JP5925088B2 - 入退室管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、建物の警戒エリアへの入退室の管理を行う入退室管理システムに関する。
この種の入退室管理システムは、建物の警戒エリアへの入退室を行う鍵となる認証媒体として、例えば個体情報を持つ非接触キーを建物に居住する各世帯に複数個与え、各世帯の居住者の非接触キーを管理することで警戒エリアの入退室の適否を判断するようにしている。
ここで、居住者が非接触キーを紛失した場合には、セキュリティ上の理由からシステム管理者に紛失した非接触キーの特定が可能な識別コード等の情報を連絡し、連絡を受けたシステム管理者が該当する非接触キーの使用不可登録を行うのが一般的であるが、対象となる非接触キーは紛失しているので、無効に設定する非接触キーの特定が困難になっていた。
そこで、建物に居住する世帯毎のようにグループ毎に非接触キーを分類し、非接触キーが紛失したときにはグループ毎に非接触キーを無効に設定することで、セキュリティの維持と管理者の省力化を図る入退室管理システムが従来技術の1つとして提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−38236号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示された従来技術の入退室管理システムによって紛失した非接触キーのグループに属する非接触キーを全て無効にすると、現存する紛失していない他の非接触キーを再び有効にするには、非接触キーに付与された認識番号に基づき変更するので、現存する紛失していない非接触キー毎に認識番号を確認する必要があり、この認識番号の特定に時間がかかることが問題になっている。また、紛失した非接触キーのグループに属する非接触キーを全て新しいものに取り替える場合には、新しい非接触キーが配布されるまでの間、居住者に迷惑をかける虞がある。
本発明は、このような従来技術の実情からなされたもので、その目的は、認証媒体が紛失した場合でも、セキュリティを保ちながら手間をかけることなく、他の認証媒体の継続的な使用を確保することができる入退室管理システムを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の入退室管理システムは、建物に配設される警戒エリアの出入口と、前記建物に居住する各世帯がそれぞれグループとして管理されると共に、前記グループ毎に複数個与えられ、それぞれ認識番号が記憶された複数の認証媒体と、前記建物に設けられ、前記認証媒体の前記認識番号を読み取る読取装置と、前記グループを示すグループ列、当該グループ列に示された前記グループに対応した前記認識媒体の前記認識番号を示す認識番号列、及び前記認識媒体の失効の有無を示す失効有無列、を含む有効無効識別テーブルを記憶する記憶部と、前記読取装置で読み込んだ前記認証媒体の前記認識番号が前記記憶部に格納されているとき、前記出入口の開放を可能とする出入口制御装置とを備え、前記認証媒体が紛失したとき、前記複数の認証媒体のうち紛失した認証媒体が与えられた前記グループに属する全ての認証媒体の前記失効有無列の情報を一括に失効有にし、前記出入口制御装置に対してこれらの認証媒体による前記出入口の開放を不可能とさせる入退室管理システムであって、前記認証媒体に予めパスワードが付され、このパスワードを入力するパスワード入力装置と、失効有にされた当該グループの前記認証媒体の前記認識番号が前記読取装置から読み込まれ、前記パスワード入力装置によって当該認証媒体のパスワードが入力されたとき、このパスワードが正しいかどうかを判定するパスワード判別装置と、このパスワード判別装置が正しいと判定したとき、前記認証媒体に対応する前記有効無効識別テーブルの前記失効有無列の失効を解除し、前記パスワードが付された前記認証媒体により該当する警戒エリアの出入口を開放可能とする認証媒体有効装置とを備えたことを特徴としている。
本発明の入退室管理システムによれば、認証媒体が紛失した場合でも、セキュリティを保ちながら手間をかけることなく、他の認証媒体の継続的な使用を確保することができる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明に係る入退室管理システムの一実施形態の構成を示す図である。 図1に示す記憶部の有効無効識別テーブルのうち通常状態、グループ一括失効状態、及び失効解除状態のものを説明する図である。 本実施形態の動作を説明するフローチャートである。
以下、本発明に係る入退室管理システムを実施するための形態を図に基づいて説明する。
本発明に係る入退室管理システムの一実施形態は、建物として例えばセキュリティが必要とされる警戒エリアを有する集合住宅に適用される。本実施形態は、図1に示すようにこの集合住宅の警戒エリアとして、例えばエントランスホール1への入退室を特定の者に制限する出入口制御装置を備えている。
この出入口制御装置は、例えばエントランスホール1の出入口に設けられた自動ドア1Aと、この自動ドア1Aを駆動する自動ドア駆動装置2と、この自動ドア駆動装置2へ制御信号を出力して自動ドア1Aの動作を制御する自動ドア制御装置3とを有している。これらの自動ドア駆動装置2及び自動ドア制御装置3は、例えばエントランスホール1内に設けられている。また、エントランスホール1と別の場所には、通信回線である広域ネットワーク網8を介して遠隔的に接続され、自動ドア制御装置3と種々のデータを送受信するデータセンター9が設けられている。
本実施形態は、集合住宅に不審者の入場を阻止する防犯の観点から、集合住宅に居住する各世帯A〜Nがそれぞれグループ6〜7として管理されると共に、グループ6〜7毎に複数個与えられ、それぞれ識別コードが記憶された複数の認証媒体を備えており、これらの複数の認証媒体は、例えば非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cから成っている。なお、非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cの識別コードは、例えばそれぞれ異なる番号が割り当てられた識別データから成っている。
また、本実施形態は、集合住宅に設けられ、非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cの識別データを読み取る読取装置、すなわちリーダ4を備え、このリーダ4は、例えば非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cの識別データを読み取るとともに、自動ドア1Aの開放の可否を表示する読取り・表示部4aと、自動ドア制御装置3へ信号を出力する通信回路4bとから構成されている。なお、リーダ4は、例えばエントランスホール1の出入口の近傍に配置されている。
データセンター9は、広域ネットワーク網8に接続され、情報の通信を行う回線制御回路9Cと、この回線制御回路9Cに接続され、機器の制御を少なくとも行う管理サーバ9Aと、この管理サーバ9Aに接続され、種々の情報を格納する記憶部9Bとを少なくとも有している。この記憶部9Bは、非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cの識別データをグループ6〜7毎に分類して記憶するようになっている。なお、データセンター9は、例えば管理サーバ9Aに接続され、機器に対して各種の入力を行う入力装置(図示せず)を有している。
また、管理サーバ9Aは、非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cのいずれかが紛失したとき、入力装置の入力を受けて複数の非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cのうち紛失した非接触キーが与えられたグループに属する全ての非接触キーを一括に無効にし(以下、便宜的に無効処理と呼ぶ)、自動ドア制御装置3に対してこれらの非接触キーによるエントランスホール1の出入口の開放を不可能とさせる開放不可能信号を送信するようにしている。
一方、自動ドア制御装置3は、例えば後述する内部の装置や回路の動作処理を行うCPU3aと、このCPU3a及び自動ドア駆動装置2に接続され、この自動ドア駆動装置2へ制御信号を出力する自動ドア駆動回路3bと、リーダ4の通信回路4b及び後述のテンキー5の通信回路5bに接続され、リーダ4及びテンキー5と情報の通信を行う通信回路3dと、広域ネットワーク8及びCPU3aに接続され、データセンター9と情報の通信を行う回線制御回路3eとから少なくとも構成されている。
自動ドア制御装置3のCPU3aは、例えばリーダ4で読み込んだ非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cの識別コードが記憶部9Bに格納されているとき、エントランスホール1の出入口の開放を可能とする処理(以下、便宜的に開放可能処理と呼ぶ)を行うようにしている。また、CPU3aは、例えばデータセンター9の管理サーバ9Aから開放不可能信号を受信すると、無効になった認証媒体によるエントランスホール1の出入口の開放を不可能とする処理(以下、便宜的に開放不可能処理と呼ぶ)を行うようにしている。
本実施形態は、非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cに予めパスワードが付され、このパスワードを入力するパスワード入力装置を備えており、このパスワード入力装置は、例えば複数の数字や記号が配列された前述のテンキー5から成っている。このテンキー5は、例えば数字を配列表示するとともに、指で接触した表示箇所の数字を取込むパスワード入力・表示部5aと、自動ドア制御装置3へ信号を出力する通信回路5bとから構成されている。なお、テンキー5は、例えばリーダ4の近傍に配置されている。
本実施形態は、自動ドア制御装置3は、無効にされたグループの非接触キーの識別コードがリーダ4から読み込まれ、テンキー5のパスワード入力・表示部5aによって当該非接触キーのパスワードが入力されたとき、このパスワードが正しいかどうかを判定するパスワード判別装置3cを備えている。このパスワード判別装置3cは、例えばグループ6〜7毎、あるいは非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7c毎に非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cに予め付されたパスワードを内部に記憶している。
具体的には、パスワード判別装置3cは、例えばテンキー5のパスワード入力・表示部5aによって入力されたパスワードと、内部に記憶している非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cのパスワードとを比較し、互いに一致するものがあれば、入力されたパスワードが正しいと判定し、互いに一致するものがなければ、入力されたパスワードが正しくないと判定するようになっている。
このようなパスワード判別装置3cによる判定は、例えばテンキー5のパスワード入力・表示部5aにパスワードを入力する旨の表示が現れてから所定の時間内に、テンキー5のパスワード入力・表示部5aによってパスワードが入力されたときに行われるようになっている。そして、自動ドア制御装置3は、パスワード判別装置3cが正しいと判定したパスワードが付された非接触キーを無効から有効にする認証媒体有効装置を有している。本実施形態では、この認証媒体有効装置がCPU3a内に組み込まれている。
ここで、データセンター9の記憶部9Bは、世帯A〜Nであるグループ6〜7に属する非接触キー6a〜6c,・・・7a〜7cが有効又は無効であるかを示す有効無効識別テーブル9Baを少なくとも有している。本実施形態では、上述した無効処理、開放可能処理、開放不可能処理、及びCPU3aによって行われる非接触キーを無効から有効にする処理は、記憶部9Bの有効無効識別テーブル9Baを参照及び更新して行われる。
有効無効識別テーブル9Baは、例えば図2に示すように縦列として、世帯A〜Nであるグループ6〜7を上から順に示すグループ列10aと、このグループ列10aに示されたグループ6〜7に対応して非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cの認識番号を上から順に示す認識番号列10bと、この認識番号列10bに示された非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cに対応して集合住宅の警戒エリアであるエントランスホール1及び集会所(図示せず)に対する入室の可否を示す許可列10cと、非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cの使用の可否、すなわち非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cの失効が無しになっているか(非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cが有効である)、又は非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cの失効が有りになっているか(非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cが無効である)を示す失効有無列10dとを有している。
従って、有効無効識別テーブル9Baでは、非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cに対する警戒エリアであるエントランスホール1や集会所への入室の可否が許可列10cに基づいて判定され、非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cに対する使用の可否が失効有無列10dに基づいて判定される。
次に、本実施形態の動作を図3のフローチャートに基づいて詳細に説明する。
図3は本実施形態の動作を説明するフローチャートである。
まず、非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cが紛失していないときの通常状態の説明を行う。例えば、グループ6に分類された世帯Aの住人(図示せず)が非接触キー6aをリーダ4の読取り・表示部4aに翳すと(ステップ(以下、Sと記す)1)、読取り・表示部4aは、非接触キー6aの識別データを読取り(S2)、通信回路4bを介して自動ドア制御装置3の通信回路3dへ送信する。
次に、非接触キー6aの識別データを取得したCPU3aは、回線制御回路3eを起動し、広域ネットワーク網8を介してデータセンター9の回線制御回路9Cへ非接触キー6aの識別データ、及びエントランスホール1への入室に関する情報を送信する(S3)。そして、管理サーバ9Aは、回線制御回路9Cから非接触キー6aの識別データ、及びエントランスホール1への入室に関する情報を取得し、記憶部9Bの有効無効識別テーブル9Baのうち通常状態のもの(図2上段参照)を参照して照合を行う(S4)。
このとき、有効無効識別テーブル9Baのうち通常状態のものでは、世帯Aが属するグループ6の認識番号列10bの非接触キー6aに対し、許可列10cに関してエントランスホール1と集会所(図示せず)が許可されているので、管理サーバ9Aは、非接触キー6aに関してエントランスホール1の出入口を開放可能と判断する。
また、有効無効識別テーブル9Baのうち通常状態のものでは、失効有無列10dも無である(非接触キー6aが有効)ので(S5)、管理サーバ9Aは、エントランスホール1の出入口の開放可能信号を回線制御回路9C及び広域ネットワーク網8を介して自動ドア制御装置3の回線制御回路3eへ返信する。そして、回線制御回路3eから開放可能信号を受信したCPU3aは、自動ドア駆動回路3bを起動し、自動ドア駆動装置2を作動して自動ドア1Aを開かせ、エントランスホール1の出入口を開放する(S6)。
一方、手順S4において仮に非接触キー6aに対する許可列10cのエントランスホール1が許可されていなければ、管理サーバ9Aは、エントランスホール1の出入口の開放不可能信号を回線制御回路9C及び広域ネットワーク網8を介して自動ドア制御装置3の回線制御回路3eへ返信する(S7)。そして、回線制御回路3eから開放不可能信号を受信したCPU3aは、通信回路3dを介して開放不可能信号をリーダ4の通信回路4bへ送信すると、読取り・表示部4aは、自動ドア1Aが開かない旨の表示やブザー等によって非接触キー6aが利用不可であることを報知する(S8)。
次に、非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cのうちいずれかが紛失し、紛失した非接触キーが属するグループの全ての非接触キーが無効になったときのグループ一括失効状態の説明を行う。例えば、グループ6に分類された世帯Aの住人(図示せず)が非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cのうち非接触キー6bを紛失した場合には、この住人は非接触キー6bを紛失した旨を集合住宅の管理人(図示せず)へ知らせると、集合住宅の管理人は非接触キー6bを紛失した旨をデータセンター9へ連絡する。
次に、非接触キー6bを紛失した旨を受けたデータセンター9の担当者(図示せず)は、データセンター9の管理サーバ9Aに接続される入力装置を介して、記憶部9Bの有効無効識別テーブル9Baに対し、グループ6の非接触キー6a〜6cの失効有無列10dを無(非接触キー6a〜6cが有効である)から有(非接触キー6a〜6cが無効である)に書き換え、有効無効識別テーブル9Baのうちグループ一括失効状態のもの(図2中段参照)を参照して照合を行う。
ここで、非接触キー6aがリーダ4の読取り・表示部4に翳された場合の説明を行うが、手順S1〜S4までは前述した通常状態の説明と同様であるので、重複する説明を省略している。
手順S5において、非接触キー6aは有効無効識別テーブル9Baの失効有無列10dが有(非接触キー6aが無効である)であるので、管理サーバ9Aは、回線制御回路9C及び広域ネットワーク網8を介して自動ドア制御装置3の回線制御回路3eへ非接触キー6aの失効有の情報を送信する。非接触キー6aの失効有の情報を受信したCPU3aは、通信回路3dを介してリーダ4の通信回路4b及びテンキー5の通信回路5bへ「パスワード入力してください」という旨の表示情報を送信し、読取り・表示部4及びパスワード入力・表示部5aへ「パスワード入力してください」の表示を指令する(S9)。
次に、CPU3aは、表示情報を送信してからの経過時間を計測し(S10)、所定の時間として例えば10秒経過すると、非接触キー6aに予め定めたパスワードの入力時間超過として手順S7へ移行する。なお、パスワードは、テンキー5のパスワード入力・表示部5aによって行われ、通信回路5bを介して自動ドア制御装置3へ送信される。
一方、手順S10においてCPU3aは、10秒経過前に非接触キー6aに予め定めたパスワードの入力完了に関し、パスワードに定められた桁数やパスワードの終了に記す「♯」等の記号にて完了を認識すると(S11)、パスワードを取り込み(S12)、パスワードをパスワード判別装置3cへ送信する。
そして、パスワード判別装置3cは、テンキー5のパスワード入力・表示部5aによって入力されたパスワードを、予め記憶された非接触キー6aのパスワードと比較し(S13)、互いに一致していなければ手順S7へ移行し、互いに一致していればパスワードが一致した旨の一致信号をCPU3aへ出力する。
CPU3aは、受信した非接触キー6aのパスワードの一致信号を、回線制御回路3e及び広域ネットワーク網8を介してデータセンター9の回線制御回路9Cへ出力し、管理サーバ9Aは、非接触キー6aのパスワードの一致信号を受信すると、記憶部9Bの有効無効識別テーブル9Baに対し、グループ6の非接触キー6aの失効有無列10dを有(非接触キー6aが無効である)から無(非接触キー6aが有効である)に書き換え(S14)、記憶部9Bの有効無効識別テーブル9Baのうち失効解除状態(図2下段参照)を参照して照合を行う。
そして、管理サーバ9Aは、エントランスホール1の出入口の開放可能信号を回線制御回路9C及び広域ネットワーク網8を介して自動ドア制御装置3の回線制御回路3eへ返信し、手順S6へ移行して自動ドア1Aを開かせ、エントランスホール1の出入口を開放する。
このように構成した本実施形態によれば、グループ6に分類された世帯Aの住人が非接触キー6bを紛失した場合、非接触キー6a〜6cに対して、記憶部9Bの有効無効識別テーブル9Baの失効有無列10dが有(非接触キー6a〜6cが無効である)とされるが、無効になった非接触キー6a〜6cのうち紛失していない非接触キー6aがリーダ4の読取り・表示部4aに翳されても、所定の時間内にグループ6あるいは非接触キー6aを特定するパスワードがパスワード入力・表示部5aへ入力されれば、非接触キー6aの有効無効識別テーブル9Baの失効有無列10dを無(非接触キー6aが有効である)とするようにしたので、非接触キー6aの読取りとパスワードの入力で自動ドア1Aを開かせてエントランスホール1の出入口を開放させることができる。従って、非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cのうち紛失していない非接触キーの利用者に対して不便をかけずに済む。
また、紛失した非接触キー6bの特定が手間をかけることなく容易となり、管理を簡便に行えるとともに、紛失した非接触キー6bのグループ6に属する非接触キー6a〜6cを全て取り替えるのではなく、紛失した非接触キー6bの分を補充するだけで良い。このように、非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cのうちいずれかが紛失した場合でも、セキュリティを保ちながら手間をかけることなく、非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cのうち紛失していない非接触キーの継続的な使用を確保することができる。
また、本実施形態は、パスワード判別装置3cは、グループ6〜7毎、あるいは非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7c毎に非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cに予め付されたパスワードを内部に記憶しているので、テンキー5のパスワード入力・表示部5aによってパスワードが入力されることでグループ6〜7あるいは非接触キー6a〜6c,・・・,7a〜7cを容易に特定することができ、入力されたパスワードが正しいかどうかの判定を迅速に行うことができる。
特に、パスワード判別装置3cによる判定は、手順S9、10においてテンキー5のパスワード入力・表示部5aにパスワードを入力する旨の表示がされてから所定の時間内に、パスワード入力・表示部5aによって紛失した非接触キー6bのパスワードが入力されたときに限り行われるので、自動ドア制御装置3の処理動作を効率良く行うことができる。
なお、上述した本実施形態は、本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。
また、本実施形態は、パスワード判別装置3cを自動ドア制御装置3に設けている場合について説明したが、この場合に限らず、パスワード判別装置3cをデータセンター9等に設けても良い。さらに、本実施形態は、認証媒体有効装置を自動ドア制御装置3のCPU3aに組み込んだ場合について説明したが、この場合に限らず、認証媒体有効装置をデータセンター9の管理サーバ9A等に設けても良い。
また、本実施形態は、有効無効識別テーブル9Baをデータセンター9の記憶部9Bに設けた場合について説明したが、この場合に限らず、有効無効識別テーブル9Baを自動ドア制御装置3に設けても同様の効果が得られる。
1 エントランスホール
1A 自動ドア
2 自動ドア駆動装置
3 自動ドア制御装置
3a CPU
3b 自動ドア駆動回路
3c パスワード判別装置
3d,4b,5b 通信回路
3e 回線制御回路
4 リーダ(読取装置)
4a 読取り・表示部
5 テンキー(パスワード入力装置)
5a パスワード入力・表示部
6〜7 グループ
6a〜6c,・・・,7a〜7c 非接触キー(認証媒体)
8 広域ネットワーク網
9 データセンター
9A 管理サーバ
9B 記憶部
9Ba 有効無効識別テーブル
9C 回線制御回路

Claims (2)

  1. 物に配設される警戒エリアの出入口と、
    前記建物に居住する各世帯がそれぞれグループとして管理されると共に、前記グループ毎に複数個与えられ、それぞれ認識番号が記憶された複数の認証媒体と、
    前記建物に設けられ、前記認証媒体の前記認識番号を読み取る読取装置と、
    前記グループを示すグループ列、当該グループ列に示された前記グループに対応した前記認識媒体の前記認識番号を示す認識番号列、及び前記認識媒体の失効の有無を示す失効有無列、を含む有効無効識別テーブルを記憶する記憶部と、
    前記読取装置で読み込んだ前記認証媒体の前記認識番号が前記記憶部に格納されているとき、前記出入口の開放を可能とする出入口制御装置とを備え、
    前記認証媒体が紛失したとき、前記複数の認証媒体のうち紛失した認証媒体が与えられた前記グループに属する全ての認証媒体の前記失効有無列の情報を一括に失効有にし、前記出入口制御装置に対してこれらの認証媒体による前記出入口の開放を不可能とさせる入退室管理システムであって
    前記認証媒体に予めパスワードが付され、このパスワードを入力するパスワード入力装置と、
    失効有にされた当該グループの前記認証媒体の前記認識番号が前記読取装置から読み込まれ、前記パスワード入力装置によって当該認証媒体のパスワードが入力されたとき、このパスワードが正しいかどうかを判定するパスワード判別装置と、
    このパスワード判別装置が正しいと判定したとき、前記認証媒体に対応する前記有効無効識別テーブルの前記失効有無列の失効を解除し、前記パスワードが付された前記認証媒体により該当する警戒エリアの出入口を開放可能とする認証媒体有効装置とを備えたことを特徴とする入退室管理システム。
  2. 請求項1に記載の入退室管理システムであって
    前記認証媒体に予め付されたパスワードは、前記パスワード判別装置に記憶されると共に、前記認証媒体を特定するようにしたことを特徴とする入退室管理システム。
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