JP5919943B2 - シリコンインターポーザ - Google Patents

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Description

本発明は、シリコンインターポーザ、より詳しくは、半導体素子が形成されたシリコンインターポーザに関する。
半導体製造プロセスの技術向上により半導体チップは高機能化・高集積化が進み、ピン数も増加の一途を辿っている。これに対応するため図10に示すようなフリップチッププロセスを利用した半導体パッケージ、すなわちフリップチップパッケージが開発されている。フリップチッププロセスは半導体チップ101の素子形成面全面に外部との電気的接続のための電極102を配置することができるため多ピン化に適しており、現在多くの半導体製品に採用されている。
従来、フリップチップパッケージに用いられる半導体チップを搭載するための基板には、絶縁樹脂と配線材料を交互に積層することで形成されるビルドアップ基板が多く用いられてきた。この樹脂製ビルドアップ基板は安価であり微細な配線形成が可能であることなどから普及し、現在フリップチップパッケージ基板の主流となっている。
近年、半導体チップの微細化がさらに進み、樹脂製のフリップチップパッケージ基板に対していくつかの問題が顕在化してきた。その1つがシリコンと樹脂の熱膨張率の差に起因した問題である。半導体チップとフリップチップパッケージ基板との接続にははんだが用いられるため、実装時にははんだ融点以上の温度がかかるが、このとき熱膨張率の差により、シリコンチップの電極と樹脂基板の電極の位置がずれてしまい、正常な接続ができなくなるという問題が発生している。この問題は電極の微細化、狭ピッチ化が進むにつれ重要視されてきており、樹脂基板の大きな課題と言われている。
シリコンインターポーザは、従来樹脂でつくられていたパッケージ基板をシリコンで形成したものであり、半導体チップと熱膨張率が等しいことから前記の問題を解決する有効な手段とされている。シリコンインターポーザはシリコン基板に表裏貫通するスルーホールを設け、さらに配線及び電極を設けることで半導体チップとプリント基板の接続を仲介するものであり、上記の熱膨張率の問題の他、微細な配線形成が可能なことなどからも今後の需要増が見込まれている。
その他にもシリコンインターポーザには、インターポーザ上に素子の形成が可能であるという利点がある。形成する素子の例としては、過電圧や静電気から半導体チップを保護するためのダイオードなどの回路素子があげられる。そのような保護素子をシリコンインターポーザ上に形成することで、従来半導体チップ上に形成していた保護素子が不要となり、半導体チップを小面積化することが可能となる。そのような素子をシリコンインターポーザ上に形成する手法として、特許文献1に示すような発明が開示されている。
特開2009−277895号公報
半導体チップの多ピン化に伴い、シリコンインターポーザにおいても配線の微細化、高密度化が要求されている。しかし従来のシリコンインターポーザでは、特許文献1に例示されているようにスルーホールから離れた場所に保護素子を形成していたため、保護素子を利用するために余計な配線を形成する必要があり、配線の高密度化を阻害する要因となっていた。
従来の、保護素子の搭載されたシリコンインターポーザの例を図11に示す。シリコン基板106の上面及び下面には絶縁膜109が形成され、上面と下面を貫通するスルーホール107が形成される。
スルーホール107の側壁には絶縁膜108が形成され、さらに内部にはシリコン基板106の表側と裏側とを導通させるための導電物質が充填される。絶縁膜108は充填された導電物質とシリコン基板106が導通することを防いでいる。
またシリコン基板106の上面には保護素子113がイオン注入法などにより形成され、さらに金属層111、絶縁層112が順次積層される。
スルーホール107の内部に充填された導電物質は金属層111に接続され、金属層111と保護素子113はビア124により接続される。金属層111はビア110により適宜層間接続がなされ、半導体チップ接続用の電極102に接続される。
シリコン基板106の下面側はスルーホール107に充填された導電物質が金属層111に接続され、さらに外部接続用バンプ電極104に接続される。
ここで、保護素子113がスルーホール107から離れた位置に形成されていると、スルーホール107とビア124との間を接続する配線が必要になる。そのためスルーホール107の間隔を狭ピッチ化するのが難しく、配線の高密度化を阻害する要因となっていた。
本発明は上記課題を解決すべくなされたものであり、ダイオードや抵抗等の素子が形成されながらも、微細で高密度な配線形成が可能なシリコンインターポーザを提供することを目的とする。
本発明のシリコンインターポーザは、自身の厚さ方向に貫通するスルーホールを有するシリコン基板と、前記スルーホールの内壁を被覆する絶縁膜と、前記絶縁膜で被覆された前記スルーホール内に充填された導電物質と、前記シリコン基板の一部に不純物を拡散させた拡散層を含んで構成され、前記導電物質と電気的に接続された素子とを備え、前記素子は、前記絶縁膜と接するように形成されていることを特徴とする。
前記素子は、前記導電物質とグラウンドとの間で、グラウンド側の極性がP型のダイオードとして機能するとともに、前記導電物質と電源との間で、電源側の極性がN型のダイオードとして機能するものでもよい。
本発明のシリコンインターポーザによれば、ダイオードや抵抗等の素子が形成されても、微細で高密度な配線形成が可能となる。
(a)は、本発明の一実施形態のシリコンインターポーザを示す断面図、(b)は(a)における領域Aの拡大図、(c)は(b)の等価回路図である。 (a)から(c)は、同シリコンインターポーザの製造時の一過程を示す図である。 (a)から(c)は、同シリコンインターポーザの製造方法の一過程を示す図である。 (a)から(c)は、同製造方法の一過程を示す図である。 (a)および(b)は、同製造方法の一過程を示す図である。 (a)から(c)は、同シリコンインターポーザの製造時の他の例の一過程を示す図である。 (a)から(c)は、同他の例の一過程を示す図である。 (a)から(c)は、同他の例の一過程を示す図である。 (a)から(e)は、同他の例の一過程を示す図である。 従来の半導体フリップチップパッケージの図である。 従来のシリコンインターポーザの図である。
本発明の一実施形態について、図1(a)から図5(b)を用いて説明する。図1(a)は本実施形態のシリコンインターポーザ1を示す断面図、図1(b)は図1(a)に示す領域Aの拡大図、図1(c)は図1(b)の等価回路図である。
図1(a)に示すように、シリコン基板6の上面及び下面には絶縁膜9が形成され、複数のスルーホール7が形成されている。スルーホール7は、原則として半導体チップの電源、グラウンドまたは信号端子に接続されるが、図1(a)に示すスルーホール7は、全て信号端子に接続されるものを示している。
スルーホール7の内壁は絶縁膜8で被覆され、スルーホール7の内部には金属等の導電物質が充填されている。絶縁膜8は充填された導電物質とシリコン基板6とが導通することを防いでいる。
シリコン基板6の上面には保護素子13がイオン注入法などにより絶縁膜8に接するように形成され、さらに配線として機能する金属層11および絶縁層12が順次積層されている。スルーホール7の内部に充填された導電物質は金属層11に接続されている。
ここで、保護素子13は絶縁膜8に接して形成されているため、スルーホール7内の導電物質と保護素子13とは絶縁膜8を隔てて隣接している。そのため、スルーホール7上に形成された金属層11によって他のビア等を介することなく電気的に接続される。
さらに、金属層11はビア10により適宜層間接続がなされ、半導体チップ接続用のバンプ電極2に接続される。
シリコン基板6の下面側には、スルーホール7に充填された導電物質に接続するように金属層11が形成され、さらに外部接続用バンプ電極4に接続される。
ここで、図1(b)および図1(c)を参照して、保護素子13の詳細について説明する。保護素子13は、イオン注入等によりシリコン基板6の一部に不純物を拡散させて形成された13a、13b、および13cの3つの拡散層を有する。シリコン基板6をP型シリコンとすると、拡散層13aはN型拡散層、拡散層13bはNウェル層、拡散層13cはP型拡散層となる。この場合シリコン基板6はグラウンドに接続され、Nウェル層13bは電源に接続される。
なお、以降の説明においては、拡散層13a、13b、および13cを、それぞれN型拡散層13a、Nウェル層13b、およびP型拡散層13cと称することがある。
図1(c)において、符号25は外部接続端子であり、図1(b)の外部接続用バンプ電極4に相当する。符号26は電源、符号27はグラウンドである。本実施形態の保護素子13は、P型拡散層13cとNウェル層13bとのPNジャンクションで形成される保護ダイオード16a、およびP型シリコン基板6とN型拡散層13aとのPNジャンクションで形成される保護ダイオード16bとして機能する。なお、符号28は半導体チップへの接続端子を示し、図1(b)におけるビア10に相当する。
次に、シリコンインターポーザ1の製造方法について、図2(a)から図を参照して説明する。なお、以降の各図において、左側はシリコン基板6の厚さ方向における断面図であり、右側は左側と同一部位の平面図である。
まず、図2(a)に示すように、シリコン基板6の表面に絶縁層9を形成する。シリコン基板6はP型、N型どちらでもよいが、この実施例ではP型とする。絶縁層9としてはシリコンの酸化膜などが使用でき、化学気相成長法(CVD)などの手段により形成することができる。
次に、図2(b)に示すように、シリコン基板6上面の絶縁層9の上にレジスト層17を形成し、開口18を形成する。レジストとしては、例えば感光性の液状レジストなどをスピン塗布などの方法により塗布し、フォトリソグラフィ等の方法により開口18を形成すればよい。その後、開口18からイオン注入を行い、拡散層13bを形成する。拡散層13bの形成後、レジスト層17を除去する。
次に、図2(c)に示すように、上面の絶縁層9の上にレジスト層17を再度形成し、開口18と異なる位置に開口19を形成する。さらに開口19からイオン注入を行い、拡散層13aを形成する。開口19は、拡散層13aと拡散層13bとが接触しない程度にNウェル層13bから離れた位置に形成する。一般に、イオン注入による拡散層の形成では、レジストに形成した開口よりも広い範囲に拡散層が形成されるので注意する。この後、レジスト層17を除去する。
次に、図3(a)に示すように、上面の絶縁層9の上にレジスト層17を再度形成し、開口20を形成する。開口20は、上面から見たときに、Nウェル層となる拡散層13bよりも小さい面積で、なおかつ拡散層13bの領域内に位置するよう形成する。ここでも開口20の大きさ以上に拡散層が広がることを考慮し、拡散層13cが拡散層13bの外にはみ出さないように開口20の位置と大きさを決定する。
その後、開口20からイオン注入を行い拡散層13cを形成する。このとき、拡散層13cが拡散層13bを超えて深く形成されないよう、イオン注入を調整する。拡散層13cの形成後、レジスト層17を除去する。
次に、図3(b)に示すように、上面の絶縁層9の上にレジスト層17を再度形成し、開口21を形成する。開口21は、拡散層13aと拡散層13cとを横切るように形成する。
さらに、図3(c)に示すように、レジスト層17をマスクとして、平面視において開口21内に位置する絶縁層9およびシリコン基板6をRIE(Reactive Ion Etching)などの方法によりエッチングし、スルーホール7を形成する。スルーホール7の形成後、レジスト層17を除去する。
次に、図4(a)に示すように、スルーホール7の内壁に絶縁膜8を形成する。絶縁膜8としては、熱酸化またはCVDなどの方法により形成した酸化シリコンなどが使用できる。この絶縁膜8により、後にスルーホール7内に充填される金属がシリコン基板6とショートすることを防止する。
次に、図4(b)に示すように、拡散層13a及び13cの上部にある絶縁層9を選択的に除去する。ここで、絶縁層9を除去する領域は、上面から見たときにそれぞれ拡散層13a及び13cよりも小さい面積で、なおかつ拡散層13a及び13cの領域内に位置するようにし、上面から見たときにシリコン基板6や拡散層13bが露出しないようにする。絶縁層9の選択的除去は、フォトリソグラフィ等の方法を用い、RIEなどの方法により行うことができる。
次に、図4(c)に示すように、スルーホール7内を含む全ての露出面にバリアメタル及びシード層22を形成する。本実施形態では、スルーホール7の内部に充填する導電物質として、電解めっきによる銅を用いる。銅はシリコンや酸化シリコンの内部に拡散することが知られており、それにより保護素子であるダイオードにリークが発生することを防止しなければならない。そこで、銅の拡散防止のためバリアメタルを形成する。バリアメタルの金属種はTiNなどが代表的であり、形成方法はMOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)などが用いられる。シード層は電解めっきの導電層とするために形成する。金属種はCuが代表的であり、バリアメタルの形成後にスパッタなどの方法で形成する。なお、図ではバリアメタルおよびシード層を、符号22により一層で示している。
次に、図5(a)に示すように、上面および下面のバリアメタル及びシード層22上にレジスト層23を形成して開口23aをパターニングし、スルーホール7内及びスルーホール周辺の上面および下面に金属11aを堆積する。レジスト層23はフォトリソ法などによりパターニングするが、少なくとも拡散層13a及び13cの一部と平面視において重なるように開口23aを設定する。金属11aの堆積は、バリアメタル及びシード層22を利用した銅の電解めっき法で行う。これにより、スルーホール7に充填した金属と拡散層13a及び13cが、上面に堆積した金属11aからなる金属層11とバリアメタル及びシード層22とを介して、他のビア等を介することなく導通される。
次に、レジスト層23を除去し、金属層11と接触していないバリアメタル及びシード層22を除去すると、図5(b)に示す状態となる。この後、必要に応じて配線層及び電極となるバンプ等を形成すると、図1(a)に示すようなシリコンインターポーザ1が完成する。
本実施形態においてはシリコン基板6がP型であるので、シリコン基板6はグラウンドに接続しておく。さらにNウェル層13bは電源に接続する。これによって電源及びグラウンドに対し、図1(c)で示す保護ダイオード回路が確立される。
以上説明したように、本実施形態のシリコンインターポーザ1によれば、スルーホール7の内壁に設けられた絶縁膜8と接触するように、スルーホール7の周囲に保護素子13が形成されるため、スルーホール7に形成された貫通電極と保護素子13とを接続するために別途配線やビア等を設ける必要がない。
したがって、素子を形成しながらも、スルーホール間のピッチを小さくすることが容易であり、微細で高密度の配線を形成することが可能なインターポーザとすることができる。
本発明のシリコンインターポーザにおいては、上述のように保護素子を配置することにより、隣接したスルーホールのごく近傍に保護素子を設けることが可能である。
次に、シリコンインターポーザ1の製造方法の他の例について、図6(a)から図9(e)を参照して説明する。
まず、図6(a)から図7(a)に示すように、上述した製造方法と同様の手順で、シリコン基板6に拡散層13a、13b、および13cを形成する。
次に、図7(b)に示すように、レジスト層17をマスクとし、拡散層13aと拡散層13cを横切るように開口21を形成する。
次に、図7(c)に示すように、平面視において開口21内に位置する絶縁層9とシリコン基板6の一部を、RIE等の方法によりシリコン基板6を貫通しない程度にエッチングし、ブラインドビア29を形成する。その後、レジスト層17を除去する。
次に、図8(a)に示すように、ブラインドビア29の内壁及び底面に絶縁膜8を形成する。絶縁膜8の形成方法や機能は、先に説明した製造方法におけるものと同様である。
次に、図8(b)に示すように、拡散層13a及び13cの上部にある絶縁層9を選択的に除去する。ここで、絶縁層9を除去する領域の設定態様は、先に説明した製造方法と同様である。
次に、図8(c)に示すように、ブラインドビア29内部及び上側の露出面にバリアメタル及びシード層22を形成する。バリアメタル及びシード層22の形成方法や機能は、先に説明した製造方法におけるものと同様である。
次に、図9(a)に示すように、レジスト層23に開口23aをパターニングし、開口23a内のブラインドビア29内面及び上面に金属11aを堆積する。開口23aのパターニング方法や金属11aの堆積方法は、先に説明した製造方法と概ね同様である。
ここまでの工程で、ブラインドビア29に充填した金属と拡散層13a及び13cとが、金属層11およびバリアメタル及びシード層22を介して導通される。
その後、レジスト層23を除去し、金属層11と接触していないバリアメタル及びシード層22を除去すると、図9(b)に示す状態となる。
次に、図9(c)に示すように、シリコン基板6を下面から研磨し、ブラインドビア29に充填した金属を露出させると、ブラインドビア29が、シリコン基板6を貫通するスルーホール7となる。ここで、シリコン基板下面の研磨に先立って、シリコン基板6の上面に配線層を形成してもよい。配線層の形成は、例えば、金属層11、絶縁層12を順次積層し、適宜ビア10で層間接続を行うことにより行う。また必要に応じ電極バンプ2を形成する。
次に、図9(d)に示すように、シリコン基板6の下面に絶縁膜30を形成する。絶縁膜30には、CVDなどの方法により形成した酸化シリコンなどが使用できる。
次に、図9(e)に示すように、絶縁膜30をフォトリソ等の方法により開口し、上面側に金属層11を形成したのと同様の手順で金属層31を形成する。この後、必要に応じて配線層及び電極となるバンプ等を形成すると、図1(a)に示すようなシリコンインターポーザ1が完成する。
本実施例においてもシリコン基板はP型であるので、シリコン基板6はグラウンドに接続しておく。さらにNウェル層13bは電源に接続する。これによって電源及びグラウンドに対し図1(c)で示す保護ダイオード回路が確立される。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において各構成要素に種々の変更を加えたり、削除したりすることが可能である。
1 シリコンインターポーザ
6 シリコン基板
7 スルーホール
8 絶縁膜
13 保護素子
13a、13b、13c 拡散層
16a、16b 保護ダイオード
26 電源
27 グラウンド

Claims (2)

  1. 自身の厚さ方向に貫通するスルーホールを有するシリコン基板と、
    前記スルーホールの内壁を被覆する絶縁膜と、
    前記絶縁膜で被覆された前記スルーホール内に充填された導電物質と、
    前記シリコン基板の一部に不純物を拡散させた拡散層を含んで構成され、前記導電物質と電気的に接続された素子と、
    を備え、
    前記素子は、前記絶縁膜と接するように形成されている
    ことを特徴とするシリコンインターポーザ。
  2. 前記素子は、前記導電物質とグラウンドとの間で、グラウンド側の極性がP型のダイオードとして機能するとともに、前記導電物質と電源との間で、電源側の極性がN型のダイオードとして機能することを特徴とする請求項1に記載のシリコンインターポーザ。
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