JP5917757B1 - 使い捨てマスク - Google Patents

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Abstract

【課題】マスク本体の両側縁部における変形を抑制し、すっきりとした印象を与えることのできる使い捨てマスクの提供。【解決手段】使い捨てマスク10では、マスク本体20の上下方向Yの寸法を2等分する横断中心線Qよりも下方において、幅方向Xへ延び、かつ、上下方向Yにおいて所定幅を有する、他の部分に比して剛性の低い低剛性域14が位置する。【選択図】図1

Description

本発明は、使い捨てマスクに関する。
特許文献1には、繊維不織布製のシートから形成されたマスク本体と、マスク本体の両側縁から環状に延びる一対の耳掛け部と、マスク本体においてシートを折り重ねた重畳部分からなる複数の襞部(プリーツ)を有する使い捨てマスクが開示されている。
特開2008−55035号(P2008−55035)
特許文献1に開示された使い捨てマスクでは、マスク本体の両側縁部の上下方向における中央部分において、切り込みが形成されている。通常、マスク本体には、耳掛け部が耳部に掛け回されたときに、耳掛け部の固定端から上下方向へ向かうマスク本体を変形させようとする力が作用するが、中央部分にかかる力が作用しても、切り込みによってそれを分散、吸収して変形を抑制することができる。
しかし、切り込みがマスク本体の中央部に位置することから、耳掛け部の固定端から切り込みまでの離間距離が比較的に大きくなり、耳掛け部の固定端から切り込みに力を伝えてそれを分散、吸収することができず、固定端と切り込みとの間において変形を生じてしまうおそれがある。特に、耳掛け部では、着用状態において、下方の固定端よりも耳が上方に位置することから、耳掛け部の自由部に対してそれを斜め上方へ引っ張る力が大きくなるので、中央部分にそれらの力を緩衝するための領域を設けても、力が伝達する前に両側縁部が変形してしまう。また、マスク本体の両側縁及び下端縁は直状に延びており、たとえ切り込みにおいてマスク本体を変形させようとする力を分散、吸収できたとしても、正面視において、顔面から幅方向へ張り出したような態様をなし、着用者の顔面が小さく見えるようなすっきりとした印象を与えることができない。
本発明は、従来の使い捨てマスクの改良であって、マスク本体の変形を抑制し、顔面形状に沿った湾曲状を呈することができ、すっきりとした印象を与えることのできる使い捨てマスクの提供を課題にしている。
前記課題を解決するために、本発明は、上下方向及び幅方向を有し、マスク本体と一対の耳掛け部とを含む使い捨てマスクに関する。
本発明に係る使い捨てマスクは、前記マスク本体の前記上下方向の寸法を2等分する横断中心線よりも下方において、前記幅方向へ延び、かつ、 前記上下方向において所定幅を有する、他の部分に比して剛性の低い低剛性域が位置することを特徴とする。
前記低剛性域の上方及び下方においてそれに隣接して高剛性域が位置し、前記高剛性域は、前記低剛性域よりも剛性が高く、前記横断中心線よりも下方に位置することから、低剛性域とその上下方向に隣接して位置する高剛性域とによる折曲誘導手段が、横断中心線の下方に位置することから、耳掛け部の下固定部から上方へ向かう力による変形が生じる前に、その力を低剛性域において確実に、分散、吸収することができる。
前記マスク本体は、シートを折り重ねた重畳部分からなる襞部を有し、前記襞部は、前記マスク本体の前記幅方向の全域に延びており、前記高剛性域は前記襞部から形成され、前記低剛性域は、前記襞部間に位置する非重畳部分から形成されることから、マスク本体の両側縁部のみならず、幅方向の全域において高剛性域と低剛性域を形成することができる。また、基材シートをプリーツ状に折り曲げることによって低剛性域及び高剛性域を形成することができるので、別部材を配置したり部分的にシートの質量を変える等の形成手段に比べて、構成が簡易であり、製造コストを抑えることができる。
前記高剛性域におけるシートの単位面積当たりの質量が、前記低剛性域におけるシートの単位面積当たりの質量よりも高い。かかる場合には、シート基材のうちの低剛性域を形成する部分の質量を他の部分よりも小さくなるように製造することによって、プリーツ状に折り畳まなくても低剛性域を形成することができる。
前記低剛性域と、前記低剛性域の上方に位置する第1高剛性域と、前記低剛性域の下方に位置する第2高剛性域とを有し、それらの剛性の相関関係が、前記第2高剛性域≧前記第1高剛性域>前記低剛性域である。かかる場合には、耳掛け部の下固定部から上方へ向かう力を第2高剛性域において十分に受け止めた後に、低剛性域において吸収、分散することができる。また、第1及び第2高剛性域の剛性が互いに異なることによって、それらの間に位置する低剛性域をより折曲し易くすることができる。
前記高剛性域の前記上下方向の寸法が6〜12mm、前記低剛性域の前記上下方向の寸法が1〜7mmであるから、低剛性域がマスク本体の両側縁部の折曲誘導部として機能することができる。
低剛性域の両側部には、折曲補助手段が位置することから、低剛性域においてマスク本体の両側縁部に掛かる力を吸収、分散してより確実に折曲することができる。
前記マスク本体の両側部には、複数の接合部から形成された、前記上下方向へ延びるシール域が配置されており、前記折曲補助手段は、前記接合部が配置されていない非シール域から形成されることから、低剛性域における剛性がさらに低くなり、確実に折曲させることができる。
本発明に係る使い捨てマスクによれば、着用状態において、低剛性域においてマスク本体を変形させようとする力を分散、吸収することができるので、マスク本体の両側縁部が変形して顔面から離間するのを抑制することができる。また、マスク本体全体がフェイスラインに沿い、正面視において、すっきりとした印象を与えることができる。
図面は、本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
本発明に係る使い捨てマスクの正面から視た平面図。 図1のII−II線に沿って切断し、マスクの一方側部側を外面から視た斜視断面図。 図2の切断面を側方から視た図。 着用状態におけるマスクの側面図。 図4の一部拡大図。 図5に示す、VI−VI線に沿う断面図。 変形例の一例におけるマスクの正面から視た平面図。 変形例の一例におけるマスクの図6と同様の断面図。 着用状態におけるマスクの正面図。 小顔効果の事前評価に関するヒストグラム。 小顔効果の本評価に関するグラフ。
下記の実施の形態は、図1〜図11に示す使い捨てマスクに関し、発明の不可欠な構成ばかりではなく、選択的及び好ましい構成を含む。
図1及び図2を参照すると、本発明の使い捨てマスクの一例として示す、マスク10は、上下方向Y及び幅方向Xを有し、肌対向面及びそれに対向する非肌対向面と、上下方向Yの寸法を2等分する横断中心線Qと、マスク本体20と、マスク本体20の両側縁20c,20dから延びる環状の一対の耳掛け部30とを含む。
マスク本体20は、繊維不織布製の基材シート21から形成されており、幅方向Xへ直状に延びる上端縁20aと、下方へ僅かに凸曲して幅方向Xへ延びる下端縁20bと、上下端縁20a,20b間において上下方向Yへ延びる両側縁20c,20dとを有する。下端縁20bは、幅方向Xへ直状に延びる中央部位19aと、中央部位19aの両側に位置する曲状のサイド曲状部位19b,19cとを有する。マスク本体20は、一対の耳掛け部30の両端31A,31Bを固定する上下固定部34A,34Bが位置する上下端部と、上下方向Yにおいて上下端部の間に位置する、着用者の口と対向する口覆い部(中間部)24とをさらに有する。さらに、マスク本体20は、上下端縁20a,20bと両側縁20c,20dとが交差する曲状の隅部27を有する。隅部27が、先鋭状ではなく曲状を有することによって、着用者の顔面が隅部27に触れても刺激を与えることはない。
マスク本体20は、耳掛け部30の上下固定部34A,34Bから幅方向Xの外側に位置する両側縁部18と、下固定部34Bの下端よりも下方へ延びる接顎部23とを有する。接顎部23は、着用状態において、着用者の顎と対向して位置し、口覆い部24から下方へ突出したような外形を有する。
マスク本体20(マスク10)の上下方向Yの寸法(両側縁20c,20dの長さ寸法)W1は、60〜100mm、幅方向Xの寸法(上下端縁20a,20bの長さ寸法)L1は、140〜180mmである。マスク本体20の上下方向Yの寸法W1が、60mm以下の場合には、大人の着用者の標準的な大きさの顎を十分に被覆することができず、一方、寸法W1が100mmよりも大きい場合には、マスク本体20の下端が顎から下方へ延びて、マスク10の正面視において、実際よりも面長な印象を与えてしまうおそれがある。
マスク本体20を形成する基材シート21は、肌対向面側に位置する内層シート25と、非肌対向面側に位置する外層シート26とから構成されている。内層シート25と外層シート26とは、マスク本体20の外周縁に沿って断続的に延びる外周シール域40によって互いに接合されている。外周シール域40は、その延在方向へ所定寸法離間して配置された複数の接合部41から形成される。外周シール域40は、マスク本体20の上端縁20aに沿って幅方向Xへ断続的に延びる2条のラインからなる上側シール域42と、下端縁20bに沿って幅方向Xへ断続的に延びる下側シール域43と、両側縁20c,20dに沿って上下方向Yへ断続的に延びるサイドシール域44とを有する。
内層シート25と外層シート26は、例えば、熱融着性繊維を含む質量10〜40g/mの通気性を有する繊維不織布シートであって、メルトブローン繊維不織布、スパンボンド繊維不織布、SMS繊維不織布及びエアスルー繊維不織布等の各種公知の繊維不織布の他に、織布、ガーゼ、木綿布等の肌触り及び通気性の良好なシート材料から形成することができる。図示していないが、内外層シート25,26の間に微粒子のフィルター機能及び又は芳香剤、抗菌剤を含む中間シートを介在させてもよい。耳掛け部30は、好ましくは弾性的に伸縮可能なものであって、不織布や織布、プラスチックフィルム、ゴムひも等の公知の材料によって形成される。
外周シール域40は、断続的に配置された複数の接合部41において内層シート25と外層シート26とを互いに溶着する溶着シールラインであって、両シート25,26は外周シール域40においてのみ接合され、他の部分において互いに接合されていない。したがって、両シート25,26の内面全体が互いに接合されている場合に比して、マスク10全体は柔軟性及び通気性に優れる。
図2を参照すると、外周シール域40の接合部41は、一対の短辺と一対の長辺とから画成された略長方形状であって、上側シール域42と下側シール域43とにおいては、長辺が幅方向Xへ延びるように接合部41が配置されており、上下方向Yへ延びる2つのシールラインを形成している。また、上側シール域42のシールライン間の上下方向Yの離間寸法は、下側シール域43のシールライン間の上下方向Yの離間寸法よりも大きくなっている。サイドシール域44は、両側縁20c,20dに沿って上下方向Yへ延びる1条のラインを形成するように断続的に配置された複数の外側接合部41Aのほかに、耳掛け部30の下固定部34Bの上方に位置する複数の内側接合部41Bを有する。
図2を参照すると、上側シール域42のシールライン間には、幅方向Xへ延びる弾性帯片(ノーズフィット)60が配置されている。弾性帯片60は、内層シート25と外層シート26との間に介在されており、具体的には、上側シール域42を形成する2つのシールライン間に形成された筒状の空間内に挟持固定されている。弾性帯片60の両端の幅方向の外側には、弾性帯片60の幅方向Xへの移動を規制するための接合部41が配置されている。
内層シート25の上下端縁部は、外層シート26の下端縁部よりも上下方向Yの外側へ延出しており、該上下延出部25a,25bが上下方向Yの内側へ曲状に折り曲げられて、上側シール域42と下側シール域43とによって外層シート26の非対向面側に固定されている。また、マスク本体20の下端縁20bは、該下延出部25bが曲状に折り曲げられていることによって、下方へ向かって緩やかに湾曲した形状を有する。かかる曲状の下端縁20bとマスク本体20の曲状の隅部27とが相俟って、マスク10は全体的に丸みを帯びた外観を呈する。
耳掛け部30は、マスク本体20の上端部と下端部に位置する上下端31A,31Bと、上下端31A,31B間において環状に延びる自由部32とを有する。上端31Aは、マスク本体20の上端部に上固定部34Aにおいて固定され、下端31Bは、マスク本体20の下端部に下固定部34Bにおいて固定される。上下固定部34A,34Bは、網目状のエンボスパターンであって、上下端31A,31Bよりもひとまわり大きな矩形状を有し、上下端31A,31Bをマスク本体20に溶着又は接着している。上下固定部34A,34Bが、上下端31A,31Bの外形よりも大きいことによって、上下端31A,31Bは、マスク本体20に対して所要の剥離強度を有し、着用中に上下端31A,31Bに対してそれを剥離しようとする力が作用しても、容易に剥離することはない。耳掛け部30の両端31A,31Bは、上下固定部34A,34Bによってマスク本体20の非肌対向面に固定されている。耳掛け部30の両端31A,31Bが、マスク本体20の非肌対向面に固定されていることによって、着用状態において、耳掛け部30の両端31A,31Bがマスク本体20を顔面に押し当てるように作用し、マスク本体20の密着性を向上させることができる。
上下固定部34A,34Bの一部には、上下側シール域42,43を形成する接合部41が重なって配置されている。かかる重なり合う部分においては、シートの溶着部分が集中して接合強度が高くなるだけではなく、剛性が比較的に高くなって肌に触れると強く刺激を与えるおそれがあるが、上下側シール域42,43の位置する隅部27がアール形状であるので、肌に触れても強く刺激を与えるおそれはない。
マスク本体20の口覆い部24は、基材シート21をプリーツ状に折り曲げて形成された幅方向Xへ延びる複数の襞部28を有する。襞部28は、上方から順に、マスク本体20の非肌対向面側において上向きに凸となる第1〜第3襞部28A〜28Cと、第3襞部28Cの下方において下向きに凸となる第4襞部28Dとを有する。基材シート21は、第3襞部28Cと第4襞部28Dとにおいて、断面Ω状に折り曲げられている。口覆い部24は、かかるプリーツ加工が施されていることによって、基材シート21が折り重ねられてそれが複数に積層された高剛性域(重畳部分)13A,13Bと、第3襞部28Aと第4襞部28Dとの間に位置する、基材シート21が折り重ねられていない、単層構造を有する高剛性域13A,13Bよりも剛性の低い低剛性域(非重畳部)14とを有する。ここで、「高剛性域13A,13Bの剛性が低剛性域14よりも高い」とは、少なくとも上下方向Yにおける曲げ剛性において、高剛性域13A,13Bの方が低剛性域14よりも高いことを意味する。
本発明においては、基材シート21の重畳部分と非重畳部分とによって、高剛性域13A,13Bと低剛性域14とを形成しているが、基材シート21を折曲せずに、部分的に他の部分に比してシートの単位面積当たりの質量(目付量)が小さくなるように製造することによって、それらの両領域13A,13B,14を形成してもよい。また、高剛性域13A,13Bにのみ別体のシート部材や接着剤等の剛性付与手段を設けることによって、両領域13A,13B,14を形成してもよい。また、基材シート21の折畳み態様は、図示例に限定されるものではなく、例えば、襞部28がすべて上方又は下方へ向いていてもよいし、後記の折曲誘導手段15を形成する部分がΩ状ではなく、各種公知の断面形状となるように折り畳まれていてもよい。
口覆い部24では、基材シート21がプリーツ状に折り曲げられることによって、低剛性域14以外の部分には、基材シート21が折り重ねられて形成された高剛性域13A,13Bが位置する。また、口覆い部24では、横断中心線Qよりも下方において、基材シート21が断面Ω状に折り曲げられていることによって、低剛性域14と、低剛性域14の上方に隣接して位置する第1高剛性域13Aと、低剛性域14の下方に隣接して位置する第2高剛性域13Bとから構成された折曲誘導手段15を有する。なお、製造工程上、襞部28A〜28B間において、出願人が意図せずに形成される僅かな単層部分(0.1〜0.5mm程度)は、低剛性域14とはならない。
図3を参照すると、各高剛性域13A,13Bの上下方向Yの寸法は、ほぼ同じであって、例えば、第1高剛性域13Aの上下方向Yの寸法(第2高剛性域13Bの上下方向Yの寸法も同じ)W3は、6〜12mmである。一方、低剛性域14の上下方向Yの寸法W4は、1〜7mmである。低剛性域14の上下方向Yの寸法W4が、1mm未満の場合には、低剛性域14が折曲を誘導する基点として機能することができず、高剛性域13A,13Bの一部において変形を生じてしまうおそれがある。一方、低剛性域14の上下方向Yの寸法W4が7mmを超える場合には、比較的に大きくなり過ぎて、低剛性域14内においてさらに複数折曲がなされて、歪な形状となるおそれがある。
再び、図2を参照すると、接顔部22の下端(境界Mと同じ)と中央部位19aとの上下方向Yにおける離間寸法(接顎部23の上下方向Yにおける最大寸法W2)は、8〜14mmである。接顎部23がかかる最大寸法W2を有することによって、着用者の顎全体を被覆することができる。また、外周シール域40を形成する上側シール域42と上端縁20aとの上下方向の離間寸法、サイドシール域44と両側縁20c,20dとの幅方向Xにおける離間寸法が、2〜7mmであって、下側シール域43と中央部位19aとにおける上下方向Yの離間寸法R1が1〜5mmであり、マスク本体20の外周縁部に位置する外周シール域40のうちで下側シール域43がマスク本体20の外形縁と最も近接して位置している。外周シール域40が、このような配置態様を有することによって、着用状態における、下側シール域43から下方へ延びる下端縁の浮き上がりを効果的に防止しうる。
図4及び図5を参照すると、マスク10の着用状態においては、マスク本体20の上端部において弾性帯片60の配置された中央部から両側へ向かう力F3と、耳掛け部30の自由部32を後方又は斜め下方へ引っ張る力F5が生じることによって、上固定部34Aには、下方へ向かう力F1が作用する。一方、マスク本体20の下端部においては、接顎部23の中央部から両側部へ向かう力F4と、耳掛け部30の自由部32においてそれを斜め上方へ引っ張る力F6とが作用することによって、下固定部34Bには、上方へ向かう力F2が作用する。
マスク本体20の両側縁部18の上下固定部34A,34B間において、互いに逆方向へ向かう力F1,F2が作用することによって、両側縁部18が変形して顔面から浮き上がるように離間するおそれがある。両側縁部18が比較的に剛性が低い場合には、それを変形させようとする力を分散、吸収することが可能であるが、マスク本体20全体の剛性が比較的に高い場合には、顔面にフィットせず、浮き上がりを生じるおそれがある。
本実施形態に係るマスク10では、マスク本体20の両側縁部18において、口覆い部24全体に複数の襞部28が位置して高剛性域13A,13Bが形成されていることによって所要の剛性を有するとともに、部分的に低剛性域14を設けることによって、両側縁部18を変形させようとする力を分散、吸収することができる。
図6を参照すると、低剛性域14において、耳掛け部30の下固定部34Bから上方へ向かう力F2を吸収、分散することによって、低剛性域14が、マスク本体20の内面側に前後方向において折り畳まれるようにタック状に折曲されている。このように、低剛性域14において、上方へ向かう力F2を吸収、分散することによって、両側縁部18が顔面から出っ張るように変形して空気中の花粉や粉塵等が入り込むような隙間が形成されるのを抑制することができる。また、低剛性域14において、前後方向へ重なるようにタック状に折れ曲がることによって、マスク本体20は、上端縁20aから下端縁20bへかけて外方へ凸曲した、着用者のフェイスラインに沿った放物線状の外形ラインを有する。
また、例えば、低剛性域の上方にのみ高剛性域が配置され、下方に高剛性域が配置されていない場合には、上方へ向かう力を受ける折曲基点となる部分が存在せず、低剛性域において折曲を誘導することができない。本実施形態のマスク10においては、低剛性域14の上方に隣接する第1高剛性域13Aと下方に隣接する第2高剛性域13Bとが配置されていることによって、低剛性域14と第1及び第2高剛性域13A,13Bとの2つの境界(剛性変化点)16,17を基点として折曲が誘導され、低剛性域14がタック状に折れ曲がる。
図4を参照すると、耳掛け部30を耳80に掛け回したときに、斜め下方へ引っ張る力F5よりも斜め上方へ引っ張る力F6の方が大きくなるとともに、両側縁部18において上方へ向かう力F2が下方へ向かう力F1よりも大きくなる。両側縁部18の変形を抑制するためには、上方へ向かう力F2をそれが作用する下固定部34Bの近傍に折曲誘導手段15を配置することが好ましく、横断中心線Q又はそれよりも上方では、上方へ向かう力F2を吸収、分散する前に、両側縁部18が変形してしまう。マスク10では、第1及び第2高剛性域13A、13Bと低剛性域14とから構成された折曲誘導手段15が、横断中心線Qの下方に位置することによって、すなわち、下固定部34Bの近傍に位置することによって、上方へ向かう力F2をできるだけすぐに低剛性域14において吸収、分散して両側縁部18の変形を抑えることができる。
具体的には、マスク本体20の上下方向Yの寸法が約60〜100mmの場合において、横断中心線Qから低剛性域14までの上下方向Yにおける離間寸法R3は、約2.0〜8.0mmであることが好ましい。離間寸法R3が、かかる範囲内であることによって、耳掛け部30の下固定部34Bから上方へ向かう力F2が低剛性域14において吸収、分散されて、着用状態において、それを起点として屈曲させることができる。
折曲誘導手段15の第2高剛性域13Bには、サイドシール域44のエンボスラインを形成する外側接合部41Aと、その幅方向Xの外側に位置する複数の内側接合部41Bとから構成された幅広接合部45が位置する。マスク本体20の両側縁部18において、第2高剛性域13Bに幅広接合部45が位置することによって、(単位面積当たりにおいて)第2高剛性域13Bの接合部41A,41Bの総面積が第1高剛性域13Aよりも大きくなり、第2高剛性域13Bが第1高剛性域13Aよりも高剛性であるといえる。したがって、両側縁部18における第1及び第2高剛性域13A,13Bと低剛性域14との剛性値の相関関係は、第2高剛性域13B≧第1高剛性域13A>低剛性域14となる。
第1高剛性域13Aと第2高剛性域13Bとにおいて剛性差が生じることによって、各高剛性域13A,13Bと低剛性域14との境界16,17における曲がり易さが異なるので、折曲誘導手段15においてより折曲を誘導しやすくなる。また、第2高剛性域13Aに幅広接合部45が位置することによって、上方へ向かう力F2を広範囲で受け止めて低剛性域14に吸収させることができるので、境界16においてより折曲し易くなる。
<変形例>
図7及び図8を参照すると、本変形例のマスク10では、低剛性域14において、接合部41Aが配置されておらず、非シール域(折曲補助手段)51が形成されている。低剛性域14において両側縁部18を変形させようとする力を吸収、分散するためには、低剛性域14の剛性ができるだけ低いことが好ましく、剛性を高めるようなサイドシール域44の外側接合部41Aが配置されていないことが好ましい。本実施形態においては、非重畳部分において、接合部41が配置されていない、非シール域51が位置することによって、低剛性域14の剛性は所定の比較的に低い剛性を有し、より確実に上向きの力F2を吸収、分散することで、折曲し易くなる。すなわち、非シール域51は、低剛性域14の折曲誘導部としての機能を補助するためのものである。かかる効果を奏するためには、非シール域51の上下方向Yの寸法が、サイドシール域44の複数の外側接合部41A間の離間寸法(ピッチ)よりも大きいことが好ましい。非シール域51の上下方向Yの寸法が、外側接合部41A間と同等又はそれよりも小さい場合には、非シール域51ではなく、サイドシール域44における外側接合部41A間の離間部分において上向きの力F2が吸収、分散されて屈曲するおそれがあり、マスク本体20全体を所定の形状の湾曲させることができないおそれがあるからである。
図9を参照すると、本実施形態に係るマスク10の着用状態において、マスク本体20の両側縁部18には顔面から浮き上がるように離間してフェイスラインから出っ張るような部分がない。また、マスク本体20の両側縁20c,20dが低剛性域14において内側へ凸となるような緩やかな放物線状を画くので、フェイスラインに沿うことができ、顔面にフィットされる。また、接顎部23は、顎の外形ラインに沿うような、中央部位19aとサイド曲状部位19b,19cとからなるラウンド形状であるので、顎にフィットされて、顎が実際よりも幅広に見えることはない。
通常の全体的に矩形状の使い捨てマスクの場合には、下端部において尖鋭状の隅部がフェイスラインから大きく外れた外形ラインを形成するので、実際よりも顔が大きいようなイメージを与えるおそれがある。一方、着用者の顎に当接される部分が、極端に幅狭に形成されていた場合には、顎先の一部が露出して、着用しているマスクのサイズが顔の大きさに合ってないような印象を与えるおそれがある。
再び、図2を参照すると、本実施形態に係るマスク10においては、マスク10の接顎部23において、中央部位19aの両側に位置する点P1から幅方向Xへ延びる第1ラインK1と、P1と自由部32の下端縁と下固定部34Bの内側縁との交点P2とを結ぶ第2ラインK2との交角θ1は、10〜40度、好ましくは、15〜35度である。交角θ1が10度未満の場合には、接顎部23が顎のラインから横に張り出したような外形となり顔が横長な印象を与えるおそれがあり、一方、交角θ1が40度を超える場合には、接顎部23がシャープになり過ぎて、マスク10を着する前に比べて、着用者の顔面が面長であるような印象を与えるおそれがある。マスク10は、交角θ1が10〜40度の範囲内にあるので、両側縁20c,20dが低剛性域14において凹曲する緩やかな放物線状をなし、かつ、接顔部が適度にラウンドされた形状を有することから、頬下から顎先にかけての範囲が実際のフェイスラインよりもすっきりとした印象を与え、実際よりも顔の大きさが小さく見るような小顔効果を発揮することができる。
<小顔効果の評価方法>
<事前評価方法>
まず、事前準備として、評価に使用する資料として、日本人女性の顔の写真画像(肩よりも上方を撮影したもの)を540枚、24インチ液晶ディスプレイ、ヘッドマネキン(20代の日本人女性の標準的なサイズを有する顔面模型、バイオスキンドールF−300S,ビューラックス)を用意した。次に、事前評価者(18歳以上の男女合計36名)をデスクの上に配置された液晶ディスプレイの画面から60cm離れた位置にある椅子に座らせた。液晶ディスプレイの画面には、画像写真を所定のサイズ(354×472ピクセルのJPEG画像、縦9.8cm×横13.07cm)で表示し、液晶ディスプレイの横には、ヘッドマネキンを配置した。事前評価者は、液晶ディスプレイの画面に表示された写真画像Aとヘッドマネキンとを対比観察して、ヘッドマネキンの顔の大きさを50ポイントとした場合の画像写真の顔の大きさを1〜100(数字が大きいほどに顔が大きい)の範囲で評価して事前評価値とした。事前評価者は、片手で液晶ディスプレイに接続されたパソコン本体のマウスを操作し、視覚的アナログスケール上の適当と思われる数字にカーソルを移動させることによって事前評価値を示した。なお、各評価者による画像写真の評価順序、評価枚数についてはランダムに行った。
各事前評価者による事前評価値を写真画像ごとに集計して平均値を算出した。なお、写真画像ごとに評価者数は異なっており、平均的に、1つの写真画像について18名が評価した。図10は、事前評価値を基にして作成したヒストグラム(縦軸を度数、横軸を見た目の顔の大きさの階級)を示したものであって、分布の平均値は51.3、標準偏差は7.7、最小値は32.5、最大値は77.6であった。この分布の最小値から昇順に22枚の写真画像(小さい顔)、平均値から22枚の写真画像(平均的な大きさの顔)、最大値から降順に22枚の写真画像(大きい顔)の合計66枚の写真画像(写真画像A)を以下の本評価で用いる画像とした。
<本評価方法>
事前に準備した写真画像Aと、写真画像Aの顔に画像編集ソフトによってマスク10を着用させた写真画像Bとを用意した。本評価者(18歳以上の男女合計11名であって、事前評価者とは異なる者)は、事前評価方法と同じ条件で、66枚の写真画像(写真画像A,Bをそれぞれ33枚)について1枚ずつ、見た目の顔の大きさを評価した。本評価するときには、各本評価者が、同じ人物による写真画像Aと写真画像Bとをともに評価することがないように調整した。各本評価者が評価する写真画像A,Bは、ランダムに選別した。かかる本評価によって得られた本評価値をマスク10の着用の有無(写真画像A,写真画像B)×元の顔の大きさ(小さい顔、平均的な顔の大きさ、大きい顔)の6条件ごとに集計し、平均値とその標準誤差を算出した。
<本評価結果>
図11を参照すると、「マスク10未着用の状態において小さい顔」においては、未着用のときの本評価値(写真画像Aの本評価値)の平均が40.5であるのに対し、マスク10を着用した状態における本評価値(写真画像Bの本評価値)の平均が33.5であった。また、「マスク未着用の状態において平均的な大きさの顔」においても、未着用のときの本評価値の平均が53.3であるのに対し、マスク10を着用した状態における本評価値の平均が44.8、「マスク未着用の状態において大きい顔」においても、未着用のときの本評価値の平均が70.6であるのに対し、マスク10を着用した状態における本評価値の平均が63.1であって、いずれの場合においても、マスク10を着用してない状態の顔の大きさに関係なく、マスク10を着用すると、見た目の顔の大きさが小さく感じられた。
また、本評価によって得られた本評価値に関し、前記6条件に関する2要因分散分析を行ったところ、マスク10の着用の有無の主効果(F(1,10)=10.40,p=0.09)、元の顔の大きさの主効果(F(2,20)=91.55,p=.001)であって、統計的に有意な結果を得ることができた。マスク10の着用の有無と元の顔の大きさとの交互作用は認められなかった。よって、元の顔の大きさに関係なく、マスク10を着用した顔は着用していない顔よりも、小さく見える(小顔に見える)という統計結果を得ることができた。
マスク10を構成する部材には、特に明記されていない限りにおいて、本明細書に記載されている材料のほかに、この種の分野において通常用いられている公知の材料を制限なく用いることができる。また、本明細書において使用されている「第1」及び「第2」等の用語は、同様の要素、位置等を単に区別するために用いてある。
10 使い捨てマスク
13A 第1高剛性域
13B 第2高剛性域
14 低剛性域
15 折曲誘導手段
20 マスク本体
21 基材シート
28A〜18D 襞部
41 接合部
Q 横断中心線
W3 高剛性域の上下方向の寸法
W4 低剛性域の上下方向の寸法
X 幅方向
Y 上下方向

Claims (8)

  1. 上下方向及び幅方向を有し、マスク本体と一対の耳掛け部とを含む使い捨てマスクにおいて、
    前記マスク本体の前記上下方向の寸法を2等分する横断中心線よりも下方において、
    前記幅方向へ延び、かつ、前記上下方向において所定幅を有する、他の部分に比して剛性の低い低剛性域が位置する前記マスク。
  2. 前記低剛性域の上方及び下方においてそれに隣接して高剛性域が位置し、前記高剛性域は、前記低剛性域よりも剛性が高く、前記横断中心線よりも下方に位置する請求項1に記載のマスク。
  3. 前記マスク本体は、シートを折り重ねた重畳部分からなる襞部を有し、前記襞部は、前記マスク本体の前記幅方向の全域に延びており、前記高剛性域は前記襞部から形成され、前記低剛性域は、前記襞部間に位置する非重畳部分から形成される請求項1又は2に記載のマスク。
  4. 前記高剛性域におけるシートの単位面積当たりの質量が、前記低剛性域におけるシートの単位面積当たりの質量よりも高い請求項1〜3のいずれかに記載のマスク。
  5. 前記低剛性域と、前記低剛性域の上方に位置する第1高剛性域と、前記低剛性域の下方に位置する第2高剛性域とを有し、それらの剛性の相関関係が、前記第2高剛性域≧前記第1高剛性域>前記低剛性域である請求項1〜4のいずれかに記載のマスク。
  6. 前記高剛性域の前記上下方向の寸法が6〜12mm、前記低剛性域の前記上下方向の寸法が1〜7mmである請求項1〜5のいずれかに記載のマスク。
  7. 前記低剛性域の両側部には、折曲補助手段が位置する請求項1〜6のいずれかに記載のマスク。
  8. 前記マスク本体の両側部には、複数の接合部から形成された、前記上下方向へ延びるシール域が配置されており、前記折曲補助手段は、前記接合部が配置されていない非シール域から形成される請求項7に記載のマスク。
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