JP6157437B2 - 自動車用バンパー - Google Patents

自動車用バンパー Download PDF

Info

Publication number
JP6157437B2
JP6157437B2 JP2014233904A JP2014233904A JP6157437B2 JP 6157437 B2 JP6157437 B2 JP 6157437B2 JP 2014233904 A JP2014233904 A JP 2014233904A JP 2014233904 A JP2014233904 A JP 2014233904A JP 6157437 B2 JP6157437 B2 JP 6157437B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bumper beam
width direction
vehicle width
reinforced resin
fiber reinforced
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014233904A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016097718A (ja
Inventor
朋也 彌武
朋也 彌武
柏木 正和
正和 柏木
裕介 前迫
裕介 前迫
晃 北條
晃 北條
重人 安原
重人 安原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2014233904A priority Critical patent/JP6157437B2/ja
Publication of JP2016097718A publication Critical patent/JP2016097718A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6157437B2 publication Critical patent/JP6157437B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、車幅方向に配置された繊維強化樹脂製のバンパービームと、前後方向に配置されて前記バンパービームの車幅方向両端を支持する左右一対の繊維強化樹脂製のバンパービームエクステンションとを備える自動車用バンパーに関する。
前後方向に延びる左右一対の金属製のフロントサイドフレームの前端に前後方向に延びる左右一対の繊維強化樹脂製のバンパービームエクステンションを直列に接続し、左右一対のバンパービームエクステンションの前端の車幅方向内面間に車幅方向に延びる繊維強化樹脂製のバンパービームの車幅方向両端を接続したものが、下記特許文献1により公知である。
WO2013/094515
ところで、上記従来のものは、バンパービームエクステンションの後方にフロントサイドフレームが直列に接続されるので、高速での前面衝突時に過大な減速度が発生するのを防止して乗員を保護するには、バンパービームから入力する衝突荷重でバンパービームエクステンションが圧壊した後に、フロントサイドフレームを折り曲げ変形させて衝突エネルギーを吸収する必要がある。
しかしながら、フロントサイドフレームを折り曲げ変形させるために安易に脆弱部を形成すると、軽衝突時にもフロントサイドフレームが折り曲がってしまい、バンパービームやバンパービームエクステンションに比べて交換が困難なフロントサイドフレームを交換するための修理コストが増加するだけでなく、フロントサイドフレームの折れ曲がりにより充分なエネルギー吸収効果が得られない可能性がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、バンパービームエクステンションからサイドフレームに入力する荷重を適切に制御し、サイドフレームの的確な折れ曲がりとエネルギー吸収効果とを両立させることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、車幅方向に配置された繊維強化樹脂製のバンパービームと、前後方向に配置されて前記バンパービームの車幅方向両端を支持する左右一対の繊維強化樹脂製のバンパービームエクステンションとを備える自動車用バンパーであって、左右一対のサイドフレームの前後方向外端に支持された前記バンパービームエクステンションは、衝突初期から衝突中期に亙って前記サイドフレームの耐力以下の荷重を発生する板厚に設定されるとともに、衝突後期には前記サイドフレームを折り曲げ変形させるように、前記サイドフレームが車幅方向内側にあるときには車幅方向外側の板厚を設定され、前記サイドフレームが車幅方向外側にあるときには車幅方向内側の板厚を設定され、前記バンパービームエクステンションは、車幅方向中央部の連続繊維強化樹脂層の板厚に対して車幅方向内側部および車幅方向外側部の連続繊維強化樹脂層の板厚が大きく設定され、板厚が大きい前記車幅方向内側部および前記車幅方向外側部の範囲は前記バンパービームエクステンションの前後方向内端を支持する車体に分散する荷重に応じて設定されることを特徴とする自動車用バンパーが提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、車幅方向に配置された繊維強化樹脂製のバンパービームと、前後方向に配置されて前記バンパービームの車幅方向両端を支持する左右一対の繊維強化樹脂製のバンパービームエクステンションとを備える自動車用バンパーであって、左右一対のサイドフレームの前後方向外端に支持された前記バンパービームエクステンションは、衝突初期から衝突中期に亙って前記サイドフレームの耐力以下の荷重を発生する板厚に設定されるとともに、衝突後期には前記サイドフレームを折り曲げ変形させるように、前記サイドフレームが車幅方向内側にあるときには車幅方向外側の板厚を設定され、前記サイドフレームが車幅方向外側にあるときには車幅方向内側の板厚を設定され、前記バンパービームエクステンションの前後方向内端における不連続繊維強化樹脂層の板厚は、それ以外の部分における不連続繊維強化樹脂層の板厚よりも大きいことを特徴とする自動車用バンパーが提案される
尚、実施の形態のフロントサイドフレーム15は本発明のサイドフレームに対応する。
請求項1または請求項2の構成によれば、左右一対のサイドフレームの前後方向外端に支持されたバンパービームエクステンションは、衝突初期から衝突中期に亙ってサイドフレームの耐力以下の荷重を発生する板厚に設定されるとともに、衝突後期にはサイドフレームを折り曲げ変形させるように、サイドフレームが車幅方向内側にあるときには車幅方向外側の板厚を設定され、サイドフレームが車幅方向外側にあるときには車幅方向内側の板厚を設定されるので、衝突初期から衝突中期にかけてバンパービームから入力される衝突荷重は、サイドフレームを折り曲げることなくバンパービームエクステンションだけを圧壊して衝突エネルギーを吸収し、衝突後期にバンパービームから入力される衝突荷重は曲げモーメントを作用させて該サイドフレームを折り曲げることで衝突エネルギーを吸収するので、バンパービームエクステンションの板厚を最小限に抑えて重量を軽減しながらエネルギー吸収量を増加させることができる。
特に請求項1の構成によれば、バンパービームエクステンションは、車幅方向中央部の連続繊維強化樹脂層の板厚に対して車幅方向内側部および車幅方向外側部の連続繊維強化樹脂層の板厚が大きく設定され、板厚が大きい車幅方向内側部および車幅方向外側部の範囲はバンパービームエクステンションの前後方向内端を支持する車体に分散する荷重に応じて設定されるので、軽衝突時に車体の変形を防止しながらエネルギー吸収量を増加させることができる。
特に請求項2の構成によれば、バンパービームエクステンションの前後方向内端における不連続繊維強化樹脂層の板厚は、それ以外の部分における不連続繊維強化樹脂層の板厚よりも大きいので、衝突初期および衝突中期にはバンパービームエクステンションを前後方向外側から前後方向内側に順次圧壊し、衝突後期には不連続繊維強化樹脂層の板厚が大きい部分が剛体として機能してサイドフレームに大きな曲げモーメントを発生させ、サイドフレームの折れ曲がりを促進してエネルギー吸収量を増加させることができる。
自動車の車体前部の平面図。(第1の実施の形態) 図1の2部拡大図。(第1の実施の形態) 図2の3方向矢視図。(第1の実施の形態) 図2の4方向矢視図。(第1の実施の形態) 図2の5−5線断面図。(第1の実施の形態) 図2の6−6線断面図。(第1の実施の形態) 図2の7−7線断面図。(第1の実施の形態) バンパービームエクステンションの圧壊状態を示す図。(第1の実施の形態) バンパービームエクステンションの変形量と荷重との関係を示す図。(第1の実施の形態) バンパービームのプレス成形金型を示す図。(第1の実施の形態) バンパービームの延長部の成形過程の説明図。(第1の実施の形態) バンパービームエクステンションのプレス成形金型を示す図。(第1の実施の形態) 金属ガセットの他の実施の形態を示す図。(第2〜第4の実施の形態)
第1の実施の形態
以下、図1〜図12に基づいて本発明の第1の実施の形態を説明する。尚、本明細書において前後方向、左右方向(車幅方向)および上下方向とは、運転席に着座した乗員を基準として定義される。また本発明のバンパーはフロントバンパーおよびリヤバンパーの両方を含むが、以下フロントバンパーを例にとって説明する。
図1〜図5に示すように、自動車の車体後部に設けられるフロントバンパー11は、車幅方向に延びる繊維強化樹脂製のバンパービーム12と、バンパービーム12の車幅方向両端の後面に前端を接続されて後方に延びる左右一対の繊維強化樹脂製のバンパービームエクステンション13,13と、バンパービーム12および左右一対のバンパービームエクステンション13,13を接続する左右一対の金属ガセット14,14とを備え、バンパービームエクステンション13の後端の車幅方向内側部分には金属製のフロントサイドフレーム15の前端が接続され、バンパービームエクステンション13の後端の車幅方向外側部分にはフロントピラーから延びるアッパーメンバ16の前端が接続される。
バンパービーム12の後方であって左右一対の金属ガセット14,14間に挟まれた位置に、エンジンのラジエータ40や空調装置のコンデンサ41が前後方向にスライド自在に配置される(図1参照)。
バンパービーム12は、左右一対のバンパービームエクステンション13,13の車幅方向内端間に挟まれた略一定断面積のビーム部17と、ビーム部17の車幅方向両端から車幅方向外側に延びてバンパービームエクステンション13,13の前端に支持される左右一対の傾斜部18,18と備える。傾斜部18は車幅方向外側が後方に向かって傾斜しており、傾斜部18の断面積S2はビーム部17の断面積S1よりも小さく、かつ傾斜部18の断面積S2は車幅方向外側に向かって漸減する(図1参照)。
バンパービーム12は、前後方向を向く底壁12aと、底壁12aの上端から後方に延びる上壁12bと、底壁12aの下端から後方に延びる下壁12cとを備えて後方に向かって開放する断面コ字状に形成される(図5参照)。更に、バンパービーム12は、上壁12bおよび下壁12cの後端の補強部12d,12dを前方にフランジ状に折り返した延長部12e,12eを備える。延長部12eの前後方向幅はビーム部17の車幅方向中央で最も大きいd1であり、そこからビーム部17の車幅方向外端に向かって漸減し、延長部12eでは極めて小さいd2である(図2参照)。
バンパービーム12の底壁12a、上壁12bおよび下壁12cは、その外面を構成する連続繊維強化樹脂層19と、その内面を構成する不連続繊維強化樹脂層20とを2層に積層した積層構造を有する(図5参照)。連続繊維強化樹脂層19は、車幅方向に配向した連続繊維と、それと直交する方向(上下方向および前後方向)に配向した連続繊維とを熱可塑性樹脂で補強したものであり、車幅方向に配向した連続繊維の長さはバンパービーム12の車幅方向一端から他端に達する長さである。不連続繊維強化樹脂層20は、ランダムに配向した長さ50mm程度の連続繊維を熱可塑性樹脂で補強したものである。
連続繊維強化樹脂層19の端部は上壁12bおよび下壁12cの後端で終わっており、その端部は不連続繊維強化樹脂層20で覆われて前記補強部12dを構成する。また補強部12dを前方にフランジ状に折り返した延長部12eは全て不連続繊維強化樹脂層20で構成される(図5参照)。更に、バンパービーム12のビーム部17の内面には、底壁12a、上壁12bおよび下壁12cを上下方向に接続する左右一対の補強リブ12f,12fが後述する金属ガセット14の端部近傍の中央側に一体に形成される(図2および図4参照)。
このような構造のバンパービーム12は、図10に示すプレス成形金型21を用いてプレス成形することができる。
プレス成形金型21は、連続繊維強化樹脂層19を成形する凹状のキャビティ22aを有する雌型22と、不連続繊維強化樹脂層20を成形する凸状のコア23aを有する雄型23とからなる。プレス形成金型21を型開きした状態で、雌型22のキャビティ22aおよび雄型23のコア23a間に、連続繊維プリプレグ19′と不連続繊維プリプレグ20′とを予備加熱した状態で配置した後、プレス成形金型21を型締めすることでバンパービーム12をプレス成形する。
このとき、不連続繊維を含むために成形性の高い不連続繊維強化樹脂層20により、補強リブ12f,12fおよび延長部12eを一体に成形することができる。延長部12eは雌型22のキャビティ22b(図11参照)に溶融した不連続繊維プリプレグ20′が流入することで成形されるが、補強部12dにおいて不連続繊維強化樹脂層20の端部を予め延長部12e側に湾曲させておくことで、溶融した不連続繊維プリプレグ20′をキャビティ22bにスムーズに流入させて延長部12eを容易に成形することができる。
図2〜図4、図6および図7に示すように、バンパービームエクステンション13は、下向きに開放する上半体24と、上向きに開放する下半体25とを結合して横長の四角筒状の中空閉断面に構成される。上半体24は、内面を構成する連続繊維強化樹脂層26と、外面を構成する不連続繊維強化樹脂層27とを2層に積層した積層構造を有する(図6および図7参照)。連続繊維強化樹脂層26は、少なくとも前後方向に配向した連続繊維と、前後方向に対して直交する方向(車幅方向および上下方向)に配向した連続繊維とを含む。
上半体24は、その上壁24aに前後方向に延びる2本の補強リブ24b,24bと、2本の補強リブ24b,24bに挟まれた1本の補強溝24cとを備え、更に車幅方向外端に前後方向に延びる1本の補強リブ24dを備える。また上半体24の後端には2本の補強リブ24b,24bに接続する車体取付座24eが形成され、この車体取付座24eには3個の金属ブッシュ29…が埋設される。これらの補強リブ24b,24b、補強リブ24dおよび車体取付座24eは、不連続繊維強化樹脂層27で一体に形成される。
このような構造の上半体24は、図12に示すプレス成形金型30を用いてプレス成形することができる。
プレス成形金型30は、不連続繊維強化樹脂層27を成形する凹状のキャビティ31aを有する雌型31と、連続繊維強化樹脂層26を成形する凸状のコア32aを有する雄型32とからなる。プレス形成金型30を型開きした状態で、雌型31のキャビティ31aおよび雄型32のコア32a間に、連続繊維プリプレグ26′と不連続繊維プリプレグ27′とを予備加熱した状態で配置した後、プレス成形金型30を型締めすることで上半体24をプレス成形する。このとき、部分的に厚板化する場合は、連続繊維プリプレグ26′または不連続繊維プリプレグ27′の厚さを部分的に増加させれば良い。不連続繊維を含むために成形性の高い不連続繊維強化樹脂層27により、補強リブ24b,24b、補強リブ24dおよび車体取付座24eを容易に成形することができる。
下半体25は上記上半体24と略上下対称な形状であり、上半体24と同様に下壁25a、補強リブ25b,25b、補強溝25c、補強リブ25dおよび車体取付座25eを備えており、上半体24と同様にしてプレス成形される。
上半体24および下半体25の車幅方向内端を車幅方向に重ね合わせて接着した上でリベット(不図示)で締結し、上半体24および下半体25の車幅方向外側のフランジ24f,25fを上下方向に重ね合わせて接着した上で複数のリベット33…で締結することで、上半体24および下半体25が一体に結合される。また上半体24および下半体25の車体取付座24e,25eに埋設した金属ブッシュ29…を前から後に貫通するボルト34…が、更にフロントサイドフレーム15およびアッパーメンバ16の前端を接続する取付フランジ35を貫通してナット36…に螺合することで、フロントサイドフレーム15およびアッパーメンバ16の前端にバンパービームエクステンション13の後端が結合される。
バンパービームエクステンション13は、その先端に位置する三角形状の傾斜部13aと、その後方に連続する一定断面積部13bとを備え、バンパービームエクステンション13の傾斜部13aは断面コ字状のバンパービーム12の傾斜部18に後方から嵌合し、バンパービームエクステンション13の傾斜部13aの先端がバンパービーム12の底壁12aの内面に略突き当てられた状態で、バンパービーム12の上壁12bとバンパービームエクステンション13の上壁24aとが複数のリベット37…で締結され、バンパービーム12の下壁12cとバンパービームエクステンション13の下壁25aとが複数のリベット37…で締結される。
このとき、バンパービーム12の傾斜部18は車幅方向外側が後方に傾斜しているため、バンパービームエクステンション13の傾斜部13aも同様に車幅方向外側が後方に傾斜することになる(図2参照)。
図2、図4および図5に示すように、バンパービーム12およびバンパービームエクステンション13を接続する金属ガセット14は1枚の金属板をプレス成形したもので、車幅方向に延びてバンパービーム12のビーム部17における底壁12aの内面に複数のリベット38…で締結される第1固定部14aと、前後方向に延びてバンパービームエクステンション13の車幅方向内壁24g,25gに複数のリベット39…で締結される第2固定部14bと、第1固定部14aの車幅方向外端から第2固定部14bの前端に向かって傾斜する中間部14cとを備え、中間部14cおよび第2固定部14bの境界の屈曲部14dが形成される。
金属ガセット14の上下方向断面は第1固定部14a、中間部14cおよび第2固定部14bに亙って一定であり、上下一対のフランジa,bと、上下方向中間の補強溝cとを備えて屈曲している(図5参照)。
図2および図7に示すように、バンパービームエクステンション13の補強溝24c,25cよりも車幅方向内側部分は他の部分に比べて連続繊維強化樹脂層26の板厚が部分的に大きくなっており(第1厚板部分13c)、またバンパービームエクステンション13の車幅方向外側の補強リブ24b,25bよりも車幅方向外側であって、車体取付座24e,25eに隣接する部分は他の部分に比べて不連続繊維強化樹脂層27の板厚が部分的に大きくなっている(第2厚板部分13d)。これらの第1、第2厚板部分13c,13dは図2に網かけして示される。
尚、バンパービームエクステンション13の車幅方向外側の補強リブ24b,25bよりも車幅方向外側部分の補強溝24cの部分に比べて連続繊維強化樹脂層26の板厚を部分的に大きくして衝撃吸収性能を向上させても良い。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
図2において、車幅方向全長に亙って配向された連続繊維を含み、かつ底壁12a、上壁12bおよび下壁12cを有して断面コ字状に形成されたバンパービーム12は高い曲げ強度を有している。バンパービーム12に前面衝突の衝突荷重が入力したとき、バンパービーム12は左右一対のバンパービームエクステンション13の前端に接続される左右一対の傾斜部18,18と、左右一対の傾斜部18,18間に挟まれたビーム部17とを備え、傾斜部18,18は車幅方向外側が後方に傾斜し、かつビーム部17よりも断面積が小さいので、衝突荷重を大断面積のビーム部17で支持するとともに、衝突荷重を左右一対の傾斜部18,18からバンパービームエクステンション13,13に確実に伝達し、バンパービームエクステンション13,13の圧壊により衝突エネルギーを吸収することができる。
また前面衝突の衝突荷重が入力するとバンパービーム12に曲げモーメントが作用するが、中空閉断面に形成されたバンパービームエクステンション13の前端はバンパービーム12の傾斜部18に後方から嵌合してリベット37…固定されるので、バンパービーム12およびバンパービームエクステンション13を強固に結合して前記曲げモーメントを効率的に支持することができる。
しかもバンパービームエクステンション13は車幅方向外側が後方に傾斜する傾斜部13aを備え、この傾斜部13aはバンパービーム12の傾斜部18の底壁12aの後面に略突き当てられるので、バンパービーム12から衝突荷重が入力したとき、バンパービームエクステンション13の圧壊が傾斜部13aの先端から始まって一定断面積部13bに移行することで、衝突初期からの衝撃吸収を可能にしてエネルギー吸収量を増加させることができるだけでなく、衝突初期から車体減速度を発生させて衝突の発生を早期にかつ確実に検知してエアバッグを適切に展開することができる。
これを更に詳しく説明すると、図8に示すように、バンパービームエクステンション13の前端の傾斜部13aに衝突荷重が入力すると、傾斜部13aの先端側から連続繊維強化樹脂層26が順次層間剥離しながら圧壊して衝突エネルギーを吸収し、更に傾斜部13aの後方の一定断面積部13bの層間剥離が進行して圧壊することで衝突エネルギーを吸収する。
図9に示すように、バンパービームエクステンション13の傾斜部13aの先端のストロークをS0とし、バンパービームエクステンション13の車幅方向内側の第1厚板部分13cの幅が一定になる位置のストロークをS1とし、バンパービームエクステンション13の一定断面積部13bの前端のストロークをS2としたとき、バンパービームエクステンション13の圧壊ストロークがS0からS1およびS2を超えて進行するとき、バンパービームエクステンション13に加わる荷重は実線で示すように変化する。
即ち、ストロークがS0からS1までの範囲は、第1厚板部分13cの断面積が次第に増加するために荷重は急激に立ち上がり、ストロークがS1からS2までの範囲は、第1厚板部分13cの断面積が一定になって薄板部分の断面積が次第に増加するために荷重はゆっくりと立ち上がり、ストロークがS2以降の範囲は、バンパービームエクステンション13の一定断面積部13bが圧壊するために荷重は一定値になる。上下の鎖線の特性は乗員用のエアバッグを作動させる上限値および下限値のそれぞれの閾値を示すもので、本実施の形態の荷重特性は全領域で上限値および下限値のそれぞれの閾値の間にあるためにエアバッグを確実に展開させる減速度を発生させることができる。
破線Aの特性はバンパービームエクステンション13が第1厚板部分13cを備えない場合のもので、衝突後期に荷重が閾値の下限値を下回るためにエアバッグが展開しない可能性がある。また破線Bの特性はバンパービームエクステンション13の傾斜部13aが全て第1厚板部分13cを備える場合のもので、衝突初期から衝突中期に荷重が閾値の上限値を上回るためにエアバッグが展開しない可能性がある。
以上のように、本実施の形態によれば、バンパービームエクステンション13の車幅方向内側の第1厚板部分13cの板厚が車幅方向外側部分の板厚よりも大きいので、最初に圧壊する板厚が大きい第1厚板部分13cでエアバッグを作動させるための減速度を発生させるとともに、遅れて圧壊する板厚が小さい車幅方向外側部分で乗員の負担となる過剰な減速度の発生を防止するとともにバンパービームエクステンション13の軽量化を図ることができる。
またバンパービーム12は外側の連続繊維強化樹脂層19と内側の不連続繊維強化樹脂層20とを積層した2層構造であり、連続繊維強化樹脂層19は車幅方向に配向した連続繊維と、車幅方向に対して直交する方向に配向した連続繊維とを含み、不連続繊維強化樹脂層20は連続繊維強化樹脂層19の端部(補強部12d)を囲みながら上壁12bおよび下壁12cの前後端を前外側に折り返した延長部12eを備えるので(図5参照)、連続繊維強化樹脂層19の端部(補強部12d)に応力集中による亀裂が発生するのを不連続繊維強化樹脂層20により抑制するとともに、バンパービーム12の断面二次モーメントを増加させる延長部12eを成形性に優れた不連続繊維強化樹脂層20により容易に成形することができる。
しかも延長部12eの幅はバンパービーム12の車幅方向中央のd1から車幅方向両端のd2へと漸減するので(図2参照)、延長部12eによりバンパービーム12の断面二次モーメントを増加させて曲げ強度を高めることができるだけでなく、バンパービーム12をバンパービームエクステンション12に取り付けるボルト34…を操作するときに延長部12eが工具の操作の邪魔にならないために作業性が向上する。
またバンパービーム12は左右一対の傾斜部18,18間に挟まれたビーム部17を備え、ビーム部17の断面積は左右一対の傾斜部18,18の断面積よりも大きいので、ビーム部17に入力した衝突荷重を左右一対の傾斜部18,18からバンパービームエクステンション13,13に確実に伝達し、バンパービームエクステンション13,13の圧壊により衝突エネルギーを吸収することができる。
このとき、バンパービームエクステンション13は内側の連続繊維強化樹脂層26と外側の不連続繊維強化樹脂層27とを積層した2層構造であり、その上壁24aおよび下壁25aはバンパービーム12の上壁12bおよび下壁12cにそれぞれリベット37…で機械的に接合されるので、バンパービーム12からバンパービームエクステンション13への荷重伝達を確実なものにして衝突エネルギーの吸収性能を高めるとともに、外側の不連続繊維強化樹脂層27で面外変形を抑制するように補強された内側の連続繊維強化樹脂層26が中心から裂けながら圧壊して衝突エネルギーを吸収することができる。
またバンパービームエクステンション13は車幅方向幅が上下方向幅よりも大きい横長の中空閉断面であるので、板厚が厚い第1厚板部分13cの大きさの設定自由度を高めることで衝撃吸収特性の設定自由度を高めることができる。しかもバンパービームエクステンション13は上壁24aおよび下壁25aに不連続繊維強化樹脂層27よりなる前後方向に延びる補強リブ24b,24b,25b,25bおよび補強溝24c,25cを備えるので、バンパービームエクステンション13の傾斜部13aに衝突荷重が入力したときに上壁24aおよび下壁25aの面外変形を抑制し、バンパービームエクステンション13を前端から後端に向けて順次圧壊して衝突エネルギーの吸収性能を高めることができる。更に、バンパービームエクステンション13はその後端に不連続繊維強化樹脂層27よりなる車体取付座24e,25eを備えるので、バンパービームエクステンション13の車体への取り付けが容易になる。
またバンパービーム12およびバンパービームエクステンション13の接続部を補強する金属ガセット14は、車幅方向に延びてバンパービーム12の後面に固定される第1固定部14aと、前後方向に延びてバンパービームエクステンション13の車幅方向内面に固定される第2固定部14bと、第1固定部14aおよび第2固定部14bを斜めに接続する中間部14cとを備えるので、衝突初期にバンパービーム12およびバンパービームエクステンション13の接続部を金属ガセット14で補強して曲げモーメントを低減するとともに、屈曲部14dが曲げ変形して衝突エネルギーを吸収することで、バンパービーム12を軽量化しながら大きな衝突荷重を支持することが可能となる。
特に、金属ガセット14は全長に亙って一定断面の確保が容易であるため、その上下方向断面を屈曲あるいは湾曲させて断面二次モーメントを増加させることで変形する際のエネルギー吸収量を増加させることができ、また衝突後期には金属ガセット14の中間部14cが座屈すると同時にバンパービームエクステンション13の繊維と樹脂とが分離して破壊し、その相乗効果で衝突エネルギーの吸収量が増加する。
しかもバンパービームエクステンション13は、連続繊維を前後方向とそれに直交する方向とに配向した連続繊維強化樹脂層26を含み、金属ガセット14の第2固定部14bにリベット39…を介して機械的に結合されるので、金属ガセット14からバンパービームエクステンション13への荷重伝達を確実なものにして衝突エネルギーの吸収性能を高めるとともに、連続繊維強化樹脂層26が層間剥離して裂けながら圧壊して衝突エネルギーを吸収することができる。
またバンパービーム12の不連続繊維強化樹脂層20は、金属ガセット14の第1固定部14aとの結合部の近傍の車幅方向中心側に上下方向に延びる補強リブ12fを備えるので(図2および図4参照)、補強リブ12fで成形後のバンパービーム12の上下方向寸法の収縮を防止することで、バンパービーム12に対する金属ガセット14のコ字状断面内への組み付け性を低下させずに金属ガセット14の上下方向寸法を最大限に拡大して衝突荷重の支持効果を確保することができるだけでなく、バンパービーム12の傾斜部18にバンパービームエクステンション13の傾斜部13aを組み付けてリベット37…で締結する際の作業性も向上する。
しかも補強リブ12fはバンパービーム12の荷重入力部、つまり金属ガセット14の第1固定部14aの近傍に位置するので、荷重入力部の近傍の圧縮変形を補強リブ12fで抑制してバンパービーム12の局所的破壊を防止することができる。
またバンパービームエクステンション13の板厚は、衝突初期から衝突中期に亙ってフロントサイドフレーム15の耐力以下の荷重を発生する板厚に設定されるとともに、衝突後期にはフロントサイドフレーム15を折り曲げ変形させるように車幅方向内側に第1厚板部分13cを設けたので、衝突初期から衝突中期にかけてバンパービーム12から入力される衝突荷重は、フロントサイドフレーム15を折り曲げることなくバンパービームエクステンション13だけを圧壊して衝突エネルギーを吸収し、衝突後期にバンパービーム12から入力される衝突荷重は第2厚板部分13dの作用でバンパービームエクステンション13に曲げモーメントを作用させ、フロントサイドフレーム15を折り曲げることで衝突エネルギーを吸収するので、バンパービームエクステンション13の板厚を最小限に抑えて重量を軽減しながら、エネルギー吸収量を増加させることができる。
またバンパービームエクステンション13は、車幅方向中央の板厚に対して車幅方向内側の第1厚板部分13cおよび車幅方向外側の第2厚板部分13dの板厚が大きく設定され、前後方向長さが大きい第1厚板部分13cは比較的に強度が高いフロントサイドフレーム15の前端に接続され、前後方向長さが小さい第2厚板部分13dは比較的に強度が低いアッパーメンバ16の前端に接続されるので(図2参照)、フロントサイドフレーム15およびアッパーメンバ16にそれらの強度に応じた荷重を伝達し、軽衝突時に車体の変形を防止しながらエネルギー吸収量を増加させることができる。特に、第2厚板部分13dは、車幅方向内側に位置するフロントサイドフレーム15よりも車幅方向外側に位置するので、衝突後期にバンパービームエクステンション13に曲げモーメントを作用させてフロントサイドフレーム15を容易に折り曲げることができる。
更に、バンパービームエクステンション13の前部では第1厚板部分13cだけが存在するのに対し、バンパービームエクステンション13の後部では第1厚板部分13cおよび第2厚板部分13dの両方が存在するため、バンパービームエクステンション13は前部の強度に対して後部の強度の方が高くなる。その結果、衝突初期および衝突中期にはバンパービームエクステンション13を前方から後方に向けて順次圧壊し、衝突後期には強度の高いバンパービームエクステンション13の後部でフロントサイドフレーム15の前端に大きな曲げモーメントを発生させ、フロントサイドフレーム15の折れ曲がりを促進してエネルギー吸収量を増加させることができる。
またバンパービーム12の後方であって左右一対の金属ガセット14,14間に挟まれた位置に、エンジンのラジエータ40や空調装置のコンデンサ41が前後方向にスライド自在に配置されるので(図1参照)、衝突荷重で後退するバンパービーム12に押されてラジエータ40やコンデンサ41が後退することで、バンパービーム12のクラッシュストロークを確保することができ、しかも左右一対の金属ガセット14,14間の空間を有効に利用してラジエータ40およびコンデンサ41を配置し、エンジンルームの容積を拡大することができる。
第2〜第4の実施の形態
第1の実施の形態の金属ガセット14の断面形状は開断面であるが、それを閉断面とすることで更に強度を高めることができる。図13(A)に示す第2の実施の形態の金属ガセット14は矩形状の閉断面を有しており、図13(B)に示す第3の実施の形態の金属ガセット14は矩形状の閉断面の長辺に補強溝を有しており、図13(C)に示す第4の実施の形態の金属ガセット14は円形の閉断面を有している。金属ガセット14の第1固定部14a、第2固定部14bおよび中間部14cは全て同一断面形状であっても良いし、それぞれ異なる断面形状であっても良い。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態ではフロントバンパー11について説明したが、本発明はリヤバンパーに対しても適用することができる。フロントバンパー11の場合には,前後方向外側が前方に対応し、リヤバンパーの場合には,前後方向外側が後方に対応する。
また本実施の形態では、フロントサイドフレーム15が車幅方向内側にあるので第2厚板部分13dをバンパービームエクステンション13の車幅方向外側に配置しているが、フロントサイドフレーム15が車幅方向外側にある場合には、第2厚板部分13dをバンパービームエクステンション13の車幅方向内側に配置することになる。
12 バンパービー
13 バンパービームエクステンション
15 フロントサイドフレーム(サイドフレーム
26 連続繊維強化樹脂層
27 不連続繊維強化樹脂層

Claims (2)

  1. 車幅方向に配置された繊維強化樹脂製のバンパービーム(12)と、前後方向に配置されて前記バンパービーム(12)の車幅方向両端を支持する左右一対の繊維強化樹脂製のバンパービームエクステンション(13)とを備える自動車用バンパーであって、
    左右一対のサイドフレーム(15)の前後方向外端に支持された前記バンパービームエクステンション(13)は、衝突初期から衝突中期に亙って前記サイドフレーム(15)の耐力以下の荷重を発生する板厚に設定されるとともに、衝突後期には前記サイドフレーム(15)を折り曲げ変形させるように、前記サイドフレーム(15)が車幅方向内側にあるときには車幅方向外側の板厚を設定され、前記サイドフレーム(15)が車幅方向外側にあるときには車幅方向内側の板厚を設定され
    前記バンパービームエクステンション(13)は、車幅方向中央部の連続繊維強化樹脂層(26)の板厚に対して車幅方向内側部および車幅方向外側部の連続繊維強化樹脂層(26)の板厚が大きく設定され、板厚が大きい前記車幅方向内側部および前記車幅方向外側部の範囲は前記バンパービームエクステンション(13)の前後方向内端を支持する車体に分散する荷重に応じて設定されることを特徴とする自動車用バンパー。
  2. 車幅方向に配置された繊維強化樹脂製のバンパービーム(12)と、前後方向に配置されて前記バンパービーム(12)の車幅方向両端を支持する左右一対の繊維強化樹脂製のバンパービームエクステンション(13)とを備える自動車用バンパーであって、
    左右一対のサイドフレーム(15)の前後方向外端に支持された前記バンパービームエクステンション(13)は、衝突初期から衝突中期に亙って前記サイドフレーム(15)の耐力以下の荷重を発生する板厚に設定されるとともに、衝突後期には前記サイドフレーム(15)を折り曲げ変形させるように、前記サイドフレーム(15)が車幅方向内側にあるときには車幅方向外側の板厚を設定され、前記サイドフレーム(15)が車幅方向外側にあるときには車幅方向内側の板厚を設定され
    前記バンパービームエクステンション(13)の前後方向内端における不連続繊維強化樹脂層(27)の板厚は、それ以外の部分における不連続繊維強化樹脂層(27)の板厚よりも大きいことを特徴とする自動車用バンパー
JP2014233904A 2014-11-18 2014-11-18 自動車用バンパー Expired - Fee Related JP6157437B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014233904A JP6157437B2 (ja) 2014-11-18 2014-11-18 自動車用バンパー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014233904A JP6157437B2 (ja) 2014-11-18 2014-11-18 自動車用バンパー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016097718A JP2016097718A (ja) 2016-05-30
JP6157437B2 true JP6157437B2 (ja) 2017-07-05

Family

ID=56075950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014233904A Expired - Fee Related JP6157437B2 (ja) 2014-11-18 2014-11-18 自動車用バンパー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6157437B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0479911A (ja) * 1990-07-20 1992-03-13 Nhk Spring Co Ltd プラスチックシートフレームおよびその製造方法
JPH06107094A (ja) * 1992-09-25 1994-04-19 Nissan Motor Co Ltd 車両用バンパ取付け構造
WO2013094515A1 (ja) * 2011-12-20 2013-06-27 本田技研工業株式会社 自動車用繊維強化樹脂部材および自動車用繊維強化樹脂部材の製造方法
JP5862555B2 (ja) * 2012-12-21 2016-02-16 本田技研工業株式会社 自動車の車体構造
JP5928929B2 (ja) * 2013-01-07 2016-06-01 本田技研工業株式会社 自動車の衝撃吸収部材および自動車の車体構造
JP6020911B2 (ja) * 2013-01-21 2016-11-02 本田技研工業株式会社 自動車の車体構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016097718A (ja) 2016-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5587696B2 (ja) 車両用衝撃吸収具及び車両用バンパ装置
JP4407755B2 (ja) 車両用フード構造
JP6315292B2 (ja) 車両のフレーム構造
JP6433609B2 (ja) フロントエンドキャリアを備えた乗用車
JP6176468B2 (ja) 自動車の車体構造
JP5862555B2 (ja) 自動車の車体構造
JP5945762B2 (ja) 車両前部構造
JP5881131B2 (ja) 自動車の車体構造
WO2012096244A1 (ja) 自動車のフロントフード構造
JP6125482B2 (ja) 自動車用バンパー
JP6109131B2 (ja) 自動車用バンパービーム
JP5995115B2 (ja) 自動車のバンパービーム構造
JP6284056B1 (ja) 車両用フレーム構造
JP6109132B2 (ja) 自動車用バンパービーム
CN211568107U (zh) 车辆的前端模块框架
JP6172680B2 (ja) 自動車用バンパー
JP6157438B2 (ja) 自動車用バンパー
JP4728899B2 (ja) 自動車用フード
JP6157437B2 (ja) 自動車用バンパー
JP6016246B2 (ja) 自動車の車体構造
JP2014136436A (ja) 自動車の車体構造
JP6020911B2 (ja) 自動車の車体構造
JP6150355B2 (ja) 自動車の車体構造
WO2014097765A1 (ja) 自動車の車体構造
JP6391392B2 (ja) 自動車の車体前部構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170606

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6157437

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees