JP5916439B2 - 光ファイバテープ心線の製造方法、光ファイバテープ心線の製造装置 - Google Patents

光ファイバテープ心線の製造方法、光ファイバテープ心線の製造装置 Download PDF

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本発明は、複数の光ファイバ素線が並列に接着された光ファイバテープ心線の製造方法、光ファイバテープ心線の製造装置および光ファイバテープ心線に関するものである。
多量のデータを高速で伝送するための光ファイバとして、ケーブルへの収納や作業の簡易化のため、複数本の光ファイバ素線が並列に配置されて接着された光ファイバテープ心線が用いられている。光ファイバテープ心線は、並列した光ファイバ素線を全長にわたって樹脂で固着されたものが用いられている他、光ファイバ素線同士が間欠的に接着されたものがある。光ファイバ素線同士の間欠的な接着は、集線密度の向上や曲げによる伝送ロスの低減、単心化をしやすくするなどの特徴を持つ。
光ファイバ素線同士を間欠的に接着するための接着剤の塗布手段としては、ディスペンサによって吐出して付着させるもの(例えば特許文献1)や、シャッター機構を用いたもの(例えば特許文献2)などか考案されている。
特開2001−264604号公報 特開2006−241041号公報
光ファイバ素線同士が任意の間隔で間欠的に接着された光ファイバテープ心線を得るためには、光ファイバ素線の速度と、光ファイバ素線への樹脂塗布の動作を同期させる必要がある。そのため、樹脂塗布の有無の切り替え速度が製造速度を決定する大きな要素となる。このため、高速で光ファイバテープ心線を製造するためには、上記切り替えの高速化が必要である。
しかし、特許文献1のような方法では、樹脂は圧力がかけられている間にファイバ素線上へと押し出されるが、ディスペンサによる加圧の有無の切り替え動作の速さには限界があり、製造速度を上げていくとディスペンサの動作が追従できない領域に達する。すなわち、加圧を開始してから実際に樹脂がファイバ素線に押し出されて塗布されるまでの時間(またはこのばらつき)が、加圧を継続して塗布を行っている時間に対して大きくなると、樹脂の塗布長さ等を制御することが困難となる。このため、製造速度はディスペンサの応答速度によって決定される。
また、テープ化に使用する樹脂は、温度が等しければ、樹脂の粘度が高いほど、圧力の変化に対する流動の時間的応答性は悪くなる。すなわち、樹脂が高粘度になるほど、樹脂を短い時間に区切って吐出することは困難となる。
また、特許文献2に示されるように製造したテープ心線の場合、接着されている部分が少なく、接着部が剥がれやすく、ケーブルの製造中に脱落等によって間欠テープ心線の構造を維持できない虞がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、高速での製造にも対応が可能であり、また、接着強度にも優れる間欠接着型の光ファイバテープ心線の製造方法等を提供することを目的とする。
前述した目的を達するために第1の発明は、複数の光ファイバ素線を長手方向に間欠的に接着する光ファイバテープ心線の製造方法であって、光ファイバ素線の外周部に接着剤を塗布する接着剤塗布部と、複数の前記光ファイバ素線同士の間の接着剤を除去する接着剤除去部と、前記接着剤を硬化させる接着剤硬化部と、を有する光ファイバテープ心線製造装置を用い、前記接着剤塗布部では、前記光ファイバ素線の外周に接着剤を塗布し、前記接着剤除去部では、整列された複数の前記光ファイバ素線に対し、隣り合う前記光ファイバ素線同士のそれぞれの間の接着剤を間欠的に除去して非接着部を形成し、前記接着剤硬化部では、残存する接着剤を硬化させる光ファイバテープ心線の製造方法において、前記接着剤除去部では、前記光ファイバ素線同士の間に対して、一方の側から気体、液体または粉体を噴射して、接着剤を除去することを特徴とする光ファイバテープ心線の製造方法である。
前記接着剤除去部では、前記光ファイバ素線同士の間の接着剤を所定ピッチで除去し、隣り合う接着剤の除去部が、前記光ファイバ素線の長手方向に対して互いに半ピッチずらして除去することが望ましい。
前記接着剤除去部では、前記光ファイバ素線同士の間の接着剤を吸引して除去してもよい。
前記接着剤は紫外線硬化樹脂であり、前記接着剤硬化部では、紫外線を照射することで接着剤を硬化させることが望ましい。
第1の発明によれば、複数の光ファイバ心線を整列させた状態で、その外周に連続して接着剤が塗布される。このため、接着剤塗布部にのみ接着剤を塗布する場合と比較して、接着剤を塗布する機構の応答速度によらず製造速度を上げることができる。
また、接着剤除去部においては、接着剤が間欠的に除去されるが、通常、接着部の長さに対して、接着剤が塗布されていない非接着部の長さは長い(例えば数倍)。このため、接着剤を塗布する機構に対して、接着剤を除去するための機構を用いれば、動作を開始してから動作を終了するまでの時間をより長くすることができる。したがって、接着剤を除去する機構の応答速度が、接着剤を塗布する機構の応答速度と略同じであったとしても、より製造速度をあげた状態においても機構の動作を追従させることができる。
また、接着剤を除去する機構は、各ファイバ素線間で独立して制御可能であるため、非接着部(接着部)を千鳥状等に形成することが可能である。
また、接着剤を除去する機構が気体、液体または粉体を噴射するものであれば、これらの噴射媒体は接着剤のように粘度が高くない。このため、噴射する機構において、噴射動作の開始(例えば加圧)から実際に噴射を開始するまで時間が、接着剤を塗布する機構の応答時間(加圧開始から樹脂が吐出するまでの時間)に対して短く、そのばらつきも小さい。したがって、より製造速度をあげても、接着剤の除去機構の応答速度を追従させることが可能である。
このような接着剤の除去機構としては、この他にも機械的に除去部材を用いてもよい。この場合にも、除去部材の動作速度を上げることで、製造速度を上げることが可能である。
また、接着剤を除去する機構としては、接着剤を吸引する方法でも良い。この場合、吸引機構を単独で用いてもよく、または、前述したように、気体等の噴射機構や除部材等の使用と併用してもよい。吸引機構を用いることで、接着剤が飛散することを防止することができる。
また、接着剤として紫外線硬化樹脂を用いることで、塗布された接着剤(接着剤除去部で除去されずに残存する接着剤)を短時間で硬化させることができる。このため、製造速度を上げた際に、未硬化の接着剤によって意図しない部位同士が接着してしまうことを防止することができる。
第2の発明は、複数の光ファイバ素線を長手方向に間欠的に接着する光ファイバテープ心線の製造装置であって、複数の光ファイバ素線を整列させて、外周部に接着剤を塗布する接着剤塗布部と、前記接着剤塗布部で塗布された前記光ファイバ素線同士の間の接着剤を除去する接着剤除去部と、前記接着剤を硬化させる接着剤硬化部と、を具備し、前記接着剤塗布部では、整列された複数の前記光ファイバ素線の外周に接着剤を塗布することが可能であり、前記接着剤除去部では、隣り合う前記光ファイバ素線同士のそれぞれの間の接着剤を間欠的に除去して非接着部を形成することが可能であり、前記接着剤硬化部では、残存する接着剤を硬化させることが可能であって、前記接着剤除去部が、気体、液体または紛体を噴射可能なノズルであることを特徴とする光ファイバテープ心線の製造装置である。
第2の発明によれば、間欠的に接着部を形成するのではなく、接着部よりも長い非接着部を形成するため、高速で製造が可能である。
本発明によれば、高速での製造にも対応が可能であり、また、接着強度にも優れる間欠接着型の光ファイバテープ心線の製造方法等を提供することができる。
光ファイバテープ心線1を示す斜視図。 光ファイバテープ心線1を示す平面図。 光ファイバテープ心線1を示す断面図であり、(a)は図2のB−B線断面図、(b)は図2のA−A線断面図。 光ファイバテープ心線製造装置10の構成を示す概略図。 接着剤塗布部13を示す図で、(a)は図4のX−X線断面図、(b)は図4のY−Y線断面図。 接着剤除去部15を示す図で図4のZ−Z線断面図。 接着剤除去部15aを示す図。 接着剤除去部15bを示す図。 (a)は接着剤除去部15cを示す図、(b)は接着剤除去部15dを示す図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。図1は、光ファイバテープ心線1を示す斜視図である。また、図2は、光ファイバテープ心線1を示す平面図であり、図3(a)は、図2のB−B線断面図、図3(b)は、図2のA−A線断面図である。
光ファイバテープ心線1は、複数の光ファイバ素線3a、3b、3c、3dが並列に接着されて構成される。なお、以下の説明において、4本の光ファイバ素線3a、3b、3c、3dにより構成される例を示すが、本発明はこれに限られず、複数の光ファイバ素線からなる光ファイバテープ心線であれば適用可能である。
光ファイバテープ心線1は、隣り合う光ファイバ素線3a、3b、3c、3d同士が所定の間隔をあけて間欠で接着剤5により接着される。隣り合う光ファイバ素線同士の非接着部7(または接着部9)は、光ファイバテープ心線1の長手方向に対して千鳥状等に配置される。
すなわち、図2に示すように、光ファイバテープ心線1の長手方向に対する光ファイバ素線3b、3c間の接着部9は、隣り合う光ファイバ素線3a、3b間および光ファイバ素線3c、3d間の接着部9に対して、略半ピッチずれて、同一ピッチで形成される。したがって、光ファイバ素線3a、3b間の接着位置と、光ファイバ素線3c、3d間の接着位置とは長手方向で同一位置となる。
ここで、接着剤5が塗布されている長手方向の長さをCとし、接着剤5の長手方向における塗布ピッチをPとすると、全ての隣り合う光ファイバ素線3a、3b、3c、3d間は、CおよびPは同じであり、前述の通り、隣り合う非接着部7(接着部9)の位置のみが半ピッチずれて形成される。塗布長さCとしては、例えば5mm程度であり、塗布ピッチPは30mm程度であればよい。したがって、この場合の非接着部さは25mm程度となる。なお、本発明では、隣り合う非接着部7(接着部9)の位置は、図示したように互いに半ピッチずれる形態に限られず、非接着部7の長さやピッチは、適宜設定することができる。
図3(a)は、光ファイバ素線3b、3c間が非接着部7、光ファイバ素線3a、3b間と、光ファイバ素線3c、3d間が接着部9である場合の断面図である。非接着部7においては、光ファイバ素線間の接着剤5が除去されている。非接着部7を除く部位においては、光ファイバ素線3a、3b、3c、3dの外周を覆うように接着剤5が塗布されている。
同様に、図3(b)は、光ファイバ素線3b、3c間が接着部9、光ファイバ素線3a、3b間と、光ファイバ素線3c、3d間が非接着部7である場合の断面図である。前述と同様に、非接着部7においては、光ファイバ素線間の接着剤5が除去されている。非接着部7を除く部位においては、光ファイバ素線3a、3b、3c、3dの外周を覆うように接着剤5が塗布されている。
すなわち、接着部9は、光ファイバ素線同士を覆うように接着剤が塗布されるため、接着部9の接着強度が高い。また、非接着部7では、接着剤5が除去されているため、光ファイバ素線同士が接着しない。
なお、図1〜図3に示す例では、非接着部7を除く部位が全面において接着剤5で被覆される例を示したが、本発明はこれに限られない。例えば、非接着部7を除く、光ファイバ素線の配列に対して一方の面のみに接着剤5が塗布されており、非接着部7以外の部位において、光ファイバ素線の一部が露出していてもよい。
また、接着部9、非接着部7のいずれにおいても光ファイバ素線同士が互いに接触している例を示したが、光ファイバ素線同士が互いに離間した状態でもよい。この場合、接着部9においては、光ファイバ素線同士の隙間にも接着剤5が塗布されればよい。なお、金型の集線部での光ファイバ素線3a、3b、3c、3d間の距離を変更することによって、光ファイバ素線3a、3b、3c、3d間の接着剤塗布量を変更することもできる。
次に、光ファイバテープ心線1の製造方法について説明する。図4は、光ファイバテープ心線製造装置10の構成を示す概略図である。光ファイバテープ心線製造装置10は、主に、供給部11a、11b、11c、11d、接着剤塗布部13、接着剤除去部15、接着剤硬化部17等から構成される。なお、光ファイバ素線3a、3b、3c、3dが適正な進路を通るように、適宜図示を省略したガイド等を設置してもよい。
供給部11a、11b、11c、11dは、それぞれ光ファイバ素線3a、3b、3c、3dを供給する部位である。供給部11a、11b、11c、11dは、例えばボビンである。光ファイバ素線3a、3b、3c、3dが巻かれたボビンを回転させながら光ファイバ素線3a、3b、3c、3dが所定の張力で繰り出される。
供給部11a、11b、11c、11dから繰り出された光ファイバ素線3a、3b、3c、3dは、接着剤塗布部13に送られる。接着剤塗布部13では、光ファイバ素線3a、3b、3c、3dが、略同一平面上に互いに隣り合うように整列される。
接着剤塗布部13では、光ファイバ素線3a、3b、3c、3dに対して接着剤が塗布される。また、接着剤塗布部13の後方には接着剤除去部15が配置される。接着剤除去部15では、接着剤塗布部13で塗布された接着剤5の一部が除去される。接着剤塗布部13および接着剤除去部15の詳細は後述する。
接着剤除去部15の後方には、接着剤硬化部17が配置される。接着剤硬化部17は、接着剤塗布部13で塗布された接着剤が硬化される。例えば、接着剤として紫外線硬化樹脂を用いた場合には、接着剤硬化部17で紫外線を照射することで、接着剤塗布部13で塗布された接着剤が硬化する。なお、接着剤としては、紫外線硬化樹脂に限られず、その他の樹脂等であってもよい。以上により製造された光ファイバテープ心線1が図示を省略した巻き取り手段等によって巻き取られる。
なお、図4に示す例では、接着剤塗布部13、接着剤除去部15、接着剤硬化部17を単純に直列に連続して配置したが、それぞれを分離してもよい。また、接着剤塗布部13または接着剤除去部15を複数個所に配置してもよい。
次に、接着剤塗布部13について説明する。図5(a)は、図4のX−X線断面図である。接着剤塗布部13には、例えば金属製の金型19が設けられる。金型内部には光ファイバ素線3a、3b、3c、3dの導入側から集線部に向けて狭くなるようにテーパ部が形成することで、光ファイバ素線3a、3b、3c、3dが整列される。なお、集線部では、光ファイバ素線3a、3b、3c、3d間の距離は例えば20μm程度とすればよい。
図5(a)に示すように、金型19には光ファイバ素線3a、3b、3c、3dに対応する孔が形成される。また、金型19の上下には、接着剤注入孔21が設けられる。接着剤注入孔21の外部には、図示を省略した接着剤の供給部が設けられる。接着剤の供給部からは連続して接着剤が金型19内部に供給される。なお、接着剤注入孔21の配置や、金型19の形状は、図示した例に限られない。
図5(b)は、図4のY−Y線断面図であり、光ファイバ素線3a、3b、3c、3dの外周に接着剤5が塗布された状態を示す図である。図5(b)に示すように、接着剤5は、光ファイバ素線3a、3b、3c、3dの全体を覆うように塗布される。なお、金型19の形状(光ファイバ素線3a、3b、3c、3d間の距離や上下方向のクリアランス)を変更することで、光ファイバ素線3a、3b、3c、3dに対する接着剤5の塗布状態は適宜変更することができる。
例えば、光ファイバ素線3a、3b、3c、3dの側面にのみ接着剤5を塗布し、光ファイバ素線3a、3b、3c、3dの上下の一部が露出するようにしてもよい。
次に、接着剤除去部15の接着剤除去機構について説明する。図6は、接着剤除去部15を示す図であり、図4のZ−Z線断面図である。なお、図6(a)に示すように、接着剤除去部15においても、金型(図中点線であり、例えば金型19の上半分の形状のもの)によって各光ファイバ素線3a、3b、3c、3dを保持しつつ、接着剤を除去してもよいが、本発明では、必ずしも金型は必要ではない。したがって、以後の説明においては、金型についての説明および図示を省略する。
接着剤除去部15には、各光ファイバ素線3a、3b、3c、3dの間の数に対応するノズル23a、23b、23cが設けられる。すなわち、ノズルは、(光ファイバ素線の本数−1)個設けられる。それぞれのノズル23a、23b、23cは、光ファイバ素線3a、3b、3c、3dのそれぞれの素線間の略中央の上方に、各光ファイバ素線に対して略垂直に配置される。
ノズル23a、23b、23cからは、例えば空気が噴射される。すなわち、ノズル23a、23b、23cには図示を省略した空気の圧送装置が接続され、電磁弁等による開閉によって、空気の噴射が制御される。
図6(a)は、光ファイバ素線3b、3c間の接着剤5を除去する状態を示す図である。この場合には、光ファイバ素線3b、3c間に配置されたノズル23bのみから空気を噴射する(図中矢印D方向)。上方からの空気の噴射に伴い、光ファイバ素線3b、3c間の接着剤5が下方に吹き飛ばされて除去される。
このようにして光ファイバ素線3b、3c間の接着剤5を除去することで、図3(a)に示すように、光ファイバ素線3b、3c間に非接着部7を形成することができる。なお、光ファイバ素線3a、3b間および光ファイバ素線3c、3d間は、接着剤5が残存するため、接着部9となる。
図6(b)は、光ファイバ素線3a、3b間および光ファイバ素線3c、3d間の接着剤5を除去する状態を示す図である。この場合には、光ファイバ素線3a、3b間および光ファイバ素線3c、3d間に配置されたノズル23a、23cのみから空気を噴射する(図中矢印D方向)。上方からの空気の噴射に伴い、光ファイバ素線3a、3b間および光ファイバ素線3c、3d間の接着剤5が下方に吹き飛ばされて除去される。
このようにして光ファイバ素線3a、3b間および光ファイバ素線3c、3d間の接着剤5を除去することで、図3(b)に示す光ファイバ素線3a、3b間および光ファイバ素線3c、3d間に非接着部7を形成することができる。なお、光ファイバ素線3b、3c間は、接着剤5が残存するため、接着部9となる。
なお、図示は省略するが、ノズル23a、23b、23cの全てから空気を噴射することで、全ての光ファイバ素線間の接着剤5を除去することもできる。以上のように、各ノズル23a、23b、23cからの空気の噴射のタイミングを制御とすることで、光ファイバテープ心線の長手方向に間欠的に非接着部7(接着部9)を形成することができる。
なお、上記の例では、ノズルから空気を噴射する例を示したが、本発明はこれに限られない。例えば、空気以外の気体を噴射してもよい。また、気体に限られず、水やアルコールなどの液体を噴射してもよい。この場合、接着剤(硬化前)を可溶な液体を選択することで、より確実に接着剤5を除去することができる。また、気体、液体に代えて、ブラスト材などの粉末を噴射してもよい。いずれにしても、ノズルから接着剤除去媒体を噴射することで、対応する部位の接着剤を吹き飛ばして除去できればよい。
また、接着剤除去部としては、接着剤除去媒体を噴射する方法でなくてもよい。例えば、図7に示す接着剤除去部15aのように、機械的に接着剤を除去してもよい。接着剤除去部15aでは、ノズル23a、23b、23cに代えて接着剤除去部材25a、25b、25cが設けられる。接着剤除去部材25a、25b、25cは、例えばピン(針)状の部材であり、光ファイバ素線に対して略垂直な方向に移動可能である。
図7(a)は、光ファイバ素線3b、3c間の接着剤5を除去する状態を示す図である。この場合には、光ファイバ素線3b、3c間に配置された接着剤除去部材25bのみを下方に移動させ、その先端を光ファイバ素線3b、3c間に挿入させる(図中矢印E方向)。接着剤除去部材25bが挿入されている間は、光ファイバ素線3b、3c間の接着剤5が掻きだされて除去される。
同様に、図7(b)は、光ファイバ素線3a、3b間および光ファイバ素線3c、3d間の接着剤5を除去する状態を示す図である。この場合には、光ファイバ素線3a、3b間および光ファイバ素線3c、3d間に配置された接着剤除去部材25a、25cのみを下方に移動させ、その先端を光ファイバ素線3a、3b間および光ファイバ素線3c、3d間に挿入させる(図中矢印E方向)。接着剤除去部材25a、25cが挿入されている間は、光ファイバ素線3a、3b間および光ファイバ素線3c、3d間の接着剤5が掻きだされて除去される。
このように、接着剤除去部の構成は、接着剤除去媒体の噴射に限らず、機械的に行ってもよい。なお、図示は省略するが、接着剤除去部材25a、25b、25cの全てを下方に移動させることで、全ての光ファイバ素線間の接着剤5を除去することもできる。以上のように、各接着剤除去部材25a、25b、25cの動作タイミングを制御とすることで、光ファイバテープ心線の長手方向に間欠的に非接着部7(接着部9)を形成することができる。
また、接着剤除去部としては、図8に示す接着剤除去部15bのように、接着剤5を吸引によって除去してもよい。接着剤除去部15bでは、ノズル23a、23b、23cに代えて吸引ノズル27a、27b、27cが設けられる。吸引ノズル27a、27b、27cは、図示を省略したポンプ等に接続される。
なお、吸引ノズル27a、27b、27cは、電磁弁等によって動作を制御してもよい。または、吸引ノズル27a、27b、27c自体を光ファイバ素線に対して垂直に移動させて、接着剤との距離を小さくした際に吸引し、遠くに逃げることで吸引を停止するようにしてもよい。または、これらを組み合わせてもよい。また、吸引ノズル27a、27b、27cは、光ファイバ心線の下方ではなく上方に配置してもよい。
図8(a)は、光ファイバ素線3b、3c間の接着剤5を除去する状態を示す図である。この場合には、光ファイバ素線3b、3c間に配置された、吸引ノズル27bのみを動作させ、光ファイバ素線3b、3c間の、吸引を行う(図中矢印F方向)。吸引ノズル27bが作動している間は、光ファイバ素線3b、3c間の接着剤5が連続して吸引されて除去される。
同様に、図8(b)は、光ファイバ素線3a、3b間および光ファイバ素線3c、3d間の接着剤5を除去する状態を示す図である。この場合には、光ファイバ素線3a、3b間および光ファイバ素線3c、3d間に配置された吸引ノズル27a、27cのみを動作させ、光ファイバ素線3a、3b間および光ファイバ素線3c、3d間の、吸引を行う(図中矢印F方向)。吸引ノズル27a、27cが作動している間は、光ファイバ素線3a、3b間および光ファイバ素線3c、3d間の接着剤5が連続して吸引されて除去される。
このように、接着剤除去部の構成は、接着剤除去媒体の噴射に限らず、吸引によって行ってもよい。なお、図示は省略するが、吸引ノズル27a、27b、27cの全てを作動させることで、全ての光ファイバ素線間の接着剤5を除去することもできる。以上のように、各吸引ノズル27a、27b、27cの動作タイミングを制御とすることで、光ファイバテープ心線の長手方向に間欠的に非接着部7(接着部9)を形成することができる。
なお、接着剤の吸引を用いる場合には、前述した他の方法と組み合わせることもできる。例えば、図9(a)に示した接着剤除去部15cのように、接着剤除去媒体の噴射と、吸引ノズルからの吸引を併用することができる。
図9(a)は、接着剤除去部15cにより、光ファイバ素線3b、3c間の接着剤5を除去する状態を示す図である。この場合には、光ファイバ素線3b、3c間の上方に配置されたノズル23bから空気等が噴射されるとともに(図中矢印G方向)、光ファイバ素線3b、3c間の下方の吸引ノズル27bを動作させ、当該部位の接着剤5が吸引される(図中矢印H方向)。
このように、ノズル23bと吸引ノズル27bとを連動させて動作させることで、より確実に接着剤5を除去することができる。また、接着剤除去媒体の噴射によって飛散する接着剤を吸引ノズル27bで吸引するため、その飛散を防止することができる。
なお、ノズル23a、23cおよび吸引ノズル27a、27cをそれぞれ連動させることで、任意の光ファイバ素線間の接着剤を除去することもできる。
また、図9(b)は、接着剤除去部15dにより、光ファイバ素線3b、3c間の接着剤5を除去する状態を示す図である。この場合には、光ファイバ素線3b、3c間の上方に配置された接着剤除去部材25bが下方に移動されるとともに(図中矢印I方向)、光ファイバ素線3b、3c間の下方の吸引ノズル27bを動作させ、当該部位の接着剤5が吸引される(図中矢印J方向)。
このように、接着剤除去部材25bと吸引ノズル27bとを連動させて動作させることで、より確実に接着剤5を除去することができる。また、接着剤除去部材25bによって掻きだされた接着剤を吸引ノズル27bで吸引するため、掻きだされた接着剤が一部に溜ることがない。
なお、接着剤除去部材25a、25cおよび吸引ノズル27a、27cをそれぞれ連動させることで、任意の光ファイバ素線間の接着剤を除去することもできる。
以上、本発明によれば、接着剤5を間欠的に塗布するのではなく、接着剤5は連続して塗布するため、接着剤5の塗布における応答速度とは無関係に製造速度を上げることができる。また、接着剤除去機構の応答速度が同等であったとしても、通常、接着部9に対して非接着部7は長いため、製造速度を上げても追従させることができる。
また、接着剤5と比較して、空気等の接着剤除去媒体はその粘度も低いため、製造速度を上げても、除去機構の応答速度を追従させることが出来る。
また、通常、接着剤を間欠的に塗布しようとすると、その応答性を高めるため、粘性の低い接着剤を使用する必要があった。しかし、本発明では、接着剤5は光ファイバ素線の略全面に塗布すればよいため、粘性の高いものを用いても、製造速度には影響しない。特に、接着剤5を各光ファイバ心線の外周全面に塗布することが可能であるため、高い接着強度を得ることができる。
また、接着剤が硬化前に除去されるため、その除去が容易であるとともに、接着剤のカス等の発生が少ない。
なお、接着剤除去部において、接着剤が完全に除去されなくても、非接着部7における接着強度は極めて弱い。このため、わずかに接着剤が残存しても、取り扱い上で問題となることはない。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………光ファイバテープ心線
3a、3b、3c、3d………光ファイバ素線
5………接着材
7………非接着部
9………接着部
10………光ファイバテープ心線製造装置
11a、11b、11c、11d………供給部
13………接着剤塗布部
15、15a、15b、15c、15d………接着剤除去部
17………接着剤硬化部
19………金型
21………接着剤注入孔
23a、23b、23c………ノズル
25a、25b、25c………接着剤除去部材
23a、23b、23c………吸引ノズル

Claims (5)

  1. 複数の光ファイバ素線を長手方向に間欠的に接着する光ファイバテープ心線の製造方法であって、
    光ファイバ素線の外周部に接着剤を塗布する接着剤塗布部と、複数の前記光ファイバ素線同士の間の接着剤を除去する接着剤除去部と、前記接着剤を硬化させる接着剤硬化部と、を有する光ファイバテープ心線製造装置を用い、
    前記接着剤塗布部では、前記光ファイバ素線の外周に接着剤を塗布し、前記接着剤除去部では、整列された複数の前記光ファイバ素線に対し、隣り合う前記光ファイバ素線同士のそれぞれの間の接着剤を間欠的に除去して非接着部を形成し、前記接着剤硬化部では、残存する接着剤を硬化させる光ファイバテープ心線の製造方法において、
    前記接着剤除去部では、前記光ファイバ素線同士の間に対して、一方の側から気体、液体または粉体を噴射して、接着剤を除去することを特徴とする光ファイバテープ心線の製造方法。
  2. 前記接着剤除去部では、前記光ファイバ素線同士の間の接着剤を所定ピッチで除去し、隣り合う前記非接着部が、前記光ファイバ素線の長手方向に対して互いにずらして形成されることを特徴とする請求項1記載の光ファイバテープ心線の製造方法。
  3. 前記接着剤除去部では、前記光ファイバ素線同士の間の接着剤を吸引して除去することを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の光ファイバテープ心線の製造方法。
  4. 前記接着剤は紫外線硬化樹脂であり、前記接着剤硬化部では、紫外線を照射することで接着剤を硬化させることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の光ファイバテープ心線の製造方法。
  5. 複数の光ファイバ素線を長手方向に間欠的に接着する光ファイバテープ心線の製造装置であって、
    複数の光ファイバ素線を整列させて、外周部に接着剤を塗布する接着剤塗布部と、
    前記接着剤塗布部で塗布された前記光ファイバ素線同士の間の接着剤を除去する接着剤除去部と、
    前記接着剤を硬化させる接着剤硬化部と、
    を具備し、
    前記接着剤塗布部では、整列された複数の前記光ファイバ素線の外周に接着剤を塗布することが可能であり、前記接着剤除去部では、隣り合う前記光ファイバ素線同士のそれぞれの間の接着剤を間欠的に除去して非接着部を形成することが可能であり、前記接着剤硬化部では、残存する接着剤を硬化させることが可能であって、
    前記接着剤除去部が、気体、液体または紛体を噴射可能なノズルであることを特徴とする光ファイバテープ心線の製造装置。
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