JP6109131B2 - 自動車用バンパービーム - Google Patents

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Description

本発明は、車幅方向に沿って配置される繊維強化樹脂製の自動車用バンパービームに関する。
連続繊維強化樹脂層と不連続繊維強化樹脂層とを2層に積層した繊維強化樹脂製のリヤバンパービームが、車体後方に向けて開放する上下2個のU字状断面部を備えるものが、下記特許文献1により公知である。
特開2014−24394号公報
ところで、上記従来のものは、リヤバンパービームの平面形状が、左右一対のリヤサイドフレームの後端に取り付けられる車幅方向外端部に対して、車幅方向中央部が後方に突出するように弧状に湾曲しているため、後面衝突の衝突荷重がリヤバンパービームの車幅方向中央部に一点集中荷重として入力してしまい、リヤサイドフレームへの取り付け部から離れたリヤバンパービームの車幅方向中央部に極めて大きい曲げモーメントが作用し、その部分でリヤバンパービームが局部的に破壊してエネルギー吸収性能を充分に発揮できない可能性があった。これを回避するためにはリヤバンパービームの板厚を増加させて曲げ強度を高めれば良いが、そのようにするとリヤバンパービームの重量が増加してしまう問題がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、軽量であって衝突時のエネルギー吸収効果に優れた自動車用バンパービームを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、車幅方向に沿って配置される繊維強化樹脂製のバンパービームのバンパービーム本体は、連続繊維を車幅方向とそれに直交する方向とに配向して熱可塑性樹脂で結合した連続繊維強化樹脂層を含み、底壁、上壁および下壁を有して前後方向内側に開放するコ字状断面に形成され、車幅方向中央の略一定断面を有する小断面積部と、前記小断面積部の車幅方向外側に連続して該小断面積部から断面積が次第に増加する一対の断面積変化部と、前記一対の断面積変化部の車幅方向外側に連続して前記小断面積部よりも断面積が大きい一対の大断面積部とを備え、前記小断面積部は車幅方向中央に位置して車幅方向に直線状に延びる直線部と、前記直線部の車幅方向外端から前記断面積変化部の車幅方向内端に向かって前後方向外側に湾曲する左右一対の湾曲部とから構成され、前記湾曲部の車幅方向内端近傍は前後方向外側に最も突出して衝突荷重が入力する衝突荷重入力部となることを特徴とする自動車用バンパービームが提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記バンパービームのバンパービーム本体は、前記連続繊維強化樹脂層と、不連続繊維をランダムな方向に配向して熱可塑性樹脂で結合した不連続繊維強化樹脂層との少なくとも2層の積層体であって、前記不連続繊維強化樹脂層により形成されて前記底壁、前記上壁および前記下壁を接続するリブを備えることを特徴とする自動車用バンパービームが提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項2の構成に加えて、前記リブは、前記衝突荷重入力部に設けられた第1補強リブを含むことを特徴とする自動車用バンパービームが提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項2または請求項3の構成に加えて、記リブは、前記直線部および前記湾曲部の境界部近傍に設けられた荷重分散リブを含むことを特徴とする自動車用バンパービームが提案される。
また請求項5に記載された発明によれば、車幅方向に沿って配置される繊維強化樹脂製のバンパービームが、車幅方向中央の小断面積部と、前記小断面積部の車幅方向外側に連続して該小断面積部から断面積が次第に増加する一対の断面積変化部と、前記一対の断面積変化部の車幅方向外側に連続して前記小断面積部よりも断面積が大きい一対の大断面積部とを備え、前記小断面積部はその車幅方向両端側に設けた一対の衝突荷重入力部において前後方向外側に最も突出するとともに、前記バンパービームのバンパービーム本体は、連続繊維を車幅方向とそれに直交する方向とに配向して熱可塑性樹脂で結合した連続繊維強化樹脂層と、不連続繊維をランダムな方向に配向して熱可塑性樹脂で結合した不連続繊維強化樹脂層との少なくとも2層の積層体であって、底壁、上壁および下壁を有して前後方向内側に開放するコ字状断面に形成され、前記バンパービーム本体の縁部において、前記不連続繊維強化樹脂層は前記連続繊維強化樹脂層の縁部を覆うフランジを備えることを特徴とする自動車用バンパービームが提案される。
また請求項6に記載された発明によれば、車幅方向に沿って配置される繊維強化樹脂製のバンパービームが、車幅方向中央の小断面積部と、前記小断面積部の車幅方向外側に連続して該小断面積部から断面積が次第に増加する一対の断面積変化部と、前記一対の断面積変化部の車幅方向外側に連続して前記小断面積部よりも断面積が大きい一対の大断面積部とを備え、前記小断面積部はその車幅方向両端側に設けた一対の衝突荷重入力部において前後方向外側に最も突出するとともに、前記バンパービームのバンパービーム本体は、連続繊維を車幅方向とそれに直交する方向とに配向して熱可塑性樹脂で結合した連続繊維強化樹脂層と、不連続繊維をランダムな方向に配向して熱可塑性樹脂で結合した不連続繊維強化樹脂層との少なくとも2層の積層体であって、底壁、上壁および下壁を有して前後方向内側に開放するコ字状断面に形成され、前記不連続繊維強化樹脂層は前記大断面積部において車体に取り付けられる複数の車体取り付け部を備え、前記車体取り付け部により車体フレームの前後方向外端に取り付けられた前記大断面積部は、前記車体フレームの軸線上に整列して前後方向に延びるビード部を備えることを特徴とする自動車用バンパービームが提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項1〜請求項の何れか1項の構成に加えて、前記大断面積部の前後方向外面に、前後方向に延びる軸線を有するハニカムセルと、前記ハニカムセルを車幅方向内側から支える第3補強リブとを有する衝撃吸収部を設けたことを特徴とする自動車用バンパービームが提案される。
尚、実施の形態のリヤサイドフレーム11は本発明の車体フレームに対応し、実施の形態のリヤバンパービーム12は本発明のバンパービームに対応し、実施の形態の金属カラー23は本発明の車体取付部に対応し、実施の形態の補強リブ26は本発明のリブあるいは第1補強リブに対応し、実施の形態の荷重分散リブ27は本発明のリブに対応し、実施の形態の補強リブ28は本発明のリブに対応し、実施の形態の補強リブ31bは本発明の第3補強リブに対応する。
請求項1、請求項5あるいは請求項6の構成によれば、車幅方向に沿って配置される繊維強化樹脂製のバンパービーム本体が、車幅方向中央の小断面積部と、小断面積部の車幅方向外側に連続して該小断面積部から断面積が次第に増加する一対の断面積変化部と、一対の断面積変化部の車幅方向外側に連続して小断面積部よりも断面積が大きい一対の大断面積部とを備え、小断面積部はその車幅方向両端側に設けた一対の衝突荷重入力部において前後方向外側に最も突出するので、軽衝突の衝突荷重をバンパービーム本体の一対の衝突荷重入力部に2点集中荷重として入力させてバンパービーム本体に作用する曲げモーメントのピーク値を低減するとともに、断面積変化部および大断面積部で曲げモーメントを支持することで、バンパービーム本体の肉厚を減少させて軽量化を図りながら強度を高めることができる。
特に請求項1の構成によれば、バンパービーム本体は、連続繊維を車幅方向とそれに直交する方向とに配向して熱可塑性樹脂で結合した連続繊維強化樹脂層を含み、底壁、上壁および下壁を有して前後方向内側に開放するコ字状断面に形成されるので、一対の衝突荷重入力部に振り分けられて半減した衝突荷重を車幅方向外側に向かって断面積が次第に増加するコ字状断面の断面積変化部および大断面積部で支持することで、バンパービーム本体の肉厚を減少させて軽量化を図りながら強度を高めることができる。
また請求項2の構成によれば、バンパービーム本体は、連続繊維強化樹脂層と、不連続繊維をランダムな方向に配向して熱可塑性樹脂で結合した不連続繊維強化樹脂層との少なくとも2層の積層体であるので、バンパービーム本体に高価な連続繊維強化樹脂層と安価な不連続繊維強化樹脂層とを併用することで、バンパービーム本体全体を高価な連続繊維強化樹脂層で構成する場合に比べてコストダウンを図りながら、高強度の連続繊維強化樹脂層によりバンパービーム本体に要求される強度を確保することができる。またバンパービーム本体は不連続繊維強化樹脂層により形成されて底壁、上壁および下壁を接続するリブを備えるので、成形時の流動性に優れる不連続繊維強化樹脂層によりリブを容易に形成してバンパービーム本体の強度を高めることができる。
また請求項3の構成によれば、リブは、衝突荷重入力部に設けられた第1補強リブを含むので、衝突荷重入力部を第1補強リブで補強してバンパービーム本体の強度を高めることができる。
また請求項4の構成によれば、リブは、直線部および湾曲部の境界部近傍に設けられた荷重分散リブを含むので、衝突荷重入力部に入力した衝突荷重により底壁に作用する圧縮荷重を荷重分散リブに分散して支持することで、バンパービーム本体の強度を高めることができる。
特に請求項5の構成によれば、バンパービームのバンパービーム本体は、連続繊維を車幅方向とそれに直交する方向とに配向して熱可塑性樹脂で結合した連続繊維強化樹脂層と、不連続繊維をランダムな方向に配向して熱可塑性樹脂で結合した不連続繊維強化樹脂層との少なくとも2層の積層体であって、底壁、上壁および下壁を有して前後方向内側に開放するコ字状断面に形成されるので、一対の衝突荷重入力部に振り分けられて半減した衝突荷重を車幅方向外側に向かって断面積が次第に増加するコ字状断面の断面積変化部および大断面積部で支持することで、バンパービーム本体の肉厚を減少させて軽量化を図りながら強度を高めることができる。
しかもバンパービーム本体の縁部において、不連続繊維強化樹脂層は連続繊維強化樹脂層の縁部を覆うフランジを備えるので、不連続繊維強化樹脂製のフランジでバンパービーム本体の曲げ強度を高めるとともに連続繊維強化樹脂層の縁部にクラックが発生するのを防止することができ、しかもフランジの分だけ高価な連続繊維の使用量を減らしてコストダウンを図ることができる。
特に請求項の構成によれば、バンパービームのバンパービーム本体は、連続繊維を車幅方向とそれに直交する方向とに配向して熱可塑性樹脂で結合した連続繊維強化樹脂層と、不連続繊維をランダムな方向に配向して熱可塑性樹脂で結合した不連続繊維強化樹脂層との少なくとも2層の積層体であって、底壁、上壁および下壁を有して前後方向内側に開放するコ字状断面に形成されるので、一対の衝突荷重入力部に振り分けられて半減した衝突荷重を車幅方向外側に向かって断面積が次第に増加するコ字状断面の断面積変化部および大断面積部で支持することで、バンパービーム本体の肉厚を減少させて軽量化を図りながら強度を高めることができる。
しかも不連続繊維強化樹脂層は大断面積部において車体に取り付けられる複数の車体取り付け部を備え、車体取り付け部により車体フレームの前後方向外端に取り付けられた大断面積部は、車体フレームの軸線上に整列して前後方向に延びるビード部を備えるので、バンパービーム本体全体で衝突エネルギーを吸収することができないオフセット衝突時や高速での衝突時に、ビード部により強度が高められた大断面積部を積極的に圧壊して衝突エネルギーの吸収効果を高めることができる。
また請求項の構成によれば、大断面積部の前後方向外面に、前後方向に延びる軸線を有するハニカムセルと、ハニカムセルを車幅方向内側から支える第3補強リブとを有する衝撃吸収部を設けたので、バンパービーム本体の車幅方向外端に斜め方向の衝突荷重が入力したときに、ハニカムセルの圧壊により衝突エネルギーを効果的に吸収できるだけでなく、第3補強リブがハニカムセルの倒れを防止することで、ハニカムセルの圧壊を促進して衝突エネルギーの吸収効果を更に高めることができる。
リヤバンパービームの斜視図。 図1の2方向矢視図。 図2の3部拡大図。 図3の4−4線断面図。 図1の5部拡大図面。 図1の6方向矢視図。 バンパービームの成形工程の説明図。
以下、図1〜図7に基づいて本発明の実施の形態を説明する。尚、本明細書において前後方向、左右方向(車幅方向)および上下方向とは、運転席に着座した乗員を基準として定義される。
図1〜図4に示すように、自動車の車体後部に前後方向に配置された左右一対のリヤサイドフレーム11,11の後端に、車幅方向に延びる繊維強化樹脂製のリヤバンパービーム12が取り付けられる。リヤバンパービーム12の本体を構成するバンパービーム本体13は、鉛直方向に延びる底壁14と、底壁14の上端から前方に延びる上壁15と、底壁14の下端から前方に延びる下壁16とを有しており、前方に向けて開放する断面コ字状に形成される。
バンパービーム本体13は、車幅方向中央に位置して比較的に小さい略一定断面を有する小断面積部17と、車幅方向両端に位置して比較的に大きい略一定断面を有する大断面積部18,18と、小断面積部17の車幅方向外端を大断面積部18,18の車幅方向内端に接続する左右一対の断面積変化部19,19とからなり、断面積変化部19,19は小断面積部17から大断面積部18,18に向かって断面積が次第に増加する。
また小断面積部17は、車幅方向中央に位置して直線状に延びる直線部17aと、直線部17aの車幅方向外端から断面積変化部19,19の車幅方向内端に向かって前方に湾曲する左右一対の湾曲部17b,17bとからなる。湾曲部17b,17bの車幅方向内端近傍は後方に最も突出しており、その位置が後面衝突時に衝突荷重F,Fが入力する衝突荷重入力部P,Pとなる。
バンパービーム本体13の外面、即ち底壁14の後面、上壁15の上面および下壁16の下面はガラス連続繊維をナイロン等の熱可塑性樹脂で結合した連続繊維強化樹脂層20で構成され、バンパービーム本体13の内面、即ち底壁14の前面、上壁15の下面および下壁16の上面はガラス不連続繊維をナイロン等の熱可塑性樹脂で結合した不連続繊維強化樹脂層21で構成される。連続繊維樹強化脂層20の連続繊維は、車幅方向と、それに直交する上下方向および前後方向とに配向される。
またバンパービーム本体13の外周縁には全周に亙ってフランジ22が突設されており、このフランジ22も不連続繊維強化樹脂層21で一体に形成される。フランジ22の付け根部において、連続繊維強化樹脂層20の外周縁は不連続繊維強化樹脂層21で包み込まれる。
大断面積部18におけるフランジ22には上下各2個の金属カラー23…が埋設されており、この金属カラー23…とリヤサイドフレーム11の後端に設けた端板11aとを後から前に貫通するボルト24…をナット25…に螺合することで、バンパービーム本体13がリヤサイドフレーム11,11に取り付けられる。
図2、図3および図6に示すように、バンパービーム本体13の衝突荷重入力部Pに対応する位置に、底壁14の前面、上壁15の下面および下壁16の上面を接続する補強リブ26が、不連続繊維強化樹脂層21の一部として一体に形成される。また補強リブ26の近傍であって、直線部17aおよび湾曲部17bの境界部近傍に、底壁14の前面、上壁15の下面および下壁16の上面を接続する荷重分散リブ27が、不連続繊維強化樹脂層21の一部として一体に形成される。補強リブ26の高さH1は、荷重分散リブ27の高さH2よりも大きく設定される。
またバンパービーム本体13の大断面積部18における金属カラー23…の位置と前後方向に整列する位置に、底壁14の前面、上壁15の下面および下壁16の上面を接続する2個の補強リブ28,28が、不連続繊維強化樹脂層21の一部として一体に形成される。
図2、図5および図6に示すように、バンパービーム本体13の大断面積部18の上壁15および下壁16における金属カラー23…の位置と前後方向に整列する位置であり、かつリヤサイドフレーム11の軸線上に整列する位置に、前後方向に延びる2本の溝状のビード部29,29が形成される。
図2、図3および図5に示すように、バンパービーム本体13の大断面積部18の後面には、ガラス短繊維をナイロン等の熱可塑性樹脂で結合した繊維強化樹脂よりなる衝撃吸収部31が一体に設けられる。衝撃吸収部31は、車幅方向外側に位置するハニカムセル31aと、車幅方向内側に位置する複数の補強リブ31b…とからなり、ハニカムセル31aは前後方向の軸線を有する四角形の格子状に形成され、補強リブ31b…は三角形に形成されてハニカムセル31aを車幅方向内側から支えるように配置される。
図4および図5に示すように、フランジ22の外周縁には後方あるいは車幅方向内方に折り返された先端部22aが設けられており、この先端部22aは衝撃吸収部31を構成する繊維強化樹脂と同じガラス短繊維を含む繊維強化樹脂で構成され、かつ先端部22aおよび衝撃吸収部31は一体に連続している。衝撃吸収部31およびフランジ22の先端部22aを構成するガラス短繊維を含む繊維強化樹脂は、図面において網かけして示される。
図7(A)に示すように、バンパービーム本体13をプレス成形するプレス成形金型41は、連続繊維強化樹脂層20を成形する凹状のキャビティ42aを有する雌型42と、不連続繊維強化樹脂層21を成形する凸状のコア43aを有する雄型43とからなる。プレス形成金型41を型開きした状態で、雌型42のキャビティ42aおよび雄型43のコア43a間に、連続繊維プリプレグ20′と不連続繊維プリプレグ21′とを予備加熱した状態で配置した後、プレス成形金型41を型締めすることでバンパービーム本体13をプレス成形する(図7(A)および図7(B)参照)。このとき、バンパービーム本体13の補強リブ26,26、荷重分散リブ27,27および補強リブ28…は、成形性の高い不連続繊維強化樹脂層21の一部として容易に一体成形される。
続いて、図7(C)に示すように、射出成形金型44の雌型45および雄型46間にバンパービーム本体13をセットし、バンパービーム本体13および射出成形金型44間に形成された空間にガラス短繊維を含む溶融したナイロン等の熱可塑性樹脂を射出することで、ガラス短繊維を含む繊維強化樹脂よりなる衝撃吸収部31とフランジ22の先端部22aとを、バンパービーム本体13と一体になるように射出成形する(図7(D)参照)。比較的に長い連続繊維や不連続繊維を含む樹脂はノズルが詰まるために射出成形することができないが、比較的に短い短繊維を含む樹脂はノズルが詰まらせることがないために射出成形が可能となる。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
自車のリヤバンパーに他車のフロントバンパーが軽衝突したような場合、単純に後方に凸に湾曲している従来のリヤバンパービームは、そのバンパービームの車幅方向中央の1点に衝突荷重が集中的に入力するため、リヤバンパービームの車幅方向中央部に大きな曲げモーメントが作用する問題がある。
それに対し、図2に示す本実施の形態のリヤバンパービーム12は、最も後方に突出する左右一対の衝突荷重入力部P,Pを備えるため、一対の衝突荷重入力部P,Pに衝突荷重F,Fが集中的に入力する。その結果、リヤバンパービーム12の車幅方向中央部に作用する曲げモーメントの最大値が低減することで、曲げ変形に対するリヤバンパービーム12の強度を高めることができる。
しかもバンパービーム本体13は、車幅方向中央の小断面積部17と、小断面積部17の車幅方向外側に連続して断面積が次第に増加する一対の断面積変化部19,19と、断面積変化部19,19の車幅方向外側に連続する一対の大断面積部18,18とを備えるので、一対の衝突荷重入力部P,Pに衝突荷重F,Fが入力したときに、断面積変化部19,19および大断面積部18,18で曲げモーメントを支持することで、バンパービーム本体13の肉厚を減少させて軽量化を図りながら強度を高めることができる。
またバンパービーム本体13は、ガラス連続繊維を車幅方向とそれに直交する方向とに配向して熱可塑性樹脂で結合した連続繊維強化樹脂層20と、ガラス不連続繊維をランダムな方向に配向して熱可塑性樹脂で結合した不連続繊維強化樹脂層21との少なくとも2層の積層体であるので、バンパービーム本体13に高価な連続繊維強化樹脂層20と安価な不連続繊維強化樹脂層21とを併用することで、バンパービーム本体13全体を高価な連続繊維強化樹脂層20で構成する場合に比べてコストダウンを図りながら、高強度の連続繊維強化樹脂層20によりバンパービーム本体13に要求される強度を確保することができる。
またバンパービーム本体13は底壁14、上壁15および下壁16を有して前方に開放するコ字状断面に形成され、不連続繊維強化樹脂層21により形成されて底壁14、上壁15および下壁16を接続する補強リブ26,26、荷重分散リブ27,27および補強リブ28…を備えるので、成形時の流動性に優れる不連続繊維強化樹脂層21によりそれらの補強リブ26,26、荷重分散リブ27,27および補強リブ28…を容易に形成してバンパービーム本体13の強度を高めることができる。
特に、大荷重が入力する衝突荷重入力部Pに補強リブ26を設けたことで、衝突荷重入力部Pを補強してバンパービーム本体13の局部的破壊を防止することができる。
また小断面積部17は車幅方向に直線状に延びる直線部17aと、直線部17aの車幅方向両端から断面積変化部19に向かって湾曲する湾曲部17bとからなり、荷重分散リブ27は、直線部17aおよび湾曲部17bの境界部近傍に設けられるので、衝突荷重入力部Pに入力した衝突荷重Fにより底壁14に作用する圧縮荷重を荷重分散リブ27に分散して支持することで、バンパービーム本体13の強度を高めることができる。
またバンパービーム本体13の縁部において、不連続繊維強化樹脂層21は連続繊維強化樹脂層20の縁部を覆うフランジ22を備えるので、不連続繊維強化樹脂製のフランジ22でバンパービーム本体13の曲げ強度を高めるとともに、連続繊維強化樹脂層20の縁部に応力集中によるクラックが発生するのを防止することができ、しかもフランジ22の分だけ高価な連続繊維強化樹脂層20の使用量を減らしてコストダウンを図ることができる。
また不連続繊維強化樹脂層21は大断面積部18においてリヤサイドフレーム11の後端に取り付けられる複数の金属カラー23…を備え、補強リブ28…は、複数の金属カラー23…と同じ車幅方向位置となるように、つまり複数の金属カラー23…と前後方向に整列するように配置されるので、コ字状断面の大断面積部18が成形後に上下方向に口開き変形するのを補強リブ28…により抑制し、金属カラー23…の位置がずれるのを防止してバンパービーム本体13のリヤサイドフレーム11への取り付け作業を容易にすることができる。
更に、リヤサイドフレーム11の後端に取り付けられた大断面積部18は、リヤサイドフレーム11の軸線上に整列して前後方向に延びるビード部29…を備えるので、バンパービーム本体13全体で衝突エネルギーを吸収することができないオフセット衝突時や高速での衝突時に、ビード部29…により強度が高められた大断面積部18を積極的に圧壊して衝突エネルギーの吸収効果を高めることができる。
また大断面積部18の後面に、前後方向に延びる軸線を有するハニカムセル31aと、ハニカムセル31aを車幅方向内側から支える補強リブ31b…とを有する衝撃吸収部31を設けたので、バンパービーム本体13の車幅方向外端に斜め方向の衝突荷重F′が入力したときに(図2および図3参照)、最初に衝突荷重F′を受けるハニカムセル31aが圧壊して衝突エネルギーを吸収することができ、しかも三角形をなす補強リブ31b…がハニカムセル31aの車幅方向内側への倒れを阻止することで、ハニカムセル31aの前後方向の圧壊を促進して衝突エネルギーの吸収効果を高めることができる。しかも衝撃吸収部31に入力した斜め衝突の衝突荷重F′を補強リブ28…で補強された大断面積部18を介してリヤサイドフレーム11に確実に伝達することで、衝撃吸収部31の圧壊を促進して衝突エネルギーの吸収効果を更に高めることができる。
特に、バンパービーム本体13の車幅方向外端部は前方に屈曲しており、衝撃吸収部31の前後方向幅は車幅方向内側から外側に向かって増加するので、ハニカムセル31aの車幅方向外端部の前後方向寸法を増加させ、リヤバンパービーム12の車幅方向外端部に斜め方向の衝突荷重F′が入力したときのハニカムセル31aの圧壊ストロークを増加させて衝突エネルギーの吸収性能を高めることができるだけでなく、補強リブ31b…が三角形状になってハニカムセル31aの倒れを確実に阻止することで、ハニカムセル31aの前後方向の圧壊を促進することができる。
またバンパービーム本体13は縁部に形成されたフランジ22を備え、フランジ22の先端部22aおよび衝撃吸収部31をガラス短繊維を熱可塑性樹脂で結合した繊維強化樹脂で一体に構成したので、フランジ22でバンパービーム本体13を補強して曲げ強度を高めることができるだけでなく、フランジ22の先端部22aおよび衝撃吸収部31が一体に構成されることでバンパービーム本体13の強度を更に高めることができる。
またバンパービーム本体13はプレス成形されるためにフランジ22のエッジにバリが発生することが避けられないが、フランジ22の先端部22aをガラス短繊維の繊維強化樹脂で射出成形してフランジ22のエッジに一体化するので、フランジ22の先端部22aを容易に成形できるだけでなく、プレス成形したバンパービーム本体13のフランジ22のバリ取り作業が不要になるために製造コストの削減が可能になる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態ではリヤバンパービーム12について説明したが、本発明はフロントバンパービームに対しても適用することができる。リヤバンパービーム12の場合には,前後方向外側が後方に対応し、フロントバンパービームの場合には,前後方向外側が前方に対応する。
11 リヤサイドフレーム(車体フレーム)
12 リヤバンパービーム(バンパービーム)
13 バンパービーム本体
14 底壁
15 上壁
16 下壁
17 小断面積部
17a 直線部
17b 湾曲部
18 大断面積部
19 断面積変化部
20 連続繊維強化樹脂層
21 不連続繊維強化樹脂層
22 フランジ
23 金属カラー(車体取付部)
26 補強リブ(リブあるいは第1補強リブ)
27 荷重分散リブ(リブ)
28 補強リブ(リブ)
29 ビード部
31 衝撃吸収部
31a ハニカムセル
31b 補強リブ(第3補強リブ)
衝突荷重
P 衝突荷重入力部

Claims (7)

  1. 車幅方向に沿って配置される繊維強化樹脂製のバンパービーム(12)のバンパービーム本体(13)は、連続繊維を車幅方向とそれに直交する方向とに配向して熱可塑性樹脂で結合した連続繊維強化樹脂層(20)を含み、底壁(14)、上壁(15)および下壁(16)を有して前後方向内側に開放するコ字状断面に形成され、車幅方向中央の略一定断面を有する小断面積部(17)と、前記小断面積部(17)の車幅方向外側に連続して該小断面積部(17)から断面積が次第に増加する一対の断面積変化部(19)と、前記一対の断面積変化部(19)の車幅方向外側に連続して前記小断面積部(17)よりも断面積が大きい一対の大断面積部(18)とを備え、前記小断面積部(17)は車幅方向中央に位置して車幅方向に直線状に延びる直線部(17a)と、前記直線部(17a)の車幅方向外端から前記断面積変化部(19)の車幅方向内端に向かって前後方向外側に湾曲する左右一対の湾曲部(17b)とから構成され、前記湾曲部(17b)の車幅方向内端近傍は前後方向外側に最も突出して衝突荷重(F)が入力する衝突荷重入力部(P)となることを特徴とする自動車用バンパービーム。
  2. 前記バンパービーム(12)のバンパービーム本体(13)は、前記連続繊維強化樹脂層(20)と、不連続繊維をランダムな方向に配向して熱可塑性樹脂で結合した不連続繊維強化樹脂層(21)との少なくとも2層の積層体であって、前記不連続繊維強化樹脂層(21)により形成されて前記底壁(14)、前記上壁(15)および前記下壁(16)を接続するリブ(26,27,28)を備えることを特徴とする、請求項1に記載の自動車用バンパービーム。
  3. 前記リブ(26,27,28)は、前記衝突荷重入力部(P)に設けられた第1補強リブ(26)を含むことを特徴とする、請求項2に記載の自動車用バンパービーム。
  4. 記リブ(26,27,28)は、前記直線部(17a)および前記湾曲部(17b)の境界部近傍に設けられた荷重分散リブ(27)を含むことを特徴とする、請求項2または請求項3に記載の自動車用バンパービーム。
  5. 車幅方向に沿って配置される繊維強化樹脂製のバンパービーム(12)が、車幅方向中央の小断面積部(17)と、前記小断面積部(17)の車幅方向外側に連続して該小断面積部(17)から断面積が次第に増加する一対の断面積変化部(19)と、前記一対の断面積変化部(19)の車幅方向外側に連続して前記小断面積部(17)よりも断面積が大きい一対の大断面積部(18)とを備え、前記小断面積部(17)はその車幅方向両端側に設けた一対の衝突荷重入力部(P)において前後方向外側に最も突出するとともに、前記バンパービーム(12)のバンパービーム本体(13)は、連続繊維を車幅方向とそれに直交する方向とに配向して熱可塑性樹脂で結合した連続繊維強化樹脂層(20)と、不連続繊維をランダムな方向に配向して熱可塑性樹脂で結合した不連続繊維強化樹脂層(21)との少なくとも2層の積層体であって、底壁(14)、上壁(15)および下壁(16)を有して前後方向内側に開放するコ字状断面に形成され、前記バンパービーム本体(13)の縁部において、前記不連続繊維強化樹脂層(21)は前記連続繊維強化樹脂層(20)の縁部を覆うフランジ(22)を備えることを特徴とする自動車用バンパービーム。
  6. 車幅方向に沿って配置される繊維強化樹脂製のバンパービーム(12)が、車幅方向中央の小断面積部(17)と、前記小断面積部(17)の車幅方向外側に連続して該小断面積部(17)から断面積が次第に増加する一対の断面積変化部(19)と、前記一対の断面積変化部(19)の車幅方向外側に連続して前記小断面積部(17)よりも断面積が大きい一対の大断面積部(18)とを備え、前記小断面積部(17)はその車幅方向両端側に設けた一対の衝突荷重入力部(P)において前後方向外側に最も突出するとともに、前記バンパービーム(12)のバンパービーム本体(13)は、連続繊維を車幅方向とそれに直交する方向とに配向して熱可塑性樹脂で結合した連続繊維強化樹脂層(20)と、不連続繊維をランダムな方向に配向して熱可塑性樹脂で結合した不連続繊維強化樹脂層(21)との少なくとも2層の積層体であって、底壁(14)、上壁(15)および下壁(16)を有して前後方向内側に開放するコ字状断面に形成され、前記不連続繊維強化樹脂層(21)は前記大断面積部(18)において車体に取り付けられる複数の車体取り付け部(23)を備え、前記車体取り付け部(23)により車体フレーム(11)の前後方向外端に取り付けられた前記大断面積部(18)は、前記車体フレーム(11)の軸線上に整列して前後方向に延びるビード部(29)を備えることを特徴とする自動車用バンパービーム。
  7. 前記大断面積部(18)の前後方向外面に、前後方向に延びる軸線を有するハニカムセル(31a)と、前記ハニカムセル(31a)を車幅方向内側から支える第3補強リブ(31b)とを有する衝撃吸収部(31)を設けたことを特徴とする、請求項1〜請求項の何れか1項に記載の自動車用バンパービーム。
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