JP5916544B2 - 鋳造用銅基合金及び水道用器具 - Google Patents

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本発明は、鋳造用銅基合金及びこの合金を用いた水道用器具に関する。
水栓金具や水道管等の水道用器具には、通水路の確保や温度調節といった機能上の要求等から、内部形状が複雑で大型な製品が多く含まれる。このような複雑な形状の製品の場合、効率良く作製できることから一般に鋳造が用いられる。鋳造用材料として、黄銅系合金はJISCAC203、特許文献1、2等が用いられ、青銅系合金はJISCAC406等が用いられている。
黄銅系合金は、製造設備の簡便な金型を用いる鋳造が可能なメリットがあるものの、潰食と脱亜鉛腐食との発生が問題となる。ここで、潰食とは水の流れ等により合金が削られる腐食をいい、脱亜鉛腐食とは合金成分中の亜鉛が抜けてしまう腐食をいう。特許文献1、2等、耐脱亜鉛腐食についてはある程度満足できる材料が開発されているが、耐潰食性が不十分なため、潰食が発生しても機能不良に至らない製品に用途が限定されている。
他方、青銅系合金は、高い耐潰食性と耐脱亜鉛腐食とを有するが、緑青が多く発生する。緑青が剥がれた場合に機能部の小孔等が目詰まりを起こし、機能不良に至ることがある。また、青銅系合金は、金型を用いる鋳造が困難であり、設備が大型で粉塵や騒音等が発生しやすい砂型を用いた鋳造でしか生産ができないという問題もある。
特開平8−337831号公報 特開2009−263787号公報
黄銅系合金において、水道用器具に必要な耐潰食性と脱亜鉛腐食との二つの性能を満足することができれば、青銅系合金で発生する緑青の目詰まりによる機能不良の防止や、簡便な設備で幅広い製品の生産が可能となる。このため、耐潰食性及び耐脱亜鉛腐食性を発揮可能な黄銅系の鋳造用銅基合金が望まれている。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、耐潰食性及び耐脱亜鉛腐食性を発揮可能な鋳造用銅基合金を提供することを解決すべき課題としている。また、本発明は、上記性能を発揮する水道用器具を鋳造によって提供することも解決すべき課題としている。
本発明の鋳造用銅基合金は、銅、亜鉛、スズ、アルミニウム、アンチモン、リン、鉄及び不可避不純物からなる鋳造用銅基合金であって、
亜鉛が20.7〜34.0質量%、スズが1.0〜2.0質量%、アルミニウムが0.7〜2.0質量%、鉛が1.8〜2.2質量%、アンチモンが0.01〜0.1質量%、リンが0.01〜0.1質量%、鉄が0.1質量%未満、残部が銅及び不可避不純物からなり、亜鉛当量が35.0〜44.0質量%であることを特徴とする。
発明者らの試験結果によれば、スズ及びアルミニウムの添加により、従来の黄銅系合金にない耐潰食性が発揮される。スズが1.0質量%未満では、耐潰食性が十分でなく、スズが2.0質量%を超えると、鋳造性が損なわれる。アルミニウムが0.7質量%未満では、耐潰食性が十分でなく、アルミニウムが2.0質量%を超えると、アルミニウムの過剰添加が原因と推測される腐食生成物の付着が発生する。また、亜鉛当量を35.0〜44.0質量%に制御することにより高い耐脱亜鉛腐食性が発揮される。亜鉛当量が35.0質量%以上までは、鋳造性が十分であることを確認できており、亜鉛当量が44.0質量%を超えると、耐脱亜鉛腐食性が低下する。
したがって、本発明の鋳造用銅基合金によれば、耐潰食性及び耐脱亜鉛腐食性を発揮可能である。
本発明の鋳造用銅基合金は、アンチモンが0.1質量%以下であることが好ましい。発明者らの試験結果によれば、アンチモンは鋳造用銅基合金の耐脱亜鉛腐食性を向上させる。アンチモンを0.1質量%を超えて含有しても、その作用が頭打ちになることから、上限を0.1質量%とする。アンチモンは0.01〜0.1質量%であることがより好ましい。アンチモンが0.01質量%未満では、耐脱亜鉛腐食性が十分ではない。
本発明の鋳造用銅基合金は、表1に示すように、鉛が1.8〜2.2質量%、アンチモンが0.01〜0.1質量%、リンが0.01〜0.1質量%、鉄が0.1質量%未満、銅が残部であることが好ましい。発明者らはこれらを満足する鋳造用銅基合金により本発明の効果を確認した。発明者らの試験結果によれば、鉛は鋳造用銅基合金の切削加工性を向上させる。鉛が1.8質量%未満では、切削加工性が十分でなく、鉛が2.2質量%を超えると、引張強さ及び伸びを低下させる。アンチモンは鋳造用銅基合金の耐脱亜鉛腐食性を向上させる。リンは鋳造用銅基合金の耐脱亜鉛腐食性を向上させる。リンが0.1質量%を超えると、引張強さが低下する。リンは0.01〜0.1質量%であることがより好ましい。リンが0.01質量%未満では、耐脱亜鉛腐食性が十分ではない。鉄は不可避の不純物である。鉄が0.1質量%未満であれば、鋳造用銅基合金の特性にほとんど影響がない。
Figure 0005916544
本発明の鋳造用銅基合金は、珪素及びビスマスの少なくとも一方が実質的に0質量%であることが好ましい。これらは鋳造用銅基合金のリサイクルを阻害し易いからである。ここで、実質的に0質量%とは、0.1質量%未満をいう。
本発明の鋳造用銅基合金は、亜鉛当量が40.0質量%未満であることがより好ましい。亜鉛当量が40.0質量%未満であれば、本発明の鋳造用銅基合金は、より良好な耐脱亜鉛腐食性を発揮する。
本発明の鋳造用銅基合金は、亜鉛当量が38.0質量%以上であることがより好ましい。亜鉛当量が38.0質量%以上であれば、本発明の鋳造用銅基合金は、より良好な鋳造性を発揮する。
本発明の水道用器具は、上記鋳造用銅基合金からなることを特徴とする。この水道用器具は鋳造によって製造される。そして、この水道用器具によれば、従来では困難だった耐潰食性及び耐脱亜鉛腐食性を兼ね備えることができる。
止水部の模式断面図である。 耐潰食性評価試験の結果を示すグラフである。 耐潰食性評価試験後の比較例10の表面を示す写真である。 耐潰食性評価試験後の比較例6の表面を示す写真である。 耐潰食性評価試験後の比較例7の表面を示す写真である。 耐潰食性評価試験後の実施例18の表面を示す写真である。 耐潰食性評価試験後の実施例4の表面を示す写真である。 耐潰食性評価試験後の実施例7の表面を示す写真である。 耐潰食性評価試験後の実施例19の表面を示す写真である。 耐潰食性評価試験後の実施例1の表面を示す写真である。 耐潰食性評価試験後の比較例17の表面を示す写真である。 耐潰食性評価試験後の比較例1の表面を示す写真である。 耐脱亜鉛腐食性評価試験後の比較例7の断面写真である。 耐脱亜鉛腐食性評価試験後の実施例18の断面写真である。 耐脱亜鉛腐食性評価試験後の実施例19の断面写真である。 耐脱亜鉛腐食性評価試験後の比較例17の断面写真である。 耐脱亜鉛腐食性評価試験後の実施例1の断面写真である。 耐脱亜鉛腐食性評価試験後の実施例4の断面写真である。 耐脱亜鉛腐食性評価試験後の実施例7の断面写真である。 耐脱亜鉛腐食性評価試験後の実施例15の断面写真である。 耐脱亜鉛腐食性評価試験後の比較例6の断面写真である。 耐脱亜鉛腐食性評価試験後の比較例10の断面写真である。 鋳造性の評価に用いた両端拘束試験用金型の平面図である。 鋳造にて試作した水栓金具の外観図である。 水栓金具の製造方法を示す工程図である。 実使用相当試験後の実施例18に係り、図(A)はシートの断面写真、図(B)はねじの断面写真である。 実使用相当試験後の実施例19に係り、図(A)はシートの断面写真、図(B)はねじの断面写真である。 実使用相当試験後の比較例17に係り、図(A)はシートの断面写真、図(B)はねじの断面写真である。 実使用相当試験後の比較例7に係り、図(A)はシートの断面写真、図(B)はねじの断面写真である。 実使用相当試験後の比較例10に係り、図(A)はシートの断面写真、図(B)はねじの断面写真である。
以下、本発明を試験に基づいて説明する。
表2及び表3に成分を示す実施例1〜19及び比較例1〜18の合金からなる鋳塊を準備した。
Figure 0005916544
Figure 0005916544
(耐潰食性評価試験)
各鋳塊から水栓金具の止水部を模したサンプルを切削により製造した。各サンプルの口径は9mm、口径周りのシートは径方向で1mmの寸法である。止水部の機構を図1に示す。図1に示すように、各サンプル1の上方には止水板2が設けられている。各サンプル1の内部を経た試験液3は、止水板2によって折り返され、各サンプル1に当接するようになっている。
1%CuCl2水溶液10Lを試験液とし、この試験液を0.3MPaの圧力、5.0L/分の流量で、上記サンプルに対して水栓金具と同様の流路になるように流す耐潰食性評価試験を行った。試験時間は2時間であり、圧力は30分毎に調整した。
各サンプルの重量減少(g)と時間(hr)との関係を求めた。各サンプルの内から、実施例1、4、7、18、19及び比較例1、6、7、10、17の結果を図2に示す。また、上記実施例及び比較例の試験後の表面の写真を図3〜12に示す。
図2及び図3〜12に示す通り、スズ量及びアルミニウム量の添加により合金は耐潰食性が向上する。しかし、スズ量のみを増加した場合、鋳造時に割れが生じることや切削加工性が悪化すること等が一般に知られている。このため、他の性能に悪影響を与えない範囲でスズを添加し、それに加えてアルミニウムを添加することで、他の性能を損なうことなく、スズのみを添加する場合を凌ぐ高い耐潰食性を発揮させることを得た。これは、合金の表面に強固な酸化皮膜が形成されることによると考えられる。
(耐脱亜鉛腐食性評価試験)
各鋳塊を用い、JBMAT303に基づき、耐脱亜鉛腐食性評価試験を行った。
この結果、脱亜鉛深さは、比較例7が47μm、実施例15が151μm、実施例16が127μm、比較例17が176μm、実施例1が42μm、実施例4が40μm、実施例7が54μm、実施例15が83μm、比較例6が59μm、比較例10が187μmであった。また、試験後の上記実施例及び比較例の断面写真を図13〜22に示す。
耐脱亜鉛腐食性評価試験の結果より、スズの含有量を1.5質量%として、アルミニウム量を増加させると、耐脱亜鉛腐食性が悪化する傾向が確認され、耐潰食性と耐脱亜鉛腐食性の両立が困難であることがわかる。しかし、亜鉛を減少させて亜鉛当量を40.0質量%以下に制御することでアルミニウム量の増加による耐脱亜鉛腐食性の悪化を抑えることができ、耐潰食性と耐脱亜鉛腐食性の両立が可能となる。
(鋳造性の評価)
鋳造性を矢印拘束試験法により評価した。この試験法では、図2に示す両端拘束試験用金型を用いた。この金型は、中央に設けられる矩形の中央型11と、両端に設けられる一対の矩形の拘束型12a、12bとを有している。これら中央型11及び拘束型12a、12bはS45Cからなる。これらは組み合わせられた状態で図示しないボルトによって互いに固定され、金型とされる。
中央型11の中央には正方形状の凹部13が形成されている。また、中央型11には、凹部13と連通しつつ、幅方向に延びる溝14が形成されている。凹部13と溝14とは同一の深さを有している。凹部13内には、溝14と連通する部分15を除き、鋳砂とワックスとからなる断熱材16が充填されている。
中央型11には、溝14及び部分15と連通する溝17が形成されている。拘束型12a、12bには、それぞれ溝14、部分15及び溝17の端部と連通する三角形の凹部18a、18bが形成されている。溝17及び凹部18a、18bの深さも凹部13及び溝14と同一である。溝14、部分15、溝17及び凹部18a、18bによって両矢印形状のキャビティが形成されている。
この金型のキャビティ内に実施例及び比較例の溶湯19を注いだ。キャビティ内の溶湯19は、冷却され、凝固していく過程において、凹部18a、18bが拘束され、凝固収縮力が発生する。キャビティ内の溶湯19の中央部分は、断熱材16によって凹部18a、18bに比べて冷却が遅れて最終凝固部となり、凝固収縮力が集中する。この中央部分での割れの有無や程度により鋳造性を評価した。
実施例4等では、割れが発生しなかった。実施例1〜3ではわずかに割れは発生したが両断には至らず、図24に示す止水栓を作製することも出来た。このため、亜鉛当量を35.0質量%以上とすることにより、良好な鋳造性が確保され、亜鉛当量を38.0質量%以上でさらに良好な鋳造性が確保されることが確認された。
(実使用相当試験)
実施例18、19、比較例7、10、17について、図24に示す水栓金具を試作した上で実使用場面を想定した試験を行った。この水栓金具は、図25に示す製造方法により製造した。
この製造方法では、まず、工程S1において、各水栓金具が表2又は表3の成分になるように材料を調合した。次いで、工程S2において、鋳造により成形した。そして、工程S3において、得られた成形品に切削加工を施し、工程S4において、製品を完成させた。この水栓金具は、図1に示す止水部の機構を持つ。
試験水は、3%NaClを含み、pHが6.5〜6.6、温度が50°Cである。流量は2500ml/分、試験期間は12週間である。この試験は約20〜30年の実使用に相当する。実施例18、19、比較例7、10、17のシートの断面写真及びねじの断面写真を図26〜30に示す。
図26〜30より、亜鉛当量が40.0質量%以上でも脱亜鉛腐食が発生せず、亜鉛当量が44.0質量%を超えると脱亜鉛腐食が発生することがわかる。つまり、実使用場面においては亜鉛当量が44.0質量%以下であれば、鋳造用銅基合金が高い耐脱亜鉛腐食性を発揮することがわかる。
全ての実施例及び比較例について、同様に耐潰食性評価試験、耐脱亜鉛腐食性評価試験及び鋳造性の評価を行った。上記の耐潰食性評価試験において、試験後の重量減少が約0.4g以下であれば、実際の使用環境で潰食が発生しないと推測されることが、発明者らの実験にて判明している。よって、耐潰食性は、試験後の重量減少が0.4g以下である場合を○とし、重量減少が0.4gより大きい場合を×とした。耐脱亜鉛腐食性は、JBMAT303における脱亜鉛腐食感受性の評価において1種又は2種に相当すれば○とし、1種又は2種には相当しないが、実使用相当試験で脱亜鉛腐食が見られない場合を△とし、○及び△以外を×とした。鋳造性は、矢印拘束試験法において割れがない場合を○とし、わずかに割れがあるが両断されない場合を△とし、割れて両断される場合を×とした。○および△であれば、図24に示す水栓金具を作製でき、実用に耐え得る鋳造性と判断できる。全ての実施例及び比較例における結果を、表4及び表5に示す。
Figure 0005916544
Figure 0005916544
したがって、銅、亜鉛、スズ、アルミニウム及び鉛を含み、スズが1.0〜2.0質量%、アルミニウムが0.7〜2.0質量%、亜鉛当量が35.0〜44.0質量%である鋳造用銅基合金であれば、従来の黄銅系合金にない耐潰食性と高い耐脱亜鉛腐食性をも有しながら、鋳造による成形が可能である。
また、珪素及びビスマスの少なくとも一方が実質的に0質量%であれば、リサイクルを推進することが容易に可能である。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
本発明は水栓金具等の水道用器具に利用可能である。

Claims (4)

  1. 銅、亜鉛、スズ、アルミニウム、アンチモン、リン、鉄及び不可避不純物からなる鋳造用銅基合金であって、
    亜鉛が20.7〜34.0質量%、スズが1.0〜2.0質量%、アルミニウムが0.7〜2.0質量%、鉛が1.8〜2.2質量%、アンチモンが0.01〜0.1質量%、リンが0.01〜0.1質量%、鉄が0.1質量%未満、残部が銅及び不可避不純物からなり、亜鉛当量が35.0〜44.0質量%であることを特徴とする鋳造用銅基合金。
  2. 亜鉛当量が40.0質量%未満である請求項1記載の鋳造用銅基合金。
  3. 亜鉛当量が38.0質量%以上である請求項1又は2記載の鋳造用銅基合金。
  4. 請求項1乃至のいずれか1項記載の鋳造用銅基合金からなることを特徴とする水道用器具。
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