JP5928433B2 - 高周波回路モジュール - Google Patents

高周波回路モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP5928433B2
JP5928433B2 JP2013221913A JP2013221913A JP5928433B2 JP 5928433 B2 JP5928433 B2 JP 5928433B2 JP 2013221913 A JP2013221913 A JP 2013221913A JP 2013221913 A JP2013221913 A JP 2013221913A JP 5928433 B2 JP5928433 B2 JP 5928433B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inductor
circuit
antenna
circuit module
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013221913A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015084469A (ja
Inventor
南雲 正二
正二 南雲
原田 哲郎
哲郎 原田
穣 岩永
穣 岩永
永井 智浩
智浩 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2013221913A priority Critical patent/JP5928433B2/ja
Priority to US14/485,857 priority patent/US9571145B2/en
Priority to CN201410582281.6A priority patent/CN104579221B/zh
Publication of JP2015084469A publication Critical patent/JP2015084469A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5928433B2 publication Critical patent/JP5928433B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/16Circuits
    • H04B1/18Input circuits, e.g. for coupling to an antenna or a transmission line
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/02Transmitters
    • H04B1/04Circuits
    • H04B1/0458Arrangements for matching and coupling between power amplifier and antenna or between amplifying stages

Description

この発明は、アンテナに対してインピーダンス整合を行うための可変整合回路を含む高周波回路モジュールに関する。
現在、各種の無線通信機器が実用化されている。そして、これらの無線通信機器には、通常、複数種類の周波数バンドで通信が可能な高周波回路モジュールが装着されている。このような複数種類の周波数バンドでの通信が可能な高周波回路モジュールは、広周波数帯域で無線信号を送受信可能なアンテナ、および複数種類の周波数バンドの通信信号を送信処理および受信処理できるフロントエンド回路モジュールを備える。
このような高周波回路モジュールでは、アンテナとフロントエンド回路との間でインピーダンス整合を行う整合回路が必要であり、当該整合回路は、アンテナとフロントエンド回路間に接続されている。
そして、上述のように、広周波数帯域でインピーダンス整合を行うためには、例えば、特許文献1に示すような可変整合回路が用いられる。図10は、従来の可変整合回路の回路図である。
図10に示すように、特許文献1に記載の可変整合回路を備えた高周波回路モジュール10PRは、アンテナANTに接続するアンテナ端子PANTと、送受信回路90に接続するフロントエンド端子PRFとを備える。アンテナ端子PANTとフロントエンド端子PRFとの間には、可変キャパシタ311PRが接続されている。アンテナ端子PANTとグランドとの間には、インダクタ200PRが接続されている。フロントエンド端子PRFとグランドとの間には、インダクタ340PRと可変キャパシタ312PRの並列回路が接続されている。
この可変整合回路の可変キャパシタ311PR,312PRのキャパシタンスを変化させることで、複数の周波数バンドでのインピーダンス整合を実現している。
図10に示すように、従来、アンテナインピーダンス整合用の可変整合回路では、アンテナ端子PRFとグランドとの間に接続されたインダクタを備えることが多い。
特表2012−515482号公報
しかしながら、上述のようなアンテナ端子PRFとグランドとの間に接続されたインダクタを備える可変整合回路では、当該インダクタを備えることにより、調整可能なインピーダンスの範囲が制限されてしまう。
このため、広周波数帯域内に存在する複数種類の周波数バンドのそれぞれに対するインピーダンス整合を行う場合に、通過損失が高くなってしまう(高精度なインピーダンス整合ができない)周波数バンドが生じてしまうという問題がある。
一方で、このインダクタは、アンテナとフロントエンド回路間に対して粗い整合を取りやすく、ESD素子としても機能するので、有効な素子である。
したがって、本発明の目的は、アンテナ端子とグランドとの間にインダクタが接続された構成を有しながら、広周波数帯域においてインピーダンス整合が可能であって通過損失の低い可変整合回路を備える高周波回路モジュールを提供することにある。
この発明の高周波回路モジュールは、アンテナに接続するためのアンテナ端子と、高周波フロントエンド回路に接続するためのフロントエンド端子との間に接続され、少なくとも一つのリアクタンス素子を備えるリアクタンス回路部と、アンテナ端子とグランドとの間に接続された可変インダクタ回路部と、を備えたことを特徴としている。
この構成では、アンテナ端子とグランドとの間に可変インダクタ回路部が接続されていることにより、1つのインダクタンスしか選択できない場合よりも、インピーダンス整合の可調範囲が広くなる。
また、この発明の高周波回路モジュールでは、可変インダクタ回路部は、アンテナ端子とグランドとの間に接続される固定インダクタンスを有する第1インダクタと、アンテナ端子とグランドの間への接続が選択される固定インダクタンスを有する第2インダクタと、を備えることが好ましい。
この構成では、アンテナ端子とグランドとの間のインダクタンスが離散的に選択されることにより、1つのインダクタンスしか選択できない場合よりも、インピーダンス整合の可調範囲が広くなる。また、固定インダクタンスのインダクタが用いられることにより、アンテナ端子とグランドとの間のインダクタのQ値が高くなり、低損失な伝送が実現される。
また、この発明の高周波回路モジュールでは、第2インダクタのアンテナ端子とグランドの間への接続を選択するスイッチを備え、第2インダクタとスイッチは、アンテナ端子とグランドの間に直列接続されていることが好ましい。
また、この発明の高周波回路モジュールでは、第2インダクタとスイッチの直列回路は、複数組備えられていることが好ましい。
また、この発明の高周波回路モジュールでは、第2インダクタのアンテナ端子とグランドの間への接続を選択するスイッチを備え、第2インダクタとスイッチの並列回路は、第1インダクタに直列接続されていてもよい。
また、この発明の高周波回路モジュールでは、第2インダクタとスイッチの並列回路は、複数組備えられていることが好ましい。
また、この発明の高周波回路モジュールでは、複数組の並列回路は、第1組を構成する第2インダクタとスイッチの並列回路と、第2組を構成する第2インダクタとの直列回路が、第2組を構成するスイッチに並列接続される構成からなっていてもよい。
これらの構成では、可変インダクタ回路部の具体的な回路構成の態様を示している。これらの回路構成とすることで、広帯域でのインピーダンス整合を実現することができる。特に、第2インダクタとスイッチの組を複数組備えれば、さらに多様なインピーダンス整合を実現することができる。
また、この発明の高周波回路モジュールでは、次の構成であることが好ましい。リアクタンス回路部は、少なくとも三つのリアクタンス素子からなる。第1リアクタンス素子は、アンテナ端子とフロントエンド端子との間に接続され、第2リアクタンス素子は、第1リアクタンス素子のアンテナ端子側とグランドとの間に接続され、第3リアクタンス素子は、第1リアクタンス素子のフロントエンド端子側とグランドとの間に接続されている。
この構成では、リアクタンス回路部の具体的な回路構成の態様を示している。この回路構成を備えることにより、実現可能なインピーダンスの範囲が広くなる。
また、この発明の高周波回路モジュールでは、第1リアクタンス素子、第2リアクタンス素子、第3リアクタンス素子の少なくとも一つは、可変リアクタンス素子であることが好ましい。
この構成では、所望のインピーダンスをより確実に実現することができ、且つインピーダンス整合の範囲を広くすることができる。
また、この発明の高周波回路モジュールは、次の構成であってもよい。リアクタンス回路部、第1インダクタ、およびスイッチは、回路基板に予め形成または実装されており、この回路基板には、第2インダクタの実装用ランドが形成され、該実装用ランドに第2インダクタが実装されている。あるいは、回路基板には、第2インダクタの接続用端子が設けられており、モジュールを実装するメインボード上に実装された第2インダクタと接続する形態としてもよい。
この構成では、第2インダクタが実装型インダクタであるので、第2インダクタのインダクタンスを選択して実装することにより、実現可能なインピーダンスの範囲を広くすることができる。また、実装型インダクタは、基板内に形成したインダクタと比較して、Q値が高くなるので、より低損失な高周波回路モジュールを実現できる。
また、この発明の高周波回路モジュールは、次の構成であってもよい。アンテナ端子に接続するアンテナを備える。このアンテナは、絶縁体基板に形成されたアンテナ導体パターンからなる。第1インダクタまたは第2インダクタは、アンテナ導体パターンに導通接続された絶縁体基板に形成された線状導体パターンからなることが好ましい。
この構成では、アンテナと第1インダクタまたは第2インダクタを、一つの絶縁性基板に形成することができる。また、アンテナの給電端部に第1インダクタまたは第2インダクタが直接接続されるので、より精確に所望のインピーダンスを実現することが可能になる。
この発明によれば、広周波数帯域でインピーダンス整合が可能であり、アンテナとフロントエンド回路間で広周波数帯域において高周波通信信号を低損失に伝送することができる。
本発明の第1の実施形態に係る高周波回路モジュールの回路図である。 本発明の第1の実施形態に係る可変リアクタンス回路部のリアクタンス素子の回路構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る可変整合回路を用いた場合におけるアンテナ端子PANTとフロントエンド端子PRF間の通過特性を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る可変整合回路を用いた場合におけるアンテナ端子PANTとフロントエンド端子PRF間の通過特性を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る高周波回路モジュールの回路図である。 本発明の第3の実施形態に係る高周波回路モジュールの回路図である。 本発明の第4の実施形態に係る高周波回路モジュールの回路図である。 本発明の第5の実施形態に係る高周波回路モジュールの構成図である。 本発明の第6の実施形態に係る高周波回路モジュールの構成図である。 従来の可変整合回路の回路図である。
本発明の第1の実施形態に係る高周波回路モジュールについて、図を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る高周波回路モジュールの回路図である。
高周波回路モジュール10は、可変インダクタンス回路部20と、リアクタンス回路部30とを備える。
高周波回路モジュール10のアンテナ端子PANTは、アンテナANTに接続する端子であり、フロントエンド端子PRFは、送受信回路(フロントエンド回路)90に接続する端子である。
可変インダクタンス回路部20は、アンテナ端子PANTとグランドとの間に接続されている。可変インダクタンス回路部20は、インダクタ200、インダクタ201、スイッチ211を備える。インダクタ200が本発明の第1インダクタに相当し、インダクタ201が本発明の第2インダクタに相当する。インダクタ200は、アンテナ端子PANTとグランドとの間に接続されている。インダクタ201とスイッチ211は、直列接続されており、この直列回路は、インダクタ200に並列接続されている。言い換えれば、インダクタ201とスイッチ211の直列回路も、アンテナ端子PANTとグランドとの間に接続されている。インダクタ200,201は、インダクタンスが固定の素子である。
この回路構成とすることで、スイッチ211が開放に制御されていれば、可変インダクタンス回路部20は、インダクタ200のみがアンテナ端子PANTとグランドとの間に接続された回路構成となる。スイッチ211が導通に制御されていれば、可変インダクタンス回路部20は、インダクタ200,201が並列でアンテナ端子PANTとグランドとの間に接続された回路構成となる。
リアクタンス回路部30は、アンテナ端子PANTとフロントエンド端子PRFとの間に接続されている。リアクタンス回路部30は、リアクタンス素子301,302,303を備える。リアクタンス素子301は、アンテナ端子PANTとフロントエンド端子PRFとの間に直列に接続されている。リアクタンス素子302は、リアクタンス素子301のアンテナ端子PANT側の端部とグランドとの間に接続されている。リアクタンス素子303は、リアクタンス素子301のフロントエンド端子PRF側の端部とグランドとの間に接続されている。
リアクタンス素子301、302,303は、可変リアクタンス素子からなる。なお、リアクタンス素子301,302,303は、少なくとも一つが可変リアクタンス素子であればよく、アンテナ端子PANTとフロントエンド端子PRFと間に少なくとも一つの可変リアクタンス素子が備えられていれば、リアクタンス素子301、302,303のいずれかを省略する構成もあり得る。ただし、可変リアクタンス素子の数を多くすることで、実現可能なインピーダンスの範囲を広くでき、且つ、所望とするインピーダンスを精確に実現することができる。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る可変リアクタンス回路部のリアクタンス素子の回路構成例を示す図である。図2(A)に示すリアクタンス素子は、可変キャパシタ311からなる。図2(B)に示すリアクタンス素子は、固定スイッチ321とキャパシタ331の並列回路からなる。図2(C)に示すリアクタンス素子は、可変キャパシタ311とスイッチ321の並列回路からなる。図2(D)に示すリアクタンス素子は、可変キャパシタ311とインダクタ341の並列回路からなる。図2(E)に示すリアクタンス素子は、可変キャパシタ311とインダクタ341の直列回路からなる。図2(F)に示すリアクタンス素子は、インダクタ3411とスイッチ3211の直列回路、インダクタ3412とスイッチ3221の直列回路、および、固定キャパシタ331が並列接続された回路からなる。なお、リアクタンス素子301,302,303は、図2に示す回路に限るものではなく、素子としてのリアクタンスが可変な回路構成であればよい。
上述の回路構成を備え、本実施形態の高周波回路モジュール10は、周波数毎に可変インダクタンス回路部20のインダクタンスを選択するとともに、リアクタンス回路部30のリアクタンスを調整することで、所望の周波数範囲内でアンテナ端子PANTに接続されるアンテナANTとフロントエンド端子PRFに接続される送受信回路90との間でのインピーダンス整合を行う。具体的には、700MHz程度から2.7GHz程度までの広い周波数帯域における複数の周波数バンドのそれぞれでインピーダンス整合を行う。
図3、図4は、本発明の第1の実施形態に係る可変整合回路を用いた場合におけるアンテナ端子PANTとフロントエンド端子PRF間の通過特性を示す図である。図3、図4において、横軸は周波数であり、縦軸はS21特性[dB]である。また、太実線および太点線が本実施形態に係る高周波回路モジュール10の特性曲線であり、破線が比較例となる高周波回路モジュール(従来の高周波回路モジュールに相当する。)の特性曲線である。なお、太実線と太破線ではアンテナ端子PANTとグランドとの間に接続されるインダクタのインダクタンスを切り替えている。比較例は、アンテナ端子PANTとグランドとの間に接続されるインダクタが固定値の場合を示す。また、図3において、B3はBand3の通信周波数帯域(1.71[GHz]〜1.88[GHz])を示し、B2はBand2の通信周波数帯域(1.85[GHz]〜1.99[GHz])を示し、B7はBand7の通信周波数帯域(2.50[GHz]〜2.69[GHz])を示す。図4において、B1はBand1の通信周波数帯域(1.92[GHz]〜2.17[GHz])を示す。
本実施形態の構成を備えることで、図3に示すように、所望とする周波数バンドBand2,Band3,Band7において、従来構成よりも通過特性を改善することができる。
具体的には、各周波数バンドに対して次の特性が得られる。
Band3に対しては、比較例の固定値に対して切り替えられた第1値のインダクタンスに設定されている。したがって、図3の太実線と破線が比較対象となる。図3の太実線と破線に示すように、Band3の通信周波数帯域B3では、全周波数帯域において、本実施形態の高周波回路モジュール10の方が、比較例の高周波回路モジュールよりも低損失にすることができ、損失を2[dB]未満に抑えることができる。したがって、Band3の高周波信号を低損失に伝送することができる。
Band2に対しては、Band3と同様に、第1値のインダクタンスに設定されている。したがって、図3の太実線と破線が比較対象となる。図3の太実線と破線に示すように、Band2の通信周波数帯域B2では、全周波数帯域において、本実施形態の高周波回路モジュール10の方が、比較例の高周波回路モジュールよりも低損失にすることができ、損失を1[dB]未満に抑えることができる。したがって、Band2の高周波信号を低損失に伝送することができる。
Band7に対しては、Band3と同様に、第1値のインダクタンスに設定されている。したがって、図3の太実線と破線が比較対象となる。図3の太実線と破線に示すように、Band7の通信周波数帯域B7では、全周波数帯域において、本実施形態の高周波回路モジュール10の方が、比較例の高周波回路モジュールよりも低損失にすることができ、損失を1[dB]程度以下に抑えることができる。したがって、Band7の高周波信号を低損失に伝送することができる。
また、図4に示すように、所望とする周波数バンドBand1において、従来構成よりも通過特性を改善することができる。
Band1に対しては、比較例の固定値に対して切り替えられた第2値のインダクタンスに設定されている。したがって、図4の太点線と破線が比較対象となる。図4の太点線と破線に示すように、Band1の通信周波数帯域B1では、下端周波数における本実施形態の高周波回路モジュール10の損失が比較例よりも大きいが2.0[dB]程度であり、低損失である。また、上端周波数では、本実施形態の高周波回路モジュール10を用いることにより、比較例よりも低損失になり、3.0[dB]よりも大きかった損失を、2.0[dB]程度にすることができる。また、通信周波数帯域B1では上端周波数および下端周波数の損失が最大になる。したがって、Band1の通信周波数帯域B1では、全周波数帯域において2.0[dB]程度以下の損失に抑えることができる。
このように、本実施形態の高周波回路モジュール10を用いることで、周波数バンドB1,B2,B3,B7で損失を改善して低損失を実現することができる。
さらに、本実施形態の高周波回路モジュール10では、可変インダクタンス回路部20のインダクタに、インダクタンスが固定のインダクタを用いているので、各インダクタのQ値を高くすることができる。これにより、損失を改善し、より低損失な伝送特性を実現することができる。
なお、これらの周波数バンドの組合せや改善を行う周波数バンドの組合せは、本実施形態の高周波回路モジュール10が適用可能な一例であり、他の周波数バンドの組合せを用いる場合には、可変インダクタンス回路部20および可変リアクタンス回路部30のインダクタンスやキャパシタンスを適宜調整することで、同様の広周波数帯域で低損失な伝送特性を実現することができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る高周波回路モジュールについて、図を参照して説明する。図5は、本発明の第2の実施形態に係る高周波回路モジュールの回路図である。本実施形態の高周波回路モジュール10Aは、可変インダクタンス回路部20Aの構成が、第1の実施形態に係る高周波回路モジュール10と異なるものであり、他の構成は、第1の実施形態に係る高周波回路モジュール10と同じである。したがって、第1の実施形態に係る高周波回路モジュール10と異なる箇所のみを具体的に説明する。
可変インダクタンス回路部20Aは、インダクタ200、インダクタ201、スイッチ211を備える。インダクタ200が本発明の第1インダクタに相当し、インダクタ201が本発明の第2インダクタに相当する。
インダクタ200は、アンテナ端子PANTとグランドとの間に接続されている。インダクタ201とスイッチ211は、並列接続されており、この並列回路は、アンテナ端子PANTとインダクタ200と接続されている。言い換えれば、インダクタ201およびスイッチ211の並列回路と、インダクタ200との直列回路が、アンテナ端子PANTとグランドとの間に接続されている。インダクタ200,201は、インダクタンスが固定の素子である。
この回路構成とすることで、スイッチ211が開放に制御されていれば、可変インダクタンス回路部20は、インダクタ200,201の直列回路がアンテナ端子PANTとグランドとの間に接続された回路構成となる。スイッチ211が導通に制御されていれば、可変インダクタンス回路部20は、インダクタ200のみがアンテナ端子PANTとグランドとの間に接続された回路構成となる。
このような回路構成であっても、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
次に、本発明の第3の実施形態に係る高周波回路モジュールについて、図を参照して説明する。図6は、本発明の第3の実施形態に係る高周波回路モジュールの回路図である。本実施形態の高周波回路モジュール10Bは、可変インダクタンス回路部20Bの構成が、第1の実施形態に係る高周波回路モジュール10と異なるものであり、他の構成は、第1の実施形態に係る高周波回路モジュール10と同じである。したがって、第1の実施形態に係る高周波回路モジュール10と異なる箇所のみを具体的に説明する。
可変インダクタンス回路部20Bは、インダクタ200、インダクタ201,202、スイッチ211,212を備える。インダクタ200が本発明の第1インダクタに相当し、インダクタ201,202が本発明の第2インダクタに相当する。
インダクタ200は、アンテナ端子PANTとグランドとの間に接続されている。インダクタ201とスイッチ211は、直列接続されており、この第1直列回路は、インダクタ200に並列接続されている。言い換えれば、インダクタ201とスイッチ211の直列回路も、アンテナ端子PANTとグランドとの間に接続されている。インダクタ202とスイッチ212は、直列接続されており、この第2直列回路は、インダクタ200に並列接続されている。言い換えれば、インダクタ202とスイッチ212の直列回路も、アンテナ端子PANTとグランドとの間に接続されている。インダクタ200,201,202は、インダクタンスが固定の素子である。
このような構成では、スイッチ211,212の開放/導通制御を行うことで、可変インダクタンス回路部20Bは、複数種類のインダクタンスを実現することができる。これにより、本実施形態の回路構成であっても、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
さらに、本実施形態の高周波回路モジュール10Bでは、可変インダクタンス回路部20Bで実現可能なインダクタンスの種類数が増加する。したがって、所望とするインピーダンス整合特性(伝送特性)を、より確実に実現できる。また、インダクタンスを選択することで、より広い周波数帯域でのインピーダンス整合を実現することができる。
次に、本発明の第4の実施形態に係る高周波回路モジュールについて、図を参照して説明する。図7は、本発明の第4の実施形態に係る高周波回路モジュールの回路図である。本実施形態の高周波回路モジュール10Cは、可変インダクタンス回路部20Cの構成が、第1の実施形態に係る高周波回路モジュール10と異なるものであり、他の構成は、第1の実施形態に係る高周波回路モジュール10と同じである。したがって、第1の実施形態に係る高周波回路モジュール10と異なる箇所のみを具体的に説明する。
可変インダクタンス回路部20Cは、インダクタ200、インダクタ201,202、スイッチ211,212を備える。インダクタ200が本発明の第1インダクタに相当し、インダクタ201,202が本発明の第2インダクタに相当する。
インダクタ200は、アンテナ端子PANTとグランドとの間に接続されている。インダクタ201とスイッチ211は、並列接続されており、この第1の並列回路は、アンテナ端子PANTとインダクタ200と接続されている。このインダクタ201とスイッチ211の組が本発明の第1組に相当する。
インダクタ202は、第1の並列回路とインダクタ200との間に接続されている。スイッチ212は、第1の並列回路とインダクタ202との直列回路に対して並列に接続されている。このインダクタ202とスイッチ212の組が本発明の第2組に相当する。
インダクタ200,201,202は、インダクタンスが固定の素子である。
このような構成でも、第3の実施形態の可変インダクタンス回路部20Bと同様に、スイッチ211,212の開放/導通制御を行うことで、可変インダクタンス回路部20Cは、複数種類のインダクタンスを実現することができる。これにより、本実施形態の回路構成であっても、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
さらに、本実施形態の高周波回路モジュール10Cでは、第3の実施形態の高周波回路モジュール10Bと同様に、可変インダクタンス回路部20Cで実現可能なインダクタンスの種類数が増加する。したがって、所望とするインピーダンス整合特性(伝送特性)を、より確実に実現できる。また、インダクタンスを選択することで、より広い周波数帯域でのインピーダンス整合を実現することができる。
なお、上述の第3、第4の実施形態に係る可変インダクタンス回路部20B,20Cでは、第2インダクタとスイッチの組を二組備えた例を示したが、三組以上備える構成であってもよい。組数を増加させることにより、所望とするインピーダンス整合特性(伝送特性)を、より確実に実現し、より広い周波数帯域でのインピーダンス整合を実現することが可能になる。
次に、第5の実施形態に係る高周波回路モジュールについて、図を参照して説明する。図8は、本発明の第5の実施形態に係る高周波回路モジュールの構成図である。図8(A)は、第1の実施形態に係る高周波回路モジュール10を構造的に実現した一例となる高周波回路モジュール10D1の構成図であり、図8(B)は、第2の実施形態に係る高周波回路モジュール10Aを構造的に実現した一例となる高周波回路モジュール10D2の構成図である。
図8(A)に示すように、本実施形態に係る高周波回路モジュール10D1は、第1の実施形態に示した高周波回路モジュール10の回路構成を備えながら、さらにアンテナANTを備える。アンテナANTは、絶縁性基板上に形成した導体パターンによって形成されている。パターン形状は、送受信する高周波信号の周波数帯域に基づいて適宜設定されている。アンテナANTを実現する導体パターンの給電端付近には、インダクタ200を実現する線状の導体パターン200Ptと、インダクタ201を実現する線状の導体パターン201Ptが接続されている。これら導体パターン200Pt,201Ptは、例えば、アンテナANTの導体パターンが形成された絶縁性基板に形成されている。
導体パターン200PtにおけるアンテナANTへの接続点と反対側の端部は、グランドに接続されている。導体パターン201PtにおけるアンテナANTへの接続点と反対側の端部は、スイッチ素子211Dvを介してグランドに接続されている。
アンテナ端子ANTの給電端部付近には、さらに引き出し導体パターンが接続されており、当該引き出し導体パターンを介して、可変リアクタンス回路部30を実現する回路ブロックが接続されている。
アンテナANTを実現する導体パターン、導体パターン200Pt,201Pt、および引き出し導体パターンは、一体形成されている。
可変リアクタンス回路30を実現する回路ブロックは、送受信回路90を構成する回路ブロックに接続されている。
これら可変リアクタンス回路30を実現する回路ブロックおよび送受信回路90を構成する回路ブロックは、アンテナANTの導体パターンが形成された絶縁性基板に形成もしくは実装されていたり、アンテナANTの導体パターンが形成された絶縁性基板と異なる絶縁性基板に形成もしくは実装され、アンテナANTの導体パターンが形成された絶縁性基板に接続されたりしている。
このような構造により、第1の実施形態に係る高周波回路モジュール10と同じ回路を実現でき、第1の実施形態に係る高周波回路モジュール10と同じ作用効果を得ることができる。
図8(B)に示すように、本実施形態に係る高周波回路モジュール10D2は、第2の実施形態に示した高周波回路モジュール10Aの回路構成を備えながら、さらにアンテナANTを備える。アンテナANTは、絶縁性基板上に形成した導体パターンによって形成されている。パターン形状は、送受信する高周波信号の周波数帯域に基づいて適宜設定されている。アンテナANTを実現する導体パターンの給電端付近には、インダクタ201を実現する線状の導体パターン201Ptが接続されている。導体パターン201Ptは、例えばミアンダ形状からなる。導体パターン201Ptにおける給電端部と反対側の端部には、インダクタ200を実現する線状の導体パターン200Ptが接続されている。導体パターン200Ptにおける導体パターン201Ptと反対側の端部は、グランドに接続されている。この導体パターン201Pt,200Ptは、例えば、アンテナANTの導体パターンが形成された絶縁性基板に形成されている。
導体パターン200PtにおけるアンテナANTへの接続点と反対側の端部は、グランドに接続されている。また、導体パターン200Ptには、スイッチ素子211Dvが並列接続されている。
アンテナ端子ANTの給電端部付近には、さらに引き出し導体パターンが接続されており、当該引き出し導体パターンを介して、可変リアクタンス回路部30を実現する回路ブロックが接続されている。
アンテナANTを実現する導体パターン、導体パターン200Pt、および引き出し導体パターンは、一体形成されている。
可変リアクタンス回路30を実現する回路ブロックは、送受信回路90を構成する回路ブロックに接続されている。
これら可変リアクタンス回路30を実現する回路ブロックおよび送受信回路90を構成する回路ブロックは、アンテナANTの導体パターンが形成された絶縁性基板に形成もしくは実装されていたり、アンテナANTの導体パターンが形成された絶縁性基板と異なる絶縁性基板に形成もしくは実装され、アンテナANTの導体パターンが形成された絶縁性基板に接続されたりしている。
このような構造により、第2の実施形態に係る高周波回路モジュール10Aと同じ回路を実現でき、第2の実施形態に係る高周波回路モジュール10Aと同じ作用効果を得ることができる。
さらに、本実施形態の構成を用いることで、アンテナの給電端部からの導体パターンの長さを精確に決定することができるので、インダクタ200,201のインダクタンスを高精度に設定することができる。これにより、所望とするインピーダンス整合特性をより精確に実現することができる。
次に、第6の実施形態に係る高周波回路モジュールについて、図を参照して説明する。図9は、本発明の第6の実施形態に係る高周波回路モジュールの構成図である。図9(A)は、第1の実施形態に係る高周波回路モジュール10を構造的に実現した一例となる高周波回路モジュール10E1の構成図であり、図9(B)は、第2の実施形態に係る高周波回路モジュール10Aを構造的に実現した一例となる高周波回路モジュール10E2の構成図である。
図9(A)に示すように、本実施形態に係る高周波回路モジュール10E1は、インダクタ201を実現する実装型インダクタ素子201Dvを除き、一つの回路モジュール101として形成されている。
回路モジュール101は、アンテナ端子PANT、フロントエンド端子PRF、実装用端子PDV1が備えられており、インダクタ201を除く高周波回路モジュール10の回路構成要素が、例えば積層体および該積層体に形成された導体パターンや実装型回路素子によって実現されている。
実装型インダクタ素子201Dvは、実装用端子PDV1に実装されている。これにより、第1の高周波回路モジュール10と同じ回路を実現でき、第1の実施形態に係る高周波回路モジュール10と同じ作用効果を得ることができる。
図9(B)に示すように、本実施形態に係る高周波回路モジュール10E2は、インダクタ201を実現する実装型インダクタ素子201Dvを除き、一つの回路モジュール102として形成されている。回路モジュール102は、アンテナ端子PANT、フロントエンド端子PRF、実装用端子PDV2が備えられており、インダクタ201を除く高周波回路モジュール10Aの回路構成要素が、例えば積層体および該積層体に形成された導体パターンや実装型回路素子によって実現されている。
実装型インダクタ素子201Dvは、実装用端子PDV2に実装されている。これにより、第2の高周波回路モジュール10Aと同じ回路を実現でき、第2の実施形態に係る高周波回路モジュール10Aと同じ作用効果を得ることができる。
さらに、本実施形態の構成を用いることで、実装するインダクタ素子を選択することにより、インダクタ201のインダクタンスを調整することができる。これにより、所望とするインピーダンス整合特性をより精確に実現することができ、より広周波数帯域でのインピーダンス整合を行うことができる。
なお、上述の各実施形態では、可変インダクタンス回路部を、インダクタンスが固定のインダクタとスイッチとの組合せによって、離散的に複数のインダクタンスを実現した。しかしながら、他の構成によって、離散的もしくは連続的にインダクタンスを変化させる構成を用いても、上述の各実施形態の作用効果を得ることができる。
(その他の実施形態)
本発明に係る高周波回路モジュールは、高周波回路モジュール10に限らずその要旨の範囲において変更可能である。
なお、本発明では、アンテナ端子PANTと、フロントエンド端子PRFは必ず、アンテナや送受信回路に接続する必要はなく、インピーダンス整合を行う回路間に接続してもよい。
10,10A,10B,10C,10D1,10D2,10E1,10E2:高周波回路モジュール
10PR:従来の高周波回路モジュール
20,20A,20B,20C:可変インダクタンス回路部
30:可変リアクタンス回路部
90:送受信回路
200,200PR:インダクタ
200Pt:導体パターン
201,202:インダクタ
201Pt:導体パターン
211,212:スイッチ
211Dv:スイッチ素子
301,302,303:リアクタンス素子
311,311PR,312PR:可変キャパシタ
321,3211,3221:スイッチ
331:キャパシタ
341,3411,3412,340PR:インダクタ
ANT:アンテナ
ANT:アンテナ端子
RF:フロントエンド端子
DV1,PDV2:実装用端子

Claims (9)

  1. 広帯域での高周波信号の送受信を実現する単一のアンテナに接続するためのアンテナ端子と、高周波フロントエンド回路に接続するためのフロントエンド端子との間に接続され、少なくとも一つのリアクタンス素子を備えるリアクタンス回路部と、
    前記アンテナ端子とグランドとの間に接続された可変インダクタ回路部と、
    を備え、
    前記可変インダクタ回路部は、
    前記アンテナ端子と前記グランドとの間に接続される固定インダクタンスを有する第1インダクタと、
    前記アンテナ端子と前記グランドの間への接続が選択される固定インダクタンスを有する第2インダクタと、を備え、
    インピーダンス整合を行う周波数バンドの選択が行われるとともに選択されたインダクタンスと前記リアクタンス回路部のリアクタンスとによって当該周波数バンドに対する通過損失の改善が行われるように、前記第1インダクタと前記第2インダクタとの接続の構成が選択されており、
    前記単一のアンテナは、逆F形アンテナであり、
    前記逆F型アンテナは、絶縁体基板に形成されたアンテナ導体パターンからなり、
    前記第1インダクタまたは前記第2インダクタは、前記アンテナ導体パターンの給電端付近に接続し、前記アンテナ導体パターンと一体形成された線状導体パターンからなる、
    高周波回路モジュール。
  2. 前記第2インダクタの前記アンテナ端子と前記グランドの間への接続を選択するスイッチを備え、
    前記第2インダクタと前記スイッチは、前記アンテナ端子と前記グランドの間に直列接続されている、
    請求項1に記載の高周波回路モジュール。
  3. 前記第2インダクタと前記スイッチの直列回路は、複数組備えられている、
    請求項2に記載の高周波回路モジュール。
  4. 前記第2インダクタの前記アンテナ端子と前記グランドの間への接続を選択するスイッチを備え、
    前記第2インダクタと前記スイッチの並列回路は、前記第1インダクタに直列接続されている、
    請求項1に記載の高周波回路モジュール。
  5. 前記第2インダクタと前記スイッチの並列回路は、複数組備えられている、
    請求項4に記載の高周波回路モジュール。
  6. 前記複数組の並列回路は、
    第1組を構成する第2インダクタとスイッチの並列回路と、第2組を構成する第2インダクタとの直列回路が、前記第2組を構成するスイッチに並列接続される構成からなる、
    請求項5に記載の高周波回路モジュール。
  7. 前記リアクタンス回路部は、
    少なくとも三つのリアクタンス素子からなり、
    第1リアクタンス素子は、前記アンテナ端子と前記フロントエンド端子との間に接続され、
    第2リアクタンス素子は、前記第1リアクタンス素子の前記アンテナ端子側と前記グランドとの間に接続され、
    第3リアクタンス素子は、前記第1リアクタンス素子の前記フロントエンド端子側と前記グランドとの間に接続されている、
    請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の高周波回路モジュール。
  8. 前記第1リアクタンス素子、前記第2リアクタンス素子、前記第3リアクタンス素子の少なくとも一つは、可変リアクタンス素子である、
    請求項7に記載の高周波回路モジュール。
  9. 前記リアクタンス回路部、前記第1インダクタ、および前記スイッチは、回路基板に予め形成または実装されており、
    該回路基板には、前記第2インダクタの実装用ランドが形成され、該実装用ランドに前記第2インダクタが実装されている、
    請求項1に記載の高周波回路モジュール。
JP2013221913A 2013-10-25 2013-10-25 高周波回路モジュール Active JP5928433B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013221913A JP5928433B2 (ja) 2013-10-25 2013-10-25 高周波回路モジュール
US14/485,857 US9571145B2 (en) 2013-10-25 2014-09-15 High frequency circuit module
CN201410582281.6A CN104579221B (zh) 2013-10-25 2014-10-27 高频电路模块

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013221913A JP5928433B2 (ja) 2013-10-25 2013-10-25 高周波回路モジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015084469A JP2015084469A (ja) 2015-04-30
JP5928433B2 true JP5928433B2 (ja) 2016-06-01

Family

ID=52995967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013221913A Active JP5928433B2 (ja) 2013-10-25 2013-10-25 高周波回路モジュール

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9571145B2 (ja)
JP (1) JP5928433B2 (ja)
CN (1) CN104579221B (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9729190B2 (en) * 2014-01-17 2017-08-08 Qualcomm Incorporated Switchable antenna array
JP6213318B2 (ja) * 2014-03-13 2017-10-18 オムロン株式会社 電流共振型直流電圧変換器、制御用集積回路および電流共振型直流電圧変換方法
CN104852161A (zh) * 2015-06-12 2015-08-19 王少夫 一种集总元件天线
WO2017022370A1 (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 株式会社村田製作所 アンテナ整合回路、アンテナ回路、フロントエンド回路および通信装置
KR102567364B1 (ko) * 2016-01-27 2023-08-16 삼성전자주식회사 안테나 보조 장치 및 이를 포함하는 전자 장치
US10403963B2 (en) 2017-01-19 2019-09-03 Stmicroelectronics (Tours) Sas Antenna for mobile communication device
CN106953659B (zh) * 2017-02-10 2019-08-20 维沃移动通信有限公司 一种抑制干扰的方法及装置
US10491182B2 (en) * 2017-10-12 2019-11-26 Ethertronics, Inc. RF signal aggregator and antenna system implementing the same
JP7002340B2 (ja) * 2018-01-12 2022-01-20 株式会社ヨコオ 車載用アンテナ装置
CN109273841B (zh) * 2018-09-17 2020-12-04 深圳传音通讯有限公司 天线以及终端设备
CN114284696A (zh) * 2020-09-27 2022-04-05 北京小米移动软件有限公司 一种天线结构和终端设备
WO2022118706A1 (ja) * 2020-12-02 2022-06-09 株式会社村田製作所 高周波モジュール及び通信装置
JP7387663B2 (ja) * 2021-03-02 2023-11-28 株式会社東芝 電力変換回路及び電力変換装置

Family Cites Families (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0935942A (ja) * 1995-07-20 1997-02-07 Kokusai Electric Co Ltd ステップ可変型インダクタ
JP2000013276A (ja) * 1998-06-19 2000-01-14 Sony Corp 無線通信機及び携帯電話機
JP4206186B2 (ja) * 2000-01-31 2009-01-07 京セラ株式会社 モジュール基板
JP3915674B2 (ja) 2002-11-20 2007-05-16 松下電器産業株式会社 整合器
DE602004021557D1 (de) * 2004-03-30 2009-07-30 Tdk Corp Diplexer- und Anpass-Schaltung
FI118782B (fi) * 2005-10-14 2008-03-14 Pulse Finland Oy Säädettävä antenni
JP4849269B2 (ja) * 2005-10-28 2012-01-11 日立金属株式会社 非可逆回路素子
KR101307285B1 (ko) * 2005-12-16 2013-09-11 히타치 긴조쿠 가부시키가이샤 비가역 회로 소자
US7747228B2 (en) * 2006-03-31 2010-06-29 Silicon Laboratories, Inc. Tuning circuitry in a communications device
JP2008035165A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Hitachi Kokusai Electric Inc 整合器
CN101212230B (zh) * 2006-12-26 2012-07-11 中兴通讯股份有限公司 一种手机dvb-h天线匹配网络的实现装置及其方法
US20090153431A1 (en) * 2007-12-12 2009-06-18 Agile Rf, Inc. Continuously Tunable Impedance Matching Network Using BST Capacitor
JP2009253945A (ja) * 2008-04-11 2009-10-29 Panasonic Corp アンテナ整合部とこれを用いた高周波受信部
DE102008050743B4 (de) 2008-10-08 2016-11-17 Qualcomm Technologies, Inc. (N.D.Ges.D. Staates Delaware) Impedanzanpass-Schaltung zur Anpassung von Planarantennen
DE102009004720B4 (de) 2009-01-15 2017-07-27 Qualcomm Technologies, Inc. (N.D.Ges.D. Staates Delaware) Multiband-Impedanzanpass-Schaltung zur Anpassung von Planarantennen
JP2010226599A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Kenwood Corp 整合回路
JP2011130372A (ja) * 2009-12-21 2011-06-30 Hitachi Kokusai Electric Inc 整合器
US8680940B2 (en) * 2010-01-15 2014-03-25 Wispry, Inc. Tunable matching network circuit topology devices and methods
JP5610787B2 (ja) * 2010-02-17 2014-10-22 三菱電機株式会社 高周波スイッチ回路
CN103026251B (zh) * 2010-05-27 2016-05-11 皇家飞利浦电子股份有限公司 Mri rf线圈阵列的多个通道的解耦
KR101176286B1 (ko) 2010-08-02 2012-08-22 엘지이노텍 주식회사 Swr 정보를 이용한 임피던스 매칭장치 및 방법
KR101693862B1 (ko) 2010-08-11 2017-01-17 엘지이노텍 주식회사 그리디 알고리즘을 이용한 안테나 임피던스 매칭 시스템
US9166279B2 (en) * 2011-03-07 2015-10-20 Apple Inc. Tunable antenna system with receiver diversity
JP2013026847A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Hitachi Kokusai Electric Inc アンテナインピーダンス整合方法
EP2557688B1 (en) * 2011-08-11 2018-05-23 Nxp B.V. A controller for a radio circuit
US9184722B2 (en) * 2012-02-10 2015-11-10 Infineon Technologies Ag Adjustable impedance matching network
US9166640B2 (en) * 2012-02-10 2015-10-20 Infineon Technologies Ag Adjustable impedance matching network
US9246223B2 (en) * 2012-07-17 2016-01-26 Blackberry Limited Antenna tuning for multiband operation
US20140028521A1 (en) * 2012-07-27 2014-01-30 Rf Micro Devices, Inc. Tuner topology for wide bandwidth
US9270248B2 (en) * 2012-10-12 2016-02-23 Infineon Technologies Ag Impedance matching network with improved quality factor and method for matching an impedance
US9496608B2 (en) * 2013-04-17 2016-11-15 Apple Inc. Tunable multiband antenna with passive and active circuitry

Also Published As

Publication number Publication date
US9571145B2 (en) 2017-02-14
US20150118984A1 (en) 2015-04-30
CN104579221A (zh) 2015-04-29
JP2015084469A (ja) 2015-04-30
CN104579221B (zh) 2017-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5928433B2 (ja) 高周波回路モジュール
US9667215B2 (en) High-frequency switch module
US8390392B2 (en) Variable capacitance module and matching circuit module
JP5642686B2 (ja) 平面アンテナ用のインピーダンス整合回路及びモバイル通信装置
JP6192892B2 (ja) 平面アンテナ用のインピーダンス整合回路
US8094080B2 (en) Antenna and radio communication apparatus
JP6075510B2 (ja) アンテナ整合回路、アンテナ整合モジュール、アンテナ装置および無線通信装置
JP5700055B2 (ja) アンテナ装置
JP5720854B2 (ja) アンテナマッチングデバイス
US11283153B2 (en) Antenna for mobile communication device
US20180205358A1 (en) Variable phase shifter, variable phase shift circuit, rf front-end circuit, and communication apparatus
US10283870B2 (en) Tunable antenna
JP6168257B1 (ja) アンテナ回路および通信装置
CN108155478B (zh) 应用于移动终端的天线和移动终端
US20170288632A1 (en) Variable filter circuit, rf front end circuit and communication device
CN110600881A (zh) 天线装置及移动终端
US20100097120A1 (en) Electronic Switching Device for High-Frequency Signals
US10868518B2 (en) Elastic wave device
US20160240918A1 (en) Antenna bandwidth expander
US10056936B2 (en) Front end circuit and communication apparatus
KR101672035B1 (ko) 안테나 대역폭 확장장치
JP6687939B2 (ja) 光電変換器
JP5849660B2 (ja) フィルタ回路
US11528047B2 (en) Multilayer substrate, low-pass filter, high-pass filter, multiplexer, radio-frequency front-end circuit, and communication device
WO2015125636A1 (ja) 高周波フロントエンド回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150414

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150728

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160411

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5928433

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150