JP6440586B2 - 機密書類廃棄用キャビネット - Google Patents

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Description

本発明は、例えばオフィス内で発生する機密書類・個人情報書類・記録媒体等を廃棄するに際し、これら廃棄物を安全で且つ手間を掛けずに回収できる循環型システムを可能にした機密書類廃棄用キャビネットに関する。
近年、社会の要求により情報量が急激に増加しているのに伴い、機密書類・個人情報書類・記録媒体等は増加の一途をたどっている。使用済みとなったこれらの機密書類・個人情報書類・記録媒体等の廃棄物は、ダンボール箱に詰めて焼却処理されるか、あるいは分別されてリサイクルされるか、さらにはシュレッダー処理してから焼却もしくは埋め立て処理されるか等のいずれかの方法で処分されてきた。
そこで、従来では、本件出願人が先に出願し、その後登録となった特許文献1に示すように、機密保持を要する厚みのあるファイルや冊子、あるいは束ねられた記録用紙等の廃棄物を、キャビネット本体内部に収容されている強化ダンボール製の回収容器に投入可能な投入口を備え、この回収容器が一定の荷重に達すると、前記投入口を閉鎖して投入不可の状態にすることができ、閉鎖後においては、投入口の閉鎖ロック状態を確実に維持することができるようにした機密書類廃棄用キャビネットを提供した。
すなわち、この機密書類廃棄用キャビネットは、回収容器内に回収された廃棄物によって該回収容器が一定の荷重に達すると、棚下のバネが圧縮されてスイッチボタンが押されることで、当該レリーズを介してシャッタを下方に引き込み、投入口をシャッタで完全に閉塞して投入不可能な状態となるようにしている。
特許第4823972号公報
しかしながら、上記した特許文献1の場合においては、前記強化ダンボール製の回収容器は開放されたままの状態であるため、前記廃棄物で満載された回収容器をキャビネット本体から取出した段階では、当該回収容器の内部で満杯となった廃棄物は回収者を含め第三者に容易に目に触れることができ得る状態となるため、当該廃棄物の機密保持機能が充分に果たし得ないものとなってしまう虞がある。
また、前記強化ダンボール製の回収容器は、前記廃棄物で満載されたときには、このまま廃棄処分とされる使い捨てのものであるため、運搬面、価格面、環境面において余分な負担が生じる虞がある。
そこで、本発明は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、投入された機密書類を廃棄されるまで他人の目に触れてしまうという虞を確実に回避でき、また、従来は使い捨てであった回収容器を繰り返し使用可能とし且つ廃棄処理場まで容易に運搬できるものとした頑丈で、しかも安価で環境に優しい機密書類廃棄用キャビネットを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明にあっては、キャスターによって搬送可能として成る回収容器を内部に設置するために開放される扉と、上部から前記回収容器内に廃棄物を投入する投入口とを備えたキャビネット本体であって、
該キャビネット本体は、前記投入口の内側にて上下方向にスライド可能にすることで当該投入口を閉塞または開放可能とし且つ昇降駆動バネによって常時上方へ付勢して成る投入口可動棚と、
該投入口可動棚の下方向にスライド移動した位置で当該投入口可動棚の上方へのスライド移動を阻止する係止位置と上方へのスライド移動を許容する係止解除位置との間を揺動可能とした定位置フックと、
前記投入口可動棚の上方向にスライド移動した位置で当該投入口可動棚の下方へのスライド移動を阻止する係止位置と下方へのスライド移動を許容する係止解除位置との間を揺動可能としたストップフックとを備え、
前記回収容器は、前記投入口に通じる上部開放部にて前後水平方向にスライド可能とすることで当該上部開放部を閉塞または開放可能とし且つ前記上部開放部の略中央に配したリール部材に巻取付勢して成るゼンマイバネ等の弾性開閉機溝との連繋によって前記上部開放部が閉鎖する方向に引っ張り付勢されて成るスライドカバーと、
前記上部開放部の開放方向にスライド移動した位置で前記スライドカバーの閉鎖方向へのスライド移動を阻止する係止位置と前記上部開放部の閉鎖方向へのスライド移動を許容する係止解除位置との間を揺動可能としたカバースイッチと、
前記上部開放部を閉鎖した位置で上方向に突出揺動して前記スライドカバーの開放を阻止するカバーロックとを備え、
前記回収容器を支えるようキャビネット本体の内底部に備えた圧縮可能な支持バネと、
前記定位置フック及び前記カバースイッチを同時に押下操作すべく扉の内壁にて上下スライド可能に配した連動スイッチと、
該連動スイッチにレリーズワイヤを介して繋がれた状態で前記キャビネット本体の内底部に配されたスイッチボタンと、を有して成ることを特徴とする。
前記回収容器内に回収された廃棄物によって該回収容器が一定の荷重に達すると、当該回収容器の下部に配した支持バネが圧縮されて前記レリーズワイヤによる牽引力を介して前記スイッチボタンが押下されることで前記定位置フックによる前記投入口可動棚の係止を解除し、前記昇降駆動バネの張力によって前記投入口可動棚を上方に引き上げ、投入口を投入口可動棚で完全に閉塞して廃棄物の投入を不可能にし且つ前記ストップフックによって当該投入口可動棚の下方へのスライド移動を阻止すると同時に、前記カバースイッチによる前記スライドカバーの閉鎖方向へのスライド移動を許容して前記回収容器の上部開放部を閉鎖し且つ前記カバーロックが上方向に突出揺動して前記スライドカバーの開放方向へのスライド移動を阻止すべく成したことを特徴とする。
前記回収容器は、金属製素材にて形成されるとともに、前記スライドカバーの閉鎖移動に伴ってロック作動したカバーロックのロック解除方向への揺動を阻止し、キー孔へのキーの差込操作によってロック解除方向への揺動を許容する錠前を有して成ることを特徴とする。
本発明によれば、キャビネット本体の正面投入口から回収容器の上部開放部を経て投入された機密書類(廃棄物)で当該回収容器が一定重量となるのに伴い、前記キャビネット本体の投入口と前記回収容器の閉鎖が連繋して同時に行われる構造となし、投入された機密書類を廃棄されるまで他人の目に触れてしまうという虞を確実に回避でき、また、従来は使い捨てであった回収容器を繰り返し使用可能とし且つ廃棄処理場まで容易に運搬できるものとした頑丈で、しかも安価で環境に優しい機密書類廃棄用キャビネットを提供することができる。
すなわち、キャビネット本体は、キャスターによって搬送可能として成る回収容器を内部に設置するために開放される扉と、上部から前記回収容器内に廃棄物を投入する投入口とを備えたキャビネット本体であって、
該キャビネット本体は、前記投入口の内側にて上下方向にスライド可能にすることで当該投入口を閉塞または開放可能とし且つ昇降駆動バネによって常時上方へ付勢して成る投入口可動棚と、
該投入口可動棚の下方向にスライド移動した位置で当該投入口可動棚の上方へのスライド移動を阻止する係止位置と上方へのスライド移動を許容する係止解除位置との間を揺動可能とした定位置フックと、
前記投入口可動棚の上方向にスライド移動した位置で当該投入口可動棚の下方へのスライド移動を阻止する係止位置と下方へのスライド移動を許容する係止解除位置との間を揺動可能としたストップフックとを備え、
前記回収容器は、前記投入口に通じる上部開放部にて前後水平方向にスライド可能とすることで当該上部開放部を閉塞または開放可能とし且つ前記上部開放部の略中央に配したリール部材に巻取付勢して成るゼンマイバネ等の弾性開閉機構との連繋によって前記上部開放部が閉鎖する方向に引っ張り付勢されて成るスライドカバーと、
前記上部開放部の開放方向にスライド移動した位置で前記スライドカバーの閉鎖方向へのスライド移動を阻止する係止位置と前記上部開放部の閉鎖方向へのスライド移動を許容する係止解除位置との間を揺動可能としたカバースイッチと、
前記上部開放部を閉鎖した位置で上方向に突出揺動して前記スライドカバーの開放を阻止するカバーロックとを備え、
前記回収容器を支えるようキャビネット本体の内底部に備えた圧縮可能な支持バネと、
前記定位置フック及び前記カバースイッチを同時に押下操作すべく扉の内壁にて上下スライド可能に配した連動スイッチと、
該連動スイッチにレリーズワイヤを介して繋がれた状態で前記キャビネット本体の内底部に配されたスイッチボタンと、を有して成るので、
オフィス内で発生する機密書類・個人情報書類・記録媒体等の他に厚みのあるファイルや冊子等の廃棄物の投入口を確実且つ強固に閉鎖することができ、しかも閉鎖後においては、このような投入口の閉鎖ロック状態を確実に維持することができると同時に、前記回収容器の上部開放部の完全閉鎖したロック状態を確実に維持することができる。これにより、機密書類を廃棄されるまでの間において廃棄物に対する機密性が担保される。また、回収容器は、キャスターによって搬送可能として成るので、廃棄物処理場までの運搬の容易性に加えて、キャビネット本体への回収容器の設置または回収作業がスムーズに行える。
前記回収容器内に回収された廃棄物によって該回収容器が一定の荷重に達すると、当該回収容器の下部に配した支持バネが圧縮されて前記レリーズワイヤによる牽引力を介して前記スイッチボタンが押下されることで前記定位置フックによる前記投入口可動棚の係止を解除し、前記昇降駆動バネの張力によって前記投入口可動棚を上方に引き上げ、投入口を投入口可動棚で完全に閉塞して廃棄物の投入を不可能にし且つ前記ストップフックによって当該投入口可動棚の下方へのスライド移動を阻止すると同時に、前記カバースイッチによる前記スライドカバーの閉鎖方向へのスライド移動を許容して前記回収容器の上部開放部を閉鎖し且つ前記カバーロックが上方向に突出揺動して前記スライドカバーの開放方向へのスライド移動を阻止すべく成したので、投入された機密書類を廃棄されるまで他人の目に触れてしまうという虞を確実に回避することができる。
前記回収容器は、金属製素材にて形成されるとともに、前記スライドカバーの閉鎖移動に伴ってロック作動したカバーロックのロック解除方向への揺動を阻止し、キー孔へのキーの差込操作によってロック解除方向への揺動を許容する錠前を有して成るので、前記回収容器が頑丈であるのは勿論、キーを所持することが許された守秘義務のある作業員だけが、前記スライドカバーの開放方向へのスライド移動を可能にし、廃棄物に対する機密性および安全性が共に完全なものとなる。
本発明を実施するための最良の形態におけるキャビネット本体の斜視図である。 同じく扉を開放して回収容器を手前に引き出した状態を示すキャビネット本体の斜視図である。 同じく扉を開放して回収容器を取出した状態を示すキャビネット本体の斜視図である。 投入口可動棚を下方位置にスライド移動して開放された状態の投入口の要部を示す斜視図である。 投入口可動棚を上方位置にスライド移動して閉鎖された状態の投入口の要部を示す正面図である。 キャビネット本体内部の天井部を斜下方向から視た斜視図である。 スライドカバーの開放方向へのスライド移動によって回収容器の上部開放部を開放した状態の要部を示す斜視図である。 キャビネット本体の内底部に配されたスイッチボタンと、回収容器を支持する支持バネとの配置例を示すもので、(a)は荷重の小さい回収容器が支持バネによって浮上した状態の説明図、(b)は廃棄物投入により荷重の大きくなった回収容器が下降してスイッチボタンが押されている状態の説明図である。 スイッチボタンによって連動スイッチが押下された際の定位置フックとカバースイッチの動作を説明する要部の断面図である。 投入口可動棚を下方位置にスライド移動して開放された状態の投入口の要部を示す側断面図である。 定位置フックを係止解除方向に揺動した状態における投入口可動棚の要部を示す側断面図である。 投入口可動棚が上方位置にスライド移動して閉鎖された状態の投入口の要部を示す側断面図である。 スライドカバーの開放方向へのスライド移動によって回収容器の上部開放部を開放した状態の要部を示す側断面図である。 カバースイッチを係止解除方向に揺動した状態における回収容器の上部開放部の要部を示す側断面図である。 スライドカバーの閉鎖方向へのスライド移動に伴いカバーロックが上方向に突出揺動して当該スライドカバーの開放方向へのスライド移動を阻止した状態の回収容器の上部開放部の要部を示す側断面図である。 キー操作によってカバーロックを解除してスライドカバーが開放方向へスライド移動できるようにした状態の要部を示す側断面図である。
以下、図面を参照して本発明に係る機密書類廃棄用キャビネットの実施の一形態を詳細に説明する。先ず、本発明に係る機密書類廃棄用キャビネットを構成するキャビネット本体1の使用時における全体構成について説明する。
<回収容器Qを収容するキャビネット本体1の構成>
本実施形態におけるキャビネット本体1は、図1、図2、及び図3に示すように、外装部分が約1mm程度の厚みを有する鋼板を使用して、天板部5a、左右両側面5b、5c、底部5d、背面部5eから成る、例えば横幅500mm、奥行き550mm、高さ1300mm程度の縦長のボックス構造によって形成され、前面には内部に、いわゆるインナーボックスとしてのスチール製の回収容器Qを設置するために開放される片開きになる扉2を有している。この扉2は、コインロッカートリガー金具3によって施解錠が可能となっている。また、回収容器は、全て金属製素材にて形成されるとともに、当該回収容器Qの下面四隅には、自体を搬送するためのキャスター4を装備し、さらに回収容器Qの背面側には、廃棄処理場において、内部の廃棄物を取出し投棄処理するために、専用キーにて解錠可能とした背面扉8を備えている。なお、図中の符号7はキャビネット本体1を手で持って運搬するための取っ手である。
而して、前記キャビネット本体1の天板部5aには、斜め前方に向けて横長開口状の投入口6が設けられ、投入口6の内側には、上下方向にスライド可能にすることで当該投入口6を閉塞または開放可能とした投入口可動棚11が設けられている。なお、この投入口可動棚11の前面には、投入不可能である状態とのメッセージ(例えば「FULL」)が布置されてなる指示部12を備え、投入口可動棚11が投入口6を閉塞した際に当該指示部12が投入口6から視ることができるようにしてある。図1乃至図3においては、投入口可動棚11が最上位に上がっているロック状態であり、キャビネット本体1の内部から後述するストップフック71を解除しない限り下方向に移動しないものとなっている。このストップフック71によるロック構造、及び投入口可動棚11の昇降スライド機構については後述する。
図3に示すように、キャビネット本体1の底部5dの前端縁部には、前記キャスター4によって回収容器Qを前方に引き出し可能とした略U溝条のガイドレール52、52を左右対称位置に設けてなるタラップ51がヒンジ部53によって折畳自在に設けられている。図示において、回収容器Qがキャビネット本体1内部に収納されている場合には、このタラップ51は左右一対のヒンジ部53、53を介して、回収容器Qの前面に寄せ掛けるように起立状に折り込まれており、回収容器Qを引き出す場合には、このタラップ51をヒンジ部53を介して前方に倒してから、前記キャスター4をガイドレール52、52に沿って転動案内させながら当該回収容器Qは外部に引き出されるものとしてある。
図2及び図3に示すように、前記扉2の内壁上側には、前記キャビネット本体1の投入口可動棚11の後述する昇降スライド機構における定位置フック46及び回収容器Qの後述するカバースイッチ81を同時に押下操作するための上下スライド可能な連動スイッチ56が設けられ、該連動スイッチ56にレリーズワイヤ64を介して繋がれた状態でキャビネット本体1の底部5dの前縁部側上面中央にスイッチボタン58が配されている。
<連動スイッチ56の構成>
扉2の内壁に付設された連動スイッチ56の具体的な構成としては、図2、図3、および図9に示すように、当該連動スイッチ56は、矩形板状のスライド板によって形成され、この左右対称位置に長孔57が形成され、扉2の内壁の左右対称位置に突設したねじ等のガイド棒57aがこれら各長孔57に挿入されて外側からナット等を介して保持されていることで上下スライド自在となっている。また、連動スイッチ56の上端部はL字状に折り曲げて定位置フック46のフック押下操作部56aと成し、連動スイッチ56の下端部はL字状に折り曲げてカバースイッチ81のスイッチ押下操作部56bと成してある。さらに、前記連動スイッチ56の上端部の左右対称部位は中央のフック押下操作部56aよりも若干低いL字状の肩部56cとなっており、この肩部56cの上面と扉2の内壁枠上縁2aとの間にコイルスプリング状の引張バネ56dが介在していることで、連動スイッチ56は各長孔57に挿入されたガイド棒57aに支持されつつ上方に付勢されている。そして、前記レリーズワイヤ64の端部がスイッチ押下操作部56bの孔部56eを通して連動スイッチ56の略中央にネジ止め56f等で固着されている。
<スイッチボタン58の具体的構成>
前記スイッチボタン58は、図3及び図9の楕円で囲まれている断面図に示すように、ケーシング59に対しバネ60を介して内装されている太い棒状のスライドストッパ61の一端に固着されている。スライドストッパ61がバネ60を圧縮するとスイッチボタン58の一端側62がスライドストッパ61下部の溝63には嵌り込んで係止されるものとしてある。そして、スイッチボタン58が押圧されると、スライドストッパ61の溝63からスイッチボタン58の一端側62が外れ、バネ60の力でスライドストッパ61が当該スライドストッパ61に繋がれているレリーズワイヤ64(レリーズのスライドワイヤ64a)が引き込ませられるようにしてある。なお、レリーズワイヤ64は、スライドワイヤ64aがスライド分の余裕を有する状態でチューブ状の外皮に挿入されたものである。
<投入口可動棚11の昇降スライド機構>
次に、前記キャビネット本体1の投入口可動棚11を駆動制御するための各部機構の具体的構成について説明する。図4、図5、図6、図10、図11、図12に示すように、キャビネット本体1の投入口6に対応した内部前方側には、投入口可動棚11の昇降スライドを機械的に駆動制御するための定位置フック46及びストップフック71を備えた固定基板21(ブラケット)が配設されている。また、その左右両端側には、前後一対の縦長のガイドレール23a、23bを配設した左右両側壁面部22a、22bが備えられている。
図4、図5、図10、図11、図12に示すように、前記キャビネット本体1の投入口可動棚11は略コの字枠状に形成されており、その後部は斜め下向きに傾斜させたシュート11aが、下方に設置されている前記回収容器Qの上側後半部に開けられている後述の上部開放部Q1に連通するように配置されている。また、図4、図5に示すように、前記キャビネット本体1の投入口可動棚11の下面左右両側には、前記固定基板21の左右両端側にあるガイドレール23a、23bに対向して、縦長板状のスライダ部36が下方に向けて突設され、前記ガイドレール23a、23bに、このスライダ部36が係合されて当該投入口可動棚11を上下方向にスライド可能としてある。このスライダ部36の下端は横向き90°に折り曲げられ、後述の昇降駆動バネ37一端の下側支持部36bとなっている。また、図4、図10、図11、図12に示すように、投入口可動棚11の昇降スライドをスムーズに行うために、ガイドレール23a、23bの両側にガイドローラ14が各設けられ、これらガイドローラ14は前記スライダ部36に摺接されている。
<投入口可動棚11の上方付勢機構>
図5、図10、図11、図12に示すように、左右両側壁面部22a、22bの上側には、横向きに90°折り曲げられた上側支持部36aが設けられている。また、前記したように、これに対応して、上記スライダ部36の下端は横向き90°に折り曲げられて下側支持部36bとなっている。そして、上側支持部36aと下側支持部36bとの相互間にコイル状の昇降駆動バネ37が連繋配置されることで、投入口可動棚11を上方(投入口6を閉鎖する位置)へ常時付勢している。
<投入口可動棚11のロック機構及びロック解除機構>
図4、図5、図6、図9、図10、図11、図12に示すように、固定基板21(ブラケット)上面の前端中央箇所には、支点O1の廻り(正面視前後方向)に揺動自在とした梃子レバー板状の定位置フック46が設けられている。この定位置フック46の上端にはコの字形状に対向した爪部46aが一方の横向き(図5中、後方)に突設され、下端はL字状に曲げられた操作部46bが他方の横向き(図5中前方)に突設されている。また、前記操作部46bの末端側と固定基板21の前端(図中逆L字状のバネ引っ掛け部分21a)との間には、左右一対の復帰バネ46cが連繋配置されることで、定位置フック46は常時付勢されている。これにより、操作部46bを復帰バネ46cの張力に抗して押下させると定位置フック46は支点O1の廻りに反時計方向に揺動し、その後この押下を解除すると当該復帰バネ46cの張力によって定位置フック46は支点O1の廻りに時計方向に揺動し、爪部46aが元の位置(後方)へ復帰する(図9は逆)。
この定位置フック46に対応して、前記投入口可動棚11の下面には前面に矩形開口状の係合部47aを備えた板状の脚部47が垂下突設されている。そして、前記投入口可動棚11の下方向にスライド移動した位置で前記脚部47の係合部47aに前記定位置フック46の爪部46aが係合し、当該投入口可動棚11の上方へのスライド移動を阻止する。このように、定位置フック46は、投入口可動棚11の下方向にスライド移動した位置で当該投入口可動棚11の上方へのスライド移動を阻止する係止位置と上方へのスライド移動を許容する係止解除位置との間を揺動可能としている。
また、前記固定基板21(ブラケット)上面の中央箇所には、支点O2の廻り(正面視左右方向)に揺動自在とした平板状のストップフック71が設けられている。このストップフック71の上端にはコの字形状に対向した爪部71aが一方の横向き(図5中、左方向)に突設され、下端は前記固定基板21の一方の開口部21b(図6参照)から下方に突出させてある。また、前記ストップフック71の爪部71aの末端側と固定基板21(図4中、固定基板21の開口部21b近傍のバネ引っ掛け部分(図示省略))との間には、復帰バネ72が連繋配置されることで、当該ストップフック71は常時付勢されている。これにより、前記固定基板21の開口部21bから下方に突出しているストップフック71の下端を、復帰バネ72の張力に抗して、左方向に押圧させると当該ストップフック71は支点O2の廻りに時計方向に揺動して爪部71aが右方向へ移動し、その後この押圧を解除すると当該復帰バネ72の張力によってストップフック71は支点O2の廻りに反時計方向に揺動し、爪部71aが元の位置の左方向へ復帰する(図4、図6参照)。
このストップフック71に対応して、前記投入口可動棚11の下面中央には側面に矩形開口状の係合部48aを備えた板状の脚部48が幅方向を前後に向けて垂下突設され、その下端は前記固定基板21に形成された一方の開口部21bに隣接する他方の開口部21c(図6参照)を通過できるようにしてある。そして、前記投入口可動棚11の上方向にスライド移動した位置で係合部48aに前記ストップフック71の爪部71aが係合し、当該投入口可動棚11の下方へのスライド移動を阻止する。この投入口可動棚11を下降させるには、前記固定基板21の開口部21bから下方に突出しているストップフック71の下端を左方向に押圧させて爪部71aと係合部48aとの係合を解除(解離)してから、当該投入口可動棚11の上面を手で押下げて、前記定位置フック46の爪部46aが脚部47の係合部47aに係合するまで下降させればよい。このように、前記ストップフック71は、前記投入口可動棚11の上方向にスライド移動した位置で当該投入口可動棚11の下方へのスライド移動を阻止する係止位置と下方へのスライド移動を許容する係止解除位置との間を揺動可能としている。なお、図6中、符号21dは、前記投入口可動棚11の下方へのスライド移動に伴い、前記スライダ部36を前記固定基板21の下方に通過させるための当該固定基板21の左右端に前後一対となって形成された切欠凹部である。
<回収容器Qの上部開放部の開閉機構>
前記回収容器Qは、図7、図13、図14、図15、図16に示すように、その上部後半部分(図13乃至図16では右半分)に上部開放部Q1が形成され、上部前半部分(図13乃至図16では左半分)は、スライドカバー92の格納部91となっている。このスライドカバー92の下部には左右に前後一対のベアリング93が装備され、上部開放部Q1内側の左右に配したレール94に沿って前後水平方向(図13乃至図16では左右方向)にスライド可能とすることで上部開放部Q1の後半部分を閉塞または開放可能としている。また、前記回収容器Qの上部開放部Q1内側におけるレール94の位置下側には、左右方向(図13乃至図16では中間の前後方向)に支持部95が梁状に架け渡され、この支持部95の上面中央に、弾性開閉機構としてゼンマイバネ96aを巻取付勢して成るリール部材96が具備されている。このゼンマイバネ96aの先端は、下面側が一部開放されているスライドカバー92の後部下面縁部97にネジ止め(96b)等によって固定され、スライドカバー92はこのゼンマイバネ96aとの連繋によって前記上部開放部Q1が閉鎖する方向に引っ張り付勢されている。なお、図中、符号92aは、ラバー等の緩衝部材であり、スライドカバー92が閉塞位置までスライドすると、該緩衝部材92aは、上部開放部Q1の後端に起立状に突設したストッパー片92bによって停止されるものとしてある。
前記スライドカバー92はその下側先端から、前記上部開放部Q1の略中央に配したリール部材96から引き出されたゼンマイバネ96aの先端が当該スライドカバー92の上記後部下面縁部97にネジ止め(96b)等で固定されている末端部分まで開口されている。既述したカバースイッチ81の左右両端からは、前側傾斜部と後側垂直部とからなる鉤状(楔型)のフック部81aが一対となって対向形成されており、前記カバースイッチ81を囲むコの字枠型の不動のケーシング83と、当該カバースイッチ81の下端後縁部との間に連繋配置した引張バネ82の張力によって、これら左右一対のフック部81aがスライドカバー92の後部下面縁部97に係架され、上部開放部Q1の閉鎖方向へのスライド移動を阻止した状態で保持されている。そして、前記連動スイッチ56によってカバースイッチ81が押下されると、当該カバースイッチ81は、支点O3の廻りに反時計方向(図中14中、矢印A方向)に揺動し、フック部81aとスライドカバー92の後部下面縁部97との係合が解除されると同時に前記リール部材96へのゼンマイバネ96aの巻込付勢により、格納部91から水平方向にスライドカバー92が図中右方に突出し、スライドカバー92先端の緩衝部材92aが上部開放部Q1端部のストッパー片92bに衝止されて停止し上部開放部Q1は閉鎖されるものとなる。なお、図中、符号98は、前記ケーシング83上部の左右両側に架け渡された棒状のストッパーであり、カバースイッチ81の時計方向への過度な揺動を阻止している。
前記したように、カバースイッチ81は、上部開放部Q1の開放方向にスライド移動した位置でスライドカバー92の閉鎖方向へのスライド移動を阻止する係止位置と上部開放部Q1の閉鎖方向へのスライド移動を許容する係止解除位置との間を揺動可能としている。
<回収容器Qのスライドカバーのロック機構>
前記支持部95上面には、上部開放部Q1を閉鎖した位置で上方向に突出揺動して前記スライドカバー92の開放を阻止するためのカバーロック99を備えている。すなわち、このカバーロック99は、一端に上方に向けて前側垂直部と後側傾斜部とからなる略楔状の爪部99aが形成され、他端は水平操作部99bとなっていて、前記爪部99a寄りの支点O4の廻りに揺動自在としてなる。また、支持部95と操作部99bの中間には、引張バネ99cが連繋配置され、前記カバーロック99の爪部99aがスライドカバー92の下面開放部内側に臨むように付勢されている。これにより、スライドカバー92が上部開放部Q1の閉鎖方向にスライド移動した際には、爪部99aの後側傾斜部に沿って上記スライドカバー92の後部下面縁部97が移動するため、当該爪部99aは支点O4の廻りに時計方向に揺動し、スライドカバー92が閉鎖位置にきたときには引張バネ99cの張力によって当該スライドカバー92の後側面が爪部99aの前側垂直部によって係止される。
また、前記支持部95近傍の回収容器Qの一側面には前記スライドカバー92の閉鎖移動に伴ってロック作動したカバーロック99のロック解除方向への揺動を阻止する錠前100が設けられている。すなわち、図16に示すように、錠前100のキー孔101に、不図示の専用キーを挿入して矢票B方向に回動すると、当初横向きとなっていたラッチレバー102が起立方向に揺動し、水平操作部99bを持ち上げる。これによって爪部99aは支点O4の廻りに時計方向(図16中、矢票C方向)に揺動し、カバーロック99によるスライドカバー92のロックが解除される。しかる後、スライドカバー92を手操作で後方にスライドさせる。このとき、カバースイッチ81のフック部81aが後部下面縁部97に係合されるまで移動すればよい。
次に、以上のように構成された形態についての使用・動作の一例について説明する。なお、前記キャビネット本体1の投入口可動棚11が最下位に下がってその投入口6が開放し且つ当該投入口可動棚11が最下位にて上記定位置フック46によりロック状態にある時点から説明する。
先ず、図8に示すように、前記回収容器Q内に回収された廃棄物によって当該回収容器Qが一定の荷重、例えば約50kg以上の荷重に達すると、前記回収容器Qの下部に配した支持バネ570が圧縮されてレリーズワイヤ64による牽引力を介してスイッチボタン58が押下され、これに伴い、図9に示すように、連動スイッチ56は下降し、これのフック押下操作部56aが定位置フック46の操作部46bを押下させると同時に当該連動スイッチ56のスイッチ押下操作部56bがカバースイッチ81を押下させる。
このとき、前記定位置フック46による前記キャビネット本体1の投入口可動棚11の係止が解除され、、前記昇降駆動バネ37の張力によって当該投入口可動棚11を上方に引き上げ、投入口6を投入口可動棚11で完全に閉塞して廃棄物の投入を不可能にする。例えば、投入不可能である状態とのメッセージ(例えば「FULL」)が布置されてなる指示部12が露出する。これによって前記キャビネット本体1内に収容された回収容器Q内への廃棄物の過剰な投入が防止される。このとき、前記ストップフック71によって当該投入口可動棚11の下方へのスライド移動を阻止する。これと同時に、前記カバースイッチ81のフック部81aとスライドカバー92の後部下面縁部97との係合が解除されることによって前記スライドカバー92の閉鎖方向へのスライド移動を許容し、前記回収容器Qの上部開放部Q1が閉鎖され且つ前記カバーロック99が上方向に突出揺動して前記スライドカバー92の開放方向へのスライド移動を阻止する。
次に、扉2を開放し、タラップ51を前方に倒してから回収容器Qを引出す。このとき、廃棄物で満杯にされた回収容器Q自体の荷重によって、支持バネ570が圧縮され、下面のキャスター4は底部5d上に接触している。そして、タラップ51のガイドレール52、52に沿ってキャスター4を転動案内させながら当該回収容器Qを外部に引き出す。この回収容器Qは廃棄処分場に搬送され、専用のキーで背面扉8を開けて、中の機密書類である廃棄物を取出し廃棄処分する。
而して、この回収容器Qのキャビネット本体1からの取り出しから廃棄物の処分までの間、当該回収容器Q内の機密書類の情報漏洩が確実に防止される。なお、キャビネット本体1の前記扉2に窓部を設けることで、外部からカバースイッチ81を操作することも可能である。
廃棄物処分後には、図16に示すように、錠前100のキー孔101に、不図示の専用キーを挿入して矢印B方向に回動する。このときラッチレバー102が起立方向に揺動して水平操作部99bを持ち上げる。これによって爪部99aは支点O4の廻りに時計方向(図16中、矢印C方向)に揺動し、カバーロック99によるスライドカバー92のロックが解除される。しかる後、スライドカバー92を手操作で後方にスライドさせ、カバースイッチ81のフック部81aを後部下面縁部97に係合させて開放状態をロックさせる。
一方、キャビネット本体1の投入口可動棚11を下降させる。このとき、前記固定基板21の開口部21bから下方に突出しているストップフック71の下端を左方向に押圧させて爪部71aと係合部48aとの係合を解除(解離)してから、投入口可動棚11の上面を手で押下げて、前記定位置フック46の爪部46aが脚部47の係合部47aに係合するまで下降させる。その後、上部開放部Q1の後半部分が開放された前記回収容器Qを、キャビネット本体1内に収容する。こうして投入口6は開放された状態となり、当該投入口6から廃棄物が再度投入される。
Q 回収容器
Q1 上部開放部
O1、O2、O3、O4 支点
1 キャビネット本体
2 扉
2a 内壁枠上縁
3 コインロッカートリガー金具
4 キャスター
5a 天板部
5b 左側面部
5c 右側面部
5d 底部
5e 背面部
6 投入口
7 取っ手
8 背面扉
11 投入口可動棚
12 指示部
14 ガイドローラ
21 固定基板
21a バネ引っ掛け部分
21b、21c 開口部
21d 切欠凹部
22a 左側壁面部
22b 右側壁面部
23a、23b ガイドレール
36 スライダ部
37 昇降駆動バネ
46 定位置フック
46a 爪部
46b 操作部
47a 係合部
48 脚部
48a 係合部
51 タラップ
52 ガイドレール
53 ヒンジ部
56 連動スイッチ
56a フック押下操作部
56b スイッチ押下操作部
56c 肩部
56d 引張バネ
56e 孔部
56f ネジ止め
570 支持バネ
57 長孔
57a ガイド棒
58 スイッチボタン
59 ケーシング
60 バネ
61 スライドストッパ
62 一端側
63 溝
64 レリーズワイヤ
71 ストップフック
71a 爪部
81 カバースイッチ
81a フック部
82 引張バネ
83 ケーシング
91 格納部
92 スライドカバー
92a 緩衝部材
92b ストッパー片
93 ベアリング
94 レール
95 支持部
96 リール部材
96a ゼンマイバネ
96b ネジ止め
97 後部下面縁部
98 ストッパー
99 カバーロック
99a 爪部(前側垂直部と後側傾斜部)
99b 水平操作部
99c 引張バネ
100 錠前
101 キー孔
102 ラッチレバー

Claims (3)

  1. キャスターによって搬送可能として成る回収容器を内部に設置するために開放される扉と、上部から前記回収容器内に廃棄物を投入する投入口とを備えたキャビネット本体であって、
    該キャビネット本体は、前記投入口の内側にて上下方向にスライド可能にすることで当該投入口を閉塞または開放可能とし且つ昇降駆動バネによって常時上方へ付勢して成る投入口可動棚と、
    該投入口可動棚の下方向にスライド移動した位置で当該投入口可動棚の上方へのスライド移動を阻止する係止位置と上方へのスライド移動を許容する係止解除位置との間を揺動可能とした定位置フックと、
    前記投入口可動棚の上方向にスライド移動した位置で当該投入口可動棚の下方へのスライド移動を阻止する係止位置と下方へのスライド移動を許容する係止解除位置との間を揺動可能としたストップフックとを備え、
    前記回収容器は、前記投入口に通じる上部開放部にて前後水平方向にスライド可能とすることで当該上部開放部を閉塞または開放可能とし且つ前記上部開放部の略中央に配したリール部材に巻取付勢して成るゼンマイバネ等の弾性開閉機構との連繋によって前記上部開放部が閉鎖する方向に引っ張り付勢されて成るスライドカバーと、
    前記上部開放部の開放方向にスライド移動した位置で前記スライドカバーの閉鎖方向へのスライド移動を阻止する係止位置と前記上部開放部の閉鎖方向へのスライド移動を許容する係止解除位置との間を揺動可能としたカバースイッチと、
    前記上部開放部を閉鎖した位置で上方向に突出揺動して前記スライドカバーの開放を阻止するカバーロックとを備え、
    前記回収容器を支えるようキャビネット本体の内底部に備えた圧縮可能な支持バネと、
    前記定位置フック及び前記カバースイッチを同時に押下操作すべく扉の内壁にて上下スライド可能に配した連動スイッチと、
    該連動スイッチにレリーズワイヤを介して繋がれた状態で前記キャビネット本体の内底部に配されたスイッチボタンと、を有して成ることを特徴とする機密書類廃棄用キャビネット。
  2. 前記回収容器内に回収された廃棄物によって該回収容器が一定の荷重に達すると、当該回収容器の下部に配した支持バネが圧縮されて前記レリーズワイヤによる牽引力を介して前記スイッチボタンが押下されることで前記定位置フックによる前記投入口可動棚の係止を解除し、前記昇降駆動バネの張力によって前記投入口可動棚を上方に引き上げ、投入口を投入口可動棚で完全に閉塞して廃棄物の投入を不可能にし且つ前記ストップフックによって当該投入口可動棚の下方へのスライド移動を阻止すると同時に、前記カバースイッチによる前記スライドカバーの閉鎖方向へのスライド移動を許容して前記回収容器の上部開放部を閉鎖し且つ前記カバーロックが上方向に突出揺動して前記スライドカバーの開放方向へのスライド移動を阻止すべく成したことを特徴とする請求項1記載の機密書類廃棄用キャビネット。
  3. 前記回収容器は、金属製素材にて形成されるとともに、前記スライドカバーの閉鎖移動に伴ってロック作動したカバーロックのロック解除方向への揺動を阻止し、キー孔へのキーの差込操作によってロック解除方向への揺動を許容する錠前を有して成ることを特徴とする請求項1又は2記載の機密書類廃棄用キャビネット。
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