JP5915973B2 - テンプレート処理プログラム及びテンプレート処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、印字ラベル作成装置を操作可能な操作端末において実行されるテンプレート処理プログラム及びテンプレート処理方法に関する。
従来、テンプレートを用いて印字ラベルを作成する印字ラベル作成装置を操作可能な操作端末が知られている(例えば、特許文献1参照)。この操作端末(コンピュータ装置)には、複数のテンプレート要素(枠)が予め割り付けられる複数のテンプレートが供給される。テンプレートは予め用意されており、操作者はテンプレートを用いて印字ラベル(ラベル)を作成することにより、楽に素早く印字ラベルを作成することができる。
特開2007−334649号公報
上記のようにテンプレートが用意されるとき、用意されたテンプレートに対して細部の修正、つまりテンプレート要素の変更や追加を行いたいというニーズが生じることがある。この場合、テンプレート要素の変更や追加を行う度に新たなテンプレートを作成して個別に記憶、管理した場合には、データ容量の増大化及びファイル管理の煩雑化の原因となって、ユーザの利便性を大きく損ねる。
本発明の目的は、データ容量の省容量化及びファイル管理の簡略化を図ることができ、ユーザの利便性を向上できるテンプレート処理プログラム及びテンプレート処理方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、複数のテンプレート要素が所定の配列で割り付けられて構成され、かつ、少なくとも1つの前記テンプレート要素が共通の複数種類のテンプレートパターンを備える、テンプレートを用いて印字ラベルを作成する、印字ラベル作成装置を操作可能に構成され、かつ、操作者が操作可能な操作手段、所望の表示を行う表示手段、及び演算手段を備えた操作端末の前記演算手段に対し、特定のテンプレートに備えられる全ての前記テンプレートパターンに係わる前記複数のテンプレート要素を、外部サーバから取得するテンプレート要素取得手順と、前記テンプレート要素取得手順で取得した前記複数のテンプレート要素のうち少なくとも1つの変更、及び、新たなテンプレート要素の追加、の少なくとも一方を行うことにより、前記特定のテンプレートに係わる新たな前記テンプレートパターンを生成し、新たに前記特定のテンプレートに関連付けるテンプレートパターン生成手順と、前記テンプレートパターン生成手順で前記新たなテンプレートパターンの関連付けが行われた後の、前記特定のテンプレートの全ての前記テンプレートパターンに係わる前記複数のテンプレート要素を、前記外部サーバへ送信し格納する、テンプレート要素格納手順と、を実行させることを特徴とする。
本願発明のテンプレート処理プログラムでは、操作端末の演算手段上で実行するものであり、印字ラベル作成装置が印字ラベルを作成するにあたって参照するテンプレートを外部サーバとの間で送受すると共に、テンプレートを編集する機能を有する。テンプレートは、複数のテンプレート要素が所定の配列で割り付けられて構成されるものであるが、細部の修正やテンプレート要素の追加を行う度に新たなテンプレートを作成して個別に記憶、管理した場合には、データ容量の増大化及びファイル管理の煩雑化の原因となってユーザの利便性を大きく損ねる。
これに対して本願発明では、1つのテンプレート内に多数のテンプレート要素を記録させておき、そのうちからいずれの組合せを用いて構成するかによって複数種類のテンプレートパターンに切り替えできる。同一のテンプレートで切り替えでられる複数種類のテンプレートパターン同士の間では、少なくとも1つのテンプレート要素を共通して用いることでテンプレートの同一性を確保する。
このようなテンプレートを扱う本願発明のテンプレート処理プログラムでは、テンプレート要素取得手順で、特定のテンプレートに備えられる全てのテンプレートパターンに係わる複数のテンプレート要素を、外部サーバから取得する。
そして編集機能を有するテンプレートパターン生成手順では、複数のテンプレート要素のうち少なくとも1つの変更、及び、新たなテンプレート要素の追加、の少なくとも一方を行い、このようなテンプレート要素の変更、追加に対応して当該特定のテンプレートに係わる新たなテンプレートパターンを生成し、新たに当該特定のテンプレートに関連付ける。
テンプレートパターン生成手順で新たなテンプレートパターンの関連付けが行われた後には、テンプレート要素格納手順によって、特定のテンプレートの全てのテンプレートパターンに係わる複数のテンプレート要素を、外部サーバへ送信し格納する。
以上のようにして本願発明のテンプレート処理プログラムでは、外部サーバから取得した特定のテンプレートに対してテンプレート要素に対する変更や新たなテンプレート要素の追加を行った場合でも、対応するテンプレートパターンを当該特定のテンプレート内に記憶させることができる。そしてこの改訂したテンプレートを外部サーバに送信して格納することで、他のユーザと多数のテンプレートパターンを共有できる。
上述したように、当該テンプレート内で関連付けられた複数種類のテンプレートパターン同士は少なくとも1つのテンプレート要素を共通して用いているため、その分だけ全体のデータ容量を省容量化できる。また、関連する複数種類のテンプレートパターンを1つのテンプレートで扱えるため、ファイル管理を簡略化できる。この結果、テンプレート要素の変更や追加に対応したテンプレートパターンを共有する上で、データ容量の省容量化及びファイル管理の簡略化を図ることができ、ユーザの利便性を向上できる。
また、上記目的を達成するために、本願発明は、複数のテンプレート要素が所定の配列で割り付けられて構成され、かつ、少なくとも1つの前記テンプレート要素が共通の複数種類のテンプレートパターンを備える、テンプレートを用いて印字ラベルを作成する、印字ラベル作成装置を操作可能に構成された操作端末が実行するテンプレート処理方法であって、特定のテンプレートに備えられる全ての前記テンプレートパターンに係わる前記複数のテンプレート要素を、外部サーバから取得するテンプレート要素取得手順と、前記テンプレート要素取得手順で取得した前記複数のテンプレート要素のうち少なくとも1つの変更、及び、新たなテンプレート要素の追加、の少なくとも一方を行うことにより、前記特定のテンプレートに係わる新たな前記テンプレートパターンを生成し、新たに前記特定のテンプレートに関連付けるテンプレートパターン生成手順と、前記テンプレートパターン生成手順で前記新たなテンプレートパターンの関連付けが行われた後の、前記特定のテンプレートの全ての前記テンプレートパターンに係わる前記複数のテンプレート要素を、前記外部サーバへ送信し格納する、テンプレート要素格納手順と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、データ容量の省容量化及びファイル管理の簡略化を図ることができるので、ユーザの利便性を向上することができる。
本発明の一実施の形態のテンプレート処理方法を実行するテンプレート処理システムの全体構成を表すシステム構成図である。 テンプレート処理システムの詳細機能を表すブロック図である。 各テンプレートが1つのパターンに対応する比較例を説明するための説明図である。 各テンプレートが1つのパターンに対応する比較例を説明するための説明図である。 各テンプレートが1つのパターンに対応する比較例を説明するための説明図である。 テンプレートの配列情報ファイルの一例を表す説明図である。 表示部に表示される表示画面の一例を表す説明図である。 新たに作成されたパターンの一例、及び、改訂されたテンプレートの配列情報ファイルの一例を表す説明図である。 操作端末のCPUが実行する制御手順を表すフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
<システム概略構成>
まず、本実施形態のテンプレート処理方法を実行するテンプレート処理システムの全体構成について図1及び図2を参照しつつ説明する。
図1に示すように、テンプレート処理システム1は、テンプレートサーバSV(外部サーバ)と、例えば汎用パーソナルコンピュータで構成される操作端末2と、例えばUSB等のインターフェースを介して操作端末2に接続されたラベルプリンタ3(印字ラベル作成装置)とを有する。そして、テンプレートサーバSV及び操作端末2は、ネットワークNWを介して互いに接続されている。
ラベルプリンタ3は、操作端末2との間で各種の情報や指示信号を送受し、操作端末2でのユーザである操作者の操作に基づき、所望の文字や図形等の印字を備えた印字ラベルLを作成する。
図2に示すように、操作端末2は、CPU12(演算手段)と、例えばRAMやROM等からなるメモリ13と、操作者からの指示や情報が入力される操作部14(操作手段)と、各種情報やメッセージを表示する表示部17(表示手段)と、テンプレートサーバSVやラベルプリンタ3との情報信号の授受の制御を行う通信制御部15とを備える。
メモリ13のROMには、CPU12に対し後述の図9のフローに示す各手順を実行させるためのテンプレート処理プログラムが記憶されている。
テンプレートサーバSVは、CPU120と、例えばRAMやROM等からなるメモリ130と、ネットワークNWを介して操作端末2との情報信号の授受の制御を行う通信制御部150と、例えばハードディスク装置で構成されて各種情報を記憶する大容量記憶装置160とを備える。
CPU120及びCPU12は、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行う。操作端末2のCPU12は、上記信号処理により、ラベルプリンタ3との間で、各種の指示信号・情報信号の送受を行う。テンプレートサーバSVのCPU120は、上記信号処理により、操作端末2との間で、ネットワークNWを通じて各種の指示信号・情報信号の送受を行う。
ラベルプリンタ3は、テープ203を巻回した(本来は渦巻き状であるが簡略化して同心円で図示する)テープロール204を着脱可能な(又はテープロール204を備えたカートリッジを着脱可能な)テープロールホルダ部210と、このテープロール204から繰り出されたテープ203に所望の印字を行う印字ヘッド205と、印字が終了したテープ203を所定の長さに切断して印字ラベルLとするカッタ207と、印字ヘッド205に対向して設けられ、制御回路202により制御されてテープロール204からのテープ203を搬送する搬送装置209とを有する。
制御回路202は、通信制御部208を介し操作端末2の上記通信制御部15に接続され、操作端末2と情報の送受が可能となっている。
<テンプレートを用いた印字ラベルの作成>
上記のように操作端末2の操作部14からの操作によってラベルプリンタ3で印字ラベルLが作成されるとき、印字ラベルLに印字する文字や図形等の内容を全てマニュアルで設定するのは、非常に煩雑である。そこで本実施形態では、複数の文字や図形等のオブジェクト(テンプレート要素)が所定の配列で割り付けられて構成されるテンプレートが複数種類用意され、それら複数種類のテンプレートの配列情報ファイル(詳細は後述)がテンプレートサーバSVの大容量記憶装置160に記憶され、管理されている。操作者は、それら複数種類のテンプレートのうちから、自らの意図する印字態様に適したテンプレートを操作端末2の操作部14を操作して選択することによって、そのテンプレートの配列情報ファイルをテンプレートサーバSVから操作端末2にダウンロードして、そのテンプレートのパターン(テンプレートパターン)を使用することにより、容易に所望の印字ラベルLを作成することができる。
<本実施形態の特徴>
本実施形態の特徴は、上記のようにテンプレートが複数種類用意されるとき、各テンプレートが1つのパターンに対応するのではなく、各テンプレートが、少なくとも1つのオブジェクトが共通の複数種類のパターンを備える点にある。以下、その詳細について順次説明する。
<比較例>
まず、本実施形態の比較例として、各テンプレートが1つのパターンに対応する場合について、図3〜図5を参照しつつ説明する。
図3の上段に、ある1つのテンプレートT1′の一例を示す。
図3の上段に示すように、テンプレートT1′は、“Milk Chocolate”の文字のオブジェクトOAと、“$9.99”の文字のオブジェクトOBとを含むパターンP1に対応している。このとき、オブジェクトOA,OBのテンプレートT1′上における配列は、対応する配列情報ファイルF1′によって決定されている。
図3の下段に、上記配列情報ファイルF1′の一例を示す。
図3の下段に示すように、配列情報ファイルF1′には、上記オブジェクトOA,OBそれぞれの配列情報FA′,FB′が含まれている。
比較例における配列情報は、対応するオブジェクトを配列するときの位置情報「Locate」と、対応するオブジェクトを配列するときのサイズ情報「Size」と、対応するオブジェクトの属性情報「Attribute」と、対応するオブジェクトのデータ内容「Data」とを含む。つまり、比較例では、各オブジェクトには、位置情報「Locate」、サイズ情報「Size」、属性情報「Attribute」、及びデータ内容「Data」が組み込まれている。
すなわち、配列情報FA′は、座標(x1,y1)を表す位置情報「Locate」と、寸法(w1×h1)を表すサイズ情報「Size」と、文字データ(Text)を表す属性情報「Attribute」と、“Milk Chocolate”を表すデータ内容「Data」とを含む。
配列情報FB′は、座標(x2,y2)を表す位置情報「Locate」と、寸法(w2×h2)を表すサイズ情報「Size」と、文字データ(Text)を表す属性情報「Attribute」と、“$9.99”を表すデータ内容「Data」とを含む。
上記内容のテンプレートT1′の配列情報ファイルF1′に基づいてパターンを構成することにより、上記オブジェクトOA,OBが配列されたパターンP1を構成することができる。
上記のような比較例におけるテンプレートが用意される場合、操作者によっては、用意されたテンプレートのパターンをそのまま用いるのではなく、用意されたテンプレートのパターンに対して細部の修正、つまりオブジェクトの変更や追加を行う操作を行う場合がある。この場合、その行われた操作に応じて新たなパターンに対応するテンプレートが生成される。
図4の上段に、新たに作成されたパターンP2に対応するテンプレートT2′の一例を示す。
図4の上段に示すように、テンプレートT2′は、上記パターンP1と共通のオブジェクトOA,OBと、上記パターンP1に対して追加された、直線の図形のオブジェクトOC、“20%off:”の文字のオブジェクトOD、及び“$7.99”の文字のオブジェクトOEとを含むパターンP2に対応している。このとき、オブジェクトOA,OB,OC,OD,OEのテンプレートT2′上における配列は、対応する配列情報ファイルF2′によって決定されている。
図4の下段に、上記配列情報ファイルF2′の一例を示す。
図4の下段に示すように、配列情報ファイルF2′には、上記オブジェクトOA,OB,OC,OD,OEそれぞれの配列情報FA′,FB′,FC′,FD′,FE′が含まれている。
配列情報FA′,FB′は、上記配列情報ファイルF1′に含まれる配列情報FA′,FB′の内容と同一である。
配列情報FC′は、座標(x3,y3)を表す位置情報「Locate」と、寸法(w3×h3)を表すサイズ情報「Size」と、図形データ(Figure)を表す属性情報「Attribute」と、直線(Straight Line)を表すデータ内容「Data」とを含む。
配列情報FD′は、座標(x4,y4)を表す位置情報「Locate」と、寸法(w4×h4)を表すサイズ情報「Size」と、文字データ(Text)を表す属性情報「Attribute」と、“20%off:”を表すデータ内容「Data」とを含む。
配列情報FE′は、座標(x5,y5)を表す位置情報「Locate」と、寸法(w5×h5)を表すサイズ情報「Size」と、文字データ(Text)を表す属性情報「Attribute」と、“$7.99”を表すデータ内容「Data」とを含む。
上記内容のテンプレートT2′の配列情報ファイルF2′に基づいてパターンを構成することにより、上記オブジェクトOA,OB,OC,OD,OEが配列されたパターンP2を構成することができる。
図5の上段に、新たに作成された上記パターンP2とは異なるパターンP3に対応するテンプレートT3′の一例を示す。
図5の上段に示すように、テンプレートT3′は、上記パターンP1と共通のオブジェクトOA,OBと、上記パターンP1に対して追加された、“Buy Second One at Half Price!”の文字のオブジェクトOFとを含むパターンP3に対応している。このとき、オブジェクトOA,OB,OFのテンプレートT3′上における配列は、対応する配列情報ファイルF3′によって決定されている。
図5の下段に、上記配列情報ファイルF3′の一例を示す。
図5の下段に示すように、配列情報ファイルF3′には、上記オブジェクトOA,OB,OFそれぞれの配列情報FA′,FB′,FF′が含まれている。
配列情報FA′,FB′は、上記配列情報ファイルF1′に含まれる配列情報FA′,FB′の内容と同一である。
配列情報FF′は、座標(x6,y6)を表す位置情報「Locate」と、寸法(w6×h6)を表すサイズ情報「Size」と、文字データ(Text)を表す属性情報「Attribute」と、“Buy Second One at Half Price!”を表すデータ内容「Data」とを含む。
上記内容のテンプレートT3′の配列情報ファイルF3′に基づいてパターンを構成することにより、上記オブジェクトOA,OB,OFが配列されたパターンP3を構成することができる。
<比較例の問題点>
上記のように各テンプレートが1つのパターンに対応する場合、用意されたテンプレートのパターンに対して行われたオブジェクトの変更や追加を行う操作に応じて新たなパターンに対応するテンプレートが作成された場合には、新たなパターンに対応するテンプレートの配列情報ファイルは、操作端末2からテンプレートサーバSVにアップロードされ、上記用意されたテンプレートの配列情報ファイルとは別のファイルとして大容量記憶装置160に個別に記憶され、管理される。したがって、テンプレートのパターンに対してオブジェクトの変更や追加を行う度に、新たなパターンに対応するテンプレートを作成して、その新たなパターンに対応するテンプレートの配列情報ファイルを個別に記憶、管理した場合には、データ容量の増大化及びファイル管理の煩雑化の原因となって操作者の利便性を大きく損ねる。
<本実施形態の手法>
これに対して本実施形態では、各テンプレートが、少なくとも1つのオブジェクトが共通の複数種類のパターンを備える。つまり、1つのテンプレートの配列情報ファイル内に多数のオブジェクトの配列情報を記録させておき、そのうちからいずれの組合せを用いてパターンを構成するかによって、1つのテンプレートで複数種類のパターンに切り替えできるようになっている。なお、このとき、同一のテンプレートで切り替えられる複数種類のパターン同士では、少なくとも1つのオブジェクトを共通して用いることによりテンプレートの同一性を確保できるようになっている。以下、本実施形態におけるテンプレートについて図6を参照しつつ説明する。
図6に、ある1つのテンプレート(以下適宜、「テンプレートT」と称する)の配列情報ファイルFの一例を示す。なお、図6中では、理解の容易のために、テンプレートTが、上記オブジェクトOA,OBが共通の上記パターンP1,P2,P3を備える場合、つまりテンプレートTで切り替えできるパターンが上記パターンP1,P2,P3の3種類である場合を例にとって説明する。また、ここでは、これらパターンP1,P2,P3の識別情報としてのパターン名がそれぞれ、“Original”“User01”“User02”であるものとして説明する。
図6に示すように、配列情報ファイルFには、対応するテンプレートTに備えられる全てのパターンP1,P2,P3に係わる上記オブジェクトOA,OB,OC,OD,OE,OFそれぞれの配列情報FA,FB,FC,FD,FE,FFが含まれている。
本実施形態における配列情報は、上記位置情報「Locate」、サイズ情報「Size」、属性情報「Attribute」、及びデータ内容「Data」に加え、対応するテンプレートに備えられる全てのパターンのうち、対応するオブジェクトが使用されるパターンとの対応付け情報としてのパターン名情報「Pattern Name」を含む。つまり、本実施形態では、各オブジェクトには、位置情報「Locate」、サイズ情報「Size」、属性情報「Attribute」、及びデータ内容「Data」に加え、パターン名情報「Pattern Name」が組み込まれている。
すなわち、配列情報FAは、座標(x1,y1)を表す位置情報「Locate」と、寸法(w1×h1)を表すサイズ情報「Size」と、文字データ(Text)を表す属性情報「Attribute」と、“Milk Chocolate”を表すデータ内容「Data」と、使用されるパターンのパターン名が“Original”“User01”“User02”である旨を表すパターン名情報「Pattern Name」とを含む。
配列情報FBは、座標(x2,y2)を表す位置情報「Locate」と、寸法(w2×h2)を表すサイズ情報「Size」と、文字データ(Text)を表す属性情報「Attribute」と、“$9.99”を表すデータ内容「Data」と、使用されるパターンのパターン名が“Original”“User01”“User02”である旨を表すパターン名情報「Pattern Name」とを含む。
配列情報FCは、座標(x3,y3)を表す位置情報「Locate」と、寸法(w3×h3)を表すサイズ情報「Size」と、図形データ(Figure)を表す属性情報「Attribute」と、直線(Straight Line)を表すデータ内容「Data」と、使用されるパターンのパターン名が“User01”である旨を表すパターン名情報「Pattern Name」とを含む。
配列情報FDは、座標(x4,y4)を表す位置情報「Locate」と、寸法(w4×h4)を表すサイズ情報「Size」と、文字データ(Text)を表す属性情報「Attribute」と、“20%off:”を表すデータ内容「Data」と、使用されるパターンのパターン名が“User01”である旨を表すパターン名情報「Pattern Name」とを含む。
配列情報FEは、座標(x5,y5)を表す位置情報「Locate」と、寸法(w5×h5)を表すサイズ情報「Size」と、文字データ(Text)を表す属性情報「Attribute」と、“$7.99”を表すデータ内容「Data」と、使用されるパターンのパターン名が“User01”である旨を表すパターン名情報「Pattern Name」とを含む。
配列情報FFは、座標(x6,y6)を表す位置情報「Locate」と、寸法(w6×h6)を表すサイズ情報「Size」と、文字データ(Text)を表す属性情報「Attribute」と、“Buy Second One at Half Price!”を表すデータ内容「Data」と、使用されるパターンのパターン名が“User02”である旨を表すパターン名情報「Pattern Name」とを含む。
上記内容のテンプレートTの配列情報ファイルFに基づいてパターンを構成することにより、上記3種類のパターンP1,P2,P3のいずれも構成することができる。
すなわち、本実施形態では、操作者が操作端末2の操作部14を介して、テンプレートサーバSVの大容量記憶装置160に配列情報ファイルが記憶された複数種類のテンプレートのうちから、所望の1つのテンプレートを選択する選択操作を行う。なお、ここでは、上記選択操作により選択されたテンプレートが上記テンプレートTであるものとして説明する。すると、その選択操作により選択されたテンプレートTに備えられる全てのパターンに係わり、かつパターン名情報「Pattern Name」を含む配列情報がそれぞれ組み込まれた複数のオブジェクト、つまり当該複数のオブジェクトの配列情報を含むテンプレートTの配列情報ファイルFが、テンプレートサーバSVの大容量記憶装置160から操作端末2にダウンロード(送信)され、メモリ13に記憶される。
その後、操作端末2にダウンロードされたテンプレートTの配列情報ファイルFに備えられる全てのパターンP1,P2,P3のパターン名“Original”“User01”“User02”が、操作端末2の表示部17に一覧可能に表示される。図7に、このときに表示部17に表示される表示内容の一例を示す。図7に示す例では、表示部17には、テンプレートTに備えられるパターンP1,P2,P3のパターン名“Original”“User01”“User02”をそれぞれ含み、かつ操作者が操作部14を介して選択可能な選択ボタンB1,B2,B3が一覧可能に表示されている。この例では、選択ボタンB1,B2,B3にはそれぞれ、対応するパターン名“Original”“User01”“User02”と共に、対応するパターンP1,P2,P3のイメージ画像I1,I2,I3が併せて表示されている。
そして、操作者が操作端末2の操作部14を介して、表示部17に一覧表示されたパターン名“Original”“User01”“User02”のうちから、所望の1つのパターンを選択する、つまり表示部17に一覧表示された選択ボタンB1,B2,B3のうちから、所望の1つの選択ボタンを選択する選択操作を行う。すると、操作端末2に配列情報ファイルFがダウンロードされたテンプレートTに備えられる複数のオブジェクトのうち、上記選択操作により選択された選択ボタンに係わるパターンに対応したオブジェクトが割り付けられる。つまり、操作端末2にダウンロードされたテンプレートTの配列情報ファイルFに含まれる配列情報FA,FB,FC,FD,FE,FFのうち、上記選択操作により選択された選択ボタンに係わるパターン名をパターン名情報「Pattern Name」に含む配列情報に基づいて、当該選択ボタンに係わるパターンに対応したオブジェクトが割り付けられる。そして、当該選択ボタンに係わるパターンに対応したオブジェクトが割り付けられた状態で、操作端末2の表示部17に表示される。これにより、当該選択ボタンに係わるパターンが、操作端末2の表示部17に表示される。
例えば、上記選択操作により選択ボタンB1が選択された場合には、選択ボタンB1に係わるパターン名“Original”をパターン名情報「Pattern Name」に含む配列情報FA,FBに基づいて、選択ボタンB1に係わるパターンP1に対応したオブジェクトOA,OBが割り付けられることにより構成されたパターンP1が、操作端末2の表示部17に表示される。
また、上記選択操作により選択ボタンB2が選択された場合には、選択ボタンB2に係わるパターン名“User01”をパターン名情報「Pattern Name」に含む配列情報FA,FB,FC,FD,FEに基づいて、選択ボタンB2に係わるパターンP2に対応したオブジェクトOA,OB,OC,OD,OEが割り付けられることにより構成されたパターンP2が、操作端末2の表示部17に表示される。
また、上記選択操作により選択ボタンB3が選択された場合には、選択ボタンB3に係わるパターン名“User02”をパターン名情報「Pattern Name」に含む配列情報FA,FB,FFに基づいて、選択ボタンB3に係わるパターンP3に対応したオブジェクトOA,OB,OFが割り付けられることにより構成されたパターンP3が、操作端末2の表示部17に表示される。
上記のような本実施形態におけるテンプレートが用意される場合、操作者によっては、用意されたテンプレートに備えられる複数種類のパターンのいずれかをそのまま用いるのではなく、用意されたテンプレートに備えられる複数種類のパターンのいずれかに対して細部の修正、つまりオブジェクトの変更や追加を行う操作を行う場合がある。この場合、その行われた操作に応じて新たなパターンが生成される。
すなわち、本実施形態では、操作者が操作端末2の操作部14を介して、上記表示部17に表示されたパターンに係わる複数のオブジェクトのうち1つの変更(削除も含む)、及び、新たなオブジェクトの追加、の少なくとも一方を行う編集操作を行う。なお、ここでは、上記表示部17に表示されたパターンが上記パターンP2であるものとして説明する。すると、その編集操作に応じて、操作端末2に配列情報ファイルFがダウンロードされたテンプレートTに備えられた複数のオブジェクトのうち少なくとも1つの変更(削除も含む)、及び、新たなオブジェクトの追加、の少なくとも一方が行われることにより、テンプレートTに係わる新たなパターンが生成され、新たにテンプレートTに関連付けられる。具体的には、上記編集操作に応じて、操作端末2にダウンロードされたテンプレートTの配列情報ファイルTの、複数の配列情報に含まれるパターン名情報「Pattern Name」のうち少なくとも1つの変更、及び、新たな配列情報の追加、の少なくとも一方が行われることにより、テンプレートTに係わる新たなパターンが生成され、テンプレートTの配列情報ファイルFの内容が改訂される。
図8の上段に、新たに作成されたパターンP4の一例を示す。
図8の上段に示すように、パターンP4は、上記パターンP1,P2,P3と共通のオブジェクトOA,OBと、上記パターンP2と共通のオブジェクトOCと、上記パターンP2におけるオブジェクトODから変更された“10%off:”の文字のオブジェクトOGと、上記パターンP2におけるオブジェクトOEから変更された“$8.99”の文字のオブジェクトOHとを含む。
図8の下段に、上記パターンP4が新たに作成されることにより、上記図6に示す内容から改訂されたテンプレートTの配列情報ファイルFの一例を示す。なお、ここでは、上記パターンP4のパターン名が、「User03」であるものとして説明する。
図8の下段に示すように、上記図6に示す内容から改訂された配列情報ファイルFには、対応するテンプレートTに備えられる全てのパターンP1,P2,P3,P4に係わる上記オブジェクトOA,OB,OC,OD,OE,OF,OG,OHそれぞれの配列情報FA,FB,FC,FD,FE,FF,FG,FHが含まれている。
配列情報FAは、上記図6に示す内容から上記パターン名情報「Pattern Name」が変更されている。すなわち、配列情報FAにおけるパターン名情報「Pattern Name」は、使用されるパターンのパターン名が“Original”“User01”“User02”“User03”である旨を表す内容に変更されている。
配列情報FBは、上記図6に示す内容から上記パターン名情報「Pattern Name」が変更されている。すなわち、配列情報FBにおけるパターン名情報「Pattern Name」は、使用されるパターンのパターン名が“Original”“User01”“User02”“User03”である旨を表す内容に変更されている。
配列情報FCは、上記図6に示す内容から上記パターン名情報「Pattern Name」が変更されている。すなわち、配列情報FCにおけるパターン名情報「Pattern Name」は、使用されるパターンのパターン名が“User01”“User03”である旨を表す内容に変更されている。
配列情報FD,FE,FFは、上記図6に示す内容と同一である。
新たに追加された配列情報FGは、座標(x7,y7)を表す位置情報「Locate」と、寸法(w7×h7)を表すサイズ情報「Size」と、文字データ(Text)を表す属性情報「Attribute」と、“$8.99”を表すデータ内容「Data」と、使用されるパターンのパターン名が“User03”である旨を表すパターン名情報「Pattern Name」とを含む。
新たに追加された配列情報FHは、座標(x8,y8)を表す位置情報「Locate」と、寸法(w8×h8)を表すサイズ情報「Size」と、文字データ(Text)を表す属性情報「Attribute」と、“10%off:”を表すデータ内容「Data」と、使用されるパターンのパターン名が“User03”である旨を表すパターン名情報「Pattern Name」とを含む。
上記のように、新たなパターンP4の関連付けが行われた後、具体的には、パターン名情報「Pattern Name」の変更が行われた配列情報FA,FB,FC、及び、新たに追加された配列情報FG,FHを含むように改訂されたテンプレートTの配列情報ファイルFが、操作端末2からテンプレートサーバSVにアップロード(送信)され、大容量記憶装置160に格納される。具体的には、大容量記憶装置160に記憶されたテンプレートTの配列情報ファイルの内容が、上記改訂されたテンプレートTの配列情報ファイルの内容に置換される。
<制御手順>
上述した手法によるテンプレート処理方法を実行するために、操作端末2のCPU12が、メモリ13のROMに記憶されたテンプレート処理プログラムにより実行する、本実施形態のテンプレート処理方法の制御手順を、図9を参照しつつ説明する。
図9において、このフローに示す処理は、例えば操作者が操作部14を介して適宜の開始操作を行った場合に開始される。
まず、ステップS10で、CPU12は、テンプレートサーバSVの大容量記憶装置160に配列情報ファイルが記憶された複数種類のテンプレートのうちからの、操作者による操作部14を介した所望の1つのテンプレートの選択操作を受け付けたか否かを判定する。上記選択操作を受け付けていない場合には、ステップS10の判定は満たされず(S10:NO)、ループして待機する。一方、上記選択操作を受け付けた場合には、ステップS10の判定が満たされて(S10:YES)、ステップS20に移る。
ステップS20では、CPU12は、ネットワークNWを介してテンプレートサーバSVにアクセスし、大容量記憶装置160から、上記ステップS10で受け付けた選択操作により選択されたテンプレート(特定のテンプレート。以下適宜、「特定のテンプレート」と称する)の配列情報ファイルをダウンロード(取得)し、メモリ13に記憶する。なお、このステップS20が、各請求項記載のテンプレート要素取得手順に相当する。
そして、ステップS30で、CPU12は、上記ステップS20で取得された配列情報ファイルの全ての配列情報に含まれる全てのパターン名情報「Pattern Name」に基づき、特定のテンプレートに備えられる全てのパターンのパターン名等をそれぞれ含み、かつ操作者による操作部14を介した操作により選択可能な選択ボタンを、表示部17に一覧可能に表示させる。なお、このステップS30が、各請求項記載の第1表示手順に相当する。
その後、ステップS40に移り、CPU12は、上記ステップS30で表示部17に一覧表示された選択ボタンの中からの、操作者による操作部14を介した所望の1つの選択ボタンの選択操作を受け付けたか否かを判定する。上記選択操作を受け付けていない場合には、ステップS40の判定は満たされず(S40:NO)、上記ステップS30に移り同様の手順を繰り返す。一方、上記選択操作を受け付けた場合には、ステップS40の判定が満たされて(S40:YES)、ステップS50に移る。なお、このステップS40が、各請求項記載の選択受付手順に相当する。
ステップS50では、CPU12は、上記ステップS20で取得された配列情報ファイルに含まれる複数の配列情報のうち、上記ステップS40で受け付けた選択操作により選択された選択ボタンに係わるパターン名をパターン名情報「Pattern Name」に含む配列情報に基づき、当該選択ボタンに係わるパターンに対応したオブジェクトを割り付ける。そして、CPU12は、当該選択ボタンに係わるパターンに対応したオブジェクトを割り付けた状態で、表示部17に表示させる。これにより、CPU12は、当該選択ボタンに係わるパターンを、表示部17に表示させる。なお、このステップS50が、各請求項記載の第2表示手順に相当する。
そして、ステップS60で、CPU12は、操作者による操作部14を介した、上記ステップS50で表示されたパターンに係わる複数のオブジェクトのうち少なくとも1つの変更、及び、新たなオブジェクトの追加、の少なくとも一方を行う編集操作を受け付けたか否かを判定する。上記編集操作を受け付けていない場合には、ステップS60の判定は満たされず(S60:NO)、後述のステップS100に移る。一方、上記編集操作を受け付けた場合には、ステップS60の判定が満たされて(S60:YES)、ステップS70に移る。
ステップS70では、CPU12は、上記ステップS60で受け付けた編集操作に応じて、上記ステップS20で取得された配列情報ファイルに含まれる複数の配列情報のうち少なくとも1つの変更、及び、新たな配列情報の追加、の少なくとも一方を行うことにより、特定のテンプレートに係わる新たなパターンを生成し、特定のテンプレートの配列情報ファイルの内容を改訂する。なお、このステップS70が、各請求項記載のテンプレートパターン生成手順に相当する。
その後、ステップS80に移り、CPU12は、上記ステップS70で改訂された特定のテンプレートの配列情報ファイルを、テンプレートサーバSVにアップロードするか否かを判定する。アップロードしない場合には、ステップS80の判定が満たされず(S80:NO)、後述のステップS100に移る。一方、アップロードする場合には、ステップS80の判定が満たされて(S80:YES)、ステップS90に移る。
ステップS90では、CPU12は、ネットワークNWを介してテンプレートサーバSVにアクセスし、上記ステップS70で改訂された特定のテンプレートの配列情報ファイルをアップロードし、大容量記憶装置160に記憶された特定のテンプレートの配列情報ファイルの内容を、当該改訂された特定のテンプレートの配列情報ファイルの内容に置換する。なお、このステップS90が、各請求項記載のテンプレート要素格納手順に相当する。
そして、ステップS100で、CPU12は、上記ステップS50で表示されたパターンのデータ、又は、上記ステップS70で生成された特定のテンプレートに係わる新たなパターンのデータを、ラベルプリンタ3に送信する。これにより、ラベルプリンタ3で、操作者の所望の印字を備えた印字ラベルLが作成される。以上により、このフローに示す処理が終了される。
以上説明したように、本実施形態においては、ステップS20で、特定のテンプレートに備えられる全てのパターンに係わる複数のオブジェクトを、テンプレートサーバSVから取得する。そして、編集機能を有するステップS70で、複数のオブジェクトのうち少なくとも1つの変更、及び、新たなオブジェクトの追加、の少なくとも一方を行い、このようなオブジェクトの変更、追加に対応して特定のテンプレートに係わる新たなパターンを生成し、新たに特定のテンプレートに関連付ける。ステップS70で新たなパターンの関連付けが行われた後には、ステップS90で、特定のテンプレートの全てのパターンに係わる複数のオブジェクトを、テンプレートサーバSVへ送信し格納する。
以上のようにして本実施形態では、テンプレートサーバSVから取得した特定のテンプレートに対してオブジェクトに対する変更や新たなオブジェクトの追加を行った場合でも、対応するパターンを特定のテンプレート内に記憶させることができる。そして、この改訂したテンプレートをテンプレートサーバSVに送信して格納することで、他の操作者と多数のパターンを共有できる。上述したように、当該テンプレート内で関連付けられた複数種類のパターン同士は少なくとも1つのオブジェクトを共通して用いているため、その分だけ全体のデータ容量を省容量化できる。また、関連する複数種類のパターンを1つのテンプレートで扱えるため、ファイル管理を簡略化できる。この結果、オブジェクトの変更や追加に対応したパターンを共有する上で、データ容量の省容量化及びファイル管理の簡略化を図ることができ、操作者の利便性を向上できる。
また、本実施形態では特に、ステップS20で、パターン名情報「Pattern Name」がそれぞれ組み込まれた複数のオブジェクトを、テンプレートサーバSVから取得する。そして、ステップS70で、ステップS20で取得した複数のオブジェクトのうち少なくとも1つのパターン名情報「Pattern Name」の変更、若しくは、パターン名情報「Pattern Name」を含む新たなオブジェクトの追加を、行うことにより、新たなパターンを生成する。そして、ステップS90で、パターン名情報「Pattern Name」の変更が行われた少なくとも1つのオブジェクト、若しくは、新たに追加されたオブジェクト、を含む複数のオブジェクトを、テンプレートサーバSVへ送信し格納する。このようにして、各パターンに対応するパターン名情報「Pattern Name」を各オブジェクトに組み込むことで、1つのテンプレート内におけるデータ容量の増加を抑えつつ複数種類のパターンの切り替えを機能的に行うことができる。
また、本実施形態では特に、ステップS30で、ステップS20で取得された複数のオブジェクトに係わる、全てのパターン名を、表示部17に一覧可能に表示させる。そして、ステップS40で、ステップS30において表示部17に表示されたパターン名の中からの、操作部14を介した1つのパターンの選択操作を受け付ける。そして、ステップS50で、ステップS20で取得された複数のオブジェクトのうち、ステップS40で受け付けた選択操作により選択されたパターンに対応したオブジェクトを割り付けた状態で表示部17に表示させる。このようにして、取得したテンプレートが切り替えできる全てのパターンのパターン名をステップS30で一覧表示し、ステップS40でそれらパターン名を介したパターンの選択操作を受け付け、ステップS50でオブジェクトを割り付けて具体的なパターンを表示させる。これにより、操作者は、取得したテンプレートが切り替え可能なパターンを任意に選択して視覚的に確認できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
また、図9に示すフローチャートは、本発明を図示する手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態等による手法を適宜組み合わせて利用してもよい。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
2 操作端末
3 ラベルプリンタ(印字ラベル作成装置)
12 CPU(演算手段)
14 操作部(操作端末)
17 表示部(表示手段)
L 印字ラベル
SV テンプレートサーバ(外部サーバ)

Claims (4)

  1. 複数のテンプレート要素が所定の配列で割り付けられて構成され、かつ、少なくとも1つの前記テンプレート要素が共通の複数種類のテンプレートパターンを備える、テンプレートを用いて印字ラベルを作成する、印字ラベル作成装置を操作可能に構成され、かつ、操作者が操作可能な操作手段、所望の表示を行う表示手段、及び演算手段を備えた操作端末の前記演算手段に対し、
    特定のテンプレートに備えられる全ての前記テンプレートパターンに係わる前記複数のテンプレート要素を、外部サーバから取得するテンプレート要素取得手順と、
    前記テンプレート要素取得手順で取得した前記複数のテンプレート要素のうち少なくとも1つの変更、及び、新たなテンプレート要素の追加、の少なくとも一方を行うことにより、前記特定のテンプレートに係わる新たな前記テンプレートパターンを生成し、新たに前記特定のテンプレートに関連付けるテンプレートパターン生成手順と、
    前記テンプレートパターン生成手順で前記新たなテンプレートパターンの関連付けが行われた後の、前記特定のテンプレートの全ての前記テンプレートパターンに係わる前記複数のテンプレート要素を、前記外部サーバへ送信し格納する、テンプレート要素格納手順と、
    を実行させるためのテンプレート処理プログラム。
  2. 請求項1記載のテンプレート処理プログラムにおいて、
    前記テンプレート要素取得手順は、
    使用される前記テンプレートパターンとの対応付け情報がそれぞれ組み込まれた前記複数のテンプレート要素を、前記外部サーバから取得し、
    前記テンプレーパターン生成手順は、
    前記テンプレート要素取得手順で取得した前記複数のテンプレート要素のうち少なくとも1つの前記対応付け情報の変更、若しくは、前記対応付け情報を含む新たなテンプレート要素の追加を、行うことにより、前記新たなテンプレートパターンを生成し、
    前記テンプレート要素格納手順は、
    前記対応付け情報の変更が行われた前記少なくとも1つのテンプレート要素、若しくは、前記新たに追加されたテンプレート要素、を含む複数のテンプレート要素を、前記外部サーバへ送信し格納する
    ことを特徴とするテンプレート処理プログラム。
  3. 請求項1又は請求項2記載のテンプレート処理プログラムにおいて、
    前記演算手段に対し、さらに、
    前記テンプレート要素取得手順で取得された前記複数のテンプレート要素に係わる、全ての前記テンプレートパターンの識別情報を、前記表示手段に一覧可能に表示させる第1表示手順と、
    前記第1表示手順において前記表示手段に表示された前記テンプレートパターンの識別情報の中からの、前記操作手段を介した1つのテンプレートパターンの選択操作を受け付ける、選択受付手順と、
    前記テンプレート要素取得手順で取得された複数のテンプレート要素のうち、前記選択受付手順で受け付けた前記選択操作により選択された前記テンプレートパターンに対応したテンプレート要素を割り付けた状態で前記表示手段に表示させる、第2表示手順と、
    を実行させることを特徴とするテンプレート処理プログラム。
  4. 複数のテンプレート要素が所定の配列で割り付けられて構成され、かつ、少なくとも1つの前記テンプレート要素が共通の複数種類のテンプレートパターンを備える、テンプレートを用いて印字ラベルを作成する、印字ラベル作成装置を操作可能に構成された操作端末が実行するテンプレート処理方法であって、
    特定のテンプレートに備えられる全ての前記テンプレートパターンに係わる前記複数のテンプレート要素を、外部サーバから取得するテンプレート要素取得手順と、
    前記テンプレート要素取得手順で取得した前記複数のテンプレート要素のうち少なくとも1つの変更、及び、新たなテンプレート要素の追加、の少なくとも一方を行うことにより、前記特定のテンプレートに係わる新たな前記テンプレートパターンを生成し、新たに前記特定のテンプレートに関連付けるテンプレートパターン生成手順と、
    前記テンプレートパターン生成手順で前記新たなテンプレートパターンの関連付けが行われた後の、前記特定のテンプレートの全ての前記テンプレートパターンに係わる前記複数のテンプレート要素を、前記外部サーバへ送信し格納する、テンプレート要素格納手順と、
    を有することを特徴とするテンプレート処理方法。
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