繊維がほつれて形崩れし易いという問題がある。
本実施の形態では、製品形状と同形の支持プレート41を金属あるいはCFRPの板材で製造し、この支持プレート41上に賦形後のプリフォーム42を載置して樹脂を含浸させた状態のまま、プレス金型43内にセットして圧縮および加熱を行う。よって、支持プレート41がプリフォーム42を支持する支持面は、プレス金型43の凸型および凹型の何れか一方の成形面として利用されることになる。成形完了後に支持プレート41および製品はプレス金型43から取り出され、支持プレート41から製品であるアッパーパネル18あるいはロアパネル19が分離される。
これにより、プリフォーム42の搬送、樹脂の含浸およびプレス金型43へのセットが容易になり、作業性が大幅に向上する。
このようにして製造されたアッパーパネル18およびロアパネル19は、それらの外周に突設した接合フランジ18a,19aにおいて接着、溶着、リベット等により接合される。このとき、アッパーパネル18およびロアパネル19の接合フランジ18a,19aが一平面内にあると仮定すると、アッパーパネル18およびロアパネル19を前後方向に位置決めすることができず、接合時に位置ずれが発生する可能性がある。しかしながら、本実施の形態によれば、接合フランジ18a,19aは前後方向に対して上下に傾斜する前後方向位置決め部11a…(図5参照)を備えるので、アッパーパネル18の接合フランジ18aおよびロアパネル19の接合フランジ19aを接合したときに、前後方向位置決め部11a…によってアッパーパネル18およびロアパネル19を自動的に前後方向に位置決めすることができる。従って、接合作業を行うときに、アッパーパネル18およびロアパネル19が左右方向(車幅方向)に位置ずれしないように注意するだけで、アッパーパネル18およびロアパネル19を精度良く接合することが可能となって作業性が向上する。
このように、CFRP製のキャビン11は、その車内側の面を構成するアッパーパネル18と、その車外側の面を構成するロアパネル19とを接合フランジ18a,19aで接合して構成されるので、軽量で剛性の高い構造でありながら、上壁部、縦壁部および下壁部を有するサイドシルアウタパネルの下壁部にフロアパネルの車幅方向外縁を接合した後に、サイドシルアウタパネルの車幅方向内側の開口部をサイドシルインナパネルで閉じる従来のキャビンに比べて、その生産性を大幅に高めることができる。
特に、サイドシル部21,21、リヤサイドフレーム部22,22およびリヤクロスメンバ部23における接合フランジ18a,19aは、それらの断面の図心Gの高さに沿って形成されるので、それらの外側面の剛性を接合フランジ18a,19aによって効果的に高め、前面衝突時や後面衝突時における前記外側面の面外変形を抑制することができる。その結果、それらの内部に補強用のバルクヘッドを設ける必要がなくなり、キャビン11を更に軽量化することができる。
またフロントフロアパネル部24を構成するアッパーパネル18は車幅方向に延びて上向きに隆起するクロスメンバ18b,18bを一体に備えるので、クロスメンバ18b,18bによって側面衝突時におけるフロントフロアパネル部24の変形を防止することができる。またロアパネル19は平坦に構成されるので、ロアパネル19の下方に特別のアンダーカバーを設けることなく、車体下面における空気の流れを整流して空気抵抗を低減することができる。
また左右のサイドシル部21,21の後端から略同一断面形状で上方に屈曲して後方に延びる左右のリヤサイドフレーム部22,22と、左右のリヤサイドフレーム部22,22の後端間を車幅方向に接続するリヤクロスメンバ部23とからなるU字状の後部フレームを備えるので、中空構造のサイドシル部21,21と中空構造の後部フレームとを一体に連結して軽量でありながら剛性の高いキャビン11を得ることができる。
しかもキャビン11のフロア部は左右のサイドシル部21,21の下部間を接続するフロントフロアパネル部24と、フロントフロアパネル部24の後端から立ち上がるキックアップ部25と、キックアップ部25の上端から後方に延びてリヤサイドフレーム部22,22およびリヤクロスメンバ部23の高さ方向中間部に接続するリヤフロアパネル部26とを備えるので、後部フレームの車室側の側面の高さ方向中間部の剛性をリヤフロアパネル部26によって効果的に高めることが可能となり、車両の旋回時や後面衝突時における前記外側面の面外変形を抑制することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態ではキャビン11をアッパーパネル18およびロアパネル19の二つの部材で構成しているが、アッパーパネル18およびロアパネル19以外の部材を付加することも可能である。
11 キャビン
11a 前後方向位置決め部
18 アッパーパネル
18a 接合フランジ
18b クロスメンバ
19 ロアパネル
19a 接合フランジ
21 サイドシル部
22 リヤサイドフレーム部
23 リヤクロスメンバ部
24 フロントフロアパネル部(フロアパネル部)
25 キックアップ部(フロアパネル部)
26 リヤフロアパネル部(フロアパネル部)
41 支持プレート
42 プリフォーム
43 プレス金型

Claims (5)

  1. 少なくともフロアパネル部(24,25,26)および左右のサイドシル部(21)を備える自動車のキャビン(11)をCFRPで構成した自動車のCFRP製キャビンであって、
    前記キャビン(11)の車内側の面を構成するアッパーパネル(18)と、前記キャビン(11)の車外側の面を構成するロアパネル(19)と、前記キャビン(11)の外周を囲む接合フランジ(18a,19a)で接合され、前記接合フランジ(18a,19a)は、前後方向に対して上下に傾斜する前後方向位置決め部(11a)を備えることを特徴とする自動車のCFRP製キャビン。
  2. 前記アッパーパネル(18)は車幅方向に延びて上向きに隆起するクロスメンバ(18b)を一体に備え、前記ロアパネル(19)は平坦に構成されることを特徴とする、請求項1に記載の自動車のCFRP製キャビン。
  3. 前記サイドシル部(21)における前記接合フランジ(18a,19a)は、前記サイドシル部(21)の断面の図心の高さに沿って形成されることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の自動車のCFRP製キャビン。
  4. 前記左右のサイドシル部(21)の後端から略同一断面形状で上方に屈曲して後方に延びる左右のリヤサイドフレーム部(22)と、前記左右のリヤサイドフレーム部(22)の後端間を車幅方向に接続するリヤクロスメンバ部(23)とからなるU字状の後部フレームを備え、
    前記フロアパネル部は前記左右のサイドシル部(21)の下部間を接続するフロントフロアパネル部(24)と、前記フロントフロアパネル部(24)の後端から立ち上がるキックアップ部(25)と、前記キックアップ部(25)の上端から後方に延びて前記リヤサイドフレーム部(22)および前記リヤクロスメンバ部(23)の高さ方向中間部に接続するリヤフロアパネル部(26)とを備えることを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の自動車のCFRP製キャビン。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の自動車のCFRP製キャビンの製造方法であって、
    前記アッパーパネル(18)および前記ロアパネル(19)の素材となるプリフォーム(42)を支持プレート(41)上に支持する工程と、前記プリフォーム(42)を前記支持プレート(41)上に支持した状態でプレス金型(43)内に挿入して加熱プレス成形する工程とを含むことを特徴とする自動車のCFRP製キャビンの製造方法。
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