JP3966568B2 - 多段引出しキャビネットにおける施解錠装置 - Google Patents

多段引出しキャビネットにおける施解錠装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、箱体内に複数の引出しを上下に多段状に装着した多段引出しキャビネットにおける施解錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のロック装置としては実公平4−32465号公報等が開示されている。この装置は、箱体内に複数の引出しを上下に多段状に装着し、各引出しの後端に回動自在に設けたラッチ爪を、箱体内に配設した前後回動自在となるようにして軸支した縦長の係合部材に係合する方向に付勢し、前記各ラッチ爪が取り付く引出しの前面板に設けられた錠前にて前記係合部材との係合が解除できるように構成する一方、箱体内には、箱体内に挿入された全引出しのラッチ爪との係脱を一挙に行わせる方向に前記係合部材を回動駆動する電磁ソレノイドを設けたものである。
【0003】
この装置では、電磁ソレノイドによって、全引出しの施解錠が電気的に同時に行えるため、錠前による施解錠と比較して施解錠作業が楽に行える。特に多くのキャビネットの施解錠を行う場合において、錠前の場合には、各キャビネット毎にキー操作が必要であるのに対して、この装置を備えたキャビネットの場合には、集中制御部に各キャビネットの電磁ソレノイドの制御を行わせることで、各キャビネットの同時施解錠が可能となり、施解錠作業が非常に楽に行え、退社時の全キャビネットの同時施錠、出社時の全キャビネットの同時解錠が可能となり、文書等の盗難防止に有効である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような装置にあっては、適宜引出しが開放されたまま施錠が行われ、この施錠状態を知らずに使用者が前記開放された引出しを閉じようとする際、施錠装置の各部品等が破損する恐れがあるばかりか、このような状態にある引出しを閉じるためには、各引出し毎の錠前のキー操作が必要となるという問題があった。
【0005】
また、錠前が各引出し毎に設けられ、該錠前により各ラッチ爪を回動させて各ラッチ爪と係合部材との係合を解除できるような構成であるために、電気的に施錠された状態で停電や電気装置の故障等が起こった場合、各引出しの施錠を解くためには、各段の引出しの錠前にキーを差込んで操作しなければ、引出し全部を開放可能とすることができず、操作が面倒であるという欠点があった。
【0006】
よって、錠前や、錠前とラッチ爪とを連係する機構が各引出し毎に必要となるために、装置が高価なものとなってしまう。
【0007】
本発明はこのような問題点に着目してなされたものであって、第1の目的は、一部の引き出しが開放されたまま施錠されていても、その引き出しを容易に閉じることの出来る多段引出しキャビネットにおける施解錠装置を提供することであり、第2の目的は、電気的に施錠された状態で停電や電気装置の故障が起こった場合に、箱体の適所に設けた別のシリンダ錠のキー操作により全引出しの施錠を同時に解くことができ、かつ構造が簡単で安価な多段引出しキャビネットにおける施解錠装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の多段引出しキャビネットにおける施解錠装置は、箱体内に複数の引出しを上下に多段状に装着するとともに、箱体の内側面に昇降杆を上下動可能として装着し、該昇降杆と前記各引出し間に、昇降杆の上下動により全引出しを同時に施解錠しうる係脱手段を設けた多段引出しキャビネットにおける施解錠装置において、
前記昇降杆と連係してこの昇降杆を上下動させ得る作動杆を軸を支点として可動させ得る電磁ソレノイドを前記箱体に固着し、前記作動杆には前記昇降杆との釣り合い手段を設けかつ前記電磁ソレノイドの軸保持力より付勢力が弱いとともに前記昇降杆を上方に移動させる方向の付勢力を有するバネを、電磁ソレノイドと作動杆との間に設けたことを特徴としている。
この特徴によれば、電磁ソレノイドの軸保持力より付勢力が弱いバネを電磁ソレノイドの軸が施錠時に動く方向に付勢するように電磁ソレノイドと作動杵との間に設けることで、施錠時に開放されていた引き出しを容易に閉じることができるとともに、引き出しが閉じられた後、自動的に全引き出しが施錠される。また、作動杆に昇降杆との釣り合い手段が設けられているので、軸の収縮力の小さな電磁ソレノイドを使用しても、作動杆を確実に可動させて昇降杆を上下動させ得ることが出来る。
【0009】
本発明の多段引出しキャビネットにおける施解錠装置は、箱体の適所に、昇降杆をキー操作により上下動させうる手動、もしくは電動で動くシリンダ錠が設けられていることが好ましい。
このようにすることで、電気的に施錠された状態で電気装置の故障等が起こった場合に、箱体の適所に設けた別のシリンダ錠のキー操作により全引出しの施錠を同時に解くことができるため操作性に優れ、また、錠前や錠前と連係する機構を各引出し毎に設ける必要がなく、装置全体の構造が簡略化され、安価な装置が提供できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明すると、まず図1には本発明の適用される書類収納用のキャビネットが示されており、キャビネットの箱体1内には上下3段に引出し2が収容されている。前記引出し2の両側面における前記箱体1のそれぞれの内側面には、前後方向摺動自在に取付けられた案内レール3内に嵌合可能な走行レール4が固設されており、引出し2を箱体1内に出し入れしうるようになっている。そしてこれら各引出し2の両側面所定箇所には突子5がそれぞれ突設されている。
【0011】
箱体1の両内側面上下方向には、箱体1の高さより若干短寸の昇降杆6が、支持板10(図2参照)により昇降自在に支持されており、特に図1中右方の昇降杆6の下端部と右方の側板の下端部との間には、合成樹脂製のキャッチ7が設けられている。
【0012】
また、箱体1の上板1aの前端面には、後述する電磁シリンダ錠と手動シリンダ錠の鍵孔35a、54aがそれぞれ形成されている。この手動シリンダ錠に代えて電動のシリンダ錠を利用してもよい。
【0013】
キャッチ7は図5(a)〜図5(c)に示されるように、上方の把持具8と下方の嵌入具9とよりなり、把持具8は、下面開口する方形箱状をなすとともに、その内側面には、弾性屈撓する1対の係止片8aが形成されている。前記両係止片8aの下端同士は、常時は近接している。嵌入具9は、中位部が膨出している舌片状の嵌入部9aの下端に取付部9bを連設したものよりなっている。そして把持具8は、箱体1の内側面下部に固着され、嵌入具9は、右方の昇降杆6の下端に固着されている。
【0014】
右方の昇降杆6における各突子5とほぼ等高の個所には、後述するような案内具11の基板12が固着されている。前記基板12の側面上部には、下向山形の押上突起13が、同じく側面下部には、上向山形の押下突起(ストッパ)14が連設され、両突起13、14の間には、引出し2の突子5が前後に挿通しうる前下方を向く傾斜溝15が形成されている。押下突起14の後端面14aは、垂直なストッパ面をなしている。尚、左方の昇降杆6の内側面における各引出し2に対応する位置には、上記と同一の押下突起14のみが固着されている。
【0015】
箱体1内の左内側面上部後側には、特に図6〜図8に示される自動ロック装置21が配設されている。該自動ロック装置21は、主に箱体1の左内側面上部に固設される基板22と、該基板22の上部に形成される突片23において軸24を中心に回動自在に軸支される作動杆としての回動リンク26と、前記基板22に取付けられる電磁ソレノイド29とから構成される。
【0016】
回動リンク26の前端部は、支持具19に枢支され、左右の昇降杆6を係止する揺動板17を下方より支持するとともに、後端には昇降杆6との釣り合い手段としてのバランサ28が取付けられている。
【0017】
揺動板17の前方には、鍵孔54aを箱体1の上板1a前端面に開口するように手動シリンダ錠54が配設されており、この手動シリンダ錠54の後面からは鍵孔54aからのキー操作により回動する摺接棒55が後方に突設されている。そして前記摺接棒55は、後述するロック装置21が電気的に施錠状態にある時、揺動板17の上辺に摺接するようになっている。
【0018】
電磁ソレノイド29の上方には上下方向に伸縮する軸29aが嵌挿されており、その先端には、上端が軸32をもって回動リンク26に連結される連結板31が取付けられている。この軸32は、連結板31に形成された長孔31aを介して回動リンク26に挿通されている。
【0019】
連結板31下端には水平板30が、取付板22に互いに上下方向に所定距離離間して固着される上下の規制部材33、33’間内を移動可能に設けられている。
【0020】
34は一端を回動リンク26に、他端を軸29aに取付けられた付勢バネであり、常時回動リンク26を反時計回り方向に付勢している。その付勢力は電磁ソレノイド29の軸の保持力より弱く、かつ昇降杆6を上方移動できる引張力を有している。また、29bは軸29bの伸張方向への力を補助する補助バネである。
【0021】
電磁ソレノイド29の軸29aは、箱体1の前面上部に露出される鍵孔35aを有する電磁シリンダ錠35aを介してキー操作することで上下方向に伸縮されるようになっており、この伸縮により回動リンク26が軸24を中心に回動されるようになっている。
【0022】
このように構成された装置において、全引出し2が押入れられ、電磁シリンダ錠35が解錠されている時は、図2に示されるように両昇降杆6が自重により下限に位置している時、各案内具11の傾斜溝15の後端は、各引出し2の突子5の直前に位置し、かつキャッチ7の把持具8と嵌入9は、図5(a)に示すように、上下に分離している。従って各引出し2は、自由に引き出すことができる。また、この時電磁ソレノイド29の軸29aは伸張状態にある。
【0023】
図3に示すように、例えば中段の引き出し2を引出すと、右方の突子5は、中段の案内具11の傾斜溝15を通過する際に、押上突起13を押上げ、右方の昇降杆6とともに全案内具11を上昇させ、ともに上昇する嵌入具9は、図5(b)に示すように把持具8に嵌入して弾性係合する。
【0024】
突子5の通過後も、右方の昇降杆6は下降せず、他の突子5は、押下突起14の後端面14aの下部の直後に位置する。従って上段と下段の引出し2は、その突子5が各案内具11の押下突起14に前方が遮られて引出すことはできない。このとき、左方の昇降杆6は下限に位置したままで、左方の突子5の移動を何ら妨げることはない。
【0025】
上述の状態で、中段の引出し2を押し入れると、その右方の突子5は、中段の案内具11の傾斜溝15を前方より通過する際、押下突起14を押し下げるので、昇降杆6もともに下降して、キャッチ7の嵌入具9は、把持具8より強制的に離脱させられ、右方の昇降杆6は、自重により更に若干下降して、図2に示す状態となり、再び全引出し2の引出しが可能となる。
【0026】
図2及び図6に示す状態において、電磁シリンダ錠35を施錠操作すると、電磁ソレノイド29の軸29aが図7のように収縮し、付勢バネ34が回動リンク26後端を下方に引張り、反時計回りに回動させる。この時付勢バネ34による回動リンク26の引張り力はバランサ28の自重により補助されるため、付勢バネ34が伸張して、軸29aの収縮力が吸収されてしまうことはない。
【0027】
よって回動リンク26の先端が揺動板17を上向き回動させ、その先端部に係合孔16をもって吊支されている両昇降杆6は、図4に示すように、各案内具11とともに若干上昇させられ、その押下突起14の後端面14aの上部が、各突子5の前方を覆うので、左右両列の全引出し2は、引出し不能に施錠される。
【0028】
しかもこの時は、両昇降杆6が上述の同時引き出し防止時程上昇しないので、キャッチ7は係合していない。そのため、再び電磁ソレノイド29への通電を停止すれば、図6に示されるように電磁ソレノイド29の軸29aが再び伸長され、昇降杆6は自重により下降して図2に示すように解除される。
【0029】
さらに、適宜引出し2が開放されたままロック装置21が施錠されている場合に前記引出し2を閉じようとすると、前述の防倒装置により昇降杆6に下方向への移動作用が働き、回動リンク26が時計回りに回動しようとする。この時、電磁ソレノイド29の軸29aは収縮状態に保持されているが、付勢バネ34が伸張するとともに、軸32が長孔31aを介して上方へ摺動されることにより、回動リンク26の回動、及び昇降杆6の下方移動が許容されるため、引出し2を閉じることができる。
【0030】
そして、引出し2が完全に閉じられると同時に、回動リンク26の後端が、付勢バネ34の復帰力及びバランサ28の自重により自動的に下方に復帰されて、施錠状態に戻ることになる。
【0031】
また、ロック装置21が何らかの原因により施錠状態で動かなくなってしまった場合、手動シリンダ錠54の鍵孔54aからのキー操作により摺接棒55を回動させれば、電磁ソレノイド29の軸29aが収縮状態に保持されて動かなくても、前述のように付勢バネ34が伸張するとともに、軸32が長孔31aを介して上方へ摺動されることにより、回動リンク26の回動、及び昇降杆6の下方移動が許容され、全引出し2を同時に解錠状態にすることが出来る。
【0032】
このように本発明の実施の形態としての多段引出しキャビネットの施解錠装置によれば、電磁ソレノイドの軸が施錠時の状態のままで、電磁ソレノイド本体がバネの付勢力に抗して電磁ソレノイドの軸の伸縮と同方向に摺動可能なため、電気的に施錠された状態で停電や電気装置の故障等が起こった場合に、箱体の適所に設けた1個の手動のシリンダ錠のキー操作により全引出しの施錠を同時に解くことができる。
【0033】
また、電磁ソレノイド29の軸29aの保持力より付勢力が弱い付勢バネ34を電磁ソレノイド29の軸29aが施錠時に動く方向に付勢するように電磁ソレノイド29と回動リンク26との間に設けることで、施錠時に開放されていた引き出しを容易に閉じることができるとともに、引き出しが閉じられた後、自動的に全引き出しが施錠される。また、回動リンク26に昇降杆6との釣り合い手段としてのバランサ28が設けられているので、軸29aの保持力の小さな電磁ソレノイド29を使用しても、回動リンク26を確実に可動させて昇降杆6を上下動させ得ることが出来る。
【0034】
さらに、1個のシリンダ錠のキー操作により全引出しの施錠を同時に解くことができるため、錠前や錠前と連係する機構を各引出し毎に設ける必要がなく、装置全体の構造が簡略化され、安価な装置が提供できる。
【0035】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0036】
【発明の効果】
本発明は次の効果を奏する。
【0038】
(a)請求項1の発明によれば、電磁ソレノイドの軸保持力より付勢力が弱いバネを電磁ソレノイドの軸が施錠時に動く方向に付勢するように電磁ソレノイドと作動杵との間に設けることで、施錠時に開放されていた引き出しを容易に閉じることができるとともに、引き出しが閉じられた後、自動的に全引き出しが施錠される。また、作動杆に昇降杆との釣り合い手段が設けられているので、軸の収縮力の小さな電磁ソレノイドを使用しても、作動杆を確実に可動させて昇降杆を上下動させ得ることが出来る。
【0039】
(b)請求項2の発明によれば、電気的に施錠された状態で停電や電気装置の故障等が起こった場合に、箱体の適所に設けた別のシリンダ錠のキー操作により全引出しの施錠を同時に解くことができるため操作性に優れ、また、錠前や錠前と連係する機構を各引出し毎に設ける必要がなく、装置全体の構造が簡略化され、安価な装置が提供できる。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用される書類収納用のキャビネットを示す斜視図である。
【図2】施解錠装置が解錠状態であるキャビネットを示す側面図である。
【図3】施解錠装置が解錠状態で、引出しが引出されたキャビネットを示す側面図である。
【図4】施解錠装置が施錠状態であるキャビネットを示す側面図である。
【図5】(a)、(b)、(c)はそれぞれ図2のA−A断面図、図2のB−B断面図、図2のC−C断面図である。
【図6】図2の状態におけるキャビネットの施解錠装置を示す側面図である。
【図7】図4の状態におけるキャビネットの施解錠装置を示す側面図である。
【図8】施錠状態において、引出しが閉められた時の施解錠装置を示す側面図である。
【符号の説明】
1 箱体
1a 上板
2 引出し
3 案内レール
4 走行レール
5 突子
6 昇降杆
7 キャッチ
8 把持具
8a 係止片
9 嵌入具
9a 嵌入部
9b 取付部
10 支持板
11 案内具
12 基板
13 押上突起
14 押下突起
15 傾斜溝
16 係合孔
17 揺動板
19 支持具
21 自動ロック装置
22 基板
23 突片
24 軸
26 回動リンク(作動杆)
28 バランサ(釣り合い手段)
29 電磁ソレノイド
29a 軸
30 水平板
31 連結板
31a 長孔
32 軸
33、33’ 規制部材
34 付勢バネ
35 電磁シリンダ錠
35a 鍵孔
54、54a 手動シリンダ錠
55 摺接棒

Claims (2)

  1. 箱体内に複数の引出しを上下に多段状に装着するとともに、箱体の内側面に昇降杆を上下動可能として装着し、該昇降杆と前記各引出し間に、昇降杆の上下動により全引出しを同時に施解錠しうる係脱手段を設けた多段引出しキャビネットにおける施解錠装置において、
    前記昇降杆と連係してこの昇降杆を上下動させ得る作動杆を軸を支点として可動させ得る電磁ソレノイドを前記箱体に固着し、前記作動杆には前記昇降杆との釣り合い手段を設けかつ前記電磁ソレノイドの軸保持力より付勢力が弱いとともに前記昇降杆を上方に移動させる方向の付勢力を有するバネを、電磁ソレノイドと作動杆との間に設けたことを特徴とする多段引出しキャビネットにおける施解錠装置。
  2. 箱体の適所に、昇降杆をキー操作により上下動させうる手動、もしくは電動で動くシリンダ錠が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の多段引出しキャビネットにおける施解錠装置。
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