JP5926139B2 - 収納ケースのシャッター開閉機構 - Google Patents

収納ケースのシャッター開閉機構 Download PDF

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本発明は、収納ケースのシャッター開閉機構の改良、詳しくは、シャッター扉の開閉作業を省力化することができ、また、シャッター扉を開閉する際の騒音および摺動ガイドの摩耗を抑制することも可能で、しかも、製造コスト面でも有利な収納ケースのシャッター開閉機構に関するものである。
一般的に、病院内で使用される医療器具や薬品等の搬送カートには、衛生面で問題となるホコリの侵入や盗難を防止するために、正面に上下開閉式のシャッター扉を備えたものが多い。また、防犯対策のシャッター扉は、機密書類や契約書、帳簿などの重要書類を収納するレターケース等にも設けられている。
しかし、上記収納ケースは、上下幅が大きくなるとその分長いシャッター扉で正面を覆う必要があるため、シャッター扉を持ち上げる際の負荷が大きくなって開放作業に腕力が必要となる。しかも、最下部の位置が低い搬送カートでは、シャッター扉をしゃがんで開ける必要があるため足腰にも負担がかかる。
また、上記シャッター扉を開ける際の負荷を軽減するために、シャッター扉をバネ部材で上に引っ張ると、持ち上げたシャッター扉が加速しながら上昇するため、シャッター扉が衝止する際に大きな騒音が発生する。しかも、シャッター扉の加速上昇はスライドガイドの摺動部材が摩耗する原因にもなる。
そこで、従来、シャッター扉が収納ケースの正面、上部及び背面を移動する構造とし、更に収納ケースの背面側に、シャッター扉の後部を両側から上下方向に引っ張るバネ部材を設けて、このバネ部材によってシャッター扉を開閉する際の負荷を軽減するシャッター開閉機構が開発されている(特許文献1,2参照)。
しかしながら、上記従来技術では、シャッター扉の開閉作業を省力化できるものの、シャッター扉を上まで持ち上げる作業が依然として必要となるため、面倒な作業であることには変わりない。一方、モーター等によってシャッター扉を自動開閉する場合、モーター等を収容ケースに組み込む必要があるため、製造コストが高く付く。
他方、従来においては、シャッター開閉機構に定荷重バネを用いる技術も公知となっているが(特許文献3参照)、この技術は、特殊な定荷重バネを用いてシャッター扉の開放を段階的に行えるようにする技術であるため、上記シャッター開閉時の騒音や摺動部材の摩耗、省力化の問題を解消することはできない。
実開平5−10692号公報 特開2008−297709号公報 実開平1−94591号公報
本発明は、上記の如き問題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、シャッター扉の開閉作業(特に開放作業)を省力化することができ、また、シャッター扉を開閉する際の騒音および摺動ガイドの摩耗を抑制することも可能で、しかも、製造コストの面も低廉に抑えられる収納ケースのシャッター開閉機構を提供することにある。
本発明者が上記課題を解決するために採用した手段は次のとおりである。
即ち、本発明は、正面の開口部から抽斗等を収容可能で、かつ、正面側から天板側、背面側にかけて両サイドに一対のガイドレール11・11が設けられたケース本体1と;このケース本体1のガイドレール11・11にスライド自在に装着された所定長さのシャッター扉2と;前記ケース本体1の背面両側の上下中間部と、シャッター扉2の後端部に左右対称に固定された一対の引張りバネ3・3と;前記シャッター扉2の後端部に弾性体41の端部が固定され、かつ、ケース本体1の背面下部に弾性体41の巻取り器42が固定された定荷重バネ4と;前記収納ケース1に設けられたシャッター扉2を閉じた状態で固定するための自動ロック機構5とを含んでシャッター開閉機構を構成し、
前記シャッター扉2をケース正面側で下ろしたとき、シャッター扉2の前端部を自動ロック機構5で固定して収納ケース1の開口部を閉鎖可能とする一方、当該自動ロック機構5を解除したとき、引張りバネ3・3と定荷重バネ4によってシャッター扉2が略一定の速度で上昇して収納ケース1の開口部を自動的に開放可能とした点に特徴がある。
なお、上記シャッター扉2の後端部には、引張りバネ3・3と定荷重バネ4を取り付けるための補強板21を取着するのが好ましい。また、上記ケース本体1のガイドレール11・11の上角隅には、シャッター扉2の移動を円滑にするために耐摩耗性を有するプラスチック製の摺動ガイド11aを使用するのが望ましい。
一方、上記自動ロック機構5については、ケース本体1に前後に移動可能に取り付けられ、かつ、先端にテーパ面51aを有するロック棒51と;このロック棒51を前方に付勢する押しバネ52と;シャッター扉2の前端部の裏側に取着した突出部53aを有するアングル材53とから構成することができる。
なお、上記自動ロック機構5は、シャッター扉2を下ろした際に、アングル材53の突出部53aがロック棒51のテーパ面51aを上方から押し込んで、ロック棒51を一時的に後退させることが可能である一方、アングル材53の突出部53aが通過した後は、押しバネ52により前方に押し戻されたロック棒51がアングル材53の突出部53aの上側に差し込まれて、シャッター扉2の前端部をその位置で固定することができる。
また更に、上記自動ロック機構5に関しては、ロック棒51をリンク部材54を介して足踏みペダル55に連結して、この足踏みペダル55の踏み込み操作に連動するリンク部材54によって前記ロック棒51を後退させるようにすれば、両手に物を持った状態でも自動ロック機構5の解除作業を行えるようになる。
そしてまた、上記シャッター開閉機構には、ケース本体1に取り付けられ、かつ、ケース内側に突起61a付きの回転体が配置される鍵穴部材61と;シャッター扉2に取着され、かつ、前記鍵穴部材61を鍵で回したときに回転体の突起61aが係止される係止金具62とから成る施錠機構6を設けて、防犯対策を行うことができる。
本発明では、収納ケースの背面側に設けた引張りバネによってシャッター扉の開閉時の負荷ができるだけ均等になるように調整し、更に定荷重バネでシャッター扉を後側に引っ張ってシャッター扉が自動的に開くように構成した。これにより、シャッター扉を手で持ち上げる必要がなくなるため、より省力的にシャッター扉の開閉を行えるようになる。
しかも、上記引張りバネと定荷重バネの組み合わせによって、シャッター扉を略一定の速度で上昇させることが可能となるため、シャッター扉の開閉時に大きな騒音等が発生する心配もない。また、シャッター扉の上昇速度を一定とすることで、シャッター扉の摺動ガイドの摩耗も抑制することができる。
なお、上記収納ケースには、シャッター扉を閉じた状態で固定するための自動ロック機構を設けているため、自動ロック機構を解除しない限り閉じたシャッター扉が勝手に開くことはない。また、自動ロック機構の解除作業は、足踏みペダルやボタン、レバー等の機構を利用してしゃがまずに行うことができる。
そしてまた、上記引張りバネと定荷重バネを用いたシャッター扉の自動開放機構は、モーターや動力伝達機構を用いた自動開閉機構と比べて遥かに簡単な構造であるため、収納ケースへの組み込みも容易で製造コストを低廉に抑えることができる。
したがって、本発明により、搬送カートのシャッター扉の開閉を日常的に行う必要のある病院等において、日常業務の省力化を図ることができ、しかも、シャッター扉の開閉により病院内の静粛な雰囲気が破られることもないシャッター付きの収納ケースを安価に提供できることから、本発明の実用的利用価値は頗る高い。
本発明の実施例1におけるシャッター扉付き収納ケースを表わす正面側からみた全体斜視図である。 本発明の実施例1におけるシャッター扉付き収納ケースを表わす背面側からみた全体斜視図である。 本発明の実施例1における収納ケースのシャッター開閉機構の構造を表わす断面図である。 本発明の実施例1におけるシャッター開閉機構の構造を表わす分解斜視図である。 本発明の実施例1におけるシャッター開閉機構が動作する状態を表わす状態説明図である。 本発明の実施例1における自動ロック機構を表わす拡大斜視図である。 本発明の実施例1における自動ロック機構によってシャッター扉が固定される状態を表わす状態説明図である。 本発明の実施例1における自動ロック機構のロックを解除する状態を表わす状態説明図である。 本発明の実施例1における施錠機構の構造をケース本体の正面板を記載せずに表わした拡大斜視図である。
『実施例1』
本発明の実施例1について、図1〜図9に基いて説明する。なお同図において、符号1で指示するものは、ケース本体であり、また符号2で指示するものは、シャッター扉である。また符号3で指示するものは、引張りバネであり、符号4で指示するものは、定荷重バネである。また符号5で指示するものは、自動ロック機構であり、符号6で指示するものは、施錠機構である。
[シャッター開閉機構の構成]
まずこの実施例1では、ケース本体1の正面側に、複数の抽斗D・D…を装着可能な開口部を設ける一方、背面側に裏板Bを取り付けて収納ケースを構成している(図1、図2参照)。なお、抽斗D・D…については、ケース本体1に装着した状態で使用するものだけでなく、ケース本体1から取り外して使用するコンテナ等も含まれる。
そして、上記ケース本体1には、正面側から天板側、背面側にかけて両サイドに一対のガイドレール11・11を設けており、このガイドレール11・11には、所定長さ(本実施例では、大凡縦方向と横方向の二辺のレールを足した長さ)のシャッター扉2をスライド自在に取り付けている(図3参照)。
また、上記ケース本体1のガイドレール11・11の上角隅には、シャッター扉2を円滑に移動させるために耐摩耗性を有するプラスチック製(本実施例では、ポリアミド樹脂製)の摺動ガイド11a・11aを使用している。また本実施例では、上記ケース本体1の下部にキャスター12・12…、両側に把手部13・13を設けて搬送カートとしている。
一方、上記ケース本体1の背面側の裏板B内側には、図4に示すようにケース両側の上下中間部と、シャッター扉2の後端部に一対の引張りバネ3・3を左右対称に固定している。なお本実施例では、引張りバネ3・3にゼンマイを内蔵したワイヤリールを使用し、リール31をケース本体1に、ワイヤ32の端部をシャッター扉2に固定している。
また更に、上記ケース本体1の背面側には、ケース下部とシャッター扉2の後端部に定荷重バネ4を取り付けている。具体的には、定荷重バネ4の弾性体41の端部をシャッター扉2の左右中央に、弾性体41の巻取り器42をケース下部の左右中央に固定し、弾性体41が巻取り器42から垂直に引き出されるようにしている。
そして、上記引張りバネ3・3と定荷重バネ4を取り付けることで、ケース本体1の開口部がシャッター扉2で閉鎖された図5(a)の状態から、シャッター扉2の後端部を下方に引っ張って開口部のシャッター扉2を上昇させ、最終的に開口部が完全に開放される図5(b)の状態までシャッター扉2を移動させることが可能となる。
なお、上記引張りバネ3・3については、開け始め時においてシャッター扉2の後端を下方に付勢して正面側に垂れ下がったシャッター扉2の自重による負荷を軽減する一方、開け終わり頃には、逆にシャッター扉2の後端を上方に付勢して、背面側に垂れ下がったシャッター扉2の自重による加速・落下を防止している。
また、上記定荷重バネ4については、引張りバネ3・3によって開け始めから開け終わりにかけての負荷を均等にした状態で、シャッター扉2の後端を定荷重で引っ張り、開口部側のシャッター扉2を略一定の速度で上昇させている。そのため、シャッター開閉時の騒音や摺動ガイド11a・11aの摩耗が生じ難くなる。
また本実施例では、上記シャッター扉2の後端部に、引張りバネ3・3のワイヤ32・32と定荷重バネ4の弾性体41を固定するための補強板21(ステンレス製)を取着しているため、引張りバネ3・3や定荷重バネ4の負荷によって、シャッター扉2のスラット材が変形する心配もない。
他方、上記収納ケース1の正面下部には、シャッター扉2の自動ロック機構5を設けている(図6参照)。具体的には、先端にテーパ面51aを有するロック棒51をケース本体1に前後に移動可能に取り付けると共に、ロック棒51を前方に付勢する押しバネ52を付設し、更にシャッター扉2の前端部の裏側にアングル材53を取着している。
これにより、シャッター扉2を下ろしたとき、図7(a)に示すようにアングル材53の突出部53aでロック棒51のテーパ面51aを上方から押し込んでロック棒51を後退させ、更に突出部53aの通過後に、図7(b)に示すように押しバネ52で押し戻したロック棒51を突出部53aの上側に差し込んで、シャッター扉2の前端部を固定することができる。
また更に、上記自動ロック機構5には、ロック棒51をリンク部材54を介して足踏みペダル55に連結し、この足踏みペダル55の踏み込み操作によって、図8に示すようにリンク部材54がロック部51を後退させるようにしている。これにより、自動ロック機構5の解除作業(シャッター扉1の開放作業)をしゃがまずに行うことができる。
以上のように、上記シャッター扉2をケース正面側で下ろせば、シャッター扉2の前端部が自動ロック機構5に固定されて、収納ケース1の開口部を閉鎖できる。一方、自動ロック機構5を解除した際には、定荷重バネ4によってシャッター扉2が略一定の速度で上昇して収納ケース1の開口部を自動的に開放できる。
そしてまた、上記ケース本体1の正面上部には、図9に示す施錠機構6を付設しているため、シャッター扉2を閉じた状態で鍵を掛けて施錠すれば、ケース内の物品が盗まれる心配もない。なお本実施例では、施錠機構6を、ケース本体1に取り付けた鍵穴部材61と、シャッター扉2に取着した係止金具62とから構成している。
また、上記施錠機構6については、ケース内側に配置された突起61a付きの回転体を、鍵穴に挿入した鍵を回して、図9(a)から図9(b)に示す状態に回転させることで、回転体の突起61aをシャッター扉2側の係止金具62に係止させる構造となっている。なお、鍵を反対に回せば、図9(a)の状態に戻って係止状態を解除できる。
本発明は、概ね上記のように構成されるが、実施例に限定されるものではなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、ケース本体1には、カート式でないレターケースのような設置型のものや、抽斗を使わずに物品を直接ケース内に収容するタイプのものも含まれる。
また、シャッター扉2の長さに関しては、ケース本体1の正面の開口部を覆える長さ(縦方向のレールの長さ)以上で、かつ、シャッター扉2を背面側で引っ張った際に、ケース本体1の開口部が完全に開放される長さ(縦方向と横方向の二辺のレールを足した長さ)以下であれば、長さを自由に調節できる。
そしてまた、引張りバネ3に関しても、同じ機能を持つバネ材であればワイヤーレール以外のコイルバネ等を使用することも勿論可能である。また、定荷重バネ4に関しても、シャッター扉2の横幅が大きい場合には、一つでなく複数使用してこれらを均等な間隔でシャッター扉2に取り付けてもよい。
他方また、自動ロック機構5に関しても、ロック棒51の解除手段に電磁的装置を利用した押ボタン式の構造を採用することもでき、押ボタン式の構造を採用する場合には、作業者がしゃがまずにボタンを押せるように、自動ロック機構5をケース本体1の下部側でなく上部側に設けることができる。
また、施錠機構6に関しても、汎用的に使用されれている他の施錠装置を使用することもでき、また収納ケースの用途に関しても、病院内の薬品カートや滅菌器材カート、コンテナ回収カートから事務用のレターケースなど、幅広い用途に利用することができ、何れのものも本発明の技術的範囲に属する。
近年、多くの病院では、薬品や医療器材を各病室まで持ち運ぶ労力を軽減できるように搬送カートの利用が進んでいる。そのような中で、本発明の収納ケースのシャッター開閉機構は、作業の更なる省力化が可能で、しかも、騒音等の問題も発生しない有用な技術であるため、その産業上の利用価値は非常に高い。
1 ケース本体
11 ガイドレール
11a 摺動ガイド
12 キャスター
13 把手部
2 シャッター扉
21 補強板
3 引張りバネ
31 リール
32 ワイヤ
4 定荷重バネ
41 弾性体
42 巻取り器
5 自動ロック機構
51 ロック棒
51a テーパ面
52 押しバネ
53 アングル材
53a 突出部
54 リンク部材
55 足踏みペダル
6 施錠機構
61 鍵穴部材
61a 突起
62 係止金具
D 抽斗
B 裏板

Claims (6)

  1. 正面の開口部から抽斗等を収容可能で、かつ、正面側から天板側、背面側にかけて両サイドに一対のガイドレール(11)(11)が設けられたケース本体(1)と;このケース本体(1)のガイドレール(11)(11)にスライド自在に装着された所定長さのシャッター扉(2)と;前記ケース本体(1)の背面両側の上下中間部と、シャッター扉(2)の後端部に左右対称に固定された一対の引張りバネ(3)(3)と;前記シャッター扉(2)の後端部に弾性体(41)の端部が固定され、かつ、ケース本体(1)の背面下部に弾性体(41)の巻取り器(42)が固定された定荷重バネ(4)と;前記収納ケース(1)に設けられたシャッター扉(2)を閉じた状態で固定するための自動ロック機構(5)とを含んで成り、
    前記シャッター扉(2)をケース正面側で下ろしたとき、シャッター扉(2)の前端部が自動ロック機構(5)に固定されて収納ケース(1)の開口部が閉鎖される一方、当該自動ロック機構(5)を解除したとき、引張りバネ(3)(3)と定荷重バネ(4)によりシャッター扉(2)が略一定の速度で上昇して収納ケース(1)の開口部が自動的に開放されることを特徴とする収納ケースのシャッター開閉機構。
  2. シャッター扉(2)の後端部に、引張りバネ(3)(3)および定荷重バネ(4)の一端を固定するための補強板(21)が取着されていることを特徴とする請求項1記載の収納ケースのシャッター開閉機構。
  3. ケース本体(1)のガイドレール(11)(11)の上角隅に、耐摩耗性を有するプラスチック製の摺動ガイド(11a)が使用されていることを特徴とする請求項1または2に記載の収納ケースのシャッター開閉機構。
  4. 自動ロック機構(5)が、ケース本体(1)に前後に移動可能に取り付けられ、かつ、先端にテーパ面(51a)を有するロック棒(51)と;このロック棒(51)を前方に付勢する押しバネ(52)と;シャッター扉(2)の前端部の裏側に取着されたアングル材(53)とから構成され、
    シャッター扉(2)を下ろした際に、前記アングル材(53)の突出部(53a)がロック棒(51)のテーパ面(51a)を上方から押し込み、ロック棒(51)を一時的に後退せしめる一方、アングル材(53)の突出部(53a)が通過した後は、押しバネ(52)により前方に押し戻されたロック棒(51)がアングル材(53)の突出部(53a)の上側に差し込まれることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の収納ケースのシャッター開閉機構。
  5. 自動ロック機構(5)のロック棒(51)がリンク部材(54)を介して足踏みペダル(55)に連結され、当該足踏みペダル(55)の踏み込み操作に連動してリンク部材(54)がロック棒(51)を後退せしめることを特徴とする請求項4記載の収納ケースのシャッター開閉機構。
  6. ケース本体(1)に取り付けられ、かつ、ケース内側に突起(61a)付きの回転体が配置される鍵穴部材(61)と;シャッター扉(2)に取着され、かつ、前記鍵穴部材(61)を鍵で回したときに回転体の突起(61a)が係止される係止金具(62)とから成る施錠機構(6)が設けられていることを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の収納ケースのシャッター開閉機構。
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