JP4217882B2 - 液滴硬化機構を含む部材形成装置 - Google Patents

液滴硬化機構を含む部材形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液滴硬化機構を含む部材形成装置に関する。
【0002】
【背景技術】
光硬化性の材料を用いて部材を形成する方法は、例えばマイクロレンズなどの光学部材を形成する際に用いられている(例えば、特許文献1参照)。この方法によれば、インクジェットヘッドを用いて基板上に液滴を吐出した後、該液滴を硬化させることにより、マイクロレンズを形成する。この場合、基板上に着弾した液滴は、表面張力によりその表面が丸くなる。このため、この方法によって液滴を連続して吐出して、例えば光導波路のように線状の光学部材を形成しようとした場合、着弾した液滴の隣に次の液滴が着弾すると、表面張力により隣接する液滴が融合してしまう。このため、線状の光学部材を形成することが難しい場合があった。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−280367号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、所望の形状および大きさの部材を、所定の位置に確実に形成することができる液滴吐出機構を含む部材形成装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の一態様にかかる部材形成装置は、
基体に対して液滴を吐出する液滴吐出機構と、
前記液滴を硬化させる液滴硬化機構と、を含み、
前記液滴硬化機構は、光源および光ファイバを含み、
前記光ファイバは、前記光源からの光を導入し伝搬させた後、前記液滴に該光を照射して該液滴を硬化させて得られ、
前記液滴吐出機構は、インクジェットヘッドからなり、
前記インクジェットヘッドに前記光ファイバが設置されており、
前記インクジェットヘッドは、
液滴吐出部と、
前記液滴の吐出を制御する回路を含む圧電素子フィルムと、
前記圧電素子フィルムの上方に設けられ、前記液滴の原料である液体材料を備蓄するためのキャビティと、を含み、
前記キャビティにはさらに、前記光ファイバを保持するための貫通穴が設けられ、
前記光ファイバは、前記貫通穴に保持されている。
(1)本発明の部材形成装置は、
基体に対して液滴を吐出する液滴吐出機構と、
前記液滴を硬化させる液滴硬化機構と、を含み、
前記液滴硬化機構は、光源および光ファイバを含み、
前記光ファイバは、前記光源からの光を導入し伝搬させた後、前記液滴に該光を照射して該液滴を硬化させる。
【0006】
本願において、「部材」とは、液滴を硬化させて形成することができる物であれば特に限定されない。このような「部材」としては、例えば光硬化型樹脂からなる光学部材や絶縁体が例示できる。前記光学部材としては、レンズや光導波路が例示できる。また、前記絶縁体としては、例えば半導体装置や、液晶表示装置、プラズマ表示装置、およびEL装置等の表示装置等の電子デバイスに用いられる絶縁層が例示できる。
【0007】
本発明の部材形成装置によれば、前記液滴硬化機構が光源および光ファイバを含み、前記光ファイバは、前記光源からの光を導入し伝搬させた後、前記液滴に該光を照射して該液滴を硬化させることにより、所望の形状および大きさの部材を、所定の位置に確実に形成することができる。
【0008】
(2)上記部材形成装置において、前記液滴が着弾する前に、該液滴に光を照射することができる。これにより、前記液滴が着弾する前に、該液滴の粘度を高めることができる。その結果、着弾する際の前記液滴の形状を制御することができるため、該液滴によって形成される光学部材の形状を制御することができる。特に、前記液滴吐出機構がインクジェットヘッドである場合は、適用可能な液滴の粘度には上限がある。このため、前記液滴が着弾する前に、該液滴に光を照射することにより、インクジェットヘッドを使用する場合でも、粘度の低い液体を着弾前に粘度の高い液体にすることができるので、前記液滴として使用できる液体の粘度を実質的に高めることができる。
【0009】
(3)上記部材形成装置において、前記液滴吐出機構は、前記液滴を前記基体に向けて吐出可能な液滴吐出部を含み、前記光ファイバを、前記液滴吐出部の近傍に設けることができる。これにより、前記光ファイバから出射する光を、前記液滴に的確に照射することができるため、該液滴を効率良く硬化させることができる。
【0010】
(4)上記部材形成装置において、前記液滴の吐出のタイミングに合わせて、前記光を照射することができる。この場合、前記液滴の吐出および前記光の照射を、パルスによって制御できる。これにより、前記光ファイバから出射する光の照射時間および照射のタイミングを容易に制御することができる。
【0011】
(5)上記部材形成装置において、前記光ファイバが可動することができる。
【0012】
(6)上記部材形成装置において、前記光ファイバを複数設けることができる。これにより、前記液滴に照射する光の量を多くすることができる。
【0013】
(7)上記部材形成装置において、前記液滴吐出機構は、インクジェットヘッドからなることができる。これにより、吐出する前記液滴の量を、ピコリットルオーダーの単位で制御することができるため、微細な構造を有する部材を正確に作成することができる。
【0014】
この場合、前記インクジェットヘッドに前記光ファイバを設置することができる。
【0015】
また、この場合、前記インクジェットヘッドは、
前記液滴の吐出を制御する回路を含む圧電素子フィルムと、
前記圧電素子フィルムの上方に設けられ、前記液滴の原料である液体材料を設置するためのキャビティと、を含み、
前記キャビティにはさらに、前記光ファイバを保持するための穴を設けることができる。
【0016】
(8)上記部材形成装置において、前記液滴は、光硬化型樹脂の前駆体からなることができる。
【0017】
この場合、前記液滴を硬化させて、所定のパターンの絶縁体を形成することができる。
【0018】
また、この場合、前記液滴を硬化させて、光学部材を形成することができる。ここで、前記光学部材は、光導波路であることができる。
【0019】
(9)本発明の部材形成方法は、
基体に対して液滴を吐出し、
前記液滴が着弾する前から該液滴を硬化させること、を含む。
【0020】
上記部材形成方法によれば、前記液滴が着弾する前に該液滴に光を照射することにより、前記液滴を吐出するために例えばインクジェットヘッドを使用する場合でも、着弾前に前記液滴の粘度を高めることができる。
【0021】
(10)上記部材形成方法において、
光ファイバから出射する光を前記液滴に照射することにより、該液滴を硬化させること、を含むことができる。
【0022】
上記部材形成方法によれば、前記液滴を確実に硬化させることができるため、所望の形状および大きさの部材を、所定の位置に確実に形成することができる。
【0023】
この場合、上記部材形成方法において、前記液滴の吐出のタイミングに合わせて、前記光を前記液滴に照射することができる。この場合、前記液滴の吐出および前記光の照射を、パルスによって制御することができる。
【0024】
また、この場合、上記部材形成方法において、前記光ファイバが可動することができる。
【0025】
さらに、この場合、上記部材形成方法において、前記光ファイバを複数用いることができる。
【0026】
(11)上記部材形成方法において、前記液滴の吐出を、インクジェットヘッドを用いて行なうことができる。
【0027】
(12)上記部材形成方法において、前記液滴は、光硬化型樹脂の前駆体からなることができる。
【0028】
この場合、前記液滴を硬化させて、所定のパターンの絶縁体を形成することができる。
【0029】
また、この場合、前記液滴を硬化させて、光学部材を形成することができる。ここで、前記光学部材は、光導波路であることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0031】
(第1の実施の形態)
まず、本実施の形態の部材形成装置の概要について説明する。図1〜図8は、本実施の形態の部材形成装置および部材形成方法を模式的に説明する図である。なお、図1は、本実施の形態の部材形成装置のうち、液滴吐出部30および光ファイバ32を示している。
【0032】
[部材形成装置]
本実施の形態の部材形成装置は、液滴吐出機構および液滴硬化機構を含む。前記液滴吐出機構は、基体10に対して液滴12aを吐出する機能を有する。また、前記液滴硬化機構は、液滴12aを硬化させる機能を有する。
【0033】
液体吐出機構としては、ディスペンサやインクジェットヘッドを用いることができる。液滴吐出機構がディスペンサからなる場合、比較的広い領域に液滴12aを吐出する場合に有効である。また、液滴吐出機構がインクジェットヘッドからなる場合、液滴12aの吐出量の制御が容易であり、かつ微細な領域に液滴12aを着弾させることができるので、微細な部材を、所望の形状および大きさに形成することができる。
【0034】
インクジェットヘッドを用いた液滴の吐出方法としては、例えば、(i)熱により液滴中の気泡の大きさを変化させることで圧力を生じさせて、液滴を吐出する方法、(ii)圧電素子により生じた圧力によって液滴を吐出させる方法、とがある。圧力の制御性の観点からは、前記(ii)の方法が望ましい。本実施の形態においては、(ii)の方法について説明する。
【0035】
本実施の形態においては、液体吐出機構として、インクジェットヘッドを用いる場合について説明する。本実施の形態において、液体吐出機構は、液滴吐出部30を含む。また、液滴硬化機構は、光源(図示せず)および光ファイバ32を含む。
【0036】
液滴吐出部30は、図1に示すように、液滴12aを基体10に向けて吐出することができる。これにより、基体10上に液滴12aが着弾する。本実施の形態においては、液滴吐出部30は、インクジェットヘッドの液滴吐出口である。なお、本願の図1,図2,図4,図6,図10〜図13,図15および図17においては、理解を容易にするために、液滴吐出部30はノズル状に記載されているが、必ずしもノズル形状である必要はない。例えば図19(a)および図21に示すように、液滴吐出部30は孔状であることができる。
【0037】
光ファイバ32は、図1および図2に示すように、光源からの光を一方の端面(図示せず)から導入し伝搬させた後、液滴12aに対して、端面32aから光15を照射する。これにより、液滴12aを硬化させることができる。また、液滴12aは、光硬化型樹脂の前駆体からなることができる。なお、液滴12aの材質については、後述する部材形成方法の欄で説明する。
【0038】
光ファイバ32を設置する位置は、適宜設定することができる。例えば、この光ファイバ32を、液滴吐出部30の近傍に設けることができる。これにより、液滴吐出部30から吐出された液滴12aに対して、光15を的確に照射することができる。このため、液滴12aを効率良く硬化させることができる。
【0039】
例えば、後述するように、光ファイバ32を、液滴吐出機構であるインクジェットヘッドのキャビティ50の穴54に設置することができる(図20参照)。すなわち、この穴54に光ファイバ32を通すことで、光ファイバ32を液滴吐出機構に設置することができる。この場合、インクジェットヘッドの液滴吐出部30が移動するのに伴って、光ファイバ32を可動させることができる。例えば、光ファイバ32を、図1および図2に示すZ方向に可動させることができる。これにより、例えば、液滴12aが着弾する前に、飛んでいる液滴12aを光ファイバ32が追尾するように、光ファイバ32を可動させることができる(後述する変形例3参照)。この場合、液滴12aが着弾する前に、液滴12aの粘度を高めることができる。
【0040】
キャビティ50は、図19(a),図19(b)および図20に示すように、液滴12aの原料である液体材料を備蓄する領域を有する。このキャビティ50は液滴吐出機構の集合体である。
【0041】
光ファイバ32の端面32aから光15を照射する時間および場所は、適宜設定することができる。光ファイバ32は一般に折り曲げが可能であるため、液滴12aが着弾する位置に応じて、光ファイバ32の端面32aを、適切な位置に設置することができる。これにより、光ファイバ32から出射する光を液滴12aに効率良く照射することができる。
【0042】
特に、本実施の形態においては、前記液滴吐出機構がインクジェットヘッドである。この場合、適用可能な液滴の粘度には上限がある。すなわち、粘度が極めて高い液滴は、インクジェットヘッドでは使用することができない。これに対して、液滴12aが着弾する前に、液滴12aに光を照射することにより、インクジェットヘッドを使用する場合でも、粘度の低い液体を着弾前に粘度の高い液体にすることができるので、液滴12aとして使用できる液体の粘度を実質的に高めることができる。
【0043】
また、本実施の形態では、液滴12aによって光導波路12(図7および図8参照)を形成する。このように、光導波路やレンズ等の光学部材を形成する場合、液滴12aが着弾する前に、液滴12aの粘度を高めることにより、着弾した液滴12aが濡れ広がる度合いを小さくすることができる。これにより、光学部材の曲率を大きくすることができる。
【0044】
本実施の形態の液滴硬化機構において、光ファイバ32を複数設けることができる。図1および図2においては、光ファイバ32が2つ設けられている場合を示している。光ファイバ32を複数設けることにより、液滴12aに照射する光15の量を多くすることができる。この場合、液滴12aの着弾位置に対して、光ファイバ32を均等に配置することにより、液滴12aに対して均一に光15を照射することができる。
【0045】
また、液滴12aの吐出のタイミングに合わせて、光15を照射することができる。この場合、液滴吐出機構による液滴12aの吐出と、液滴硬化機構による光15の照射とを、パルスによって制御することができる。詳しくは、本実施の形態の部材形成方法において後述する。
【0046】
[部材形成方法]
次に、本実施の形態の部材形成方法について、図1〜図8を参照して説明する。ここでは、本実施の形態の部材形成方法によって、光学部材を形成する場合について説明するが、本実施の形態の部材形成方法によって形成することができる部材は、光学部材に限定されるわけではない。具体的には、本実施の形態では、光学部材として光導波路12(図7および図8参照)を形成する場合について説明する。
【0047】
まず、図1に示すように、液滴吐出機構(インクジェット)内の液滴吐出部30から、基体10に対して液滴12aを吐出する。これにより、図2に示すように、基体10上に液滴12aが着弾する。液滴吐出部30からの液滴12aの吐出は、パルスによって制御することができる。
【0048】
図3および図4は、液滴12aが、基体10および光導波路12bの上に着弾した状態を模式的に示す図である。図3は、図2に示す基体10を模式的に示す平面図であり、図4は、図2に示す基体10を、基体10の側面からみた図である。なお、図6および図8も、図4と同様の方向から基体10をみた図である。
【0049】
ここでは、図3および図4に示すように、液滴12aの一部は基体10上に着弾し、残りの部分は、光導波路12b上に着弾している。
【0050】
光導波路12bは、液滴吐出部30から液滴12aを吐出して硬化させる工程を繰り返すことにより形成されたものである。すなわち、液滴吐出部30は、液滴12aを吐出した後、図4に示すY方向に移動するという動作を繰り返すことにより、光導波路12bが、図4に示すY方向に延びていく。
【0051】
ここで、図3および図4に示す光導波路12bは、液滴12aが着弾する前に既に硬化しているため、液滴12aが着弾した段階で、光導波路12bと液滴12aとは融合しにくい。これにより、液滴12aの吐出および硬化を繰り返し行なうことにより、線状で連続的な光導波路12を形成することができる。
【0052】
液滴12aは、光硬化型樹脂の前駆体からなる。すなわち、液滴12aは、光を付加することによって硬化することができる。前記光硬化型樹脂の前駆体としては、例えば、紫外線硬化型樹脂や熱硬化型樹脂の前駆体が挙げられる。紫外線硬化型樹脂としては、例えば紫外線硬化型のアクリル系樹脂およびエポキシ系樹脂が挙げられる。
【0053】
次いで、光ファイバ32の端面32aから出射する光15が、液滴12aに照射されることにより、液滴12aが硬化する。これにより、図5および図6に示すように、光導波路12cが形成される。
【0054】
その後、液滴吐出部30および光ファイバ32が図6に示す矢印Yの方向に移動しながら、液滴吐出部30からの液滴12aの吐出と、光ファイバ32から液滴12aへの光の照射とが繰り返される。これにより、所望の形状の部材(光導波路12)が得られる(図7および図8参照)。
【0055】
光15の種類は、液滴12aの種類によって決定される。例えば、液滴12aが紫外線硬化型樹脂の前駆体からなる場合、光15として紫外線を用いる。また、光15の照射量も、液滴12aの種類や量によって適宜調整する。
【0056】
なお、形成される部材(光導波路12)の形状は、図7および図8に示すものに限定されるわけではなく、液滴吐出部30の配置や移動距離および移動方向、ならびに液滴12aの吐出量等を調整することによって、適宜設定することができる。
【0057】
なお、上記部材形成方法において、液滴12aの吐出のタイミングに合わせて、光ファイバ32から光を照射することができる。この方法について、図9〜図12を参照して説明する。
【0058】
図9は、液滴吐出機構(インクジェットヘッド)の駆動信号を模式的に示す図である。また、図10〜図12はそれぞれ、図9に示す液滴吐出機構の駆動信号がA〜Cの時点における、液滴吐出部30および光ファイバ32の動作状態を模式的に示す断面図である。
【0059】
本実施の形態の液滴吐出機構は、液滴を吐出する液滴吐出部30と、圧電素子(図示せず)とを含む。液滴吐出機構においては、この圧電素子にパルスが入力され、この圧電素子が変形することによって、液滴吐出部30から液滴12aを吐出する。
【0060】
また、ここでは、液滴12aの吐出および光15の照射がともに、パルスによって制御される。
【0061】
具体的には、まず、液滴吐出機構の駆動回路(図示せず)から送出された駆動信号は、例えば図9に示すようになっている。図9において、電圧Vhは、圧電素子に対する最大印加電圧であり、周期Tは、連続して液滴12aの吐出動作を行なう場合の駆動信号の周期である。印加電圧が基準電圧V0であるときに、駆動信号による電圧を上昇させる電圧立ち上げ時(図9におけるA)には、前記圧電素子が変形することによって、液体材料供給路(図示せず)から、液滴12aの原料である液体材料(図示せず)が液滴吐出部30内に移動する(図10参照)。
【0062】
次に、印加電圧を急激に低下させる電圧急降下時(図9におけるB)には、前記圧電素子が急激に変形して(例えば印加電圧によって変形していた状態から初期状態に戻って)、前記液体材料が急激に押出される。その結果、液滴12aが吐出される(図11参照)。
【0063】
しかる後に、電圧を再び基準電圧V0まで上昇させる電圧復帰時(図9におけるC)には、液滴12aの吐出が停止される(図12参照)。それと同時に、この駆動信号に基づいて前記光源が点灯し、該光源から光ファイバ32に該光が導入された後、光ファイバ32の端面32aから光15が出射して、液滴12aに照射される。
【0064】
このように、液滴吐出機構を制御するパルスによって、光15の照射を制御することにより、光15の照射時間を制御することができる。これにより、液滴12aの状態に応じて、光15の照射時間および照射のタイミングを容易に制御することができる。
【0065】
例えば、飛んでいる最中の液滴12aに光15を照射することができる。その結果、形成される光学部材(光導波路12)の形状および大きさを制御することができる。
【0066】
[変形例]
次に、本実施の形態の部材形成装置の一変形例(変形例1〜3)を、図13〜図18に示す。なお、液滴吐出部および光ファイバの配置は、下記の変形例に限定されるわけではなく、種々の態様をとることができる。
【0067】
(1)変形例1
図13は、変形例1の部材形成装置を模式的に示す断面図であり、図14は、図13に示す液滴吐出部および光ファイバを模式的に示す平面図である。
【0068】
変形例1の部材形成装置では、図14に示すように、光ファイバ32が複数設けられている。具体的には、これらの光ファイバ32は、液滴吐出部30を取り囲んでいる。これにより、これらの光ファイバ32から出射する光によって、液滴12aを効率良く硬化させることができる。
【0069】
また、この変形例1においては、液滴吐出部30の周囲を光ファイバ32が均一に取り囲んでいる例について示したが、液滴吐出部30の周囲に光ファイバ32を不均一に配置することもできる。この場合、液滴12aの一部を硬化させることができる。このことは、後述する変形例2,3でも同様に適用することができる。
【0070】
(2)変形例2
図15は、変形例2の部材形成装置を模式的に示す断面図であり、図16は、図15に示す液滴吐出部および光ファイバを模式的に示す平面図である。
【0071】
変形例2の部材形成装置では、図15に示すように、液滴吐出部30と光ファイバ32とが交互に配置されている。この場合、隣り合う液滴吐出部30同士の幅を小さくすることができるため、インクジェットヘッドの高密度化が可能である。
【0072】
(3)変形例3
図17は、変形例3の部材形成装置を模式的に示す断面図であり、図18は、図17に示す液滴吐出部および光ファイバを模式的に示す平面図である。
【0073】
変形例3の部材形成装置では、図18に示すように、光ファイバ42が複数設けられ、これらの光ファイバ42が液滴吐出部30を取り囲んでいる点で、変形例1の部材形成装置(図14および図15参照)と同様の構造を有する。
【0074】
さらに、変形例3の部材形成装置においては、光ファイバ42の端面42aから、着弾する前の液滴12aに光15が照射されている点で、変形例1の部材形成装置と異なる構成を有する。
【0075】
また、光ファイバ42の先端が適当な曲率を持って折れ曲がっている。これにより、飛んでいる最中の液滴12aに光15を照射することができる。光ファイバ42は一般に折り曲げが可能であるため、このような構造をとることが可能である。
【0076】
このように、飛んでいる最中の液滴12aに光15を照射して硬化させることにより、液滴12aが着弾する前に、液滴12aの粘度を高めることができる。これにより、着弾する際の液滴12aの形状を制御することができる。その結果、液滴12aによって形成される光学部材の形状を制御することができる。
【0077】
(第2の実施の形態)
[部材形成装置]
次に、第1の実施の形態の液滴吐出機構(図1参照)の一具体例について、図19〜図21を参照して説明する。本実施の形態の部材形成装置は、液滴吐出機構(インクジェットヘッド)を含む。この液滴吐出機構は、液体吐出部30(図1参照)を含む。なお、この液滴吐出機構には、後述するように、光ファイバ32(図1参照)を設けることができる。
【0078】
図19(a)および図19(b)は、本実施の形態の部材形成装置に含まれる液滴吐出機構(インクジェットヘッド)200を模式的に示す斜視図である。図20は、図19(a)および図19(b)に示すキャビティ50を模式的に示す斜視図である。図21は、図19(a)および図19(b)に示す液滴吐出機構の一変形例を模式的に示す図である。
【0079】
本実施の形態の液滴吐出機構200は、図19(a)および図19(b)に示すように、図1に示す液滴吐出部30と、キャビティ50と、圧電素子フィルム60とを含む。キャビティ50は、例えば樹脂からなり、開口部52が設けられている。この開口部52は、液滴12aの原料である液体材料を供給するために設けられている。この開口部52に、各インクジェットヘッドが設置される。
【0080】
圧電素子フィルム60には、各インクジェットヘッドを駆動させるための圧電素子(図示せず)および配線62が形成されている。さらに、圧電素子フィルム60には、図19(a)に示すように、液滴吐出部30が設けられている。すなわち、液滴吐出部30(図1参照)から液滴12aが吐出される。
【0081】
本実施の形態の液滴吐出機構200は、図19(a)に示すように、圧電素子フィルム60の上にキャビティ50を設置した後、図19(b)に示すように、圧電素子フィルム60の端部を折り曲げることにより形成される。また、キャビティ50の上方には、プリント基板(図示せず)と、液滴12a(図1参照)の原料である液体材料を供給するための機構(図示せず)とが設けられている。具体的には、図19(b)に示す破線で囲んだ領域の上方に、前記プリント基板および前記機構が設けられる。
【0082】
また、本実施の形態の液体吐出機構200の近傍には、図1に示す光ファイバ32(図19(a)および図19(b)では図示せず)を設置することができる。例えば、図19(b)に示すように、液滴吐出機構200の側面50a,50bには、圧電素子フィルム60で覆われない領域が存在する。この領域に、光ファイバ32を保持するための穴を設けることができる。この穴に光ファイバ32を通すことにより、光ファイバ32を保持することができる。
【0083】
図20および図21は、液滴吐出機構200のキャビティ50に、光ファイバ32を保持するための穴54を設けた場合の一例を模式的に示す図である。図20に示すように、穴54は、キャビティ50の側面50aから底面50cへと貫通している。この穴54に光ファイバ32を通すことにより、液滴吐出部30(図20では図示せず)の近傍に、光ファイバ32を設けることができる。なお、キャビティ50に設けられた、穴54を有する管の部分(図20参照)は、キャビティ50を射出成形法などを用いて作成する際にキャビティ50と一体成形して形成することができる。
【0084】
また、図19(a),図19(b)および図20では、キャビティ50に開口部52が4つ設けられている例について説明したが、開口部52の数はこれに限定されるわけではない。また、光ファイバ32を通す穴54の数および位置は、配置する光ファイバの位置および数に応じて適宜設定することができる。
【0085】
例えば、図21に示すように、キャビティ50内に開口部52をライン状に設け、この開口部52にインクジェットヘッド40を設置する。これにより、インクジェットヘッド40をライン状に配置することができる。この場合、液滴12aを吐出するための液滴吐出部30をライン状に配置することができる。さらに、液滴吐出部30の近傍に穴54を設け、この穴54に光ファイバ32を通すことにより、液滴吐出部30に隣り合う位置に、光ファイバ32を設置することができる。
【0086】
本実施の形態の部材形成装置によれば、第1の実施の形態の部材形成装置と同様の作用効果を奏することができる。
【0087】
(第3の実施の形態)
[部材形成装置]
次に、第2の実施の形態の部材形成装置の一例について説明する。ここでは、本実施の形態の部材形成装置が、第2の実施の形態の液滴吐出機構(インクジェットヘッド)を含む場合について説明する。したがって、本実施の形態のインクジェットヘッドは、第1の実施の形態の液滴吐出部30および光ファイバ32(図1参照)を含む。
【0088】
図22は、本実施の形態の部材形成装置100の概略斜視図である。図22に示すように、部材形成装置100は、インクジェットヘッド群1と、インクジェットヘッド群1をX方向に駆動するためのX方向ガイド軸2と、X方向ガイド軸2を回転させるX方向駆動モータ3とを含む。
【0089】
部材形成装置100は、載置台4と、載置台4をY方向に駆動するためのY方向ガイド軸5と、Y方向駆動モータ6とを含む。載置台4には、基体10が設置される。
【0090】
また、X方向ガイド軸2とY方向ガイド軸5とが、各々所定の位置に固定される基台7を備え、その基台7の下部には制御装置8を備えている。
【0091】
さらに、部材形成装置100は、クリーニング機構部14を含む。
【0092】
インクジェットヘッド群1には、第2の実施の形態の液滴吐出機構200(インクジェットヘッド)(図示せず)が複数設置されている。液滴吐出機構200は、液滴12aを、液滴吐出部30から吐出して、載置台4上の基体10の上方に着弾させる(図1参照)。液滴吐出機構200各々から、制御装置8から供給される吐出電圧に応じて個別に液滴12aを吐出できるようになっている。具体的には、液滴吐出機構200は、図1に示す液滴吐出部30から液滴12aを吐出する。また、図1に示す光ファイバ32から出射する光15によって液滴12aを硬化させる。
【0093】
インクジェットヘッド群1は、X方向ガイド軸2に固定され、X方向ガイド軸2には、X方向駆動モータ3が接続されている。X方向駆動モータ3は、ステッピングモータ等であり、制御装置8からX方向の駆動パルス信号が供給されると、X方向ガイド軸2を回転させるようになっている。そして、X方向ガイド軸2が回転させられると、インクジェットヘッド群1が基台7に対してX軸または−X軸方向に移動するようになっている。
【0094】
載置台4は、液滴12aを着弾させる基体10を載置させるもので、この基体10を基準位置に固定する機構を有する。
【0095】
載置台4は、Y方向ガイド軸5に固定され、Y方向ガイド軸5には、Y方向駆動モータ6,16が接続されている。Y方向駆動モータ6,16は、ステッピングモータ等を含む移動ユニットであり、制御装置8からY軸方向の駆動パルス信号が供給されると、Y方向ガイド軸5を解放させるようになっている。そして、Y方向ガイド軸5が解放させられると、載置台4が基台7に対してY軸または−Y軸方向に移動するようになっている。
【0096】
クリーニング機構部14は、インクジェットヘッド群1をクリーニングする機構を有する。クリーニング機構部14は、Y方向の駆動モータ16によってY方向ガイド軸5に沿って移動するようになっている。クリーニング機構部14の移動も、制御装置8によって制御されている。
【0097】
本実施の形態の部材形成装置100において、液滴12a(図1参照)を吐出するためには、制御装置8からの所定の駆動パルス信号を、X方向駆動モータ3および/またはY方向駆動モータ6に供給し、インクジェットヘッド群1および/または載置台4を移動させることにより、インクジェットヘッド群1と基体10(載置台4)とを相対移動させる。そして、この相対移動の間に、インクジェットヘッド群1における所定のインクジェットヘッドに制御装置8からの吐出電圧を供給し、前記インクジェットヘッドから液滴12aを吐出させる。
【0098】
本実施の形態の部材形成装置100において、インクジェットヘッド群1の各ヘッドから吐出される液滴12aの量は、制御装置8から供給される吐出電圧の大きさによって調整できる。
【0099】
また、基体10に吐出される液滴のピッチは、インクジェットヘッド群1と基体10(載置台4)との相対移動速度と、インクジェットヘッド群1からの吐出周波数(吐出電圧供給の周波数)によって決定される。
【0100】
本実施の形態の部材形成装置によれば、第2の実施の形態の部材形成装置と同様の作用効果を奏することができる。
【0101】
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法および結果が同一の構成、あるいは目的および結果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成または同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
【0102】
例えば、上記第1の実施の形態では、形成する部材が光学部材(光導波路)である場合について説明したが、この光学部材のかわりに、所定のパターンを有する絶縁体を形成することができる。このような絶縁体としては、例えば半導体装置や、液晶表示装置やプラズマ表示装置、EL装置等の表示装置等の電子デバイスにおいて用いられる絶縁層が例示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態の部材形成方法の一工程を模式的に示す断面図である。
【図2】 第1の実施の形態の部材形成方法の一工程を模式的に示す断面図である。
【図3】 図2に示す工程によって着弾した液滴を模式的に示す平面図である。
【図4】 図3に示す工程を模式的に示す図である。
【図5】 第1の実施の形態の部材形成方法の一工程を模式的に示す平面図である。
【図6】 図5に示す工程を模式的に示す図である。
【図7】 第1の実施の形態の部材形成方法によって得られた光導波路を模式的に示す断面図である。
【図8】 図7に示す光導波路を模式的に示す図である。
【図9】 第1の実施の形態の部材形成装置に含まれる液滴吐出機構の駆動信号を模式的に示す図である。
【図10】 図9に示す液滴吐出機構の駆動信号がAの時点における、液滴吐出部および光ファイバの動作状態を模式的に示す断面図である。
【図11】 図9に示す液滴吐出機構の駆動信号がBの時点における、液滴吐出部および光ファイバの動作状態を模式的に示す断面図である。
【図12】 図9に示す液滴吐出機構の駆動信号がCの時点における、液滴吐出部および光ファイバの動作状態を模式的に示す断面図である。
【図13】 第1の実施の形態の一変形例の部材形成装置を模式的に示す図である。
【図14】 図13に示す液滴吐出機構および光ファイバを模式的に示す図である。
【図15】 第1の実施の形態の一変形例の部材形成装置を模式的に示す図である。
【図16】 図15に示す液滴吐出機構および光ファイバを模式的に示す図である。
【図17】 第1の実施の形態の一変形例の部材形成装置を模式的に示す図である。
【図18】 図17に示す液滴吐出機構および光ファイバを模式的に示す図である。
【図19】 第2の実施の形態の部材形成装置を模式的に示す斜視図である。
【図20】 図19に示すキャビティを模式的に示す斜視図である。
【図21】 図19に示す液滴吐出機構の一変形例を模式的に示す平面図である。
【図22】 第3の実施の形態の部材形成装置を模式的に示す斜視図である。
【符号の説明】
1 インクジェットヘッド群、 2 X方向ガイド軸、 3 X方向駆動モータ、 4 載置台、 5 Y方向ガイド軸、 6,16 Y方向駆動モータ、 7 基台、 8 制御装置、 10 基体、 12 光学部材、 12a 液滴、 12b,12c 光学部材前駆体、 14 クリーニング機構部、 15 光、 30 液滴吐出部、 32,42 光ファイバ、 32a,42a 光ファイバの端面、 40,200 液滴吐出機構(インクジェットヘッド)、 50 キャビティ、 50a,50b キャビティの側面、 50c キャビティの底面、 52 凹部、 54 穴、 60 圧電素子駆動用回路、 62 配線、 100 部材形成装置

Claims (10)

  1. 基体に対して液滴を吐出する液滴吐出機構と、
    前記液滴を硬化させる液滴硬化機構と、を含み、
    前記液滴硬化機構は、光源および光ファイバを含み、
    前記光ファイバは、前記光源からの光を導入し伝搬させた後、前記液滴に該光を照射して該液滴を硬化させ、
    前記液滴吐出機構は、インクジェットヘッドからなり、
    前記インクジェットヘッドに前記光ファイバが設置されており、
    前記インクジェットヘッドは、
    液滴吐出部と、
    前記液滴の吐出を制御する回路を含む圧電素子フィルムと、
    前記圧電素子フィルムの上方に設けられ、前記液滴の原料である液体材料を備蓄するためのキャビティと、を含み、
    前記キャビティにはさらに、前記光ファイバを保持するための貫通穴が設けられ、
    前記光ファイバは、前記貫通穴に保持され、
    前記液滴が着弾する前に、該液滴に光を照射する、部材形成装置。
  2. 請求項1記載の部材形成装置において、
    前記液滴吐出機構は、前記液滴を前記基体に向けて吐出可能な液滴吐出部を含み、
    前記光ファイバは、前記液滴吐出部の近傍に設けられている、部材形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の部材形成装置において、
    前記液滴の吐出のタイミングに合わせて、前記光を照射する、部材形成装置。
  4. 請求項に記載の部材形成装置において、
    前記液滴の吐出および前記光の照射は、パルスによって制御されている、部材形成装置。
  5. 請求項1ないしのいずれかに記載の部材形成装置において、
    前記光ファイバが可動する、部材形成装置。
  6. 請求項1ないしのいずれかに記載の部材形成装置において、
    前記光ファイバが複数設けられている、部材形成装置。
  7. 請求項1ないしのいずれかに記載の部材形成装置において、
    前記液滴は、光硬化型樹脂の前駆体からなる、部材形成装置。
  8. 請求項1ないしのいずれかに記載の部材形成装置において、
    前記液滴を硬化させて、所定のパターンの絶縁体を形成する、部材形成装置。
  9. 請求項1ないしのいずれかに記載の部材形成装置において、
    前記液滴を硬化させて、光学部材を形成する、部材形成装置。
  10. 請求項に記載の部材形成装置において、
    前記光学部材は、光導波路である、部材形成装置。
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