JP5920054B2 - エレベータ用ブレーキ装置及びエレベータ - Google Patents
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Description
図1は、実施の形態1に係るエレベータ用ブレーキ装置を含むエレベータ全体を示す構成図であり、図2は、実施の形態1に係るエレベータ用ブレーキ装置の制御部11aを、ブレーキ部10及び状態検出部17aとともに示すブロック構成図であり、図3は、実施の形態1に係るエレベータ用ブレーキ装置の状態検出部17aを、ブレーキコイル9及び制御部11aとともに示すブロック構成図である。以下、ブレーキシュー8がブレーキコイル9に吸引されている制動開放状態から、ブレーキシュー8がブレーキドラム6に押圧される制動付加状態へ移行するブレーキ制動移行時についてのみ説明する。
上記実施の形態1において、状態検出部17aがブレーキコイル9に流れるコイル電流iからブレーキ部10の状態としてその傾きdiを検出したが、これに限定されず、状態検出部17bはブレーキ部10の状態としてギャップxを検出してもよい。そこで、実施の形態2では、状態検出部17bがブレーキ部10の状態としてギャップxを検出する場合について説明する。なお、以下においては、本発明の実施の形態2が本発明の実施の形態1と相違する状態検出部17bの部分について説明し、それ以外の実施の形態1と同一または対応する部分についての説明は省略する。
上記実施の形態1において、状態検出部17aはブレーキコイル9に流れるコイル電流iからブレーキ部10の状態としてその傾きdiを検出したが、これに限定されず、状態検出部17cはブレーキシュー8の移動速度vからブレーキ部10の状態を検出してもよい。そこで、実施の形態3では、状態検出部17cがブレーキ部10の状態を移動速度vから検出する場合について説明する。なお、以下においては、本発明の実施の形態3が本発明の実施の形態1と相違する状態検出部17cの部分について説明し、それ以外の実施の形態1と同一または対応する部分についての説明は省略する。
上記実施の形態1ないし3において、状態検出部17は検出したブレーキ部10の状態に基づいて制御部11aの補償手段15の制御パラメータKを変更したが、これに限定されず、制御部11bがコイル電圧Eの指令値である制御電圧Edに補正を加えてもよい。そこで、実施の形態4では、制御部11bが制御電圧Edに補正を加える場合について説明する。なお、以下においては、本発明の実施の形態4が本発明の実施の形態1ないし3と相違する制御部11bの部分について説明し、それ以外の実施の形態1ないし3と同一または対応する部分についての説明は省略する。
上記実施の形態4では、制御部11bがコイル電圧Eの指令値である制御電圧Edに補正を加える構成としたが、その他にも、状態検出部17が制御部11cの速度パターン発生器13の速度パターンvdを変更してもよい。そこで、実施の形態5では、状態検出部17が速度パターンvdを変更する場合について説明する。なお、以下においては、本発明の実施の形態5が本発明の実施の形態1ないし4と相違する制御部11cの部分について説明し、それ以外の実施の形態1ないし4と同一または対応する部分についての説明は省略する。
2 シーブ
3 主索
4 釣合おもり
5 巻上機モータ
6 ブレーキドラム
7 ばね
8 ブレーキシュー
9 ブレーキコイル
10 ブレーキ部
11a、11b、11c 制御部
12 速度検出器
13 速度パターン発生器
14 減算器
15 補償手段
16 コイル電源部
17、17a、17b、17c 状態検出部
18 電流検出器
19a、19b、19c 判定部
20 積分器
21 基準速度パターン発生器
22 電圧パターン発生器
23 加算器
Claims (12)
- エレベータのかごを昇降駆動する巻上機モータに設けられたブレーキドラム、前記ブレーキドラムに対して摺動することにより制動力を発生するブレーキシュー、前記ブレーキシューを前記ブレーキドラムに押圧するばね、及び前記ブレーキシューを前記ばねの付勢力に抗して吸引するブレーキコイル、から構成されるブレーキ部と、
前記ブレーキシューが前記ブレーキコイルから前記ブレーキドラムの間を移動している際の前記ブレーキ部の状態として前記ブレーキコイルに流れるコイル電流の微分値を検出する状態検出部と、
前記ブレーキコイルに印加するコイル電圧を前記ブレーキコイルに出力するコイル電源部と、
前記ブレーキ部の状態に基づいて前記コイル電圧の指令値となる制御電圧を前記コイル電源部に出力する制御部と
を備え、
前記制御部は、
制御パラメータを用いて前記制御電圧を求め、
前記制御パラメータを、前記コイル電流の微分値が増加するにしたがって増加させること
を特徴とするエレベータ用ブレーキ装置。 - 前記微分値は、2階の微分値であること
を特徴とする請求項1に記載のエレベータ用ブレーキ装置。 - 前記制御部は、
前記ブレーキシューの移動速度を検出する速度検出器と、
前記ブレーキシューの速度指令値である速度パターンを生成する速度パターン発生器と、
前記移動速度と前記速度パターンとの速度偏差から補償された前記制御電圧を出力する補償手段と
を備えることを特徴とする請求項1ないし2のいずれか1項に記載のエレベータ用ブレーキ装置。 - エレベータのかごを昇降駆動する巻上機モータに設けられたブレーキドラム、前記ブレーキドラムに対して摺動することにより制動力を発生するブレーキシュー、前記ブレーキシューを前記ブレーキドラムに押圧するばね、及び前記ブレーキシューを前記ばねの付勢力に抗して吸引するブレーキコイル、から構成されるブレーキ部と、
前記ブレーキシューが前記ブレーキコイルから前記ブレーキドラムの間を移動している際の前記ブレーキ部の状態を検出する状態検出部と、
前記ブレーキコイルに印加するコイル電圧を前記ブレーキコイルに出力するコイル電源部と、
前記ブレーキ部の状態に基づいて前記コイル電圧の指令値となる制御電圧を前記コイル電源部に出力する制御部と
を備え、
前記制御部は、
前記ブレーキシューの移動速度を検出する速度検出器を備えると共に、制御パラメータを用いて前記制御電圧を求め、
前記状態検出部は、
前記移動速度を積分することによって、前記ブレーキシューと前記ブレーキコイルとの間のギャップを検出する積分器を備え、
前記制御パラメータは、前記ギャップの値が増加するにしたがって増加されること
を特徴とするエレベータ用ブレーキ装置。 - エレベータのかごを昇降駆動する巻上機モータに設けられたブレーキドラム、前記ブレーキドラムに対して摺動することにより制動力を発生するブレーキシュー、前記ブレーキシューを前記ブレーキドラムに押圧するばね、及び前記ブレーキシューを前記ばねの付勢力に抗して吸引するブレーキコイル、から構成されるブレーキ部と、
前記ブレーキシューが前記ブレーキコイルから前記ブレーキドラムの間を移動している際の前記ブレーキ部の状態を検出する状態検出部と、
前記ブレーキコイルに印加するコイル電圧を前記ブレーキコイルに出力するコイル電源部と、
前記ブレーキ部の状態に基づいて前記コイル電圧の指令値となる制御電圧を前記コイル電源部に出力する制御部と
を備え、
前記制御部は、
前記ブレーキシューの移動速度を検出する速度検出器を備えると共に、制御パラメータを用いて前記制御電圧を求め、
前記状態検出部は、
前記ブレーキシューの基準速度パターンを生成する基準速度パターン発生器を備え、前記移動速度と前記基準速度パターンとの差分基準速度偏差を前記ブレーキ部の状態として検出し、
前記制御パラメータは、前記差分基準速度偏差が増加するにしたがって増加されること
を特徴とするエレベータ用ブレーキ装置。 - エレベータのかごを昇降駆動する巻上機モータに設けられたブレーキドラム、前記ブレーキドラムに対して摺動することにより制動力を発生するブレーキシュー、前記ブレーキシューを前記ブレーキドラムに押圧するばね、及び前記ブレーキシューを前記ばねの付勢力に抗して吸引するブレーキコイル、から構成されるブレーキ部と、
前記ブレーキシューが前記ブレーキコイルから前記ブレーキドラムの間を移動している際の前記ブレーキ部の状態を検出する状態検出部と、
前記ブレーキコイルに印加するコイル電圧を前記ブレーキコイルに出力するコイル電源部と、
前記ブレーキ部の状態に基づいて前記コイル電圧の指令値となる制御電圧を前記コイル電源部に出力する制御部と
を備え、
前記制御部は、
前記ブレーキシューの移動速度を検出する速度検出器を備えると共に、制御パラメータを用いて前記制御電圧を求め、
前記状態検出部は、
前記ブレーキシューの基準速度パターンを生成する基準速度パターン発生器を備え、前記移動速度と前記基準速度パターンとの差分基準速度偏差の微分値を前記ブレーキ部の状態として検出し、
前記制御パラメータは、前記差分基準速度偏差の微分値が増加するにしたがって増加すること
を特徴とするエレベータ用ブレーキ装置。 - 前記制御パラメータは、離散的に増加すること
を特徴とする請求項1ないし6に記載のエレベータ用ブレーキ装置。 - 前記制御パラメータは、連続的に増加すること
を特徴とする請求項1ないし6に記載のエレベータ用ブレーキ装置。 - 前記制御部は、
前記ブレーキシューの速度指令値である速度パターンを生成する速度パターン発生器と、
を備えることを特徴とする請求項4ないし8のいずれか1項に記載のエレベータ用ブレーキ装置。 - 前記制御部は、
前記制御電圧を補正する電圧パターンを生成する電圧パターン発生器を備えると共に、
前記状態検出部は、
前記ブレーキ部の状態に基づいて、前記電圧パターンを変更すること
を特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載のエレベータ用ブレーキ装置。 - 前記状態検出部は、
前記ブレーキ部の状態に基づいて、前記速度パターンを変更すること
を特徴とする請求項3または9に記載のエレベータ用ブレーキ装置。 - 請求項1ないし11のいずれか1項に記載のエレベータ用ブレーキ装置を備えることを特徴とするエレベータ。
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JP2012142889A JP5920054B2 (ja) | 2012-06-26 | 2012-06-26 | エレベータ用ブレーキ装置及びエレベータ |
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JP2012142889A JP5920054B2 (ja) | 2012-06-26 | 2012-06-26 | エレベータ用ブレーキ装置及びエレベータ |
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Family Applications (1)
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